JPH0773478A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

Info

Publication number
JPH0773478A
JPH0773478A JP24202693A JP24202693A JPH0773478A JP H0773478 A JPH0773478 A JP H0773478A JP 24202693 A JP24202693 A JP 24202693A JP 24202693 A JP24202693 A JP 24202693A JP H0773478 A JPH0773478 A JP H0773478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
detectors
processing device
signal processing
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24202693A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsushi Yamamoto
悦史 山本
Shinji Takakura
真二 高倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP24202693A priority Critical patent/JPH0773478A/ja
Publication of JPH0773478A publication Critical patent/JPH0773478A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】RF信号の値(振幅)を変えずに、フォーカス
エラー信号(Fcsエラー信号)を変化させることがで
き、信号検出器のさまざまな仕様への対応が小変更によ
りできる信号処理装置を提供すること。 【構成】情報記録媒体からの光信号を、レンズ26を通
して、複数の信号検出器A,B,C,Dにより検出し、
上記複数の信号検出器からの電流出力信号を電流−電圧
変換して、記録された情報の再生信号RFと、上記レン
ズのフォーカスエラー信号Fcsを得るための信号処理
装置であり、上記複数の信号検出器からの電流出力信号
を、合流と分流をして、電流−電圧変換手段10,1
2,14,16に導くための合流分流手段52,54を
備える信号処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に用い
られて最適な信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、たとえば音楽記録、
映像記録、あるいはデータストレージ等に用いられる、
コンパクトディスク(CD)装置や光磁気ディスク(M
D)装置である。
【0003】光ディスク装置の光ピックアップは、たと
えばディスクより情報を読み取るために対物レンズがデ
ィスクのソリや面振れ、ディスクの偏芯、トラックの蛇
行に追従することができるように、フォーカス方向と、
トラッキング方向に移動できるようになっている。
【0004】対物レンズのフォーカス方向に移動制御す
るために、たとえば、非点収差法を用いて対物レンズの
フォーカスエラー信号を得る必要がある。このフォーカ
スエラー信号を得るために、光ディスク装置は、コンパ
クトディスクからの光信号を検出するための信号処理装
置を備えていて、この信号処理装置は、複数の信号検出
器を備えている。
【0005】図10は、従来のこの種の信号処理装置の
例を示している。図10では、4つの信号検出器である
フォトディテクタA,B,C,Dを有していて、電流−
電圧変換用アンプ(I−V変換用アンプ)1,2,3,
4がそれぞれ接続されている。このような従来の信号処
理装置においては、各フォトディテクタA,B,C,D
は、I−V変換用アンプ1,2,3,4とは独立して別
々に配置されている。
【0006】このようにフォトディテクタA,B,C,
Dの出力信号を、それぞれI−V変換用アンプ1,2,
3,4によりそれぞれ電流−電圧変換を行うのは、次の
ような理由による。
【0007】つまり、フォトディテクタA,B,C,D
からの出力信号は電流出力信号なので、ノイズに弱い。
そこで、これらのフォトディテクタA,B,C,Dから
の電流出力信号を、I−V変換用アンプ1,2,3,4
によりそれぞれ電流−電圧変換する。
【0008】図10の信号処理装置において、コンパク
トディスクからの光信号は、対物レンズを通してこれら
のフォトディテクタA,B,C,Dに達するようになっ
