JPH07694B2 - 有機半導体及びその製造方法 - Google Patents

有機半導体及びその製造方法

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JPH07694B2
JPH07694B2 JP1040111A JP4011189A JPH07694B2 JP H07694 B2 JPH07694 B2 JP H07694B2 JP 1040111 A JP1040111 A JP 1040111A JP 4011189 A JP4011189 A JP 4011189A JP H07694 B2 JPH07694 B2 JP H07694B2
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進 田中
享二 帰山
愛造 山内
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工業技術院長
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なチオフェン系重合体より成る有機半導体
に関するものである。
従来の技術 近年、各種産業機器の電子化が進み、機器の小型化並び
に高性能化が可能となった。この背景には、半導体、集
積回路、LSIなどの産業の成長が大きく貢献しており、
今後も電子材料の利用範囲の拡大と需要増大が予測され
る。
このような情勢において新規半導体の開発が重要な課題
となり、無機材料に加えて有機材料についての研究が活
発に行われているが、有機材料の中でも、高分子材料は
成形性、可塑性、可とう性に優れており、高分子半導体
の利用は特に広いものと期待され、多くの研究がなされ
ている。
これまで、高分子半導体として、ポリアセチレン、ポリ
フェニレンなどの重合体に対し、電子受容体を添加して
半導体としての性質を付与したもの[ジャーナル・オブ
・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ(J,Am.Chem.
Soc.)第100巻、第1013ページ(1978年)、シンセティ
ック・メタル(Synth.Met.)第1巻、第307ページ(198
0年)]や、陰イオンをドープしたポリチオフェン[ジ
ャパニーズ・ジャーナル・オブ・アプライド・フィジッ
クス(Jpn.J.of Appl.Phys.)第22巻、第412ページ(19
83年)]、ポリ[ジ(2−チエニル)ビフェニル][マ
クロモレキュラー・ヘミー(Makromol.Chem.)第189
巻、第1755ページ(1988年)]などが知られている。
しかしながら、これらの有機半導体は一般に安定性を欠
き、その利用範囲が制限されるのを免れないし、また、
これらを電極材料として使用する場合に、陰イオンをド
ープすることは容易であっても、陽イオンをドープする
ことがきわめて困難で、ドープすることができても、そ
の安定性が劣っていた。その上、表示材料としては発色
時の色調が限られていたため、その利用範囲が制限され
ていた。
ポリアセチレンは酸素の作用を受けやすく、空気中で不
安定であり、実用上問題がある。また、ポリフェニレン
は安定性に優れている反面、ポリアセチレンと同様、成
形加工が困難である。ポリチオフェンは電解重合により
容易にドープされた重合体が電極表面上に得られる特徴
をもつが、エレクトロクロミック表示材料としては青と
赤の2種類の色調しか出すことができなかった。ポリ
[ジ(2−チエニル)ビフェニル]では、この点が改善
され、緑と黄の色調を出すことが可能となったが、それ
以外は出せなかった。しかし、これらポリチオフェン及
びポリ[ジ(2−チエニル)ビフェニル]は陽イオンを
ドープすることはできるものの、その安定性が劣ってお
り、電極材料としての利用が限定されていた。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、空気中で安定であり、発色時の色調が
多様化し、かつ、電極材料としても利用しうる新規な有
機半導体を得ることである。
課題を解決しようとする手段 本発明者らは、このような有機半導体を得るために鋭意
研究を重ねた結果、チオフェン重合体の分子鎖中にナフ
タリン環を導入することにより、その目的を達成しうる
ことを見い出し、この知見に基づいて本発明をなすに至
った。すなわち、本発明は、式 (式中のチエニル基は同一ベンゼン環上、又は異なるベ
ンゼン環上に存在する) で示される繰り返し単位から成る重合体及びこの重合体
に陰イオンをドープさせて成る有機半導体を提供するも
のである。
本発明の重合体は、いずれも文献未載の新規化合物であ
り、そのままの中性状態及び陰イオンをドープした酸化
状態のそれぞれの状態に応じ、特有の色を有しており表
示材料として利用でき、また、中性状態では電気的に絶
縁体であるが、酸化状態では半導体としての性質を示す
ようになる。このような陰イオンとしては、テトラフル
オロホウ酸イオン、過塩素酸イオン、ヘキサフルオロリ
ン酸イオン、ヘキサフルオロヒ素酸イオン、ヨウ素イオ
ン、臭素イオン、塩素イオン、フッ素イオン、硫酸イオ
ン、硫酸水素イオン、トリフルオル酢酸イオン、p−ト
ルエンスルホン酸イオンなどがあげられる。更に、本発
明の重合体は、これに陽イオンをドープすることも可能
であり、この場合も特有の色を示す。このように、陰・
陽両イオンをドープ出来ることは、この重合体が電極材
料としても有効に利用しうることを意味しており、利用
範囲の拡大が期待されるものである。
本発明のチオフェン重合体は、例えば、式 (式中のチエニル基は同一ベンゼン環上、又は異なるベ
ンゼン環上に存在する) で示される化合物を電解重合することにより製造するこ
とができる。電解重合によって、得られた重合体は使用
した支持電解質の陰イオンがドープされているが、これ
にアンモニアを反応させることにより、ドーパントが除
かれ中性状態の重合体を得ることができる。
電解重合は極性溶媒中かつ不活性雰囲気で行うのが有利
である。この際の極性溶媒としては、アセトニトリル、
ニトロベンゼン、ニトロメタン、ベンゾニトリル、炭酸
プロピレン、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチ
ルホスホルトリアミド、1−メチル−2−ピロリジノ
ン、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸などが好ましい。ま
た、不活性雰囲気としては、窒素、アルゴン等が用いら
れる。このように、不活性雰囲気下で行うことにより、
反応中間体が酸素と化合して副生物が生じるのを防ぐこ
とができる。
電極材料には、金、白金などの貴金属のほかに酸化第二
インジウム、酸化第二スズなどをガラス表面に蒸着した
ガラス電極も用いられる。
支持電解質としては、テトラフルオロホウ酸テトラメチ
ルアンモニウム、テトラフルオロホウ酸テトラエチルア
ンモニウム、テトラフルオロホウ酸テトラ−n−ブチル
アンモニウム、テトラフルオロホウ酸リチウム、過塩素
酸テトラメチルアンモニウム、過塩素酸テトラエチルア
ンモニウム、過塩素酸テトラ−n−ブチルアモニウム、
過塩素酸リチウム、ヘキサフルオロリン酸テトラメチル
アンモニウム、ヘキサフルオロリン酸テトラ−n−ブチ
ルアンモニウム、ヘキサフルオロリン酸ナトリウム、ヘ
キサフルオロヒ素酸テトラ−n−ブチルアンモニウム、
ヘキサフルオロヒ素酸ナトリウム、硫酸、硫酸水素テト
ラメチルアンモニウム、硫酸水素テトラ−n−ブチルア
ンモニウム、トリフルオル酢酸ナトリウム、p−トルエ
ンスルホン酸テトラメチルアンモニウム、p−トルエン
スルホン酸テトラ−n−ブチルアンモニウムなどがあげ
られる。
前記(II)の化合物は、例えば、2−ブロムチオフェン
に金属マグネシウムを反応させグリニャール試薬をつく
り、これを、ジブロムナフタリンに加えて縮合させるこ
とにより合成される。
発明の効果 本発明の重合体は電解重合により陰イオンがドープされ
た状態で得られ、重合とドーピング過程が実質的に一段
階で行いうるという長所を有する。重合体の形状は電極
表面上に膜として形成され、膜厚は電解槽に通じた電気
量により調整できるので、成形加工工程を省略すること
が可能となる。ドーパントの除去は上で得られた陰イオ
ンがドープされた重合体にアンモニアを反応させ、電荷
を中和することにより容易に実施でき、中性状態の重合
体となる。また、電極上に形成された重合体を、支持電
解質の存在で負の電位をかけると、一度陰イオンが除去
された後、今度は陽イオンがドープされる。これに正の
電位をかけると、陽イオンの除去後、再び陰イオンがド
ープされる。このように、本発明の重合体は電極材料と
して好適に利用しうる。
本発明の重合体は、ドーピング状態、中性状態のそれぞ
れについて異なる色調を示し、表示材料としての応用が
可能である。
また、陰イオンをドープした重合体の電導度は10-3S/cm
から最大10-2S/cmを示し、空気中で安定であり、電磁波
シールド材、太陽電池などへも応用できる。
前記(I)の重合体は多くの溶媒に不溶であり、その重
合度は10-500である。
脱ドープした中性状態の重合体は絶縁体であるが、これ
に臭素、ヨウ素、三酸化イオウ、三フッ化ホウ素、五フ
ッ化アンチモンのような電子受容体を添加することによ
り、再び半導体としての性質をもたせることもできる。
実施例 次に、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
参考例1 窒素導入管、スターラー、コンデンサー付き200ml三頸
フラスコに、金属マグネシウム1.26g(52ミリモル)を
入れ、60℃に加熱し、窒素を流した。室温に戻した後、
リチウムアルミニウムハイドライドにより乾燥後蒸留し
たテトラヒドロフラン20mlと2−ブロムチオフェン7.82
g(48ミリモル)を加えると気泡が発生し、発熱した。
生じた褐色のグリニャール試薬は滴下ロートに移し、次
の反応に使用する。
別の窒素導入管、スターラー、コンデンサー付き200ml
三頸フラスコに、2,6−ジブロムナフタリン5.72g(20ミ
リモル)、ジクロロ[1,3−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)プロパン]ニッケル(II)22mg(0.04ミリモル)、
前述の処理をしたテトラヒドロフラン60mlを入れた。窒
素を流し、かくはんしながら、先のグリニャール試薬を
徐々に加えた。全量添加後、65℃に昇温し4時間かくは
んした。1N塩酸50mlを加え、生じた結晶を過、水洗し
た。飽和重炭酸ナトリウム水溶液40mlで洗浄後、再び水
洗し、80℃で1時間真空乾燥し、、2,6−ジ(2−チエ
ニル)ナフタリンを得た。クロロホルムから再結晶。収
量2.44g(42%)。融点258-259℃。
元素分析値 C18H12S2として 計算値(%) C 73.94 H 4.14 S 21.93 実測値(%) C 73.72 H 3.95 S 21.89 参考例2 参考例1において2,6−ジブロムナフタリンの代わりに
1,4−ジブロナフタリンを用いたほかは同様に操作を行
ない、1,4−ジ(2−チエニル)ナフタリンを得た。ヘ
キサンから再結晶。収量0.77g(13%)。融点95.4-95.0
℃。
元素分析値 C18H12S2として 計算値(%) C 73.94 H 4.14 S 21.93 実測値(%) C 73.39 H 4.06 S 21.65 実施例1 陰・陽両極にいずれも白金板(1×1=1cm2)を1cmの
間隔で取り付けた電解槽に、2,6−ジ(2−チエニル)
ナフタリン88mg(0.3ミリモル)、テトラフルオロホウ
酸テトラ−n−ブチルアンモニウム494mg(1.5ミリモ
ル)、ベンゾニトリル30mlを入れ溶解させた。アルゴン
を15分間吹き込んだ後、電流密度1mA/cm2、重合温度25
℃で15秒間電解重合を行うと、陽極上にテトラフルオロ
ホウ酸イオンがドープされた黒紫色フイルムが得られ
た。
実施例2 実施例1において、陽極として白金板の代わりにガラス
電極(1×2=2cm2)を用い、重合時間を2時間とし
たほかは、同様の操作を行うと、陽極上にテトラフルオ
ロホウ酸イオンがドープされた黒紫色フイルムが得ら
れ、その電導度は5.1×10-2S/cmを示した。
次に、これをアンモニア水2mlに浸漬し、水及びメタノ
ールで洗浄すると、ドーパントが除去された黒褐色フイ
ルム5.7mgが得られた。この重合体の赤外吸収スペクト
ルを図(a)に示す。この図から明らかなように、2,5
−ジ置換チオフェン環の存在を示す790-795cm-1のバン
ドが認められ、重合体の構造が全共役型であることを示
す。
実施例3 作用電極として実施例1で得られた白金板上のフイル
ム、対極として白金板(1×1=1cm2)、参照電極と
して銀電極を用い、0.1mol/lテトラフルオロホウ酸テト
ラ−n−ブチルアンモニウムのアセトニトリル溶液中で
サイクリックボルタモグラムを測定した。テトラフルオ
ロホウ酸イオンのドーピング及び脱ドーピングを示すピ
ーク電位が+0.86V及び+0.47Vに、それぞれ認められた
ほかに、テトラ−n−ブチルアンモニウムイオンのドー
ピング及び脱ドーピングを示すピーク電位が−2.40V及
び−2.07Vに、それぞれ認められた。これは、この重合
体がアニオンドーピングだけでなく、カチオンドーピン
グも可能であることを示している。
また、重合体の色については、電位が0V付近で黄色であ
ったものが、アニオンドーピングにより灰黒色に、カチ
オンドーピングにより黒色へと変化した。
実施例4 実施例2において、支持電解質として、テトラフルオロ
ホウ酸テトラ−n−ブチルアンモニウム494mg(1.5ミリ
モル)の代わりに過塩素酸テトラ−n−ブチルアンモニ
ウム512mg(1.5ミリモル)を用いたほかは、同様の操作
を行うと、陽極上に過塩素酸イオンがドープされた黒色
フイルムが得られ、その電導度は4.4×10-3S/cmを示し
た。
実施例5 実施例4において、溶媒としてベンゾニトリルの代わり
にニトロベンゼンを用いたほかは同様の操作を行うと、
陽極上に過塩素酸イオンがドープされた黒色フイルムが
得られ、その電導度は2.0×10-3S/cmを示した。
実施例6 実施例1において、2,6−ジ(2−チエニル)ナフタリ
ン88mg(0.3ミリモル)の代わりに1,4−ジ(2−チエニ
ル)ナフタリン175mg(0.6ミリモル)を用い、重合時間
を30秒としたほかは同様の操作を行うと、陽極上にテト
ラフルオロホウ酸イオンがドープされた緑色フイルムが
得られた。
実施例7 実施例6において、陽極として白金板の代わりにガラス
電極(1×2=2cm2)を用い、重合時間を2時間とし
たほかは、同様の操作を行うと、陽極上にテトラフルオ
ロホウ酸イオンがドープされた黒緑色フイルムが得ら
れ、その電導度は2.5×10-3S/cmを示した。
次に、これをアンモニア水2mlに浸漬し、水及びメタノ
ールで洗浄すると、ドーパントが除去された黒褐色フイ
ルム10.3mgが得られた。この重合体の赤外吸収スペクト
ルを図(b)に示す。この図から明らかなように、2,5
−ジ置換チオフェン環の存在を示す790-795cm-1のバン
ドが認められ、重合体の構造が全共役型であることを示
す。
実施例8 実施例3において、作用電極として実施例6で得られた
白金板上のフイルムを用いたほかは、同様の操作を行
い、サイクリックボルタモグラムを測定した。テトラフ
ルオロホウ酸イオンのドーピング及び脱ドーピングを示
す電位が+0.90V及び+0.57Vに、それぞれ認められたほ
かに、テトラ−n−ブチルアンモニウムイオンのドーピ
ング及び脱ドーピングを示すピーク電位が−2.02V及び
−2.02Vに、それぞれ認められた。また、重合体の色に
ついては、電位が0V付近で黄色であったものが、アニオ
ンドーピングにより緑色に、カチオンドーピングにより
灰黒色へと変化した。
【図面の簡単な説明】
図は実施例2[曲線(a)]及び実施例7[曲線
(b)]で得られた脱ドープした重合体の赤外吸収スペ
クトルを示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 (式中のチエニル基は同一ベンゼン環上、又は異なるベ
    ンゼン環上に存在する) で示される繰り返し単位から成る重合体及びこの重合体
    に陰イオンをドープさせて成る有機半導体。
  2. 【請求項2】陰イオンがテトラフルオロホウ酸イオン、
    過塩素酸イオン、ヘキサフルオロリン酸イオン、ヘキサ
    フルオロヒ素酸イオン、ヨウ素イオン、臭素イオン、塩
    素イオン、フッ素イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオ
    ン、トリフルオル酢酸イオン又はp−トルエンスルホン
    酸イオンである請求項1記載の有機半導体。
  3. 【請求項3】式 (式中のチエニル基は同一ベンゼン環上、又は異なるベ
    ンゼン環上に存在する) で示される2個のチオフェン環をもつナフタリン化合物
    を電解重合させることを特徴とする、式 (式中のチエニル基は前記と同じ意味をもつ) で示される繰り返し単位から成る重合体の製造方法。
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