JPH0773299B2 - 車携帯形電話機 - Google Patents

車携帯形電話機

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JPH0773299B2
JPH0773299B2 JP61194303A JP19430386A JPH0773299B2 JP H0773299 B2 JPH0773299 B2 JP H0773299B2 JP 61194303 A JP61194303 A JP 61194303A JP 19430386 A JP19430386 A JP 19430386A JP H0773299 B2 JPH0773299 B2 JP H0773299B2
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radio
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道義 工藤
敬樹 小林
祐一郎 菅沼
直知 安達
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車に搭載して使用し、または自動車より
取出し、携行しながら、若しくは建物、ヨット内等で使
用する車携帯形電話機に関する。
従来の技術 従来、この種の車携帯形電話機としては、直方体状のバ
ッテリと無線機本体を重ね、無線機本体上にハンドセッ
ト置台を設け、このハンドセット置台にハンドセットを
支持するようにした縦形、積重ねタイプのもの、または
扁平形状のバッテリと無線機本体を縦向きにして横方向
に重ね、無線機本体に設けたハンドセット置台にハンド
セットを縦向きにして支持するようにした縦形のものが
提供されている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、上記従来のいずれの構成においても、縦向きに
して設置するため、自動車の床、シート若しくは卓上等
に置いた場合の安定性に劣り、このため、ハンドセット
の着脱操作に注意を要し、操作性にも劣る。また携帯時
において使用する場合、前者ではハンドセットをハンド
セット置台に対し、上下方向に着脱操作しなければなら
ず、特に離脱時に腕を縮めるように動作しなければなら
ないので、操作性が悪く、後者では、ハンドセットをハ
ンドセット置台に対し、前後方向に着脱操作しなければ
ならず、無線機本体を他方の手で押さえておかなければ
ならず、操作性が悪い。さらに上記のようにいずれの場
合においても、縦向きにして設置するため、設置場所が
シートの他はトランクに限定されてしまい不便である。
そこで、本発明は、以上のような従来例の問題を解消す
るもので、自動車のシートや卓上等に置いた場合に安定
させることができ、これにより操作性を向上させること
ができ、また携行の際にハンドセットのハンドセット置
台に対する着脱操作を容易に行うことができ、さらに自
動車のシート上に限らず、アンダーシート、アンダーダ
ッシュ等、設置場所を自由に選択することができるよう
にした車携帯形電話機を提供しようとするもので 問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決するための本発明の技術的な手
段は、扁平形状の無線機本体と、この無線機本体の扁平
面上に並列に取付けられたハンドセット置台及びバッテ
リ保持部と、上記ハンドセット置台に支持されたハンド
セットと、上記バッテリ保持部に保持されたバッテリと
が備えられ、ハンドセット置台に支持されたハンドセッ
トがバッテリ保持部と同程度の高さに並設されるように
構成されたものである。
作用 上記技術的手段による作用は次のようになる。すなら
ち、無線機本体におけるハンドセット及びバッテリと反
対側の扁平面側を自動車のシート、卓上等に設置し、し
かも全体の高さが低いので、安定性を向上させることが
でき、これによりハンドセットの着脱操作を容易に行う
ことができる。また無線機本体におけるハンドセット及
びバッテリと反対側の扁平面側を人の体に沿わせて携行
することができ、ハンドセットをハンドセット置台より
側方へ離脱させ、これとは逆にハンドセットを側方より
ハンドセット置台に装着することができるので、腕を自
由に動かすことができ、しかも上記装着の際の押圧力は
人の体により受けるので、片手で操作することができ、
操作性を向上させることができる。さらに上記のように
全体の高さが低いので、自動車のシート上に限らず、ア
ンダーシート、アンダーダッシュ等、設置場所を自由に
選択することができる。
実 施 例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
まず、本発明の第1実施例について説明する。
第1図乃至第4図に示すように無線機本体1は扁平形状
に形成され、アンテナ2と、プッシュ釦等、送受話のた
めの操作機能を有するハンドセット3のコード4が接続
されるようになっている。無線機本体1の扁平面上には
バッテリ保持部5とハンドセット置台6が取付けられ
る。バッテリ保持部5とハンドセット置台6の台枠7は
合成樹脂等により一体に成形されている。特に第4図よ
り明らかなようにバッテリ保持部5側の枠体8とハンド
セット置台6の台枠7が一体に成形されると共に、これ
ら枠体8及び台枠7及び基板9とによりケース状に形成
されている。枠体8と台枠7の境界には仕切板10が一体
に設けられ、この仕切板10と枠体8と基板9とによりケ
ース状のバッテリ保持部5が構成されている。このバッ
テリ保持部5の短辺側の一側には第2図より明らかなよ
うにバッテリ挿入口11が形成されると共に、シガレット
ライタケーブル接続部12が設けられ、挿入口11よりバッ
テリ保持部5内にバッテリ13が挿されて保持されると共
に、接続部12にシガレットライタケーブル14が接続され
るようになっている。バッテリ13は第4図より明らかな
ようにバッテリ保持部5内においてその四面が緩衝材15
によって保護されている。
ハンドセット置台6について説明すると、特に第5図及
び第6図より明らかなように台枠7におけるバッテリ保
持部5の長辺側に沿う両側部にハンドセット3の受話部
16と送話部17を納め一端がバッテリ保持部5に結合され
断面L字形のガード部18aを有する凹所18と凹所19が形
成されている。台枠7には受話部16と送話部17における
対向側に形成された係合部20,21に係合し得る係合部材2
2,23、ハンドセット3の押上げ部材24及び係合部材23の
解除レバー25等が設けられている。各係合部材22,23は
先端部に上下が先端に至るに従い収れん形状となる係合
部26,27が形成されている。台枠7にはこれと一体に連
設された枠体28,29と台枠7にねじ30,31により取付けら
れた板32,33とにより空所34,35が形成され、これら空所
34,35は凹所18,19側に向かう穴36,37により開放されて
いる。空所34,35には上記係合部材22,23が穴36,37に対
し出没可能に支持されている。空所34,35の奥壁と係合
部材22,23との間には圧縮ばね38,39が介在され、これら
圧縮ばね38,39の弾性により各係合部材22,23の先端係合
部26,27が穴36,37より突出するよりに付勢されている。
台枠7と一体に設けられた枠状部40と上記板33の突出部
33aにより空所41が形成され、この空所41は凹所19に穴4
2により開放されている。空所41には上記押上げ部材24
が穴42に対し出没可能に支持されている。突出部33aと
押上げ部材24との間には圧縮ばね43が介在され、この圧
縮ばね43の弾性により押上げ部材24の先端部が穴42より
凹所19内に突出するように付勢されている。解除レバー
25は先端部側方に傾斜面44が形成され、基部に操作部45
が突設されている。この解除レバー25は台枠7の空所35
で、その先端部が第7図に示すように係合部材23に形成
された穴46に挿入され、操作部45が台枠7に形成された
穴47より外方へ突出され、係合部材23の移動方向と直交
方向に移動し得るように支持されている。解除レバー25
は圧縮ばね39の弾性により係合部材23の穴46の端部で傾
斜面44が押圧され、係合部材23に対し後退されている。
そして解除レバー25を操作部45の操作により係合部材23
に対し前進させることによりその傾斜面44により係合部
材23の穴46の端部を押圧し、係合部材23を圧縮ばね39の
弾性に抗して後退させ、係合部27を空所35内に没入させ
