JPH077635Y2 - ゴム緩衝装置 - Google Patents
ゴム緩衝装置Info
- Publication number
- JPH077635Y2 JPH077635Y2 JP1990027887U JP2788790U JPH077635Y2 JP H077635 Y2 JPH077635 Y2 JP H077635Y2 JP 1990027887 U JP1990027887 U JP 1990027887U JP 2788790 U JP2788790 U JP 2788790U JP H077635 Y2 JPH077635 Y2 JP H077635Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner member
- shock absorber
- rubber shock
- core
- resin layer
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はゴム緩衝装置に関する。このゴム緩衝装置は車
両等に使用するブッシュ、マウントに適用できる。
両等に使用するブッシュ、マウントに適用できる。
[従来の技術] 従来より、ゴム緩衝装置として、第8図に示すように、
円筒状をなす金属製の外側部材100と、外側部材100に内
設された円筒状をなす金属製の内側部材200と、内側部
材200と外側部材100との間に配置されたゴム部材300と
で形成されたものが知られている。
円筒状をなす金属製の外側部材100と、外側部材100に内
設された円筒状をなす金属製の内側部材200と、内側部
材200と外側部材100との間に配置されたゴム部材300と
で形成されたものが知られている。
また、他のゴム緩衝装置として、第9図に示すように、
円筒状をなす金属製の内側部材200の外周に金属製の中
央突部201を設けたものも知られている。
円筒状をなす金属製の内側部材200の外周に金属製の中
央突部201を設けたものも知られている。
[考案が解決しようとする課題] 第8図に示すゴム緩衝装置では、取付け等の関係で、外
側部材100の外径寸法D1、内側部材200の内径寸法D2が規
定されており、更に軸直角方向の静バネ定数の要求に対
処するため、ゴム部材300の肉厚を薄くすることが必要
とされる。そのためこのゴム緩衝装置では、金属製の内
側部材200の肉厚が厚くなり、金属の材料コスト、軽量
化などの面で不利である。さらに内側部材200は切削加
工で形成されるので、生産性の面で不利である。
側部材100の外径寸法D1、内側部材200の内径寸法D2が規
定されており、更に軸直角方向の静バネ定数の要求に対
処するため、ゴム部材300の肉厚を薄くすることが必要
とされる。そのためこのゴム緩衝装置では、金属製の内
側部材200の肉厚が厚くなり、金属の材料コスト、軽量
化などの面で不利である。さらに内側部材200は切削加
工で形成されるので、生産性の面で不利である。
また、第9図に示すゴム緩衝装置では、中央突部201に
より、金属製の内側部材200の肉厚を薄くし軽量化を図
りつつ、軸直角方向のバネ定数の要求値に対処すること
ができる。しかし内側部材200は金属のみで形成されて
いるため、軽量化は必ずしも充分ではない。
より、金属製の内側部材200の肉厚を薄くし軽量化を図
りつつ、軸直角方向のバネ定数の要求値に対処すること
ができる。しかし内側部材200は金属のみで形成されて
いるため、軽量化は必ずしも充分ではない。
本考案は上記した従来のゴム緩衝装置とは異なる方式、
すなわち、軽量化に有利で、さらに生産性、コストの面
でも有利なゴム緩衝装置を提供することを目的とする。
すなわち、軽量化に有利で、さらに生産性、コストの面
でも有利なゴム緩衝装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案のゴム緩衝装置は、筒状の外側部材と、外側部材
に内設された内側部材と、内側部材と外側部材との間に
配置されたゴム部材とで構成され、内側部材は、金属板
を曲成加工して形成され横断面略C形状の芯金具と、芯
金具の内周面側および外周面側に一体的に型成形された
樹脂層とで形成されていることを特徴とするものであ
る。
に内設された内側部材と、内側部材と外側部材との間に
配置されたゴム部材とで構成され、内側部材は、金属板
を曲成加工して形成され横断面略C形状の芯金具と、芯
