JPH0775748B2 - 缶の巻締部加熱装置 - Google Patents

缶の巻締部加熱装置

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JPH0775748B2
JPH0775748B2 JP4191797A JP19179792A JPH0775748B2 JP H0775748 B2 JPH0775748 B2 JP H0775748B2 JP 4191797 A JP4191797 A JP 4191797A JP 19179792 A JP19179792 A JP 19179792A JP H0775748 B2 JPH0775748 B2 JP H0775748B2
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忠治 宇田川
俊昭 安川
辰雄 久米
裕信 福永
清文 松
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Osaka Gas Co Ltd
Honshu Seikan Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、18リットル缶等の缶
の上下の蓋と缶胴壁との巻締部を加熱する装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】通常、18リットル缶の上下の蓋と缶胴
壁との巻締部は、専用巻締機で巻き締め加工して封止し
ている。この場合、単に巻き締めただけではシ−ルが不
完全であるため、樹脂製の接着剤が使用されている。
【0003】この樹脂製の接着剤を使用する場合は、巻
き締め加工前に缶の上下の蓋と缶胴壁との巻締部に樹脂
製の接着剤が塗布され、巻き締め加工後、巻締部分をバ
−ナで加熱して接着剤を溶着させている。
【0004】この加熱条件は、非常に厳しいもので、例
えば、巻締部分を5秒間で240℃迄昇温させ得ること
(180℃なら2分間、200℃なら1分間)とされ、
しかも、巻締部分から3.5mm離れた位置での缶の温
度が140℃以下であることとされているため、加熱装
置の設計が難しい。
【0005】従来、上記巻締部分を加熱する装置とし
て、図6に示す様に、缶(a)を横に寝かせてコンベア
(b)で搬送し、搬送途中に設置したバ−ナ(c)で両
側を下方から加熱するようにしたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の方式は、要求さ
れる加熱条件をバ−ナ(c)側で達成することは比較的
容易であるが、缶(a)の横ずれや送り方向への傾きな
どの位置ずれが生じ易く、僅かでも位置ずれがあると、
缶(a)の端部の巻締部分が正しくバ−ナ(c)で加熱
できなくなるのみならず、缶(a)の胴壁の好ましくな
い部分を加熱することになり、塗装の変色等を引き起こ
す欠点があった。
【0007】また、上記の方式は、缶(a)の四辺を順
次下向きに回転させて加熱させる必要があるから、コン
ベア(b)による加熱ラインが四工程分必要となり、長
大化する欠点があった。
【0008】さらに、上記の方式は、コンベア(b)の
搬送中に缶(a)を回転腕等で順次下向きに回転させる
必要があるため、回転腕等で缶(a)の塗装等を損傷さ
せる欠点があった。
【0009】なお、缶(a)の両側上辺にもバ−ナ
(c)を設置して加熱させれば加熱ラインが2工程分で
済むように考えられるが、これであると、上辺側のバ−
ナ(c)の温度コントロ−ルが難しく下側のバ−ナ
(c)との間で加熱条件に差が生じる欠点がある。
【0010】そこで、缶(a)を直立させて搬送するこ
とが検討され、種々の加熱装置が試作された。この場
合、基本的には、バ−ナ(c)は、炎を横向きに噴出す
るものを缶(a)の上下端部に対向して設置することに
なるが、炎を横向きに噴出するタイプのバ−ナは、炎の
先端が上向きに曲がりやすいため、缶(a)の巻締部分
だけを狭い範囲で正確に加熱させることが難しい。例え
ば、ラインバ−ナが、この種の用途には向いているが、
このラインバ−ナは、炎が帯状に出るため指向性が乏し
く炎の先端が上向きに曲がりやすいとともに炎長さも短
いために缶(a)の巻締部分だけを狭い範囲で正確に加
熱させることが難しく、不要部まで加熱する恐れがあ
り、この場合の加熱装置には不適当と考えられた。その
ため、不要部を加熱させないようにバ−ナノズルを缶
(a)の巻締部分からできるだけ離して燃焼を完結した
炎の先端の点状態部分のみを当て得るタイプのバ−ナが
良いと考えられた。このようなタイプのバ−ナとして、
単炎孔バ−ナを1列に並べて設置することが考えられ
た。
【0011】しかし、単炎孔バ−ナは、炎の指向性が強
く、これがため、却って隣接バ−ナ間の火移りが悪く、
自動着火方式の採用を困難にしている。勿論、個々の単
炎孔バ−ナに自動着火器を設置すればよいが、それで
は、非常に高価となる欠点がある。
【0012】また、単炎孔バ−ナを採用した場合でも、
缶(a)の下端側のバ−ナの必要部加熱後の熱気が上昇
して缶(a)の胴部を加熱し、印刷を焦がしたり変色さ
せるなどの欠点があった。
【0013】なお、従来、缶を直立させてコンベアで搬
送し、この搬送路の両側にバ ーナを配置して缶の巻締部
を加熱する装置が特開昭50−124868号 公報で開
示されているが、この装置は、缶の下端側のバーナの加
熱後の熱 気が缶の胴壁に沿って上昇し、缶の不要部を加
熱損傷(印刷を変色させた り、ラベルを焦がす等)させ
る欠点があった。本発明は、従来の加熱装置の上記欠点
に鑑みて鋭意研究の結果、完成されたもので、その目的
とするところは、缶の不要部の加熱損傷を防止し、
つ、バーナ及び排気吸引ダクトの先端形状を単純で簡単
なものとし得る ようになし、その設置を容易化すると共
に、缶の巻締部を均一に加熱させ ることができ、缶とバ
ーナとの位置ずれの発生を極力減少させ、加熱ラインの
長さを半減させることができる加熱装置を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、略四辺形の缶を直立させ、かつ、 対向する
二辺を搬送方向に平行にして搬送するコンベアと、コン
ベアで搬送される缶の上下端部に対向してコンベアの搬
送路両側に平行に設置され、炎の長さを一様としたバー
ナと、缶の上端側のバーナより下方で、かつ 下端側の
バーナの直上に設置された排気吸引ダクトとで缶の巻締
部加熱装置を構成した。
【0015】また、本発明は、上記バ−ナを2工程分設
置し、その間に、缶を垂直軸線の回りで90゜回転させ
る方向変換手段を設置した。
【0016】上記各バーナは、コンベアの搬送方向に複
のブロックに分割して設置した。
【0017】さらに、本発明は、コンベアの搬送路の下
部に沿って磁気吸着力発生手段を設置した。
【0018】また、上記各バーナは、火炎の噴出孔を直
線状に配列したラインバーナで構成され、両端部に自動
着火器を有し、かつ、中央部に炎検知器を備えている。
【0019】
【作用】缶を直立させて搬送するため、缶の上下位置を
簡単かつ正確に維持させることができ、しかも、缶の胴
壁を損傷させない。また、バーナをコンベアで搬送され
る缶の上下端部に対向してコンベアの搬送路両側に設置
したため、加熱ラインを2工程に短縮できる。さらに、
缶の下端側のバーナ 上に排気吸引ダクトを設置した
ため、余分な熱気の上昇(リフロー現象)による缶の胴
壁の加熱を防止できる。上記バーナを2工程分設置し、
その間に、缶を垂直軸線の回りで90°回転させる方向
変換手段を設置したため、缶の両端部の巻締部の加熱を
同時に自動的に連続して行なわせることができる。ま
た、上記各バーナは、コンベアの搬送方向に複数のブロ
に分割して設置したため、熱の伸びや歪みの累積に
よるバーナの反り変形を防止でき、バーナと缶との距離
の変化や位置ずれを防止できる。さらに、コンベアの搬
送路の下部に沿って磁気吸着力発生手段を設置したた
め、缶の横方向の位置ずれが防止される。上記各バーナ
は、火炎の噴出孔を 直線状に配列したラインバーナで構
成され、両端部に自動着火器を有し、かつ、中央部に炎
検知器を備えているため、前工程や後工程でトラブルが
発生した場合などでコンベアが停止した際、同時にバー
ナを自動的に消火させ、再起動時にバーナを自動的に着
火させることができる。また、ラインバーナは、火移り
性が良いため、自動着火器をバーナの両側に設けるだけ
で自動的に着火させることができ、かつ、自動着火器を
バーナの両側に設けたため、一方が着火ミスを生じても
他方で救済させることができる。さらに、ラインバーナ
の中央部に炎検知器を設置したため、着火ミスの発生
時、ラインバーナへの燃料の供給を自動的に停止させる
ことができる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明装置の概略構成を示す斜視
図、図2は、概略平面図、図3は、要部側面図であっ
て、(a)は缶、(b)はコンベア、(c)はバ−ナ、
(d)は排気吸引ダクト、(e)は方向変換手段、
(f)は磁気吸着力発生手段、(g)は自動着火器、
(h)は炎検知器を示している。
【0021】コンベア(b)は、缶(a)を直立させて
搬送するもので、搬送路両側にガイド(図示省略)が設
置され、缶(a)の横方向の位置決めが行なわれる。缶
(a)は、コンベア(b)に載置して搬送されることに
より、上下方向の位置決めが行なわれる。
【0022】バ−ナ(c)は、コンベア(b)で搬送さ
れる缶(a)の上下端部に対向してコンベア(b)の搬
送路両側に設置される。バ−ナ(c)の種類は、ライン
バ−ナであって、図3に示すように、矩形状のチャンバ
−(1)の前面側に炎孔を1列で形成し、その上下に保
炎金網を具備させたバ−ナプレ−ト(2)が設置してあ
る。また、このバ−ナ(c)は、コンベア(b)の搬送
方向に所定の長さで設置される。この長さは、例えば、
5秒間で240℃に加熱する場合では、缶(a)がコン
ベア(b)により5秒間に進む長さに設定され、かつ、
その間に缶(a)の巻締部分(3)が240℃になるよ
うにバ−ナインプット量(Kcal/h)が設定される。この
ように長さが長くなると、熱の伸びや歪みの累積により
バ−ナ(c)に無視できない反りが発生するため、これ
を極力防止させるために、バ−ナ(c)はコンベア
(b)の搬送方向に複数に分割して設置され、かつ、そ
れぞれのバ−ナ(c)は、図3に示すように、機台
(4)に対して、水平方向と高さ方向とにボルト(5)
(6)を介して調整可能に支持されている。そして、バ
−ナ(c)の周囲には、断熱材(図示省略)が取り付け
られており、熱が機台(4)などへ伝わらないようにし
ている。缶(a)の上下左右の各バ−ナ(c)へは、そ
れぞれ混合ガスヘッダ−管(7)から分岐管(8)を介
して混合ガスが供給される。混合ガスの供給量は、バ−
ナインプット量(Kcal/h)によって設定される。隣接す
る各バ−ナ(c)の火移り性を良くするため、前面周囲
の仕切り壁のうち隣り合う部分の仕切り壁を除去してい
る。そしてこれら複数に分割されたバ−ナ(c)の両端
部に図4に示すように、自動着火器(g)を設置し、か
つ、その中央部に炎検知器(h)を設置している。自動
着火器(g)は、電気を通電することによりスパ−クを
反復発生するものが使用される。自動着火器(g)の電
気回路は、バ−ナ(c)の着火時に所定時間だけ通電さ
れ、また、炎検知器(h)は、バ−ナ(c)の着火時の
着火の確認及びバ−ナ(c)の点火中の不測の立ち消え
を防止させるものである。
【0023】排気吸引ダクト(d)は、図3に最もよく
示すように、缶(a)の下端側のバ−ナ(c)上にバ−
ナ(c)と同じ長さで設置される。この排気吸引ダクト
(d)は、内部を仕切り板によりコンベア(b)の搬送
方向に複数に分割され、各分割室は、排気ヘッダ−管
(9)に耐熱メタル製の分岐ダクト(10)で連通され、
排気ヘッダ−管(9)は、排気ブロア−(11)に接続さ
れている。分岐ダクト(10)には、排気調節用ダンパ−
(12)が設けてある。排気吸引ダクト(d)は、前面開
口部にパンチングメタル等の偏流防止板(13)が取り付
けてあり、また、上面には、缶(a)に向けて庇状に伸
びる熱遮断板(14)が取り付けてある。排気ブロア−
(11)は、バ−ナ(c)の点火中、継続して運転され、
バ−ナ(c)の消火中は停止される。この排気吸引ダク
ト(d)は、缶(a)の下端側の巻締部分(3)を加熱
