JP2001236174A - 手書き文字入力装置及び手書き文字認識方法 - Google Patents
手書き文字入力装置及び手書き文字認識方法Info
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- JP2001236174A JP2001236174A JP2000048441A JP2000048441A JP2001236174A JP 2001236174 A JP2001236174 A JP 2001236174A JP 2000048441 A JP2000048441 A JP 2000048441A JP 2000048441 A JP2000048441 A JP 2000048441A JP 2001236174 A JP2001236174 A JP 2001236174A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】手書き文字をコンピュータに入力する手書き文
字入力装置に関し、携帯性に優れ、手書き文字の軌跡再
現及び認識を精度良く行うことができるようにする。 【解決手段】人指し指に装着される指輪1に部品内蔵部
2を設け、指輪1の軸方向に直交する面をXY平面と
し、部品内蔵部2に人差し指のX軸まわりの回転を検出
するX軸ジャイロ3と、人差し指のY軸まわりの回転を
検出するY軸ジャイロ4と、これらX軸ジャイロ3及び
Y軸ジャイロ4の出力を無線送信する無線送信機5と、
電源である電池6(図2では図示せず)を内蔵すると共
に、部品内蔵部2の側面に電源スイッチをなす押しボタ
ン7を設けて構成する。
字入力装置に関し、携帯性に優れ、手書き文字の軌跡再
現及び認識を精度良く行うことができるようにする。 【解決手段】人指し指に装着される指輪1に部品内蔵部
2を設け、指輪1の軸方向に直交する面をXY平面と
し、部品内蔵部2に人差し指のX軸まわりの回転を検出
するX軸ジャイロ3と、人差し指のY軸まわりの回転を
検出するY軸ジャイロ4と、これらX軸ジャイロ3及び
Y軸ジャイロ4の出力を無線送信する無線送信機5と、
電源である電池6(図2では図示せず)を内蔵すると共
に、部品内蔵部2の側面に電源スイッチをなす押しボタ
ン7を設けて構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書き文字をコン
ピュータに入力する手書き文字入力装置及び手書き文字
認識方法に関する。
ピュータに入力する手書き文字入力装置及び手書き文字
認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き文字をコンピュータに入力
する装置として、タブレット装置が知られており、電磁
誘導方式や感圧シート方式など、各種の方式が実用化さ
れている。しかし、タブレット装置は、タブレットとし
て筆記面と同一の大きさのものが必要となり、携帯性が
悪いことから、これに代わる種々の手書き文字入力装置
が開発、研究されている。
する装置として、タブレット装置が知られており、電磁
誘導方式や感圧シート方式など、各種の方式が実用化さ
れている。しかし、タブレット装置は、タブレットとし
て筆記面と同一の大きさのものが必要となり、携帯性が
悪いことから、これに代わる種々の手書き文字入力装置
が開発、研究されている。
【0003】例えば、特開平9−230997号公報に
は、加速度センサとジャイロをペン本体に内蔵してペン
先の動きを検出するようにした手書き文字入力装置(ペ
ン型入力装置)が開示されている。
は、加速度センサとジャイロをペン本体に内蔵してペン
先の動きを検出するようにした手書き文字入力装置(ペ
ン型入力装置)が開示されている。
【0004】また、特開平6−28096号公報には、
指先に磁気センサを装着して、空間に指で文字を書くこ
とにより手書き文字をコンピュータに入力することがで
きるようにした手書き文字入力装置(空間手書き文字図
形入力装置)が開示されている。
指先に磁気センサを装着して、空間に指で文字を書くこ
とにより手書き文字をコンピュータに入力することがで
きるようにした手書き文字入力装置(空間手書き文字図
形入力装置)が開示されている。
【0005】また、特開平8−63278号公報には、
指先に光を反射させるマーカを装着し、発光素子の光を
マーカで反射させて反射光を受光素子で検出して指先の
軌跡を検出できるようにし、指先の動きで文字や図形を
コンピュータに入力できるようにした手書き文字入力装
置(位置入力装置)が開示されている。
指先に光を反射させるマーカを装着し、発光素子の光を
マーカで反射させて反射光を受光素子で検出して指先の
軌跡を検出できるようにし、指先の動きで文字や図形を
コンピュータに入力できるようにした手書き文字入力装
置(位置入力装置)が開示されている。
【0006】また、特開平7−271506号公報に
は、指輪に加速度センサを内蔵して、通常のペンで筆記
した時の指の動きを加速度センサで検出することによ
り、指で書く文字や図形をコンピュータに入力すること
ができるようにした手書き文字入力装置(書き込み指
輪)が開示されている。
は、指輪に加速度センサを内蔵して、通常のペンで筆記
した時の指の動きを加速度センサで検出することによ
り、指で書く文字や図形をコンピュータに入力すること
ができるようにした手書き文字入力装置(書き込み指
輪)が開示されている。
【0007】また、特開平11−31047号公報に
は、手の指先、手首、手の平、手の甲などに加速度セン
サを内蔵した移動検出手段を装着して、手の指や手で文
字や記号を筆記した時の指や手の動きのパターンから文
字や記号をコンピュータに入力することができるように
した手書き文字入力装置(記号信号生成装置)が開示さ
れている。
は、手の指先、手首、手の平、手の甲などに加速度セン
サを内蔵した移動検出手段を装着して、手の指や手で文
字や記号を筆記した時の指や手の動きのパターンから文
字や記号をコンピュータに入力することができるように
した手書き文字入力装置(記号信号生成装置)が開示さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−23099
7号公報に開示の手書き文字入力装置は、ペン先軌跡の
算出をペンの加速度の検出により行うとしているので、
ペンの位置を算出するために加速度を2回積分しなけれ
ばならず、この加速度を2回積分する過程で僅かな誤差
も積分されて変位に非常に大きな誤差が発生し、手書き
文字を正しく再現することができない場合があるという
点に問題がある。また、専用ペンが必要であるという点
にも問題がある。
7号公報に開示の手書き文字入力装置は、ペン先軌跡の
算出をペンの加速度の検出により行うとしているので、
ペンの位置を算出するために加速度を2回積分しなけれ
ばならず、この加速度を2回積分する過程で僅かな誤差
も積分されて変位に非常に大きな誤差が発生し、手書き
文字を正しく再現することができない場合があるという
点に問題がある。また、専用ペンが必要であるという点
にも問題がある。
【0009】また、特開平6−28096号公報に開示
の手書き文字入力装置は、肩などに磁気ソースを装着す
る必要があり、装置が大がかりとなってしまい、携帯性
に問題がある。また、磁気ソースから磁場を発生させる
ために大きな電力が必要となるため、電池駆動が困難で
あり、この点からも携帯性に問題がある。
の手書き文字入力装置は、肩などに磁気ソースを装着す
る必要があり、装置が大がかりとなってしまい、携帯性
に問題がある。また、磁気ソースから磁場を発生させる
ために大きな電力が必要となるため、電池駆動が困難で
あり、この点からも携帯性に問題がある。
【0010】また、特開平8−63278号公報に開示
の手書き文字入力装置は、手の指先に装着するマーカか
ら離れた位置に発光素子や受光素子を配置させる必要が
あるため、携帯性に問題がある。
の手書き文字入力装置は、手の指先に装着するマーカか
ら離れた位置に発光素子や受光素子を配置させる必要が
あるため、携帯性に問題がある。
【0011】また、特開平7−271506号公報や特
開平11−31047号公報に開示の手書き文字入力装
置は、指輪あるいは移動検出手段単体で動作が可能であ
るため携帯性に優れており、また、加速度センサで検出
した加速度の変化パターンを予め登録しておいた文字の
入力パターンと比較して文字認識をしているので、加速
度を積分することによる誤差は発生しない。
開平11−31047号公報に開示の手書き文字入力装
置は、指輪あるいは移動検出手段単体で動作が可能であ
るため携帯性に優れており、また、加速度センサで検出
した加速度の変化パターンを予め登録しておいた文字の
入力パターンと比較して文字認識をしているので、加速
度を積分することによる誤差は発生しない。
【0012】しかし、手の指又は手で文字を書くと、手
の指又は手が傾くため、加速度センサに対する重力の影
響が変化し、直線方向の加速度と傾き変化による重力変
化の区別がつかず、文字認識率が低下してしまうという
点に問題がある。さらに、筆跡そのものを再現すること
ができないという点にも問題がある。
の指又は手が傾くため、加速度センサに対する重力の影
響が変化し、直線方向の加速度と傾き変化による重力変
化の区別がつかず、文字認識率が低下してしまうという
点に問題がある。さらに、筆跡そのものを再現すること
ができないという点にも問題がある。
【0013】本発明は、かかる点に鑑み、携帯性に優
れ、かつ、手書き文字の軌跡再現及び認識を精度良く行
うことができるようにした手書き文字入力装置及び手書
き文字認識方法を提供することを目的とする。
れ、かつ、手書き文字の軌跡再現及び認識を精度良く行
うことができるようにした手書き文字入力装置及び手書
き文字認識方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の手書き文字入力
装置は、手の指又は手に装着する装着体に、手の指又は
手の、手書き文字の左右方向まわりの角速度を検出する
第1の角速度検出手段と、手の指又は手の、手書き文字
の上下方向まわりの角速度を検出する第2の角速度検出
手段を内蔵して成るというものである。
装置は、手の指又は手に装着する装着体に、手の指又は
手の、手書き文字の左右方向まわりの角速度を検出する
第1の角速度検出手段と、手の指又は手の、手書き文字
の上下方向まわりの角速度を検出する第2の角速度検出
手段を内蔵して成るというものである。
【0015】例えば、手の人差し指で空中に文字を筆記
する場合、比較的小さく筆記する場合には、手書き文字
の上下方向では手首と指の付け根の関節が曲がり、手書
き文字の左右方向では手首が曲がって文字を筆記するこ
とになる。このことから、手の人差し指の指先角度と指
先位置はかなり良い相関を示す。
する場合、比較的小さく筆記する場合には、手書き文字
の上下方向では手首と指の付け根の関節が曲がり、手書
き文字の左右方向では手首が曲がって文字を筆記するこ
とになる。このことから、手の人差し指の指先角度と指
先位置はかなり良い相関を示す。
【0016】例えば、図1Aは空中に右手の人差し指で
数字の「2」を筆記したときの指先位置を、手書き文字
の上下方向をY軸、手書き文字の左右方向をX軸とする
XY平面にプロットしたものであり、図1Bはこのとき
の人差し指の指先角度を、横軸をY軸まわりの指先角
度、縦軸をX軸まわりの指先角度としてプロットしたも
のである。このように、手の人差し指の指先角度から空
中に筆記した手書き文字を認識できることが分かる。ま
た、空中に手先で文字を筆記した場合についても、手の
角度から手書き文字を認識することが可能である。
数字の「2」を筆記したときの指先位置を、手書き文字
の上下方向をY軸、手書き文字の左右方向をX軸とする
XY平面にプロットしたものであり、図1Bはこのとき
の人差し指の指先角度を、横軸をY軸まわりの指先角
度、縦軸をX軸まわりの指先角度としてプロットしたも
のである。このように、手の人差し指の指先角度から空
中に筆記した手書き文字を認識できることが分かる。ま
た、空中に手先で文字を筆記した場合についても、手の
角度から手書き文字を認識することが可能である。
【0017】そこで、本発明の手書き文字入力装置は、
手の指又は手に装着する装着体に、手の指又は手の、手
書き文字の左右方向まわりの角速度を検出する第1の角
速度検出手段と、手の指又は手の、手書き文字の上下方
向まわりの角速度を検出する第2の角速度検出手段を内
蔵する構成とし、第1、第2の角速度検出手段により得
られる角速度を積分することにより手書き文字の軌跡再
現及び認識を行うことができるようにしたものである。
手の指又は手に装着する装着体に、手の指又は手の、手
書き文字の左右方向まわりの角速度を検出する第1の角
速度検出手段と、手の指又は手の、手書き文字の上下方
向まわりの角速度を検出する第2の角速度検出手段を内
蔵する構成とし、第1、第2の角速度検出手段により得
られる角速度を積分することにより手書き文字の軌跡再
現及び認識を行うことができるようにしたものである。
【0018】本発明の手書き文字入力装置によれば、加
速度センサの出力を2回積分して手の指又は手の位置を
算出する場合と異なり、角速度検出手段の出力を1回積
分するだけで手の指又は手の角度を算出することがで
き、積分による誤差の蓄積を小さくすることができる。
速度センサの出力を2回積分して手の指又は手の位置を
算出する場合と異なり、角速度検出手段の出力を1回積
分するだけで手の指又は手の角度を算出することがで
き、積分による誤差の蓄積を小さくすることができる。
【0019】本発明の手書き文字認識方法は、本発明の
手書き文字入力装置が備える第1、第2の角速度検出手
段の出力を加工して手書き文字を認識する手書き文字認
識方法であって、第1、第2の角速度検出手段から出力
される角速度を積分して手書き文字の軌跡を生成し、生
成した手書き文字の軌跡を軌跡上での角度が急激に変化
する点で切り分けて複数のストロークに分離した後、ス
トロークの開始点から終了点への方向が特定方向のスト
ロークを除去する工程を有しているというものである。
手書き文字入力装置が備える第1、第2の角速度検出手
段の出力を加工して手書き文字を認識する手書き文字認
識方法であって、第1、第2の角速度検出手段から出力
される角速度を積分して手書き文字の軌跡を生成し、生
成した手書き文字の軌跡を軌跡上での角度が急激に変化
する点で切り分けて複数のストロークに分離した後、ス