金具の内周面側および外周面側に一体的に型成形された
樹脂層とで形成されていることを特徴とするものであ
る。
外側部材は一方の物体に支持され、内側部材は他方の物
体に支持される。外側部材、ゴム部材は従来と同一のも
のを採用できる。
体に支持される。外側部材、ゴム部材は従来と同一のも
のを採用できる。
内側部材は芯金具と樹脂層とで形成されている。芯金具
は、内側部材の強度を確保するものである。芯金具は、
金属板を曲成加工して形成され、横断面略C形状をなし
ている。略C形の具体的形状、寸法等は適宜選択でき
る。金属板は鋼系、アルニウム系合金等とすることがで
きる。芯金具の肉厚は内側部材に要求される強度等を考
慮して適宜選択できる。なお、芯金具の表面には、樹脂
層との結合性を高める等のため、凹凸を設けることもで
きる。
は、内側部材の強度を確保するものである。芯金具は、
金属板を曲成加工して形成され、横断面略C形状をなし
ている。略C形の具体的形状、寸法等は適宜選択でき
る。金属板は鋼系、アルニウム系合金等とすることがで
きる。芯金具の肉厚は内側部材に要求される強度等を考
慮して適宜選択できる。なお、芯金具の表面には、樹脂
層との結合性を高める等のため、凹凸を設けることもで
きる。
樹脂層は芯金具の内周面側および外周面側に一体的に型
成形されている。樹脂層は例えば射出成形で形成でき
る。樹脂層を形成する樹脂は熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂とすることができる。例えば、ポリアミド樹脂、ポリ
アセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、フェノール樹脂等を採用できる。樹
脂層は補強材を含有していてもよい。補強材としてはガ
ラス繊維、ウィスカ等を採用できる。繊維、ウィスカを
補強材とした場合には、繊維の配向を適宜選択でき、例
えば樹脂層の周方向あるいは軸方向に配向させることが
できる。
成形されている。樹脂層は例えば射出成形で形成でき
る。樹脂層を形成する樹脂は熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂とすることができる。例えば、ポリアミド樹脂、ポリ
アセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、フェノール樹脂等を採用できる。樹
脂層は補強材を含有していてもよい。補強材としてはガ
ラス繊維、ウィスカ等を採用できる。繊維、ウィスカを
補強材とした場合には、繊維の配向を適宜選択でき、例
えば樹脂層の周方向あるいは軸方向に配向させることが
できる。
[作用] 本考案のゴム緩衝装置では、従来のゴム緩衝装置と同様
に、軸直角方向に荷重が作用した際には、ゴム部材が圧
縮方向および引張り方向に弾性変形しつつ、外側部材と
内側部材とが軸直角方向へ相対変位する。また、軸方向
に荷重が作用した際には、ゴム部材がせん断方向へ弾性
変形しつつ、外側部材と内側部材とが軸方向へ相対変位
する。
に、軸直角方向に荷重が作用した際には、ゴム部材が圧
縮方向および引張り方向に弾性変形しつつ、外側部材と
内側部材とが軸直角方向へ相対変位する。また、軸方向
に荷重が作用した際には、ゴム部材がせん断方向へ弾性
変形しつつ、外側部材と内側部材とが軸方向へ相対変位
する。
本考案のゴム緩衝装置では、内側部材は、金属板を曲成
加工して形成された芯金具と芯金具に一体的に型成形さ
れた樹脂層とで形成されているので、荷重作用時におけ
る内側部材の強度は主として芯金具で得られる。
加工して形成された芯金具と芯金具に一体的に型成形さ
れた樹脂層とで形成されているので、荷重作用時におけ
る内側部材の強度は主として芯金具で得られる。
[実施例] 以下、本考案のゴム緩衝装置を、第1図〜第7図に示し
た実施例に従って説明する。
た実施例に従って説明する。
本実施例のゴム緩衝装置の全体構成は第1図、第2図に
示されている。このゴム緩衝装置は、外側部材1と内側
部材2とゴム部材3とで構成されている。
示されている。このゴム緩衝装置は、外側部材1と内側
部材2とゴム部材3とで構成されている。
外側部材1は肉厚が均一の円筒状鋼管である。
ゴム部材3は円筒状をなし、外側部材1と内側部材2に
加硫接着されている。ゴム部材3と外側部材1の内周面
10との間には周方向にのびる隙間11が形成されている。
加硫接着されている。ゴム部材3と外側部材1の内周面
