JPH077256B2 - グレイ・スケール・パターンの発生方法 - Google Patents
グレイ・スケール・パターンの発生方法Info
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- JPH077256B2 JPH077256B2 JP2195101A JP19510190A JPH077256B2 JP H077256 B2 JPH077256 B2 JP H077256B2 JP 2195101 A JP2195101 A JP 2195101A JP 19510190 A JP19510190 A JP 19510190A JP H077256 B2 JPH077256 B2 JP H077256B2
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- row
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-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G5/00—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
- G09G5/22—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of characters or indicia using display control signals derived from coded signals representing the characters or indicia, e.g. with a character-code memory
- G09G5/24—Generation of individual character patterns
- G09G5/28—Generation of individual character patterns for enhancement of character form, e.g. smoothing
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Image Generation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、高解像度のオリジナル文字イメージを表わす
低解像度のグレイ・スケール・パターンを発生する方法
に関する。
低解像度のグレイ・スケール・パターンを発生する方法
に関する。
B.従来技術及び問題点 文字のドット・マトリクス・パターンを表示若しくは印
刷するために2レベル表示若しくはオン−オフ表示が、
CRT表示装置、プラズマ表示装置、液晶表示装置若しく
は種々なプリンタで使用されてきた。2レベル表示にお
いては、2進値が各画素(ペル)に割当てられる。かく
して、マトリクスの各ペルは黒又は白を表わす。しかし
ながら、マトリクスで2レベル表示を行なうと、垂直で
ないライン若しくは水平でないラインに沿って階段状の
表示が生じる。表示若しくは印刷されたイメージの解像
度の低下につれて、この段づけされたエッジは大きくな
りそして視覚者に不快感を与える。
刷するために2レベル表示若しくはオン−オフ表示が、
CRT表示装置、プラズマ表示装置、液晶表示装置若しく
は種々なプリンタで使用されてきた。2レベル表示にお
いては、2進値が各画素(ペル)に割当てられる。かく
して、マトリクスの各ペルは黒又は白を表わす。しかし
ながら、マトリクスで2レベル表示を行なうと、垂直で
ないライン若しくは水平でないラインに沿って階段状の
表示が生じる。表示若しくは印刷されたイメージの解像
度の低下につれて、この段づけされたエッジは大きくな
りそして視覚者に不快感を与える。
更に自然な文字表示を与えるために、複数のグレイ・ス
ケール・レベルを用いる表示システムが開発されてき
た。Communication of the ACMの1980年、第14巻、第3
号の第302−307頁のJohn E.Wamockによる論文“The Dis
play of Characters Using Gray Level Sampling Array
s"及び米国特許第4158200号、Charles L.Seitz等、バロ
ーズ社は、複数の異なるグレイ・スケール・レベル若し
くは輝度を用いる上述のシステムを示している。
ケール・レベルを用いる表示システムが開発されてき
た。Communication of the ACMの1980年、第14巻、第3
号の第302−307頁のJohn E.Wamockによる論文“The Dis
play of Characters Using Gray Level Sampling Array
s"及び米国特許第4158200号、Charles L.Seitz等、バロ
ーズ社は、複数の異なるグレイ・スケール・レベル若し
くは輝度を用いる上述のシステムを示している。
第7図は、異なるグレイス・スケール・レベルを用いる
表示の概念を示す。例えば88×88ドット/1文字ボックス
の如き高解像度の文字パターンがフォント・メモリに記
憶される。11×11ドット文字の解像度の表示装置に文字
パターンが表示されるとする。この場合には、8×8の
サンプリング・ウィンドウを有するサンプリング・パタ
ーン21が用いられる。88×88ドットのオリジナル文字パ
ターンを8×8ドットの文字イメージに変換するため
に、1つのサンプリング・ウィンドウにより囲まれたオ
リジナル文字イメージの一部分の黒ペルの数が計数さ
れ、そしてこのサンプリング・ウィンドウ内の黒ペルの
数に従って8つのグレイ・スケール・レベルの1つが割
当てられ、その結果グレイ・スケール・パターン29が発
生される。これは、表示装置の輝度レベルを制御するた
めに用いられる。
表示の概念を示す。例えば88×88ドット/1文字ボックス
の如き高解像度の文字パターンがフォント・メモリに記
憶される。11×11ドット文字の解像度の表示装置に文字
パターンが表示されるとする。この場合には、8×8の
サンプリング・ウィンドウを有するサンプリング・パタ
ーン21が用いられる。88×88ドットのオリジナル文字パ
ターンを8×8ドットの文字イメージに変換するため
に、1つのサンプリング・ウィンドウにより囲まれたオ
リジナル文字イメージの一部分の黒ペルの数が計数さ
れ、そしてこのサンプリング・ウィンドウ内の黒ペルの
数に従って8つのグレイ・スケール・レベルの1つが割
当てられ、その結果グレイ・スケール・パターン29が発
生される。これは、表示装置の輝度レベルを制御するた
めに用いられる。
グレイ・スケール・レベルを用いる表示は階段状エッジ
の問題を解決するけれども、これは例えば数多くの水平
及び垂直ラインを含む漢字の如き比較的複雑な文字が表
示される場合には新たな問題を生じる。第14図を参照す
ると、フォント・メモリに記憶されている高解像の漢字
51が示されている。この場合には、16×16のサンプリン
グ・ウィンドウを有するサンプリング・パターンが用い
られる。第7図で説明したように、各サンプリング・ウ
ィンドウで計数された黒ペルの数にグレイ・スケール値
が割当てられて、オリジナル漢字51を表わすグレイ・ス
ケール・パターン52を発生する。そして、グレイ・スケ
ール・パターン52は表示装置に送られる。このグレイ・
スケール・パターン52を用いて表示されたパターン53は
同じグレイ・レベルの互いに接触した水平線を有し、そ
して読取りにくいことが明らかである。
の問題を解決するけれども、これは例えば数多くの水平
及び垂直ラインを含む漢字の如き比較的複雑な文字が表
示される場合には新たな問題を生じる。第14図を参照す
