JPH076957Y2 - 玩具ユニット - Google Patents
玩具ユニットInfo
- Publication number
- JPH076957Y2 JPH076957Y2 JP1988114775U JP11477588U JPH076957Y2 JP H076957 Y2 JPH076957 Y2 JP H076957Y2 JP 1988114775 U JP1988114775 U JP 1988114775U JP 11477588 U JP11477588 U JP 11477588U JP H076957 Y2 JPH076957 Y2 JP H076957Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toy
- card case
- pistol
- hole
- simulated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
- Toys (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は模擬弾を発射するピストルやライフル等の小型
銃砲あるいは大砲,バズーカ砲等の大形銃砲等の種々の
玩具を特殊な偏平玩具ケースに収納し携帯に便利にした
玩具ユニットに関するものである。
銃砲あるいは大砲,バズーカ砲等の大形銃砲等の種々の
玩具を特殊な偏平玩具ケースに収納し携帯に便利にした
玩具ユニットに関するものである。
従来技術 従来、ピストルを手帳形とした例が存在する。
同例は実開昭49−1093号公報記載のもので、第22図に図
示するように外観手帳形に形成される二つ割りの中空容
器01内に一端を発射口02とする貫溝03と貫溝03に隣接す
る弾丸収納室04とが分設されている。
示するように外観手帳形に形成される二つ割りの中空容
器01内に一端を発射口02とする貫溝03と貫溝03に隣接す
る弾丸収納室04とが分設されている。
案内壁05により案内された小球06は1個ずつ貫溝03に押
し出され、貫溝03をスプリングを介して嵌挿される丸棒
07のスプリングの戻り力を利用した移動によって貫溝03
に押し出された小球06を弾き発射口02より飛び出させる
ものである。
し出され、貫溝03をスプリングを介して嵌挿される丸棒
07のスプリングの戻り力を利用した移動によって貫溝03
に押し出された小球06を弾き発射口02より飛び出させる
ものである。
ピストルそれ自体が手帳形をしているので他人の目をご
まかすおもしろさとともに携帯に便利である。
まかすおもしろさとともに携帯に便利である。
解決しようとする課題 しかしピストルが手帳形をしているが故にピストルとし
て扱う場合、手に馴染まず使用しにくい欠点があり、鉄
砲玩具としての最も興味ある的当ゲームには向かないの
で興趣が持続しない。
て扱う場合、手に馴染まず使用しにくい欠点があり、鉄
砲玩具としての最も興味ある的当ゲームには向かないの
で興趣が持続しない。
また当然のことであるがかかる手帳形ピストルを標的に
利用したり、支持台として使用したりすることはできな
い。
利用したり、支持台として使用したりすることはできな
い。
鉄砲玩具に限らず玩具を収納するケースは、蓋等があっ
て収納された状態では外から玩具を見ることができない
のが一般的である。
て収納された状態では外から玩具を見ることができない
のが一般的である。
課題を解決するための手段および作用 本考案はかかる点に鑑みなされたもので、その目的とす
る処は玩具を偏平ケースに嵌込みカード状とすることで
携帯に便利であり、ケースに収納した状態で外から玩具
を眺められそれだけで興趣が得られるとともに、ケース
から玩具を外せば玩具本来の遊びに供することができる
玩具ユニットを供する点にある。
る処は玩具を偏平ケースに嵌込みカード状とすることで
携帯に便利であり、ケースに収納した状態で外から玩具
を眺められそれだけで興趣が得られるとともに、ケース
から玩具を外せば玩具本来の遊びに供することができる
玩具ユニットを供する点にある。
すなわち本考案は玩具と、同玩具に使用される付属物
と、前記玩具を着脱自在に嵌合する嵌合部および前記付
属物を出入れ自在に収納する収納部を有する偏平矩形の
カードケースを備え、前記カードケースはその表面に前
記玩具の輪郭に沿った形状の凹部により前記嵌合部を形
成し、同凹部に嵌合した前記玩具を係脱自在に係止する
係止部を有し、前記玩具を前記凹部に嵌合し前記係止部
で係止した状態で前記カードケースの表面より若干前記
玩具の一部が露出して支持され前記付属物を収納した状
態でカード形状が維持される玩具ユニットである。
と、前記玩具を着脱自在に嵌合する嵌合部および前記付
属物を出入れ自在に収納する収納部を有する偏平矩形の
カードケースを備え、前記カードケースはその表面に前
記玩具の輪郭に沿った形状の凹部により前記嵌合部を形
成し、同凹部に嵌合した前記玩具を係脱自在に係止する
係止部を有し、前記玩具を前記凹部に嵌合し前記係止部
で係止した状態で前記カードケースの表面より若干前記
玩具の一部が露出して支持され前記付属物を収納した状
態でカード形状が維持される玩具ユニットである。
玩具と付属物を玩具ケースに納めた状態でカード状をな
すので手の中に入って馴染み易く携帯に極めて便利であ
るとともに玩具が玩具ケースによって保護される。
すので手の中に入って馴染み易く携帯に極めて便利であ
るとともに玩具が玩具ケースによって保護される。
玩具自体および付属物をカードケースから外せば玩具本
来の遊びができ、カードケース自体は当該遊びの道具の
一種として利用可能である。
来の遊びができ、カードケース自体は当該遊びの道具の
一種として利用可能である。
またカードケースに玩具を収納した状態で一部表面から
露出して外から玩具を眺めることができ、それだけで興
趣が得られる。
露出して外から玩具を眺めることができ、それだけで興
趣が得られる。
実施例 以下第1図ないし第8図に図示した本考案に係る一実施
例について説明する。
例について説明する。
第1図は本実施例に係る鉄砲玩具ユニットの全体斜視図
で、カード状の玩具ケースたるカードケース1にピスト
ル玩具2および模擬弾3が嵌込まれた状態を示す。
で、カード状の玩具ケースたるカードケース1にピスト
ル玩具2および模擬弾3が嵌込まれた状態を示す。
カードケース1は縦6cm,横9cmの名刺大の大きさで厚さ
