JPH0772971A - ペン型マウス - Google Patents
ペン型マウスInfo
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- JPH0772971A JPH0772971A JP5218416A JP21841693A JPH0772971A JP H0772971 A JPH0772971 A JP H0772971A JP 5218416 A JP5218416 A JP 5218416A JP 21841693 A JP21841693 A JP 21841693A JP H0772971 A JPH0772971 A JP H0772971A
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- pen
- shaft
- housing
- axial direction
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 垂直な面での使用が可能で、かつサイン照合
も簡便に行なうことができるペン型マウスを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ペン軸22およびペン軸ホルダー部30(軸
状部材)の移動に伴う、ペン軸22およびペン軸ホルダ
ー部30の軸(P−Q)方向および軸(P−Q)方向と
垂直な方向の変位を検出するようにしている。従って、
ペン軸22が移動する面が垂直であっても、ペン型マウ
スの移動方向および速度を検出することができる。
も簡便に行なうことができるペン型マウスを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ペン軸22およびペン軸ホルダー部30(軸
状部材)の移動に伴う、ペン軸22およびペン軸ホルダ
ー部30の軸(P−Q)方向および軸(P−Q)方向と
垂直な方向の変位を検出するようにしている。従って、
ペン軸22が移動する面が垂直であっても、ペン型マウ
スの移動方向および速度を検出することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルコンピュ
ータなどに用いられるマウスに関するものである。
ータなどに用いられるマウスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、パーソナルコンピュータなど
に位置情報や指示情報を与える場合に、キーボードから
の入力のほかにマウスから入力する手段が広く用いられ
ている。
に位置情報や指示情報を与える場合に、キーボードから
の入力のほかにマウスから入力する手段が広く用いられ
ている。
【0003】図12に従来のマウスの一例を示す。マウ
ス2は、クリックボタン4,出力コード6および下面の
開口部7に設けられたボール8を備えている。マウス2
が机16などの面17におかれると、ボール8はその重
力によって開口部7から一部突出した状態になる。この
状態でマウス2が移動されると、ボール8は机16など
の上面17に接触しながら回転することになる。このボ
ール8の回転方向および移動速度に応じてパーソナルコ
ンピュータの画面10上のカーソル12が移動される。
所望の位置にカーソル12が移動されると、クリックボ
タン4が押されて命令入力が与えられる。
ス2は、クリックボタン4,出力コード6および下面の
開口部7に設けられたボール8を備えている。マウス2
が机16などの面17におかれると、ボール8はその重
力によって開口部7から一部突出した状態になる。この
状態でマウス2が移動されると、ボール8は机16など
の上面17に接触しながら回転することになる。このボ
ール8の回転方向および移動速度に応じてパーソナルコ
ンピュータの画面10上のカーソル12が移動される。
所望の位置にカーソル12が移動されると、クリックボ
タン4が押されて命令入力が与えられる。
【0004】このマウス2による入力は、画面10上の
カーソル12をすばやく移動させたい場合やウィンドウ
14を開いたり選択したりする場合などに有効な手段で
ある。
カーソル12をすばやく移動させたい場合やウィンドウ
14を開いたり選択したりする場合などに有効な手段で
ある。
【0005】ここで、従来のマウス2を所望の位置に操
作するためには、マウス2が占有するスペースを常に移
動させることになり、机16の面17上において大きな
操作スペースをとるという問題があった。従って、マウ
スを小型化するために、種々のペン型のマウスが考えら
れている。例えば、図13に示すようなペン型マウス
(特開平05-19963)が知られている。
作するためには、マウス2が占有するスペースを常に移
動させることになり、机16の面17上において大きな
操作スペースをとるという問題があった。従って、マウ
スを小型化するために、種々のペン型のマウスが考えら
れている。例えば、図13に示すようなペン型マウス
(特開平05-19963)が知られている。
【0006】このペン型マウス9は、先端に設けられた
可動球体11,可動球体11の回転状態によりペンの移
動量を検出するペン移動量検出機構13,ペンの移動方
向を検出するペン軸垂直方向検出機構15,補正手段
(CPU)17を備えている。ペン移動量検出機構13
は、可動球体11の回転状態により、ペン型マウス9の
X−Y座標の移動量を検出する。また、ペン軸垂直方向
検出機構15は、ペン軸方向とおもり(図示せず)の重
力による垂直方向のなす角度の変化を読み取ってペン軸
の垂直方向の角度を検出する。この検出されたペン軸の
X−Y座標の移動量および垂直方向の角度に所定の補正
を行ない、ペン型マウス9の移動方向と移動量を検出す
る。
可動球体11,可動球体11の回転状態によりペンの移
動量を検出するペン移動量検出機構13,ペンの移動方
向を検出するペン軸垂直方向検出機構15,補正手段
(CPU)17を備えている。ペン移動量検出機構13
は、可動球体11の回転状態により、ペン型マウス9の
X−Y座標の移動量を検出する。また、ペン軸垂直方向
検出機構15は、ペン軸方向とおもり(図示せず)の重
力による垂直方向のなす角度の変化を読み取ってペン軸
の垂直方向の角度を検出する。この検出されたペン軸の
X−Y座標の移動量および垂直方向の角度に所定の補正
を行ない、ペン型マウス9の移動方向と移動量を検出す
る。
【0007】従来は、このようなペン型マウスにより位
置情報や指示情報の入力を行なっていた。
置情報や指示情報の入力を行なっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ペン型マウスにおいては次のような問題点があった。
ペン型マウスにおいては次のような問題点があった。
【0009】上記のように、ペン型マウスの移動方向を
検出する際に重力を利用する関係上、ほぼ水平な面(例
えば面17)での使用に限られ、垂直な面(例えば面1
8)での使用が困難という問題があった。
検出する際に重力を利用する関係上、ほぼ水平な面(例
えば面17)での使用に限られ、垂直な面(例えば面1
8)での使用が困難という問題があった。
【0010】一方、マウス以外の入力手段として入力タ
ブレットを用いる場合もある。例えば、クレジットカー
ドを使用する際に、サインを照合する場合などにおいて
用いられる。しかし、この入力タブレットにおいては、
高価格かつ小型化が困難という問題があり、また、筆圧
によるサイン照合も困難という問題があった。従って、
任意の用紙にサインしつつ簡便にサイン照合を行なうこ
とが要望されていた。
ブレットを用いる場合もある。例えば、クレジットカー
ドを使用する際に、サインを照合する場合などにおいて
用いられる。しかし、この入力タブレットにおいては、
高価格かつ小型化が困難という問題があり、また、筆圧
によるサイン照合も困難という問題があった。従って、
任意の用紙にサインしつつ簡便にサイン照合を行なうこ
とが要望されていた。
【0011】この発明は上記問題を解決し、垂直な面で
の使用が可能で、かつサイン照合も簡便に行なうことが
できるペン型マウスを提供することを目的とする。
の使用が可能で、かつサイン照合も簡便に行なうことが
できるペン型マウスを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のペン型マウス
は、先端部に開口部を有する筐体、先端が筐体の開口部
から突出した状態で筐体に収納され、弾性部材を介して
軸方向および軸方向と垂直な方向に移動可能に設けられ
た軸状部材、筐体内に設けられ、軸状部材の軸方向と垂
直な方向の変位を検出する第1の検出手段、筐体内に設
けられ、軸状部材の軸方向の変位を検出する第2の検出
手段、を備えたことを特徴としている。
は、先端部に開口部を有する筐体、先端が筐体の開口部
から突出した状態で筐体に収納され、弾性部材を介して
軸方向および軸方向と垂直な方向に移動可能に設けられ
た軸状部材、筐体内に設けられ、軸状部材の軸方向と垂
直な方向の変位を検出する第1の検出手段、筐体内に設
けられ、軸状部材の軸方向の変位を検出する第2の検出
手段、を備えたことを特徴としている。
【0013】請求項2のペン型マウスは、請求項1のペ
ン型マウスにおいて、軸状部材は、軸と軸ホルダーとに
分離されるものであること、を特徴としている。
ン型マウスにおいて、軸状部材は、軸と軸ホルダーとに
分離されるものであること、を特徴としている。