ると、フォント・メモリに記憶されている高解像の漢字
51が示されている。この場合には、16×16のサンプリン
グ・ウィンドウを有するサンプリング・パターンが用い
られる。第7図で説明したように、各サンプリング・ウ
ィンドウで計数された黒ペルの数にグレイ・スケール値
が割当てられて、オリジナル漢字51を表わすグレイ・ス
ケール・パターン52を発生する。そして、グレイ・スケ
ール・パターン52は表示装置に送られる。このグレイ・
スケール・パターン52を用いて表示されたパターン53は
同じグレイ・レベルの互いに接触した水平線を有し、そ
して読取りにくいことが明らかである。
C.問題点を解決するための手段 本発明に従う高解像度のオリジナル文字イメージを表わ
す低解像度のグレイ・スケール・パターンを発生する方
法は、 上記低解像度及び高解像度の比により決定される数の行
及び列に配列された複数個のサンプリング・ウィンドウ
を有するサンプリング・パターンを発生し、 上記オリジナル文字イメージ上の列方向に沿って予定距
離だけ離された複数位置に上記サンプリング・パターン
を逐次的に位置決めし、上記位置の夫々における上記サ
ンプリング・パターンの各行の所定部分の黒ペル数を加
えて全行の黒ペルの総数を計数し、 上記位置の夫々における上記黒ペルの総数を比較して最
大黒ペル数が検出された位置を検出し、 上記オリジナル文字イメージ上で上記検出位置に上記サ
ンプリング・パターンを位置決めし、 上記サンプリング・パターンの各サンプリング・ウィン
ドウ内の黒ペルの数を計数し、各サンプリング・ウィン
ドウに異なるグレイ・スケール値の1つを割当てること
を含む。
す低解像度のグレイ・スケール・パターンを発生する方
法は、 上記低解像度及び高解像度の比により決定される数の行
及び列に配列された複数個のサンプリング・ウィンドウ
を有するサンプリング・パターンを発生し、 上記オリジナル文字イメージ上の列方向に沿って予定距
離だけ離された複数位置に上記サンプリング・パターン
を逐次的に位置決めし、上記位置の夫々における上記サ
ンプリング・パターンの各行の所定部分の黒ペル数を加
えて全行の黒ペルの総数を計数し、 上記位置の夫々における上記黒ペルの総数を比較して最
大黒ペル数が検出された位置を検出し、 上記オリジナル文字イメージ上で上記検出位置に上記サ
ンプリング・パターンを位置決めし、 上記サンプリング・パターンの各サンプリング・ウィン
ドウ内の黒ペルの数を計数し、各サンプリング・ウィン
ドウに異なるグレイ・スケール値の1つを割当てること
を含む。
本発明の方法においては、上記サンプリング・ウィンド
ウの中心部分に位置づけられた一群のペル・ラインが、
上記行の黒ペルの数を計数するのに用いられる。
ウの中心部分に位置づけられた一群のペル・ラインが、
上記行の黒ペルの数を計数するのに用いられる。
本発明の方法においては、上記サンプリング・パターン
は、1ペル・ラインだけ離された複数の位置に逐次的に
位置決めされる。
は、1ペル・ラインだけ離された複数の位置に逐次的に
位置決めされる。
本発明に従う高解像度のオリジナル文字イメージを表わ
す低解像度のグレイ・スケール・パターンを発生する方
法は、 上記低解像度及び高解像度の比により決定される数の行
及び列に配列された複数個のサンプリング・ウィンドウ
を有するサンプリング・パターンを発生し、 上記オリジナル文字イメージ上の行方向及び列方向に沿
って予定距離だけ離された複数位置に上記サンプリング
・パターンを逐次的に位置決めし、上記位置の夫々にお
ける、上記サンプリング・パターンの各行の所定部分の
黒ペル数を加えて全行の黒ペルの総数、及び各列の所定
部分の黒ペルの数を加えて全列の黒ペルの総数を計数
し、 上記位置の夫々における上記黒ペルの総数を比較して、
上記全行の黒ペルの総数が最大である上記列方向の位置
及び上記全列の黒ペルの総数が最大である上記行方向の
位置を検出し、 上記オリジナル文字パターン上で上記検出位置に上記サ
ンプリング・パターンを位置決めし、 上記サンプリング・パターンの各サンプリング・ウィン
ドウの黒ペルの数を計数し上記各サンプリング・ウィン
ドウに異なるグレイ・スケール値の1つを割当てること
を含む。
す低解像度のグレイ・スケール・パターンを発生する方
法は、 上記低解像度及び高解像度の比により決定される数の行
及び列に配列された複数個のサンプリング・ウィンドウ
を有するサンプリング・パターンを発生し、 上記オリジナル文字イメージ上の行方向及び列方向に沿
って予定距離だけ離された複数位置に上記サンプリング
・パターンを逐次的に位置決めし、上記位置の夫々にお
ける、上記サンプリング・パターンの各行の所定部分の
黒ペル数を加えて全行の黒ペルの総数、及び各列の所定
部分の黒ペルの数を加えて全列の黒ペルの総数を計数
し、 上記位置の夫々における上記黒ペルの総数を比較して、
上記全行の黒ペルの総数が最大である上記列方向の位置
及び上記全列の黒ペルの総数が最大である上記行方向の
位置を検出し、 上記オリジナル文字パターン上で上記検出位置に上記サ
ンプリング・パターンを位置決めし、 上記サンプリング・パターンの各サンプリング・ウィン
ドウの黒ペルの数を計数し上記各サンプリング・ウィン
ドウに異なるグレイ・スケール値の1つを割当てること
を含む。
本発明に従う高解像度のオリジナル文字イメージを表わ
す低解像度のグレイ・スケール・パターンを発生する方
法は、 上記低解像度及び高解像度の比により決定される数の行
及び列に配列された複数個のサンプリング・ウィンドウ
を有するサンプリング・パターンを発生し、 上記オリジナル文字イメージ上の行方向及び列方向に沿
って予定距離だけ離された複数位置に上記サンプリング
・パターンを逐次的に位置決めし、上記位置の夫々にお
ける、上記サンプリング・パターンの各行の所定部分の
黒ペル数を加えて全行の黒ペルの総数、及び各列の所定
部分の黒ペルの数を加えて全列の黒ペルの総数を計数
し、 上記位置の夫々における上記黒ペルの総数を比較して、
上記全行の黒ペルの総数が最大である上記列方向の位置
及び上記全列の黒ペルの総数が最大である上記行方向の
位置を検出し、 上記オリジナル文字パターン上で上記検出位置に上記サ
ンプリング・パターンを位置決めし、 上記サンプリング・パターンの各行及び列毎の黒ペルの
数を計数し、 各行の黒ペルの数を比較して隣接行よりも多い黒ペルを
有する行を選択し、各列の黒ペルの数を比較して隣接列
よりも多い黒ペルを有する列を選択し、 上記オリジナル文字イメージ上の上記行方向及び上記列
方向に沿って予定距離だけ離された複数位置に、上記選
択された行及び列を逐次的に位置決めし、各位置におけ
る上記行の黒ペルの数及び上記列の黒ペルの数を計数
し、 上記各位置における上記選択された行の黒ペルの数を比
較して黒ペルの数が最大となる列方向の位置を検出し、
上記各位置における上記選択された列の黒ペルの数を比
較して黒ペルの数が最大となる行方向の位置を検出し、 上記選択された行及び列の位置を上記検出された位置に
夫々シフトし、 上記サンプリング・パターンの各サンプリング・ウィン
ドウ内の黒ペルの数を計数して各サンプリング・ウィン
ドウに異なるグレイ・スケール値の1つを割当てること
を含む。
す低解像度のグレイ・スケール・パターンを発生する方
法は、 上記低解像度及び高解像度の比により決定される数の行
及び列に配列された複数個のサンプリング・ウィンドウ
を有するサンプリング・パターンを発生し、 上記オリジナル文字イメージ上の行方向及び列方向に沿
って予定距離だけ離された複数位置に上記サンプリング
・パターンを逐次的に位置決めし、上記位置の夫々にお
ける、上記サンプリング・パターンの各行の所定部分の
黒ペル数を加えて全行の黒ペルの総数、及び各列の所定
部分の黒ペルの数を加えて全列の黒ペルの総数を計数
