JPH0775007A - テレビカメラ装置 - Google Patents

テレビカメラ装置

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JPH0775007A
JPH0775007A JP5216125A JP21612593A JPH0775007A JP H0775007 A JPH0775007 A JP H0775007A JP 5216125 A JP5216125 A JP 5216125A JP 21612593 A JP21612593 A JP 21612593A JP H0775007 A JPH0775007 A JP H0775007A
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lens
television camera
camera device
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Shoji Ueda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子増感方式のテレビカメラ装置において、
電子増感倍率により、AGC補正データを読み出し、補
正を行なうことで、レンズから入ってきた被写体の明る
さの変化量と電子増感倍率の変化による出力映像信号の
変化量とを一致させることを目的とする。 【構成】 この電子増感方式のテレビカメラ装置は、レ
ンズ1とCCD2からの入力映像を映像信号に変換する
映像信号処理回路3と、映像信号を記録するメモリ6
と、映像信号をデジタル信号に変換するA/D、D/A
コンバータ5、7と、メモリを制御するメモリコントロ
ール回路11と、AGC回路4と、マイクロコントロー
ラ14と、AGCコントロールデータROM15と、操
作入力部10などから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビカメラ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の電子増感方式のテレビ
カメラ装置を示す構造図である。図において、1はレン
ズであり映像を入力する。2はCCD、3は映像信号処
理回路、4はAGC回路、5はA/Dコンバータ、6は
デジタル信号を記録するメモリ、7はD/Aコンバー
タ、8は電子増感時と通常時との映像信号を切り替える
ビデオスイッチ、9はレンズ絞りを制御するALC(オ
ート・レンズ・コントロール)回路、10はシャッター
速度の切り替えなどを入力する操作入力部、11はメモ
リの読み書きやシャッター速度を制御するメモリコント
ロール回路、12は映像信号出力端子、13は映像信号
処理回路3から出力された映像信号を積分する積分回
路、14はマイクロコントローラである。
【0003】従来の電子増感方式のテレビカメラ装置に
ついて説明する。図10においてレンズ1から入ってき
た映像は、CCD2によって電気的な信号に変換され、
映像信号処理回路3で映像信号となる。映像信号処理回
路3は、映像信号をALC(オート・レンズ・コントロ
ール)回路9に出力し、ALC回路9では入力信号の積
分を行ない、積分データをもとにレンズの絞りを調節す
る制御信号を出力し、レンズ1のレンズ絞りを制御す
る。また、映像信号処理回路3から出力された映像信号
は、積分回路13にて積分され、平均信号レベル電圧お
よび積算レベル電圧として出力され、マイクロコントロ
ーラ14に入力される。マイクロコントローラ14で
は、この入力電圧をもとにして自動電子増感制御を行な
う。
【0004】一方、映像信号は、AGC回路4にて利得
制御された後、A/Dコンバータ5でデジタル信号に変
換される。また、操作入力部10から入力されたシャッ
ター速度をもとにマイクロコントローラ14にてCCD
2のシャッター速度をコントロールする。ここで、例え
ば、シャッター速度が1/30秒以下、つまり電子増感
倍率が2倍以上の場合、映像信号が欠落しているフィー
ルドが存在する。そのため、マイクロコントローラ14
からの命令でメモリコントロール回路11にてメモリ6
でのデジタル信号の書き込み、読み出しのタイミングを
制御し、信号の無い部分に信号を補間することで、連続
したデジタル信号とする。
【0005】こうして得られたデジタル信号は、D/A
コンバータ7でアナログの映像信号となる。電子増感倍
率が2倍以上の場合は、A/D、D/Aコンバータを通
過した映像信号を、それ以外の場合はAGC回路4から
出力された映像信号とをビデオスイッチ8で切り替えて
出力し、映像信号出力端子12から連続した映像信号が
出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子増感方式の
テレビカメラ装置は、以上のように構成されており、A
GC回路にて映像信号の平均信号レベル電圧が一定にな
るように自動的に制御される。ここで、例えば図11に
示されるように、通常シャッター時と電子増感倍率が2
倍の場合を例にとる。通常シャッター時(1/60秒
時)から電子増感倍率が2倍に感度アップした場合は、
