JPH0773407B2 - デマンド監視制御装置 - Google Patents

デマンド監視制御装置

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JPH0773407B2
JPH0773407B2 JP60066948A JP6694885A JPH0773407B2 JP H0773407 B2 JPH0773407 B2 JP H0773407B2 JP 60066948 A JP60066948 A JP 60066948A JP 6694885 A JP6694885 A JP 6694885A JP H0773407 B2 JPH0773407 B2 JP H0773407B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はデマンド監視制御装置に係り、特に設備共通系
統において、使用電力量が電力会社との契約電力量を超
過しないように、需要電力量を調整監視制御するデマン
ド監視制御装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 昨今、電力の大口需要家は電力会社との契約を超過する
ことがないように監視し、予想電力量が目標契約電力量
を超過する場合に、超過電力量に見合う需要設備系統を
しゃ断して目標契約電力量内に制御するデマンド監視制
御を行なっている。
需要家の電力設備は単独である場合が大部分であるが、
時として従来のデマンド監視制御装置は第4図の系統図
に示すごとく、設備共用となっている場合がある。第1
の需要設備(受電側需要設備)1がまとめて電力会社か
らの受電電力量WDを受電し、この受電電力量WDの一部を
第2の需要設備2、第3の需要設備3、…、第nの需要
設備nに供給する形態である。即ち、受電電力量WDは第
1の需要設備1のしゃ断器SW1を通して母線Bに供給
し、この母線Bから第1の需要設備1で使用される所内
電力量W1はしゃ断器SW4を通して供給される。
第2の需要設備2は上記第1の需要設備1の母線Bと接
続してしゃ断器SW5を通して第2の需要設備2の所内電
力量W21として供給され、第3の需要設備3は上記第1
の需要設備1の母線Bと接続して、しゃ断器SW6を通し
て、第3の需要設備3の所内電力量W31として供給さ
れ、同様に第nの需要設備nは第1の需要設備1の母線
Bと接続し、しゃ断器SWnを通して第nの需要設備nの
所内電力量Wn1として供給している。上記夫々の第1の
需要設備1、第2の需要設備2、第3の需要設備3,…,
第nの需要設備nは、それぞれに目標電力量を決め、各
需要設備に電力量を検出する変成器11,12,13,…,1n、こ
の変成器11〜1nの出力から電力量を検出する電力検出器
21,22,23,…,2n及びパルス信号変成器31,32,33,…,3nを
介して、デマンドメータ(監視制御装置)1DM、デマン
ドメータ2DM,3DM,…,nDMが設置される。上記夫々のデマ
ンドメータ1DM,2DM,3DM,…,nDMは目標電力契約によって
しゃ断器SW1,SW4,SW5,SW6,…,SWnに目標電力契約を超過
するとオフ信号を発し、デマンド調整制御を行なってい
る。
従来、このような設備共用系におけるデマンド監視は、
それぞれ個々に需要設備にそれぞれの契約電力量を超過
することのないようにデマンドメータを設置し、第1の
需要設備1に図示しない監視制御装置を設置してデマン
ド監視を行なっていた。しかし、設備共用系では、電力
会社から受電電力量WDを受ける第1の需要設備1の使用
電力量には当然第2の需要設備2の使用電力量、第3の
需要設備3の使用電力量、…第nの需要設備nの使用電
力量が含まれており、第1の需要設備1のデマンドメー
タ1DMに表われた使用電力量が電力会社と契約している
契約電力量を超過しても、それが第2の需要設備2の使
用電力量に起因する場合や、第3の需要設備3の使用電
力量に起因する場合や、…、第nの需要設備nの使用電
力量に起因する場合等は、実際の使用電力量が電力会社
に対して、契約電力以内におさまっていることもある。
従って、第1の需要設備1はこれ自身の所内使用電力量
だけでなく、第2の需要設備2の使用電力量、第3の需
要設備3の使用電力量、…、第nの需要設備nの使用電
力量を絶えず監視しておく必要がある。場合によって
は、自身の第1の需要設備1の契約電力を十分に使用す
ることもできず、契約違反により、電力会社との連絡し
ゃ断器SW1をオフすることもあった。
第5図は従来のデマンド監視制御装置の需要電力の調整
法の制御原理図であり、第4図のデマンドメータ監視制
御装置1DM、個々のデマンドメータ2DM,3DM,…nDMには該
需要電力量の制御原理図に基づいて、デマンド監視が行
なわれている。
即ち、ここでLPDは、需要電力量の判定基準となるべき
需要電力量判定線、PTは現在の電力量、Pは予測電力量
であり、tは現在時点までの時限である。又Tは需要電
力量の判定となるべき時限であり、一般にデマンド時限
といわれ、予測電力量Pは P=PT+ΔPt(T−t) … で表わされる。但しΔPtは時限tにおける単位時間当り
の使用電力量である。したがって時間差(T−t)内に
デマンド値を目標値電力量PDのレベルに制御するための
調整電力量PCは下記に示される。
PC=(P−PD) … 式より調整電力PCがPC>0の場合P>PDより予測電力
量が目標値電力量より大きいので、使用電力量が超過と
判断することにより、その際、開路した場合に節約でき
るとしゃ断電力と比較して負荷しゃ断が行なわれる。な
おしゃ断電力の単位時間量のレベルにあるしゃ断路SW1,
SW4,SW5,SW6,…SWnに接続される負荷の要領に相当して
予じめ設定される。
このような需要電力の調整法の制御原理により、しゃ断
電力は電力会社と、契約電力のみということで、目標電
力が超過することにより、単に連絡しゃ断器をオフする
という欠点があった。このため、各系統の需要設備の生
産性に影響を及ぼし、共用設備全体の契約電力をフルに
使用することができず、各負荷制御を行うことができな
い。
[発明の目的] 本発明は上記事情に基いてなされたもので、受電側の需
要設備の電力量を気にすることなく、各系統の需要設備
の生産性に影響を及ぼすことなく、共用設備全体の契約
電力をフルに使用することができるとともに、各負荷制
御を行うことができ幅広い適用が可能なデマンド監視制
御装置を提供することを目的とする。
[発明の概要] 本発明は、複数の需要設備系統毎に各需要設備系統にお
ける電力使用量を各デマンドメータで検出して、所定の
デマンド時限終了時点における前記検出された各電力使
用量を累積して合計した累積電力使用量を、予め定めら
れた契約電力使用量以下に制御するデマンド監視制御装
置において、デマンド時限を複数のデマンド周期に分割
するデマンド時限分割手段と、複数の需要設備系統を常
時遮断可能な需要設備系統と緊急時に遮断可能な需要設
備系統と遮断不可能な需要設備系統とに遮断優先順位付
けする遮断優先順位付手段と、各デマンドメータで検出
される各電力使用量から各デマンド周期における各デデ
マンド量を合計して各デマンド周期毎の合計使用量を算
出する合計使用量手段と、先頭のデマンド周期における
デマンド目標値を契約電力使用量に基づいて設定する先
頭デマンド目標値設定手段と、任意番目のデマンド周期
におけるデマンド目標値を、一つ前のデマンド周期にお
ける合計使用量が該当デマンド周期のデマンド目標値以
下の場合は一つ前のデマンド目標値に設定し、合計値が
該当デマンド周期のデマンド目標値を越える場合はこの
合計値に設定するデマンド目標値自動更新手段と、各デ
マンド周期の開始時毎に、自動更新されたデマンド目標
値に基づいて該当デマンド周期における需要電力判定線
を算出する需要電力判定線算出手段と、各デマンド周期
において累積電力使用量が該当デマンド周期に対応する
需要電力判定線を越えたとき、前記複数の需要設備系統
から前記遮断優先順位に従って1系統又は複数系統の需
要設備系統に対する電力供給を遮断する電力供給遮断手
段とを備えている。
[発明の実施例] 以下、本発明によるデマンド監視制御装置の一実施例に
ついて図面を参照して説明する。第1図はこれを示す系
統図で、上記した従来の第4図と同様の設備系統に適用
した例を示している。図中51は演算制御装置(電子計算
機)で、後述する各種演算処理を行う演算処理装置52
と、外部からのプロセス入力をとり入れる入力装置53−
1と、上記演算処理装置52からの出力信号を受けて、外
部のプロセスへ出力する出力装置53−2とから構成され
ている。上記演算制御装置51の外部装置としてオペレー
ションコントローラ54が設けられ、これは演算処理装置
52で演算した各種データを表示したり、演算処理装置52