し、 上記位置の夫々における上記黒ペルの総数を比較して、
上記全行の黒ペルの総数が最大である上記列方向の位置
及び上記全列の黒ペルの総数が最大である上記行方向の
位置を検出し、 上記オリジナル文字パターン上で上記検出位置に上記サ
ンプリング・パターンを位置決めし、 上記サンプリング・パターンの各行及び列毎の黒ペルの
数を計数し、 各行の黒ペルの数を比較して隣接行よりも多い黒ペルを
有する行を選択し、各列の黒ペルの数を比較して隣接列
よりも多い黒ペルを有する列を選択し、 上記オリジナル文字イメージ上の上記行方向及び上記列
方向に沿って予定距離だけ離された複数位置に、上記選
択された行及び列を逐次的に位置決めし、各位置におけ
る上記行の黒ペルの数及び上記列の黒ペルの数を計数
し、 上記各位置における上記選択された行の黒ペルの数を比
較して黒ペルの数が最大となる列方向の位置を検出し、
上記各位置における上記選択された列の黒ペルの数を比
較して黒ペルの数が最大となる行方向の位置を検出し、 上記選択された行及び列の位置を上記検出された位置に
夫々シフトし、 上記サンプリング・パターンの各サンプリング・ウィン
ドウ内の黒ペルの数を計数して各サンプリング・ウィン
ドウに異なるグレイ・スケール値の1つを割当てること
を含む。
D.実施例の説明 第1図を参照するに本発明に従う動作を行なうパターン
発生システムのブロック図が示されている。
発生システムのブロック図が示されている。
フォント・メモリ1は、高解像度の一組のオリジナル文
字イメージ即ちパターンを記憶している。オリジナル文
字イメージの解像度は88×88ドット/文字ボックスであ
り、そしてオリジナル文字イメージは8×8ドット/文
字ボックス即ち8×8ペル/文字ボックスのグレイ・ス
ケール・パターンに変換されるものとする このパターン発生システムはプリンタ又は表示装置に組
込まれ、そしてオリジナル文字パターンはプロセッサか
らフォント・メモリ1にロードされる。
字イメージ即ちパターンを記憶している。オリジナル文
字イメージの解像度は88×88ドット/文字ボックスであ
り、そしてオリジナル文字イメージは8×8ドット/文
字ボックス即ち8×8ペル/文字ボックスのグレイ・ス
ケール・パターンに変換されるものとする このパターン発生システムはプリンタ又は表示装置に組
込まれ、そしてオリジナル文字パターンはプロセッサか
らフォント・メモリ1にロードされる。
88×88ドットの解像度のオリジナル文字パターンの1つ
例えば文字Bのイメージが、第2図に示す如くマイクロ
プロセッサ3の制御のもとにフォント・メモリ1からバ
ッファ・メモリ2へとり出される。
例えば文字Bのイメージが、第2図に示す如くマイクロ
プロセッサ3の制御のもとにフォント・メモリ1からバ
ッファ・メモリ2へとり出される。
第1図に示すバッファ・メモリ2の寸法は1つのオリジ
ナル文字のボックスの寸法と同じである。
ナル文字のボックスの寸法と同じである。
オリジナル文字パターンの解像度即ち88×88ドット及び
表示スクリーン上に表示されるべきグレイ・スケール・
パターンの解像度即ち8×8ドットに基づき、マイクロ
・プロセッサ3は、第2図に示すような8×8ウィンド
ウの格子状のサンプリング・パターン21を発生する。サ
ンプリング・パターン21の寸法は、1文字ボックスの寸
法に等しい。
表示スクリーン上に表示されるべきグレイ・スケール・
パターンの解像度即ち8×8ドットに基づき、マイクロ
・プロセッサ3は、第2図に示すような8×8ウィンド
ウの格子状のサンプリング・パターン21を発生する。サ
ンプリング・パターン21の寸法は、1文字ボックスの寸
法に等しい。
マイクロプロセッサ3は、第3図に示すアルゴリズムの
イメージ変換プロセスを行なう。
イメージ変換プロセスを行なう。
第3図のステップ31において、マイクロプロセッサ3
は、オリジナル文字イメージのX及びY方向の全ペル・
ラインの黒ペルの数を計数し、第2図に示すX方向のヒ
ストグラム26及びY方向のヒストグラム27を発生し、そ
してこれらのヒストグラム26及び27を第1図のヒストグ
ラム・バッファ・メモリ4に記憶する。
は、オリジナル文字イメージのX及びY方向の全ペル・
ラインの黒ペルの数を計数し、第2図に示すX方向のヒ
ストグラム26及びY方向のヒストグラム27を発生し、そ
してこれらのヒストグラム26及び27を第1図のヒストグ
ラム・バッファ・メモリ4に記憶する。
動作は第3図のブロック32へ進み、ここでマイクロプロ
セッサ3は、サンプリング・パターン21を初期位置に位
置決めする。この初期位置においては、サンプリング・
パターン21の左上角22は、オリジナル文字パターンのド
ット・マトリクス即ち文字ボックスの左上角23に位置決
めされる。
セッサ3は、サンプリング・パターン21を初期位置に位
置決めする。この初期位置においては、サンプリング・
パターン21の左上角22は、オリジナル文字パターンのド
ット・マトリクス即ち文字ボックスの左上角23に位置決
めされる。
第2図の部分24の拡大図である第4A図を参照して行即ち
X方向のサンプリング動作を説明すると、ペル・ライン
1乃至11はオリジナル文字イメージのペル・ラインを表
わす。マイクロプロセッサ3は、サンプリング・パター
ン21の各行毎に一群のペル・ライン4、5、6、7及び
8を選択する。ペル・ライン6は、第4図に示す如く行
の巾の中心に位置づけられている。マイクロプロセッサ
3は、ヒストグラム・バッファ・メモリ4のヒストグラ
ム26を参照して行1乃至8のオリジナル文字イメージの
一群のペル・ライン4、5、6、7、及び8上の黒ペル
の数を計数する。そして、マイクロプロセッサ3は、各
行の黒ペルの数を合計して、初期位置のサンプリング・
パターン21の水平方向の黒ペルの総数を発生し、そして
この総数をレジスタ5のY方向の記憶装置0に記憶す
る。
X方向のサンプリング動作を説明すると、ペル・ライン
1乃至11はオリジナル文字イメージのペル・ラインを表
わす。マイクロプロセッサ3は、サンプリング・パター
ン21の各行毎に一群のペル・ライン4、5、6、7及び
8を選択する。ペル・ライン6は、第4図に示す如く行
の巾の中心に位置づけられている。マイクロプロセッサ
3は、ヒストグラム・バッファ・メモリ4のヒストグラ
ム26を参照して行1乃至8のオリジナル文字イメージの
一群のペル・ライン4、5、6、7、及び8上の黒ペル
の数を計数する。そして、マイクロプロセッサ3は、各
行の黒ペルの数を合計して、初期位置のサンプリング・
パターン21の水平方向の黒ペルの総数を発生し、そして
この総数をレジスタ5のY方向の記憶装置0に記憶す
る。
上と同じ方法で、マイクロプロセッサ3は初期位置のサ
ンプリング・パターン21の垂直方向の黒ペルの総数を発
生する。更に具体的に言うならば、第5A図は第2図の部
分28の拡大図である。ペル・ライン1乃至11はオリジナ
ル文字イメージのペル・ラインを表わす。マイクロプロ
セッサ3は、サンプリング・パターン21の各列毎に一群
のペル・ライン4、5、6、7及び8を選択する。ペル
・ライン6は、第5A図で示す如く、列の巾の中心に位置
づけられている。マイクロプロセッサ3は、ヒストグラ
ム・バッファ・メモリ4のヒストグラム27を参照するこ
とにより、列1乃至8のオリジナル文字イメージの一群
のペル・ライン4、5、6、7、及び8上の黒ペルの数
を計数する。そして、マイクロプロセッサ3は、各列の
黒ペルの数を合計して、初期位置のサンプリング・パタ
ーン21の垂直方向の黒ペルの総数を発生し、そしてこの
総数をレジスタ5のX方向の記憶装置0に記憶する。
ンプリング・パターン21の垂直方向の黒ペルの総数を発
生する。更に具体的に言うならば、第5A図は第2図の部
分28の拡大図である。ペル・ライン1乃至11はオリジナ