ることができる。このハンドセット置台6にハンドセッ
ト3を支持するには、ハンドセット3の受話部16との送
話部17をハンドセット置台6の凹所18,19に挿入して押
圧する。これにより送話部17は押上げ部材24を圧縮ばね
43の弾性に抗して空所41内に没入させると共に、受話部
16と送話部17はその係合部20と21で係合部材22と23の係
合部26と27の傾斜部を押圧し、係合部材22と23を圧縮ば
ね38と39の弾性に抗して後退させる。係合部20と21が係
合部26と27を通過すると、係合部材22と23は圧縮ばね38
と39の弾性により復帰し、係合部26と27が係合部20と21
に係合され、ハンドセット3の振動等に対する離脱が防
止される。ハンドセット3をハンドセット置台6より離
脱するには、解除レバー25を上記のように前進させるこ
とにより係合部材23を圧縮ばね39の弾性に抗して後退さ
せ、係合部27を空所35内に没入させ、係合部27を係合部
21より離脱させることができる。これによりハンドセッ
ト3の送話部17が圧縮ばね43の弾性による押上げ部材24
の突出により押圧され、凹所19より離脱される。次いで
ハンドセット3をハンドセット置台6より引離すことに
より係合部20により係合部26の傾斜面を押圧して係合部
材22を圧縮ばね38の弾性に抗して後退させ、係合部20を
係合部26より解放することができる。
上記バッテリ保持部5及びハンドセット置台6は取付装
置により無線機本体1の扁平面上に取付けられる。第4
図に示すように基板9の折曲部9aにはバッテリ13と接続
されるコネクタ50がねじ51により取付けられ、一方、無
線機本体1には無線機筐体52の端板53にその内部に設け
られたプリント基板54と接続されるコネクタ55がねじ56
により取付けられている。これらコネクタ50と55を確実
に、且つ容易に接続するために無線機筐体52の端板53に
ガイド穴57が形成され、一方、基板9の折曲部9aにはガ
イドピン58がねじ59により取付けられ、このガイドピン
58はコネクタ50より先方に突出され、先端はガイド穴57
に挿入し易いようにテーパー状に形成されている。第4
図、第8図及び第9図に示すように無線機筐体52の扁平
面上には長辺側に沿って二個所に係合突起60が取付けら
れている。この係合突起60は軸部61の先端に大径の係合
部62が形成されている。一方、基板9には上記係合突起
60に対応して係合穴63が形成されている。この係合穴63
は係合突起60の係合部62を挿通し得る大径部64と、この
大径部64の内方に連通し、係合突起60の軸部61を挿通し
得る幅の狭い係合溝65とよりなっている。台枠7の内側
に一体に突設されたボス66には弾性変形可能な係合部材
67が取付けられる。この係合部材67は本実施例では金属
製の板ばね68と合成樹脂製の操作部材69の2部品により
構成され、板ばね68の先端に操作部69の基部がねじ70に
より連結されている。板ばね68の基部がねじ71により上
記ボス66に取付けられ、この板ばね68の弾性により操作
部材67が基板9側に付勢され、操作部材67に突設された
突出部72が係合穴62の大径部64を閉塞し得るようになっ
ている。操作部材69の基端が係合部73になっており、操
作部材69の先端に操作部74が形成され、この操作部74は
台枠6の側方に形成された穴75よりやや突出されてい
る。無線機筐体52にバッテリ保持部5及びハンドセット
置台6を取付けるには、ガイドピン58の先端をガイド穴
57に挿入し、バッテリ保持部5及びハンドセット置台6
を無線機筐体52に対し、第10図Aに示す矢印方向へ押圧
することにより、ガイドピン58とガイド穴57をガイドと
してコネクタ50と55を接続することができる。このと
き、まず、第10図Aに示すように係合突起60の係合部62
が操作部材67の突出部72を板ばね68の弾性に抗して後退
させ、係合突起60の係合部62と軸部61が係合穴63の大径
部64に挿通される。次いでバッテリ保持部5及びハンド
セット置台6の前進に伴い、第10図Bに示すように係合
突起60の軸部61が係合穴63の係合溝65中を相対移動す
る。上記コネクタ50と55か完全に接続されると、係合突
