JPH0775589B2 - コーヒー等の抽出濾過器 - Google Patents
コーヒー等の抽出濾過器Info
- Publication number
- JPH0775589B2 JPH0775589B2 JP1343285A JP34328589A JPH0775589B2 JP H0775589 B2 JPH0775589 B2 JP H0775589B2 JP 1343285 A JP1343285 A JP 1343285A JP 34328589 A JP34328589 A JP 34328589A JP H0775589 B2 JPH0775589 B2 JP H0775589B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coffee
- tubular body
- bottomed tubular
- opening
- bottomed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J31/00—Apparatus for making beverages
- A47J31/002—Apparatus for making beverages following a specific operational sequence, e.g. for improving the taste of the extraction product
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J31/00—Apparatus for making beverages
- A47J31/02—Coffee-making machines with removable extraction cups, to be placed on top of drinking-vessels i.e. coffee-makers with removable brewing vessels, to be placed on top of beverage containers, into which hot water is poured, e.g. cafe filter
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明はコーヒーまたは紅茶或いは緑茶等（以下コーヒ
ー等と稱す）のエキスを抽出・濾過する器に係わり、詳
しくは熱油があれば好みのコーヒー等を場所と時間に関
係なく必要に応じて迅速、的確に抽出・濾過して賞味で
きる抽出濾過器に関するものである。
ー等と稱す）のエキスを抽出・濾過する器に係わり、詳
しくは熱油があれば好みのコーヒー等を場所と時間に関
係なく必要に応じて迅速、的確に抽出・濾過して賞味で
きる抽出濾過器に関するものである。
＜従来の技術＞ コーヒーまたは紅茶或いは緑茶等のいれ方には種々の方
法があり、特にコーヒーについて述べると10人以上を対
象とする時に適したドリップ式、１人または数人を対象
とする時に適したメリタ・カリタ式、サイフオン式、ナ
ポリ風ドリップ式、パーコレーター、エスプレッソ等が
ある。
法があり、特にコーヒーについて述べると10人以上を対
象とする時に適したドリップ式、１人または数人を対象
とする時に適したメリタ・カリタ式、サイフオン式、ナ
ポリ風ドリップ式、パーコレーター、エスプレッソ等が
ある。
しかしながら、何れも家庭或いは山野で利用するには、
利用時にコーヒーを充分抽出出来ず、そのためには経験
と習熟技術を要したり、準備や、後片づけが面倒であっ
たり、利用人数に適しなかったりする事から、これらの
問題を解消するものとしてはインスタントコーヒーを始
め種々の提案がある。
利用時にコーヒーを充分抽出出来ず、そのためには経験
と習熟技術を要したり、準備や、後片づけが面倒であっ
たり、利用人数に適しなかったりする事から、これらの
問題を解消するものとしてはインスタントコーヒーを始
め種々の提案がある。
インスタントコーヒーより優れた賞味が楽しめるものと
して、例えば特開昭56−156118号公報には、レギュラー
コーヒーと砂糖とミルクのパックを内蔵し濾紙を張った
第１の容器と、この第１の容器を倒立して利用する時の