内の各種設定値を変更し、かつ制御を行なうインターフ
ェイスである。
上記演算処理装置52は各デマンドメータ1DM,2DM,…nDM
からの各需要設備1,2,…nの使用電力量を入力し、予じ
め設定された上記各需要設備系統のデマンド監視目標値
とから各需要設備系のしゃ断できない需要設備系統と、
緊急しゃ断できる需要設備系統と、しゃ断できる需要設
備系統に分類し、各需要設備系統はデマンド周期毎にデ
マンド目標値を自動更新して、上記分類した各需要設備
系のデマンド量と受電側の需要設備1とのデマンド量と
を比較演算し、これにより得られるデマンド監視制御信
号が上記出力装置53−2に出力される。
上記のデマンド監視の目標値は、第1の需要設備1が電
力会社との契約電力を設定して固定であり、第2の需要
設備2のデマンド監視、及び第3の需要設備3のデマン
ド監視、…、第nの需要設備nのデマンド監視は上記第
1の需要設備1の契約電力を目標値として使用電力量の
監視を行なうが、第1の需要設備1のデマンド監視の目
標値はある時間のデマンド終了毎に演算処理装置52で自
動更新をしていく。上記デマンドの自動更新について、
そのタイムチャートを第2図を参照して動作を具体的に
説明する。
第2図(a)は第1の需要設備1の30分デマンド量、第
2図(b)は第2の需要設備2の30分デマンド量、第2
図(c)は第3の需要設備3の30分デマンド量、…,第
2図(d)は第nの需要設備nの30分デマンド量であ
る。即ち、デマンドスタート時、0分から30分までの1
番目のデマンド周期における第1の需要設備1のデマン
ド目標値Σを、この設備全体の目標電力PDをデマンド
周期数(実施例では5)で分割して得られる第1の需要
設備1における1デマンド周期分の契約電力量W11に設
定しておき、該契約電力量W11を超過することのないよ
うに監視し、次の30分デマンド終了時点で、第2の需要
設備2の使用電力量(デマンド量)W2-1、第3の需要設
備3の使用電力W3-1,…,第nの需要設備nの使用電力W
n-1であると、30分から60分までの2番目のデマンド周
期におけるデマンド目標値Σは次のように決定する。
すなわち、1つ前のデマンド周期におけるデマンド目標
値Σ(=第1の需要設備1の1デマンド周期分の契約
電力量W11)と同じデマンド周期における第2〜第nの
各需要設備におけるデマンド量の合計値ΣWk-1:(k=
2,3,4,…,n)とを比較する。そして、第2図に示すよう
に、Σ<ΣWk-1の場合は、デマンド目標値Σを合計
値ΣWk-1へ更新する(Σ=ΣWk-1)。一方、Σ≧Σ
Wk-1の場合は、デマンド目標値Σは更新せずに、Σ
=Σとする。
同様に、60分から90分までの3番目のデマンド周期にお
けるデマンド目標値Σは、1つ前の2番のデマンド周
期におけるデマンド目標値Σ(第2図においてはΣ
=ΣWk-1)と同じデマンド周期における第2〜第nの各
需要設備におけるデマンド量の合計値ΣWk-2とを比較す
る。そして、第2図に示すように、Σ≧ΣWk-2の場合
は、今回のデマンド目標値Σを更新せずに、Σ=Σ
とする。一方、Σ<ΣWk-2の場合は、デマンド目標
値Σを前記合計値に更新する(Σ=ΣWk-2)。
さらに、90分から120分までの4番目のデマンド周期に
おけるデマンド目標値Σを、同様な手法で、3番目の
デマンド周期のデマンド目標値Σと合計値ΣWk-3とを
比較して、第2図に示すように、Σ<ΣWk-3の場合、
デマンド目標値Σを合計値に更新する(Σ=Σ
Wk-3)。
そして、120分から150分までの5番目のデマンド周期に
おけるデマンド目標値Σにおいても、Σ<ΣWk-4
あるので、合計値に更新されて、Σ=ΣWk-4となる。
このように、第1の需要設備1の任意のデマンド周期に
おけるデマンド目標値Σは、一つ前のデマンド周期に
おけるデマンド目標値ΣM-1と該当デマンド周期におけ
る実績のデマンド量の合計値ΣWk-(M-1)と比較して、合
計値ΣWk-(M-1)が目標値ΣM-1より大きい時にこの合計
値へ更新され、等しい場合又は小さい場合は更新されな
い。
次に、第3図を用いて、実際に、第1〜第nの需要設備
1〜nを稼働してデマンド制御を行う動作を説明する。
第3図における需要設備電力判定線LPDは、0分から150
分までのデマンド時限に目標電力PDを各時刻において均
等に使用すると仮定した電力判定線である。また、各需