映像信号処理回路を通る映像信号の信号レベルは2倍に
なる。例えば、電子増感倍率が2倍の場合において、通
常シャッター時に比較してレンズ絞りを1絞り絞り込め
ば、レンズから入射する光の量が半分になるため、映像
信号処理回路を通る映像信号の信号レベルは通常シャッ
ター時のときと等しくなる。
【0007】しかしその場合、AGC回路を通る映像信
号は、通常シャッター時に比較して1フィールド欠落す
るため半分となる。AGC回路では、入力した映像信号
の平均信号レベルにて自動的に利得調整を行なうため
に、通常シャッター時に対して電子増感倍率2倍の場合
はAGCの利得が大きくなる。従って、映像信号出力端
子から出力される映像信号レベルは単純に2倍にならず
2倍以上となるため、レンズから入ってきた被写体の明
るさの変化量と電子増感倍率の変化による出力映像信号
の変化量とが異なるという問題点があった。
【0008】また、従来の電子増感方式のテレビカメラ
装置は、電子増感倍率が2倍以上の場合にはレンズ絞り
を開放に固定している。しかし、被写体の明るさにより
自動的に電子増感倍率が変化する自動電子増感機能をも
つ従来のテレビカメラ装置は、マイクロコントローラに
入力する平均信号レベル電圧が小さくなると、通常シャ
ッター時(1/60秒)から電子増感倍率が2倍に変化
すると判断し、自動的にレンズ絞りを変化させる。この
場合、レンズ絞りが開放しきっていない状態で2倍に感
度アップすると、レンズ絞りが開放されることで被写体
の光量が多くなることに加えて、映像信号レベルが2倍
になるために、マイクロコントローラに入力する平均信
号レベル電圧が大きくなりすぎ、今度は通常シャッター
に切り替えようと判断し、これを何度も繰り返して収束
しないというハンチング現象が起こるなどの問題点があ
った。
【0009】また、従来の電子増感方式のテレビカメラ
装置は、電子増感倍率が2倍以上の場合はALC回路に
入力する映像信号が数フィールドに1回しか入力しない
ために、ALC回路から出力されるレンズ絞りを制御す
る信号が欠落してしまい、通常のALC動作を行なうこ
とができないなどの問題点があった。
【0010】また、従来の電子増感方式のテレビカメラ
装置のフリッカキャンセル制御は、映像信号処理回路か
ら出力された映像信号を積分回路にて積分することで得
られた平均信号レベル電圧および積算レベル電圧をマイ
クロコントローラに入力し、マイクロコントローラにて
それらの電圧をもとにフリッカ量を求め、次フィールド
の補正量を算出し、AGC回路にて映像信号の利得を補
正することでフリッカを補正するという制御を行なって
いる。そのため、マイクロコントローラにより繁雑な演
算を行なう必要がある。また、AGC回路の応答速度や
利得制御範囲に限界があるために、フリッカ量が大きい
場合、AGCの利得制御がフリッカ補正に追従できなく
なる場合があるという問題点があった。
【0011】また、従来の電子増感方式のテレビカメラ
装置は、通常シャッター速度の場合、図12に示される
ように奇数フィールドの1/60秒間に262.5本の
走査線を表示し、その走査線の間を次の偶数フィールド
の1/60秒間で262.5本の走査により埋める形で
525本を走査するインタレース走査を行なっている。
しかし、電子増感倍率が2倍以上の場合、数フィールド
に1フィールド間のみしかCCDから電気的な信号が出
力されない。そのため、出力された信号をメモリに記憶
し、映像信号が欠落しているフィールドは、記憶された
片フィールド262.5本の同じ信号を読み出して補間
することで連続した映像信号としているので、垂直解像
度が半分に落ちるなどの問題点があった。
【0012】また、従来の電子増感方式のテレビカメラ
装置は、電子増感倍率が2倍以上の場合、映像信号が欠
落しているフィールドは、CCDから電気的な信号が出
力されたときと同じ信号を出力することで連続した映像
信号を得ているため、動きのある被写体を撮影した場合
は、コマ送りのようなぎこちない動きになるという問題
点があった。
【0013】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたもので、請求項1記載の発明は、例え
ば、通常シャッター時から電子増感倍率が2倍に感度ア
ップした場合には、通常シャッター時の映像信号の平均
信号レベル電圧に対して正確に平均信号レベルが2倍と
なるように、あらかじめAGCの利得範囲を変更するデ
ータをAGCコントロールデータROMに記憶させてお
く。電子増感倍率によりAGC補正データを読み出し補
正を行なうことで、アイリスの開度に関係なく、レンズ
から入ってきた被写体の明るさの変化量と電子増感倍率
の変化による出力映像信号の変化量とを一致させること
を目的とする。
【0014】また、請求項2記載の発明は、自動電子増
感機能が動作時に、1/60秒のシャッター速度から電
子増感倍率が自動的に2倍に変化する場合、変化する前
にレンズコントロール回路によりレンズ絞りを開放に固
定し、1/60秒と電子増感倍率2倍とを繰り返すハン
チング現象を防止することを目的とする。
【0015】また、請求項3記載の発明は、電子増感倍