受け台なり、抽出コーヒーの容器を兼ねる第２の容器を
重合わせ、ガスバリヤ性包装紙で包装して市販する簡易
コーヒー抽出器が開示されている。
して、例えば特開昭56−156118号公報には、レギュラー
コーヒーと砂糖とミルクのパックを内蔵し濾紙を張った
第１の容器と、この第１の容器を倒立して利用する時の
受け台なり、抽出コーヒーの容器を兼ねる第２の容器を
重合わせ、ガスバリヤ性包装紙で包装して市販する簡易
コーヒー抽出器が開示されている。
しかるにこれは、第１の容器に内蔵されて包装された特
定のコーヒーに対象が限られ、好みのコーヒーを賞味す
る事は不可能である。
定のコーヒーに対象が限られ、好みのコーヒーを賞味す
る事は不可能である。
＜発明が解決しようとする課題＞ 本発明は、上記した総ての問題点を解消すると共に、各
個人が希望する好みのコーヒー等をコーヒー等の特質を
充分に活かして抽出する用具を提供する事を課題とする
ものである。
個人が希望する好みのコーヒー等をコーヒー等の特質を
充分に活かして抽出する用具を提供する事を課題とする
ものである。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明は上記の課題を達成するために、 （１）一端を開口し他端を閉塞し、該閉塞端近傍に止栓
を有する通気孔を設けた有底筒状体と、該有底筒状体の
前記開口を覆う濾紙を介して該有底筒状体と着脱可能に
構成したコーヒーまたは紅茶或いは緑茶等の抽出液受体
からなる事を特徴とするコーヒー等の抽出濾過器を第１
の手段とし、 （２）一端を開口し他端を閉塞し、該閉塞端近傍に錐体
の操作可能な通気孔を設けた有底筒状体と、胴部が穿孔
可能なコップ体を前記有底筒状体内に内装し、該有底筒
状体の開口部で前記コップ体の開口端部を外部に展開
し、該有底筒状体の前記開口を覆う濾紙を介して該有底
筒状体と着脱可能に構成したコーヒーまたは紅茶或いは
緑茶等の抽出液受体からなる事を特徴とするコーヒー等
の抽出濾過器を第２の手段とし、 （３）一端を開口し他端を閉塞し、該閉塞端近傍に止栓
を有する通気孔を設けた有底筒状体と、該有底筒状体内
に変形自在な薄膜袋体を内装し、該有底筒状体の開口部
で前記薄膜袋体の開口端部を外部に展開し、該有底筒状
体の前記開口を覆う濾紙を介して該有底筒状体と着脱可
能に構成したコーヒーまたは紅茶或いは緑茶等の抽出液
受体からなる事を特徴とするコーヒー等の抽出濾過器を
第３の手段とし、 （４）有底筒状体内にスペーサーを内装した事を特徴と
する第３の手段に記載のコーヒー等の抽出濾過器を第４
の手段とし、 （５）一端を開口し他端を閉塞し、該閉塞端近傍に止栓
を有する通気孔を設けた有底筒状体と、該有底筒状体内
に変形自在な薄膜袋体を内設した保温アダブターを内装
し、該有底筒状体の開口部で前記薄膜袋体の開口端部を
外部に展開し、該有底筒状体の前記開口を覆う濾紙を介
して該有底筒状体と着脱可能に構成したコーヒーまたは
紅茶或いは緑茶等の抽出液受体からなる事を特徴とする
コーヒー等の抽出濾過器を第５の手段とし、 （６）有底筒状体内にスペーサーを内装した事を特徴と
する第５の手段に記載のコーヒー等の抽出濾過器を第６
の手段とするものである。
を有する通気孔を設けた有底筒状体と、該有底筒状体の
前記開口を覆う濾紙を介して該有底筒状体と着脱可能に
構成したコーヒーまたは紅茶或いは緑茶等の抽出液受体
からなる事を特徴とするコーヒー等の抽出濾過器を第１
の手段とし、 （２）一端を開口し他端を閉塞し、該閉塞端近傍に錐体
の操作可能な通気孔を設けた有底筒状体と、胴部が穿孔
可能なコップ体を前記有底筒状体内に内装し、該有底筒
状体の開口部で前記コップ体の開口端部を外部に展開
し、該有底筒状体の前記開口を覆う濾紙を介して該有底
筒状体と着脱可能に構成したコーヒーまたは紅茶或いは
緑茶等の抽出液受体からなる事を特徴とするコーヒー等
の抽出濾過器を第２の手段とし、 （３）一端を開口し他端を閉塞し、該閉塞端近傍に止栓
を有する通気孔を設けた有底筒状体と、該有底筒状体内
に変形自在な薄膜袋体を内装し、該有底筒状体の開口部
で前記薄膜袋体の開口端部を外部に展開し、該有底筒状
体の前記開口を覆う濾紙を介して該有底筒状体と着脱可
能に構成したコーヒーまたは紅茶或いは緑茶等の抽出液
受体からなる事を特徴とするコーヒー等の抽出濾過器を
第３の手段とし、 （４）有底筒状体内にスペーサーを内装した事を特徴と
する第３の手段に記載のコーヒー等の抽出濾過器を第４
の手段とし、 （５）一端を開口し他端を閉塞し、該閉塞端近傍に止栓
を有する通気孔を設けた有底筒状体と、該有底筒状体内
に変形自在な薄膜袋体を内設した保温アダブターを内装
し、該有底筒状体の開口部で前記薄膜袋体の開口端部を
外部に展開し、該有底筒状体の前記開口を覆う濾紙を介
して該有底筒状体と着脱可能に構成したコーヒーまたは
紅茶或いは緑茶等の抽出液受体からなる事を特徴とする
コーヒー等の抽出濾過器を第５の手段とし、 （６）有底筒状体内にスペーサーを内装した事を特徴と
する第５の手段に記載のコーヒー等の抽出濾過器を第６
の手段とするものである。
＜作用＞ 本発明は上記した手段により、第１は好みのコーヒー等
に注湯した後、濾紙を介して有底筒状体と抽出液受体か
らなる抽出濾過器を転倒して容器上に載置すると、上記
した転倒後にコーヒー等の沈降が略完了するのに約３分
を要し、この３分は特公昭50−28863号公報にも記載が
ある様に、コーヒー等のエキスが最良の状態で抽出され
るのに必要な時間であって、この時間が短すぎると充分
にエキスの抽出が出来ず、又長過ぎるとエキスの分解、
タンニンの分解等が始まって味が落ちる。
に注湯した後、濾紙を介して有底筒状体と抽出液受体か
らなる抽出濾過器を転倒して容器上に載置すると、上記
した転倒後にコーヒー等の沈降が略完了するのに約３分
を要し、この３分は特公昭50−28863号公報にも記載が
ある様に、コーヒー等のエキスが最良の状態で抽出され
るのに必要な時間であって、この時間が短すぎると充分
にエキスの抽出が出来ず、又長過ぎるとエキスの分解、
タンニンの分解等が始まって味が落ちる。
上記した沈降の完了を基準に、止栓を外すか、錐体でコ
ップ体を穿孔して外気を有底筒状体内に連通すると、コ
ーヒー等の抽出液は沈澱したコーヒー豆の粉層等を通過
した後、濾紙を通過する２重の濾過処理を受け、各々の
微粉末も含まない澄んだ最良の抽出濾過液が、自動的に
安定してコップ等に流下し、極めて簡単に最良の抽出が
何時でも、何処でも、誰でも実行出来る。
ップ体を穿孔して外気を有底筒状体内に連通すると、コ
ーヒー等の抽出液は沈澱したコーヒー豆の粉層等を通過
した後、濾紙を通過する２重の濾過処理を受け、各々の
微粉末も含まない澄んだ最良の抽出濾過液が、自動的に
安定してコップ等に流下し、極めて簡単に最良の抽出が
何時でも、何処でも、誰でも実行出来る。
第２に、抽出濾過器の組立・解体が容易で、且つ使用後
は濾紙、コーヒー挽き豆等または紅茶或いは緑茶等を一
括して簡単に除去・廃棄でき、特に薄膜袋体を使用する
と前記除去・廃棄が更に簡便となるので、前記の如く、
各人が欲するコーヒー等を欲する時に、簡単な準備によ
り最良の抽出濾過液を賞味でき、しかもその後片付けも
極めて簡単に行える等、特有の作用をもたらす。
は濾紙、コーヒー挽き豆等または紅茶或いは緑茶等を一
括して簡単に除去・廃棄でき、特に薄膜袋体を使用する
と前記除去・廃棄が更に簡便となるので、前記の如く、
各人が欲するコーヒー等を欲する時に、簡単な準備によ
り最良の抽出濾過液を賞味でき、しかもその後片付けも
極めて簡単に行える等、特有の作用をもたらす。
＜実施例＞ 以下図を基に本発明の実施例を説明する。
本発明のコーヒー等の抽出濾過器は１人用と２人用があ
り、第１図（ａ）（ｂ）（ｄ）は１人用を示し、第１図
（ｃ）は２人用を示す。
り、第１図（ａ）（ｂ）（ｄ）は１人用を示し、第１図
（ｃ）は２人用を示す。
また本発明のコーヒー等の抽出濾過器は、第１図
（ａ）に示す如く、有底筒状体４のみを使用するケース
と、第１図（ｂ）及び（ｃ）に示す如く、該有底筒状
体４内に薄膜袋体33を内装して使用するケースと、第
１図（ｄ）に示す如く、該有底筒状体４内に薄膜袋体33
を内設した保温アダブター11を内装して使用するケース
と、第１図（ｃ）に示す如く有底筒状体４内にコップ
体３を内装して使用するケースが選択使用出来る。
（ａ）に示す如く、有底筒状体４のみを使用するケース
と、第１図（ｂ）及び（ｃ）に示す如く、該有底筒状
体４内に薄膜袋体33を内装して使用するケースと、第
