JPH077016B2 - 電圧測定器用分圧器 - Google Patents
電圧測定器用分圧器Info
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- JPH077016B2 JPH077016B2 JP61049251A JP4925186A JPH077016B2 JP H077016 B2 JPH077016 B2 JP H077016B2 JP 61049251 A JP61049251 A JP 61049251A JP 4925186 A JP4925186 A JP 4925186A JP H077016 B2 JPH077016 B2 JP H077016B2
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- Japan
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- voltage
- resistance
- circuit
- magnification
- switch
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R1/00—Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
- G01R1/20—Modifications of basic electric elements for use in electric measuring instruments; Structural combinations of such elements with such instruments
- G01R1/203—Resistors used for electric measuring, e.g. decade resistors standards, resistors for comparators, series resistors, shunts
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R15/00—Details of measuring arrangements of the types provided for in groups G01R17/00 - G01R29/00, G01R33/00 - G01R33/26 or G01R35/00
- G01R15/002—Switches for altering the measuring range or for multitesters
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- G—PHYSICS
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- G01R15/08—Circuits for altering the measuring range
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被測定電圧の入力するインピーダンス変換器
の出力端子に抵抗値が複数段階に切換わる可変抵抗を接
続し、これにさらに固定抵抗を直列接続することによ
り、固定抵抗の呈する電圧が所定レベルになるように可
変抵抗値を設定し、その分圧比に応じて被測定電圧を求
めるようにした直流又は高周波の高圧測定器用分圧器に
関するものである。
の出力端子に抵抗値が複数段階に切換わる可変抵抗を接
続し、これにさらに固定抵抗を直列接続することによ
り、固定抵抗の呈する電圧が所定レベルになるように可
変抵抗値を設定し、その分圧比に応じて被測定電圧を求
めるようにした直流又は高周波の高圧測定器用分圧器に
関するものである。
この種の分圧器は、第６図に例示するように特公昭60−
19459により周知である。同図において、Rfは抵抗値100
rの固定抵抗、Rvは可変抵抗、Alはインピーダンス変換
器である。Rvは、抵抗値100rの最上位桁の直列抵抗群R1
と、次の桁の抵抗10rの直列抵抗群R2と、さらに低い桁
の抵抗ｒの直列抵抗群R3とから構成されている。これに
より、各桁の抵抗群R1〜R3を任意の選択位置、即ち図示
の十進値の倍率係数Ｘ、Ｙ、Ｚに設定すると、出力Voに
対する入力電圧Viは次のようになる。
19459により周知である。同図において、Rfは抵抗値100