【0014】請求項3のペン型マウスは、請求項1のペ
ン型マウスにおいて、筐体にクリックボタンを設けてい
ること、を特徴としている。
ン型マウスにおいて、筐体にクリックボタンを設けてい
ること、を特徴としている。
【0015】請求項4のサイン照合システムは、先端部
に開口部を有する筐体、先端が筐体の開口部から突出し
た状態で筐体に収納され、弾性部材を介して軸方向およ
び軸方向と垂直な方向に移動可能に設けられた軸状部
材、筐体内に設けられ、軸状部材の軸方向と垂直な方向
の変位を検出する第1の検出手段、筐体内に設けられ、
軸状部材の軸方向の変位を検出する第2の検出手段、を
備えたペン型マウス、サインをする際に、ペン型マウス
の移動に伴う軸状部材の変位データを記憶する記憶手
段、正規のサインの変位データを登録する登録手段、記
憶された変位データを登録された正規のサインの変位デ
ータと照合して判定する照合・判定手段、を備えたこと
を特徴としている。
に開口部を有する筐体、先端が筐体の開口部から突出し
た状態で筐体に収納され、弾性部材を介して軸方向およ
び軸方向と垂直な方向に移動可能に設けられた軸状部
材、筐体内に設けられ、軸状部材の軸方向と垂直な方向
の変位を検出する第1の検出手段、筐体内に設けられ、
軸状部材の軸方向の変位を検出する第2の検出手段、を
備えたペン型マウス、サインをする際に、ペン型マウス
の移動に伴う軸状部材の変位データを記憶する記憶手
段、正規のサインの変位データを登録する登録手段、記
憶された変位データを登録された正規のサインの変位デ
ータと照合して判定する照合・判定手段、を備えたこと
を特徴としている。
【0016】
【作用】請求項1のペン型マウスによれば、軸状部材の
移動に伴う軸状部材の軸方向および軸方向と垂直な方向
の変位を検出するようにしている。従って、軸状部材が
移動する面が垂直であっても、マウスの移動方向および
速度を検出することができる。
移動に伴う軸状部材の軸方向および軸方向と垂直な方向
の変位を検出するようにしている。従って、軸状部材が
移動する面が垂直であっても、マウスの移動方向および
速度を検出することができる。
【0017】請求項2のペン型マウスによれば、さら
に、軸状部材は軸と軸ホルダーとに分離されている。従
って、軸だけを容易に交換することができる。
に、軸状部材は軸と軸ホルダーとに分離されている。従
って、軸だけを容易に交換することができる。
【0018】請求項3のペン型マウスによれば、さら
に、筐体にクリックボタンを設けている。従って、通常
のマウスと同様に命令入力を与えることができる。
に、筐体にクリックボタンを設けている。従って、通常
のマウスと同様に命令入力を与えることができる。
【0019】請求項4のサイン照合システムによれば、
サインをする際のペン型マウスの変位データを登録され
た正規のサインの変位データと照合するようにしてい
る。
サインをする際のペン型マウスの変位データを登録され
た正規のサインの変位データと照合するようにしてい
る。
【0020】従って、サインの対象物が限定されること
なく、サイン照合を簡便に行なうことができる。
なく、サイン照合を簡便に行なうことができる。
【0021】
【実施例】図1に、この発明の一実施例によるペン型マ
ウス5の概略断面図を示す。このペン型マウス5は、軸
状部材であるペン軸22およびペン軸ホルダー部30,
第1のセンサ40,第2のセンサ42,クリックボタン
50,出力コード52,ペン筐体60を備えている。な
お、この例においてはペン軸22とペン軸ホルダー部3
0とは分離されている。
ウス5の概略断面図を示す。このペン型マウス5は、軸
状部材であるペン軸22およびペン軸ホルダー部30,
第1のセンサ40,第2のセンサ42,クリックボタン
50,出力コード52,ペン筐体60を備えている。な
お、この例においてはペン軸22とペン軸ホルダー部3
0とは分離されている。
【0022】ペン軸22にはペン先20が設けられてお
り、ペン先20はペン筐体60の先端の開口部61から
突出している。ペン先20の先端部分は接触抵抗が小さ
いように球状になっている。ペン軸22の後端は、ペン
軸ホルダー部30に保持される。なお、ペン軸22に
は、後述するサイン照合システムに用いられる場合、ボ
ールペンなどの替え芯が用いられる。
り、ペン先20はペン筐体60の先端の開口部61から
突出している。ペン先20の先端部分は接触抵抗が小さ
いように球状になっている。ペン軸22の後端は、ペン
軸ホルダー部30に保持される。なお、ペン軸22に
は、後述するサイン照合システムに用いられる場合、ボ
ールペンなどの替え芯が用いられる。
【0023】ペン先20と開口部61との間には、軸
(P−Q)方向と垂直方向に所定のスキマ(例えば約1