１図（ｄ）に示す如く、該有底筒状体４内に薄膜袋体33
を内設した保温アダブター11を内装して使用するケース
と、第１図（ｃ）に示す如く有底筒状体４内にコップ
体３を内装して使用するケースが選択使用出来る。
第３図は、前記第１図（ｃ）に示すコップ体３を使用し
た実施例における各部材の斜視図である。
た実施例における各部材の斜視図である。
１はアクリロニトリル・スチレン樹脂で作ったコーヒー
等の抽出液受体、２は100％バージンパルプで作ったコ
ーヒーペーパーフィルター、即ち濾紙であり、３はOPフ
ィルムで作ったコップ体、４はアクリロニトリル・スチ
レン樹脂で作った有底筒状体である。
等の抽出液受体、２は100％バージンパルプで作ったコ
ーヒーペーパーフィルター、即ち濾紙であり、３はOPフ
ィルムで作ったコップ体、４はアクリロニトリル・スチ
レン樹脂で作った有底筒状体である。
第４図は前記第１図（ｄ）に示す本発明で最も優れてい
る第５の手段の実施例で使用した器具と付属品を示す斜
視図であり、第５図はそれ等を用いて行った準備状況を
示す斜視図である。以下第４図及び第５図を基に詳述す
る。
る第５の手段の実施例で使用した器具と付属品を示す斜
視図であり、第５図はそれ等を用いて行った準備状況を
示す斜視図である。以下第４図及び第５図を基に詳述す
る。
図中の１は、アクリロニトリル・スチレン樹脂で作った
コーヒー等の抽出液受体、２は100％バージンパルプで
作ったコーヒーペーパーフィルター、つまり濾紙であ
り、33はポリエチレン薄膜で作ったコーヒーパック、つ
まり薄膜袋体である。
コーヒー等の抽出液受体、２は100％バージンパルプで
作ったコーヒーペーパーフィルター、つまり濾紙であ
り、33はポリエチレン薄膜で作ったコーヒーパック、つ
まり薄膜袋体である。
４は有底筒状体、５は該有底筒状体４に設けた雄螺子、
６は前記コーヒー等の抽出液受体１に設けた雌螺子、７
は有底筒状体４に設けた通気孔、８は該通気孔７用の止
栓、11は図示の底部に複数の通気用の貫通孔14を備えた
保温用アダプター、該保温用アダプター11は、隔壁断熱
により抽出中の高温液が直接上記有底筒状体４側壁に接
して冷やされるのを避けて保温する。12は前記薄膜袋体
33を前記保温用アダプター11内または有底筒状体４内に
円滑に挿入するための、内装によるガイド用の中子、13
はメジャーカップで、前記した4,8,11,12,13は全てアク
リロニトリル・スチレン樹脂で製作した。
６は前記コーヒー等の抽出液受体１に設けた雌螺子、７
は有底筒状体４に設けた通気孔、８は該通気孔７用の止
栓、11は図示の底部に複数の通気用の貫通孔14を備えた
保温用アダプター、該保温用アダプター11は、隔壁断熱
により抽出中の高温液が直接上記有底筒状体４側壁に接
して冷やされるのを避けて保温する。12は前記薄膜袋体
33を前記保温用アダプター11内または有底筒状体４内に
円滑に挿入するための、内装によるガイド用の中子、13
はメジャーカップで、前記した4,8,11,12,13は全てアク
リロニトリル・スチレン樹脂で製作した。
これ等を第５図（１）の如く、先ず抽出液受体１内に濾
紙２を装着し、次いで（２）の如く、有底筒状体４内に
保温アダプター11を内装し、（３）の如く、該保温アダ
プター11内に中子12を内設した薄膜袋体33を内装し、該
薄膜袋体33の上方の余剰分を第１図（ｄ）の如く、有底
筒状体４の上部開口（図は有底筒状体４がコーヒー容器
上に転倒載置されている状態を示しているので下向きに
なっている）外へ展開して中子12を取り出し、止栓８を
通気孔７に装着する。
紙２を装着し、次いで（２）の如く、有底筒状体４内に
保温アダプター11を内装し、（３）の如く、該保温アダ
プター11内に中子12を内設した薄膜袋体33を内装し、該
薄膜袋体33の上方の余剰分を第１図（ｄ）の如く、有底
筒状体４の上部開口（図は有底筒状体４がコーヒー容器
上に転倒載置されている状態を示しているので下向きに
なっている）外へ展開して中子12を取り出し、止栓８を
通気孔７に装着する。
しかる後メジャーカップ一杯（約10g/人）のコーヒー豆
を薄膜袋体33に入れて湯を注ぎ、注ぎ終わると濾紙２を
装着した前記抽出液受体１を濾紙２が有底筒状体４の上
