JPH077253B2 - 三次元カーソル及び三次元カーソルを用いた画像表示方法 - Google Patents
三次元カーソル及び三次元カーソルを用いた画像表示方法Info
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- JPH077253B2 JPH077253B2 JP2118548A JP11854890A JPH077253B2 JP H077253 B2 JPH077253 B2 JP H077253B2 JP 2118548 A JP2118548 A JP 2118548A JP 11854890 A JP11854890 A JP 11854890A JP H077253 B2 JPH077253 B2 JP H077253B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 5
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、距離画像等の三次元的位置を容易に認識でき
る三次元カーソル及び三次元カーソルを用いた画像表示
方法に関する。
る三次元カーソル及び三次元カーソルを用いた画像表示
方法に関する。
(従来の技術) 従来の画像表示装置においては、表示画面上の横軸(X
軸)及び縦軸(Y軸)に沿って指示カーソルをマウスや
トラッカーボールあるいはタッチペン等の入力装置によ
り二次元的に移動させるのが一般的である。
軸)及び縦軸(Y軸)に沿って指示カーソルをマウスや
トラッカーボールあるいはタッチペン等の入力装置によ
り二次元的に移動させるのが一般的である。
特に、医用画像等では、表面処理画像、隠影処理画像等
に対して指示カーソルの形状や大きさ、方向等に変化を
与えて表示している。
に対して指示カーソルの形状や大きさ、方向等に変化を
与えて表示している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来技術によれば、指示カーソルの
移動は、X軸方向及びY軸方向のみの二次元に規制され
ており、表示画面の深さ方向すなわちZ軸方向への立体
的位置指定は不可能であった。
移動は、X軸方向及びY軸方向のみの二次元に規制され
ており、表示画面の深さ方向すなわちZ軸方向への立体
的位置指定は不可能であった。
このため、従前の二次元カーソルを代用して疑似的に三
次元移動を行っており、その精度は極めて不確かなもの
となっていた。
次元移動を行っており、その精度は極めて不確かなもの
となっていた。
本発明の目的は、三次元画像上でも三次元処理を正確か
つ迅速に行うことを特徴とした三次元カーソル及び三次
元カーソルを用いた画像表示方法を提供することにあ
る。
つ迅速に行うことを特徴とした三次元カーソル及び三次
元カーソルを用いた画像表示方法を提供することにあ
る。
[発明の効果] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、画面上の横軸方
向、縦軸方向及び奥行方向にそれぞれカーソル軸を設定
し、各カーソル軸の交点は明点とするとともに各カーソ
ル軸は画面内奥部に行くにつれてその距離に応じて輝度
が連続的に変化するように構成したことを特徴とする。
向、縦軸方向及び奥行方向にそれぞれカーソル軸を設定
し、各カーソル軸の交点は明点とするとともに各カーソ
ル軸は画面内奥部に行くにつれてその距離に応じて輝度
が連続的に変化するように構成したことを特徴とする。
また、本発明は、画面上の横軸方向、縦軸方向及び奥行
方向にそれぞれカーソル軸を設定し、各カーソル軸の交
点は明点とするとともに各カーソル軸は画面内奥部に行
くにつれてその距離に応じて輝度が連続的に変化するよ
うに三次元カーソルを構成する一方、画面上に表示され
た距離画像に対してこの画像を囲むフレームを付加し、
かつ前記カーソル軸交点の座標に対応するフレーム上の
点を明点として表示することを特徴とする。
方向にそれぞれカーソル軸を設定し、各カーソル軸の交
点は明点とするとともに各カーソル軸は画面内奥部に行
くにつれてその距離に応じて輝度が連続的に変化するよ
うに三次元カーソルを構成する一方、画面上に表示され
た距離画像に対してこの画像を囲むフレームを付加し、
かつ前記カーソル軸交点の座標に対応するフレーム上の
点を明点として表示することを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、カーソル軸交点は明点となり、かつ
Z軸方向に輝度変化が与えられている三次元カーソルで
あるから、ステレオ表示された画像のZ軸方向の移動、