mm)が設けられており、ペン先20は、開口部61間を
軸(P−Q)方向と垂直方向に移動可能となっている。
(P−Q)方向と垂直方向に所定のスキマ(例えば約1
mm)が設けられており、ペン先20は、開口部61間を
軸(P−Q)方向と垂直方向に移動可能となっている。
【0024】なお、ペン軸22は、ペン筐体60の内部
に設けられている前サポート部62により保持されてい
る。
に設けられている前サポート部62により保持されてい
る。
【0025】ペン軸ホルダー部30は、ペン軸接合部3
2,弾性体(例えばゴム)34,第1の検知用円板3
6,第1の検知用円板38を備えている。
2,弾性体(例えばゴム)34,第1の検知用円板3
6,第1の検知用円板38を備えている。
【0026】このペン型マウス2が使用されるときに
は、ペン軸ホルダー部30の先端のペン軸接合部32に
おいて、ペン軸22の後端とペン軸ホルダー部30とが
接合される。ペン軸ホルダー部30の後端は、ペン筐体
60により係止されている。また、ペン軸ホルダー部3
0の後方に設けられた弾性体ストッパー37とペン筐体
60の後端との間には弾性体36が設けられている。従
って、ペン軸22およびそれに接合するペン軸ホルダー
部30は、ペン筐体60内を軸(P−Q)方向および軸
(P−Q)方向と垂直方向に移動可能となる。なお、こ
の例では、ペン軸22とペン軸ホルダー部30とは分離
して接合されているため、ペン軸22とペン軸ホルダー
部30とはペン軸接合部32において関節接合のような
動作を行なう。
は、ペン軸ホルダー部30の先端のペン軸接合部32に
おいて、ペン軸22の後端とペン軸ホルダー部30とが
接合される。ペン軸ホルダー部30の後端は、ペン筐体
60により係止されている。また、ペン軸ホルダー部3
0の後方に設けられた弾性体ストッパー37とペン筐体
60の後端との間には弾性体36が設けられている。従
って、ペン軸22およびそれに接合するペン軸ホルダー
部30は、ペン筐体60内を軸(P−Q)方向および軸
(P−Q)方向と垂直方向に移動可能となる。なお、こ
の例では、ペン軸22とペン軸ホルダー部30とは分離
して接合されているため、ペン軸22とペン軸ホルダー
部30とはペン軸接合部32において関節接合のような
動作を行なう。
【0027】なお、ペン軸ホルダー部30は、ペン筐体
60内部に設けられている後サポート部64により保持
されている。
60内部に設けられている後サポート部64により保持
されている。
【0028】第1の検知用円板36は、ペン軸ホルダー
部30の中間部位に設けられ、ペン先20の移動に伴う
軸方向(P−Q)と垂直方向の変位に応じて偏心する。
第1のセンサ40は、この第1の検知用円板36に対向
してペン筐体60に取り付けられている。図2に、第1
の検出手段である第1の検知用円板36および第1のセ
ンサ40(この例では401〜404の4個)を示す。
部30の中間部位に設けられ、ペン先20の移動に伴う
軸方向(P−Q)と垂直方向の変位に応じて偏心する。
第1のセンサ40は、この第1の検知用円板36に対向
してペン筐体60に取り付けられている。図2に、第1
の検出手段である第1の検知用円板36および第1のセ
ンサ40(この例では401〜404の4個)を示す。
【0029】第1のセンサ40は、例えば、超小型リニ
アフォトマイクロセンサなどが用いられ、投光部(LE
D)44と受光部(PD)45から構成される。投光部
(LED)44と受光部(PD)45は第1の検知用円
板36を挟みこむように設けられている。ここで、ペン
先20の移動に伴って第1の検知用円板36が変位する
と、投光部(LED)44から投光されて受光部(P
D)45で受光される光の通過光量が変化する。この4
個の第1のセンサ401〜404の通過光量の変化の状態
により、ペン先20の移動方向が検出される。
アフォトマイクロセンサなどが用いられ、投光部(LE
D)44と受光部(PD)45から構成される。投光部
(LED)44と受光部(PD)45は第1の検知用円
板36を挟みこむように設けられている。ここで、ペン
先20の移動に伴って第1の検知用円板36が変位する
と、投光部(LED)44から投光されて受光部(P
D)45で受光される光の通過光量が変化する。この4
個の第1のセンサ401〜404の通過光量の変化の状態
により、ペン先20の移動方向が検出される。
【0030】例えば、図1において、ペン先20がG方
向に移動されると、前サポート部62を支点としてペン
軸22の後端はH方向に変位され、第1の検知用円板3
6もH方向に変位される。従って、図3に示すように、
第1の検知用円板36のH方向の変位により、第1のセ
ンサ401の通過光量が減少し、第2のセンサ403の通
過光量が増加する。これにより、ペン先20がG方向に
