JPH0775745A - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JPH0775745A
JPH0775745A JP5223398A JP22339893A JPH0775745A JP H0775745 A JPH0775745 A JP H0775745A JP 5223398 A JP5223398 A JP 5223398A JP 22339893 A JP22339893 A JP 22339893A JP H0775745 A JPH0775745 A JP H0775745A
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JP
Japan
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dust collecting
dust
electrode plate
air
ultraviolet lamp
Prior art date
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Application number
JP5223398A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Kato
敏之 加藤
Kazuya Okada
一也 岡田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気集塵エレメント2の集塵極板22に捕集し
た塵埃粒子に、雑菌が繁殖するのを防止することができ
る空気清浄装置を提供する。 【構成】集塵極板22の一側面に沿って、殺菌用の紫外
線を発する紫外線ランプ3を配置した。集塵極板22の
各集塵部22bに、上記紫外線ランプ3からの紫外線
を、各集塵部22bに導く多数の貫通孔Hを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気集塵エレメント
を装備した空気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
たばこの煙、花粉、かび、細菌などの空気中の塵埃粒子
を吸着除去する空気清浄装置として、電気集塵エレメン
トを装備したものが提供されており、この電気集塵エレ
メントとして、筒状の集塵部を多数形成したハニカム型
の集塵極板を備え、この集塵極板の各集塵部に、空気中
の塵埃粒子をイオンシャワーによって帯電させる放電針
を導入した、いわゆるハニカム型のものが普及してい
る。このハニカム型の電気集塵エレメントによれば、空
気中の塵埃粒子を、放電針のイオンシャワーにより正に
帯電させ、負に帯電させた集塵極板の集塵部に捕集する
ことができる。
【0003】ところが、上記空気清浄装置においては、
集塵極板の集塵部に捕集された塵埃粒子に、雑菌が繁殖
することがあり、この繁殖した雑菌が室内に吹き出され
て室内が汚染されたり、異臭が発生したりたするという
問題があった。このような問題点を解決するために、平
板状の集塵極板を多数並設したいわゆる平行平板型の電
気集塵エレメントを用いた空気清浄装置については、送
風路の側方であって集塵極板相互の隙間に対向する位置
に、棒状の紫外線ランプを配置し、この紫外線ランプが
発する紫外線によって、集塵極板に捕集された塵埃粒子
を殺菌することも行われている(例えば特公昭35−5
743号公報参照)。この紫外線ランプを、上記ハニカ
ム型の電気集塵エレメントを用いた空気清浄装置に構成
することも考えられる。しかし、この場合、集塵部が筒
状であり、各集塵部に紫外線を照射するためには、複数
本の紫外線ランプを各集塵部の送風下流側の開口端に対
向させた状態で配置する必要があるので、送風抵抗が極
めて大きくなって実用的でない。従って、従来のハニカ
ム型の電気集塵エレメントを用いた空気清浄装置につい
ては、雑菌によって室内が汚染されたり、異臭が発生し
たりたするという上記問題点が未だ解決されていない。
【0004】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、ハニカム型の電気集塵エレメントの集塵極
板に雑菌が繁殖するのを防止することができる空気清浄
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、この発明の空気清浄装置は、筒状の集塵部を多数形
成したハニカム型の集塵極板と、各集塵部に導入され、
空気中の塵埃をイオンシャワーによって帯電させる放電
針とを備える電気集塵エレメントを、ケーシング内の送
風路に配置している空気清浄装置において、上記集塵極
板の一側面に沿って、殺菌用の紫外線を発する紫外線ラ
ンプを配置し、上記集塵極板の各集塵部に、上記紫外線
ランプが発した紫外線を、各集塵部に導く多数の貫通孔
を形成したことを特徴とする。
【0006】但し、上記集塵極板の各集塵部について
は、パンチング板を折り曲げて形成されているものであ
ってもよい。
【0007】
【作用】上記の構成の空気清浄装置によれば、紫外線ラ
ンプが発した紫外線を、集塵極板の各集塵部に形成され
た貫通孔を通して各集塵部に導いて、当該集塵部に捕集
した塵埃粒子を殺菌することができる。特に、上記集塵
極板の各集塵部がパンチング板を折り曲げて形成されて
いる場合には、貫通孔を有する集塵部を容易に形成する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の空気清浄装置の実施例につ
いて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図2
は、この発明の空気清浄装置の一実施例を示す一部切欠
斜視図である。この空気清浄装置は、ケーシング1の内
部に、ハニカム型の電気集塵エレメント2と、この電気
集塵エレメント2に殺菌用の紫外線を照射する棒状の紫
外線ランプ3と、室内空気をケーシング1の内部に吸い
込んで吹き出すシロッコファン4とによって主要部が構
成されている。
【0009】上記ケーシング1の底部には、室内空気を
ケーシング1内に吸込むための吸い込み口11が形成さ
れており、ケーシング1の取外し可能な前カバー1aの
上部には、ケーシング1内に吸い込んだ空気を吹き出す
ための吹き出し口12が形成されている。そして、これ
ら吸い込み口11と吹き出し口12との間が送風路13
として構成されている。また、上記ケーシング1内に
は、その吸い込み口11に臨ませて、空気中に含まれる
比較的大きい塵埃粒子を除去するためのプレフィルタ1
4が、ケーシング1の手前側に引出し可能に設けられて
いる。
【0010】上記電気集塵エレメント2は、ケーシング
