JPH077103B2 - 除染方法およびその装置 - Google Patents

除染方法およびその装置

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JPH077103B2
JPH077103B2 JP61155176A JP15517686A JPH077103B2 JP H077103 B2 JPH077103 B2 JP H077103B2 JP 61155176 A JP61155176 A JP 61155176A JP 15517686 A JP15517686 A JP 15517686A JP H077103 B2 JPH077103 B2 JP H077103B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば原子炉の汚染されている天井、床、壁
の表面をはつって除去する除染方法およびその装置に関
する。
[従来技術] 原子炉の天井、床、壁の汚染度があまり高くない場合
は、人が入って汚染した表面をはつって除去していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上述した様な従来の汚染除去方法では、主とし
て人力によるはつり作業が行われていたので、効率的は
でないという問題があった。
その他の従来技術としては、特開昭60−49298号公報に
は、自走台車に取り付けられたコンクリート表面ケレン
機を、壁・天井・床等のコンクリート表面に押し当て所
定深さ研削し、研削中に生じた汚染コンクリートの粉体
を集塵機で収集する技術が示されている。しかし、この
技術では、非常に複雑な構造を具備する自走台車(運搬
装置)と支持機構とが要求されるので、施工コストが上
昇する恐れが存在する。
これに対して、例えば特開昭56−77409号公報で示す様
に、レール上を自走台車が走行する構造であれば、複雑
な構造の自走台車(運搬装置)及び支持機構は不要とな
る。しかし、特開昭56−77409号公報で示す技術は、堆
積した雪を消すための技術であり、汚染されたコンクリ
ートに関連する技術とは無関係である。これに加えて、
除染作業を行うべき場所にレールを設置するのに多大な
労力を費やしてしまう可能性が存在する。
[発明の目的] 本発明は上述した様な従来技術の問題点に鑑みて提案さ
れたもので、汚染物を効率的に除去できる除染方法およ
びその装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の除染方法は、汚染場所の床と天井との間にサブ
ポストを押し付け固定し、該サブポストに設けられたウ
ィンチ及びワイヤによりメインポストを引き起こし、引
き起こされたメインポストを床と天井との間に押し付け
固定し、サブポストに設けられたウィンチ及びワイヤに
よりメインポストに枢着されたレールを引き起こし且つ
該レールをサブポストに固定し、該レール上を自走横行
する台車にコンクリート表面ケレン機を取付け、そのコ
ンクリート表面ケレン機を天井に圧着して天井の表面を
所定深さにはつり、そのはつり屑を集塵機で集めてい
る。
また、本発明の除染方法は、汚染場所の床と天井との間
にサブポストを押し付け固定し、該サブポストに設けら
れたウィンチ及びワイヤによりメインポストを引き起こ
し、引き起こされたメインポストを床と天井との間に押
し付け固定し、レールが枢着されたブラケットをメイン
ポストの最下位位置に固定し且つ該レールをサブポスト
の最下位位置に固定されたレールジョイントに固定し、
該レール上を自走横行する台車にコンクリート表面ケレ
ン機を取付け、そのコンクリート表面ケレン機を床に圧
着して床の表面を所定深さにはつり、そのはつり屑を集
塵機で集めている。
さらに本発明の除染方法は、汚染場所の床と天井との間
にメインポストを押し付け固定し、固定されたメインポ
ストに枢着されたレールは該メインポストと平行に配置
され、該レール上を自走昇降する台車にコンクリート表
面ケレン機を取付け、そのコンクリート表面ケレン機を
壁に圧着して壁の表面を所定深さにはつり、そのはつり
屑を集塵機で集めている。
本発明の除染装置は、メインポスト、サブポストおよび
集塵機からなり、メインポストは移動台車と、その移動
台車に枢着されたポスト基部と、そのポスト基部に摺動