部開口縁に当接する様に被せ、有底筒状体４の外周に設
けた雄螺子５を抽出液受体１内周に設けた雌螺子６に咬
合せしめて両者を結合し、第１図（ｄ）に示す如く、上
下を転倒してコップ９等のコーヒー容器上に載置する。
を薄膜袋体33に入れて湯を注ぎ、注ぎ終わると濾紙２を
装着した前記抽出液受体１を濾紙２が有底筒状体４の上
部開口縁に当接する様に被せ、有底筒状体４の外周に設
けた雄螺子５を抽出液受体１内周に設けた雌螺子６に咬
合せしめて両者を結合し、第１図（ｄ）に示す如く、上
下を転倒してコップ９等のコーヒー容器上に載置する。
尚、前記した通気孔７は、有底筒状体４を転倒してコッ
プ９等の上に載置した時、有底筒状体４に注入した熱湯
の底部濾紙面と液面迄の中間部の位置から転倒状態にお
ける底部に到る間の有底筒状体４の側面部或いは底部に
設ける。
プ９等の上に載置した時、有底筒状体４に注入した熱湯
の底部濾紙面と液面迄の中間部の位置から転倒状態にお
ける底部に到る間の有底筒状体４の側面部或いは底部に
設ける。
この通気孔７は、本発明の第1,3,4,5,6,の手段を実施す
る時に、止栓８を装着して有底筒状体４内部と外気を遮
断し、コップ９等の上に上下転倒して載置し、該止栓８
を所要時間経過後に取って有底筒状体４の上部から前記
薄膜袋体33と有底筒状体４内壁間に外気を流入させ、有
底筒状体４内部と外気を連通させて薄膜袋体33を介して
コーヒー等の抽出液に外気圧を作用せしめ、上記濾紙２
及びコーヒー等の抽出液受体１を介してコップ９等にコ
ーヒーの抽出液を流下せしめる。この様にして得られる
抽出液の温度、味、色合は共に最良である。
る時に、止栓８を装着して有底筒状体４内部と外気を遮
断し、コップ９等の上に上下転倒して載置し、該止栓８
を所要時間経過後に取って有底筒状体４の上部から前記
薄膜袋体33と有底筒状体４内壁間に外気を流入させ、有
底筒状体４内部と外気を連通させて薄膜袋体33を介して
コーヒー等の抽出液に外気圧を作用せしめ、上記濾紙２
及びコーヒー等の抽出液受体１を介してコップ９等にコ
ーヒーの抽出液を流下せしめる。この様にして得られる
抽出液の温度、味、色合は共に最良である。
また前記した本発明の第２の手段を実施する時は、第２
図に示す如く、通気孔７を開放状態の侭とし、この通気
孔７から錐体88を挿入して前記コップ体３に貫通孔77を
穿設し、コップ体３内と外気の遮断を解き、コーヒー等
の抽出液に直接外気圧を作用せしめ、コップ等にコーヒ
ー等の抽出液を流下せしめて賞味する。
図に示す如く、通気孔７を開放状態の侭とし、この通気
孔７から錐体88を挿入して前記コップ体３に貫通孔77を
穿設し、コップ体３内と外気の遮断を解き、コーヒー等
の抽出液に直接外気圧を作用せしめ、コップ等にコーヒ
ー等の抽出液を流下せしめて賞味する。
第１図（ｃ）は２人用の有底筒状体44内にスペーサ10を
挿入して１人分のコーヒーメーカーとして使用する例を
示している。この場合、スペーサー10を２個用意する
と、１個は図示の通りスペーサー10として使い、他の１
個は１人分用薄膜袋体33を有底筒状体４内に挿入する時
の中子として、前記中子12に代えて使用する事が出来
る。また、２人分のコーヒーを抽出する時は、２人分用
の薄膜袋体33に２人用中子、またはこれに代えて前記ス
ペーサー10を２個連続して２人分用薄膜袋体33の中に挿
入して２人分用中子として代用し、有底筒状体４内に２
人分用薄膜袋体33を装入すると２人分のコーヒーを抽出
する事が出来る。
挿入して１人分のコーヒーメーカーとして使用する例を
示している。この場合、スペーサー10を２個用意する
と、１個は図示の通りスペーサー10として使い、他の１
個は１人分用薄膜袋体33を有底筒状体４内に挿入する時
の中子として、前記中子12に代えて使用する事が出来
る。また、２人分のコーヒーを抽出する時は、２人分用
の薄膜袋体33に２人用中子、またはこれに代えて前記ス
ペーサー10を２個連続して２人分用薄膜袋体33の中に挿
入して２人分用中子として代用し、有底筒状体４内に２
人分用薄膜袋体33を装入すると２人分のコーヒーを抽出
する事が出来る。
薄膜袋体33を使用すると、上記の如く賞味後、前記抽出
濾過器が抽出液と接触した部分をティッシュペーパー等
の薄紙で拭き取り、該薄膜と前記濾紙２をコーヒー等の
