JPH077040Y2 - スクリュープレスのスクリーンドラムとスクリューの間隙調節装置 - Google Patents
スクリュープレスのスクリーンドラムとスクリューの間隙調節装置Info
- Publication number
- JPH077040Y2 JPH077040Y2 JP8025690U JP8025690U JPH077040Y2 JP H077040 Y2 JPH077040 Y2 JP H077040Y2 JP 8025690 U JP8025690 U JP 8025690U JP 8025690 U JP8025690 U JP 8025690U JP H077040 Y2 JPH077040 Y2 JP H077040Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- screen drum
- adjusting device
- gap adjusting
- screw press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スクリュープレスのスクリーンドラムとス
クリューの間隙調節装置に関し、スクリーンドラムのメ
タルメッシュあるいはスクリューが摩耗したときにその
間隙を簡便に調節できる装置を提供せんとするものであ
る。
クリューの間隙調節装置に関し、スクリーンドラムのメ
タルメッシュあるいはスクリューが摩耗したときにその
間隙を簡便に調節できる装置を提供せんとするものであ
る。
従来のこの種スクリュープレスのスクリーンドラムとし
ては、特開昭60-27498号の図に示されているように円筒
状に構成されているもの、実開平1-80290号の第１図に
示されているように円錐状に構成されたものがあり、こ
れら何れのスクリーンドラムにもその内面に近接させて
スクリューが設けてあり、一端に供給された原液を他端
に向って加圧しながら搬送し、スクリーンドラムで固液
分離するようにしている。
ては、特開昭60-27498号の図に示されているように円筒
状に構成されているもの、実開平1-80290号の第１図に
示されているように円錐状に構成されたものがあり、こ
れら何れのスクリーンドラムにもその内面に近接させて
スクリューが設けてあり、一端に供給された原液を他端
に向って加圧しながら搬送し、スクリーンドラムで固液
分離するようにしている。
然しながら、このようなスクリュープレスでは、スクリ
ーンドラム内で原液を搬送加圧して固液分離するもの
で、原液中の固形物がスクリューによって送られる過程
でスクリーンドラムに押し付けられ、スクリーンドラム
の内面のメタルメッシュおよびスクリューの外周面が摩
耗する。そして、この摩耗は原液が圧搾されて固形化し
てスクリーンドラムとスクリューとの間隙が狭くて且つ
高圧の懸るスクリーンドラムの終端部で激しく、この部
分の間隙が大きくなると固形物が逃げて所望の圧搾がで
きない。
ーンドラム内で原液を搬送加圧して固液分離するもの
で、原液中の固形物がスクリューによって送られる過程
でスクリーンドラムに押し付けられ、スクリーンドラム
の内面のメタルメッシュおよびスクリューの外周面が摩
耗する。そして、この摩耗は原液が圧搾されて固形化し
てスクリーンドラムとスクリューとの間隙が狭くて且つ
高圧の懸るスクリーンドラムの終端部で激しく、この部
分の間隙が大きくなると固形物が逃げて所望の圧搾がで
きない。
この考案は、上述のような問題点を解消したものであっ
て、その要旨とするところは、スクリーンドラム内にそ
の内面に近接するスクリューを支架して一端に供給した
原液を他端に向って圧送して固液分離するようにしたス
クリュープレスにおいて、上記原液の搬送終端部におけ
るスクリーンドラムを円錐状に構成し、スクリーンドラ
ム内に支架したスクリューの支持軸をスクリーンドラム
の軸線方向に移動自在にしたものである。
て、その要旨とするところは、スクリーンドラム内にそ
の内面に近接するスクリューを支架して一端に供給した
原液を他端に向って圧送して固液分離するようにしたス
クリュープレスにおいて、上記原液の搬送終端部におけ
るスクリーンドラムを円錐状に構成し、スクリーンドラ
ム内に支架したスクリューの支持軸をスクリーンドラム
の軸線方向に移動自在にしたものである。
この考案は、上述のように構成されており、すなわち、
最も高圧の懸るスクリーンドラムの終端部が円錐状に構
成してあり、この円錐状のスクリーンドラムの内面に近
接するスクリューの支持軸が、スクリーンドラムの軸線
方向に移動自在にしてあるので、これらスクリーンドラ
ムやスクリューの外周面が摩耗したときには、スクリュ
ーの支持軸を円錐状のスクリーンドラムの小径側に向っ
て移動させれば、スクリーンドラムの内面とスクリュー
の外周面の間隙を縮少することができ、原液中の固形物
がリークするのを防止することができる。以下、図面に
基づいてこの考案を具体的に説明する。
最も高圧の懸るスクリーンドラムの終端部が円錐状に構
成してあり、この円錐状のスクリーンドラムの内面に近
接するスクリューの支持軸が、スクリーンドラムの軸線
方向に移動自在にしてあるので、これらスクリーンドラ
ムやスクリューの外周面が摩耗したときには、スクリュ
ーの支持軸を円錐状のスクリーンドラムの小径側に向っ
て移動させれば、スクリーンドラムの内面とスクリュー
の外周面の間隙を縮少することができ、原液中の固形物
がリークするのを防止することができる。以下、図面に
基づいてこの考案を具体的に説明する。
図において、符号１は、一端を円錐状に構成したスクリ
ーンドラム、２はその内部に支架した送り軸、３は送り
軸に巻回したスクリューでその外周面をスクリーンドラ
ム１の内面に近接させるとともに、図中左方すなわち、
スクリーンドラム１の円錐状部分に向って原液を送るよ
うにねじってある。また、スクリーンドラム１は左右の
支持台４・５に固定されており、一方、送り軸２は、支
持台６・７によって支持されていて調節板８に設けた調
節ボルト９によってスクリーンドラム１の軸線に沿って
移動できるようにしてある。なお、図中符号10は原液供
給用のホッパー、11はケーキ排出調節用の押金、12はス
クリーンドラム１に張設したメタルメッシュを示す。ま
た、送り軸２には、図中左方から入力するようにしてあ
る。このように構成した装置では、下水汚泥のような原
液は、ホッパー10からスクリーンドラム１内に供給さ
れ、スクリュー３によって加圧されながら左方に送ら
れ、脱水されたケーキは図中左端の押金11部分の開口か
ら機外に取出される。上述のように作動する際、スクリ
ーンドラム１にはスクリュー３の送りに伴なって脱水さ
れたケーキが押し付けられ、その内面に張設したメタル
メッシュ12やスクリュー３の外周面が摩耗し、その摩耗
度は原液が脱水されてケーキとなったスクリーンドラム
の終端部分程激しく、従来においてはスクリュー周面に
肉盛等をしていたのであるが、このような場合、この考
案においては、スクリーンドラム１の終端部が円錐状に
構成してあり、そのスクリーンドラム１内に支架したス
クリュー３が、その軸線方向に移動調節自在にしてある
ので、摩耗して大きくなった間隙を簡単に調節すること
ができる。すなわち、調節板８に設けた調節ボルト９を
図中右方に押出すことによって、送り軸２を左方に移動
させることができ、この結果、スクリーンドラム１の円
錐状部においてスクリュー３をスクリーンドラム１の内
面に接近させて摩耗で生じた間隙を調節することができ
るものである。
ーンドラム、２はその内部に支架した送り軸、３は送り
軸に巻回したスクリューでその外周面をスクリーンドラ
ム１の内面に近接させるとともに、図中左方すなわち、
スクリーンドラム１の円錐状部分に向って原液を送るよ
うにねじってある。また、スクリーンドラム１は左右の
支持台４・５に固定されており、一方、送り軸２は、支
持台６・７によって支持されていて調節板８に設けた調
節ボルト９によってスクリーンドラム１の軸線に沿って
移動できるようにしてある。なお、図中符号10は原液供
給用のホッパー、11はケーキ排出調節用の押金、12はス
クリーンドラム１に張設したメタルメッシュを示す。ま
た、送り軸２には、図中左方から入力するようにしてあ
る。このように構成した装置では、下水汚泥のような原
液は、ホッパー10からスクリーンドラム１内に供給さ
れ、スクリュー３によって加圧されながら左方に送ら
れ、脱水されたケーキは図中左端の押金11部分の開口か
ら機外に取出される。上述のように作動する際、スクリ
ーンドラム１にはスクリュー３の送りに伴なって脱水さ
れたケーキが押し付けられ、その内面に張設したメタル
メッシュ12やスクリュー３の外周面が摩耗し、その摩耗
度は原液が脱水されてケーキとなったスクリーンドラム
の終端部分程激しく、従来においてはスクリュー周面に
肉盛等をしていたのであるが、このような場合、この考
案においては、スクリーンドラム１の終端部が円錐状に
構成してあり、そのスクリーンドラム１内に支架したス
クリュー３が、その軸線方向に移動調節自在にしてある
ので、摩耗して大きくなった間隙を簡単に調節すること
ができる。すなわち、調節板８に設けた調節ボルト９を
図中右方に押出すことによって、送り軸２を左方に移動
させることができ、この結果、スクリーンドラム１の円
錐状部においてスクリュー３をスクリーンドラム１の内
面に接近させて摩耗で生じた間隙を調節することができ
るものである。
このように、この考案はスクリュープレスにおいて、ス
クリーンドラムやスクリューが摩耗して圧搾能力が低下
した場合、スクリューの送り軸を移動させるだけの簡単
な操作で能力を回復させることができるものであり、従
来の機械を分解してスクリューの外周面に肉盛等するも
のに比較すれば、実用的に得られる利益は著大なもので
ある。
クリーンドラムやスクリューが摩耗して圧搾能力が低下
した場合、スクリューの送り軸を移動させるだけの簡単
な操作で能力を回復させることができるものであり、従
来の機械を分解してスクリューの外周面に肉盛等するも
のに比較すれば、実用的に得られる利益は著大なもので
ある。
第１図は、この考案を施したスクリュープレスの概略の
側面図でその要部を破断して示している。 １スクリーンドラム、２送り軸、３スクリュー
側面図でその要部を破断して示している。 １スクリーンドラム、２送り軸、３スクリュー
Claims (1)
- 【請求項１】スクリーンドラム１内にその内面に近接す
るスクリュー３を支架して一端に供給した原液を他端に
向って圧送して固液分離するようにしたスクリュープレ
スにおいて、上記原液の搬送終端部におけるスクリーン
ドラム１を円錐状に構成し、上記スクリーンドラム１内
に支架したスクリュー３の支持軸２をスクリーンドラム
１の軸線方向に移動調節自在にしてなるスクリュープレ
スのスクリーンドラムとスクリューの間隙調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8025690U JPH077040Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | スクリュープレスのスクリーンドラムとスクリューの間隙調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8025690U JPH077040Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | スクリュープレスのスクリーンドラムとスクリューの間隙調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0439594U JPH0439594U (ja) | 1992-04-03 |
| JPH077040Y2 true JPH077040Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31625149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8025690U Expired - Lifetime JPH077040Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | スクリュープレスのスクリーンドラムとスクリューの間隙調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077040Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7155694B2 (ja) * | 2018-07-17 | 2022-10-19 | 株式会社鶴見製作所 | 固液分離装置の使用方法および固液分離装置 |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP8025690U patent/JPH077040Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0439594U (ja) | 1992-04-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |