JPH0776358A - 再充填防止容器 - Google Patents
再充填防止容器Info
- Publication number
- JPH0776358A JPH0776358A JP22541593A JP22541593A JPH0776358A JP H0776358 A JPH0776358 A JP H0776358A JP 22541593 A JP22541593 A JP 22541593A JP 22541593 A JP22541593 A JP 22541593A JP H0776358 A JPH0776358 A JP H0776358A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- check valve
- take
- port
- out port
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造を複雑にすることなく、再充填を防止す
ること。 【構成】 充填物取出し口5に容器内部より容器外部へ
向かう流体の流れのみを許す逆止弁13を設ける。
ること。 【構成】 充填物取出し口5に容器内部より容器外部へ
向かう流体の流れのみを許す逆止弁13を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は再充填防止容器に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】各種容器に於いて、保全のために、また
容器より収容物(充填物)を供給されて作動する装置の
正常作動を保証する等のために、一度、正規の収容物が
容器内に充填され、これが容器より取り出されて容器が
空になった時に、この容器に正規の充填物以外のものが
再充填されることを防止する再充填防止構造を容器に組
み込むことは従来より行われており、これは再充填防止
容器と称されている。
容器より収容物(充填物)を供給されて作動する装置の
正常作動を保証する等のために、一度、正規の収容物が
容器内に充填され、これが容器より取り出されて容器が
空になった時に、この容器に正規の充填物以外のものが
再充填されることを防止する再充填防止構造を容器に組
み込むことは従来より行われており、これは再充填防止
容器と称されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来より知られている
再充填防止容器は、各々所期の目的を達成するが、しか
し構造が複雑になり、特に使い捨ての容器としてはそぐ
わない。
再充填防止容器は、各々所期の目的を達成するが、しか
し構造が複雑になり、特に使い捨ての容器としてはそぐ
わない。
【0004】本発明は、従来の再充填防止容器に於ける
上述の如き問題点に着目してなされたものであり、構造
を複雑にすることがなく、再充填防止の確実性に優れ、
使い捨ての容器として使用され得る再充填防止容器を提
供することを目的としている。
上述の如き問題点に着目してなされたものであり、構造
を複雑にすることがなく、再充填防止の確実性に優れ、
使い捨ての容器として使用され得る再充填防止容器を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、充填物取出し口に容器内部より容器外部へ
向かう流体の流れのみを許す逆止弁が設けられているこ
とを特徴とする再充填防止容器によって達成される。
明によれば、充填物取出し口に容器内部より容器外部へ
向かう流体の流れのみを許す逆止弁が設けられているこ
とを特徴とする再充填防止容器によって達成される。
【0006】
【作用】上述の如き構成によれば、容器内部の充填物を
充填物取出し口より容器外部へ取り出すことはできる
が、逆止弁の逆止作用により充填物取出し口より容器内
部へ充填物を再充填することはできない。また逆止弁は
容器の不使用時や運搬時に充填物取出し口を閉じるキャ
ップとしても機能する。
充填物取出し口より容器外部へ取り出すことはできる
が、逆止弁の逆止作用により充填物取出し口より容器内
部へ充填物を再充填することはできない。また逆止弁は
容器の不使用時や運搬時に充填物取出し口を閉じるキャ
ップとしても機能する。
【0007】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。
ついて詳細に説明する。
【0008】図1は本発明による再充填防止容器の一実
施例を示している。図1に於いて、符号1はプラスチッ
クスなどにより成形された容器本体を示している。容器
本体1は、図にて上側の端部を端壁3により閉じられた
筒状をなし、端壁3に充填物取出し口5を有している。
施例を示している。図1に於いて、符号1はプラスチッ
クスなどにより成形された容器本体を示している。容器
本体1は、図にて上側の端部を端壁3により閉じられた
筒状をなし、端壁3に充填物取出し口5を有している。
【0009】容器本体1内には可動底板をなすプラスチ
ックス製のピストン部材7が軸線方向に移動可能に内接
嵌合しており、このピストン部材7と端壁3との間に収
容室9が郭定されている。収容室9は充填物取出し口5
と連通している。
ックス製のピストン部材7が軸線方向に移動可能に内接
嵌合しており、このピストン部材7と端壁3との間に収
容室9が郭定されている。収容室9は充填物取出し口5
と連通している。
【0010】充填物取出し口5にはリード弁体11によ
る合成樹脂製の逆止弁13が逆止爪15により取り外し
不能に嵌合装着されている。逆止弁13は、リード弁体
11が弁座部16に当接することにより、容器外部より
容器内部、即ち収容室9への流体の流れを禁止して収容
室9より容器外部へ向かう流体の流れのみを許す。
る合成樹脂製の逆止弁13が逆止爪15により取り外し
不能に嵌合装着されている。逆止弁13は、リード弁体
11が弁座部16に当接することにより、容器外部より
容器内部、即ち収容室9への流体の流れを禁止して収容
室9より容器外部へ向かう流体の流れのみを許す。
【0011】充填物取出し口5は、ねじ構造になってお
り、充填物取出し用の吸引ポンプ17の吸引口19に着
脱可能に接続される。
り、充填物取出し用の吸引ポンプ17の吸引口19に着
脱可能に接続される。
【0012】吸引ポンプ17はピスント21による往復
動式のポンプであり、吐出口23に吐出側の逆止ポンプ
弁25を有している。この場合、逆止弁13は吸引ポン
プ17の吸引側の逆止ポンプ弁として機能し、吸引ポン
プ17には吸引側の逆止ポンプ弁が特別に設けられなく
てよい。
動式のポンプであり、吐出口23に吐出側の逆止ポンプ
弁25を有している。この場合、逆止弁13は吸引ポン
プ17の吸引側の逆止ポンプ弁として機能し、吸引ポン
プ17には吸引側の逆止ポンプ弁が特別に設けられなく
てよい。
【0013】上述の如き構成によれば、充填物取出し口
5が吸引ポンプ17の吸引口19に接続され、ピスント
21が往復動することにより、収容室9内の充填物が充
填物取出し口5より逆止弁13を押し開いて容器外部へ
取り出される。
5が吸引ポンプ17の吸引口19に接続され、ピスント
21が往復動することにより、収容室9内の充填物が充
填物取出し口5より逆止弁13を押し開いて容器外部へ
取り出される。
【0014】しかし、充填物取出し口5より収容室9内
に充填物を再充填しようしても、逆止弁13の逆止作用
により充填物取出し口5より容器内部へ充填物を再充填
することはできない。
に充填物を再充填しようしても、逆止弁13の逆止作用
により充填物取出し口5より容器内部へ充填物を再充填
することはできない。
【0015】なお、収容室9内に対する正規の初期充填
は、充填物取出し口5に逆止弁13が装着されていない
状態にて行われればよく、この初期充填後に逆止弁13
が逆止爪15により充填物取出し口5に取り外し不能に
嵌合装着されればよい。またこの逆止弁13は、充填物
取出し口5よりの離脱防止をより確実にするために、充
填物取出し口5に溶着、接着されてもよい。
は、充填物取出し口5に逆止弁13が装着されていない
状態にて行われればよく、この初期充填後に逆止弁13
が逆止爪15により充填物取出し口5に取り外し不能に
嵌合装着されればよい。またこの逆止弁13は、充填物
取出し口5よりの離脱防止をより確実にするために、充
填物取出し口5に溶着、接着されてもよい。
【0016】本発明による再充填防止容器に使用される
逆止弁13はリード弁式のものに限られることはなく、
逆止弁13は、図2に示されている如く、ばね27によ
り閉弁方向へ付勢されたボール弁体29によるボール式
のものであってもく、この場合も、ボール弁体29が弁
座部31に着座することにより、容器外部より収容室9
への流体の流れが禁止され、収容室9より容器外部へ向
かう流体の流れのみが許される。
逆止弁13はリード弁式のものに限られることはなく、
逆止弁13は、図2に示されている如く、ばね27によ
り閉弁方向へ付勢されたボール弁体29によるボール式
のものであってもく、この場合も、ボール弁体29が弁
座部31に着座することにより、容器外部より収容室9
への流体の流れが禁止され、収容室9より容器外部へ向
かう流体の流れのみが許される。
【0017】したがって、この実施例においても上述の
実施例と同様の作用、効果が得られる。
実施例と同様の作用、効果が得られる。
【0018】また本発明による再充填防止容器は、上述
の如き可動ピストン式のシリンダ容器に限定されること
はなく、可撓性容器など、種々の形態の容器において適
用され得るものである。
の如き可動ピストン式のシリンダ容器に限定されること
はなく、可撓性容器など、種々の形態の容器において適
用され得るものである。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による再充填防止容器によれば、充填物取出し口に設け
られた逆止弁の逆止作用により、逆止弁の付加のみで、
構造を複雑にすることなく、充填物取出し口より容器内
部へ充填物を再充填することが確実に防止される。
による再充填防止容器によれば、充填物取出し口に設け
られた逆止弁の逆止作用により、逆止弁の付加のみで、
構造を複雑にすることなく、充填物取出し口より容器内
部へ充填物を再充填することが確実に防止される。
【0020】また充填物取出し口に設けられた逆止弁
は、所定の閉弁圧をもって閉弁し、自然状態にては閉弁
状態を維持することにより、構造容器の不使用時や運搬
時に充填物取出し口を閉じるキャップとしても機能し、
キャップの省略が可能になる。また充填物取出し口に設
けられた逆止弁は、再充填防止容器がポンプに接続され
て充填物の取出しを行われる場合、そのポンプの吸引側
のポンプ弁としても機能し、ポンプの吸引口にポンプ弁
を設ける必要がなくなる。
は、所定の閉弁圧をもって閉弁し、自然状態にては閉弁
状態を維持することにより、構造容器の不使用時や運搬
時に充填物取出し口を閉じるキャップとしても機能し、
キャップの省略が可能になる。また充填物取出し口に設
けられた逆止弁は、再充填防止容器がポンプに接続され
て充填物の取出しを行われる場合、そのポンプの吸引側
のポンプ弁としても機能し、ポンプの吸引口にポンプ弁
を設ける必要がなくなる。
【図1】本発明による再充填防止容器の一実施例を示す
縦断面図。
縦断面図。
【図2】本発明による再充填防止容器の他の実施例を示
す縦断面図。
す縦断面図。
1 容器本体 3 端壁 5 充填物取出口 7 ピストン部材 9 収容室 11 リード弁体 13 逆止弁 17 吸引ポンプ 29 ボール弁体
Claims (1)
- 【請求項1】 充填物取出し口に容器内部より容器外部
へ向かう流体の流れのみを許す逆止弁が設けられている
ことを特徴とする再充填防止容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22541593A JPH0776358A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 再充填防止容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22541593A JPH0776358A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 再充填防止容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0776358A true JPH0776358A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16829017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22541593A Pending JPH0776358A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 再充填防止容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0776358A (ja) |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP22541593A patent/JPH0776358A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010824 |