した後のバ−ナ(c)の熱気を吸引して排気し、缶
(a)の胴部等が加熱されることを防止するものであ
る。従って、缶(a)の上端側のバ−ナ(c)には、こ
のような手段は不要である。
【0024】コンベア(b)の搬送路の下部中央に沿っ
て、図3に示すように、磁気吸着力発生手段(f)が機
台(4)に固定的に設置してある。磁気吸着力発生手段
(f)は、電磁石方式でも良いが、本実施例では永久磁
石が使用されており、缶(a)の底面に近接させて非接
触で設置してある。これによって、缶(a)の搬送中の
横ずれを防止させている。
【0025】バ−ナ(c)は、図1、図2に示すよう
に、第1加熱工程(15)と第2加熱工程(16)とをコン
ベア(b)の搬送路に沿って設置し、その間に、缶
(a)を垂直軸線の回りで90゜回転させる方向変換手
段(e)を設置している。この方向変換手段(e)は、
例えば、図5に示すように、補助コンベア(17)に旋回
・昇降機構(18)を介して回転台(19)が等間隔で取り
付けられ、第1加熱工程(15)で加熱された缶(a)が
コンベア(b)で送られてくると、これと同調移動して
補助コンベア(17)が駆動され、回転台(19)が缶
(a)の底に当接して若干上昇しつつ90゜回転し、缶
(a)の方向を変換する。この際、若干上昇することに
より、缶(a)を元のコンベア(b)から持ち上げて回
転を可能にしている。この回転台(19)には、磁石が埋
め込まれており、缶(a)への回転力の伝達が確実に行
なわれるようにしている。また、缶(a)が惰性で回り
すぎないようにするため、回転台(19)の上面には、ゴ
ムが張設されている。回転台(19)が缶(a)を90゜
回転させ終わると、補助コンベア(17)が下方へ移行す
るため、缶(a)は、元のコンベア(b)へ自動的に移
載される。
【0026】本発明の加熱装置の実施例は以上の構成か
らなり、次に、その動作を説明する。前工程、例えば、
巻き締め工程で巻締部が封止された缶(a)がコンベア
(b)で直立状態で第1加熱工程(15)へ搬送されてく
ると、バ−ナ(c)が缶(a)の上下端部の巻締部分
(3)を同時に両側から加熱する。下端側のバ−ナ
(c)に対しては、排気吸引ダクト(d)が設けてある
ため、缶(a)の胴部が加熱されることはない。また、
缶(a)の上下方向の位置決めは、コンベア(b)によ
って行なわれ、水平方向の位置ずれは、磁気吸着力発生
手段(f)によって行なわれる。第1加熱工程(15)で
の加熱が終了すると、方向変換手段(e)で90゜方向
変換が行なわれ、第2加熱工程(16)で残りの部分の加
熱が行なわれる。そして、次工程へ搬送される。各缶
(a)について、順次、同様な加熱が行なわれる。もし
も、前工程などでトラブルが発生すると、コンベア
(b)が停止され、これと同時に、バ−ナ(c)も自動
的に消火される。そして、トラブルが解消すると、コン
ベア(b)が再起動され、これと同時に、バ−ナ(c)
の自動着火器(g)による着火が行なわれる。
【0027】上記した実施例は、本発明の1例であっ
て、本発明はこれに制約されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された範囲と同等の意味と範囲内におい
て、種々改変して実施することが可能である。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、缶の搬送の向
きを特定したコンベアと、炎の 長さを特定したバーナ
と、取付位置を缶の上端側のバーナより下方で、か つ、
下端側のバーナの直上に設置した排気吸引ダクトとを組
み合わせたこ とにより、下端側のバーナで缶の下端の対
向する二辺を加熱した後の熱気 を直ちに吸引して除去す
ることができ、該熱気の上昇による不必要部分の 加熱損
傷を確実に防止することができ、例えば、缶の胴壁に施
される印刷 の変色や貼付ラベルの焦付き等の損傷を確実
に防止することができる。 しかも、コンベアに対する缶
の向きを、缶の対向する二辺の上下端部を コンベアの搬
送方向に平行な状態で搬送させたから、バーナ及び排気
吸引 ダクトの先端形状を搬送方向に平行な直線状の簡単
な形状とすることがで き、しかも、バーナの炎の長さを
一様としたから、缶の対向する二辺の上 下端部に対する
加熱作用を各部均一にすることが容易化できると共に、
気吸引ダクトによる下端側のバーナの加熱後の熱気の
吸引除去作用をも容 易に均一化することができる。
【0029】請求項2の発明によれば、缶の巻締部の加
熱作業を全自動とできる。
【0030】請求項3の発明によれば、バ−ナの熱変形
による加熱条件の変化を防止できる。
【0031】請求項4の発明によれば、缶の位置ずれが
防止され、常に良好な加熱条件を維持できる。
【0032】請求項5の発明によれば、トラブル等で加
熱作業を中断したのち、加熱作業を再開する際は勿論、
バ−ナの着火を自動化でき、着火ミスを減少させ得ると
ともに着火ミスを検知して着火ミスに起因する事故を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の1実施例を示す概略斜視図。
【図2】本発明装置の1実施例を示す概略平面図。
【図3】本発明装置の要部側面図。
【図4】本発明装置のバ−ナの概略正面図。
【図5】本発明装置の方向変換手段の1例を示す概略側
面図。
【図6】従来装置の代表例を示す概略斜視図。
【符号の説明】
a 缶 b コンベア c バ−ナ d 排気吸引ダクト e 方向変換手段 f 磁気吸着力発生手段 g 自動着火器 h 炎検知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久米 辰雄 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 福永 裕信 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 松 清文 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−124868(JP,A) 特開 平4−3720(JP,A) 特公 昭55−13824(JP,B1)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略四辺形の缶を直立させ、かつ、対向す
    る二辺を搬送方 向に平行にして搬送するコンベアと、コ
    ンベアで搬送される缶の上下端部に対向してコンベアの
    搬送路両側に平行に設置され、炎の長さを一様とし
    ーナと、缶の上端側のバーナより下方で、かつ、下端側
    のバーナの直上に設置された排気吸引ダクトとからなる
    ことを特徴とする缶の巻締部加熱装置。
  2. 【請求項2】 バーナを2工程分設置し、その間に、缶
    を垂直軸線の回りで90°回転させる方向変換手段を設
    置したことを特徴とする請求項1に記載の缶の巻締部加
    熱装置。
  3. 【請求項3】 各バーナは、コンベアの搬送方向に複数
    のブロックに分割して設置したことを特徴とする請求項
    1または2に記載の缶の巻締部加熱装置。
  4. 【請求項4】 コンベアの搬送路の下部に沿って磁気吸
    着力発生手段を設置したことを特徴とする請求項1、2
    または3に記載の缶の巻締部加熱装置。
  5. 【請求項5】 各バーナは、火炎の噴出孔を直線状に配
    列したラインバーナで構成され、両端部に自動着火器を
    有し、かつ、中央部に炎検知器を備えていることを特徴
    とする請求項1、2、3または4に記載の缶の巻締部加
    熱装置。
JP4191797A 1992-07-20 1992-07-20 缶の巻締部加熱装置 Expired - Lifetime JPH0775748B2 (ja)

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JPS5437557B2 (ja) * 1974-03-20 1979-11-15
JP2769381B2 (ja) * 1990-04-20 1998-06-25 北海製罐株式会社 缶体の搬送装置

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