ている。たとえば、コンパクトディスクにおける再生信
号(RF信号)の振幅は、数式1に示すように、各フォ
トディテクタA,B,C,Dからの出力信号Aout,
Bout,Cout,Doutを合計することにより得
られる。
【0009】
【数1】
【0010】また、コンパクトディスクに対する対物レ
ンズの位置を示すフォーカスエラー信号は、数式2のよ
うにして得られる。
【0011】
【数2】
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、たとえばユ
ーザが、すでに使用しているフォトディテクタA,B,
C,Dを、必要に応じて、別の構造のフォトディテクタ
A,B,C,Dに変更することがある。このように、別
のフォトディテクタA,B,C,Dに変更すると、受光
特性が変わってしまう。
【0013】このように、ユーザが、別の構造のフォト
ディテクタA,B,C,Dに変更した場合には、数式2
に示すフォーカスエラー信号の部分信号(Aout+C
out)と部分信号(Bout+Dout)の比率を変
更したい場合がある。つまり、このように、部分信号を
変化したい場合とは、たとえばフォーカスエラー信号F
csの振幅を小さくしたい場合である。このように、フ
ォーカスエラー信号Fcsの振幅を小さくしたいのは、
これらの出力につなげるIC、および回路の定数を、従
来使用していたものと同じにしたいからである。この場
合には、数式2における部分信号(Aout+Cou
t)と部分信号(Bout+Dout)を小さくしなけ
ればならない。
【0014】ところで、フォトディテクタA,B,C,
Dと、I−V変換用アンプ1,2,3,4とは、独立し
ているので、I−V変換用アンプ1,2,3,4の出力
Aout,Bout,Cout,Doutをコントロー
ルして、上記部分信号(Aout+Cout)の値と、
部分信号(Bout+Dout)の値を変更するために
は、I−V変換用アンプ1,2,3,4のI−V変換抵
抗RA,RB,RC,RDを、別の所定の値のものに変
えて、I−V変換用アンプ1,2,3,4の出力Aou
t,Bout,Cout,Doutをコントロールする
しか方法がない。
【0015】しかし、この方法によりI−V変換用アン
プ1,2,3,4の出力Aout,Bout,Cou
t,Doutをコントロールすると、当然に数式1に示
す再生信号(RF信号、総和信号)の振幅も変化してし
まう。つまり、RF信号とフォーカスエラー信号の大き
さを独立にコントロールすることが出来ないのである。
【0016】本発明は上記課題を解消するためになされ
たものであり、RF信号の値(振幅)を変えずに、フォ
ーカスエラー信号を変化させることができ、信号検出器
のさまざまな仕様への対応が小変更によりできる信号処
理装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、情報記録媒体からの光信号を、レンズを通し
て、複数の信号検出器により検出し、上記複数の信号検
出器からの電流出力信号を電流−電圧変換して、記録さ
れた情報の再生信号と、上記レンズのフォーカスエラー
信号を得るための信号処理装置であり、上記複数の信号
検出器からの電流出力信号を、合流と分流をして、電流
−電圧変換手段に導くための合流分流手段を備える信号
処理装置により、達成される。
【0018】また、本発明にあっては、好ましくは前記
複数の信号検出器と、前記合流分流手段と、電流−電圧
変換手段は、1つの素子に設けられている。また、本発
明にあっては、好ましくは4つの前記信号検出器を備え
ている。さらに、本発明では、好ましくは前記合流分流
手段は、複数の抵抗により構成されている。
【0019】また、本発明にあっては、好ましくは4つ
の前記信号検出器は、互いにとなり合うように配置され
ている。また、本発明にあっては、好ましくは4つの前
記信号検出器のうちの2つの前記信号検出器がとなり合
い、残りの2つの前記信号検出器がとなり合っている。
さらに、本発明にあっては、好ましくは3つの前記信号
検出器を備えていて、これらのうちの2つの前記信号検
出器がとなり合って配置されている
【0020】
【作用】上記構成によれば、情報記録媒体からの光信号
を、レンズを通して、複数の信号検出器により検出す
る。そして、複数の信号検出器からの電流出力信号を電
流−電圧変換して、記録された情報の再生信号と、上記
レンズのフォーカスエラー信号を得る際に、複数の信号
検出器からの電流出力信号を、合流と分流をして、電流
−電圧変換手段に導く。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
【0022】図1は、本発明の信号処理装置の好ましい
実施例を備えた光ディスク装置を示すブロック図であ