トロークの開始点から終了点への方向が特定方向のスト
ロークを除去する工程を有しているというものである。
【0020】本発明の手書き文字認識方法によれば、加
速度センサの出力を2回積分して手の指又は手の位置を
算出する場合と異なり、本発明の手書き文字入力装置が
備える角速度検出手段の出力を1回積分するだけで手の
指又は手の角度を算出することができ、積分による誤差
の蓄積を小さくすることができる。
速度センサの出力を2回積分して手の指又は手の位置を
算出する場合と異なり、本発明の手書き文字入力装置が
備える角速度検出手段の出力を1回積分するだけで手の
指又は手の角度を算出することができ、積分による誤差
の蓄積を小さくすることができる。
【0021】また、本発明の手書き文字入力装置が備え
る角速度検出手段から出力される角速度を積分して手書
き文字の軌跡を生成し、生成した手書き文字の軌跡を軌
跡上での角度が急激に位置する点で切り分けてストロー
クに分離した後、ストロークの開始点から終了点への方
向が特定方向のストロークを除去する工程を有している
ので、生成した手書き文字の軌跡から不要なストローク
を除去することができる。
る角速度検出手段から出力される角速度を積分して手書
き文字の軌跡を生成し、生成した手書き文字の軌跡を軌
跡上での角度が急激に位置する点で切り分けてストロー
クに分離した後、ストロークの開始点から終了点への方
向が特定方向のストロークを除去する工程を有している
ので、生成した手書き文字の軌跡から不要なストローク
を除去することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図2〜図16を参照して、
本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態〜第3実施
形態について、本発明の手書き文字認識方法の実施形態
を含めて説明する。
本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態〜第3実施
形態について、本発明の手書き文字認識方法の実施形態
を含めて説明する。
【0023】本発明の手書き文字入力装置の第1実施形
態・・図1〜図11 図2及び図3は本発明の手書き文字入力装置の第1実施
形態の概略的斜視図及びブロック回路図である。本発明
の手書き文字入力装置の第1実施形態は、手の人差し指
に装着して使用されることを予定したものであり、指輪
1に部品内蔵部2を設け、指輪1の軸方向に直交する面
をXY平面(X軸は手書き文字の左右方向の軸、Y軸は
手書き文字の上下方向の軸)とし、部品内蔵部2に人差
し指のX軸まわりの回転を検出するX軸ジャイロ3と、
人差し指のY軸まわりの回転を検出するY軸ジャイロ4
と、これらX軸ジャイロ3及びY軸ジャイロ4の出力を
無線送信する無線送信機5と、電源である電池6(図2
では図示せず)を内蔵すると共に、部品内蔵部2の側面
に電源スイッチをなす押しボタン7を設けて構成したも
のである。
態・・図1〜図11 図2及び図3は本発明の手書き文字入力装置の第1実施
形態の概略的斜視図及びブロック回路図である。本発明
の手書き文字入力装置の第1実施形態は、手の人差し指
に装着して使用されることを予定したものであり、指輪
1に部品内蔵部2を設け、指輪1の軸方向に直交する面
をXY平面(X軸は手書き文字の左右方向の軸、Y軸は
手書き文字の上下方向の軸)とし、部品内蔵部2に人差
し指のX軸まわりの回転を検出するX軸ジャイロ3と、
人差し指のY軸まわりの回転を検出するY軸ジャイロ4
と、これらX軸ジャイロ3及びY軸ジャイロ4の出力を
無線送信する無線送信機5と、電源である電池6(図2
では図示せず)を内蔵すると共に、部品内蔵部2の側面
に電源スイッチをなす押しボタン7を設けて構成したも
のである。
【0024】図4は本発明の手書き文字入力装置の第1
実施形態の第1使用例を示す概略的斜視図である。第1
使用例は、本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態
8を右手の人差し指の第2関節と第3関節の間に装着
し、押しボタン7は右手の親指で押すようにして使用す
るというものである。押しボタン7を押すと電源が入
り、空間あるいは机上などに人差し指で文字を書くと、
人差し指の角度が変化して人差し指に角速度が発生す
る。この角速度がX軸ジャイロ3及びY軸ジャイロ4で
検出され、無線送信機5によりパーソナルコンピュータ
(以下、パソコンという)に無線送信される。
実施形態の第1使用例を示す概略的斜視図である。第1
使用例は、本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態
8を右手の人差し指の第2関節と第3関節の間に装着
し、押しボタン7は右手の親指で押すようにして使用す
るというものである。押しボタン7を押すと電源が入
り、空間あるいは机上などに人差し指で文字を書くと、
人差し指の角度が変化して人差し指に角速度が発生す
る。この角速度がX軸ジャイロ3及びY軸ジャイロ4で
検出され、無線送信機5によりパーソナルコンピュータ
(以下、パソコンという)に無線送信される。
【0025】図5は本発明の手書き文字入力装置の第1
実施形態と共に使用するパソコンの一部分を示すブロッ
ク回路図である。図5中、9は入力インタフェース、1
0はパソコン内に格納されたソフトウエアであり、本発
明の手書き文字認識方法を実行するものである。
実施形態と共に使用するパソコンの一部分を示すブロッ
ク回路図である。図5中、9は入力インタフェース、1
0はパソコン内に格納されたソフトウエアであり、本発
明の手書き文字認識方法を実行するものである。
【0026】入力インタフェース9において、11は本
発明の手書き文字入力装置の第1実施形態からの送信信
号を受信する無線受信機、12は無線受信機11から出
力される受信信号のうち、X軸ジャイロ3の出力(人差
し指のX軸まわりの角速度)をデジタル化するA/D変
換器、13は無線受信機11から出力される受信信号の
うち、Y軸ジャイロ4の出力(人差し指のY軸まわりの
角速度)をデジタル化するA/D変換器である。
発明の手書き文字入力装置の第1実施形態からの送信信
号を受信する無線受信機、12は無線受信機11から出
力される受信信号のうち、X軸ジャイロ3の出力(人差
し指のX軸まわりの角速度)をデジタル化するA/D変
換器、13は無線受信機11から出力される受信信号の
うち、Y軸ジャイロ4の出力(人差し指のY軸まわりの
角速度)をデジタル化するA/D変換器である。
【0027】ソフトウエア10において、14はA/D
変換器12から出力されるX軸ジャイロ3により検出さ
れた人差し指のX軸まわりの角速度を積分して人差し指
のX軸まわりの角度を算出する積分器、15はA/D変
換器13から出力されるY軸ジャイロ4により検出され
た人差し指のY軸まわりの角速度を積分して人差し指の
Y軸まわりの角度を算出する積分器である。
変換器12から出力されるX軸ジャイロ3により検出さ
れた人差し指のX軸まわりの角速度を積分して人差し指
のX軸まわりの角度を算出する積分器、15はA/D変
換器13から出力されるY軸ジャイロ4により検出され
た人差し指のY軸まわりの角速度を積分して人差し指の
Y軸まわりの角度を算出する積分器である。
【0028】また、16は積分器14から出力される人
差し指のX軸まわりの角度をXY平面のY軸に対応付け
るとともに、積分器15から出力される人差し指のY軸
まわりの角度をXY平面のX軸に対応付け、人差し指の
指先の軌跡(手書き文字の軌跡)を生成する軌跡生成部
である。例えば、図6に示すような不要なストロークを
含まない手書き文字と同一字体の文字を空中あるいは机
上に人差し指で書いた場合、軌跡生成部16では、例え
ば、図7に示すような軌跡が生成されることになる。
差し指のX軸まわりの角度をXY平面のY軸に対応付け
るとともに、積分器15から出力される人差し指のY軸
まわりの角度をXY平面のX軸に対応付け、人差し指の
指先の軌跡(手書き文字の軌跡)を生成する軌跡生成部
である。例えば、図6に示すような不要なストロークを
含まない手書き文字と同一字体の文字を空中あるいは机
上に人差し指で書いた場合、軌跡生成部16では、例え
ば、図7に示すような軌跡が生成されることになる。
【0029】図5中、17は軌跡生成部16から出力さ
れる人差し指の指先の軌跡を軌跡上での角度が急激に変
化した点で区切ってストロークを分離して切り出すスト
ローク切り出し部である。例えば、図7に示すような軌
跡は、図8に示すように、黒点で区切ったストロークに
分離される。
れる人差し指の指先の軌跡を軌跡上での角度が急激に変
化した点で区切ってストロークを分離して切り出すスト
ローク切り出し部である。例えば、図7に示すような軌
跡は、図8に示すように、黒点で区切ったストロークに
分離される。
【0030】図5中、18はストローク切り出し部17
から出力されるストロークから文字として不要なストロ
ークを除去する不要ストローク除去部であり、不要スト
ロークの除去は、日本語文字の特性を利用して行われ
る。具体的には、日本語文字を構成するストロークは、
基本的には、上から下へ、左から右への移動であり、下
から上へのストロークや右から左へのストロークは文字
を構成しないストロークである場合が大部分であること
から、例えば、図9に示すように、手書き文字の上方向
を0度として、時計まわりに30度から反時計まわりに
120度の範囲のスロトークを不要なストロークとして
除去する。このようにすると、例えば、図8に示すスト
ロークは、図10に示すようになる。
から出力されるストロークから文字として不要なストロ
ークを除去する不要ストローク除去部であり、不要スト
ロークの除去は、日本語文字の特性を利用して行われ
る。具体的には、日本語文字を構成するストロークは、
基本的には、上から下へ、左から右への移動であり、下
から上へのストロークや右から左へのストロークは文字
を構成しないストロークである場合が大部分であること
から、例えば、図9に示すように、手書き文字の上方向
を0度として、時計まわりに30度から反時計まわりに
120度の範囲のスロトークを不要なストロークとして
除去する。このようにすると、例えば、図8に示すスト
ロークは、図10に示すようになる。
【0031】このようにして、図8に示す数字の
「4」、「5」、平仮名の「あ」、カタカナの「カ」、
「ナ」、漢字の「本」などの軌跡から不要なストローク
が除去される。しかし、この除去方法では、平仮名の
「い」、「う」や漢字の「日」の一部の不要ストローク
は除去しきれないが、文字認識しないで、このまま表示
した時には人間が十分に判別可能である。
「4」、「5」、平仮名の「あ」、カタカナの「カ」、
「ナ」、漢字の「本」などの軌跡から不要なストローク
が除去される。しかし、この除去方法では、平仮名の
「い」、「う」や漢字の「日」の一部の不要ストローク
は除去しきれないが、文字認識しないで、このまま表示
した時には人間が十分に判別可能である。
【0032】ここに、例えば、数字の「2」、「3」な
どは一筆書きであるので、不要なストロークは含まれな
いが、数字の「4」や「5」には、図7に示すように、
不要なストロークが含まれてしまう。このような不要な
ストロークが含まれたままで、手書き文字認識用の辞書
を作成しておけば、「4」や「5」は図7に示すままで
も文字認識が可能である。しかし、ここでは、文字認識
しないで、生成した軌跡を表示する場合でも、あまり違
和感が無いように、不要なストロークの除去を行ってい
る。なお、除去方向は、個人によりクセがあるので、時
計まわり30度を0〜45度の範囲で、反時計まわりに
120度〜135度の範囲で調整するようにしても良
い。
どは一筆書きであるので、不要なストロークは含まれな
いが、数字の「4」や「5」には、図7に示すように、
不要なストロークが含まれてしまう。このような不要な
ストロークが含まれたままで、手書き文字認識用の辞書
を作成しておけば、「4」や「5」は図7に示すままで
も文字認識が可能である。しかし、ここでは、文字認識
しないで、生成した軌跡を表示する場合でも、あまり違
和感が無いように、不要なストロークの除去を行ってい
る。なお、除去方向は、個人によりクセがあるので、時
計まわり30度を0〜45度の範囲で、反時計まわりに
120度〜135度の範囲で調整するようにしても良
い。
【0033】図5中、19は不要ストローク除去部18
から出力されるストロークから文字を切り出す文字切り
出し部、20は文字辞書21を参照し、文字切り出し部
19から出力される文字の認識を行う文字認識部であ
る。文字切り出し部19における文字切り出し方法は、
例えば、文字と文字の間では、一定の時間(例えば、
0.5秒)を空けて筆記するようにユーザに要請し、そ
の時間、静止していれば、文字と文字の区切りと判定す
ることにより行う。
から出力されるストロークから文字を切り出す文字切り
出し部、20は文字辞書21を参照し、文字切り出し部
19から出力される文字の認識を行う文字認識部であ
る。文字切り出し部19における文字切り出し方法は、
例えば、文字と文字の間では、一定の時間(例えば、
0.5秒)を空けて筆記するようにユーザに要請し、そ
の時間、静止していれば、文字と文字の区切りと判定す
ることにより行う。
【0034】図11は本発明の手書き文字入力装置の第
1実施形態の第2使用例を示す概略的側面図であり、第
2使用例は、本発明の手書き文字入力装置の第1実施形
態8を右手の人差し指に装着した状態で通常の筆記具2
2を使用して文字を紙などに筆記するようにして使用す
るというものである。このようにする場合には、筆記具
22を手前に動かす時に人差し指の第1関節が大きく動
くので、本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態8
を装着する位置は、右手の人差し指の第1関節と第2関
節の間が望ましい。この第2使用例でも、筆記具22の
動きに合わせて人差し指の角度が変化するので、本発明
の手書き文字入力装置の第1実施形態の第1使用例の場
合と同様にパソコンに手書き文字を入力することができ
る。
1実施形態の第2使用例を示す概略的側面図であり、第
2使用例は、本発明の手書き文字入力装置の第1実施形
態8を右手の人差し指に装着した状態で通常の筆記具2
2を使用して文字を紙などに筆記するようにして使用す
るというものである。このようにする場合には、筆記具