は1cmあり、ピストル玩具2がその半分以上を嵌入して
嵌め込まれると全体で厚さは1.4cm程となり、手の中に
納まって馴染み易い大きさ,形状をしている。
は1cmあり、ピストル玩具2がその半分以上を嵌入して
嵌め込まれると全体で厚さは1.4cm程となり、手の中に
納まって馴染み易い大きさ,形状をしている。
第2図はカードケース1の側面図であり、ピストル玩具
2を嵌合したときのピストル玩具2を2点鎖線で示して
いる。
2を嵌合したときのピストル玩具2を2点鎖線で示して
いる。
ピストル玩具2は0.4cm程カードケース1の表面より膨
出する形となるが全体で略偏平状を維持して異常に突出
した部分は存在しないので携帯に極めて便利である。
出する形となるが全体で略偏平状を維持して異常に突出
した部分は存在しないので携帯に極めて便利である。
第3図はピストル玩具2,模擬弾3をカードケース1より
取外した状態を示す斜視図であり、第4図および第5図
はカードケース1の表面図および裏面図である。
取外した状態を示す斜視図であり、第4図および第5図
はカードケース1の表面図および裏面図である。
カードケース1は上下2つ割りの偏平部材10,20を重ね
合わせて形成されており、上側の偏平部材10は上面に接
する4辺を面取りされ、中央に大きくピストル玩具2の
大略の輪郭に沿った内側壁11により輪郭孔12が形成され
ている。
合わせて形成されており、上側の偏平部材10は上面に接
する4辺を面取りされ、中央に大きくピストル玩具2の
大略の輪郭に沿った内側壁11により輪郭孔12が形成され
ている。
そして同上側偏平部材10の左下隅が切欠かれて、同切欠
き部13より下辺に沿って平行に断面が半円の溝条14が2
条下面(合わせ面)に形成され、同溝条14の頂部は切欠
き部13の近傍を残して上面に長尺の開口を形成してい
る。
き部13より下辺に沿って平行に断面が半円の溝条14が2
条下面(合わせ面)に形成され、同溝条14の頂部は切欠
き部13の近傍を残して上面に長尺の開口を形成してい
る。
また上側偏平部材10の右辺には上下1対の切欠き部15が
形成されている。
形成されている。
なお内側壁11の下方に向いた面と上方を向いた面の所定
の箇所に突条16が設けられており、その突条16に対応し
て長孔17が突条16寄りに穿設されている。
の箇所に突条16が設けられており、その突条16に対応し
て長孔17が突条16寄りに穿設されている。
一方下側の偏平部材20は下面に接する4辺を面取りさ
れ、中央に長円孔21が穿設されている。
れ、中央に長円孔21が穿設されている。
また左下隅には前記切欠き部13に対応して切欠き部23を
有し、同切欠き部23より下辺に沿って平行に断面が半円
の溝条24が2条上面(合わせ面)に形成されていて、前
記溝条14と対向した位置に設けられている。
有し、同切欠き部23より下辺に沿って平行に断面が半円
の溝条24が2条上面(合わせ面)に形成されていて、前
記溝条14と対向した位置に設けられている。
そして偏平部材20の右辺にも前記切欠き部15に対応して
切欠き部を有する。
切欠き部を有する。
偏平部材20の下面(カードケース1の裏面)には第5図
に図示するように前記長円孔21を中心に十字の直線と同
心円からなる標的26が表示されている。
に図示するように前記長円孔21を中心に十字の直線と同
心円からなる標的26が表示されている。
以上の上下偏平部材10,20を重ね合わせ下方よりビス27
によって螺着せしめると、上下の溝条14,24どうしが合
わされて2本の円柱状の収納孔が形成され、同収納孔の
開口が切欠き部13,23に形成されて同開口より球状の模
擬弾3を収納孔に複数嵌挿することができる。
によって螺着せしめると、上下の溝条14,24どうしが合
わされて2本の円柱状の収納孔が形成され、同収納孔の
開口が切欠き部13,23に形成されて同開口より球状の模
擬弾3を収納孔に複数嵌挿することができる。
そして該切欠き部13,23を補充するように蓋部材30が取
付けられている。
付けられている。
蓋部材30はL字形状をなし、一方の側体31が切欠かれた
部分と同形状をし先端に係止部32を有しており、他方の
側体33は偏平な板状をしていて、その端部上下面には突
起(図示せず)が設けられており、上下偏平部材10,20
の下辺左端部における合わせ面に形成された切込みに側
体33が嵌合され、切込み嵌合部の上下所定位置に形成さ
れた小孔(図示せず)に前記側体33の突起が嵌挿されて
蓋部材30は同突起を中心に揺動自在に枢支されている。
部分と同形状をし先端に係止部32を有しており、他方の
側体33は偏平な板状をしていて、その端部上下面には突
起(図示せず)が設けられており、上下偏平部材10,20
の下辺左端部における合わせ面に形成された切込みに側
体33が嵌合され、切込み嵌合部の上下所定位置に形成さ
れた小孔(図示せず)に前記側体33の突起が嵌挿されて
蓋部材30は同突起を中心に揺動自在に枢支されている。
第3図に示すように蓋部材30を手前に揺動すると溝14,2
4からなる模擬弾3の収納孔が開口し、模擬弾3の出し
入れができ、同状態から蓋部材30の前方に揺動し切欠き
部13,23を側体31で補填し蓋をすると、第1図に図示す
るように側体31はカードケース1の側縁の1部をなし
て、模擬弾3の収納孔を閉じることができる。
4からなる模擬弾3の収納孔が開口し、模擬弾3の出し
入れができ、同状態から蓋部材30の前方に揺動し切欠き
部13,23を側体31で補填し蓋をすると、第1図に図示す
るように側体31はカードケース1の側縁の1部をなし
て、模擬弾3の収納孔を閉じることができる。
なお収納孔を閉じた状態では係止部32がカードケース1
の対応する位置に形成された切込みに嵌合して係止され
るようになっている。
の対応する位置に形成された切込みに嵌合して係止され
るようになっている。
またカードケース1の右辺の1対の切欠き部15には同切
欠き部により切り欠かれたカードケース1の側縁形状を
なす1対の足部材35,36が揺動自在に枢支されている。
欠き部により切り欠かれたカードケース1の側縁形状を
なす1対の足部材35,36が揺動自在に枢支されている。
すなわち足部材35,36の中央部が切欠き部15の側面に枢
支され、第3図に図示するように回動すると、カードケ
ース1に対し直角に起立させることができる。
支され、第3図に図示するように回動すると、カードケ
ース1に対し直角に起立させることができる。
したがって第6図に図示するように、起立された足部材
35,36を水平な床面に接触させてカードケース1を載置
すると足部材35,36に支持されてカードケース1は立て
られ、その裏面には標的26が表示されているので、的と
して利用することができる。
35,36を水平な床面に接触させてカードケース1を載置
すると足部材35,36に支持されてカードケース1は立て
られ、その裏面には標的26が表示されているので、的と
して利用することができる。
次にピストル玩具2の構造について第7図および第8図
に基づき簡単に説明する。
に基づき簡単に説明する。
ピストル玩具2は砲筒40の後方にスプリング41に付勢さ
れた棒体42が前後に摺動自在に嵌装されており、スプリ
ング41より斜め下方に握り部43が形成され、スプリング
41の下方に引き金44が前後に摺動自在に取付けられてい
る。
れた棒体42が前後に摺動自在に嵌装されており、スプリ
ング41より斜め下方に握り部43が形成され、スプリング
41の下方に引き金44が前後に摺動自在に取付けられてい
る。
棒体42の中央には円板状をし後面がテーパしたストッパ
ー42aが形成されていて、スプリング41の前端が同スト
ッパー42aに当接されている。
ー42aが形成されていて、スプリング41の前端が同スト
ッパー42aに当接されている。
砲筒40の筒孔は後端で上方に弯曲して開口しており、同
開口部よりピストルの後端に至る上面には横長の筒体た
る弾倉45が装着されている。
開口部よりピストルの後端に至る上面には横長の筒体た
る弾倉45が装着されている。
弾倉45の内部の円孔は若干前方に傾斜しており前端で下
方に折曲して前記砲筒40の筒孔に連なり、後端で開口
し、同開口を蓋部材46で開閉できるようになっている。
方に折曲して前記砲筒40の筒孔に連なり、後端で開口
し、同開口を蓋部材46で開閉できるようになっている。
なお棒体42は砲筒40の後端面にストッパー42aが当接
し、同当接状態で棒体42の前半部が筒孔に突出してい
る。
し、同当接状態で棒体42の前半部が筒孔に突出してい
る。
ピストル玩具2自体極めて小型なのでその扱いを容易と
するため引き金44は通常引き金とされる部分のほかその
引き金の周りに設けられる保護枠をも一体に形成して全
体で一つの引き金としており、その左右側面の所定位置
に設けられた2個の突起44a,44bがピストル本体側に形
成された前後方向に指向した溝条47a,47bに嵌合して前
後方向に摺動自在に支持されている。
するため引き金44は通常引き金とされる部分のほかその
引き金の周りに設けられる保護枠をも一体に形成して全
体で一つの引き金としており、その左右側面の所定位置
に設けられた2個の突起44a,44bがピストル本体側に形
成された前後方向に指向した溝条47a,47bに嵌合して前
後方向に摺動自在に支持されている。
なお一方の溝条47aは後端が若干斜め下方に傾斜してい
る。
る。
そして引き金44の上側面前端には爪44cが上方に突出し
ており、爪44cの下方には前方から後方所定位置まで切
込み44dが形成されている。
ており、爪44cの下方には前方から後方所定位置まで切
込み44dが形成されている。
握り部43の内部には円筒48が立設され、同円筒48にクリ
ップスプリング49のコイル部が巻装され、クリップスプ
リング49の一端は引き金44の後側面に当接され他端は握
り部43の後側壁に当接されて、引き金44は常に前方に付
勢されている。
ップスプリング49のコイル部が巻装され、クリップスプ
リング49の一端は引き金44の後側面に当接され他端は握
り部43の後側壁に当接されて、引き金44は常に前方に付
勢されている。
該ピストル玩具2は略以上のような構造をしており、ま
ず、蓋部材46を開けて模擬弾3を弾倉45内に嵌挿すると
模擬弾3は内部の円孔を伝わって前端折曲部より下方に
落ちるが砲筒40の筒孔に突出した棒体42の上に落ち第7
図に示す状態となる。
ず、蓋部材46を開けて模擬弾3を弾倉45内に嵌挿すると
模擬弾3は内部の円孔を伝わって前端折曲部より下方に
落ちるが砲筒40の筒孔に突出した棒体42の上に落ち第7
図に示す状態となる。
このとき引き金44の上方の爪44cは棒体42のストッパー4
2aの前面に係止されている。
2aの前面に係止されている。
これより引き金44を後方に引くと突起44a,44bが溝条47
a,47bに沿って摺動するので引き金44は後方に平行移動
する。
a,47bに沿って摺動するので引き金44は後方に平行移動
する。
したがって爪44cがスプリング41およびクリップスプリ
ング49に抗してストッパー42aを後方に移動させるの
で、砲筒40の筒孔に突出していた棒体42の前半部が後方
に抜け、その上に載っていた模擬弾3が砲筒40の筒孔に
落下し、第8図に示す状態となる。
ング49に抗してストッパー42aを後方に移動させるの
で、砲筒40の筒孔に突出していた棒体42の前半部が後方
に抜け、その上に載っていた模擬弾3が砲筒40の筒孔に
落下し、第8図に示す状態となる。
同状態で図示されないが砲筒40の筒孔の左右内側面にわ
ずかに突出した突起によって筒孔に落下した模擬弾3が
仮止めされ、筒孔に沿って模擬弾が転がり外に出てしま
うのを防止している。
ずかに突出した突起によって筒孔に落下した模擬弾3が
仮止めされ、筒孔に沿って模擬弾が転がり外に出てしま
うのを防止している。
引き金44の前方の突起44aは溝条47aの折曲部に位置する
ので、更に引き金44を引くと、引き金44は後方の突起44
bを支点として前端を下方に揺動することになり、よっ
て爪44cが下降してストッパー42aとの係合を外し、棒体
42はスプリング41の力により前方に勢いよく突出する。
ので、更に引き金44を引くと、引き金44は後方の突起44
bを支点として前端を下方に揺動することになり、よっ
て爪44cが下降してストッパー42aとの係合を外し、棒体
42はスプリング41の力により前方に勢いよく突出する。
したがって棒体42の前方に位置する模擬弾3を棒体42が
弾き、模擬弾3は砲筒40の筒孔を通って前方に飛び出
す。
弾き、模擬弾3は砲筒40の筒孔を通って前方に飛び出
す。
クリップスプリング49により引き金44が前方に戻される
と、爪44はストッパー42aの後面テーパ面に当接後切込
み44dの空隙によって下方に移動しつつストッパー42aの
縁部を越えてストッパー42aの前面に至り第7図に図示
する状態に戻る。
と、爪44はストッパー42aの後面テーパ面に当接後切込
み44dの空隙によって下方に移動しつつストッパー42aの
縁部を越えてストッパー42aの前面に至り第7図に図示
する状態に戻る。
したがって引き金44を引く単純な操作を繰り返すだけで
模擬弾3を次々に飛び出させることができる。
模擬弾3を次々に飛び出させることができる。
以上のようにピストル玩具2は小型ではあるが通常のピ
ストルの形状をし、引き金44は引くだけで自動的に模擬
弾3が飛び出すので、手に持ち易くかつ扱い易いのでね
らいを定めて射つことができ的当てゲームに適してい
る。
ストルの形状をし、引き金44は引くだけで自動的に模擬
弾3が飛び出すので、手に持ち易くかつ扱い易いのでね
らいを定めて射つことができ的当てゲームに適してい
る。
なおピストル玩具2の弾倉45の上側面および砲筒40の下
側面の所定箇所には長溝45a、40aが形成されており、同
長溝45a,40aはカードケース1の内側壁に設けられた突
条16に対応する位置にあって、第1図に図示するように
ピストル玩具2の半ば以上をカードケース1の上側偏平
部材10の輪郭孔12と下側偏平部材20とで形成される嵌合
部に嵌合すると突条16は長孔17側に若干へこむようにし
て長溝45a,40aに係合するのでピストル玩具2はカード
ケース1に係止されてカードケース1を裏返す程度では
ピストル玩具2は外れない。
側面の所定箇所には長溝45a、40aが形成されており、同
長溝45a,40aはカードケース1の内側壁に設けられた突
条16に対応する位置にあって、第1図に図示するように
ピストル玩具2の半ば以上をカードケース1の上側偏平
部材10の輪郭孔12と下側偏平部材20とで形成される嵌合
部に嵌合すると突条16は長孔17側に若干へこむようにし
て長溝45a,40aに係合するのでピストル玩具2はカード
ケース1に係止されてカードケース1を裏返す程度では
ピストル玩具2は外れない。
また模擬弾3は蓋部材30を開けて収納孔に複数個収納し
蓋部材30を閉めれば全体でカード状をなすので、携帯に
便利であるとともにピストル玩具2はカードケース1に
よって堅牢に保護されるので単に落したり、物に当てた
程度では破損のおそれはない。
蓋部材30を閉めれば全体でカード状をなすので、携帯に
便利であるとともにピストル玩具2はカードケース1に
よって堅牢に保護されるので単に落したり、物に当てた
程度では破損のおそれはない。
模擬弾3もカードケース1に収納されるので分散して失
くすようなこともない。
くすようなこともない。
また第1図に示すようにカードケース1にピストル玩具
2が収納された状態でピストル玩具2を眺めるだけで楽
しみがある。
2が収納された状態でピストル玩具2を眺めるだけで楽
しみがある。
ゲームを楽しむときは、カードケース1の裏面に設けら
れた長円孔21に指を当てピストル玩具2を押し出すよう
にすればピストル玩具2は簡単にカードケース1から取
り外すことができ、蓋部材30を開き収納されていた模擬
弾3を取り出してピストル玩具2の弾倉45に弾込めし、
一方カードケース1自体は足部材35,36を起立させて第
6図に示すように立て掛け、的として利用してピストル
玩具2による的当てゲームを楽しむことができる。
れた長円孔21に指を当てピストル玩具2を押し出すよう
にすればピストル玩具2は簡単にカードケース1から取
り外すことができ、蓋部材30を開き収納されていた模擬
弾3を取り出してピストル玩具2の弾倉45に弾込めし、
一方カードケース1自体は足部材35,36を起立させて第
6図に示すように立て掛け、的として利用してピストル
玩具2による的当てゲームを楽しむことができる。
次に別の型のピストル玩具51の例を第9図ないし第11図
に基づき説明する。
に基づき説明する。
同ピストル玩具51は第10図および第11図に図示するよう
に、ピストル本体は砲筒60,握り部61,引き金62を備え、
本体上部に弾倉63が装着されており、配置は前記実施例
のピストル玩具2と同じであるが形状が異なる。
に、ピストル本体は砲筒60,握り部61,引き金62を備え、
本体上部に弾倉63が装着されており、配置は前記実施例
のピストル玩具2と同じであるが形状が異なる。
また弾倉63はピストル本体より後方に突出しており、そ
の後端上方に蓋部材64が設けられている。
の後端上方に蓋部材64が設けられている。
そして弾倉63の後面より突設されたブラケット65に枢軸
66に枢支されて略L字形状の左右一対の連結部材67が揺
動自在に設けられ、同連結部材67の端部に設けられた枢
軸68に基端部を枢支されてやはりL字状の肩当て部材69
が左右の連結部材67間に設けられている。
66に枢支されて略L字形状の左右一対の連結部材67が揺
動自在に設けられ、同連結部材67の端部に設けられた枢
軸68に基端部を枢支されてやはりL字状の肩当て部材69
が左右の連結部材67間に設けられている。
連結部材67の内角は弾倉63の後方下端の角部に嵌合し、
肩当て部材69の枢支側側辺は連結部材67の間に嵌合して
第10図に示すように小さくまとめることができる。
肩当て部材69の枢支側側辺は連結部材67の間に嵌合して
第10図に示すように小さくまとめることができる。
また連結部材67を枢軸66を中心に揺動し、肩当て部材69
を枢軸68を中心に揺動すると、第11図に図示するように
弾倉63の後方に連結部材67を介して肩当て部材69が位置
するようになり、実際のこの型のピストルのように模擬
操作を行うことができる。
を枢軸68を中心に揺動すると、第11図に図示するように
弾倉63の後方に連結部材67を介して肩当て部材69が位置
するようになり、実際のこの型のピストルのように模擬
操作を行うことができる。
同ピストル玩具51の内部構造は前記実施例のピストル玩
具2と略同じである。
具2と略同じである。
かかるピストル玩具51を第10図に示すように連結部材6
7,肩当て部材69を小さくまとめて、第9図に示すように
カードケース50に収納することができる。
7,肩当て部材69を小さくまとめて、第9図に示すように
カードケース50に収納することができる。
カードケース50の作りは前記実施例と略同様であり、た
だピストル玩具51を収納する嵌合部70がピストル玩具51
の輪郭に合わせて形成されている点が異なる。
だピストル玩具51を収納する嵌合部70がピストル玩具51
の輪郭に合わせて形成されている点が異なる。
すなわちカードケース50の左下隅には揺動自在の蓋部材
71があり、模擬弾52を収納する2条の収納孔72の開口を
開閉することができる。
71があり、模擬弾52を収納する2条の収納孔72の開口を
開閉することができる。
またカードケース50の右辺には1対の足部材73が枢着さ
れており、これを起立させることでカードケース50を立
て掛けることができ、カードケース50の裏面には長孔74
を中心に標的が表示されているので的として利用するこ
とができる。
れており、これを起立させることでカードケース50を立
て掛けることができ、カードケース50の裏面には長孔74
を中心に標的が表示されているので的として利用するこ
とができる。
カードケース50の嵌合部70にピストル玩具51を嵌込み、
蓋部材71を閉じ、足部材73を倒伏すると前記実施例と同
様に全体で1個のカード状をなし携帯に便利である。
蓋部材71を閉じ、足部材73を倒伏すると前記実施例と同
様に全体で1個のカード状をなし携帯に便利である。
ピストル玩具51をカードケース50より取り出すときは裏
面より長孔74に指を当てて押し出せばよく、蓋部材71を
開いて模擬弾52を取り出し、ピストル玩具51の蓋部材64
を開いて模擬弾52の嵌込めを行い、連結部材67,肩当て
部材69を揺動して肩当てを形成し、一方カードケース50
は蓋部材71を閉じ、足部材73を起立させ水平な床面に立
て掛け的として利用し、的当てゲームを楽しむことがで
きる。
面より長孔74に指を当てて押し出せばよく、蓋部材71を
開いて模擬弾52を取り出し、ピストル玩具51の蓋部材64
を開いて模擬弾52の嵌込めを行い、連結部材67,肩当て
部材69を揺動して肩当てを形成し、一方カードケース50
は蓋部材71を閉じ、足部材73を起立させ水平な床面に立
て掛け的として利用し、的当てゲームを楽しむことがで
きる。
実際のピストルを操作しているかのような肩当て形成操
作が加わるのでより興味をそそるものがあり、ピストル
玩具51自体扱い易く的当てに適している。
作が加わるのでより興味をそそるものがあり、ピストル
玩具51自体扱い易く的当てに適している。
次に大砲玩具81の例を第12図ないし第21図に基づき説明
する。
する。
第12図は大砲玩具81等の部材をカードケース80に収納し
た状態を示す平面図であり、第13図はその裏面図であ
る。
た状態を示す平面図であり、第13図はその裏面図であ
る。
カードケース80には大砲玩具81のほか2個の模擬弾82,
模擬手榴弾83および基台84がカードケース80の表面に形
成された嵌合部に嵌脱自在に収納され、スケール85がカ
ードケース80の側面からやはり嵌脱自在に嵌挿されてい
る。
模擬手榴弾83および基台84がカードケース80の表面に形
成された嵌合部に嵌脱自在に収納され、スケール85がカ
ードケース80の側面からやはり嵌脱自在に嵌挿されてい
る。
カードケース80の形状,大きさ等は前記実施例と同様で
あり、表面には各部材の輪郭に合わせて嵌合部が形成さ
れ,第22図において上方に大砲玩具81が左右方向に指向
して嵌合され、その下方左側に模擬手榴弾83、その右隣
りに模擬弾82が2個、さらにその右隣りに基台84が嵌合
されている。
あり、表面には各部材の輪郭に合わせて嵌合部が形成さ
れ,第22図において上方に大砲玩具81が左右方向に指向
して嵌合され、その下方左側に模擬手榴弾83、その右隣
りに模擬弾82が2個、さらにその右隣りに基台84が嵌合
されている。
そして模擬手榴弾83,模擬弾84,基台84の嵌合部の底板と
裏板87との間に左右方向に長尺の空隙を有し右側縁に開
口を形成しており、同空隙に右側縁の開口よりスケール
85が嵌挿されるようになっている。
裏板87との間に左右方向に長尺の空隙を有し右側縁に開
口を形成しており、同空隙に右側縁の開口よりスケール
85が嵌挿されるようになっている。
スケール85がカードケース80に嵌挿された状態でスケー
ル85の右側縁がカードケース80の右側縁と面一に合致す
る。
ル85の右側縁がカードケース80の右側縁と面一に合致す
る。
カードケース80の下側縁の一部は前記実施例と同様に左
右一対の足部材86を形成していて、その中央部を中心に
回動自在に枢着されている。
右一対の足部材86を形成していて、その中央部を中心に
回動自在に枢着されている。
カードケース80の裏板87には、第13図において中央より
若干右上位置に小円孔88が左右に2個穿設され、左下位
置には大円孔89が左右に2個穿設され、さらに右下位置
に矩形孔90が1個設けられて、各部材の装着用に供され
る。
若干右上位置に小円孔88が左右に2個穿設され、左下位
置には大円孔89が左右に2個穿設され、さらに右下位置
に矩形孔90が1個設けられて、各部材の装着用に供され
る。
大砲玩具81は第14図の如く基端支持部100から砲筒部101
が突出するとともに、砲筒部101と反対方向に砲尾が若
干突出しており、同砲尾は円筒状のキャップ102が被せ
られていて、このキャップ102を外すと、ボールペンの
頭部103が露出するようになっている(第14図参照)。
が突出するとともに、砲筒部101と反対方向に砲尾が若
干突出しており、同砲尾は円筒状のキャップ102が被せ
られていて、このキャップ102を外すと、ボールペンの
頭部103が露出するようになっている(第14図参照)。
したがって大砲玩具81はキャップ102を外せば、砲筒部1
01を把持部としてそのままボールペンとして使用するこ
とができる。
01を把持部としてそのままボールペンとして使用するこ
とができる。
なお大砲玩具81の基端支持部100の上面には枢支部104が
設けられ、同枢支部104に枢支されて標準器105が設けら
れており、同標準器105は砲筒部101と平行に指向する位
置からその直角方向に指向する位置までの約90度揺動可
能である。
設けられ、同枢支部104に枢支されて標準器105が設けら
れており、同標準器105は砲筒部101と平行に指向する位
置からその直角方向に指向する位置までの約90度揺動可
能である。
基端支持部100の下面には突起106が下方へ突設されてい
る。
る。
模擬弾82は第15図に図示するように、円柱部107の端部
に径を大きくした弾頭部108が形成されていて、その弾
頭部108が先細形状をした消しゴムで構成されている。
に径を大きくした弾頭部108が形成されていて、その弾
頭部108が先細形状をした消しゴムで構成されている。
したがって模擬弾82は消しゴムとして使用することがで
きる。
きる。
模擬手榴弾83は第16図の如く全体が長方体をしており、
その本内の下面に開口を有して同開口より内部に円錐孔
110が形成されていて、本内の側面に沿ってねじ112によ
って固着された刃111が前記円錐孔110に刃先を向けて設
けられている(第16図参照)。
その本内の下面に開口を有して同開口より内部に円錐孔
110が形成されていて、本内の側面に沿ってねじ112によ
って固着された刃111が前記円錐孔110に刃先を向けて設
けられている(第16図参照)。
したがって模擬手榴弾83は円錐孔110より鉛筆先端を挿
入して回転させることにより刃111が鉛筆を削ることが
でき、鉛筆削りとして使用することができる。
入して回転させることにより刃111が鉛筆を削ることが
でき、鉛筆削りとして使用することができる。
スケール85は第17図に図示するように長尺の板状をな
し、上側縁に沿って目盛が刻印され、右側縁85aが若干
幅広でかつ厚みも増してカードケース80に嵌挿したとき
にカードケース80の側縁の一部を形成するよになってい
る。
し、上側縁に沿って目盛が刻印され、右側縁85aが若干
幅広でかつ厚みも増してカードケース80に嵌挿したとき
にカードケース80の側縁の一部を形成するよになってい
る。
基台84は第18図に図示するように、上部大砲支持部115
が水平位置から上方向へ60度程揺動自在に枢支されてお
り、同大砲支持部115の上面には円孔116が設けられてい
る。
が水平位置から上方向へ60度程揺動自在に枢支されてお
り、同大砲支持部115の上面には円孔116が設けられてい
る。
また基台84の下面には左右に一対の突起117が突設され
ている。
ている。
この基台84および大砲玩具81を第19図に図示するよう
に、カードケース80の裏板87上に組立てることができ、
その組立てはまずカードケース80を裏返して裏板87の中
央近傍の一対の小円孔88に、基台84の下面に突設された
一対の突起117を嵌合させて、基台84をカードケース80
に固定させ、次いで基台84の上部大砲支持部115の円孔1
16に、大砲玩具81の基端支持部100の下面に突設された
突起106を嵌合して、大砲玩具81を基台84に取付けるも
のである。
に、カードケース80の裏板87上に組立てることができ、
その組立てはまずカードケース80を裏返して裏板87の中
央近傍の一対の小円孔88に、基台84の下面に突設された
一対の突起117を嵌合させて、基台84をカードケース80
に固定させ、次いで基台84の上部大砲支持部115の円孔1
16に、大砲玩具81の基端支持部100の下面に突設された
突起106を嵌合して、大砲玩具81を基台84に取付けるも
のである。
大砲玩具81は大砲支持部115に一点で嵌合支持されてい
るので、突起106を中心に大砲玩具81は回動可能である
とともに、大砲支持部115の揺動で大砲玩具81の砲筒部1
01は上下に揺動することができる。
るので、突起106を中心に大砲玩具81は回動可能である
とともに、大砲支持部115の揺動で大砲玩具81の砲筒部1
01は上下に揺動することができる。
したがってカードケース80を固定した状態で大砲玩具81
を左右へ回動しかつ上下に揺動して、砲筒部101の方向
を適当に定めることができる。
を左右へ回動しかつ上下に揺動して、砲筒部101の方向
を適当に定めることができる。
なお上記の如く大砲玩具として使用するときは、標準器
105を砲筒部101とは直角の方向へ回動しておく。
105を砲筒部101とは直角の方向へ回動しておく。
また模擬弾82は裏板87を大円孔89に、その円柱部107を
嵌合させて保持することができ、さらに模擬手榴弾83は
矩形孔90に嵌合して支持することができ、各部材が組込
まれて分散して散逸するのを防止することができる。
嵌合させて保持することができ、さらに模擬手榴弾83は
矩形孔90に嵌合して支持することができ、各部材が組込
まれて分散して散逸するのを防止することができる。
一方、大砲玩具81は砲筒部101の先端開口部より、模擬
弾82の円柱部107を嵌挿させて飛ばすことができ、1つ
の模擬弾82を砲筒部101に嵌挿し、他の模擬弾82を大円
孔89に嵌合し、模擬手榴弾83を矩形孔90に嵌合した状態
を第19図が図示している。
弾82の円柱部107を嵌挿させて飛ばすことができ、1つ
の模擬弾82を砲筒部101に嵌挿し、他の模擬弾82を大円
孔89に嵌合し、模擬手榴弾83を矩形孔90に嵌合した状態
を第19図が図示している。
大砲玩具81の内部構造は第20図に図示するように、砲筒
部101と基端支持部100内に摺動棒120が摺動自在に嵌装
されており、摺動棒120は両端に円板121,122が固着され
ていて、先端の円板121は砲筒部101の先端側の若干径の
大きい砲筒101aを摺動し、後端側の径の小さい砲筒101b
と径の大きい砲筒101aとの境界の仕切板123と円板121と
の間に、スプリング124が嵌装されている。
部101と基端支持部100内に摺動棒120が摺動自在に嵌装
されており、摺動棒120は両端に円板121,122が固着され
ていて、先端の円板121は砲筒部101の先端側の若干径の
大きい砲筒101aを摺動し、後端側の径の小さい砲筒101b
と径の大きい砲筒101aとの境界の仕切板123と円板121と
の間に、スプリング124が嵌装されている。
また砲筒部101と基端支持部100との境目あたりには、支
持板125が固着されていて、摺動棒120はこの支持板125
を貫通して支持されている。
持板125が固着されていて、摺動棒120はこの支持板125
を貫通して支持されている。
基端支持部100の内部後方には、L字状の引き金127がそ
の一方の水平に指向した側体端部を支軸126に枢支され
て設けられており、その引き金127の上方に指向した他
方の側体は上端部を基端支持部100より上方へ露出させ
ている。
の一方の水平に指向した側体端部を支軸126に枢支され
て設けられており、その引き金127の上方に指向した他
方の側体は上端部を基端支持部100より上方へ露出させ
ている。
引き金127はその水平に指向した側体の途中より爪128が
上方に突設されていて円板122の下端部を係止できるよ
うになっている。
上方に突設されていて円板122の下端部を係止できるよ
うになっている。
なお引き金127は図示されないスプリングにより第20図
で支軸126を中心に反時計回りに付勢されている。
で支軸126を中心に反時計回りに付勢されている。
模擬弾82を砲筒部101に嵌挿しない状態では、スプリン
グ124の伸長によって摺動棒120は前方位置にあって後方
の円板122は支持板125に当接している。
グ124の伸長によって摺動棒120は前方位置にあって後方
の円板122は支持板125に当接している。
そして模擬弾82を砲筒部101に嵌挿すると、円板121が模
擬弾82によって押されスプリング124は圧縮され摺動棒1
20は後方へ移動し、模擬弾82がその円柱部107を略完全
に嵌挿したところで、摺動棒120の後方の円板122に引き
金127の爪128が係止されて摺動棒120は維持される。
擬弾82によって押されスプリング124は圧縮され摺動棒1
20は後方へ移動し、模擬弾82がその円柱部107を略完全
に嵌挿したところで、摺動棒120の後方の円板122に引き
金127の爪128が係止されて摺動棒120は維持される。
第20図はかかる状態を示している。
この状態で引き金127の基端支持部100の上面より突出し
た部分を下方へ押すと、引き金127と一体の爪128は円板
122より外れ、摺動棒120はスプリング124の力により、
前方へ勢いよく移動し、模擬弾82を飛び出させることが
できる。
た部分を下方へ押すと、引き金127と一体の爪128は円板
122より外れ、摺動棒120はスプリング124の力により、
前方へ勢いよく移動し、模擬弾82を飛び出させることが
できる。
なお摺動棒120は後方の円板122が支持板125に衝突して
停止する。
停止する。
このように本実施例はカードケース80上に大砲を組立て
的当て等の遊戯に供することができる。
的当て等の遊戯に供することができる。
また各部材をカードケース80の所定の嵌合部にそれぞれ
収納させた状態で足部材86を回動して起立させ、同足部
材86を支えに第21図に図示するように水平面に垂直に立
て掛けることができ、置物として使用することもでき
る。
収納させた状態で足部材86を回動して起立させ、同足部
材86を支えに第21図に図示するように水平面に垂直に立
て掛けることができ、置物として使用することもでき
る。
以上のように本実施例に係るカード玩具は大砲玩具とし
て遊戯や置物に供えることができる一方で、大砲玩具82
はボールペンとして、模擬弾82は消しゴムとして、模擬
手榴弾83は鉛筆削りとして使用でき、スケール85とあわ
せて文房具としての使用に供えることもでき便利であ
る。
て遊戯や置物に供えることができる一方で、大砲玩具82
はボールペンとして、模擬弾82は消しゴムとして、模擬
手榴弾83は鉛筆削りとして使用でき、スケール85とあわ
せて文房具としての使用に供えることもでき便利であ
る。
各部材をカードケース80に収納すれば一方のカード状を
なし手の中に納まって馴染み易く携帯にも便利である。
なし手の中に納まって馴染み易く携帯にも便利である。
考案の効果 本考案は玩具ケースに玩具および付属物が収納された状
態でカード状をなすので手の中に納まって馴染み易く携
帯に極めて便利である。
態でカード状をなすので手の中に納まって馴染み易く携
帯に極めて便利である。
また携帯時に玩具ケースによって玩具が保護される。
玩具および付属物をカードケースから外せば玩具本来の
遊びができ、カードケース自体は当該遊びの道具の一種
として利用することが可能である。
遊びができ、カードケース自体は当該遊びの道具の一種
として利用することが可能である。
またカードケースに玩具を収納した状態で一部表面から
露出して外から玩具を眺めることができ、それだけで興
趣が得られる。
露出して外から玩具を眺めることができ、それだけで興
趣が得られる。
第1図は本考案に係る一実施例の鉄砲玩具ユニットの全
体斜視図、第2図は同側面図、第3図はカードケースか
らピストル玩具および模擬弾を取り出した状態を示す全
体斜視図、第4図はカードケースの表面図、第5図は同
裏面図、第6図は同カードケースを立て掛けた状態を示
す斜視図、第7図は同実施例のピストル玩具の内部構造
を示す断面図、第8図は別の状態の同断面図、第9図は
別実施例におけるピストル玩具および模擬弾を取り出し
た状態を示す全体斜視図、第10図は同実施例のピストル
玩具の側面図、第11図は別の状態の同側面図、第12図は
さらに別実施例における大砲玩具等を収納した状態の全
体平面図、第13図は同裏面図、第14図は大砲玩具の斜視
図、第15図は模擬弾の斜視図、第16図は模擬手榴弾の斜
視図、第17図はスケールの正面図、第18図は基台の斜視
図、第19図はカードケースの裏板に大砲玩具等を組立て
た状態の斜視図、第20図は大砲玩具の内部構造を示す断
面図、第21図はカードケースに各部材を収納し立て掛け
た状態を示す斜視図、第22図は従来の手帳形ピストルの
一部欠截斜視図である。 1…カードケース、2…ピストル玩具、3…模擬弾、10
…偏平部材、11…内側壁、12…輪郭孔、13…切欠き部、
14…溝条、15…切欠き部、16…突条、17…長孔、20…偏
平部材、21…長円孔、23…切欠き部、24…溝条、26…標
的、27…ビス、30…蓋部材、31…側体、32…係止部、33
…側体、35,36…足部材、40…砲筒、40a…長溝、41…ス
プリング、42…棒体、42a…ストッパー、43…握り部、4
4…引き金、44a,44b…突起、44c…爪、44d…切込み、45
…弾倉、45a…長溝、46…蓋部材、47a,47b…溝条、48…
円筒、49…クリップスプリング、50…カードケース、51
…ピストル玩具、52…模擬弾、60…砲筒、61…握り部、
62…引き金、63…弾倉、64…蓋部材、65…ブラケット、
66…枢軸、67…連結部材、68…枢軸、69…肩当て部材、
70…嵌合部、71…蓋部材、72…収納孔、73…足部材、74
…長孔、80…カードケース、81…大砲玩具、82…模擬
弾、83…模擬手榴弾、84…基台、85…スケール、85a…
右側縁、86…足部材、87…裏板、88…小円孔、89…大円
孔、90…矩形孔、100…基端支持部、101…砲筒部、101
a,101b…砲筒、102…キャップ、103…頭部、104…枢支
部、105…標準器、106…突起、107…円柱部、108…弾頭
部、110…円錐孔、111…刃、112…ねじ、115…大砲支持
部、116…円孔、117…突起、120…摺動棒、121,122…円
板、123…仕切板、124…スプリング、125…支持板、126
…支軸、127…引き金、128…爪。
体斜視図、第2図は同側面図、第3図はカードケースか
らピストル玩具および模擬弾を取り出した状態を示す全
体斜視図、第4図はカードケースの表面図、第5図は同
裏面図、第6図は同カードケースを立て掛けた状態を示
す斜視図、第7図は同実施例のピストル玩具の内部構造
を示す断面図、第8図は別の状態の同断面図、第9図は
別実施例におけるピストル玩具および模擬弾を取り出し
た状態を示す全体斜視図、第10図は同実施例のピストル
玩具の側面図、第11図は別の状態の同側面図、第12図は
さらに別実施例における大砲玩具等を収納した状態の全
体平面図、第13図は同裏面図、第14図は大砲玩具の斜視
図、第15図は模擬弾の斜視図、第16図は模擬手榴弾の斜
視図、第17図はスケールの正面図、第18図は基台の斜視
図、第19図はカードケースの裏板に大砲玩具等を組立て
た状態の斜視図、第20図は大砲玩具の内部構造を示す断
面図、第21図はカードケースに各部材を収納し立て掛け
た状態を示す斜視図、第22図は従来の手帳形ピストルの
一部欠截斜視図である。 1…カードケース、2…ピストル玩具、3…模擬弾、10
…偏平部材、11…内側壁、12…輪郭孔、13…切欠き部、
14…溝条、15…切欠き部、16…突条、17…長孔、20…偏
平部材、21…長円孔、23…切欠き部、24…溝条、26…標
的、27…ビス、30…蓋部材、31…側体、32…係止部、33
…側体、35,36…足部材、40…砲筒、40a…長溝、41…ス
プリング、42…棒体、42a…ストッパー、43…握り部、4
4…引き金、44a,44b…突起、44c…爪、44d…切込み、45
…弾倉、45a…長溝、46…蓋部材、47a,47b…溝条、48…
円筒、49…クリップスプリング、50…カードケース、51
…ピストル玩具、52…模擬弾、60…砲筒、61…握り部、
62…引き金、63…弾倉、64…蓋部材、65…ブラケット、
66…枢軸、67…連結部材、68…枢軸、69…肩当て部材、
70…嵌合部、71…蓋部材、72…収納孔、73…足部材、74
…長孔、80…カードケース、81…大砲玩具、82…模擬
弾、83…模擬手榴弾、84…基台、85…スケール、85a…
右側縁、86…足部材、87…裏板、88…小円孔、89…大円
孔、90…矩形孔、100…基端支持部、101…砲筒部、101
a,101b…砲筒、102…キャップ、103…頭部、104…枢支
部、105…標準器、106…突起、107…円柱部、108…弾頭
部、110…円錐孔、111…刃、112…ねじ、115…大砲支持
部、116…円孔、117…突起、120…摺動棒、121,122…円
板、123…仕切板、124…スプリング、125…支持板、126
…支軸、127…引き金、128…爪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F41J 1/00
Claims (1)
- 【請求項1】玩具と、 同玩具に使用される付属物と、 前記玩具を着脱自在に嵌合する嵌合部および前記付属物
を出入れ自在に収納する収納部を有する偏平矩形のカー
ドケースを備え、 前記カードケースはその表面に前記玩具の輪郭に沿った
形状の凹部により前記嵌合部を形成し、同凹部に嵌合し
た前記玩具を係脱自在に係止する係止部を有し、前記玩
具を前記凹部に嵌合し前記係止部で係止した状態で前記
カードケースの表面より若干前記玩具の一部が露出して
支持され前記付属物を収納した状態でカード形状が維持
されることを特徴とする玩具ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988114775U JPH076957Y2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-08-31 | 玩具ユニット |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3198988 | 1988-03-10 | ||
JP63-31989 | 1988-03-10 | ||
JP1988114775U JPH076957Y2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-08-31 | 玩具ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02135097U JPH02135097U (ja) | 1990-11-09 |
JPH076957Y2 true JPH076957Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31717678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988114775U Expired - Lifetime JPH076957Y2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-08-31 | 玩具ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076957Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935439U (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-05 | 日立造船株式会社 | 昇降式作業台の昇降装置 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP1988114775U patent/JPH076957Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935439U (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-05 | 日立造船株式会社 | 昇降式作業台の昇降装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02135097U (ja) | 1990-11-09 |
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