率が2倍以上の場合においても、ALC回路から出力さ
れるレンズ絞りを制御する信号をサンプル・ホールド回
路にて補間することで、通常のALC動作を行なうこと
を目的とする。
【0016】また、請求項4記載の発明は、マイクロコ
ントローラによりソフトウェアで繁雑な演算を行なうこ
となく、フリッカ量が大きい場合においても、デジタル
演算回路を用いて確実にフリッカをキャンセルすること
を目的とする。
【0017】また、請求項5記載の発明は、2枚のCC
Dから入力し、処理された2つの映像信号を偶数・奇数
フィールド毎に切り替え、それぞれ偶数・奇数フィール
ド毎に書込み、読み出しを行なうことで電子増感倍率が
2倍以上の場合でも通常と同じ解像度を得ることを目的
とする。
【0018】また、請求項6記載の発明は、電子増感倍
率が2倍以上で動きのある被写体を撮影した場合におい
ても、通常シャッター速度時のように連続したなめらか
な動作の映像を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテレビカ
メラ装置は、例えば、通常シャッター時から電子増感倍
率が2倍に感度アップした場合には、通常シャッター時
の映像信号の平均信号レベル電圧に対して正確に平均信
号レベルが2倍となるように、あらかじめAGCの利得
範囲を変更するデータをAGCコントロールデータRO
Mに記憶させておく。このようにして電子増感倍率によ
りAGC補正データをROMから読み出し補正を行なう
ことで、アイリスの開度に関係なく、レンズから入って
きた被写体の明るさの変化量と電子増感倍率の変化によ
る出力映像信号の変化量とを一致させるようにしたもの
である。
【0020】また、請求項2の発明に係るテレビカメラ
装置は、自動電子増感機能が動作時に、1/60秒のシ
ャッター速度から電子増感倍率が自動的に2倍に変化す
る場合、レンズコントロール回路により変化する前にレ
ンズ絞りを開放に固定するようにしたものである。
【0021】また、請求項3の発明に係るテレビカメラ
装置は、電子増感倍率が2倍以上の場合にALC回路に
入力する映像信号が数フィールドに1回しか入力しな
い。そのためALC回路から出力されるレンズ絞りを制
御する信号が欠落している。そこで、サンプル・ホール
ド回路にてレンズ絞りを制御する信号が出力されている
フィールドでサンプリングし、制御信号が欠落している
フィールドでこのサンプリングした信号をホールドする
ことによりレンズ絞りを制御する信号を補間するように
したものである。
【0022】また、請求項4の発明に係るテレビカメラ
装置は、従来のテレビカメラ装置と同様にフィールド周
期が1/60秒であり、50Hz電源で点灯している蛍
光灯下の撮影では、20Hzのフリッカを生じるが、生
じたフリッカは3フィールド単位で繰り返されるという
原理を利用し、現フィールドのデジタル信号に変換され
た映像信号と、前フィールド、前々フィールドから同時
に読み出された映像信号の3フィールド間の平均をデジ
タル演算回路にて算出し、出力するようにしたものであ
る。
【0023】また、請求項5の発明に係るテレビカメラ
装置は、2枚のCCDから入力し、映像信号処理回路に
て映像信号となり、それぞれデジタル信号に変換された
2つの映像信号を偶数・奇数フィールド毎に切り替え、
それぞれ偶数・奇数フィールド毎に書込み、読み出しを
行なうようにしたものである。
【0024】また、請求項6の発明に係るテレビカメラ
装置は、例えば、5枚のメモリに記憶された5フィール
ド前までの映像信号をそれぞれ読みだし、現フィールド
の映像信号を加えて6フィールド間のデジタル加算を行
ない、映像信号の信号レベルを感度アップするようによ
うにしたものである。
【0025】
【作用】請求項1のように構成されたテレビカメラ装置
は、AGCコントロールデータROMからAGC補正デ
ータを読み出し、映像信号レベルの補正を行なうこと
で、レンズから入ってきた被写体の明るさの変化量と電
子増感倍率の変化による出力映像信号の変化量とを一致
させることができる。
【0026】請求項2のように構成されたテレビカメラ
装置は、自動電子増感機能が動作時に、1/60秒のシ
ャッター速度から電子増感倍率が自動的に2倍に変化す
る場合、変化する前にレンズコントロール回路によりレ
ンズ絞りを開放に固定することで、1/60秒と電子増
感倍率2倍とを繰り返すハンチング現象を防止すること
ができる。
【0027】請求項3のように構成されたテレビカメラ
装置は、電子増感倍率が2倍以上の場合においても、A
LC回路から出力されるレンズ絞りを制御する信号を、
信号が欠落しているフィールドでもサンプル・ホールド
回路にて補間することで、通常のALC動作を行なうこ
とができる。
【0028】請求項4のように構成されたテレビカメラ
装置は、マイクロコントローラによりソフトウェアで繁
雑な演算を行なうことなく、フリッカ量が大きい場合に
おいても、デジタル演算回路を用いて確実にフリッカを
キャンセルすることができる。
【0029】請求項5のように構成されたテレビカメラ
装置は、電子増感倍率が2倍以上の場合でも垂直解像度