る。
【0023】図1において、信号処理装置50は、受光
部Hに設けられている。コンパクトディスクDに対応し
て、通常用いられている光ピックアップAが配置されて
いる。この光ピックアップLPは、対物レンズホルダ2
4に対して対物レンズ26を備えている。また、この対
物レンズホルダ24に対して、フォーカスコイル30と
トラッキングコイル28が設けられている。
【0024】RFアンプ72には、この光ピックアップ
LPからの再生信号(RF信号)とフォーカス信号およ
びトラッキング信号等が、受光部Hを介して入力される
ようになっている。
【0025】RFアンプ72には、サーボシグナルプロ
セッサ74を介して、コイル駆動手段76が接続されて
いる。RFアンプ72の信号処理装置から出力されるフ
ォーカスエラー信号Fcsと、再生信号(RF信号)
と、そしてトラッキング信号は、サーボシグナルプロセ
ッサ74により処理されて、コイル駆動手段76に与え
られる。
【0026】このサーボシグナルプロセッサ74は、フ
ォーカスサーボやトラッキングサーボの位相補償回路等
である。
【0027】コイル駆動用手段76は、コイルドライバ
ともいい、先程のフォーカスエラー信号Fcsに基づい
て、フォーカスコイル30に対して電流制御信号Sを供
給できるようになっている。つまりフォーカスエラー信
号に基づいてフォーカスコイル30に電流制御信号Sを
与えることにより、図示しないマグネットとヨークとの
間に力を発生させて、対物レンズ26を矢印Fcs方向
に移動して、対物レンズ26のフォーカス操作を行うこ
とができるようになっている。
【0028】次に図2を参照する。図2は、図1の信号
処理装置50の詳しい構成を示している。基準電圧もし
くは電源電圧Vccに対しては、4つの信号検出器であ
るフォトディテクタA,B,C,Dのカソードが接続さ
れている。これらの4つのフォトディテクタA,B,
C,Dのアノードは、電流の合流分流手段52,54を
介してそれぞれ電流電圧変換用のアンプであるI−V変
換用アンプ10,12,14,16にそれぞれ接続され
ている。
【0029】各I−V変換用アンプ10,12,14,
16は、それぞれI−V変換用抵抗RA,RB,RC,
RDを備えている。合流分流手段52,54は同様の構
成となっている。合流分流手段52,54は、それぞれ
2つの抵抗R1,R1と、2つの抵抗R2,R2の合計
4つの抵抗から構成されている。
【0030】合流分流手段52は次のように構成されて
いる。第1の抵抗R1は、フォトディテクタAのアノー
ドと、抵抗RAの間に接続されている。第2の抵抗R2
は、もう1つのフォトディテクタBのアノードと、抵抗
RAの間に接続されている。さらに、第3の抵抗R1
は、フォトディテクタBのアノードと、もう1つの抵抗
RBの間に接続されている。さらに、第4の抵抗R2
は、フォトディテクタAのアノードと、抵抗RBの間に
接続されている。
【0031】同様にして、合流分流手段54も構成され
ている。すなわち、第1の抵抗R1は、フォトディテク
タCのアノードと、抵抗RCの間に接続されている。第
2の抵抗R2は、もう1つのフォトディテクタDのアノ
ードと、抵抗RCの間に接続されている。
【0032】さらに、第3の抵抗R1は、フォトディテ
クタDのアノードと、もう1つの抵抗RDの間に接続さ
れている。さらに、第4の抵抗R2は、フォトディテク
タCのアノードと、抵抗RDの間に接続されている。合
流分流手段52,54における抵抗R2と抵抗R1の比
は、所定の定数Kに設定されている。
【0033】図2の4つのフォトディテクタA,B,
C,Dは、図1の受光部Hに配置されていて、図3に示
すように配置されている。すなわち4つのフォトディテ
クタA,B,C,Dがとなり合うようにして配置されて
いる。図3に示す円は、コンパクトディスク100から
得られる光のスポットSPを示している。
【0034】図3においては、このたとえばレーザ光の
スポットSPは楕円形であり、図4では円形であり、図
5においても楕円形で示されている。図4のスポットS
Pの状態では、図1における対物レンズ26がコンパク
トディスク100に対して正しい位置にある状態、すな
わちフォーカス状態を示している。
【0035】また図3と図5に示すスポットSPの形
は、図1における対物レンズ26がコンパクトディスク
100に対して正しくない位置にある状態、すなわちデ
フォーカス状態を示している。具体的には、図3の状態
では対物レンズ26がコンパクトディスク100に対し
て近づきすぎている状態を示している。これに対して、
図5においては逆に対物レンズ26がコンパクトディス
ク100に対して遠すぎる状態を示している。