移動したことが検出される。このように、ペン先20の
軸方向(P−Q)と垂直方向の変位により、ペン先20
の移動方向が検出される。
向に移動されると、前サポート部62を支点としてペン
軸22の後端はH方向に変位され、第1の検知用円板3
6もH方向に変位される。従って、図3に示すように、
第1の検知用円板36のH方向の変位により、第1のセ
ンサ401の通過光量が減少し、第2のセンサ403の通
過光量が増加する。これにより、ペン先20がG方向に
移動したことが検出される。このように、ペン先20の
軸方向(P−Q)と垂直方向の変位により、ペン先20
の移動方向が検出される。
【0031】ここで、このペン型マウス5が使用される
場合、予め、ペン先20に加えられる圧力が大きいと、
画面上のカーソルの移動スピードが早くなるとの取り極
めがなされている。従って、画面上のカーソルをすばや
く移動させたい場合には、ペン型マウス5は、ペン先2
0に加えられる圧力を大きくしつつ、任意の方向に移動
されることになる。このペン先20に加えられた圧力
は、図4に示すように、第2の検出手段である第2の検
知用円板38および第2のセンサ42により検出され
る。
場合、予め、ペン先20に加えられる圧力が大きいと、
画面上のカーソルの移動スピードが早くなるとの取り極
めがなされている。従って、画面上のカーソルをすばや
く移動させたい場合には、ペン型マウス5は、ペン先2
0に加えられる圧力を大きくしつつ、任意の方向に移動
されることになる。このペン先20に加えられた圧力
は、図4に示すように、第2の検出手段である第2の検
知用円板38および第2のセンサ42により検出され
る。
【0032】図1において、第2の検知用円板38は、
第1の検知用円板36と弾性体ストッパー37との間に
設けられ、ペン先20に加えられた圧力に伴う軸(P−
Q)方向の変位に応じて変位する。図4において、第2
のセンサ部42は、投光部(LED)46と受光部(P
D)47とにより構成され、第2の検知用円板38を挟
んだ位置でペン筐体60に取り付けられている。ここ
で、ペン先20に加えられた圧力に伴って第2の検知用
円板36が変位すると、投光部(LED)46から投光
されて受光部47(PD)で受光される光の通過光量が
変化する。
第1の検知用円板36と弾性体ストッパー37との間に
設けられ、ペン先20に加えられた圧力に伴う軸(P−
Q)方向の変位に応じて変位する。図4において、第2
のセンサ部42は、投光部(LED)46と受光部(P
D)47とにより構成され、第2の検知用円板38を挟
んだ位置でペン筐体60に取り付けられている。ここ
で、ペン先20に加えられた圧力に伴って第2の検知用
円板36が変位すると、投光部(LED)46から投光
されて受光部47(PD)で受光される光の通過光量が
変化する。
【0033】例えば、図1において、ペン先20にP方
向の力が加えられると、弾性材34は圧縮されて、第2
の検知用円板38はQ方向に変位される。従って、図5
に示すように、第2の検知用円板38のQ方向の変位に
より、第2のセンサ42の通過光量が減少することにな
る。この時間当りの通過光量の変化により、ペン先20
に加えられた圧力の大きさが検出される。このように、
ペン先20の軸方向(P−Q)の変位により、ペン先2
0に加えられた圧力が検出される。
向の力が加えられると、弾性材34は圧縮されて、第2
の検知用円板38はQ方向に変位される。従って、図5
に示すように、第2の検知用円板38のQ方向の変位に
より、第2のセンサ42の通過光量が減少することにな
る。この時間当りの通過光量の変化により、ペン先20
に加えられた圧力の大きさが検出される。このように、
ペン先20の軸方向(P−Q)の変位により、ペン先2
0に加えられた圧力が検出される。
【0034】クリックボタン50はペン型マウス5を持
つ指の位置近傍に設けられる。所望の位置にカーソル1
2が移動されると、クリックボタン50が押されて命令
入力が与えられる。また、ペン型マウス5の位置情報や
指示情報は、出力コード52により出力される。
つ指の位置近傍に設けられる。所望の位置にカーソル1
2が移動されると、クリックボタン50が押されて命令
入力が与えられる。また、ペン型マウス5の位置情報や
指示情報は、出力コード52により出力される。
【0035】次に、このペン型マウス5が通常のマウス
として使用される場合の動作について説明する。
として使用される場合の動作について説明する。
【0036】図6に示すように、ペン型マウス5が軸方
向と垂直方向(例えばM方向)に移動される場合、この
M方向は、X座標の変位とY座標の変位とにより表わさ
れる。第1のセンサ40からの信号処理を図7の回路図
