JPH0775620A - 大腸ファイバースコープ挿入用補助器具 - Google Patents

大腸ファイバースコープ挿入用補助器具

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JPH0775620A
JPH0775620A JP3357490A JP35749091A JPH0775620A JP H0775620 A JPH0775620 A JP H0775620A JP 3357490 A JP3357490 A JP 3357490A JP 35749091 A JP35749091 A JP 35749091A JP H0775620 A JPH0775620 A JP H0775620A
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JP
Japan
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implement
large intestine
balloon
colon
inflated
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JP3357490A
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English (en)
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Tomoyuki Sato
知行 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大腸ファイバースコープを大腸に挿入する際に
挿入を容易にさせるためのものである。 【構成】膨らんだときに横径が大腸の内径を越えない細
長い風船状の器具で、そのなかへ物質を出し入れできる
ような孔がある。この発明は、以上のような構造である
から、これを使うときには使用者は細長い風船状の器具
を患者の直腸内に挿入し、孔より液体ないし気体ないし
流動性のある固体を注入する。このことにより細長い風
船状の器具は、腸管の屈曲に従って腸管内を伸びて行
き、十分に膨らんで固くなれば、大腸の屈曲を直線化な
いし鈍角化することができる。この後に、風船状の器具
に沿って大腸ファイバースコープを大腸内に挿入すれば
容易に挿入することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、大腸ファイバースコープを大腸に挿入する
際の補助器具に関するものである。まず、大腸の解剖と
従来の大腸ファイバースコープを大腸に挿入する方法と
を図をおって説明する。図2のごとく、大腸においてS
字状結腸(3)と横行結腸(4)だけが腸間膜を有し、
可動性に富む一方で屈曲の原因ともなる。このため、大
腸ファイバースコープ(5)を挿入する際、大腸内にむ
やみに押し込んで挿入すれば、図3のごとく腸管の過伸
展や過屈曲等により、挿入が困難になったり、被験者が
腹痛を感じたり、また偶発症として腸管穿孔をおこした
りする。そこで、施行医はいろいろなテクニックで、図
4のごとく屈曲した腸管を直線化、あるいは、図5のご
とく鈍角化させながら、大腸ファイバースコープ(5)
を大腸内に押し込むのが、従来の挿入法であったが、長
い時間がかかり患者に苦痛を強いるものであった。ま
た、特別なトレーニングを受けた医師にしか大腸ファイ
バースコープ(5)の挿入はできず、広くすべての医師
が手軽に施行することは困難であり、大腸癌等の検査に
大きな支障となっていた。本発明は、大腸の直線化と鈍
角化を容易にし、大腸ファイバースコープ(5)の挿入
を補助し、このような困難な大腸ファイバースコープ
(5)の挿入を容易にするために、発明されたものであ
る。以下、これを図面を追いながら説明すると、図1の
ごとく、 (イ) 膨らんだときに横径が大腸の内径を越えない細
長い風船状の器具(1)。 (ロ) (1)内へ物質を出し入れできるような孔
(2)がある。 本発明は以上のような構成である。使用者は細長い風船
状の器具(1)を図6のごとく、患者の直腸(6)内に
挿入し、孔(2)より液体ないし気体ないし流動性のあ
る固体を注入する。このことにより細長い風船状の器具
(1)は、図7のごとく、腸管の屈曲に従って腸管内を
伸びて行き、S字状結腸(3)を越え、下行結腸(7)
に至る。一般に棒状の風船の性質は、膨らみが不十分の
ときは柔らかく、十分に膨らむと固く真っすぐになるも
のである。この性質のために、細長い風船状の器具
(1)は膨らみ始めの時期は屈曲に従って容易にS字状
結腸(3)を越え、その後、十分に膨らめば、図8のご
とく、S字状結腸(3)を直線化する。また、同様の原
理で、それ以外の大腸の屈曲を鈍角化することができ
る。このように、大腸を直線化ないし鈍角化したのち
に、図9のごとく、細長い風船状の器具(1)に沿って
大腸ファイバースコープ(5)を大腸内に挿入すれば容
易に挿入することができる。大腸ファイバースコープ
(5)を大腸内に挿入した後で孔(2)から細長い風船
状の器具(1)の内容物を排出させて膨らみを解除させ
大腸内から抜去する。本発明は以上の構造、使い方によ
って、次の数々の効果がある。 (イ)特別なテクニックを必要としないため、広くすべ
ての医師が手軽に大腸ファイバースコープを大腸内に挿