10との間には周方向にのびる隙間11が形成されている。
内側部材2は厚肉の円筒状をなし、外側部材1に内設さ
れている。内側部材2は芯金具20と樹脂層22とで形成さ
れている。内側部材2は第5図、第6図に示され、芯金
具20は第3図、第4図に示されている。芯金具20は、側
方に切欠20eをもつ横断面略C形状をなしており、鋼板
を曲成加工して形成されている。鋼板の肉厚は芯金具20
の座屈強度(5000kg)を確保するため、4.5mm程度であ
る。樹脂層22は、ガラス繊維を30%含有したポリアミド
樹脂で形成されている。樹脂層22は、芯金具20の内周面
側の内樹脂層22aと、芯金具20の外周面側の外樹脂層22b
と、両者をつなぎ切欠20eを埋める連結部22cとで形成さ
れている。
れている。内側部材2は芯金具20と樹脂層22とで形成さ
れている。内側部材2は第5図、第6図に示され、芯金
具20は第3図、第4図に示されている。芯金具20は、側
方に切欠20eをもつ横断面略C形状をなしており、鋼板
を曲成加工して形成されている。鋼板の肉厚は芯金具20
の座屈強度(5000kg)を確保するため、4.5mm程度であ
る。樹脂層22は、ガラス繊維を30%含有したポリアミド
樹脂で形成されている。樹脂層22は、芯金具20の内周面
側の内樹脂層22aと、芯金具20の外周面側の外樹脂層22b
と、両者をつなぎ切欠20eを埋める連結部22cとで形成さ
れている。
本実施例では第5図に示すように樹脂層22は芯金具20の
軸方向の両端面20a、20bには形成されていない。従って
芯金具20の軸方向の両端面20a、20bは露出している。芯
金具20の軸方向の両端面20a、20bへのワッシャ等の当接
による、樹脂層22の損傷を回避するためである。
軸方向の両端面20a、20bには形成されていない。従って
芯金具20の軸方向の両端面20a、20bは露出している。芯
金具20の軸方向の両端面20a、20bへのワッシャ等の当接
による、樹脂層22の損傷を回避するためである。
本実施例の内側部材2は次のように製造した。まず鋼板
をプレス型で曲成加工し、第3図および第4図に示すよ
うな側方に切欠20eをもつ横断面路C形状の芯金具20を
得る。そして、第7図に示すように分割型40、41と中型
42とからなる成形型4を用い、その芯金具20を成形型4
の横断面リング状のキャビティ43内に配置し、その状態
で成形型4を型締めする。このとき、分割型40、41の型
面40a、41aと芯金具20の外周面との間に隙間43aが形成
され、中型42の型面42aと芯金具20の内周面との間に隙
間43bが形成されている。
をプレス型で曲成加工し、第3図および第4図に示すよ
うな側方に切欠20eをもつ横断面路C形状の芯金具20を
得る。そして、第7図に示すように分割型40、41と中型
42とからなる成形型4を用い、その芯金具20を成形型4
の横断面リング状のキャビティ43内に配置し、その状態
で成形型4を型締めする。このとき、分割型40、41の型
面40a、41aと芯金具20の外周面との間に隙間43aが形成
され、中型42の型面42aと芯金具20の内周面との間に隙
間43bが形成されている。
その状態で成形型4の図略のランナー、ゲートを会し
て、ガラス繊維を含有したポリアミド樹脂をキャビティ
43内に装填し、所定の射出圧力で射出成形を行う。この
とき、芯金具20の外周側の隙間43aに樹脂が装填され、
更に切欠20eを介して芯金具20の内周側の隙間43bにも樹
脂が装填される。
て、ガラス繊維を含有したポリアミド樹脂をキャビティ
43内に装填し、所定の射出圧力で射出成形を行う。この
とき、芯金具20の外周側の隙間43aに樹脂が装填され、
更に切欠20eを介して芯金具20の内周側の隙間43bにも樹
脂が装填される。
本実施例のゴム緩衝装置を使用する際には、外側部材1
を一方の物体であるサスペンションリンクアームに支持
し、内側部材2を他方の物体である車体に係合する。こ
の状態で、軸直角方向に荷重が作用した際には、ゴム部
材3が圧縮方向および引張り方向に弾性変形しつつ、外
側部材1と内側部材2とが軸直角方向へ相対変位する。
また、軸方向に荷重が作用した際には、ゴム部材3がせ
ん断方向へ弾性変形しつつ、外側部材1と内側部材2と
が軸方向へ相対変位する。
を一方の物体であるサスペンションリンクアームに支持
し、内側部材2を他方の物体である車体に係合する。こ
