JPH0774706B2 - 給湯機 - Google Patents

給湯機

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JPH0774706B2
JPH0774706B2 JP23931087A JP23931087A JPH0774706B2 JP H0774706 B2 JPH0774706 B2 JP H0774706B2 JP 23931087 A JP23931087 A JP 23931087A JP 23931087 A JP23931087 A JP 23931087A JP H0774706 B2 JPH0774706 B2 JP H0774706B2
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JP
Japan
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heater
water supply
thermostat
water
temperature
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP23931087A
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English (en)
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JPS6484041A (en
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和弘 安達
高橋  健
勝博 ▲藪▼内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内蔵減圧弁の凍結防止を行なう家庭用の給湯機
に関するものである。
従来の技術 第2図に示すように一般に減圧弁21を内蔵した従来の給
湯機に於いては、水を缶体22へ給水する給水配管25を、
冬場の凍結を防止するため(給水配管25の保護)、ヒー
タ23を用いている。又、ヒータ23の温度制御はサーモス
タット24で行なっている。一般に凍結防止制御用のサー
モスタットは、温度が下がれば接点はONする。一方、温
度が上昇すれば接点のチャタリングを防止するためにON
の温度に対して一定の温度幅を持った値でOFFする様に
なっている。つまり接点ONでヒータ23もONし接点OFFで
ヒータ23もOFFする。又、サーモスタット24の取り付け
は、一般に給湯機の下方へ位置する所に設定されてい
る。
発明が解決しようとする問題点 このため冬場に外気温が下がってくると、凍結防止用の
ヒータ23がONするわけであるが、次にヒータ23がOFFす
るためには温度がONの温度に対して一定の温度幅を持っ
た値に上昇する必要があるため冬場は、ヒータ23が連続
的に通電を行い電気料金がかかっていた。更に給水配管
25の経路中の機能部品である減圧弁21には凍結防止用の
ヒータ23が取り付けられる事が多い。そのためにヒータ
が冬場に連続的にONされると、減圧弁内のゴム及び樹脂
部品の劣化が生じる恐れがあった。
本発明は、上記問題点に鑑み、ヒータの連続通電による
電気料金の削減と、減圧弁の熱的劣化を防止する事を目
的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、缶体に水を導く
減圧弁および給水配管と、缶体給水口近傍の給水配管に
ヒータを設け、前記ヒータの温度制御用サーモスタット
を外装内面の中央部高さでかつ前記缶体からの熱を受け
る位置で、外装内面に取り付けたカナグに設け、かつ、
サーモスタットに位置するところにコの字状カナグを缶
体に設け、コの字状カナグのコの字状開口側をサーモス
タット側に向けたものである。更に減圧弁を給水口部の
ヒータと缶体給水口部近傍のヒータとの間に設けたもの
である。
作用 本発明は上記した構成によって、冬場外気温が下がって
くると、外装内面に取り付けたカナグに設けたサーモス
タットは外気温の変化に応じて温度が下がってくる。そ
のために外気温の変化に伴ってサーモスタットの接点が
ONとなりヒータがONする。一方、給湯機のお湯を使う時
に、給湯機は燃焼を行ない、缶体内は約80℃程度のお湯
で沸き上がる。このため缶体の周囲は缶体からの輻射熱
を受ける事により温度上昇を行う。サーモスタットは缶
体からの熱を受けて温度上昇を行ない、給湯機の燃焼中
は、接点がOFFとなり、ヒータもOFFとなる。この時給水
配管は、缶体内の熱の対流、伝導により凍結に至らな
い。つまり外気温が低い場合、ヒータがONするが、給湯
機が燃焼を行なうとヒータはOFFする様になる。又、減
圧弁は、ヒータ間に設けられているので直接的にヒータ
熱を受けずに熱的劣化もなくなるわけである。
実 施 例 以下本発明の一実施例の給湯機を添付図面にもとづいて
説明する。第1図において、1は円筒形状の缶体で缶体
給水口2が取り付けられている。3は外装6の給水口で
その下方に減圧弁4が取り付けられ前記缶体給水口2と
連結して給水配管5をなしている。サーモスタット7は
外装6内面のかつ缶体1の高さのほぼ中央部のカナグ8
に取付けられている。9はサーモスタット7に位置する
ところで缶体1に取り付けられたコの字状カナグで、コ
の字状の開口側をサーモスタット7側に向けている。ヒ
ータ10は外装6の給水口3と缶体給水口2近傍の給水配
管5に取り付けられ、前記サーモスタット7の接点がON
の時ヒータ10もONする様に接続されている。11は給湯機
用のバーナである。本実施例のサーモスタット7の温度
設定は、接点のONが5℃OFFが15℃である。
上記構成において、冬場外気温が下がってくると、サー
モスタット7の接点がONとなりヒータ10がONして、給水
配管5の凍結防止を行なう。一方、給湯機の燃焼によっ
て得られる湯は缶体1内でつくられる。そのために、缶
体1内の湯は缶体1周囲へ放熱を行なう。つまり缶体1
の周囲は缶体1からの輻射熱を受けるわけである。この
時、ヒータ10のON−OFF制御のサーモスタット7は、外
装6内面で、又、缶体1の高さ方向の中央位置に設け、
かつ、缶体1に取り付けたコの字状カナグ9が、その開
口側をサーモスタット7に向けて、サーモスタット7の
位置する所に設定しているために、多くの輻射熱をサー
モスタット7に与える。そのため、サーモスタット7
は、温度上昇を行ない外気温が低い場合でも、接点がOF
Fとなりヒータ10もOFFとなる。このため、冬場外気温が
低くても、ヒータ10が連続的に通電する事がなくなるわ
けである。又、この時の給水配管5については、缶体1
内の熱の対流、伝導により凍結に至らない。
今回、サーモスタット7を缶体1の高さ方向の中央位置
に設定しているのは、サーモスタット7の位置が下方に
ある場合については、燃焼により得られる缶体1内の湯
の布状態が下方では、温度的に低く熱輻射がないためサ
ーモスタットはOFFしなくヒータが入りっぱなしになっ
てしまう。上方では熱輻射と熱のこもりが生じるために
一旦サーモスタットがOFFしてヒータがOFFすると、外気
温が著しく低下した時に於いてもなかなかサーモスタッ
トがONしてヒータがONしないために、缶水量の少ない給
水配管が凍結してしまうことが発生する。そのために缶
体1の高さ方向の中央位置に設定して輻射熱のみを受け
る様にしたものである。更に外気温の急激な変化に対応
すべく、サーモスタットを外装内面のカナグに設けてい
る。つまり、サーモスタットが外装と、缶体間の中空に
保持されると、外気温が低下してもサーモスタットの温
度は外装による熱的な遮断と保温により外気温に追随し
ないわけで缶水量の少ない給水配管が凍結してしまうわ
けである。
又、減圧弁4は外装6の給水口3部ヒータ10と缶体給水
口近傍3のヒータ10の間に設けられヒータがONしてから
OFFする間は、ヒータは連続ONとなるが、直接ヒータ10
の熱を受けないために、減圧弁4内のゴム、樹脂部品の
熱的劣化もなくなるわけである。又、今回缶体にコの字
状カナグを設けているが、缶体の大きさ、缶水量、沸き
上げ温度設定によってコの字状カナグの大きさを変える
ことでサーモスタットの輻射熱を自在にコントロールす
ることができるわけである。
発明の効果 以上のように本発明は、サーモスタットを外装内面の缶
体の高さ方向の中央部の外装内面に取り付けたカナグに
設け、かつ輻射熱を受ける様にした事で、特に冬場の温
度変化に対応して、凍結防止を行なうと共に、ヒータの
通電時間を減少して電気料金を最小限に抑えている。
又、減圧弁の熱的劣化を防止して耐久性を向上してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の給湯機の内部を示す正面
図、第2図は従来の給湯機の内部を示す正面図である。 1……缶体、3……缶体給水口、4……減圧弁、5……
給水配管、6……外装、7……サーモスタット、9……
コの字状カナグ、10……ヒータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶体と、前記缶体に水を導く減圧弁および
    給水配管と、缶体給水口部近傍の給水配管にヒータを設
    け、前記ヒータの温度制御用のサーモスタットを外装内
    面の中央部高さでかつ前記缶体からの熱を受ける位置で
    外装内面に取り付けたカナグに設けたことを特徴とする
    給湯機。
  2. 【請求項2】外装のサーモスタットに位置するところに
    コの字状のカナグを缶体に設け、かつ前記コの字状カナ
    グのコの字状の開口側を前記サーモスタット側に向けた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の給湯機。
  3. 【請求項3】減圧弁は、角型外装の給水口部のヒータ
    と、缶体給水口部近傍のヒータとの間に設けられた事を
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の給湯機。
JP23931087A 1987-09-24 1987-09-24 給湯機 Expired - Lifetime JPH0774706B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP23931087A JPH0774706B2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24 給湯機

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JP23931087A JPH0774706B2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24 給湯機

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Publication Number Publication Date
JPS6484041A JPS6484041A (en) 1989-03-29
JPH0774706B2 true JPH0774706B2 (ja) 1995-08-09

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01189459A (ja) * 1988-01-25 1989-07-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯機
JP4405717B2 (ja) * 2002-09-13 2010-01-27 リンナイ株式会社 コージェネレーションシステム

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JPS55178661U (ja) * 1979-06-08 1980-12-22
JPS60191833U (ja) * 1984-05-29 1985-12-19 株式会社ノーリツ 温水器具における凍結防止装置

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JPS6484041A (en) 1989-03-29

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