JPH0773686B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH0773686B2
JPH0773686B2 JP18933889A JP18933889A JPH0773686B2 JP H0773686 B2 JPH0773686 B2 JP H0773686B2 JP 18933889 A JP18933889 A JP 18933889A JP 18933889 A JP18933889 A JP 18933889A JP H0773686 B2 JPH0773686 B2 JP H0773686B2
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日出男 伊藤
富夫 伊藤
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は空気汚染の状態に応じて集塵能力が変化する能
力可変形の空気清浄機に関する。
(従来の技術) イオン部、集塵部を有する静電電着方式の空気清浄機
は、一般に設計時点において決定した所定値の直流高電
圧を印加させるようにしたものが殆どであって、集塵能
力を最大限に発揮させるために許容値に近い電圧レベル
に設定するのが普通である。
(発明が解決しようとする課題) 上述する従来の空気清浄機は高電圧連続放電のために、
必然的にオゾンを発生して時にはオゾン濃度が高くなっ
て異臭を出すおそれがあった。
また、高電圧連続放電によって、火花放電,唸りが発生
し、イオン化部、集塵部ともに劣化が生じ耐久性に関
し、可成りの問題があった。
このような問題点に対処して本発明はその改善をはかる
べく発明するに至ったものであって、空気状態が汚染の
進んでいるときとそうでないときとでイオン化部と集塵
部に印加する直流高電圧値を変えることによって汚染度
に応じた能力での運転を行わせ、もってオゾン異臭の解
消ならびに機器寿命の延命をはからせようとすることを
目的とする。
(課題を解決するための手段) しかして本発明は上記目的の達成のために添付図面に示
す実施例を参照して明らかな如く、イオン化部(1)及
び集塵部(2)を有する空気清浄機において、空気浄化
を行わせる個所に配設して気中に分散する煙の濃度を検
知する煙濃度検知器(4)と、前記煙濃度検知器(4)
が出力する濃度信号を受けて平均的な濃度値に対し基準
電圧信号を出力するとともに、出力濃度信号の高低変化
に応じて正係数を持つ直線的に増減変化し、かつ飽和値
を有する電圧信号を出力する電圧指令手段(5)と、前
記電圧指令手段(5)の出力電圧信号に応じて基準値及
び該基準値に対し増減した値の比例的な出力電圧を発生
してイオン化部(1)と集塵部(2)に与える高電圧発
生器(3)とを備えてなることを特徴とする。
(作用) 煙濃度が高くて空気汚染度が進んでいるときは、印加す
る直流高電圧を高くさせて集塵能力を増大し、一方、煙
濃度が低くて空気汚染度が低下しているときは直流高電
圧を低くさせて集塵能力を低減するようになるので、低
煙濃度時はオンゾ発生量が極めて少なくなり、室内のオ
ゾン濃度を抑えて異臭をなくすることができる。
また、低煙濃度時は印加させる直流高電圧を低下させる
ことにより機器の耐久性を増大し得る。
この場合の印加電圧は無段階でなく段階的な複数種の電
圧としても良い。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづき説明する。
第1図において(1)はイオン化部、(2)は集塵部で
あって、ケーシング内の空気流通路中にイオン化部
(1)を風上側にして配設せしめる。
(3)は付属してなる高電圧発生器であって、前記両部
(1),(2)に対して直流高電圧を印加せしめる電源
装置で、イオン化部(1)のイオン化線には例えば5KV
の直流電圧を与え、集塵部(2)の陽極板には例えば2K
Vの直流電圧を与える2電源回路を有しているととも
に、この各出力電圧を設計時に決定する飽和値以下で増
減制御し得る例えばトランスの一次タップを変えたり、
一次側の直列インピーダンスの抵抗を増減したりするこ
とによって二次側高電圧を増減し得る電圧可変形のもの
が使用される。
上述の構造を有する空気清浄機は前記高電圧発生器
(3)に関連させて電圧制御系を設けているが、この電
圧制御系は、煙濃度検知器(4)と、電圧指令手段
(5)と、上記高電圧発生器(3)とにより構成され
る。
煙濃度検知器(4)はこの空気清浄機によって空気浄化
を必要とする会議室、作業室などの室内に配設して、空
気中に分散する煙、特に煙草の煙の濃度を検知するため
のものであって、例えば炭素系抵抗体と樹脂との複合体
からなるガス敏感性素子がセンサ(4A)に利用され、こ
の素子が煙の成分を吸着することによって抵抗変化を生
じることから、煙の濃度(量)を電圧あるいは電流の変