要電力判定線LPD-2,LPD-4,LPD-5はそれぞれ、各2番目,
4番目,5番目のデマンド周期に設定した各デマンド目標
値Σ24がそれぞれ該当デマンド周期から最後
(150分)まで継続すると仮定した場合の各電力判定線
である。
具体的には、各需要電力判定線LPD-2,LPD-4,LPD-5はそ
れぞれ該当デマンド周期の開始時刻において、自己より
値の小さい各デマンド周期における各デマンド目標値の
合計値に自己のデマンド目標値を加算した電力量位置及
びデマンド時限の最終時刻(150分)における目標電力P
D位置を通過するように作図される。
なお、3番目のデマンド周期におけるデマンド目標値Σ
は2番目のデマンド周期におけるデマンド目標値Σ
と等しいので記載を省略している。
したがって、基本的に各デマンド周期において、0分か
らの累積電力使用量Aが該当するデマンド周期に対応す
る各需要電力判定線LPD-2,LPD-4,LPD-5を越えないよう
に制御すればよい。
具体的には、デマンド時限が開始され、第1のデマンド
周期においてはたとえ累積電力使用量Aが需要設備電力
判定線LPDを越えていても各需要設備系統の遮断器に対
するオフ信号を送出しない。
しかし、30分から始まる第2のデマンド周期が開始され
ると、この第2のデマンド周期に対応するデマンド目標
値Σから得られる需要電力判定線LPD-2を累積電力使
用量Aが超過するので、この第2のデマンド周期が開始
される時刻に各需要設備系統L1〜Lnのうちのいずれかの
需要設備系統のフィーダの遮断器に出力装置53−2より
予め定められているフィーダの遮断器へオフ信号を送出
する。
一つの需要設備系統に対する電力供給が遮断されると、
累積電力使用量Aの増加率が低下して、需要電力判定線
LPD-2未満となる。
60分から90分までの第3のデマンド周期においては、デ
マンド目標値Σは先のデマンド周期のデマンド目標値
Σに等しいので、需要電力判定線LPD-2で判定する。
この第3のデマンド周期において、累積電力使用量Aが
需要電力判定線LPD-2をa点で超過すると、稼働中の需
要設備系統のなかの一つの需要設備系統に対してオフ信
号を送出する。
次に、90分から120分までの第4のデマンド周期におい
ては、デマンド目標値Σに対応する需要電力判定線L
PD-4を用いて判定する。そして、この第4のデマンド周
期において、累積電力使用量Aが需要電力判定線LPD-4
をb点で超過すると、稼働中の需要設備系統のなかの一
つの需要設備系統に対してオフ信号を送出する。
同様に、120分から150分までの第5のデマンド周期にお
いては、デマンド目標値Σに対応する需要電力判定線
LPD-5を用いて判定する。そして、この第5のデマンド
周期において、累積電力使用量Aが需要電力判定線L
PD-5ををc点で超過すると、さらに稼働中の需要設備系
統のなかの一つの需要設備系統に対してオフ信号を送出
する。
このように、各デマンド周期毎に、累積電力使用量Aが
該当デマンド周期で設定されたデマンド目標値Σで得
られる需要電力判定線LPD-Mを越えないように、稼働中
の需要設備系統から1系統又は複数系統を選択して電力
供給を停止すれば、最終的にデマンド時限の終了時点に
おいて、累積電力使用量Aが目標電力PDを越えることが
防止される。
また、デマンド周期毎に、該当デマンド周期におけるデ
マンド目標値を固定値ではなくて、一つ前のデマンド周
期における実績の合計値に基づいて更新している。実績
値が増加した場合は次のデマンド周期におけるデマンド
目標値が増加し、実績値が低下した場合は次のデマンド
周期のおけるデマンド目標値は今回のデマンド周期のデ
マンド目標値を維持する。したがって、累積電力使用量
Aが各需要電力判定線を超過する確率を低下でき、需要
設備系統への電力供給を強制遮断する確率が低下する。
この場合、演算制御装置51の演算処理装置52には、しゃ
断してもよいしゃ断器に接続されている需要設備系統、
緊急時にしゃ断してもよいしゃ断器に接続されている需
要設備系統、及びしゃ断してはいけないしゃ断器に接続
されている需要設備系統に分類してある。そして、電力
遮断する優先順位を、常時遮断可能な需要設備系統、緊
急時に遮断可能な需要設備系統及び遮断不可能な需要設
備系統との分類することによって、累積電力使用量Aが
目標電力PDを越える可能性が発生した場合における装置
全体の影響を最小限に抑制できる。又目標電力量以下に