が半分に落ちず、通常シャッター時と同様の垂直解像度
を得ることができる。
【0030】請求項6のように構成されたテレビカメラ
装置は、電子増感倍率が2倍以上で動きのある被写体を
撮影した場合においても、通常シャッター速度時のよう
に連続したなめらかな動作の映像を得ることができる。
【0031】
【実施例】実施例1.以下、請求項1記載の発明の一実
施例を図を用いて説明する。図1において、1はレンズ
であり、2はCCDである。3は映像信号処理回路、4
はAGC回路、5はA/Dコンバータ、6はメモリ、7
はD/Aコンバータ、8はビデオスイッチ、9はALC
回路、10は操作入力部、11はメモリをコントロール
するメモリコントロール回路、12は映像信号出力端
子、13は積分回路、14はマイクロコントローラ、1
5はAGCコントロールデータROMである。
【0032】次に動作について説明する。図1において
レンズ1から入ってきた映像は、CCD2によって電気
的な信号に変換され、映像信号処理回路3で映像信号と
なる。映像信号処理回路3からの映像信号は、ALC
(オート・レンズ・コントロール)回路9に入力され
る。ALC回路では入力信号の積分を行ない、積分デー
タをもとにレンズの絞りを調節する制御信号を出力し、
レンズ1のレンズ絞りを制御する。一方、映像信号は、
AGC回路4にて利得制御された後、A/Dコンバータ
5でデジタル信号に変換される。また、操作入力部10
から入力されたシャッター速度をもとにマイクロコント
ローラ14にてCCD2のシャッター速度をコントロー
ルする。
【0033】ここで、例えば、シャッター速度が1/3
0秒以上、つまり電子増感倍率が2倍以上の場合、映像
信号が欠落しているフィールドが存在する。そこで、マ
イクロコントローラ14からの命令でメモリコントロー
ル回路11にてメモリ6でのデジタル信号の書き込み、
読み出しのタイミングを制御し、信号の無い部分に信号
を補間することで、連続したデジタル信号とする。こう
して得られたデジタル信号は、D/Aコンバータ7でア
ナログの映像信号となり、電子増感倍率が2倍以上の場
合は、A/D、D/Aコンバータを通過した映像信号
を、それ以外の場合はAGC回路4から出力された映像
信号とをビデオスイッチ8で切り替えて出力し、映像信
号出力端子12から映像信号が出力される。
【0034】また、映像信号処理回路3から出力された
映像信号は、積分回路13にて積分され、平均信号レベ
ル電圧および積算レベル電圧として出力し、マイクロコ
ントローラ14に入力する。この入力電圧を1フィール
ド毎にマイクロコントローラ14にてサンプリングし、
この入力電圧をもとにして自動電子増感制御を行なう。
また、AGCコントロールデータROM15は、電子増
感倍率によりレンズから入ってきた被写体の明るさの変
化量と電子増感倍率の変化による出力映像信号の変化量
とを一致させるAGC補正データを記憶している。マイ
クロコントローラ14では、AGCコントロールデータ
ROM15からAGC補正データを読み出し、読み出し
たデータをもとにAGC回路4にて映像信号レベルを制
御する。
【0035】この処理について、詳細を以下に述べる。
積分回路13からの出力である平均信号レベル電圧およ
び積算レベル電圧はアナログ信号であるので、マイクロ
コントローラ14の内部でこれをA/D変換し、デジタ
ルデータとして取り込む。このデジタルデータを仮に8
ビットとし、シャッター速度のデータを4ビットとする
と12ビットのデータが得られる。これをAGCコント
ロールデータROMからデータを読み出す場合のアドレ
スとして、AGC補正データを読み出す。読み出された
データは、そのままマイクロコントローラ14の内部で
D/A変換され、アナログ信号となり、AGC回路4に
出力される。AGC回路4は、DC電圧を与えることに
より、ゲイン(利得)調整を行うので、マイクロコント
ローラ14から出力されたアナログ信号により映像信号
のレベルを制御することができる。
【0036】このように、このテレビカメラ装置は、C
CDからの入力映像を映像信号に変換する映像信号処理
回路と、映像信号をデジタル信号に変換するA/Dコン
バータと、デジタル信号をアナログ映像信号に変換する
D/Aコンバータと、映像信号を記録するメモリと、メ
モリを制御するメモリコントロール回路と、AGC(オ
ート・ゲイン・コントロール)回路と、操作入力部を持
つ電子増感方式のテレビカメラ装置において、1フィー
ルド毎に映像信号の1フィールド間の平均信号レベル電
圧および積算レベル電圧の変化をサンプリングし、AG
C回路の利得範囲を制御するマイクロコントローラと、
アイリスの開度に関係なく、電子増感倍率によりレンズ
から入ってきた被写体の明るさの変化量と電子増感倍率
の変化による出力映像信号の変化量とを一致させるAG
C補正データを記憶したAGCコントロールデータRO
Mとを持つことを特徴とする。
【0037】例えば、通常シャッター時から電子増感倍
率が2倍に感度アップした場合には、通常シャッター時
の映像信号の平均信号レベル電圧に対して正確に平均信
号レベルが2倍となるように、あらかじめAGCの利得
範囲を変更するデータをAGCコントロールデータRO