ル文字イメージのペル・ラインを表わす。マイクロプロ
セッサ3は、サンプリング・パターン21の各列毎に一群
のペル・ライン4、5、6、7及び8を選択する。ペル
・ライン6は、第5A図で示す如く、列の巾の中心に位置
づけられている。マイクロプロセッサ3は、ヒストグラ
ム・バッファ・メモリ4のヒストグラム27を参照するこ
とにより、列1乃至8のオリジナル文字イメージの一群
のペル・ライン4、5、6、7、及び8上の黒ペルの数
を計数する。そして、マイクロプロセッサ3は、各列の
黒ペルの数を合計して、初期位置のサンプリング・パタ
ーン21の垂直方向の黒ペルの総数を発生し、そしてこの
総数をレジスタ5のX方向の記憶装置0に記憶する。
動作は第3図のブロック33に進み、ここでマイクロプロ
セッサ3は、初期位置からサンプリング・パターン21を
X及びY方向で±1ペル・ライン、±2ペル・ライン及
び±3ペル・ラインだけ夫々逐次的にシフトし、そして
初期位置で述べたと同様にして、各位置における黒ペル
の総数を計数する。第4B図を参照して行即ち水平方向で
のサンプリング動作を説明すると、サンプリング・パタ
ーン21は上方に1ペル・ライン分だけシフトされる。第
4B図のサンプリング・ウィンドウ25Aは、1ペル・ライ
ン分だけのサンプリング・パターン21のシフトを示す。
マイクロ・プロセッサ3は、サンプリング・パターン21
の各行毎にオリジナル文字イメージの一群のペル・ライ
ン3、4、5、6及び7を選択する。マイクロ・プロセ
ッサ3は、+1位置におけるサンプリング・パターン21
の水平方向の黒ペルの総数を発生し、そしてこの総数を
レジスタ5のY方向の記憶装置+1に記憶する。
セッサ3は、初期位置からサンプリング・パターン21を
X及びY方向で±1ペル・ライン、±2ペル・ライン及
び±3ペル・ラインだけ夫々逐次的にシフトし、そして
初期位置で述べたと同様にして、各位置における黒ペル
の総数を計数する。第4B図を参照して行即ち水平方向で
のサンプリング動作を説明すると、サンプリング・パタ
ーン21は上方に1ペル・ライン分だけシフトされる。第
4B図のサンプリング・ウィンドウ25Aは、1ペル・ライ
ン分だけのサンプリング・パターン21のシフトを示す。
マイクロ・プロセッサ3は、サンプリング・パターン21
の各行毎にオリジナル文字イメージの一群のペル・ライ
ン3、4、5、6及び7を選択する。マイクロ・プロセ
ッサ3は、+1位置におけるサンプリング・パターン21
の水平方向の黒ペルの総数を発生し、そしてこの総数を
レジスタ5のY方向の記憶装置+1に記憶する。
サンプリング・パターン21を+2、+3、−1、−2及
び−3位置にシフトするために、マイクロプロセッサ3
は、+2位置に対してペル・ライン2、3、4、5及び
6を、+3位置に対してペル・ライン1、2、3、4及
び5を、−1位置に対してペル・ライン5、6、7、8
及び9を、−2位置に対してペル・ライン6、7、8、
9及び10を、そして−3位置に対してペル・ライン7、
8、9、10及び11を夫々選択する。そしてマイクロプロ
セッサ3は、各位置におけるサンプリング・パターン21
の水平方向の黒ペルの総数を発生し、そしてこれらをレ
ジスタ5のY方向の各記憶装置に記憶する。
び−3位置にシフトするために、マイクロプロセッサ3
は、+2位置に対してペル・ライン2、3、4、5及び
6を、+3位置に対してペル・ライン1、2、3、4及
び5を、−1位置に対してペル・ライン5、6、7、8
及び9を、−2位置に対してペル・ライン6、7、8、
9及び10を、そして−3位置に対してペル・ライン7、
8、9、10及び11を夫々選択する。そしてマイクロプロ
セッサ3は、各位置におけるサンプリング・パターン21
の水平方向の黒ペルの総数を発生し、そしてこれらをレ
ジスタ5のY方向の各記憶装置に記憶する。
次にマイクロプロセッサ3は、第5図に示すように、初
期位置からサンプリング・パターン21をY方向に±1、
±2、±3ペル・ライン分だけ逐次的にシフトする。サ
ンプリング・パターン21を上記装置にシフトするため
に、マイクロプロセッサ3は、+1位置に対してペル・
ライン5、6、7、8及び9を、+2位置に対してペル
・ライン6、7、8、9及び10を、+3位置に対してペ
ル・ライン7、8、9、10及び11を、−1位置に対して
ペル・ライン3、4、5、6及び7を、−2位置に対し
てペル・ライン2、3、4、5及び6を、そして−3位
置に対してペル・ライン1、2、3、4及び5を夫々選
択する。そしてマイクロプロセッサ3は、各位置におけ
るサンプリング・パターン21の垂直方向の黒ペルの総数
を発生し、そしてこれらをレジスタ5のX方向の各記憶
位置に記憶する。
期位置からサンプリング・パターン21をY方向に±1、
±2、±3ペル・ライン分だけ逐次的にシフトする。サ
ンプリング・パターン21を上記装置にシフトするため
に、マイクロプロセッサ3は、+1位置に対してペル・
ライン5、6、7、8及び9を、+2位置に対してペル
・ライン6、7、8、9及び10を、+3位置に対してペ
ル・ライン7、8、9、10及び11を、−1位置に対して
ペル・ライン3、4、5、6及び7を、−2位置に対し
てペル・ライン2、3、4、5及び6を、そして−3位
置に対してペル・ライン1、2、3、4及び5を夫々選
択する。そしてマイクロプロセッサ3は、各位置におけ
るサンプリング・パターン21の垂直方向の黒ペルの総数
を発生し、そしてこれらをレジスタ5のX方向の各記憶
位置に記憶する。
各位置における黒ペルの総数Tsは次式により表わされ
る。
る。
P=S+B/t×i−B/2t+j ここで P:オリジナル文字イメージの1ペル・ラインの位置 f(P):オリジナル文字イメージの1ペル・ライン上
の黒ペルの数 W:サンプリング・パターンの行若しくは列の中心部分に
位置づけられた1群内のペル・ラインの数 t:グレイ・スケール・パターンのX若しくはY方向のド
ット即ちペルの数 B:1つのオリジナル文字マトリクス即ちボックスのX若
しくはY方向のドット即ちペルの数 S:シフトの位置 正の方向若しくは負の方向におけるシフト位置の範囲
は、次式により表わされる。
の黒ペルの数 W:サンプリング・パターンの行若しくは列の中心部分に
位置づけられた1群内のペル・ラインの数 t:グレイ・スケール・パターンのX若しくはY方向のド
ット即ちペルの数 B:1つのオリジナル文字マトリクス即ちボックスのX若
しくはY方向のドット即ちペルの数 S:シフトの位置 正の方向若しくは負の方向におけるシフト位置の範囲
は、次式により表わされる。
S<B/3t 説明中の例では、B=88そしてt=8であり、 S<3.66 かくして、正の方向では+1、+2及び+3のシフト位
置が選択され、そして負の方向では−1、−2及び−3
のシフト位置が選択される。
置が選択され、そして負の方向では−1、−2及び−3
のシフト位置が選択される。
次に、マイクロ・プロセッサ3は、第3図のブロック34
において、レジスタ5のY方向の記憶位置+3、+2、
+1、0、−1、−2及び−3の夫々に記憶された総数
を比較し、最大の値が記憶されている1つの位置を識別
し、そしてこの識別された位置を、Y方向におけるサン
プリング・パターン21の較正位置として選択する。Y方
向におけるサンプリング・パターン21の初期位置及び較
正位置の間の距離は第6図の示す如くSyである。
において、レジスタ5のY方向の記憶位置+3、+2、
+1、0、−1、−2及び−3の夫々に記憶された総数
を比較し、最大の値が記憶されている1つの位置を識別
し、そしてこの識別された位置を、Y方向におけるサン
プリング・パターン21の較正位置として選択する。Y方
向におけるサンプリング・パターン21の初期位置及び較
正位置の間の距離は第6図の示す如くSyである。
又、マイクロプロセッサ3は、レジスタ5のX方向の記