【0036】このように図3ないし図5で示すようなス
ポットSPの形状になるスポットの変化を用いることに
より、フォーカスエラー信号Fcsを得るのであるが,
この方法は、従来知られているような非点収差法(アス
ティグマ法)を使用した例を示している。
【0037】図3ないし図5において、コンパクトディ
スク100のRF信号を得る場合には、数式1に示すよ
うに、フォトディテクタA,B,C,Dの受光した時の
出力信号Aout,Bout,Cout,Doutを合
計することにより得られる。
【0038】また、フォーカスエラー信号を得る場合に
は、数式2に示すように、フォトディテクタAの出力信
号AoutとフォトディテクタCの出力信号Coutを
足したものから、フォトディテクタBの出力信号Bou
tとフォトディテクタDの出力信号Doutを足したも
のを引けば、フォーカスエラー信号Fcsを得ることが
できる。
【0039】あるいは、フォトディテクタAの出力信号
AoutとフォトディテクタCの出力信号Coutを足
したものと、フォトディテクタBの出力信号Boutと
フォトディテクタDの出力信号Doutを足したもの
と、を比較することにより、フォーカスエラー信号Fc
sを得ることができる。
【0040】ここで、図2に示すフォトディテクタを別
の種類のものに交換した場合について説明する。このよ
うに交換する必要がある場合とは、たとえばフォトディ
テクタの製造メーカを変更する場合や、フォトディテク
タの周波数特性等を変更する場合である。
【0041】この場合には、その取り替えた後のフォト
ディテクタの種類に応じて、フォーカスエラー信号の振
幅を小さくすることを想定してみる。この場合に、図9
に示すように、たとえば以前使用していたフォトディテ
クタA,B,C,Dのフォーカスエラー信号Fcsの振
幅をLとした場合に、振幅L1までに振幅を減少させる
ことにする。
【0042】このように、振幅L1までに振幅を減少さ
せる場合には、フォーカスエラー信号Fcsを求める数
式2において、(Aout+Cout)の部分信号出力
と、(Bout+Dout)の部分信号出力を、それぞ
れ小さくしなければならない。
【0043】図10に示した従来の信号処理装置におい
ては、このように(Aout+Cout)の部分信号出
力と、(Bout+Dout)の部分信号出力をそれぞ
れ小さくするには、I−V変換用抵抗RA,RB,R
C,RDの抵抗をそれぞれ取り替えて抵抗値を小さくす
る以外に方法がない。すなわち、新しいフォトディテク
タの特性に合せるためには、各I−V変換用抵抗RAな
いしRDをそれぞれ交換する必要がある。しかし、この
ようにI−V変換用抵抗RAないしRDを交換してしま
うと、数式1に示すRF信号である総和信号(Aout
+Bout+Cout+Dout)までも小さくなって
しまう。
【0044】そこで、図2の本発明の実施例において
は、フォトディテクタAの出力Aoutを、合流分流手
段52の抵抗R2を用いて、フォトディテクタBへ注入
する。しかもフォトディテクタBの出力を抵抗R2を用
いてフォトディテクタAへ注入する。これらの電流の注
入の割合は、抵抗R1の値と抵抗R2の値の比によっ
て、コントロールすることができる。
【0045】このような構成をとれば、数式1で示した
RF信号(Aout+Bout+Cout+Dout)
の出力は常に一定であり、しかもフォーカスエラー信号
(Aout+Cout)−(Bout+Dout)の出
力の振幅を、図9に示すようにLからL1まで変化させ
ることができる。つまり、RF信号に対するフォーカス
エラー信号の比率を変えることが出来る。
【0046】ところで図2に示す信号処理装置50は、
1つのチップ上に組み込んだ素子とするのが好ましい。
この素子は、たとえばPDICと称する。このPDIC
とは、同一チップ上に受光素子とI−V変換用アンプを
有する素子である。
【0047】次に、本発明の別の実施例を説明する。図
6において、フォトディテクタAとDがとなり合って配
列されている。またフォトディテクタBとCがとなり合
って配置されている。しかし、フォトディテクタAとD
の組と、フォトディテクタBとCの組は、離れている。
【0048】図6に示すようにフォトディテクタA,
B,C,Dの配列をしても、図2に示すような信号処理
装置50により、コンパクトディスク100に対するR
F信号を数1に示すように一定にした状態で、数式2に
示すコンパクトディスクにおけるフォーカスエラー信号
の振幅を、交換したフォトディテクタの特性に対応して
変化させることができる。
【0049】次に、図7と図8を参照して、本発明のさ
らに別の実施例を説明する。図7の実施例においては、
3つのフォトディテクタA1,A2,A3から構成され
ている。フォトディテクタA1とA2はとなり合って配
置されている。またフォトディテクタA3は、これらフ
ォトディテクタA1とA2の組と離れて配置されてい
る。フォトディテクタA3の面積は、好ましくはフォト
ディテクタA1とA2の合計の面積と等しい。
【0050】この実施例においても、RF信号は、(A
1out+A2out)+A3outにより求めること
ができ、フォーカスエラー信号は(A1out−A2o
ut)から求めることができる。
【0051】図7に示すフォトディテクタの配列におい
ては、図8に示すような信号処理装置150を用いる。
【0052】フォトディテクタA3に対しては、単にI
−V変換用アンプ101が接続されている。これに対し
て、フォトディテクタA1とフォトディテクタA2に対
しては、合流分流手段56を介して、I−V変換用アン
プ114,116に接続されている。この場合における
抵抗R2とR1の比はKに設定されている。
【0053】上述したように、本発明の実施例では、い
わゆるPDICにおける抵抗マトリックス法を用い、フ
ォトディテクタとI−V変換用アンプを同一チップ上に
有する素子(PDIC)において、フォトディテクタか
らの信号をI−V変換前に抵抗を用いて、分流、合流さ
せることによって、各I−V変換用アンプからの出力
を、自由にコントロールすることができる。
【0054】また、本発明は、コンパクトディスクの情
報を読み取る光ディスク装置のみに限らず、光磁気ディ
スク装置やCDROM装置等の、RF信号とフォーカス
エラー信号の両方を得る必要がある光ディスク装置の全
てについて適用することができる。
【0055】さらに本発明は、いわゆる非点収差法によ
るフォーカスエラー信号の検出方法に限定されず、たと
えば図6と図7に示すフーコ−法にも適用することがで
きる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、R
F信号の値(振幅)を変えずに、フォーカスエラー信号
(Fcsエラー信号)を変化させることができ、信号検
出器のさまざまな仕様への対応が小変更によりできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号処理装置の好ましい実施例が適用
されている光ディスク装置を示すブロック図。
【図2】図1の信号処理装置の好ましい回路構成例を示
す回路図。
【図3】図2の4つのフォトディテクタの配置例を示
し、コンパクトディスクからの光信号のスポットがデフ
ォーカス状態である場合を示す図。
【図4】光信号のスポットの形状がフォーカス状態であ
る場合を示す図。
【図5】光信号のスポットが別のデフォーカス状態を示
す図。
【図6】本発明の信号処理装置におけるフォトディテク
タの別の配置例を示す図。
【図7】本発明の信号処理装置におけるフォトディテク
タのさらに別の配置例を示す図。
【図8】図7の配置例における信号処理装置の回路構成
例を示す図。
【図9】本発明において、フォーカスエラー信号の振幅
を拡大した状態の例を示す図。
【図10】従来の光ディスク装置における信号処理装置
の回路構成を示す図。
【符号の説明】
10,12,14,16 I−V変換用アン
プ 30 フォーカスコイル 50 信号処理装置 52,54,56 合流分流手段 100 コンパクトディス
ク LP 光ピックアップ A,B,C,D,A1,A2,A3 フォトディテクタ
(信号検出器) Aout,Bout,Cout,Dout 出力

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体からの光信号を、レンズを
    通して、複数の信号検出器により検出し、上記複数の信
    号検出器からの電流出力信号を電流−電圧変換して、記
    録された情報の再生信号と、上記レンズのフォーカスエ
    ラー信号を得るための信号処理装置であり、 上記複数の信号検出器からの電流出力信号を、合流と分
    流をして、電流−電圧変換手段に導くための合流分流手
    段を備えることを特徴とする、信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の信号検出器と、前記合流分流
    手段と、電流−電圧変換手段は、1つの素子に設けられ
    ている、請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 4つの前記信号検出器を備えている請求
    項1または請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記合流分流手段は、複数の抵抗により
    構成されている、請求項1または請求項2に記載の信号
    処理装置。
  5. 【請求項5】 4つの前記信号検出器は、互いにとなり
    合うように配置されている、請求項3に記載の信号処理
    装置。
  6. 【請求項6】 4つの前記信号検出器のうちの2つの前
    記信号検出器がとなり合い、残りの2つの前記信号検出
    器がとなり合っている、請求項3に記載の信号処理装
    置。
  7. 【請求項7】 3つの前記信号検出器を備えていて、こ
    れらのうちの2つの前記信号検出器がとなり合って配置
    されている、請求項1または請求項2に記載の信号処理
    装置。
JP24202693A 1993-09-02 1993-09-02 信号処理装置 Pending JPH0773478A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24202693A JPH0773478A (ja) 1993-09-02 1993-09-02 信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24202693A JPH0773478A (ja) 1993-09-02 1993-09-02 信号処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0773478A true JPH0773478A (ja) 1995-03-17

Family

ID=17083170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24202693A Pending JPH0773478A (ja) 1993-09-02 1993-09-02 信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0773478A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100406477B1 (ko) 광신호검출회로
US5229984A (en) Signal producing apparatus for optical recording/reproducing apparatus for suppressing noises caused by leaking current of photodetector
US6480042B2 (en) Current-to-voltage converting circuit, optical pickup head apparatus, and apparatus and method for recording/reproducing data
JP3835653B2 (ja) 光学ヘッドの出力制御回路
TWI304584B (en) Light detector, optical pickup, and optical disc apparatus
KR100244772B1 (ko) 디브이디알 시스템의 트래킹 서보 장치
JPH05234107A (ja) 光学ピックアップ装置及びトラッキング誤差信号検出方法
JPH0773478A (ja) 信号処理装置
US20060209647A1 (en) Photo diode ic
KR100486271B1 (ko) 트랙킹 에러신호 생성 장치 및 방법
KR100662285B1 (ko) 광 기록 재생기의 서보 제어 방법
JPS60119642A (ja) 光情報記録再生装置
JP2007026486A (ja) 受光素子回路及び光ディスク装置
JP3604125B2 (ja) 光ピックアップ装置
JPH05298728A (ja) 光ディスクドライブのagc回路
JPH10124914A (ja) 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法
KR20050107586A (ko) 광디스크 기록/재생 장치
JPH06215389A (ja) トラックエラー信号検出装置
JPH11162003A (ja) 光ピックアップ、光ディスク装置および光ディスク再生方法
JP4319207B2 (ja) 光ディスクドライブ装置
JPH1166580A (ja) 情報再生装置、情報記録再生装置及びオントラック・オフトラック検出回路
JPH09161322A (ja) 光ディスク及び光ディスク記録再生装置
JPH0438626A (ja) 再生信号検出装置
JPH0371439A (ja) 光ディスク装置のトラッキングサーボ方法及びその装置
JPS61187129A (ja) デイスク再生装置のフオ−カスサ−チ回路