に、このときのフローチャートを図8に示す。
向と垂直方向(例えばM方向)に移動される場合、この
M方向は、X座標の変位とY座標の変位とにより表わさ
れる。第1のセンサ40からの信号処理を図7の回路図
に、このときのフローチャートを図8に示す。
【0037】ペン型マウス5が移動されると、まずY座
標の変位を検出するセンサ401,403により変位△Y
が検出される(図2参照)。検出された信号は図7の信
号処理回路に送られる。この信号は、アンプ70により
増幅されA/D変換器72に与えられて、Y座標の変位
△Y値が出力される(ステップS1)。また、X座標の
変位を検出するセンサ402,404により変位△Xが検
出される(図2参照)。入力された信号は、同様にアン
プ74により増幅されA/D変換器76に与えられて、
X座標の変位△X値が出力される(ステップS2)。こ
れにより、ペン先20の移動方向が検出される。
標の変位を検出するセンサ401,403により変位△Y
が検出される(図2参照)。検出された信号は図7の信
号処理回路に送られる。この信号は、アンプ70により
増幅されA/D変換器72に与えられて、Y座標の変位
△Y値が出力される(ステップS1)。また、X座標の
変位を検出するセンサ402,404により変位△Xが検
出される(図2参照)。入力された信号は、同様にアン
プ74により増幅されA/D変換器76に与えられて、
X座標の変位△X値が出力される(ステップS2)。こ
れにより、ペン先20の移動方向が検出される。
【0038】このときのペン先20の軸方向の時間当り
の変位がセンサ42により検出され、同様に信号処理さ
れて、ペン先20に加えられた圧力が出力される(ステ
ップS3)。
の変位がセンサ42により検出され、同様に信号処理さ
れて、ペン先20に加えられた圧力が出力される(ステ
ップS3)。
【0039】次に、△Y値の変位およびこのときの圧力
に応じて、カーソルが所望の速度でY−△Y移動する
(ステップS4)。また、△X値の変位およびこのとき
の圧力(ステップS4の圧力と同一)に応じて、カーソ
ルが同様の速度でX−△X移動する(ステップS5)。
このようにして、ペン先20の移動方向および圧力が検
出され、画面上において所望の移動方向と速度によって
カーソルの移動がなされる。
に応じて、カーソルが所望の速度でY−△Y移動する
(ステップS4)。また、△X値の変位およびこのとき
の圧力(ステップS4の圧力と同一)に応じて、カーソ
ルが同様の速度でX−△X移動する(ステップS5)。
このようにして、ペン先20の移動方向および圧力が検
出され、画面上において所望の移動方向と速度によって
カーソルの移動がなされる。
【0040】こうして、ペン型マウス5は、通常のマウ
スと同様に動作するとともに、従来のボールのように重
力を利用しないために、垂直な面でも操作することがで
き、かつペン形状により小型で持ちやすくすることがで
きる。
スと同様に動作するとともに、従来のボールのように重
力を利用しないために、垂直な面でも操作することがで
き、かつペン形状により小型で持ちやすくすることがで
きる。
【0041】ここで、最近、サイン照合においては、サ
インの文字形状を模倣される場合もあるので、文字が書
かれたときのサイン者の固有のペン先の移動方向や筆圧
に基づいてサインを照合して正確を期することが行なわ
れている。
インの文字形状を模倣される場合もあるので、文字が書
かれたときのサイン者の固有のペン先の移動方向や筆圧
に基づいてサインを照合して正確を期することが行なわ
れている。
【0042】このようなサイン照合に、このペン型マウ
ス5が用いられる場合について説明する。この場合、ペ
ン型マウス5のペン軸22にはボールペンなどの替え芯
が用いられる。通常のマウス用のペン軸との交換は、ペ
ン筐体60の先端部のねじ部66を外して行なわれる。
ス5が用いられる場合について説明する。この場合、ペ
ン型マウス5のペン軸22にはボールペンなどの替え芯
が用いられる。通常のマウス用のペン軸との交換は、ペ
ン筐体60の先端部のねじ部66を外して行なわれる。
【0043】このサイン照合システムの構成を図9に示
す。このシステムは、ペン型マウス5のほかに照合・判
定手段(CPU)80,記憶手段(RAM)82,登録
手段(例えばPROM)84を備えている。PROM8
4には、正規のサインの変位データが予め登録されてい
る。このシステムの動作フローチャートを図10に示
す。
す。このシステムは、ペン型マウス5のほかに照合・判
定手段(CPU)80,記憶手段(RAM)82,登録
手段(例えばPROM)84を備えている。PROM8
4には、正規のサインの変位データが予め登録されてい
る。このシステムの動作フローチャートを図10に示
す。