起60の係合部62が操作部材69より離脱し、操作部材69が
板ばね68の反撥弾性により基板9側に付勢され、係合部
73が係合突起60の係合部62に係合される。その結果、係
合突起60は係合溝65の縁部により抜止めされると共に係
合部73により前進が規制され、完全にロックされる。こ
れとは逆に操作部74の操作により操作部材69を板ばね68
の弾性に抗して基板9とは反対側に回動させ、係合突起
60の係合部62を解放することにより、上記とは逆の手順
でバッテリ保持部5及びハンドセット置台6を無線機筺
体52より外すことができる。このような取付装置を用い
ることによりバッテリ保持部5及びハンドセット置台6
と無線機筺体52とをスライド方向で取付けることがで
き、コネクタ50と55を損傷することなく、容易に接続す
ることができる。
第1図、第2図、第3図に示すように携行手段として把
手77と肩吊り79が取付けられる。すなわち、ハンドセッ
ト置台6における穴75側の端面には穴75を挾むように把
手取付け部76が取付けられ、これら取付部76に公知の機
構により把手77が穴75を閉じるように、すなわち操作部
74を被覆するように、また穴75、すなわち操作部74より
離隔するように取付けられている。また取付部76の両外
側には係止具78が取付けられ、これら係止具78に第3図
より明らかなように帯状の肩吊り79の両端の連結具80が
公知の機構により離脱可能に取付けられるようになって
いる。肩吊り79の中間部には公知の調節具81が備えら
れ、肩吊り79の長さを調節し得るようになっている。
無線機本体1は本車携帯形電話機を壁面に取付けて使用
するため、第1図、第2図、第3図及び第11図に示すよ
うに取付板82を有し、この取付板82は無線機筐体52に取
付けられる。取付板82は合成樹脂製で、特に第2図及び
第11図より明らかなように無線機筐体52におけるバッテ
リ保持部5及びハンドセット置台6の取付側と反対側の
扁平状面、すなわち背面を覆う背面板83と、無線機筐体
52における把手77側の端面を覆う端板84が直角方向に連
結され、端板84の一側はハンドセット3のコード4の接
続の邪魔にならないように切欠されている。背面板84の
内面には端板84側を除く三辺の縁に突条85が一体に形成
され、隅部四個所にはボス86と長円形状の突部87が一体
に形成され、中間部には短辺方向に沿う複数条(図示例
では3条)の突条88が一体に形成されている。これら突
条85、ボス86、突部87及び突条88は同一高さに形成され
ている。各ボス86の位置にはねじ取付用の穴89が形成さ
れ、この穴89の外周において背面板84の外面側に浅い凹
入部90が形成されている。各突部87の内側に位置して、
すなわち長辺側と短辺側に各一対となる係合穴91が形成
されている。端板84側の各係合穴91は大径部92と、この
大径部92に背面板83の長辺側に沿うように連通する幅の
狭い係合溝93と、この係合溝93の端部に直角方向に、す
なわち端板84側に向くように連通する幅の狭い係合溝93
aとよりなる。端板84とは離隔側の各係合穴91は大径部9
2と、この大径部92に背面板83の長辺側に沿うように連
通する幅の挾い係合溝93とよりなる。すべての係合穴91
はこの取付板82を無線機筐対52に取付けた際、大径部92
側がハンドセット置台6における送話部17の凹所19側に
向くように配置されている。背面板83には突条88と直角
方向に多数の放熱穴94が形成されている。この取付板82
はその取付用の穴89を利用し、ブッシュ95及びねじ96に
より無線機筐体52に取付けられ、突条85、ボス86、突部
87、突条88の各突出部内面が無線機筐体52に当接されて
いる。そしてねじ96の頭部外側より凹入部90に目隠し部
材97が圧入されている。本車携帯形電話機を壁面に取付
けるには、この取付板82の他に、第18図に示すような係
合突起98を用いる。この係合突起98は係合穴91の係合溝
93に挿通することができ、ねじが形成された軸部99に係
合穴91の大径部92に挿通し得る係合部100が一体に設け
られている。なお、両辺の隅部の係合穴91を一つで兼用
しているが、各辺に複数個設けてもよく、また兼用した
係合穴91の対角線上の係合穴91は無くてもよい。