22を手前に動かす時に人差し指の第1関節が大きく動
くので、本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態8
を装着する位置は、右手の人差し指の第1関節と第2関
節の間が望ましい。この第2使用例でも、筆記具22の
動きに合わせて人差し指の角度が変化するので、本発明
の手書き文字入力装置の第1実施形態の第1使用例の場
合と同様にパソコンに手書き文字を入力することができ
る。
【0035】以上のように、本発明の手書き文字入力装
置の第1実施形態は、手の指に装着する指輪1から成っ
ているので、携帯性に優れている。また、人差し指に装
着する指輪1に人差し指のX軸まわりの角速度を検出す
るX軸ジャイロ3と、人差し指のY軸まわりの角速度を
検出するY軸ジャイロ4を内蔵する構成としたことによ
り、図5に示すパソコンと共に使用する場合には、加速
度センサの出力を2回積分して人差し指の位置を算出す
る場合と異なり、X軸ジャイロ3及びY軸ジャイロ4の
出力を1回積分するだけで人差し指の角度を算出するこ
とができ、積分による誤差の蓄積を小さくすることがで
きるので、手書き文字の軌跡再現及び認識を精度良く行
うことができる。
置の第1実施形態は、手の指に装着する指輪1から成っ
ているので、携帯性に優れている。また、人差し指に装
着する指輪1に人差し指のX軸まわりの角速度を検出す
るX軸ジャイロ3と、人差し指のY軸まわりの角速度を
検出するY軸ジャイロ4を内蔵する構成としたことによ
り、図5に示すパソコンと共に使用する場合には、加速
度センサの出力を2回積分して人差し指の位置を算出す
る場合と異なり、X軸ジャイロ3及びY軸ジャイロ4の
出力を1回積分するだけで人差し指の角度を算出するこ
とができ、積分による誤差の蓄積を小さくすることがで
きるので、手書き文字の軌跡再現及び認識を精度良く行
うことができる。
【0036】なお、指輪1の部品内蔵部2に、A/D変
換器とメモリを内蔵し、X軸ジャイロ3及びY軸ジャイ
ロ4から出力される角速度信号をA/D変換器でデジタ
ル化し、これをメモリに蓄積しておき、後でパソコンに
転送するようにしても良いし、あるいは、指輪1の部品
内蔵部2に、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと
いう)とメモリを内蔵し、マイコンでX軸ジャイロ3及
びY軸ジャイロ4の出力を積分して角度を算出し、これ
をメモリに蓄積しておき、後でパソコンに転送するよう
にしても良いし、更には、マイコンで文字の認識までも
行い、これをメモリに蓄積しておき、後でパソコンに転
送するようにしても良い。これらのようにする場合に
は、パソコンを携帯する必要はなく、本発明の手書き文
字入力装置の第1実施形態のみを携帯すれば良いため、
携帯性が非常に良くなる。
換器とメモリを内蔵し、X軸ジャイロ3及びY軸ジャイ
ロ4から出力される角速度信号をA/D変換器でデジタ
ル化し、これをメモリに蓄積しておき、後でパソコンに
転送するようにしても良いし、あるいは、指輪1の部品
内蔵部2に、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと
いう)とメモリを内蔵し、マイコンでX軸ジャイロ3及
びY軸ジャイロ4の出力を積分して角度を算出し、これ
をメモリに蓄積しておき、後でパソコンに転送するよう
にしても良いし、更には、マイコンで文字の認識までも
行い、これをメモリに蓄積しておき、後でパソコンに転
送するようにしても良い。これらのようにする場合に
は、パソコンを携帯する必要はなく、本発明の手書き文
字入力装置の第1実施形態のみを携帯すれば良いため、
携帯性が非常に良くなる。
【0037】本発明の手書き文字入力装置の第2実施形
態・・図12〜図14 図12は本発明の手書き文字入力装置の第2実施形態の
ブロック回路図であり、本発明の手書き文字入力装置の
第2実施形態は、押しボタン7が押されているか否かを
検出するプッシュ検出手段23を内蔵し、プッシュ検出
手段23の出力をX軸ジャイロ3及びY軸ジャイロ4の
出力と共に無線送信機5で送信するようにし、その他に
ついては、本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態
と同様に構成したものである。
態・・図12〜図14 図12は本発明の手書き文字入力装置の第2実施形態の
ブロック回路図であり、本発明の手書き文字入力装置の
第2実施形態は、押しボタン7が押されているか否かを
検出するプッシュ検出手段23を内蔵し、プッシュ検出
手段23の出力をX軸ジャイロ3及びY軸ジャイロ4の
出力と共に無線送信機5で送信するようにし、その他に
ついては、本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態
と同様に構成したものである。
【0038】本発明の手書き文字入力装置の第2実施形
態は、文字入力モード又はマウスモードを選択できるよ
うにし、手書き文字入力装置又はポインティングデバイ
スとして使用することができるようにしたものであり、
図13は本発明の手書き文字入力装置の第2実施形態と
共に使用するパソコンの一部分を示すブロック回路図で
ある。図13中、24は入力インタフェース、25はパ
ソコン内に格納されたソフトウエアである。
態は、文字入力モード又はマウスモードを選択できるよ
うにし、手書き文字入力装置又はポインティングデバイ
スとして使用することができるようにしたものであり、
図13は本発明の手書き文字入力装置の第2実施形態と
共に使用するパソコンの一部分を示すブロック回路図で
ある。図13中、24は入力インタフェース、25はパ
ソコン内に格納されたソフトウエアである。
【0039】入力インタフェース24は、無線受信機1
0から出力される受信信号のうち、プッシュ検出手段2
3から出力される押しボタン7が押されているか否かを
検出した信号をデジタル化するA/D変換器26を設
け、その他については、図5に示す入力インタフェース
9と同様に構成したものである。ソフトウエア25は、
モード判定部27と、ジェスチャ辞書28と、ジェスチ
ャ判定部29と、カーソル移動量生成部30を設け、そ
の他については、図5に示すソフトウエア10と同様に
構成したものである。
0から出力される受信信号のうち、プッシュ検出手段2
3から出力される押しボタン7が押されているか否かを
検出した信号をデジタル化するA/D変換器26を設
け、その他については、図5に示す入力インタフェース
9と同様に構成したものである。ソフトウエア25は、
モード判定部27と、ジェスチャ辞書28と、ジェスチ
ャ判定部29と、カーソル移動量生成部30を設け、そ
の他については、図5に示すソフトウエア10と同様に
構成したものである。
【0040】モード判定部27は、A/D変換器26の
出力から、押しボタン7が長く押されたか、短く押され
たかを判定し、オフモード時又はマウスモード時に押し
ボタン7が長く押されたときは、文字入力モードが指示
されたと判定して、ジェスチャ辞書28、ジェスチャ判
定部29及びカーソル移動量生成部30を非活性とし、
ストローク切り出し部17、不要ストローク除去部1