Mに記憶させておく。このようにして電子増感倍率によ
りAGC補正データを読み出し補正を行なうことで、ア
イリスの開度に関係なく、レンズから入ってきた被写体
の明るさの変化量と電子増感倍率の変化による出力映像
信号の変化量とを一致させることができる。
【0038】実施例2.上記実施例1では、AGC回路
4は映像信号処理回路3のすぐ後に位置しており、映像
信号はAGC回路4で利得制御された後、A/Dコンバ
ータ5にてデジタル信号に変換されている。しかし、ビ
デオスイッチ8のあとに映像信号がAGC回路にて利得
制御をされてもよく、上記実施例1と同様の効果を奏す
ることができる。
【0039】実施例3.また、上記実施例1では、AG
CコントロールデータROM15によりAGC補正デー
タの読み出しを行なっているが、マイクロコントローラ
14の制御プログラムに内包されていてもよく、実施例
1と同様の効果を奏することができる。また、メモリコ
ントロール回路11もまた、マイクロコントローラ14
にメモリコントロール機能を内包することによりメモリ
6を直接制御する場合と同様の効果を奏する。
【0040】実施例4.また、請求項2記載の発明の一
実施例を図を用いて説明する。図2において、16はレ
ンズコントロール回路であり、その他の構成は、実施例
1における構成と同様である。
【0041】次に動作について説明する。図2において
レンズ1からAGCコントロールデータROM15まで
は、実施例1と同様の構成となっており、実施例1と同
様の動作を行なう。また、ALC回路9から出力された
レンズ絞りを調節する制御信号は、レンズコントロール
回路16に入力する。ここで被写体の明るさの変化によ
り自動的に電子増感倍率が変化する自動電子増感機能に
おいて、映像信号の平均信号レベル電圧および積算レベ
ル電圧がスレッショルド値を下回り、通常シャッター時
(1/60秒)から電子増感倍率が2倍に変化するとマ
イクロコントローラ14にて判断した場合、レンズオー
プン信号をマイクロコントローラ14から送出し、レン
ズコントロール回路16に入力する。レンズコントロー
ル回路16では、ALC回路9のレンズ絞りを調節する
制御信号に関係なくレンズ絞りを開放にする信号をレン
ズ絞りに出力し、レンズ絞りを開放に固定し、その後電
子増感倍率を2倍に変化させる。
【0042】このように、このテレビカメラ装置は、映
像信号のレベル電圧の変化によりレンズ絞りを自動的に
調整するALC(オート・レンズ・コントロール)回路
と、自動的に1/60秒のシャッター速度から電子増感
倍率が自動的に2倍に変化する場合、変化する前にレン
ズ絞りを開放に固定し、1/60秒と電子増感倍率2倍
とを繰り返すハンチング現象を防止するレンズコントロ
ール回路を持つことを特徴とする。
【0043】このテレビカメラ装置は、自動電子増感機
能が動作時に、1/60秒のシャッター速度から電子増
感倍率が自動的に2倍に変化する場合、変化する前にレ
ンズコントロール回路によりレンズ絞りを開放に固定
し、1/60秒と電子増感倍率2倍とを繰り返すハンチ
ング現象を防止することができる。
【0044】実施例5.また、請求項3記載の発明の一
実施例を図を用いて説明する。図3において、17はサ
ンプル・ホールド回路であり、ALC回路のレンズ絞り
制御信号をサンプル・ホールドし、レンズ絞りに出力す
る。その他の構成は、実施例1における構成と同様であ
る。
【0045】次に動作について説明する。図3におい
て、レンズ1からAGCコントロールデータROM15
までは実施例1と同様の構成となっており、実施例1と
同様の動作を行なう。また、ALC回路9から出力され
たレンズ絞りを調節する制御信号は、サンプル・ホール
ド回路17に入力する。
【0046】ここで、サンプル・ホールド回路17によ
るレンズ絞り制御信号の例を説明する。図4(a)は、
通常シャッター時のレンズ絞り制御信号である。図4
(b)は、電子増感倍率が2倍の時のレンズ絞り制御信
号である。この場合、レンズ絞り制御信号に欠落が生じ
る。この欠落が生じた時点で、マイクロコントローラ1
4からサンプル・ホールドを行なう制御信号が出力され
る。図4(c)で示すように、サンプル・ホールド回路
17ではその信号を入力した時、レンズ絞り制御信号を
サンプルし、レンズ絞りが制御信号の欠落しているフィ
ールドの間は、サンプルした電圧をホールドすることで
信号の補間を行なう。この様にして、レンズ絞り制御信
号を連続している信号にし、通常のALC動作を行なわ
せることができる。
【0047】実施例6.また、請求項4記載の発明の一
実施例を図を用いて説明する。図5において、18は前
フィールドのデジタル変換された映像信号を記憶するメ
モリB、19は現フィールド、前フィールド、前々フィ
ールドの3フィールド間の平均を算出するデジタル演算
回路であり、その他の構成は、実施例1における構成と
同様である。
【0048】次に動作について説明する。図5において
レンズ1からA/Dコンバータ5までは、実施例1と同
様の構成となっており、実施例1と同様の動作を行な
う。A/Dコンバータ5でデジタル信号に変換された映