憶装置+3、+2、+1、0、−1、−2、及び−3の
夫々に記憶されている総数を比較し、最大の値が記憶さ
れている1つの位置を識別し、そしてこの識別された位
置を、X方向のサンプリング・パターン21の較正位置と
して選択する。X方向におけるサンプリング・パターン
21の初期位置及び較正位置の間の距離が第6図に示すよ
うにSxとする。
憶装置+3、+2、+1、0、−1、−2、及び−3の
夫々に記憶されている総数を比較し、最大の値が記憶さ
れている1つの位置を識別し、そしてこの識別された位
置を、X方向のサンプリング・パターン21の較正位置と
して選択する。X方向におけるサンプリング・パターン
21の初期位置及び較正位置の間の距離が第6図に示すよ
うにSxとする。
第7図は、較正動作なしの第6図の初期位置に位置づけ
られたサンプリング・パターン21を用いる従来技術によ
り発生されたグレイ・スケール・パターン29を示す。
られたサンプリング・パターン21を用いる従来技術によ
り発生されたグレイ・スケール・パターン29を示す。
第8図は、本発明に従い第6図の較正位置Sx、Syに位置
づけられたサンプリング・パターン21を用いて発生され
たグレイ・スケール・パターン30を示す。
づけられたサンプリング・パターン21を用いて発生され
たグレイ・スケール・パターン30を示す。
グレイ・スケール・パターン29とグレイ・スケール・パ
ターン30を文字Bの2つの部分71及び72を観察すること
により比較すると、グレイ・スケール・パターン29にお
いて部分71は、列2のグレイ・スケール値2と列3のグ
レイ・スケール値5及び6とにより表わされ、一方グレ
イ・スケール・パターン30において部分71は、列3のグ
レイ・スケール値7により表わされる。そして部分72は
グレイ・スケール・パターン29においては、列4のグレ
イ・スケール値2及び1と列5のグレイ・スケール値4
及び2とにより表わされ、一方グレイ・スケール・パタ
ーン30において部分71は、行4のグレイ・スケール値3
及び4により表わされる。本発明に従って発生されたグ
レイ・スケール・パターン30が、従来のグレイ・スケー
ル・パターン29に比べて秀れた読取り易さを呈すること
が明らかである。
ターン30を文字Bの2つの部分71及び72を観察すること
により比較すると、グレイ・スケール・パターン29にお
いて部分71は、列2のグレイ・スケール値2と列3のグ
レイ・スケール値5及び6とにより表わされ、一方グレ
イ・スケール・パターン30において部分71は、列3のグ
レイ・スケール値7により表わされる。そして部分72は
グレイ・スケール・パターン29においては、列4のグレ
イ・スケール値2及び1と列5のグレイ・スケール値4
及び2とにより表わされ、一方グレイ・スケール・パタ
ーン30において部分71は、行4のグレイ・スケール値3
及び4により表わされる。本発明に従って発生されたグ
レイ・スケール・パターン30が、従来のグレイ・スケー
ル・パターン29に比べて秀れた読取り易さを呈すること
が明らかである。
第3図のブロック31、32、33及び34により行なわれる動
作の目的は、高解像度のオリジナル文字イメージ上でサ
ンプリング・パターン21を全体的にシフト即ち動かすこ
とである。サンプリング・パターン21の全体的なシフト
においては、初期位置で文字の黒い線内を通るサンプリ
ング・ウィンドウの境界線は、文字の黒い線の主要部分
をサンプリング・ウィンドウの境界線相互間に位置づけ
るようにシフトされる。第7図及び第8図を参照する
に、第7図のようにサンプリング・パターン21の全体的
なシフトの前には境界線73は文字Bの垂直線である部分
71内を通過しており、これにより部分71はグレイ・スケ
ール・パターン29により示される如く、読取りにくい。
作の目的は、高解像度のオリジナル文字イメージ上でサ
ンプリング・パターン21を全体的にシフト即ち動かすこ
とである。サンプリング・パターン21の全体的なシフト
においては、初期位置で文字の黒い線内を通るサンプリ
ング・ウィンドウの境界線は、文字の黒い線の主要部分
をサンプリング・ウィンドウの境界線相互間に位置づけ
るようにシフトされる。第7図及び第8図を参照する
に、第7図のようにサンプリング・パターン21の全体的
なシフトの前には境界線73は文字Bの垂直線である部分
71内を通過しており、これにより部分71はグレイ・スケ
ール・パターン29により示される如く、読取りにくい。
本発明に従うサンプリング・パターン21の全体的なシフ
ト後では、文字Bの部分71は、第8図に示す如くサンプ
リング・パターン21の境界線73及び74の間に位置決めさ
れ、その結果部分71は、グレイ・スケール・パターン30
により示される如く読取り易くなる。
ト後では、文字Bの部分71は、第8図に示す如くサンプ
リング・パターン21の境界線73及び74の間に位置決めさ
れ、その結果部分71は、グレイ・スケール・パターン30
により示される如く読取り易くなる。
第3図のブロック31乃至34の動作においては、全行若し
くは全列の中心部分の一群のペル・ライン上の黒ペルの
総数が最大値であるX若しくはY方向の最適即ち較正位
置を検出するために全体のサンプリング・パターンがオ
リジナル文字イメージ上でシフトされる。
くは全列の中心部分の一群のペル・ライン上の黒ペルの
総数が最大値であるX若しくはY方向の最適即ち較正位
置を検出するために全体のサンプリング・パターンがオ
リジナル文字イメージ上でシフトされる。
文字は、例えば英数字のように水平及び垂直方向の線が
少ない第1群の文字と、例えば漢字のように水平及び垂
直方向の線が多い第2群の文字とに大きく分類されるこ
とができる。
少ない第1群の文字と、例えば漢字のように水平及び垂
直方向の線が多い第2群の文字とに大きく分類されるこ
とができる。
第3図のブロック31乃至34の動作により達成されるサン
プリン・パターン21の全体的なシフトは第1群の文字の
読取り性を改善し、そして例えば漢字のような第2群の
文字の読取り性は、ブロック31及び34の動作に加えて、
次に第9図乃至第13図を参考して説明する動作により更
に改善される。
プリン・パターン21の全体的なシフトは第1群の文字の
読取り性を改善し、そして例えば漢字のような第2群の
文字の読取り性は、ブロック31及び34の動作に加えて、
次に第9図乃至第13図を参考して説明する動作により更
に改善される。
このため、第3図のブロック35は、処理されつつある文
字が第2グループの文字例えば漢字であるか否かを調べ
る。前述の英数字Bの場合にはブロック35の答はノーで
あり、そして動作はブロック36に進み、ここでマイクロ
プロセッサ3は第6図に示すようにオリジナル文字イメ
ージ上の較正位置Sx、Syにサンプリング・パターン21を
位置決めし、そしてサンプリング・パターン21の各サン
プリング・ウィンドウにより囲まれる黒ペルの数を計数
し、そして各サンプリング・ウィンドウの黒ペルの数
に、異なるグレイ・スケール値即ちレベル0−7のうち
の1つを割当て、これによりオリジナル文字イメージB
を表わす第8図のグレイ・スケール・パターン30が発生
される。そしてこのグレイ・スケール・パターン30は第
1図のバッファ・メモリ6に記憶され、そして表示装置
若しくはプリンタに供給される。
字が第2グループの文字例えば漢字であるか否かを調べ
る。前述の英数字Bの場合にはブロック35の答はノーで
あり、そして動作はブロック36に進み、ここでマイクロ
プロセッサ3は第6図に示すようにオリジナル文字イメ
ージ上の較正位置Sx、Syにサンプリング・パターン21を
位置決めし、そしてサンプリング・パターン21の各サン
プリング・ウィンドウにより囲まれる黒ペルの数を計数
し、そして各サンプリング・ウィンドウの黒ペルの数