上記無線機本体1は通話、または待ち受けの状態で熱を
発生し、無線機筐体52はシールドを確保するため、金属
製であるため、熱くなる。そして上記のように取付板82
は合成樹脂製であり、しかも多数の放熱穴94を形成して
いるので、防熱板としての役割を果たすことができる。
次に上記実施例の使用例について説明する。上記のよう
にして第1図及び第2図に示すように無線機本体1にバ
ッテリ保持部5及びハンドセット置台6を取付け、ハン
ドセット置台6にハンドセット3を支持させる。そして
自動車において使用する場合には、取付板82の背面板83
を下向きにして第12図に示すように床101にユニバーサ
ルマウント(図示省略)を用いて支持する。または第13
図に示すように取付板82の背面板83をシート102に載せ
る。このとき、取付板82は無線機の発熱に対し、シート
102を保護することができる。または第14図に示すよう
に無線機本体1を車のトランクの床103にマウント104に
より支持させ、この無線機本体1とケーブル(図示省
略)により接続したバッテリ保持部5、ハンドセット置
台6及びハンドセット3をシートに載せる。このとき、
無線機本体1はその取付板82の背面板83を上向きにして
支持させることによりトランクに納めたゴルフバック等
のビニール製品を無線機の発熱から保護することができ
る。または図示していないが無線機本体1をシートの下
に納め、この無線機本体1とケーブルにより接続したバ
ッテリ保持部5、ハンドセット置台6及びハンドセット
3をシートに載せる。
また車を降りた際には、第15図に示すように把手77を一
方の手105で把持して携行し、他方の手106でハンドセッ
ト3の着脱操作を行うことができる。このとき、第16図
に示すように取付板82の背面板83と端板84により人の体
107と把手77を把持している手105を無線機の発熱から保
護することができる。この時、バッテリ保持部5とハン
ドセット3とは同程度の高さなので携行時に邪魔になら
ずまたぶつかったりしない。また連結具80により肩吊り
79を係止具78に連結することにより第17図に示すように
肩に掛けた状態で携行することができる。このときにも
取付板82により人の体107を無線機の発熱から保護する
ことができる。
また建物、若しくはヨット内に携行した際には、第19図
Aに示すように壁108に第18図に示す係合突起98を取付
ける。そして本車携帯形電話機のハンドセット3を上部
水平方向に向ける場合には、まず、取付板82の長辺側の
係合穴91の大径部92を係合突起98の係合部100に挿通さ
せる。しかる後、本車携帯形電話機を側方へ少し移動さ
せることにより係合溝93を係合突起98の軸部99に挿通さ
せ、本車携帯形電話機を少し下降させることにより係合
溝93aを軸部99に挿通させ、係合溝93aの縁部を係合突起
98の係合部100に係合し、本車携帯形電話機を第19図A,B
に示すように壁108に掛けて使用することができる。ま
た第20図に示すように本車携帯形電話機のハンドセット
3を左側で垂直方向に向ける場合には、まず、取付板82
の短辺側の係合穴91の大径部92を係合突起98の係合部10
0に挿通させる。しかる後、本車携帯形電話機を下方へ
少し移動させることにより係合溝93を係合突起98の軸部
99に挿通させ、係合溝93の縁部を係合突起98の係合部10
0に係合し、本車携帯形電話機を第21図A,Bに示すように
壁108に掛けて使用することができる。このように壁108
に掛けて使用すれば、卓上に余分なスペースがない場合
に便利であり、またヨットのように揺れる場合には、卓
上より落下して損傷するのを防止することができる。勿
論建物において、卓上にスペースがある場合には卓上で
使用してもよい。
次に本発明の第2実施例について説明する。本実施例に
あっては、第22図に示すように取付台111にバッテリ保
持部112として枠体を一体に設け、このバッテリ保持部1
12にバッテリ113を保持させ、取付台111に設けたコネク
タ114にハンドセット置台115のコネクタ116を接続し、
このハンドセット置台115にハンドセット3のコード4
を接続し、取付台111のコネクタ(図示省略)を無線機
本体1のコネクタ117に接続するようにしたものであ