【0044】まず、ペン型マウス5により、任意の用紙
にサインが行なわれると、通常のマウスに用いられた場
合と同様に、ペン先20の移動方向であるY座標の変位
△YおよびX座標の変位△Xが検出され、Y座標の変位
△Y値およびX座標の変化△X値が出力される(ステッ
プS1〜S2)。そして、このときの筆圧データが検出
される(ステップS3)。これらのペン先20の変位デ
ータは、サインの文字列に応じて連続的にRAM82に
記憶される(ステップS4)。このサインされた文字列
の変位データ例を図11に示す。
にサインが行なわれると、通常のマウスに用いられた場
合と同様に、ペン先20の移動方向であるY座標の変位
△YおよびX座標の変位△Xが検出され、Y座標の変位
△Y値およびX座標の変化△X値が出力される(ステッ
プS1〜S2)。そして、このときの筆圧データが検出
される(ステップS3)。これらのペン先20の変位デ
ータは、サインの文字列に応じて連続的にRAM82に
記憶される(ステップS4)。このサインされた文字列
の変位データ例を図11に示す。
【0045】次に、CPU(照合手段)80は、PRO
M84に記憶されている正規のサインの変位データを呼
び出して、RAM82に記憶された変位データと照合す
る(ステップS5)。そして、照合の結果、CPU(判
定手段)80は、両者が一致または極めて類似している
と判定すると、正規のサインと判定する(ステップS
6)。
M84に記憶されている正規のサインの変位データを呼
び出して、RAM82に記憶された変位データと照合す
る(ステップS5)。そして、照合の結果、CPU(判
定手段)80は、両者が一致または極めて類似している
と判定すると、正規のサインと判定する(ステップS
6)。
【0046】このようにして、このサイン照合システム
は、入力タブレットを使用することなく、クレジットな
どにおける通常のサインと同様に、任意の用紙にサイン
しつつ簡便にサイン照合を行なうことができる。
は、入力タブレットを使用することなく、クレジットな
どにおける通常のサインと同様に、任意の用紙にサイン
しつつ簡便にサイン照合を行なうことができる。
【0047】なお、この実施例では、変位データの検出
に光学センサを用いているが、ダイヤフラムによる圧力
センサや磁気センサなどを用いてもよい。
に光学センサを用いているが、ダイヤフラムによる圧力
センサや磁気センサなどを用いてもよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1のペン型マウスは、軸状部材
(ペン軸,ペン軸ホルダー部)の移動に伴う軸状部材の
軸方向および軸方向と垂直な方向の変位を検出するよう
にしている。従って、軸状部材が移動する面が垂直であ
っても、マウスの移動方向および速度を検出することが
できる。
(ペン軸,ペン軸ホルダー部)の移動に伴う軸状部材の
軸方向および軸方向と垂直な方向の変位を検出するよう
にしている。従って、軸状部材が移動する面が垂直であ
っても、マウスの移動方向および速度を検出することが
できる。
【0049】請求項2のペン型マウスは、さらに、軸状
部材が軸と軸ホルダーとに分離されている。従って、軸
だけを容易に交換することができる。
部材が軸と軸ホルダーとに分離されている。従って、軸
だけを容易に交換することができる。
【0050】請求項3のペン型マウスは、さらに、筐体
にクリックボタンを設けている。従って、通常のマウス
と同様に命令入力を与えることができる。
にクリックボタンを設けている。従って、通常のマウス
と同様に命令入力を与えることができる。
【0051】請求項4のサイン照合システムは、サイン
をする際のペン型マウスの変位データを登録された正規
のサインの変位データと照合するようにしている。従っ
て、サインの対象物が限定されることなく、サイン照合
を簡便に行なうことができる。
をする際のペン型マウスの変位データを登録された正規
のサインの変位データと照合するようにしている。従っ
て、サインの対象物が限定されることなく、サイン照合
を簡便に行なうことができる。
【図1】この発明の一実施例によるペン型マウスの概略
断面図を示す図である。
断面図を示す図である。
【図2】第1の検出手段の概略斜視図を示す図である。
【図3】第1の検出手段の動作を示す図である。
【図4】第2の検出手段の概略斜視図を示す図である。
【図5】第2の検出手段の動作を示す図である。
【図6】ペン型マウスの移動方向を示す図である。
【図7】ペン型マウスの移動方向の検出回路図を示す図
である。
である。
【図8】移動方向および圧力を検出するフローチャート
を示す図である。
を示す図である。
【図9】この発明の一実施例によるサイン照合システム