化として検知することが可能であるが、この他にも種々
の煙濃度用検知器を代替し得る。
次に電圧指令手段(5)は例えば直線増幅特性を持つ電
圧増幅器(6)と該増幅器(6)の出力の上限値を制限
するリミッタ(7)とから構成していて、煙濃度検知器
(4)が煙濃度に比較する電圧値の濃度信号を出力する
と、これを受けて正係数を持つ直線的に電圧増幅器
(6)で電圧増幅を行わせ、煙濃度に比例した増幅電圧
信号を出力する。
この場合、煙の平均的な濃度値に対しては、イオン化部
(1)及び集塵部(2)に夫々固有の設計時に決まる高
圧が加えられるように基準電圧信号が出力されるように
ゲインを定めておく。
この電圧増幅器(6)の出力信号は後段のリミッタ
(7)において上限値が規定され、イオン化部(1)及
び集塵部(2)で火花放電を発生しない電圧領域で電圧
変化が行われるようにしている。
このように電圧指令手段(5)が出力した電圧信号は前
記高電圧発生器(3)の制御端子に入力され、これによ
って高電圧発生器(3)は前記出力電圧信号に応じて電
圧変換率を替えて、煙濃度の変化に対して低濃度では低
減、高濃度では高域の直流高電圧を発生して、イオン化
部(1)及び集塵部(2)に夫々出力するようになる
(第2図参照)。
なお、電圧指令手段(5)としては上述するアナログ増
幅器による他、空気清浄機の運転を制御する制御装置の
CPUを利用してデイジタル的に電子制御する構成となす
ことも勿論可能である。
かく構成した空気清浄機は運転中に対象となる個所の煙
濃度を常時測定して、測定値が低いときは空気汚染度が
進んでいないところから、イオン化部(1)及び集塵部
(2)への印加直流高電圧を下げ、集塵能力を抑えた状
態で運転させることになり、当然であるが電圧低下によ
ってオゾンの発生はなくなる。
一方、測定値が高いときは空気汚染度が進行しているの
であるから、この状態に応じて印加直流高電圧を自動的
に上げる運転が行われる結果、速やかに空気浄化が成さ
れる。
なお、印加直流高電圧が高域になるのに連動して、イオ
ン化(1)及び集塵部(2)に流す気流を若干増大させ
るようにすることも好ましい手段である。
(発明の効果) 以上詳述した如く本発明は、空気汚染程度が少ない煙濃
度の低い時には自動的に印加直流高電圧を低下させるよ
うにしているので放電電流が減少し能力が適正に保持さ
せると同時にオゾン発生が殆どなくなる結果、室内オゾ
ン濃度が低減して異臭に起因する不快感を解消できる。
煙濃度が高くなり汚染状態が進行してくると印加直流高
電圧を上昇させ集塵能力を増大させる結果、空気清浄化
を速やかに行わせることができる。
この場合に、印加直流高電圧は所定値以上は上昇させる
ことがないので安全性は十分確保される。
さらに、イオン化部(1)及び集塵部(2)は印加電圧
が高低制御されることにより空気汚染がそれ程進んでい
ないのに高域の電圧を不変的に印加することがなくなっ
て、耐久性は印加電圧の累乗に比例する理から明らかな
ように、装置寿命の延命化が果たされる効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る略示構造図、第2図は煙
濃度−直流高電圧関係線図である。 (1)……イオン化部、(2)……集塵部、 (3)……高電圧発生器、(4)……煙濃度検知器、 (5)……電圧指令手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン化部(1)及び集塵部(2)を有す
    る空気清浄機において、空気浄化を行わせる個所に配設
    して気中に分散する煙の濃度を検知する煙濃度検知器
    (4)と、前記煙濃度検知器(4)が出力する濃度信号
    を受けて平均的な濃度値に対して基準電圧信号を出力す
    るとともに、出力濃度信号の高低変化に応じて正係数を
    持つ直線的に増減変化し、かつ飽和値を有する電圧信号
    を出力する電圧指令手段(5)と、前記電圧指令手段
    (5)の出力電圧信号に応じて基準値及び該基準値に対
    し増減した値の比較例な出力電圧を発生してイオン化部
    (1)と集塵部(2)に与える高電圧発生器(3)とを
    備えてなることを特徴とする空気清浄機。
JP18933889A 1989-07-21 1989-07-21 空気清浄機 Expired - Lifetime JPH0773686B2 (ja)

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CN104226484A (zh) * 2013-06-17 2014-12-24 珠海格力电器股份有限公司 空气净化器及其控制方法、装置

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