1の前カバー1aを取り外した状態で、当該ケーシング
1の手前側に引出し可能に設けられており、図1に示す
ように、空気中の塵埃粒子を帯電させるイオン化部21
と、帯電された塵埃粒子を捕集する集塵極板22とを備
えている。上記イオン化部21は、上下が開放された外
装ケース21aの内部に、空気中の塵埃粒子をイオンシ
ャワーによって帯電させる放電針21bを多数立設した
ものである。また、集塵極板22は、上下が開放されて
いると共に、上記イオン化部21の外装ケース21aに
収容可能な外装ケース22aの内部に、筒状の集塵部2
1bを多数形成したものであり、この集塵極板22をイ
オン化部21の外装ケース21a内に収容した状態で、
イオン化部21の各放電針21bは、集塵極板22の各
集塵部22bの中心部に導入されている(図3参照)。
上記集塵極板22の各集塵部22aは、それぞれ六角形
断面に形成されており、その周面には、上記紫外線ラン
プ3の発する紫外線を、各集塵部22bに導くための貫
通孔Hが多数形成されている。この貫通孔Hを形成した
集塵部22bは、アルミニウム等からなるパンチング板
を台形断面の波型に折り曲げ、この折り曲げたパンチン
グ板Pを、各列毎に背中合わせに沿わせた状態で、リベ
ット等にて接合することにより容易に得ることができる
(図4参照)。
【0011】紫外線ランプ3は、殺菌作用を有する波長
域(200〜300nm)の紫外線を発生するものであ
り、上記集塵極板22の一側面に対向させた状態で、当
該一側面のほぼ全長に亘って設けられている。この紫外
線ランプ3は、電気集塵エレメント2をケーシング1内
部に装填したときに、集塵極板22の外装ケース22a
の背面側の切欠部22cに導入されるように、ケーシン
グ1の裏面板1bに固定されている。上記イオン化部2
1の外装ケース22aには、この紫外線ランプ3の切欠
部22cへの導入を許容するための開口部22cが形成
されている。そして、紫外線ランプ3の背後には、当該
紫外線ランプ3が発する紫外線を集塵極板22に対して
効率よく照射するための反射板31が設けられている。
【0012】以上の構成であれば、紫外線ランプ3が発
する紫外線を、集塵極板22の各集塵部22bに形成さ
れた貫通孔Hを通して、当該各集塵部22bに照射する
ことができる。即ち、上記紫外線ランプ3によって照射
された紫外線は、まず紫外線ランプ3に近接する各集塵
部22bの貫通孔Hを通して、当該各集塵部22bに導
入され、この導入された紫外線は、集塵部22bの内周
面で多重反射されて、当該内周面に捕集された塵埃粒子
B(図3参照)に照射される。そして、上記各集塵部2
2bに導入された紫外線の一部は、貫通孔Hを通してこ
れに隣接する各集塵部22bに導入されて多重反射さ
れ、当該集塵部22bの内周面に捕集された塵埃粒子B
に照射されると共に、その一部が貫通孔Hを通してさら
に隣接する集塵部22bに導入される。以後同様にし
て、全ての集塵部22bの内周面に対して紫外線を照射
することができ、各集塵部22bに捕集された塵埃粒子
Bを殺菌することができる。従って、この塵埃粒子Bに
雑菌が繁殖して室内が汚染されたり、異臭が発生したり
するのを防止することができる。しかも、上記紫外線ラ
ンプ3が、集塵極板22の一側面に対向させた状態で配
置されているので、当該紫外線ランプ3によって送風抵
抗が生じる虞がない。
【0013】なお、この発明の電気集塵装置は、上記実
施例に限定されるものでなく、例えば、各集塵部22b
に形成される貫通孔Hを、上下方向や左右方向等に延び
るスリットによって構成する等、種々の設計変更を施す
ことができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明の空気清浄装置
によれば、紫外線ランプが発した紫外線を、集塵極板の
各集塵部に形成された多数の貫通孔を通して、当該各集
塵部に照射して、集塵部に捕集した塵埃粒子を殺菌する
ことができるので、当該集塵部に雑菌が繁殖して室内が
汚染されたり、異臭が発生したりするのを防止すること
ができる。
【0015】特に、上記集塵極板の各集塵部が、パンチ
ング板を折り曲げて形成されている場合には、多数の貫
通孔を有する集塵部を容易に形成することができるとい
う特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気清浄装置に装備される電気集塵
エレメントの底面側から見た分解斜視図である。
【図2】空気清浄装置の一部切欠斜視図である。
【図3】集塵極板の要部概略断面図である。
【図4】集塵部の要部平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 3 紫外線ランプ 13 送風路 22 集塵極板 21b 放電針 22b 集塵部 H 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の集塵部(22b) を多数形成したハニカ
    ム型の集塵極板(22)と、各集塵部(22b) に導入され、空
    気中の塵埃をイオンシャワーによって帯電させる放電針
    (21b) とを備える電気集塵エレメント(2) を、ケーシン
    グ(1) 内の送風路(13)に配置している空気清浄装置にお
    いて、 上記集塵極板(22)の一側面に沿って、殺菌用の紫外線を
    発する紫外線ランプ(3) を配置し、 上記集塵極板(22)の各集塵部(22b) に、上記紫外線ラン
    プ(3) が発した紫外線を、各集塵部(22b) に導く多数の
    貫通孔(H) を形成したことを特徴とする空気清浄装置。
  2. 【請求項2】上記集塵極板(22)の各集塵部(22b) が、パ
    ンチング板(P) を折り曲げて形成されている請求項1記
    載の空気清浄装置。
JP5223398A 1993-09-08 1993-09-08 空気清浄装置 Pending JPH0775745A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1434013A2 (en) 2002-12-23 2004-06-30 SAMSUNG ELECTRONICS Co. Ltd. Air purifier
JP2013138979A (ja) * 2011-12-29 2013-07-18 Daikin Industries Ltd 空気清浄ユニット
JP2013138980A (ja) * 2011-12-29 2013-07-18 Daikin Industries Ltd 空気清浄ユニット

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