に、異なるグレイ・スケール値即ちレベル0−7のうち
の1つを割当て、これによりオリジナル文字イメージB
を表わす第8図のグレイ・スケール・パターン30が発生
される。そしてこのグレイ・スケール・パターン30は第
1図のバッファ・メモリ6に記憶され、そして表示装置
若しくはプリンタに供給される。
第9図乃至第13図に示す動作は、第6図の較正位置Sx、
Syに位置づけられているサンプリング・ウィンドウ21の
うちの特定な選択された行又は列の位置をシフトする。
Syに位置づけられているサンプリング・ウィンドウ21の
うちの特定な選択された行又は列の位置をシフトする。
第10図に示す如く漢字に対するサンプリング・パターン
21の全体的なシフトが、第3図のブロック31乃至34の動
作により終了され、そして第10図のサンプリング・パタ
ーン21が較正位置Sx、Syに位置決めされ終えているとす
る。この場合、第3図のブロック35の答はイエスであ
り、そして動作は第9図のブロック91に進み、ここでマ
イクロプロセッサ3は、第6図のサンプリング・パター
ン21の較正位置Sx、Syを選択する。
21の全体的なシフトが、第3図のブロック31乃至34の動
作により終了され、そして第10図のサンプリング・パタ
ーン21が較正位置Sx、Syに位置決めされ終えているとす
る。この場合、第3図のブロック35の答はイエスであ
り、そして動作は第9図のブロック91に進み、ここでマ
イクロプロセッサ3は、第6図のサンプリング・パター
ン21の較正位置Sx、Syを選択する。
動作はブロック92に進み、ここでマイクロプロセッサ3
は、サンプリング・パターン21の各行及び列毎の中心部
分を通る一群のペル・ラインを選択し、そして較正位置
Sx、Syにあるサンプリング・パターン21の行及び列毎の
5本のペル・ライン上の黒ペルの数を計数する。各行及
び列で検出された黒ペルの数が第10図に示されている。
次に、マイクロプロセッサ3は、N行の黒ペルの数をN
−1行の黒ペルの数及びN+1行の黒ペルの数と夫々比
較し、そしてN列の黒ペルの数をN−1列の黒ペルの数
及びN+1列の黒ペルの数と夫々比較し、隣り合うもの
の黒ペルの数より大きい黒ペルの数を有する列又は行を
検出する。
は、サンプリング・パターン21の各行及び列毎の中心部
分を通る一群のペル・ラインを選択し、そして較正位置
Sx、Syにあるサンプリング・パターン21の行及び列毎の
5本のペル・ライン上の黒ペルの数を計数する。各行及
び列で検出された黒ペルの数が第10図に示されている。
次に、マイクロプロセッサ3は、N行の黒ペルの数をN
−1行の黒ペルの数及びN+1行の黒ペルの数と夫々比
較し、そしてN列の黒ペルの数をN−1列の黒ペルの数
及びN+1列の黒ペルの数と夫々比較し、隣り合うもの
の黒ペルの数より大きい黒ペルの数を有する列又は行を
検出する。
サンプリング・パターン21の外側の黒ペルの数を零とす
る。第10図に示す例では、マイクロプロセッサ3は、第
10図の矢印で示す如く、行1、4及び7と列2及び7と
を検出する。行1は、サンプリング・パターン21の外側
にある隣接行の値0そして行2の値60よりも大きな値15
0、即ち黒ペルの数を有する。行4は、行3の値60及び
行5の値60よりも大きな値100を有する。行7は、行6
の値60及び、行8の値30よりも大きな値110を有する。
列2は、列1の値0及び列3の値70よりも大きな値260
を有する。そして列7は、列6の値70及び列8の値0よ
りも大きな値240を有する。従って、マイクロプロセッ
サ3は、シフトされるべき候補として列2及び7と行
1、4及び7を選択する。
る。第10図に示す例では、マイクロプロセッサ3は、第
10図の矢印で示す如く、行1、4及び7と列2及び7と
を検出する。行1は、サンプリング・パターン21の外側
にある隣接行の値0そして行2の値60よりも大きな値15
0、即ち黒ペルの数を有する。行4は、行3の値60及び
行5の値60よりも大きな値100を有する。行7は、行6
の値60及び、行8の値30よりも大きな値110を有する。
列2は、列1の値0及び列3の値70よりも大きな値260
を有する。そして列7は、列6の値70及び列8の値0よ
りも大きな値240を有する。従って、マイクロプロセッ
サ3は、シフトされるべき候補として列2及び7と行
1、4及び7を選択する。
動作は第9図のブロック93に進み、ここでマイクロプロ
セッサ3は、ブロック92で選択された行1、4及び7と
列2及び7の位置をシフトする。このシフト動作をマイ
クロプロセッサ3は、5本のペル・ラインの位置をオリ
ジナル文字イメージ上で、行若しくは列の中心を通過す
る位置0から位置+1、+2、−1及び−2にシフトす
ることによって行ない、そして各シフト位置における5
本のペル・ライン上の黒ペルの数を計数する。第11図
は、第10図に示すサンプリグ・パターン21の行1の列2
及び3のサンプリング・ウィンドウを示す。この第11図
の列2を参照するに、一群即ち5本のペル・ラインは、
最初位置0に位置決めされ、そして位置+1、+2、−
1及び−2へ夫々シフトされ、そして位置+2、+1、
0、−1及び−2の夫々における5本のペル・ライン上
の黒ペルの数が計数され、そして第1図のレジスタ7に
記憶される。列2に対する最大値はシフト位置+1及び
+2で得られることが第11図から明らかである。最大値
を生じる位置+1及び+2のうち、元の位置0に最も近
い位置+1が選択され、そしてレジスタ7に記憶され
る。これと同じ動作が列7について行なわれ、そしてマ
イクロプロセッサ3は、シフト位置−2が最大値を発生
することを見い出しそして列7及び位置−2をレジスタ
7に記憶する。行1については第11図を再び参照して説
明する。第11図において、シフト位置−2が行1に対し
て最大値を発生することが明らかである。そして行1に
対する位置−2がレジスタ7に記憶される。
セッサ3は、ブロック92で選択された行1、4及び7と
列2及び7の位置をシフトする。このシフト動作をマイ
クロプロセッサ3は、5本のペル・ラインの位置をオリ
ジナル文字イメージ上で、行若しくは列の中心を通過す
る位置0から位置+1、+2、−1及び−2にシフトす
ることによって行ない、そして各シフト位置における5
本のペル・ライン上の黒ペルの数を計数する。第11図
は、第10図に示すサンプリグ・パターン21の行1の列2
及び3のサンプリング・ウィンドウを示す。この第11図
の列2を参照するに、一群即ち5本のペル・ラインは、
最初位置0に位置決めされ、そして位置+1、+2、−
1及び−2へ夫々シフトされ、そして位置+2、+1、
0、−1及び−2の夫々における5本のペル・ライン上
の黒ペルの数が計数され、そして第1図のレジスタ7に
記憶される。列2に対する最大値はシフト位置+1及び
+2で得られることが第11図から明らかである。最大値
を生じる位置+1及び+2のうち、元の位置0に最も近
い位置+1が選択され、そしてレジスタ7に記憶され
る。これと同じ動作が列7について行なわれ、そしてマ
イクロプロセッサ3は、シフト位置−2が最大値を発生
することを見い出しそして列7及び位置−2をレジスタ
7に記憶する。行1については第11図を再び参照して説
明する。第11図において、シフト位置−2が行1に対し
て最大値を発生することが明らかである。そして行1に
対する位置−2がレジスタ7に記憶される。
同様にしてマイクロプロセッサ3は、行4に対しては位
置0及び−1において最大値を見い出し、そして行7に
対しては位置−1、0及び+1で最大値を見い出す。元
の位置0が最大値を発生する場合には、この元の位置0
が選択され、従ってマイクロプロセッサ3は、第1図に
示す如くレジスタ7の行4及び行7のシフトの位置に位
置0を記憶する。
置0及び−1において最大値を見い出し、そして行7に
対しては位置−1、0及び+1で最大値を見い出す。元
の位置0が最大値を発生する場合には、この元の位置0
が選択され、従ってマイクロプロセッサ3は、第1図に
示す如くレジスタ7の行4及び行7のシフトの位置に位
置0を記憶する。
このようにして、マイクロプロセッサ3は、サンプリン
グ・パターン21のうちブロック92で選択された行又は列
内の一群のペル・ラインをシフトし、各位置の黒ペルの
数を計数して、行若しくは列のシフト量を決定する。
グ・パターン21のうちブロック92で選択された行又は列
内の一群のペル・ラインをシフトし、各位置の黒ペルの
数を計数して、行若しくは列のシフト量を決定する。
行4及び行7のシフト量0は、これらの行がシフトされ
ないことを表わす。
ないことを表わす。
動作はブロック94に進み、ここでマイクロプロセッサ3
は、第1図のレジスタ7のシフト値に従って行1、列2
及び列7をシフトする。更に具体的に言うと、マイクロ
プロセッサ3は、第12図に示す如く、サンプリング・パ
ターン21の行1を下方に2ペル・ライン分だけシフト
し、そして隣りの行2を1ペル・ラインだけ下方にシフ
トする。マイクロプロセッサ3は、第12図に示すように
列2を1ペル・ラインだけ右方向にシフトする。又、マ
イクロプロセッサ3は、第12図に示すように、列7を左
方向に2ペル・ラインだけシフトし、そして隣接する列
6及び8を左方向に1ペル・ラインだけシフトする。隣
接する行又は列を同方向にシフトする目的は、文字イメ
ージの歪みを少なくするためである。
は、第1図のレジスタ7のシフト値に従って行1、列2
及び列7をシフトする。更に具体的に言うと、マイクロ
プロセッサ3は、第12図に示す如く、サンプリング・パ
ターン21の行1を下方に2ペル・ライン分だけシフト
し、そして隣りの行2を1ペル・ラインだけ下方にシフ
トする。マイクロプロセッサ3は、第12図に示すように
列2を1ペル・ラインだけ右方向にシフトする。又、マ
イクロプロセッサ3は、第12図に示すように、列7を左
方向に2ペル・ラインだけシフトし、そして隣接する列
6及び8を左方向に1ペル・ラインだけシフトする。隣
接する行又は列を同方向にシフトする目的は、文字イメ
ージの歪みを少なくするためである。
動作は第9図のブロック95に進み、ここでマイクロプロ
セッサ3は、サンプリング・パターン21をオリジナル文
字イメージ上で、第3図のブロック34で決定された較正
位置Sx、Syに位置決めし、第12図に示すように行及び列
をシフトし、各サンプリング・ウィンドウにより囲まれ
た黒ペルの数を計数し、そして各サンプリング・ウィン
ドウの黒ペルの数に異なるグレイ・スケール値即ちレベ
ル0−7のうちの1つを割り当て、それにより第12図に
示す如き、オリジナルの漢字イメージを表わすグレイ・
スケール・パターン41が発生される。そして、このグレ
イ・スケール・パターン41は第1図のバッファ・メモリ
6に記憶され、そして表示装置若しくはプリンタに供給
される。
セッサ3は、サンプリング・パターン21をオリジナル文
字イメージ上で、第3図のブロック34で決定された較正
位置Sx、Syに位置決めし、第12図に示すように行及び列
をシフトし、各サンプリング・ウィンドウにより囲まれ
た黒ペルの数を計数し、そして各サンプリング・ウィン
ドウの黒ペルの数に異なるグレイ・スケール値即ちレベ
ル0−7のうちの1つを割り当て、それにより第12図に
示す如き、オリジナルの漢字イメージを表わすグレイ・
スケール・パターン41が発生される。そして、このグレ
イ・スケール・パターン41は第1図のバッファ・メモリ
6に記憶され、そして表示装置若しくはプリンタに供給
される。
第13図は、第3図のブロック34で検出された較正位置S
x、Syに位置づけされ、但し第12図に示す特定な行及び
列のシフトを伴なわないサンプリング・パターン21を用
いることにより発生されたグレイ・スケール・パターン
42を示す。
x、Syに位置づけされ、但し第12図に示す特定な行及び
列のシフトを伴なわないサンプリング・パターン21を用
いることにより発生されたグレイ・スケール・パターン
42を示す。
グレイ・スケール・パターン41とグレイ・スケール・パ
ターン42を比較すると、漢字の一番上の水平線、左の垂
直線及び右の垂直線の読み取り易さが著しく改善されて
いることが明らかである。
ターン42を比較すると、漢字の一番上の水平線、左の垂
直線及び右の垂直線の読み取り易さが著しく改善されて
いることが明らかである。
第9図の動作においては、較正位置にあるサンプリング
・パターンの選択された行若しくは列の位置は、この選
択された行若しくは列の黒ペルの数が最大値である位置
にシフトされる。
・パターンの選択された行若しくは列の位置は、この選
択された行若しくは列の黒ペルの数が最大値である位置
にシフトされる。
E.発明の効果 本発明は、高解像度のオリジナル文字イメージから発生
されるグレイ・スケール・パターンの品質及び低い読取
性を改善する。
されるグレイ・スケール・パターンの品質及び低い読取
性を改善する。
第1図は本発明に従う動作を行なうブロック図、第2図
はバッファ・メモリに記憶されたオリジナル文字イメー
ジを示す図、第3図は本発明に従うサンプリング・パタ
ーン全体を動かす動作のフローチャート、第4A図、第4B
図、第5A図及び第5B図は本発明に従うサンプリング・パ
ターンのシフトを示す図、第6図はサンプリング・パタ
ーンの初期位置及び本発明に従う較正位置を示す図、第
7図は従来技術のサンプリング・パターンの位置及びグ
レイ・スケール・パターンを示す図、第8図は本発明に
従う較正位置に位置決めされたサンプリング・パターン
及びグレイ・スケール・パターンを示す図、第9図は本
発明に従いサンプリング・パターンの特定な行若しくは
列を動かす動作のフローチャート、第10図及び第11図は
本発明に従う特定な行若しくは列を選択的に動かす動作
を示す図、第12図及び第13図は本発明に従うサンプリン
グ・パターン及びグレイ・スケール・パターンを示す
図、第14図は従来技術の漢字パターン及びグレイ・スケ
ール・パターンを示す図。 1……フォント・メモリ、2……バッファ・メモリ、3
……マイクロプロセッサ、4……ヒストグラム、5……
レジスタ、6……バッファ・メモリ、7……レジスタ。
はバッファ・メモリに記憶されたオリジナル文字イメー
ジを示す図、第3図は本発明に従うサンプリング・パタ
ーン全体を動かす動作のフローチャート、第4A図、第4B
図、第5A図及び第5B図は本発明に従うサンプリング・パ
ターンのシフトを示す図、第6図はサンプリング・パタ
ーンの初期位置及び本発明に従う較正位置を示す図、第
7図は従来技術のサンプリング・パターンの位置及びグ
レイ・スケール・パターンを示す図、第8図は本発明に
従う較正位置に位置決めされたサンプリング・パターン
及びグレイ・スケール・パターンを示す図、第9図は本
発明に従いサンプリング・パターンの特定な行若しくは
列を動かす動作のフローチャート、第10図及び第11図は
本発明に従う特定な行若しくは列を選択的に動かす動作
を示す図、第12図及び第13図は本発明に従うサンプリン
グ・パターン及びグレイ・スケール・パターンを示す
図、第14図は従来技術の漢字パターン及びグレイ・スケ
ール・パターンを示す図。 1……フォント・メモリ、2……バッファ・メモリ、3
……マイクロプロセッサ、4……ヒストグラム、5……
レジスタ、6……バッファ・メモリ、7……レジスタ。
Claims (9)
- 【請求項1】高解像度のオリジナル文字イメージを表わ
す低解像度のグレイ・スケール・パターンを発生する方
法において、 上記低解像度及び高解像度の比により決定される数の行
及び列に配列された複数個のサンプリング・ウィンドウ
を有するサンプリング・パターンを発生し、 上記オリジナル文字イメージ上の列方向に沿って予定距
離だけ離された複数位置に上記サンプリング・パターン
を逐次的に位置決めし、上記位置の夫々における上記サ
ンプリング・パターンの各行の所定部分の黒ペル数を加
えて全行の黒ペルの総数を計数し、 上記位置の夫々における上記黒ペルの総数を比較して最
大黒ペル数が検出された位置を検出し、 上記オリジナル文字イメージ上で上記検出位置に上記サ
ンプリング・パターンを位置決めし、 上記サンプリング・パターンの各サンプリング・ウィン
ドウ内の黒ペルの数を計数し、各サンプリング・ウィン
ドウに異なるグレイ・スケール値の1つを割当てること
より成る上記グレイ・スケール・パターンを発生する方
法。 - 【請求項2】上記サンプリング・ウィンドウの中心部分
に位置づけられた一群のペル・ラインが上記行の黒ペル
の数を計数するのに用いられて成る特許請求の範囲第
(1)項記載の方法。 - 【請求項3】上記サンプリング・パターンは、1ペル・
ラインだけ離された複数の位置に逐次的に位置決めされ
て成る特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 - 【請求項4】高解像度のオリジナル文字イメージを表わ
す低解像度のグレイ・スケール・パターンを発生する方
法において、 上記低解像度及び高解像度の比により決定される数の行
及び列に配列された複数個のサンプリング・ウィンドウ
を有するサンプリング・パターンを発生し、 上記オリジナル文字イメージ上の行方向及び列方向に沿
って予定距離だけ離された複数位置に上記サンプリング
・パターンを逐次的に位置決めし、上記位置の夫々にお
ける、上記サンプリング・パターンの各行の所定部分の
黒ペル数を加えて全行の黒ペルの総数、及び各列の所定
部分の黒ペルの数を加えて全列の黒ペルの総数を計数
し、 上記位置の夫々における上記黒ペルの総数を比較して、
上記全行の黒ペルの総数が最大である上記列方向の位置
及び上記全列の黒ペルの総数が最大である上記行方向の
位置を検出し、 上記オリジナル文字パターン上で上記検出位置に上記サ
ンプリング・パターンを位置決めし、 上記サンプリング・パターンの各サンプリング・ウィン
ドウの黒ペルの数を計数し上記各サンプリング・ウィン
ドウに異なるグレイ・スケール値の1つを割当てること
より成る上記グレイ・スケール・パターンを発生する方
法。 - 【請求項5】上記サンプリング・ウィンドウの中心部分
に位置づけられた一群のペル・ラインが、上記行及び列
の黒ペルの数を計数するのに用いられるのに用いられて
成る特許請求の範囲第(4)項記載の方法。 - 【請求項6】上記サンプリング・パターンは、1ペル・
ラインだけ離された複数の位置に逐次的に位置決めされ
て成る特許請求の範囲第(4)項記載の方法。 - 【請求項7】高解像度のオリジナル文字イメージを表わ
す低解像度のグレイ・スケール・パターンを発生する方
法において、 上記低解像度及び高解像度の比により決定される数の行
及び列に配列された複数個のサンプリング・ウィンドウ
を有するサンプリング・パターンを発生し、 上記オリジナル文字イメージ上の行方向及び列方向に沿
って予定距離だけ離された複数位置に上記サンプリング
・パターンを逐次的に位置決めし、上記位置の夫々にお
ける、上記サンプリング・パターンの各行の所定部分の
黒ペル数を加えて全行の黒ペルの総数、及び各列の所定
部分の黒ペルの数を加えて全列の黒ペルの総数を計数
し、 上記位置の夫々における上記黒ペルの総数を比較して、
上記全行の黒ペルの総数が最大である上記列方向の位置
及び上記全列の黒ペルの総数が最大である上記行方向の
位置を検出し、 上記オリジナル文字パターン上で上記検出位置に上記サ
ンプリング・パターンを位置決めし、 上記サンプリング・パターンの各行及び列毎の黒ペルの
数を計数し、 各行の黒ペルの数を比較して隣接行よりも多い黒ペルを
有する行を選択し、各列の黒ペルの数を比較して隣接列
よりも多い黒ペルを有する列を選択し、 上記オリジナル文字イメージ上の上記行方向及び上記列
方向に沿って予定距離だけ離された複数位置に、上記選
択された行及び列を逐次的に位置決めし、各位置におけ
る上記行の黒ペルの数及び上記列の黒ペルの数を計数
し、 上記各位置における上記選択された行の黒ペルの数を比
較して黒ペルの数が最大となる列方向の位置を検出し、
上記各位置における上記選択された列の黒ペルの数を比
較して黒ペルの数が最大となる行方向の位置を検出し、 上記選択された行及び列の位置を上記検出された位置に
夫々シフトし、 上記サンプリング・パターンの各サンプリング・ウィン
ドウ内の黒ペルの数を計数して各サンプリング・ウィン
ドウに異なるグレイ・スケール値の1つを割当てること
より成る上記グレイ・スケール・パターンを発生する方
法。 - 【請求項8】上記サンプリング・ウィンドウの中心部分
に位置づけられた一群のペル・ラインが上記行及び列の
黒ペルの数を計数するのに用いられて成る特許請求の範
囲第(7)項記載の方法。 - 【請求項9】上記サンプリング・パターンは1ペル・ラ
インだけ離された複数の位置に逐次的に位置づけられて
成る特許請求の範囲第(7)項記載の方法。
Priority Applications (4)
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JP2195101A JPH077256B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | グレイ・スケール・パターンの発生方法 |
DE69109952T DE69109952D1 (de) | 1990-07-25 | 1991-07-03 | Verfahren und Einrichtung zur Bildverarbeitung. |
EP91306033A EP0468652B1 (en) | 1990-07-25 | 1991-07-03 | Image processing apparatus and method |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2195101A JPH077256B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | グレイ・スケール・パターンの発生方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH077256B2 true JPH077256B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2195101A Expired - Lifetime JPH077256B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | グレイ・スケール・パターンの発生方法 |
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EP (1) | EP0468652B1 (ja) |
JP (1) | JPH077256B2 (ja) |
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- 1991-07-23 US US07/734,655 patent/US5202936A/en not_active Expired - Lifetime
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EP0468652A2 (en) | 1992-01-29 |
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