8、文字切り出し部19、文字認識部20及び文字辞書
21を活性化し、オフモード時又は文字入力モード時に
押しボタン7が短く押されたときは、マウスモードが指
示されたと判定して、ストローク切り出し部17、不要
ストローク除去部18、文字切り出し部19、文字認識
部20及び文字辞書21を非活性とし、ジェスチャ辞書
28、ジェスチャ判定部29及びカーソル移動量生成部
30を活性化し、文字入力モード時に押しボタン7が長
く押された時又はマウスモード時に押しボタン7が短く
押されたときは、オフモードが指示されたと判定し、ス
トローク切り出し部17、不要ストローク除去部18、
文字切り出し部19、文字認識部20及び文字辞書21
を非活性とするものである。
出力から、押しボタン7が長く押されたか、短く押され
たかを判定し、オフモード時又はマウスモード時に押し
ボタン7が長く押されたときは、文字入力モードが指示
されたと判定して、ジェスチャ辞書28、ジェスチャ判
定部29及びカーソル移動量生成部30を非活性とし、
ストローク切り出し部17、不要ストローク除去部1
8、文字切り出し部19、文字認識部20及び文字辞書
21を活性化し、オフモード時又は文字入力モード時に
押しボタン7が短く押されたときは、マウスモードが指
示されたと判定して、ストローク切り出し部17、不要
ストローク除去部18、文字切り出し部19、文字認識
部20及び文字辞書21を非活性とし、ジェスチャ辞書
28、ジェスチャ判定部29及びカーソル移動量生成部
30を活性化し、文字入力モード時に押しボタン7が長
く押された時又はマウスモード時に押しボタン7が短く
押されたときは、オフモードが指示されたと判定し、ス
トローク切り出し部17、不要ストローク除去部18、
文字切り出し部19、文字認識部20及び文字辞書21
を非活性とするものである。
【0041】また、ジェスチャ辞書28は、時計まわり
にマルを1回描く軌跡は左クリック動作、時計まわりに
マルを2回描く軌跡は左ダブルクリック動作、反時計ま
わりにマルを1回描く軌跡は右クリック動作であること
を記憶するものであり、ジェスチャ判定部29は、ジェ
スチャ辞書28を参照して、軌跡生成部16で生成され
た軌跡が左クリック動作を示すものであるか、左ダブル
クリック動作を示すものであるか、右クリック動作を示
すものであるかを判定するものである。
にマルを1回描く軌跡は左クリック動作、時計まわりに
マルを2回描く軌跡は左ダブルクリック動作、反時計ま
わりにマルを1回描く軌跡は右クリック動作であること
を記憶するものであり、ジェスチャ判定部29は、ジェ
スチャ辞書28を参照して、軌跡生成部16で生成され
た軌跡が左クリック動作を示すものであるか、左ダブル
クリック動作を示すものであるか、右クリック動作を示
すものであるかを判定するものである。
【0042】また、カーソル移動量生成部30は、マウ
スモード時に、A/D変換器12、13の出力を入力し
て、本発明の手書き入力装置の第2実施形態が検出した
角速度に比例した速度でカーソルを移動させるようにカ
ーソルの移動量を生成するものである。なお、カーソル
移動量生成部30は、ジェスチャによりカーソル位置が
移動することを防ぐために、ジェスチャと判定された場
合は、ジェスチャ開始時の位置にカーソルを戻すように
する。
スモード時に、A/D変換器12、13の出力を入力し
て、本発明の手書き入力装置の第2実施形態が検出した
角速度に比例した速度でカーソルを移動させるようにカ
ーソルの移動量を生成するものである。なお、カーソル
移動量生成部30は、ジェスチャによりカーソル位置が
移動することを防ぐために、ジェスチャと判定された場
合は、ジェスチャ開始時の位置にカーソルを戻すように
する。
【0043】したがって、本発明の手書き文字入力装置
の第2実施形態を図13に示すパソコンと共に使用する
場合には、図14に状態遷移図を示すように、オフモー
ド時又はマウスモード時に押しボタン7を長く押すと、
文字入力モードとし、手書き文字入力装置として使用す
ることができ、オフモード時又は文字入力モード時に押
しボタン7を短く押すと、マウスモードとし、マウスと
して使用することができ、マウスモード時に、人差し指
で時計まわりにマルを1回描くことにより左クリック動
作を行うことができ、人差し指で時計まわりにマルを2
回描くことにより左ダブルクリック動作を行うことがで
き、人差し指で反時計まわりにマルを1回描くことによ
り右クリック動作を行うことができる。
の第2実施形態を図13に示すパソコンと共に使用する
場合には、図14に状態遷移図を示すように、オフモー
ド時又はマウスモード時に押しボタン7を長く押すと、
文字入力モードとし、手書き文字入力装置として使用す
ることができ、オフモード時又は文字入力モード時に押
しボタン7を短く押すと、マウスモードとし、マウスと
して使用することができ、マウスモード時に、人差し指
で時計まわりにマルを1回描くことにより左クリック動
作を行うことができ、人差し指で時計まわりにマルを2
回描くことにより左ダブルクリック動作を行うことがで
き、人差し指で反時計まわりにマルを1回描くことによ
り右クリック動作を行うことができる。
【0044】以上のように、本発明の手書き文字入力装
置の第2実施形態によれば、図13に示すパソコンと共
に使用する場合には、本発明の手書き文字入力装置の第
1実施形態と同様の作用効果を得ることができると共
に、ポインティングデバイスとしても使用することがで
きるので、利便性を高めることができる。
置の第2実施形態によれば、図13に示すパソコンと共
に使用する場合には、本発明の手書き文字入力装置の第
1実施形態と同様の作用効果を得ることができると共
に、ポインティングデバイスとしても使用することがで
きるので、利便性を高めることができる。
【0045】なお、本発明の手書き文字入力装置の第2
実施形態においては、ジェスチャ動作でクリック動作を
行うようにしたが、クリック動作用の押しボタンを設け
るようにしても良く、また、モード切り替え用の専用ボ
タンを設けるようにしても良い。また、ジェスチャ動作
で描く文字(図形)は、マルに限られるものではなく、
チェックマークやバツ等、任意のもので良い。
実施形態においては、ジェスチャ動作でクリック動作を
行うようにしたが、クリック動作用の押しボタンを設け
るようにしても良く、また、モード切り替え用の専用ボ
タンを設けるようにしても良い。また、ジェスチャ動作
で描く文字(図形)は、マルに限られるものではなく、
チェックマークやバツ等、任意のもので良い。
【0046】本発明の手書き文字入力装置の第3実施形
態・・図15、図16 図15は本発明の手書き文字入力装置の第3実施形態の
概略的斜視図、図16は本発明の手書き文字入力装置の
第3実施形態の使用例を示す概略的斜視図であり、図1
6中、31は本発明の手書き入力装置の第3実施形態、
32は本発明の手書き入力装置の第3実施形態31を手
の甲に装着するためのベルトである。すなわち、本発明
の手書き文字入力装置の第3実施形態は、手先による手
書き文字をパソコンに入力する場合に手の甲に装着して
使用するというものである。
態・・図15、図16 図15は本発明の手書き文字入力装置の第3実施形態の
概略的斜視図、図16は本発明の手書き文字入力装置の