像信号は、メモリ6で前フィールドの映像信号として記
憶し、また、メモリ6から読みだされた信号を再度メモ
リB18で前々フィールドの映像信号として記憶する。
【0049】これらのメモリは、メモリコントロール回
路11により書込み、読み出しを制御され、前フィール
ド、前々フィールドの映像信号を同時に読み出し、ま
た、メモリ6に入力する前のデジタル信号に変換された
映像信号を現フィールドの映像信号としてデジタル演算
回路19に入力する。デジタル演算回路19では、これ
らの3フィールド間の映像信号の平均を算出し、算出結
果を出力する。このようにすれば、生じたフリッカは3
フィールド単位で繰り返されるという原理により、確実
にフリッカをキャンセルすることができる。
【0050】また、電子増感倍率が2倍以上の場合は、
メモリコントロール回路11からデジタル演算回路19
に電子増感判別信号が出力され、電子増感倍率が2倍以
下の場合はデジタル演算回路19では演算を行なわず、
そのまま入力したデジタル信号を出力する。その他の構
成は、実施例1と同様の構成となっており、実施例1と
同様の動作を行なう。
【0051】このようにして、マイクロコントローラに
よりソフトウェアで繁雑な演算を行なうことなく、フリ
ッカ量が大きい場合においても、デジタル演算回路を用
いて確実にフリッカをキャンセルすることができる。
【0052】実施例7.また、請求項5記載の発明の一
実施例を図を用いて説明する。図6において、20は分
光プリズムであり、21はCCD B 、22は映像信号
処理回路B、23はAGC回路B、24はA/Dコンバ
ータB、25はデジタル信号を記録するメモリBであ
り、その他の構成は、従来の電子増感方式のテレビカメ
ラ装置における構成と同様である。
【0053】次に動作について説明する。図6におい
て、レンズ1から入ってきた映像は、分光プリズム20
にて均等に2分割され、それぞれCCD2とCCD B
21に入力する。CCD2、CCD B 21に入力され
た映像はそれぞれ電気的な信号に変換され、映像信号処
理回路3、映像信号処理回路B22で映像信号となる。
映像信号処理回路3では、映像信号をALC回路9に入
力し、ALC回路9では入力信号の積分を行ない、積分
データをもとにレンズの絞りを調節する制御信号を出力
し、レンズ1のレンズ絞りを制御する。
【0054】一方、それぞれの映像信号は、AGC回路
4、AGC回路B23にて利得制御された後、A/Dコ
ンバータ5、A/DコンバータB24にてそれぞれデジ
タル信号に変換される。また、操作入力部10から入力
されたシャッター速度をもとにマイクロコントローラ1
4にてCCD2、CCD B 21のシャッター速度を制
御する。また、ビデオスイッチ8から出力された映像信
号は、積分回路13にて積分され、平均信号レベル電圧
および積算レベル電圧として出力し、マイクロコントロ
ーラ14に入力する。この入力電圧をもとにして自動電
子増感制御を行なう。
【0055】ここで、例えば、シャッター速度が1/3
0秒以下、つまり電子増感倍率が2倍以上の場合につい
て図7を用いて説明する。図7(a)は、入力映像信号
を表している。この信号をフィールド毎に分割し、仮に
1、2、3、4、・・・と番号をつける。電子増感倍率
が2倍以上の場合、CCDからの出力信号は欠落してい
るフィールドが存在する。図7(b)、図7(c)に示
すように、マイクロコントローラ14からの命令でCC
D2、CCD B21の映像信号の出力がそれぞれ奇
数、偶数フィールドになるように制御する。そして、メ
モリコントロール回路11にてメモリ6、メモリB25
でのデジタル信号の書き込み、読み出しのタイミングを
それぞれ制御し、奇数、偶数フィールドで交互に信号の
無い部分に信号を補間するようにする。このようにし
て、図7(d)に示したような連続したデジタル信号を
得る。
【0056】こうして得られたデジタル信号は、D/A
コンバータ7でアナログの映像信号となり、電子増感倍
率が2倍以上の場合は、A/D、D/Aコンバータを通
過した映像信号を、それ以外の場合はAGC回路4から
出力された映像信号とをビデオスイッチ8で切り替えて
出力し、映像信号出力端子12から映像信号が出力され
る。
【0057】このようにして、2枚のCCDから入力
し、処理された2つの映像信号を偶数・奇数フィールド
毎に切り替え、それぞれ偶数・奇数フィールド毎に書込
み、読み出しを行なうことで電子増感倍率が2倍以上の
場合でも通常と同じ解像度を得ることができる。
【0058】実施例8.また、請求項6記載の発明の一
実施例を図を用いて説明する。図8において、26は前
フィールドの映像信号を記憶するメモリA、27は2フ
ィールド前の映像信号を記憶するメモリB、28は3フ
ィールド前の映像信号を記憶するメモリC、29は4フ
ィールド前の映像信号を記憶するメモリD、30は5フ
ィールド前の映像信号を記憶するメモリE、31は現フ
ィールドから5フィールド前までの6フィールド間の映
像信号を加算するデジタル加算回路、32はデジタルノ
イズフィルタであり、その他の構成は、実施例1におけ
る構成と同様である。
【0059】次に動作について説明する。図8において
レンズ1からA/Dコンバータ5までは、実施例1と同
様の構成となっており、実施例1と同様の動作を行な
う。A/Dコンバータ5でデジタル信号に変換された映
像信号は、メモリA26にて前フィールドの映像信号を
記憶し、また、メモリA26から読みだされた信号を再
度メモリB27にて記憶して2フィールド前の映像信号
を記憶する。同様にしてメモリC28、メモリD29、
メモリE30にそれぞれ3フィールド前、4フィールド
前、5フィールド前の映像信号を記憶する。
【0060】これらのメモリは、メモリコントロール回
路11により書込み、読み出しを制御され、5フィール
ド間の映像信号を同時に読み出し、現フィールドの映像
信号と同時にデジタル加算回路31に入力する。デジタ
ル加算回路31では、これらの6フィールド間の映像信
号を加算し、算出結果を出力する。出力された算出結果
は、デジタルノイズフィルタ32にてノイズ成分を除去
された後、D/Aコンバータ7に入力する。その他の構
成は、実施例1と同様の構成となっており、実施例1と
同様の動作を行なう。
【0061】次に、図9を用いて、この実施例の場合
と、通常の場合の違いを説明する。図9(a)のように
入力信号をフィールド毎に分けて、仮に1、2、3、・
・・と番号をつける。図9(b)のように通常の電子増
感の場合、欠落しているフィールドはメモリにより信号
を補間し、表示する。そのため、メモリで補間している
間は、同じ静止画を表示していることになるので、動作
がぎごちなく表示される。しかし、図9(c)では、5
枚のメモリに記憶された5フィールド前までの映像信号
をそれぞれ読み出し、現フィールドの映像信号と加えて
6フィールド間のデジタル加算を行なっている。そのた
め、フィールド毎の構成が異なり、連続した映像とな
る。
【0062】以上のように、このテレビカメラ装置によ
れば、電子増感倍率が2倍以上で動きのある被写体を撮
影した場合においても、通常シャッター速度時のように
連続したなめらかな動作の映像を得ることができ、しか
も電子感度アップを行なうことができる。
【0063】実施例9.また、上記実施例8では、メモ
リAからメモリEまで5枚のメモリを用い、6フィール
ド間の加算を行なうことで6倍の感度アップを行なって
いるが、メモリは必要な感度を得られるまで増やしても
よく、その場合でも実施例8と同様の効果を奏すること
ができる。
【0064】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0065】第1の発明に係るテレビカメラ装置は、あ
らかじめAGCの利得範囲を変更するデータをAGCコ
ントロールデータROMに記憶させ、この補正データを
読み出し、補正を行なうことで、レンズから入ってきた
被写体の明るさの変化量と電子増感倍率の変化による出
力映像信号の変化量とが一致するという効果を奏する。
【0066】第2の発明に係るテレビカメラ装置は、自
動電子増感機能が動作時に、1/60秒のシャッター速
度から電子増感倍率が自動的に2倍に変化する場合、レ
ンズコントロール回路によりレンズ絞りを開放に固定す
ることで、1/60秒と電子増感倍率2倍とを繰り返す
ハンチング現象を防止するという効果を奏する。
【0067】第3の発明に係るテレビカメラ装置は、電
子増感倍率が2倍以上の場合においても、ALC回路か
ら出力されるレンズ絞りを制御する信号をサンプル・ホ
ールド回路にて補間することで、通常のALC動作を行
なうことができるという効果を奏する。
【0068】第4の発明に係るテレビカメラ装置は、マ
イクロコントローラによりソフトウェアで繁雑な演算を
行なわず、フリッカ量が大きい場合においても、デジタ
ル演算回路を用いて確実にフリッカをキャンセルすると
いう効果を奏する。
【0069】第5の発明に係るテレビカメラ装置は、電
子増感倍率が2倍以上の場合でも垂直解像度が半分に落
ちず、通常シャッター速度の場合と同じ垂直解像度を得
るという効果を奏する。
【0070】第6の発明に係るテレビカメラ装置は、電
子増感倍率が2倍以上で動きのある被写体を撮影した場
合においても、通常シャッター速度時のように連続した
なめらかな動作の映像を得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるテレビカメラ装置を
示す構成図である。
【図2】この発明の実施例4によるテレビカメラ装置を
示す構成図である。
【図3】この発明の実施例5によるテレビカメラ装置を
示す構成図である。
【図4】この発明の実施例5におけるサンプル・ホール
ド回路によるレンズ絞り制御信号の一例を示す図であ
る。
【図5】この発明の実施例6によるテレビカメラ装置を
示す構成図である。
【図6】この発明の実施例7によるテレビカメラ装置を
示す構成図である。
【図7】この発明の実施例7における2枚のCCDを用
いた出力信号の補間についての一例を示す図である。
【図8】この発明の実施例8によるテレビカメラ装置を
示す構成図である。
【図9】この発明の実施例8における複数のメモリを用
いた出力信号の補間についての一例を示す図である。
【図10】従来のテレビカメラ装置を示す構成図であ