rの固定抵抗、Rvは可変抵抗、Alはインピーダンス変換
器である。Rvは、抵抗値100rの最上位桁の直列抵抗群R1
と、次の桁の抵抗10rの直列抵抗群R2と、さらに低い桁
の抵抗ｒの直列抵抗群R3とから構成されている。これに
より、各桁の抵抗群R1〜R3を任意の選択位置、即ち図示
の十進値の倍率係数Ｘ、Ｙ、Ｚに設定すると、出力Voに
対する入力電圧Viは次のようになる。
これにより、フルスケールの出力電圧に対して入力電圧
が10進値の倍率係数Ｘ、Ｙ、Ｚに応じて拡大されて測定
される。例えば図示の位置ではVi＝3.62Voとなる。
が10進値の倍率係数Ｘ、Ｙ、Ｚに応じて拡大されて測定
される。例えば図示の位置ではVi＝3.62Voとなる。
このような分圧器によれば、電圧測定器のフルスケール
を細かい間隔で大巾に自由に変えることができ、しかも
設定値をそのまま測定値にすることができる。しかしな
がら、各桁の倍率係数の段数に応じた数の抵抗及びその
選択回路が必要になるために構造的に嵩ばり、加えてロ
ータリスイッチの使用を前提としたものでディジタル的
な制御には適応しなかった。
を細かい間隔で大巾に自由に変えることができ、しかも
設定値をそのまま測定値にすることができる。しかしな
がら、各桁の倍率係数の段数に応じた数の抵抗及びその
選択回路が必要になるために構造的に嵩ばり、加えてロ
ータリスイッチの使用を前提としたものでディジタル的
な制御には適応しなかった。
そこで、特願昭60-262983により可変抵抗が、BCD制御用
に抵抗値の１、２、４、８倍と変化する４個の抵抗群を
設定倍率の桁数に応じて直列接続し、ディジタルスイッ
チ等のBCD信号で倍率制御されるように成った電圧測定
器用分圧器が提案されている。しかし、この分圧器では
電圧測定器をフルスケールにする測定を前提にする以
上、前述の分圧式から明らかなように、依然として倍率
設定を最大桁の１以下にできないために、最大分圧比を
10:1以上にできない欠点がある。
に抵抗値の１、２、４、８倍と変化する４個の抵抗群を
設定倍率の桁数に応じて直列接続し、ディジタルスイッ
チ等のBCD信号で倍率制御されるように成った電圧測定
器用分圧器が提案されている。しかし、この分圧器では
電圧測定器をフルスケールにする測定を前提にする以
上、前述の分圧式から明らかなように、依然として倍率
設定を最大桁の１以下にできないために、最大分圧比を
10:1以上にできない欠点がある。
本発明は、この点に鑑みて、可変抵抗を自然２進又はBC
Dのコード信号で制御すると共に分圧比の設定範囲を拡
大できる冒頭に述べた類の電圧測定器用分圧器を提供す
ることを目的とする。
Dのコード信号で制御すると共に分圧比の設定範囲を拡
大できる冒頭に述べた類の電圧測定器用分圧器を提供す
ることを目的とする。
本発明は、この目的を達成するために、第１図に示すよ
うに、インピーダンス変換器１及び電圧測定回路３間に
接続する可変抵抗が、最小抵抗値ｒに自然２進若しくは
BCDコードの重みを乗算した抵抗値を有して順に直列接
続され、かつそれぞれにスイッチを並列接続されたスイ
ッチ付抵抗群２として構成され（ここでｒ＝Rs/K、Rs:
電圧測定回路３の入力抵抗、K:この電圧測定回路をフル
スケールにする電圧である電圧感度から電圧単位を除い
た電圧感度定数）、さらに被測定電圧に対して電圧測定
回路３をフルスケールにするように、最小抵抗値（ｒ）
に対する倍率（Ｎ）を設定し、かつこの設定に対応した
倍率信号を出力する倍率設定手段５と、倍率信号を入力
としてスイッチ付抵抗群２の呈する抵抗値Rx＝Ｎ×ｒ−
Rsになるようにスイッチを制御する自然２進又はBCDの
コード信号を出力するスイッチ制御回路４とを付属させ
たことを特徴とする。即ち、スイッチ付抵抗群２は、第
２図（ａ）又は（ｂ）に示すように、自然２進コードの
桁の重みに対応した抵抗値（ｒ、2r、4r、…2n-1・ｒ）
又はBCDコードの桁の重みに対応した抵抗値100（ｒ、2
r、4r、8r）、101（ｒ、2r、4r、8r）…10n-1（ｒ、2
r、4r、8r）を有する抵抗群より構成されている。
うに、インピーダンス変換器１及び電圧測定回路３間に
接続する可変抵抗が、最小抵抗値ｒに自然２進若しくは
BCDコードの重みを乗算した抵抗値を有して順に直列接
続され、かつそれぞれにスイッチを並列接続されたスイ
ッチ付抵抗群２として構成され（ここでｒ＝Rs/K、Rs:
電圧測定回路３の入力抵抗、K:この電圧測定回路をフル
スケールにする電圧である電圧感度から電圧単位を除い
た電圧感度定数）、さらに被測定電圧に対して電圧測定
回路３をフルスケールにするように、最小抵抗値（ｒ）
に対する倍率（Ｎ）を設定し、かつこの設定に対応した
倍率信号を出力する倍率設定手段５と、倍率信号を入力
としてスイッチ付抵抗群２の呈する抵抗値Rx＝Ｎ×ｒ−
Rsになるようにスイッチを制御する自然２進又はBCDの
コード信号を出力するスイッチ制御回路４とを付属させ
たことを特徴とする。即ち、スイッチ付抵抗群２は、第
２図（ａ）又は（ｂ）に示すように、自然２進コードの
桁の重みに対応した抵抗値（ｒ、2r、4r、…2n-1・ｒ）
又はBCDコードの桁の重みに対応した抵抗値100（ｒ、2
r、4r、8r）、101（ｒ、2r、4r、8r）…10n-1（ｒ、2
r、4r、8r）を有する抵抗群より構成されている。
倍率設定手段５は手動操作又は自動制御信号として例え
ば抵抗ｒに対する倍率Ｎ＝…＋102N2＋101N1＋100N
0（但しN0、N1、N2…はそれぞれ100、101、102…桁の設
定値）に相当する倍率信号を出力する。これにより、ス
イッチ制御回路４はRx＝ｒ×Ｎ（＝…＋102N2＋101N1＋
100N0）−Rsを満足する自然２進又はBCDのコード信号を
出力して並列接続のスイッチを制御し、第２図（ｃ）に
示す分圧器の等価回路を構成させる。
ば抵抗ｒに対する倍率Ｎ＝…＋102N2＋101N1＋100N
0（但しN0、N1、N2…はそれぞれ100、101、102…桁の設
定値）に相当する倍率信号を出力する。これにより、ス
イッチ制御回路４はRx＝ｒ×Ｎ（＝…＋102N2＋101N1＋
100N0）−Rsを満足する自然２進又はBCDのコード信号を
出力して並列接続のスイッチを制御し、第２図（ｃ）に
示す分圧器の等価回路を構成させる。
ここで、被測定電圧Viは、電圧測定回路３の出力電圧Vo
が丁度そのフルスケール電圧、即ち電圧感度定数Ｋに相
当するようにＮを設定して測定されるとすると、Vo＝Ｋ
×〔電圧単位〕となり、また前述のようにRx＝Ｎ×ｒ−
Rsであるから 即ち、電圧測定回路３をフルスケールにする倍率設定手
段５の設定倍率ＮがそのままViとなる。
が丁度そのフルスケール電圧、即ち電圧感度定数Ｋに相
当するようにＮを設定して測定されるとすると、Vo＝Ｋ
×〔電圧単位〕となり、また前述のようにRx＝Ｎ×ｒ−
Rsであるから 即ち、電圧測定回路３をフルスケールにする倍率設定手
段５の設定倍率ＮがそのままViとなる。
Ｎ×ｒ−Rs＜０のときは、設定倍率Ｎがそのままフルス
ケール値とならないために、警報を発したり或はＮの表
示を一定の値に保持させる等を行わせる。
ケール値とならないために、警報を発したり或はＮの表
示を一定の値に保持させる等を行わせる。
第３図は、フルスケール電圧が100mV、即ちＫ＝100即ち
固定抵抗Rs＝100Ωの電圧計10を用いた電圧測定器用分
圧器を示す。また、高い入力インピーダンス及び低い出
力インピーダンスを有するインピーダンス変換器11の出
力側には、可変抵抗としてRs＝Ｋ×ｒより最小抵抗ｒ＝
１Ωに自然２進コードの重みを順に乗算した抵抗値を有
す抵抗群Ra0,Ra1…Ran-1が接続されている。各抵抗には
リードスイッチSa0、Sa1、…San-1及び高周波特性補償用
のコンデンサCa0、Sa1、San-1が並列接続されている。同
様に電圧計10にはコンデンサC10が並列接続されてい
る。
固定抵抗Rs＝100Ωの電圧計10を用いた電圧測定器用分
圧器を示す。また、高い入力インピーダンス及び低い出
力インピーダンスを有するインピーダンス変換器11の出
力側には、可変抵抗としてRs＝Ｋ×ｒより最小抵抗ｒ＝
１Ωに自然２進コードの重みを順に乗算した抵抗値を有
す抵抗群Ra0,Ra1…Ran-1が接続されている。各抵抗には
リードスイッチSa0、Sa1、…San-1及び高周波特性補償用
のコンデンサCa0、Sa1、San-1が並列接続されている。同
様に電圧計10にはコンデンサC10が並列接続されてい
る。
12は４桁で最小抵抗ｒに対する倍率Ｎを設定するディジ
タルスイッチであり、設定された10進値の倍率をその表
示部12aに表示すると共に対応するBCD信号を出力する。
13はこのBCD信号を自然２進コードに変換するBCD/自然
２進変換回路であり、設定倍率Ｎに対応する自然２進コ
ード信号を発生する。14は、Ｋ＝100に対応する自然２
進コード信号を発生する補正信号発生回路である。15
は、BCD/自然２進変換回路13の出力信号から補正信号発
生回路14の出力信号を減算してその結果Ｎ−Ｋに応じて
スイッチSa0、Sa1、…San-1をオープンになるように制御
する自然２進コードの出力を発生する減算回路である。
この減算回路には、Ｎ＜Ｋと判断すると、誤差を防止す
るための警報を発生させるとか、設定した10進値の倍率
がディジタルスイッチ12の表示部12aに表示されず、対
応するBCD信号も出力されないようにするとか、Rx＝０
にする等の通常の測定を中断させる機能を備えた回路も
付加されている。
タルスイッチであり、設定された10進値の倍率をその表
示部12aに表示すると共に対応するBCD信号を出力する。
13はこのBCD信号を自然２進コードに変換するBCD/自然
２進変換回路であり、設定倍率Ｎに対応する自然２進コ
ード信号を発生する。14は、Ｋ＝100に対応する自然２
進コード信号を発生する補正信号発生回路である。15
は、BCD/自然２進変換回路13の出力信号から補正信号発
生回路14の出力信号を減算してその結果Ｎ−Ｋに応じて
スイッチSa0、Sa1、…San-1をオープンになるように制御
する自然２進コードの出力を発生する減算回路である。
この減算回路には、Ｎ＜Ｋと判断すると、誤差を防止す
るための警報を発生させるとか、設定した10進値の倍率
がディジタルスイッチ12の表示部12aに表示されず、対
応するBCD信号も出力されないようにするとか、Rx＝０
にする等の通常の測定を中断させる機能を備えた回路も
付加されている。
動作は次の通りである。
100mVフルスケールの感度を有する電圧計の分圧器とし
て、高周波のVi＝1.652V＝1652mVが入力している状態で
ディジタルスイッチ12を倍率Ｎ＝1652に設定したとする
と、そのBCD信号がBCD/自然２進変換回路13で自然２進
コード信号に変換され、減算回路15へ供給される。そし
て補正信号発生回路14から供給される“100"の自然２進
コード信号に対して減算処理が行われ、 （103×１＋102×６＋101×５＋100×２）−100＝1552
に相当する２進コード信号を出力する。抵抗群Ra0〜Ra
n-1はこれに１Ωを乗算した値となる。即ち、Rx＝1552
Ω、Rs＝Ｋ×ｒ＝100×１＝100Ωであるから、電圧計に
加わる電圧は 即ち、入力1652mVの入力が、分圧器により100mVの電圧
計のフルスケール値として表示される。
て、高周波のVi＝1.652V＝1652mVが入力している状態で
ディジタルスイッチ12を倍率Ｎ＝1652に設定したとする
と、そのBCD信号がBCD/自然２進変換回路13で自然２進
コード信号に変換され、減算回路15へ供給される。そし
て補正信号発生回路14から供給される“100"の自然２進
コード信号に対して減算処理が行われ、 （103×１＋102×６＋101×５＋100×２）−100＝1552
に相当する２進コード信号を出力する。抵抗群Ra0〜Ra
n-1はこれに１Ωを乗算した値となる。即ち、Rx＝1552
Ω、Rs＝Ｋ×ｒ＝100×１＝100Ωであるから、電圧計に
加わる電圧は 即ち、入力1652mVの入力が、分圧器により100mVの電圧
計のフルスケール値として表示される。
尚、ディジタルスイッチ12の設定値Ｎが、電圧計10の電
圧感度100mVよりも小さく設定されると（Ｎ＜100）、減
算回路15は、前述の付加回路により警報を発するとか、
Rx＝０に保持して単なる電圧測定を行わせるとか、ディ
ジタルスイッチ12を動作不能にする等の動作を行う。
圧感度100mVよりも小さく設定されると（Ｎ＜100）、減
算回路15は、前述の付加回路により警報を発するとか、
Rx＝０に保持して単なる電圧測定を行わせるとか、ディ
ジタルスイッチ12を動作不能にする等の動作を行う。
電圧計10の感度を50mVにした場合、補正信号発生回路14
には電圧感度定数Ｋ＝50に相当する２進コード信号を発
生させ、Rs＝Ｋ×ｒ＝50Ωにする。
には電圧感度定数Ｋ＝50に相当する２進コード信号を発
生させ、Rs＝Ｋ×ｒ＝50Ωにする。
電圧計10の感度を200mVにし、最小抵抗ｒ＝10Ωの場
合、Rs＝200×10Ω＝2KΩになる。
合、Rs＝200×10Ω＝2KΩになる。
スイッチ制御回路としては、第４図に示すように、第３
図のBCD/自然２進変換回路13、補正信号発生回路14及び
減算回路15を一括することができる。即ち、ディジタル
スイッチ12のBCD信号をアドレス入力とするROM20に、補
正値を減算した自然２進コードのデータを書込んでお
く。ただし、前述のようにRx＝Rsとなる場合にはROM20
にRx＝０となるようなデータ、例えばbs0〜bsn-1をオー
ル“0"（スイッチSa0〜San-1及び関連回路の種類によっ
ては“1"もあり得る）を書込んで常に電圧計に入力電圧
Viを直読させるか、或いは警報信号を発するための特別
なデータを書込んでおくことが考えられる。
図のBCD/自然２進変換回路13、補正信号発生回路14及び
減算回路15を一括することができる。即ち、ディジタル
スイッチ12のBCD信号をアドレス入力とするROM20に、補
正値を減算した自然２進コードのデータを書込んでお
く。ただし、前述のようにRx＝Rsとなる場合にはROM20
にRx＝０となるようなデータ、例えばbs0〜bsn-1をオー
ル“0"（スイッチSa0〜San-1及び関連回路の種類によっ
ては“1"もあり得る）を書込んで常に電圧計に入力電圧
Viを直読させるか、或いは警報信号を発するための特別
なデータを書込んでおくことが考えられる。
以上の実施例は抵抗群を自然２進コードで制御する場合
ついて述べたが、第５図に示すように、抵抗群をBCDコ
ードの桁の重みに対応した抵抗値を有する抵抗群より構
成し、スイッチ制御回路として抵抗群をRx＝Ｎ×ｒ−Rs
になるように制御するBCD信号をROM21に書込んでおくこ
ともできる。また、このBCDコードに対応した抵抗値を
有する抵抗群の場合でも、第３図と同様にスイッチ制御
回路を補正信号発生回路及び減算回路より構成してもよ
い。
ついて述べたが、第５図に示すように、抵抗群をBCDコ
ードの桁の重みに対応した抵抗値を有する抵抗群より構
成し、スイッチ制御回路として抵抗群をRx＝Ｎ×ｒ−Rs
になるように制御するBCD信号をROM21に書込んでおくこ
ともできる。また、このBCDコードに対応した抵抗値を
有する抵抗群の場合でも、第３図と同様にスイッチ制御
回路を補正信号発生回路及び減算回路より構成してもよ
い。
倍率設定手段としては、電圧測定回路の出力電圧Voがフ
ルスケール電圧に一致するようにＮを設定するBCD信号
を自動的に出力し、その設定値も表示する自動制御回路
等にすることもできる。
ルスケール電圧に一致するようにＮを設定するBCD信号
を自動的に出力し、その設定値も表示する自動制御回路
等にすることもできる。
以上、本発明によれば分圧抵抗の数を従来のロータリス
イッチ式に較べて減少させ得、スペース上有利となり、
倍率切換操作の遠隔制御、自動制御も容易となる。設定
倍率が電圧測定回路の電圧感度を越える範囲で分圧比も
10:1以上にでも大巾に拡大することができ測定レンジも
広くなる。しかも、電圧計等の電圧測定回路の固定入力
抵抗値及びその感度を変更した場合でも、減算値を変更
するだけで可変抵抗を変更しないで済む。
イッチ式に較べて減少させ得、スペース上有利となり、
倍率切換操作の遠隔制御、自動制御も容易となる。設定
倍率が電圧測定回路の電圧感度を越える範囲で分圧比も
10:1以上にでも大巾に拡大することができ測定レンジも
広くなる。しかも、電圧計等の電圧測定回路の固定入力
抵抗値及びその感度を変更した場合でも、減算値を変更
するだけで可変抵抗を変更しないで済む。
第１図は本発明の電圧測定器用分圧器の回路構成を示す
図、第２図（ａ）はその自然２進コードのスイッチ付抵
抗群の回路構成図、第２図（ｂ）はそのBCDコードのス
イッチ付抵抗群の回路構成図、第２図（ｃ）はその分圧
器の等価回路を示す図、第３図は本発明の実施例による
自然２進コードの電圧測定器用分圧器の回路構成を示す
図、第４図はその変形例を示す回路回路図、第５図は別
の実施例によるBCDコードの電圧測定器用分圧器の回路
構成を示す図並びに第６図は従来の電圧測定器用分圧器
の回路構成図である。 ３…電圧測定回路、10…電圧計。
図、第２図（ａ）はその自然２進コードのスイッチ付抵
抗群の回路構成図、第２図（ｂ）はそのBCDコードのス
イッチ付抵抗群の回路構成図、第２図（ｃ）はその分圧
器の等価回路を示す図、第３図は本発明の実施例による
自然２進コードの電圧測定器用分圧器の回路構成を示す
図、第４図はその変形例を示す回路回路図、第５図は別
の実施例によるBCDコードの電圧測定器用分圧器の回路
構成を示す図並びに第６図は従来の電圧測定器用分圧器
の回路構成図である。 ３…電圧測定回路、10…電圧計。
Claims (3)
- 【請求項１】被測定電圧の入力端子に接続する高入力・
低出力インピーダンスのインピーダンス変換器及び電圧
測定回路間に可変抵抗を接続することにより、電圧測定
回路をフルスケールにする際の可変抵抗と電圧測定回路
の入力抵抗との分圧比から電圧測定を行うための電圧測
定器用分圧器において、 可変抵抗が、最小抵抗値ｒに自然２進若しくはBCDコー
ドの重みを乗算した抵抗値を有して順に直列接続され、
かつそれぞれにスイッチを並列接続されたスイッチ付抵
抗群として構成され（ここで、ｒ＝Rs/K、Rs:電圧測定
回路の入力抵抗、K:この電圧測定回路をフルスケールに
する電圧である電圧感度から電圧単位を除いた電圧感度
定数）、 さらに、被測定電圧に対して前記電圧測定回路をフルス
ケールにするように、前記最小抵抗値（ｒ）に対する倍
率（Ｎ）を設定し、かつこの設定に対応した倍率信号を
出力する倍率設定手段と、前記倍率信号を入力として前
記スイッチ付抵抗群の呈する抵抗値Rx＝Ｎ×ｒ−Rsにな
るように前記スイッチを制御する自然２進又はBCDのコ
ード信号を出力するスイッチ制御回路とを付属させたこ
とを特徴とする電圧測定器用分圧器。 - 【請求項２】倍率設定手段が、手動設定されるディジタ
ルスイッチである特許請求の範囲第１項記載の電圧測定
器用分圧器。 - 【請求項３】倍率設定手段が、自動的に倍率信号を出力
する自動制御回路である特許請求の範囲第１項記載の電
圧測定器用分圧器。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61049251A JPH077016B2 (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 電圧測定器用分圧器 |
| DE8686304175T DE3683765D1 (de) | 1986-03-06 | 1986-06-02 | Potentiometer fuer ein spannungsmessinstrument. |
| AT86304175T ATE72338T1 (de) | 1986-03-06 | 1986-06-02 | Potentiometer fuer ein spannungsmessinstrument. |
| EP86304175A EP0239691B1 (en) | 1986-03-06 | 1986-06-02 | Potentiometer for a voltage-measuring instrument |
| CN86104307A CN1019863B (zh) | 1986-03-06 | 1986-06-25 | 电压测量仪器用分压器 |
| US07/303,955 US4994733A (en) | 1986-03-06 | 1989-01-31 | Potentiometer for voltage-measuring instrument |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61049251A JPH077016B2 (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 電圧測定器用分圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62206455A JPS62206455A (ja) | 1987-09-10 |
| JPH077016B2 true JPH077016B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=12825623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61049251A Expired - Fee Related JPH077016B2 (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 電圧測定器用分圧器 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4994733A (ja) |
| EP (1) | EP0239691B1 (ja) |
| JP (1) | JPH077016B2 (ja) |
| CN (1) | CN1019863B (ja) |
| AT (1) | ATE72338T1 (ja) |
| DE (1) | DE3683765D1 (ja) |
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