入できるようになり、大腸癌等の早期発見に役立つ。 (ロ)大腸ファイバースコープを大腸内に挿入すると
き、腸管の過伸展や過屈曲等がなくなり、被検者(患
者)が腹痛を感じたり、また偶発症として腸管穿孔をお
こしたりすることがなくなり、被検者(患者)が楽にな
る。なお、直腸(6)に挿入する前に、細長い風船状の
器具(1)を柔らかく膨んだ程度に膨らませてから、押
し込んで大腸内に深く挿入させて、屈曲部をこえさせて
もよい。なお、図10のごとく、細長い風船状の器具
(1)の膨らんだときの断面を種々の形状にして大腸フ
ァイバースコープを沿わせて挿入しやすくしてもよい。
なお、図11のごとく、直腸(6)内への挿入を容易に
するため細長い風船状の器具(1)に円管状の支え
(8)を取り付けてもよい。なお、膨らませない状態の
ときには小さく、膨らませるに従い徐々に長く伸びるよ
うな風船状のものでもよいし、また、はじめから長さが
決まっているものを図12のごとく、たくしこんでおい
たり、巻き込んでおいたり、折り畳んでおいたりして、
膨らませるに従い徐々に先端が進んでいくようにしても
よい。なお、細長い風船状の器具(1)にX線非透過性
のマーキングをするか、あるいは、孔(2)から注入す
る物質にX線非透過性のものを選べばX線透視下に施行
することができる。なお、孔(2)から物質を注入して
細長い風船状の器具(1)を膨らませるために、ポンプ
や注射器を孔(2)に接続しても良いし、図13のごと
く、孔(2)にもうひとつ別の風船状のもの(9)を繋
いで、ひとつの閉じた風船状のものを作り、別の風船状
のもの(9)を施行医が手などで圧迫することにより細
長い風船状の器具(1)に物質を移して、細長い風船状
の器具(1)を膨らませてもよい。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の1例の側面図 第2図は大腸の解剖図 第3図は従来の大腸ファイバースコープ挿入法の失敗時
の説明図 第4図は従来の大腸ファイバースコープ挿入法の成功時
の説明図 第5図は従来の大腸ファイバースコープ全大腸挿入成功
時の説明図 第6図、第7図、第8図、第9図は本発明の使用説明図 第10図は本発明の1例を示す断面図 第11図は本発明の1例を示す斜視図 第12図は本発明の1例を示す斜視図 第13図は本発明の1例を示す使用説明図 (1)は細長い風船状の器具 (2)は孔 (3)はS
字状結腸 (4)は横行結腸 (5)は大腸ファイバー
スコープ (6)は直腸 (7)は下行結腸 (8)は
円管状の支え (9)は別の風船状のもの
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 23/24 A 9317−2K

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ) 膨らんだときに横径が大腸の内径を越えない細
    長い風船状の器具(1) (ロ) (1)内へ物質を出し入れできるような孔
    (2)がある 以上のように構成された大腸ファイバースコープ挿入用
    補助器具
JP3357490A 1991-12-04 1991-12-04 大腸ファイバースコープ挿入用補助器具 Pending JPH0775620A (ja)

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JP3357490A JPH0775620A (ja) 1991-12-04 1991-12-04 大腸ファイバースコープ挿入用補助器具

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JPH0775620A true JPH0775620A (ja) 1995-03-20

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ID=18454394

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JP3357490A Pending JPH0775620A (ja) 1991-12-04 1991-12-04 大腸ファイバースコープ挿入用補助器具

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001070096A1 (en) * 2000-03-23 2001-09-27 Atropos Limited An insertion device for an endoscope
JP2005211434A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Fujinon Corp 内視鏡システム
JP2005334472A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Olympus Corp 医療システム

Cited By (4)

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JP4578862B2 (ja) * 2004-05-28 2010-11-10 オリンパス株式会社 医療システム

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