る。
【図11】従来のAGC回路を通る映像信号レベルの例
を示す説明図である。
【図12】従来のインタレース走査と電子増感倍率が2
倍以上の場合を示す説明図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 CCD 3 映像信号処理回路 4 AGC回路 5 A/Dコンバータ 6 メモリ 7 D/Aコンバータ 8 ビデオスイッチ 9 ALC回路 10 操作入力部 11 メモリコントロール回路 12 映像信号出力端子 13 積分回路 14 マイクロコントローラ 15 AGCコントロールデータROM 16 レンズコントロール回路 17 サンプル・ホールド回路 18 メモリB 19 デジタル演算回路 20 分光プリズム 21 CCD B 22 映像信号処理回路B 23 AGC回路B 24 A/DコンバータB 25 メモリB 26 メモリA 27 メモリB 28 メモリC 29 メモリD 30 メモリE 31 デジタル加算回路 32 デジタルノイズフィルタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズからの入力映像を映像信号に変換
    する映像信号処理回路と、AGC(オート・ゲイン・コ
    ントロール)回路を持つ電子増感方式のテレビカメラ装
    置において、映像信号のフィールド間の信号レベルの変
    化をサンプリングし、AGC回路の利得範囲を制御する
    マイクロコントローラと、電子増感倍率によりレンズか
    ら入ってきた被写体の明るさの変化量と電子増感倍率の
    変化による出力映像信号の変化量とを一致させるAGC
    補正データを記憶したAGCコントロールデータ記憶部
    とを持つことを特徴とするテレビカメラ装置。
  2. 【請求項2】 電子増感方式のテレビカメラ装置におい
    て、映像信号の信号レベルの変化によりレンズ絞りを自
    動的に調整するALC(オート・レンズ・コントロー
    ル)回路と、電子増感倍率が自動的に変化する場合、変
    化する前にレンズ絞りを開放に固定するレンズコントロ
    ール回路を持つことを特徴とするテレビカメラ装置。
  3. 【請求項3】 電子増感方式のテレビカメラ装置におい
    て、自動的にレンズ絞りを制御する信号を出力するAL
    C(オート・レンズ・コントロール)回路と、ALC回
    路のレンズ絞り制御信号をサンプル・ホールドし、レン
    ズ絞りに出力するサンプル・ホールド回路を持つことを
    特徴とするテレビカメラ装置。
  4. 【請求項4】 電子増感方式のテレビカメラ装置におい
    て、前フィールド、前々フィールドのデジタル信号に変
    換された映像信号を記憶する2枚のメモリと、現フィー
    ルド、前フィールド、前々フィールドの3フィールド間
    の平均を算出するデジタル演算回路を持つことを特徴と
    するテレビカメラ装置。
  5. 【請求項5】 電子増感方式のテレビカメラ装置におい
    て、分光プリズムと、2枚のCCDと、2つの映像信号
    処理系と、2つの映像信号を偶数・奇数フィールド毎に
    切り替える制御を行なうマイクロコントローラと、2フ
    ィールドの映像信号を記録する2つのメモリと、偶数・
    奇数フィールド毎にメモリの書込み、読み出しをコント
    ロールするメモリコントロール回路を持つことを特徴と
    するテレビカメラ装置。
  6. 【請求項6】 電子増感方式のテレビカメラ装置におい
    て、複数のフィールド前までのデジタル信号に変換され
    た映像信号をそれぞれ記憶する複数のメモリと、現フィ
    ールドから複数のフィールド前までの映像信号の加算を
    行うデジタル加算回路と、加算データ上のノイズ成分を
    除去するデジタルノイズフィルタを持つことを特徴とす
    るテレビカメラ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010183207A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Panasonic Electric Works Co Ltd 画像処理方法および画像処理装置
JP2010183206A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Panasonic Electric Works Co Ltd 画像処理方法および画像処理装置
JP2011109576A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Mitsubishi Electric Corp 撮像装置
JP2011205552A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Hitachi Kokusai Electric Inc 監視カメラシステム

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