低減するために該各々の需要設備系統に接続されている
しゃ断器をオフする場合には、演算処理装置52より、各
需要設備系統に警報を出す接点信号を出力する。
[発明の効果] 以上述べた如く、本発明によれば設備共用系における複
数の需要設備を1台の演算制御装置により、電力制御を
行ない、受電する需要設備のデマンド目標値を決めてお
いて、デマンド周期は時間の終了毎に自動更新し、かつ
これと上記デマンド目標値とを比較することにより、受
電側需要設備の電力量を気にすることもなく、各系統の
需要設備の生産性に影響を及ぼすことなく、共用設備全
体の契約電力をフルに使用することができると共に、各
負荷制御を行なうことができ、幅広い適用が可能なデマ
ンド監視制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデマンド監視制御装置の一実施例
を示す系統図、第2図は同実施例の動作を説明するタイ
ムチャート図、第3図は第2図における使用電力の調整
方法を説明するための図、第4図は従来のデマンド監視
制御装置の一例を示す系統図、第5図は従来のデマンド
監視制御装置の需要電力の調整方法を説明するための制
御原理図である。 1……第1の需要設備、2……第2の需要設備、3……
第3の需要設備、n……第nの需要設備、SW1……しゃ
断器、SW4……しゃ断器、SW5……しゃ断器、SW6……し
ゃ断器、SWn……しゃ断器、11,12,13,…,1n……変成
器、21,22,23,…,2n……電力検出器、31,32,33,…,3n…
…パルス信号変換器、B……母線、W1,W21,W31,…Wn1
…所内電力量、WG1,WG2……所内発電電力、1DM,2DM,3D
M,…,nDM……デマンドメータ、WD……電力会社からの受
電電力量、LPD……需要設備電力判定線、PT……現在電
力、P……予測電力、t,T……時限、PC……調整電力、P
D……目標電力、51……演算制御装置、52……演算処理
装置、53−1……入力装置、53−2……出力装置、54…
…オペレーションコントローラ、W11……契約電力量、
Σ123,…,Σn……デマンド目標値、L1,L2,L3
…需要設備系、LPD-4,LPD-5,LPD-2……需要電力判定
線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の需要設備系統毎に各需要設備系統に
    おける電力使用量を各デマンドメータで検出して、所定
    のデマンド時限終了時点における前記検出された各電力
    使用量を累積して合計した累積電力使用量を、予め定め
    られた契約電力使用量以下に制御するデマンド監視制御
    装置において、 前記デマンド時限を複数のデマンド周期に分割するデマ
    ンド時限分割手段と、 前記複数の需要設備系統を常時遮断可能な需要設備系統
    と緊急時に遮断可能な需要設備系統と遮断不可能な需要
    設備系統とに遮断優先順位付けする遮断優先順位付手段
    と、 前記各デマンドメータで検出される各電力使用量から各
    デマンド周期における各デデマンド量を合計して各デマ
    ンド周期毎の合計使用量を算出する合計使用量手段と、 先頭のデマンド周期におけるデマンド目標値を前記契約
    電力使用量に基づいて設定する先頭デマンド目標値設定
    手段と、 任意番目のデマンド周期におけるデマンド目標値を、一
    つ前のデマンド周期における合計使用量が該当デマンド
    周期のデマンド目標値以下の場合は一つ前のデマンド目
    標値に設定し、前記合計値が該当デマンド周期のデマン
    ド目標値を越える場合はこの合計値に設定するデマンド
    目標値自動更新手段と、 各デマンド周期の開始時毎に、前記自動更新されたデマ
    ンド目標値に基づいて該当デマンド周期における需要電
    力判定線を算出する需要電力判定線算出手段と、 各デマンド周期において累積電力使用量が該当デマンド
    周期に対応する需要電力判定線を越えたとき、前記複数
    の需要設備系統から前記遮断優先順位に従って1系統又
    は複数系統の需要設備系統に対する電力供給を遮断する
    電力供給遮断手段と を備えたデマンド監視制御装置。
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