JPH077360U - 枝切り刃を持った刈り込み鋏 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】植え込み等の刈り込みで、いままで力を要して
いた枝の刈り込みを容易に行うこと。 【構成】本考案の刈り込み鋏は、左右両方の切り刃
（４）の根元部分に円弧状の切り込み（５）を設け、そ
の切り込み部分に刃付け（６）を施し、ボルト（２）に
依って組み立てたものである。 【効果】左右両方の円弧状の切り込み（５）は、切り刃
（４）の根元部分に設けているため、従来の刈り込み鋏
よりも組立ボルト（２）により近い部分に大きなＵ字形
の空間ができ、このＵ字形の空間に切り取る枝を入れる
ことができるため、余り力を要せずに枝を切断すること
ができる。また、左右からの円弧状の切り込み（５）に
よって、切り取る枝をはさむため、枝が先の方え滑るこ
ともなく切断することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

園芸用切り取り用具の刈り込み鋏

【０００２】

【従来の技術】

従来の刈り込み鋏は、切り刃部分はほとんどが直線状か、わずかにカーブを描 いたものがほとんどである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の刈り込み鋏は、切り刃部分が直線状であるため、少し太い枝を切る場合 は多大の力を要する。 また、切り刃が摩耗してくると枝が滑るように刃先の方え動くために、枝を切 り取るのが困難であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

左右両方の切り刃（４）の根元部分に円弧状の切り込み（５）を設け、その切 り込み部分に刃付け（６）を施した。

【０００５】

【作用】

左右両方の円弧状の切り込み（５）に依ってできたＵ字形の空間に、切り取る 枝を入れ、左右の柄（３）を動かして枝を切断する。

【０００６】

【実施例１】 本考案による刈り込み鋏は、左右両方の切り刃（４）の根元部分に円弧状の切 り込み（５）を設け、その切り込み部分に刃付け（６）を施し、ボルト（２）に よって組み立てたものである。

【０００７】

【考案の効果】 左右両方の円弧状の切り込み（５）は、切り刃（４）の根元部分に設けている ため、従来の刈り込み鋏よりもボルト（２）により近い部分に大きなＵ字形の空 間ができる。 このＵ字形の空間に切り取る枝を入れることができるため、余り力を要せずに 枝を切断することができる。 また、左右から円弧状の切り込み（５）によって、切り取る枝をはさむため、 枝が先の方え滑ることもなく切断することができる。 また、Ｕ字形の空間に枝全体が入らない枝も、直線状の切り刃（４）と円弧状 の切り込み（５）との接点（７）によって、左右からくわえられた形になり、滑 ることなく切断することができる。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【第１図】 本考案の、刈り込み鋏の頭部の平面図

【第２図】 第１図のＡ−Ａ断面図

【符号の説明】

（１）は、刈り込み鋏の刃部 （２）は、組立用ボルト （３）は、刈り込み鋏の柄 （４）は、刈り込み鋏の直線状の切り刃部 （５）は、円弧状の切り込み部 （６）は、円弧状の切り込み部に施した刃付け部 （７）は、切り刃（４）と切り込み（５）との接点 （６Ｌ）は、左の刃部の円弧状の切り込み部に施した刃
付け部 （６Ｒ）は、右の刃部の円弧状の切り込み部に施した刃
付け部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】左右両方の切り刃（４）の根元部分に円弧
   状の切り込み（５）を設け、その切り込み部分に刃付け
   （６）を施した刈り込み鋏。