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図10】上記システムの動作のフローチャートを示す
図である。
図である。
【図11】サインの変位データを示す図である。
【図12】従来のマウスの一例を示す図である。
【図13】従来のペン型マウスの一例を示す図である。
22・・・ペン軸(軸状部材) 30・・・ペン軸ホルダー部(軸状部材) 40・・・第1のセンサ 42・・・第2のセンサ 50・・・クリックボタン
Claims (4)
- 【請求項1】先端部に開口部を有する筐体、 先端が筐体の開口部から突出した状態で筐体に収納さ
れ、弾性部材を介して軸方向および軸方向と垂直な方向
に移動可能に設けられた軸状部材、 筐体内に設けられ、軸状部材の軸方向と垂直な方向の変
位を検出する第1の検出手段、 筐体内に設けられ、軸状部材の軸方向の変位を検出する
第2の検出手段、 を備えたことを特徴とするペン型マウス。 - 【請求項2】請求項1のペン型マウスにおいて、 軸状部材は、軸と軸ホルダーとに分離されるものである
こと、 を特徴とするペン型マウス。 - 【請求項3】請求項1のペン型マウスにおいて、 筐体にクリックボタンを設けていること、 を特徴とするペン型マウス。
- 【請求項4】先端部に開口部を有する筐体、 先端が筐体の開口部から突出した状態で筐体に収納さ
れ、弾性部材を介して軸方向および軸方向と垂直な方向
に移動可能に設けられた軸状部材、 筐体内に設けられ、軸状部材の軸方向と垂直な方向の変
位を検出する第1の検出手段、 筐体内に設けられ、軸状部材の軸方向の変位を検出する
第2の検出手段、 を備えたペン型マウス、 サインをする際に、ペン型マウスの移動に伴う軸状部材
の変位データを記憶する記憶手段、 正規のサインの変位データを登録する登録手段、 記憶された変位データを登録された正規のサインの変位
データと照合して判定する照合・判定手段、 を備えたことを特徴とするサイン照合システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5218416A JPH0772971A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | ペン型マウス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5218416A JPH0772971A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | ペン型マウス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0772971A true JPH0772971A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16719575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5218416A Pending JPH0772971A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | ペン型マウス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0772971A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007286853A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Hidekazu Kaneyuki | 電子計算機システムのポインティングデバイス |
JP2012069148A (ja) * | 2005-01-30 | 2012-04-05 | Swiftpoint Ltd | コンピュータマウス周辺機器 |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP5218416A patent/JPH0772971A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012069148A (ja) * | 2005-01-30 | 2012-04-05 | Swiftpoint Ltd | コンピュータマウス周辺機器 |
JP2007286853A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Hidekazu Kaneyuki | 電子計算機システムのポインティングデバイス |
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