る。第22図は概略的に示しているが、その他は上記第1
実施例と同様に構成される。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、扁平形状の無線機本
体の扁平面上にバッテリ保持部及びハンドセット置台を
並列して取付け、上記バッテリ保持部にバッテリを保持
させ、上記ハンドセット置台にハンドセットを支持さ
せ、ハンドセット置台に支持させたハンドセットがバッ
テリと同程度の高さになるように構成している。従って
無線機本体におけるハンドセット及びバッテリと反対側
の扁平面側を自動車のシート、卓上等に設置し、しかも
全体の高さが低いので、安定性を向上させることがで
き、これによりハンドセットの着脱操作を容易に行うこ
とができる。また無線機本体におけるハンドセット及び
バッテリと反対側の扁平面側を人体に沿わせて携行する
ことができ、ハンドセットをハンドセット置台より側方
へ離脱させ、これとは逆にハンドセットを側方よりハン
ドセット置台に装着することができるので、腕を自由に
動かすことができ、しかも上記装着の際の押圧力は人体
により受けるので、片手で操作することができ、操作性
を向上させることができる。さらに上記のように全体の
高さが低いので、自動車のシート上に限らず、アンダー
シート、アンダーダッシュ等、設置場所を自由に選択す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第21図は本発明の第1実施例における車携帯
形電話機を示し、第1図は水平状態にした全体斜視図、
第2図は垂直状態にした全体斜視図、第3図は分解斜視
図、第4図は無線機本体とバッテリ保持部及びハンドセ
ット置台を分解した状態の断面図、第5図はハンドセッ
ト置台の分解斜視図、第6図はハンドセット置台及びハ
ンドセットの断面図、第7図はハンドセット置台におけ
る係合部材と解除レバーの関係説明用の一部破断平面
図、第8図はハンドセット置台部分の底面図、第9図は
バッテリ保持部及びハンドセット置台を無線機本体に取
付ける取付装置の分解斜視図、第10図A,Bはバッテリ保
持部及びハンドセット置台と無線機本体の取付順序説明
用の要部断面図、第11図は無線機本体の一部分解斜視
図、第12図、第13図及び第14図は自動車における使用状
態説明図、第15図は携行による使用状態説明図、第16図
はその要部正面図、第17図は携行による他の使用状態説
明図、第18図は壁に掛けて使用する方向に起こした状態
を示す斜視図、第19図A,Bはそれぞれの使用状態を示す
側面図及び正面図、第20図は壁に掛けて使用する他の方
向に起した状態を示す斜視図、第21図A,Bはそれぞれの
使用状態を示す側面図及び正面図、第22図は本発明の第
2実施例を示す概略斜視図である。 1……無線機本体、3……ハンドセット、5……バッテ
リ保持部、6……ハンドセット置台、13……バッテリ、
111……取付台、112……バッテリ保持部、115……ハン
ドセット置台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅沼 祐一郎 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 安達 直知 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扁平形状の無線機本体と、この無線機本体
    の扁平面上に並列に取付けられたバッテリ保持部及びハ
    ンドセットと係合する係合部を有するハンドセット置台
    と、上記バッテリ保持部に保持されたバッテリと、上記
    ハンドセット置台に支持されたハンドセットとが備えら
    れ、上記ハンドセット置台に上記係合部により支持され
    たハンドセットがバッテリ保持部と同程度の高さに並設
    されるように構成され、上記ハンドセット置台の台枠が
    バッテリ保持部と無線機保持部を一体に連設され、上記
    ハンドセット置台がバッテリ保持部と一体に連設された
    取付台に取り付けられている車携帯形電話機。
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