第3実施形態の使用例を示す概略的斜視図であり、図1
6中、31は本発明の手書き入力装置の第3実施形態、
32は本発明の手書き入力装置の第3実施形態31を手
の甲に装着するためのベルトである。すなわち、本発明
の手書き文字入力装置の第3実施形態は、手先による手
書き文字をパソコンに入力する場合に手の甲に装着して
使用するというものである。
【0047】本発明の手書き文字入力装置の第3実施形
態は、ケース33に、手書き文字の左右方向をX軸とし
て手の甲のX軸まわりの角速度を検出するX軸ジャイロ
34と、手書き文字の上下方向をY軸として手の甲のY
軸まわりの角速度を検出するY軸ジャイロ35と、マイ
コン36と、メモリ37を内蔵すると共に、押しボタン
38、39を設け、手書きした時の手の甲のX軸まわり
の角速度及びY軸まわりの角速度をX軸ジャイロ34及
びY軸ジャイロ35で検出し、これらをマイコン36の
A/D変換ポートから入力して、デジタル化した角速度
データをメモリ37に蓄積し、蓄積した角速度データを
後でパソコンに転送するというものであり、図5に示す
パソコンにおいて文字認識を行うというものである。な
お、押しボタン38、39は、電源スイッチなどに使用
するものである。
態は、ケース33に、手書き文字の左右方向をX軸とし
て手の甲のX軸まわりの角速度を検出するX軸ジャイロ
34と、手書き文字の上下方向をY軸として手の甲のY
軸まわりの角速度を検出するY軸ジャイロ35と、マイ
コン36と、メモリ37を内蔵すると共に、押しボタン
38、39を設け、手書きした時の手の甲のX軸まわり
の角速度及びY軸まわりの角速度をX軸ジャイロ34及
びY軸ジャイロ35で検出し、これらをマイコン36の
A/D変換ポートから入力して、デジタル化した角速度
データをメモリ37に蓄積し、蓄積した角速度データを
後でパソコンに転送するというものであり、図5に示す
パソコンにおいて文字認識を行うというものである。な
お、押しボタン38、39は、電源スイッチなどに使用
するものである。
【0048】本発明の手書き文字入力装置の第3実施形
態によれば、ベルト32を使用してケース33を手の甲
に装着すれば足りる構成としているので、携帯性に優れ
ている。また、ケース33に、手のX軸まわりの角速度
を検出するX軸ジャイロ34と、手のY軸まわりの角速
度を検出するY軸ジャイロ35を内蔵する構成としたこ
とにより、図5に示すパソコンと共に使用する場合に
は、加速度センサの出力を2回積分して手の位置を算出
する場合と異なり、X軸ジャイロ34及びY軸ジャイロ
35の出力を1回積分するだけで手の角度を算出するこ
とができ、積分による誤差の蓄積を小さくすることがで
きるので、手書き文字の軌跡再現及び認識を精度良く行
うことができる。
態によれば、ベルト32を使用してケース33を手の甲
に装着すれば足りる構成としているので、携帯性に優れ
ている。また、ケース33に、手のX軸まわりの角速度
を検出するX軸ジャイロ34と、手のY軸まわりの角速
度を検出するY軸ジャイロ35を内蔵する構成としたこ
とにより、図5に示すパソコンと共に使用する場合に
は、加速度センサの出力を2回積分して手の位置を算出
する場合と異なり、X軸ジャイロ34及びY軸ジャイロ
35の出力を1回積分するだけで手の角度を算出するこ
とができ、積分による誤差の蓄積を小さくすることがで
きるので、手書き文字の軌跡再現及び認識を精度良く行
うことができる。
【0049】なお、マイコン36でX軸ジャイロ34及
びY軸ジャイロ35の出力を積分して角度を算出し、こ
れをメモリ37に蓄積しておき、後でパソコンに転送す
るようにしても良いし、あるいは、マイコン36で文字
の認識までも行い、これをメモリ37に蓄積しておき、
後でパソコンに転送するようにしても良い。これらのよ
うにする場合には、パソコンを携帯する必要はなく、ベ
ルトが付された本発明の手書き文字入力装置の第3実施
形態のみを携帯すれば良いため、携帯性が非常に良くな
る。
びY軸ジャイロ35の出力を積分して角度を算出し、こ
れをメモリ37に蓄積しておき、後でパソコンに転送す
るようにしても良いし、あるいは、マイコン36で文字
の認識までも行い、これをメモリ37に蓄積しておき、
後でパソコンに転送するようにしても良い。これらのよ
うにする場合には、パソコンを携帯する必要はなく、ベ
ルトが付された本発明の手書き文字入力装置の第3実施
形態のみを携帯すれば良いため、携帯性が非常に良くな
る。
【0050】また、本発明の手書き文字入力装置の第1
実施形態〜第3実施形態においては、X軸ジャイロ及び
Y軸ジャイロの出力を無線送信機によりパソコンに送信
するようにしているが、この代わりに、赤外線や有線を
使用して、X軸ジャイロ及びY軸ジャイロの出力をパソ
コンに送信するようにしても良い。
実施形態〜第3実施形態においては、X軸ジャイロ及び
Y軸ジャイロの出力を無線送信機によりパソコンに送信
するようにしているが、この代わりに、赤外線や有線を
使用して、X軸ジャイロ及びY軸ジャイロの出力をパソ
コンに送信するようにしても良い。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明の手書き文字入力
装置によれば、手の指又は手に装着する装着体から成っ
ているので、携帯性に優れている。また、手の指又は手
に装着する装着体に手の指又は手の角速度を検出する角
速度検出手段を内蔵するという構成にしたことにより、
加速度センサの出力を2回積分して手の指又は手の位置
を算出する場合と異なり、角速度検出手段の出力を1回
積分するだけで手の指又は手の角度を算出することがで
き、積分による誤差の蓄積を小さくすることができるの
で、手書き文字の軌跡再現及び認識を精度良く行うこと
ができる。
装置によれば、手の指又は手に装着する装着体から成っ
ているので、携帯性に優れている。また、手の指又は手
に装着する装着体に手の指又は手の角速度を検出する角
速度検出手段を内蔵するという構成にしたことにより、
加速度センサの出力を2回積分して手の指又は手の位置
を算出する場合と異なり、角速度検出手段の出力を1回
積分するだけで手の指又は手の角度を算出することがで
き、積分による誤差の蓄積を小さくすることができるの
で、手書き文字の軌跡再現及び認識を精度良く行うこと
ができる。
【0052】本発明の手書き文字認識方法によれば、加
速度センサの出力を2回積分して手の指又は手の位置を
算出する場合と異なり、本発明の手書き文字入力装置が
備える角速度検出手段の出力を1回積分するだけで手の
指又は手の角度を算出することができ、積分による誤差
の蓄積を小さくすることができると共に、本発明の手書
き文字入力装置が備える角速度検出手段により得られる
角速度を積分して手書き文字の軌跡を生成し、生成した
手書き文字の軌跡から不要なストロークを除去するとし
ているので、手書き文字の軌跡再現及び認識を精度良く
行うことができる。
速度センサの出力を2回積分して手の指又は手の位置を
算出する場合と異なり、本発明の手書き文字入力装置が
備える角速度検出手段の出力を1回積分するだけで手の
指又は手の角度を算出することができ、積分による誤差
の蓄積を小さくすることができると共に、本発明の手書
き文字入力装置が備える角速度検出手段により得られる