抽出粕が入っている該袋体33内に投棄し、該袋体33を取
り出して廃棄することで簡単に後片付けが完了する。
濾過器が抽出液と接触した部分をティッシュペーパー等
の薄紙で拭き取り、該薄膜と前記濾紙２をコーヒー等の
抽出粕が入っている該袋体33内に投棄し、該袋体33を取
り出して廃棄することで簡単に後片付けが完了する。
以上の説明は、コーヒーの抽出例を対象に行ったが、本
発明はコーヒーの他、紅茶または緑茶の抽出・濾過に適
用することができる。紅茶または緑茶の抽出・濾過に際
しても、上記したコーヒーと同等に準備が簡単にでき、
望みの賞味ができ、更に後片づけも簡単に出来る。
発明はコーヒーの他、紅茶または緑茶の抽出・濾過に適
用することができる。紅茶または緑茶の抽出・濾過に際
しても、上記したコーヒーと同等に準備が簡単にでき、
望みの賞味ができ、更に後片づけも簡単に出来る。
＜発明の効果＞ 本発明は上記した如く、特定の手段を用いて特有の作用
を生ましめるので、抽出時間の調整も容易であり、何時
でも、何処でも、誰が使用しても常に衛生的に、希望の
味のコーヒー等を、迅速・的確且つ最良の状態で賞味で
き、その上後片づけは一括して至極簡単に終わる等、市
民生活にもたらす充足感と安らぎは大きい。
を生ましめるので、抽出時間の調整も容易であり、何時
でも、何処でも、誰が使用しても常に衛生的に、希望の
味のコーヒー等を、迅速・的確且つ最良の状態で賞味で
き、その上後片づけは一括して至極簡単に終わる等、市
民生活にもたらす充足感と安らぎは大きい。
第１図（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）及び第２図は本発明の
各実施例を示す一部断面図。 第３図は第２図例の構成要素の斜視図。 第４図は第１図（ｄ）例の構成要素の斜視図。 第５図は第１図（ｄ）例の準備説明用の斜視図。
各実施例を示す一部断面図。 第３図は第２図例の構成要素の斜視図。 第４図は第１図（ｄ）例の構成要素の斜視図。 第５図は第１図（ｄ）例の準備説明用の斜視図。
Claims (6)
- 【請求項１】一端を開口し他端を閉塞し、該閉塞端近傍
に止栓を有する通気孔を設けた有底筒状体と、該有底筒
状体の前記開口を覆う濾紙を介して該有底筒状体と着脱
可能に構成したコーヒーまたは紅茶或いは緑茶等の抽出
液受体からなる事を特徴とするコーヒー等の抽出濾過
器。 - 【請求項２】一端を開口し他端を閉塞し、該閉塞端近傍
に錐体の操作可能な通気孔を設けた有底筒状体と、胴部
が穿孔可能なコップ体を前記有底筒状体内に内装し、該
有底筒状体の開口部で前記コップ体の開口端部を外部に
展開し、該有底筒状体の前記開口を覆う濾紙を介して該
有底筒状体と着脱可能に構成したコーヒーまたは紅茶或
いは緑茶等の抽出液受体からなる事を特徴とするコーヒ
ー等の抽出濾過器。 - 【請求項３】一端を開口し他端を閉塞し、該閉塞端近傍
に止栓を有する通気孔を設けた有底筒状体と、該有底筒
状体内に変形自在な薄膜袋体を内装し、該有底筒状体の
開口部で前記薄膜袋体の開口端部を外部に展開し、該有
底筒状体の前記開口を覆う濾紙を介して該有底筒状体と
着脱可能に構成したコーヒーまたは紅茶或いは緑茶等の
抽出液受体からなる事を特徴とするコーヒー等の抽出濾
過器。 - 【請求項４】有底筒状体内にスペーサーを内装した事を
特徴とする特許請求範囲第３項に記載のコーヒー等の抽
出濾過器。 - 【請求項５】一端を開口し他端を閉塞し、該閉塞端近傍
に止栓を有する通気孔を設けた有底筒状体と、該有底筒
状体内に変形自在な薄膜袋体を内設した保温アダブター
を内装し、該有底筒状体の開口部で前記薄膜袋体の開口
端部を外部に展開し、該有底筒状体の前記開口を覆う濾
紙を介して該有底筒状体と着脱可能に構成したコーヒー
または紅茶或いは緑茶等の抽出液受体からなる事を特徴
とするコーヒー等の抽出濾過器。 - 【請求項６】有底筒状体内にスペーサーを内装した事を
特徴とする特許請求の範囲第５項に記載のコーヒー等の
抽出濾過器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1343285A JPH0775589B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-12-28 | コーヒー等の抽出濾過器 |