位置指定ができる。
Z軸方向に輝度変化が与えられている三次元カーソルで
あるから、ステレオ表示された画像のZ軸方向の移動、
位置指定ができる。
また、表示画像にフレームが付加されているので、表示
画像の傾き方向や表裏が明確となる。
画像の傾き方向や表裏が明確となる。
さらに、カーソル軸交点の座標に対応するフレーム上の
点は明点となっているので、カーソル軸交点がどの位置
に在るのかが明確となる。
点は明点となっているので、カーソル軸交点がどの位置
に在るのかが明確となる。
(実施例) 第1図は本発明に係る三次元カーソルが適用された画像
表示例を示している。
表示例を示している。
同図に示すように、本実施例の三次元カーソル1は、画
面上の横軸方向に設定されるX軸、画面上の縦軸方向に
設定されるY軸及び画面上の奥行方向に設定されるZ軸
とから成っている。
面上の横軸方向に設定されるX軸、画面上の縦軸方向に
設定されるY軸及び画面上の奥行方向に設定されるZ軸
とから成っている。
また、カーソル指示点となるX軸,Y軸,Z軸が交差するカ
ーソル軸交点2は他の表示部分より明るい明点となって
おり、指示点が一見して判別できるようになっている。
ーソル軸交点2は他の表示部分より明るい明点となって
おり、指示点が一見して判別できるようになっている。
さらに、X軸,Y軸及びZ軸は、表示画像の3の内奥部に
行くに従い、その距離に応じてその輝度が連続的に変化
するように構成されており、表面側が一番明るく内奥部
へ行くに従って順次暗くなるようになっている。
行くに従い、その距離に応じてその輝度が連続的に変化
するように構成されており、表面側が一番明るく内奥部
へ行くに従って順次暗くなるようになっている。
また、三次元カーソル1が観測物体内であることを強調
させるために被観測体内にカーソル軸が存在するとき、
内部のカーソル軸を外部と比べて半透明表示させてい
る。
させるために被観測体内にカーソル軸が存在するとき、
内部のカーソル軸を外部と比べて半透明表示させてい
る。
このことにより、よりカーソルの浮き出し(被観測体外
にカーソルが有るように見えること)が防止される。
にカーソルが有るように見えること)が防止される。
一方、表示画面3の周囲には、この表示画像2を囲むフ
レーム4が付加されている。
レーム4が付加されている。
このフレーム4は表示画像がスライス状の場合どの方向
(x,y,z方向あるいはr,θ,ψ方向)に傾いているか、
またどちらが表裏かを明確化するものである。
(x,y,z方向あるいはr,θ,ψ方向)に傾いているか、
またどちらが表裏かを明確化するものである。
また、このフレーム4は隠線処理がされており、カーソ
ル軸と同様に内奥部に行くにしたがって暗くなるように
輝度変化が与えられている。これにより、カーソル1と
フレーム4とが一体化され、観察者にとって異和感を与
えることがない。
ル軸と同様に内奥部に行くにしたがって暗くなるように
輝度変化が与えられている。これにより、カーソル1と
フレーム4とが一体化され、観察者にとって異和感を与
えることがない。
さらに、フレーム4上のカーソル軸のx,y,z又はγ,
θ,ψの同一座標にあたる点が明点4a,4b,4c,…とされ
ている。これにより、フレーム4上のどの位置にカーソ
ル1が在るのかが明確化され観察者はその座標を容易に
認識することができる。
θ,ψの同一座標にあたる点が明点4a,4b,4c,…とされ
ている。これにより、フレーム4上のどの位置にカーソ
ル1が在るのかが明確化され観察者はその座標を容易に
認識することができる。
次に上記三次元カーソル1が適用される立体画像表示装
置について第2図を参照して説明する。
置について第2図を参照して説明する。
本装置は、多次元画像処理装置10を制御中枢として、イ
メージメモリ、グラフィックメモリ及びキャラクタメモ
リ等から成る外部メモリ11と、立体カーソル1を動かす
ポインティングデバイスとしてのカーボード12及びマウ
ス13と、CRT等から成る表示部14と、表示部14の前面に
設けられる液晶パネル15と、多次元画像処理装置10から
の同期信号により左用,右用の画像を交互に切り替える
ように液晶パネル15を制御する液晶コントローラ16と、
観察者が装着して立体画像を視るための偏向眼鏡17とを
備えている。
メージメモリ、グラフィックメモリ及びキャラクタメモ
リ等から成る外部メモリ11と、立体カーソル1を動かす
ポインティングデバイスとしてのカーボード12及びマウ
ス13と、CRT等から成る表示部14と、表示部14の前面に
設けられる液晶パネル15と、多次元画像処理装置10から
の同期信号により左用,右用の画像を交互に切り替える
ように液晶パネル15を制御する液晶コントローラ16と、
観察者が装着して立体画像を視るための偏向眼鏡17とを
備えている。
多次元画像処理装置10は、周知の如く、左眼用画像及び
右眼用画像を生成して、交互に表示部14に表示させ、こ
の表示周期に同期して、液晶パネル15を切り替えるよう
に液晶コントローラ16へ同期信号を与える。
右眼用画像を生成して、交互に表示部14に表示させ、こ
の表示周期に同期して、液晶パネル15を切り替えるよう
に液晶コントローラ16へ同期信号を与える。
また、第3図に示すように、表示画像に三次元カーソル
1を重ねて表示させるには、左眼用画像と右眼用カーソ
ルとを合成し、また、右眼用画像と右眼用カーソルとを
合成し、これら合成画像を交互に表示するようにすれば
よい。
1を重ねて表示させるには、左眼用画像と右眼用カーソ
ルとを合成し、また、右眼用画像と右眼用カーソルとを
合成し、これら合成画像を交互に表示するようにすれば
よい。
この場合、多次元画像処理装置10は、前述したようにカ
ーソル軸交点2の明点処理、カーソル軸の輝度変化処
理、カーソル軸の半透明表示処理、表示画像にフレーム
4を付加する処理、カーソル軸とフレームとの同一座標
位置の明点処理等の処理が可能である。
ーソル軸交点2の明点処理、カーソル軸の輝度変化処
理、カーソル軸の半透明表示処理、表示画像にフレーム
4を付加する処理、カーソル軸とフレームとの同一座標
位置の明点処理等の処理が可能である。
このような構成において、表示部14には左眼用画像及び
右眼用画像が交互に表示され、これに同期して液晶パネ
ル15が切り替わる。観察者は偏向眼鏡17で表示画像を取
り込むことにより立体視が可能となる。
右眼用画像が交互に表示され、これに同期して液晶パネ
ル15が切り替わる。観察者は偏向眼鏡17で表示画像を取
り込むことにより立体視が可能となる。
また、このとき、キーボード12やマウス13を用いて三次
元カーソル1を表示面内奥部側に順次移動させると移動
につれてカーソル軸交点2の輝度が変化し、観察者は内
奥方向への位置指定を容易に実行できる。
元カーソル1を表示面内奥部側に順次移動させると移動
につれてカーソル軸交点2の輝度が変化し、観察者は内
奥方向への位置指定を容易に実行できる。
また、観察画像にフレーム4が付加されている場合に
は、カーソル位置と同一座標位置は明点4a,4b,4c,…と
なるので、フレーム4上のどの位置にカーソルが在るの
かが明確となる。
は、カーソル位置と同一座標位置は明点4a,4b,4c,…と
なるので、フレーム4上のどの位置にカーソルが在るの
かが明確となる。
なお、多次元画像中にある三次元カーソル1はx,y,z方
向の軸を指定すると画像の回転に伴ってカーソル1も回
転するように画像に固定することもできる。
向の軸を指定すると画像の回転に伴ってカーソル1も回
転するように画像に固定することもできる。
従って多次元画像に対して視線方向(見たい方向)を設
定しマウス13で三次元カーソル1を動かしポインティン
グすることができる。
定しマウス13で三次元カーソル1を動かしポインティン
グすることができる。
また、測定を考慮してポインティングした箇所は十字カ
ーソルを残して次の点を指定することもできる。
ーソルを残して次の点を指定することもできる。
なお、本実施例の三次元カーソル1は立体表示(ステレ
オ表示)のみならず、通常の表面表示にも適用可能であ
る。
オ表示)のみならず、通常の表面表示にも適用可能であ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、従来不可能であっ
た画像内奥部(Z軸)方向へのカーソル移動及び位置指
定を行うことが可能となる。
た画像内奥部(Z軸)方向へのカーソル移動及び位置指
定を行うことが可能となる。
第1図は本発明に係る三次元カーソル及びフレームが付
加された画像を示す説明図、第2図は立体画像表示装置
の構成を示すブロック図、第3図は立体表示画像と三次
元カーソルとの表示処理の説明図である。 1……三次元カーソル 2……カーソル軸交点 3……表示画像 4……フレーム 4a〜4j……フレーム明点
加された画像を示す説明図、第2図は立体画像表示装置
の構成を示すブロック図、第3図は立体表示画像と三次
元カーソルとの表示処理の説明図である。 1……三次元カーソル 2……カーソル軸交点 3……表示画像 4……フレーム 4a〜4j……フレーム明点
Claims (2)
- 【請求項1】画面上の横軸方向、縦軸方向及び奥行方向
にそれぞれカーソル軸を設定し、各カーソル軸の交点は
明点とするとともに各カーソル軸は画面内奥部に行くに
つれその距離に応じて輝度が連続的に変化するように構
成したことを特徴とする三次元カーソル。 - 【請求項2】画面上の横軸方向、縦軸方向及び奥行方向
にそれぞれカーソル軸を設定し、各カーソル軸の交点は
明点とするとともに各カーソル軸は画面内奥部に行くに
つれてその距離に応じて輝度が連続的に変化するように
三次元カーソルを構成する一方、画面上に表示された距
離画像に対してこの画像を囲むフレームを付加し、かつ
前記カーソル軸交点の座標に対応するフレーム上の点を
明点として表示することを特徴とする三次元カーソルを
用いた画像表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2118548A JPH077253B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 三次元カーソル及び三次元カーソルを用いた画像表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2118548A JPH077253B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 三次元カーソル及び三次元カーソルを用いた画像表示方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0416896A JPH0416896A (ja) | 1992-01-21 |
JPH077253B2 true JPH077253B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=14739314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2118548A Expired - Fee Related JPH077253B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 三次元カーソル及び三次元カーソルを用いた画像表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077253B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012252650A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Toshiba Corp | 3d表示処理システム |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5366590B2 (ja) * | 2009-02-27 | 2013-12-11 | 富士フイルム株式会社 | 放射線画像表示装置 |
JP2011212218A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Fujifilm Corp | 画像再構成装置 |
JP5486437B2 (ja) * | 2010-08-24 | 2014-05-07 | 富士フイルム株式会社 | 立体視画像表示方法および装置 |
WO2012056723A1 (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | 富士フイルム株式会社 | 立体視画像表示装置および立体視画像表示方法 |
WO2012056718A1 (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | 富士フイルム株式会社 | 放射線立体視画像表示装置および方法並びにプログラム |
JP5514127B2 (ja) * | 2011-01-13 | 2014-06-04 | 富士フイルム株式会社 | 放射線画像表示装置および方法 |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP2118548A patent/JPH077253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012252650A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Toshiba Corp | 3d表示処理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0416896A (ja) | 1992-01-21 |
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