の状態で、軸直角方向に荷重が作用した際には、ゴム部
材3が圧縮方向および引張り方向に弾性変形しつつ、外
側部材1と内側部材2とが軸直角方向へ相対変位する。
また、軸方向に荷重が作用した際には、ゴム部材3がせ
ん断方向へ弾性変形しつつ、外側部材1と内側部材2と
が軸方向へ相対変位する。
本実施例のゴム緩衝装置では、内側部材2は、金属板を
曲成加工して形成された芯金具20と芯金具20に一体的に
型成形された樹脂槽22とで形成されているので、荷重作
用時における内側部材2の座屈強度は主として芯金具20
で得られる。しかも芯金具20に樹脂層22が被覆されてい
るので、芯金具20自体の肉厚が薄くても、樹脂層22の肉
厚を調整すれば、内側部材2全体の肉厚を所望値に規定
できる。そのため芯金具20の肉厚が薄くても、ゴム部材
3の肉厚を所望値に規定でき、軸直角方向における所望
のバネ定数を得ることができる。
曲成加工して形成された芯金具20と芯金具20に一体的に
型成形された樹脂槽22とで形成されているので、荷重作
用時における内側部材2の座屈強度は主として芯金具20
で得られる。しかも芯金具20に樹脂層22が被覆されてい
るので、芯金具20自体の肉厚が薄くても、樹脂層22の肉
厚を調整すれば、内側部材2全体の肉厚を所望値に規定
できる。そのため芯金具20の肉厚が薄くても、ゴム部材
3の肉厚を所望値に規定でき、軸直角方向における所望
のバネ定数を得ることができる。
本実施例のゴム緩衝装置では、内側部材2は芯金具20と
芯金具20に一体的に型成形された樹脂層22とで形成され
ているので、内側部材2の肉厚を維持しつつ、第8図に
示す従来装置に比較して内側部材2の軽量化を図り得
る。
芯金具20に一体的に型成形された樹脂層22とで形成され
ているので、内側部材2の肉厚を維持しつつ、第8図に
示す従来装置に比較して内側部材2の軽量化を図り得
る。
更に本実施例のゴム緩衝装置では、鋼板を曲成加工して
形成した芯金具20はスプリングバック等により寸法精
度、真円度等に限界がある。この点本実施例のゴム緩衝
装置では、芯金具20を成形型4のキャビティ43に配置し
た状態で樹脂を射出成形し、芯金具20を樹脂層22で被覆
するので、内側部材2の内径寸法は中型42の型面42aで
規定され、内側部材2の外径寸法は分割型40、41の型面
40a、41aで規定される。従って芯金具20の寸法精度、真
円度が多少低下していても、これを樹脂層22で吸収で
き、よって内側部材2の寸法精度、真円度などを確保で
きる。
形成した芯金具20はスプリングバック等により寸法精
度、真円度等に限界がある。この点本実施例のゴム緩衝
装置では、芯金具20を成形型4のキャビティ43に配置し
た状態で樹脂を射出成形し、芯金具20を樹脂層22で被覆
するので、内側部材2の内径寸法は中型42の型面42aで
規定され、内側部材2の外径寸法は分割型40、41の型面
40a、41aで規定される。従って芯金具20の寸法精度、真
円度が多少低下していても、これを樹脂層22で吸収で
き、よって内側部材2の寸法精度、真円度などを確保で
きる。
しかも芯金具20を得る際に鋼板を曲成加工するので、芯
金具を切削加工で得る場合に比較して、芯金具20の生産
性も良く、低コスト化に有利である。
金具を切削加工で得る場合に比較して、芯金具20の生産
性も良く、低コスト化に有利である。
なお、ゴム緩衝装置を製造するにあたり、金属製の筒状
の外側部材1、ゴム部材3、芯金具20を成形型のキャビ
ティ内に配置し、その状態で樹脂をキャビティ内に装填
し射出成形を行ない、樹脂層22を型成形し、これによ
り、射出圧力でゴム部材3をこれの肉厚方向へ絞って圧
縮させるようにしてもよい。
の外側部材1、ゴム部材3、芯金具20を成形型のキャビ
ティ内に配置し、その状態で樹脂をキャビティ内に装填
し射出成形を行ない、樹脂層22を型成形し、これによ
り、射出圧力でゴム部材3をこれの肉厚方向へ絞って圧
縮させるようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案のゴム緩衝装置によれば、内側部材は芯金具と芯
金具に一体的に型成形された樹脂層とで形成されている
ので、内側部材の肉厚を維持しつつ、内側部材の軽量化
を図り得、そのため車両等に装備するのに有利である。
金具に一体的に型成形された樹脂層とで形成されている
ので、内側部材の肉厚を維持しつつ、内側部材の軽量化
を図り得、そのため車両等に装備するのに有利である。