角速度を積分して手書き文字の軌跡を生成し、生成した
手書き文字の軌跡から不要なストロークを除去するとし
ているので、手書き文字の軌跡再現及び認識を精度良く
行うことができる。
【図1】本発明の手書き文字入力装置の原理説明図であ
る。
る。
【図2】本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態の
概略的斜視図である。
概略的斜視図である。
【図3】本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態の
ブロック回路図である。
ブロック回路図である。
【図4】本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態の
第1使用例を示す概略的斜視図である。
第1使用例を示す概略的斜視図である。
【図5】本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態と
共に使用するパソコンの一部分を示すブロック回路図で
ある。
共に使用するパソコンの一部分を示すブロック回路図で
ある。
【図6】不要なストロークを含まない手書き文字例を示
す図である。
す図である。
【図7】本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態と
共に使用するパソコンがソフトウエアとして備える軌跡
生成部の動作を説明するための図である。
共に使用するパソコンがソフトウエアとして備える軌跡
生成部の動作を説明するための図である。
【図8】本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態と
共に使用するパソコンがソフトウエアとして備えるスト
ローク切り出し部の動作を説明するための図である。
共に使用するパソコンがソフトウエアとして備えるスト
ローク切り出し部の動作を説明するための図である。
【図9】本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態と
共に使用するパソコンがソフトウエアとして備える不要
ストローク除去部で除去するストロークの範囲を説明す
るための図である。
共に使用するパソコンがソフトウエアとして備える不要
ストローク除去部で除去するストロークの範囲を説明す
るための図である。
【図10】本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態
と共に使用するパソコンがソフトウエアとして備える不
要ストローク除去部の動作を説明するための図である。
と共に使用するパソコンがソフトウエアとして備える不
要ストローク除去部の動作を説明するための図である。
【図11】本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態
の第2使用例を示す概略的側面図である。
の第2使用例を示す概略的側面図である。
【図12】本発明の手書き文字入力装置の第2実施形態
のブロック回路図である。
のブロック回路図である。
【図13】本発明の手書き文字入力装置の第2実施形態
と共に使用するパソコンの一部分を示すブロック回路図
である。
と共に使用するパソコンの一部分を示すブロック回路図
である。
【図14】本発明の手書き文字入力装置の第2実施形態
の状態遷移図である。
の状態遷移図である。
【図15】本発明の手書き文字入力装置の第3実施形態
の概略的斜視図である。
の概略的斜視図である。
【図16】本発明の手書き文字入力装置の第3実施形態
の使用例を示す概略的斜視図である。
の使用例を示す概略的斜視図である。
(図1〜図4) 1 指輪 2 部品内蔵部 3 X軸ジャイロ 4 Y軸ジャイロ 5 無線送信機 6 電池 7 押しボタン 8 本発明の手書き文字入力装置の第1実施形態 (図5) 9 入力インタフェース 10 ソフトウエア 11 無線受信機 12 A/D変換器 13 A/D変換器 14 積分器 15 積分器 16 軌跡生成部 17 ストローク切り出し部 18 不要ストローク除去部 19 文字切り出し部 20 文字認識部 21 文字辞書 (図11) 22 筆記具 (図12) 23 プッシュ検出手段 (図13) 24 入力インタフェース 25 ソフトウエア 26 A/D変換器 27 モード判定部 28 ジェスチャ辞書 29 ジェスチャ判定部 30 カーソル移動量生成部 (図15、図16) 31 本発明の手書き入力装置の第3実施形態 32 ベルト 33 ケース 34 X軸ジャイロ 35 Y軸ジャイロ 36 マイコン 37 メモリ 38 押しボタン 39 押しボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B029 BB09 EE13 EE14 5B064 AB04 BA05 CA09 DD12 5B068 AA04 AA05 BC03 BD06 BD17 BD21 BD25 CC19 5B087 AA02 AA09 AE06 BC06 BC17 BC31 DD03 DD17 DG02
Claims (4)
- 【請求項1】手の指又は手に装着する装着体に、前記手
の指又は手の、手書き文字の左右方向まわりの角速度を
検出する第1の角速度検出手段と、前記手の指又は手
の、手書き文字の上下方向まわりの角速度を検出する第
2の角速度検出手段を内蔵して成ることを特徴とする手
書き文字入力装置。 - 【請求項2】前記装着体面に押しボタンを設けると共
に、前記装着体に前記押しボタンが押されているか否か
を検出するプッシュ検出手段を内蔵して成ることを特徴
とする請求項1記載の手書き文字入力装置。 - 【請求項3】手の指又は手に装着する装着体に、前記手
の指又は手の、手書き文字の左右方向まわりの角速度を
検出する第1の角速度検出手段と、前記手の指又は手
の、手書き文字の上下方向まわりの角速度を検出する第
2の角速度検出手段を内蔵して成る手書き文字入力装置
の前記第1、第2の角速度検出手段の出力を加工して手
書き文字を認識する手書き文字認識方法であって、 前記第1、第2の角速度検出手段から出力される角速度
を積分して手書き文字の軌跡を生成し、生成した手書き
文字の軌跡を軌跡上での角度が急激に変化する点で切り
分けて複数のストロークに分離した後、ストロークの開
始点から終了点への方向が特定方向のストロークを除去
する工程を有していることを特徴とする手書き文字認識
方法。 - 【請求項4】前記特定方向は、手書き文字の上方向を0
度として、時計まわりに0〜45度の範囲の角度と、反
時計まわりに90〜135度の範囲の角度の間に挟まれ
た方向であることを特徴とする請求項3記載の手書き文
字認識方法。
Priority Applications (1)
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JP2000048441A JP2001236174A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 手書き文字入力装置及び手書き文字認識方法 |
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