自在に挿嵌されたポストと、そのポストを移動させる上
部押付ジャッキと、前記移動台車を昇降させる下部押付
ジャッキと、前記ポストの任意の位置に固定可能に枢着
されたレールと、そのレールに自走自在に取付けられた
台車と、その台車に取付けられ汚染面をはつるコンクリ
ート表面ケレン機と、そのコンクリート表面ケレン機を
汚染面に圧着するスプリングとからなり、サブポスト
は、移動台車と、その移動台車に立設されたポスト基部
と、そのポスト基部に摺動自在に挿嵌されたポストと、
そのポストを昇降させる上部押付ジャッキと、前記移動
台車を昇降させる下部押付ジャッキと、前記移動台車に
設けられワイヤを介して前記メインポストまたはレール
を引き起こす手巻ウインチと、その手巻ウインチで引き
起こされたレールの端部を係止するとともに支持するレ
ールジョイントとからなり、集塵機はホースを介して前
記コンクリート表面ケレン機に接続されている。
[作用] 上述した様な構成を具備する本発明によれば、メインポ
ストとサブポストとの間に張設されたレール上を自走横
行する台車のコンクリート表面ケレン機を天井または床
に圧着し、あるいはメインポストのレール上を自走昇降
する台車のコンクリート表面ケレン機を壁に圧着して天
井または床あるいは壁の表面を所定深さにはつり、その
はつり屑を集塵機で集めて汚染部を効率的に除去するこ
とができる。その結果、従来の人手による除染作業に比
較して、作業効率が飛躍的に向上する。
また、天井をはつる場合には、床と天井との間にサブポ
ストを押し付け固定し、該サブポストに設けられたウィ
ンチ及びワイヤによりメインポストを引き起こし、引き
起こされたメインポストを床と天井との間に押し付け固
定し、サブポストに設けられたウィンチ及びワイヤによ
りメインポストに枢着されたレールを引き起こし且つ該
レールをサブポストに固定することにより、レール上を
走行するケレン機により天井をはつるのに最適な態様
に、自走台車走行用のレールを配置することが出来る。
同様に、床をはつる場合には、天井をはつる場合と同態
様にてサブポスト及びメインポストを床と天井との間で
押し付け固定し、レールが枢着されたブラケットをメイ
ンポストの最下位位置に固定し且つ該レールをサブポス
トの最下位位置に固定されたレールジョイントに固定す
れば、自走台車走行用のレールは、そこを走行するケレ
ン機により床をはつるのに最適な態様に配置されるので
ある。
さらに、壁をはつる場合には、汚染場所床と天井との間
にメインポストを押し付け固定し、固定されたメインポ
ストに枢着されたレールをそのままメインポストと平行
に配置しておけば良い。そして、ケレン機はメインポス
トと平行に走行、すなわち垂直方向に走行しつつ、壁を
はつるのである。
この様に本発明によれば、はつり作業を行う場所に対応
した最適の態様で自走台車走行用のレールを配置するこ
とが出来る。従って、従来技術による除染作業の様に複
雑な構成を具備する運搬手段及び支持手段を使用する必
要が無く、走行レールの配置が極めて簡単且つ適切に行
われるのである。
[実施例] 以下第1図ないし第6図を参照して本発明を実施する装
置について説明する。
第1図および第2図において、本装置は、メインポスト
1、サブポスト30および集塵機50から大略構成されてい
る。
メインポスト1は、4輪を有する移動台車2を備え、そ
の移動台車2上には筒状のポスト基部3が枢着されてお
り、移動台車2の下部には移動台車2を床面に対し昇降
させる下部押付ジャッキ4が設けられている。なお、5
は直立させたポスト基部3を支持するステーである。
前記ポスト基部3には棒状のポスト6が摺動自在に挿嵌
され、そのポスト6はポスト基部3の上端に設けられた
上部押付ジャッキ7aによりポスト基部3に対し移動が自
在なようになっている。なお7は当て板である。このポ
スト6にはブラケット8が摺動自在に取付けられてお
り、そのブラケット8はポスト6に設けられた複数個の
ノック孔9に係合するノックボルト10によりポスト6の
任意の位置に固定できるようになっている。このブラケ
ット8には角柱状の走行レール11が枢着されており、そ
の走行レール11には、走行台車12が取付けられている。
そしてその走行台車12は台車上のモータ13により駆動さ
れ走行レール11上を走行するようになっている。
なお、14はリミットスイッチで、走行レール11の両端に
立設されたリミットスイッチ用プレート15により作動
し、走行台車12を反転走行させるようになっている。こ
の走行台車12には、カッタ16ではつりを行うコンクリー
ト表面ケレン機17が取付けられており、そのコンクリー
ト表面ケレン機17は第3図および第4図に示すように、
走行台車12との間に設けられたスプリング18によりはつ
り面に圧着され、走行台車12に設けられた押付ハンドル
19の回動により圧着度合が変えられるようになってい
る。そして、コンクリート表面ケレン機17には集塵ホー
ス51を介してはつり屑を集める集塵機50が接続されてい
る。
サブポスト30は、4輪を有する移動台車31を備え、その
移動台車31上には筒状のポスト基部32が立設され、また
フレーム33を介して手巻きウインチ34が設けられてお
り、移動台車31の下部には移動台車31を床面に対して昇
降させる下部押付ジャッキ35が設けられている。前記ポ
スト基部32には棒状のポスト36が摺動自在に挿嵌され、
そのポスト36はポスト基部32の上端に設けられた上部押
付ジャッキ37によりポスト基部32に対し昇降されるよう
になっている。なお、38は当て板で、39は第5図に示す
ように手巻きウインチ34でワイヤ44によりメインポスト
1を引起こす際、または第2図に示すように走行フレー
ム11を引き起こす際にワイヤ44をガイドするワイヤガイ
ドである。このポスト36にはレールジョイント40が摺動
自在に取付けられており、そのレールジョイント40はポ
スト36に設けられた複数個のノック孔43に係合する図示
しないノックボルトによりポスト36に任意の位置に固定
できるようになっている。このレールジョイント40は第
6図に示すように、上部レール受け41と下部レール受け
42とからなり、第2図に示すように走行レール11を引き
起こす際に、上部レール受け41は走行レール11の端部上
面のストッパ11aに係合して走行レール11を位置決め
し、下部レール受け42はその後に鎖線位置から実線位置
に回動して走行フレーム11の端部下面のストッパ11bに
当接して走行レール11を支持するようになっている。
以上のように構成された本装置の走行レール11とコンク
リート表面ケレン機17廻りとを除いたメインポスト1の
概算重要は約60kg、サブポスト30の概算重量は約50kg、
走行レール11とコンクリート表面ケレン機17廻りとの概
算重量は約100kg、集塵機50の概算重量は約50kgであ
り、使用電源は3相200Vであって、消耗品はカッタ16の
ブレードと集塵機50のフイルタである。
次に第7図ないし第9図を参照して本発明を実施する方
法について説明する。
第7図は天井の除染作業の工程(1)ないし(7)を示
している。
メインポスト1を補助台車20を用いて搬入する(1)。
次に、サブポスト30の上部押付ジャッキ37によりポスト
36を上昇させるとともに、下部押付ジャッキ35により移
動台車31を持ち上げてサブポスト30を天井Cと床Fとの
間に押付け固定したのち、手巻きウインチ34によりワイ
ヤ44でメインポスト1を引き起こして立てる(2)。次
に、メインポスト1の上部押付ジャッキ7によりポスト
6を上昇させるとともに、下部押付ジャッキ4により移
動台車2を持ち上げてメインポスト1を天井Cと床Fと
の間に押付け固定する(3)。次に、走行レール11を手
巻きウインチ34によりワイヤ44で引き起こしてサブポス
ト30に固定する(4)。次に、バーハンドル23により押
付ハンドル19を回してコンクリート表面ケレン機17を天
井Cに圧着する(5)。次に、コンクリート表面ケレン
機17にホース51を介して集塵機50を接続したのち、走行
台車12を往復走行させてコンクリート表面ケレン機17で
天井Cの表面を所定深さにはつり、はつり屑を集塵機50
で集める(6)。次に、両ポスト1、30の下部押付ジャ
ッキ4、35により移動台車2、30を下して着地させ、必
要に応じ上部押込ジャッキ7、37によりポスト6、36、
を降下させて両ポスト1、30の天井C、床Fへの押付固
定を解除したのち次の作業場所に移動する(7)。以
降、両ポスト1、30を天井Cと床Fに押付け固定し、前
記と同様の工程(5)および(6)を行う。
第8図は床の除染作業の工程(1)ないし(4)を示し
ている。
メインポスト1を第7図行程(1)ないし(3)と同様
に搬入して天井Cと床Fとの間に押付け固定し、メイン
ポスト1のブラケット6を最下位置に固定して走行レー
ル11の端部をサブポスト30の最下位置に固定したレール
ジョイント40に固定し、コンクリート表面ケレン機17を
床F側に向けて走行レール11に取付ける(1)。次に、
両ポスト1、30を天井Cと床Fに押付け固定したのち、
押付ハンドル19を回してコンクリート表面ケレン機17を
床Fに圧着する(2)。次に、走行台車12を往復走行さ
せてコンクリート表面ケレン機17で床Fの表面を所定深
さにはつり、はつり屑を集塵機50で集める(3)。次
に、両ポスト1、30の天井Cと床Fへの押付け固定を解
除したのち、次の作業場所に移動する(4)。以降、前
記と同様の行程(2)および(3)を行う。
第9図は壁の除染行程(1)ないし(3)を示してい
る。
メインポスト1を壁Wの付近の天井Cと床Fに押付け固
定し、押付ハンドル19を回してコンクリート表面ケレン
機17を壁Wに圧着する(1)。次に、走行台車12を昇降
走行させてコンクリート表面ケレン機17で壁Wの表面を
所定深さにはつり、はつり屑を集塵機50で集める
(2)。次に、メインポスト1の天井Cと床Fへの押付
け固定を解除したのち、次の作業場所へ壁Wと平行に移
動する(3)。以降、前記と同様の行程(1)および
(2)を行う。
上記作業において、装置の設置組立所要時間は2名で2
時間であり、次の作業場所への移動所要時間は約30分で
あり、装置の解体所要時間は約1時間である。そして、
施工能率は集塵機50の能力が毎分当り6m3で、切削幅が
約10cm、切削深さが4ないし6mmのとき、毎時当り4な
いし6m2であった。
第10図は本発明を応用した入隅出隅部の除染作業を示し
ている。
入隅出隅部Kの除染を行うには、サブポスト30を壁Wの
付近の天井Cと床Fに押付け固定し、ポスト36に固定し
たブラケット45にアーム46を枢支する。そのアーム46の
上端に第11図に示すような3連式エアピック47を取付
け、アーム46の下端にバランサアーム48を取付け、バン
サアーム48を持ってアーム46を前後進、回動しブラケッ
ト45を上下してエアピック47で汚染部をはつり、そのは
つり屑を集塵機50で集める。なお、47aはエアピック47
のフード、49はエアピック47にエアを供給するエアホー
スである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、メインポストとサ
ブポストとの間に張設された走行レール上を自走横行す
る台車のコンクリート表面ケレン機を天井または床に圧
着せしめ、或いは、メインポストのレール上を自走昇降
する台車のコンクリート表面ケレン機を壁に圧着せし
め、該コンクリート表面ケレン機によって天井、床、壁
の表面を所定深さにはつる。そして、はつり屑を集塵機
で集めて、汚染部を効率的に除去することができる。
また、天井、床、壁のいずれにおいて除染作業を行うか
により、メインポスト或いはサブポスト、走行レールを
最適に配置せしめ、且つ、その配置作業に費やされる労
力を可能な限り低減することが出来る。その結果、従来
技術に比較して、作業コストが非常に低く抑えられるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明を実施する装置の1実施例
を示し、第1図はメインポストおよび集塵機の斜視図、
第2図は全体組立図、第3図は走行レールとコンクリー
ト表面ケレン機回りの側面図、第4図はコンクリート表
面ケレン機の押付ハンドル回りの断面図、第5図はサブ
ポストによりメインポストを引き起こす際の説明図、第
6図はサブポストのレールジョイント回りの側面図、第
7図(1)〜(7)、第8図(1)〜(4)および第9
図(1)〜(3)は本発明を実施する方法を示し、第7
図(1)〜(7)はそれぞれ天井除汚作業工程図、第8
図(1)〜(4)はそれぞれ床除染作業工程図、第9図
(1)〜(3)はそれぞれ壁除染作業工程図、第10図は
本発明を応用した入隅出隅部の除染作業説明図、第11図
はエアピックの説明図である。 1……メインポスト、2……移動台車、3……ポスト基
部、4……下部押付ジャッキ、6……ポスト、7……上
部押付ジャッキ、11……走行レール、12……走行台車、
17……コンクリート表面ケレン機、19……押付ハンド
ル、30……サブポスト、31……移動台車、32……ポスト
基部、34……手巻きウインチ、36……ポスト、40……レ
ールジョイント、44……ワイヤ、50……集塵機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 顕司 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 沢 幸男 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚染場所の床と天井との間にサブポストを
    押し付け固定し、該サブポストに設けられたウィンチ及
    びワイヤによりメインポストを引き起こし、引き起こさ
    れたメインポストを床と天井との間に押し付け固定し、
    サブポストに設けられたウィンチ及びワイヤによりメイ
    ンポストに枢着されたレールを引き起こし且つ該レール
    をサブポストに固定し、該レール上を自走横行する台車
    にコンクリート表面ケレン機を取付け、そのコンクリー
    ト表面ケレン機を天井に圧着して天井の表面を所定深さ
    にはつり、そのはつり屑を集塵機で集めることを特徴と
    する除染方法。
  2. 【請求項2】汚染場所の床と天井との間にサブポストを
    押し付け固定し、該サブポストに設けられたウィンチ及
    びワイヤによりメインポストを引き起こし、引き起こさ
    れたメインポストを床と天井との間に押し付け固定し、
    レールが枢着されたブラケットをメインポストの最下位
    位置に固定し且つ該レールをサブポストの最下位位置に
    固定されたレールジョイントに固定し、該レール上を自
    走横行する台車にコンクリート表面ケレン機を取付け、
    そのコンクリート表面ケレン機を床に圧着して床の表面
    を所定深さにはつり、そのはつり屑を集塵機で集めるこ
    とを特徴とする除染方法。
  3. 【請求項3】汚染場所の床と天井との間にメインポスト
    を押し付け固定し、固定されたメインポストに枢着され
    たレールは該メインポストと平行に配置され、該レール
    上を自走昇降する台車にコンクリート表面ケレン機を取
    付け、そのコンクリート表面ケレン機を壁に圧着して壁
    の表面を所定深さにはつり、そのはつり屑を集塵機で集
    めることを特徴とする除染方法。
  4. 【請求項4】メインポスト、サブポストおよび集塵機か
    らなり、メインポストは移動台車と、その移動台車に枢
    着されたポスト基部と、そのポスト基部に摺動自在に挿
    嵌されたポストと、そのポストを移動させる上部押付ジ
    ャッキと、前記移動台車を昇降させる下部押付ジャッキ
    と、前記ポストの任意の位置に固定可能に枢着されたレ
    ールと、そのレールに自走自在に取付けられた台車と、
    その台車に取付けられ汚染面をはつるコンクリート表面
    ケレン機と、そのコンクリート表面ケレン機を汚染面に
    圧着するスプリングとからなり、サブポストは、移動台
    車と、その移動台車に立設されたポスト基部と、そのポ
    スト基部に摺動自在に挿嵌されたポストと、そのポスト
    を昇降させる上部押付ジャッキと、前記移動台車を昇降
    させる下部押付ジャッキと、前記移動台車に設けられワ
    イヤを介して前記メインポストまたはレールを引き起こ
    す手巻ウインチと、その手巻ウインチで引き起こされた
    レールの端部を係止するとともに支持するレールジョイ
    ントとからなり、集塵機はホースを介して前記コンクリ
    ート表面ケレン機に接続されていることを特徴とする除
    染装置。
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JPS6049298A (ja) * 1983-08-29 1985-03-18 佐藤工業株式会社 汚染コンクリ−ト表面研削装置

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