| DE19904005352 DE4005352C2 (en) | 1989-02-22 | 1990-02-20 | device for obtaining hot beverage extract liq. - has air vent with topper, located close to closed end of vessel body, covered by filter paper |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1-42074 | 1989-02-22 | ||
| JP4207489 | 1989-02-22 | ||
| JP1343285A JPH0775589B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-12-28 | コーヒー等の抽出濾過器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02289208A JPH02289208A (ja) | 1990-11-29 |
| JPH0775589B2 true JPH0775589B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=26381716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1343285A Expired - Lifetime JPH0775589B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-12-28 | コーヒー等の抽出濾過器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0775589B2 (ja) |
| DE (1) | DE4005352C2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6485644B2 (en) * | 1998-06-09 | 2002-11-26 | Henry Alan Bowler | Liquid dispenser with closed gravity filter and air breathing system |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE374582C (de) * | 1919-10-04 | 1923-04-26 | Lemoine Jules Louis | Filtermaschine zur Herstellung von Kaffeeaufguessen u. dgl. |
| US2245182A (en) * | 1940-06-04 | 1941-06-10 | Robert T Cameron | Coffeepot |
| DE8619012U1 (de) * | 1986-07-16 | 1988-03-03 | Woltermann, Erich H., Dipl.-Ing., 4950 Minden | Filter zum portionierten Aufbrühen von Kaffee oder Tee |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1343285A patent/JPH0775589B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-02-20 DE DE19904005352 patent/DE4005352C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4005352C2 (en) | 1993-04-15 |
| JPH02289208A (ja) | 1990-11-29 |
| DE4005352A1 (de) | 1990-08-23 |
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