金属板を曲成加工して形成した芯金具はスプリングバッ
ク等により寸法精度、真円度等に限界がある。この点本
考案のゴム緩衝装置では、樹脂層を型成形で芯金具に被
覆するので、内側部材の内径寸法、内側部材の外径寸法
は型の型面で規定され、従って芯金具のスプリングバッ
ク等の影響を直接受けずに、内側部材の寸法精度、真円
度を良好に維持し得る。
ク等により寸法精度、真円度等に限界がある。この点本
考案のゴム緩衝装置では、樹脂層を型成形で芯金具に被
覆するので、内側部材の内径寸法、内側部材の外径寸法
は型の型面で規定され、従って芯金具のスプリングバッ
ク等の影響を直接受けずに、内側部材の寸法精度、真円
度を良好に維持し得る。
本考案のゴム緩衝装置によれば、金属板を曲成加工した
芯金具を用いているので、芯金具を切削加工で得る場合
に比較して、生産性も良く、低コスト化に有利である。
芯金具を用いているので、芯金具を切削加工で得る場合
に比較して、生産性も良く、低コスト化に有利である。
第1図〜第7図は本考案の実施例を示し、第1図はゴム
緩衝装置の縦断面図、第2図はゴム緩衝装置の横断面
図、第3図は一部断面にした芯金具の側面図、第4図は
芯金具の横断面図、第5図は内側部材の縦断面図、第6
図は内側部材の横断面図、第7図は内側部材の樹脂層を
成形型で型成形する状態を示す断面図である。 第8図および第9図はそれぞれ従来のゴム緩衝装置の縦
断面図である。 図中、1は外側部材、2は内側部材、20は芯金具、22は
樹脂層、3はゴム部材を示す。
緩衝装置の縦断面図、第2図はゴム緩衝装置の横断面
図、第3図は一部断面にした芯金具の側面図、第4図は
芯金具の横断面図、第5図は内側部材の縦断面図、第6
図は内側部材の横断面図、第7図は内側部材の樹脂層を
成形型で型成形する状態を示す断面図である。 第8図および第9図はそれぞれ従来のゴム緩衝装置の縦
断面図である。 図中、1は外側部材、2は内側部材、20は芯金具、22は
樹脂層、3はゴム部材を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】筒状の外側部材と、該外側部材に内設され
た内側部材と、該内側部材と該外側部材との間に配置さ
れたゴム部材とで構成され、 該内側部材は、金属板を曲成加工して形成され横断面略
C形状の芯金具と、該芯金具の内周面側および外周面側
に一体的に型成形された樹脂層とで形成されていること
を特徴とするゴム緩衝装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990027887U JPH077635Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | ゴム緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990027887U JPH077635Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | ゴム緩衝装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118334U JPH03118334U (ja) | 1991-12-06 |
JPH077635Y2 true JPH077635Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31530719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990027887U Expired - Lifetime JPH077635Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | ゴム緩衝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077635Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP1990027887U patent/JPH077635Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03118334U (ja) | 1991-12-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |