JPH076937Y2 - サッカーゲーム器 - Google Patents

サッカーゲーム器

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JPH076937Y2
JPH076937Y2 JP5346292U JP5346292U JPH076937Y2 JP H076937 Y2 JPH076937 Y2 JP H076937Y2 JP 5346292 U JP5346292 U JP 5346292U JP 5346292 U JP5346292 U JP 5346292U JP H076937 Y2 JPH076937 Y2 JP H076937Y2
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秀司 八亀
弘子 梅津
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秀司 八亀
弘子 梅津
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、サッカーゲームに関
し、より詳しくはゲーム盤上にフィールドを設け、この
フィールドで実際のサッカーと同数のフィールドプレー
ヤーとゴールキーパーとスローイングマンを模した駒に
より、一個のボールを追ってプレーするサッカーゲーム
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サッカーは広い野外の競技場において、
各々11名の競技者2チームにより、一個のボールを追
って相手方のゴールに入れるようにして競う豪快なスポ
ーツであるが、一方従来このスポーツを室内でゲームと
して楽しむために、テレビゲームが用いられ、ブラウン
管の画面上で競われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記従来のブ
ラウン管の画面上で競う場合は、フィールドプレーヤー
を含むすべての動きが平面的であり、臨場感がなく、従
って迫力に欠けるという問題点があった。
【0004】本考案は、このような問題点を解決するこ
とを目的とするサッカーゲーム器を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、長方形のゲー
ム盤と、このゲーム盤上のフィールドでプレーする複数
の駒と、ゴール、ボールとからなるサッカーゲーム器で
あって、前記フィールドは、前記ゲーム盤上に線引きさ
れた長辺のタッチラインと短辺のゴールラインに囲ま
れ、且つ前記駒の位置を示す多数のマス目とを有すると
共に、前記フィールド中央には、センタースポットと、
このセンタースポットを中心とするセンターサークル
と、前記センタースポットを通り前記タッチラインおよ
びフィールドを2分するハーフウェイラインとを有し、
前記フィールドの両ゴールライン側には、夫々キーパー
エリアとそのキーパーエリアを囲むゴールエリアと、更
にそのゴールエリアを囲むペナルティエリアとを有する
と共に、前記フィールドの4隅にはコーナーエリアを、
また前記ペナルティエリア内にはペナルティマークを夫
々設けて形成され、前記プレーする駒は、複数のフィー
ルドプレーヤーとゴールキーパーとスローイングマンと
から成り、前記フィールドプレーヤーは、蹴り足が固定
足に対し、前後方向に回動自在に取付けられると共に、
夫々蹴り足はつま先付近の形状が異なる複数種の足のい
ずれかを有して形成され、前記ゴールキーパーは、両腕
が回動自在であると共に、背後に操作用のスティックが
固着されて形成され、前記スローイングマンは、回動自
在な両腕の上方部にボールを載置する載置板を固定して
形成されるという手段を採用することにより、上記問題
点を解決した。
【0006】
【作用】上記構成より成る本考案によれば、駒であるフ
ィールドプレーヤーは、操作者が手で持ってフィールド
のマス目に置き、ルールに従って他のマス目に移動す
る。また、ボールは、操作者がフィールドプレーヤーの
上部を後に引き弾くことによってキックされる。ゴール
キーパーは、キーパーエリアに置かれ、背後に取付けら
れた長めのスティックで操作される。スローイングマン
は、腕を後に引き弾くことによって、載置板に載せたボ
ールを前方に飛ばす。
【0007】
【実施例】図1は、本考案の実施の一例を示すゲーム盤
の平面図、図2は同側面図であり、ゲーム盤1は長方形
状のプラスチック等の板2の表面にゴム板、人工芝や布
等のシート材3を貼って構成されるが、前記シート材3
は、特に限定する必要はないが、好ましくはボールが滑
らないように短く起毛された布を用いることが推奨され
る。前記ゲーム盤1上には、長辺のタッチライン4と短
辺のゴールライン5とで囲まれたフィールド6を有す
る。このフィールド6は、駒の位置を示すために夫々長
辺が24個、短辺が16個の正方形のマス目7となるよ
うに区切られた薄い線で表示されている。前記フィール
ド6の中央には、センタースポット8と、そのセンター
スポット8を中心として描かれたセンターサークル9と
があり、またこのセンタースポット8を通り、前記タッ
チライン4およびフィールド6を2分する中心線である
ハーフウェイライン10が設けられている。更に、前記
フィールド6の両ゴールライン5側には、夫々キーパー
エリア11と、そのキーパーエリア11を囲むゴールエ
リア12と、そのゴールエリア12を更に囲むペナルテ
ィエリア13とを有する。また、前記フィールド6の4
隅には、夫々コーナーエリア14が設けられていると共
に、ペナルティエリア13内にはペナルティマーク13
aが設けられている。キーパーエリア11のゴールライ
ン5上には、ゴールポスト15aにゴールネット15b
を張設したゴール15が載置されている。前記ゲーム盤
1は、持運びに便利なように折り畳み構造としてもよ
く、また把手(図示せず)をつけてもよい。更に好まし
くはフィールド6から所定間隔を有して、ゲーム盤1上
の四側にはボールBが散逸するのを防止する散逸防止ネ
ット16を取付けることが推奨される。
【0008】図3は、フィールドプレーヤーの正面図、
図4は同側面図であり、前記フィールド6上でプレーす
る駒のうちの、フィールドプレーヤーに扮する駒17
(以下単にフィールドプレーヤー17という)であり、
このフィールドプレーヤー17の数は、10個ずつ2チ
ーム分で20個用意され、チーム別に色分けされる。こ
のフィールドプレーヤー17は、胴部17aの下方に一
体に固定された蹴り足17bが、前記胴部17aを支え
る台板17cに固定された固定足17dに対し、胴部1
7aと固定足17dに内設された軸17eを介して、前
後方向に回動自在に取付けられている。前記蹴り足17
bの下面は台板17cより稍上方位置に浮いて配設され
る。前記固定足17dの腰部にはつまみ17fが突設さ
れており、このつまみ17fを親指と人差し指で持って
からゲーム盤1上に押え付け、他の片方の人差し指また
は中指で、フィールドプレーヤー17の上部を後方に引
き弾くと、本体17aと一体の蹴り足17bが前記軸1
7eを中心に前方側へ回動しボールBを前方に蹴ること
ができるものである。この蹴り足17bは、図では右利
きの者を表しているが、必要に応じて左利きの者を用い
てもよい。また、ボールBは安全性を考慮してコルク製
のものを用いることが推奨される。
【0009】図5〜図8は、前記フィールドプレーヤー
17のボールBをキックする足先の形状の種類を示した
ものであり、足先形状は、特に限定する必要はないが好
ましくは図5〜図8に示すa・b・c・dの4種類とす
ることが推奨される。図5に示す足先形状aは、つま先
が急傾斜しているが甲部がないところに形状の特徴があ
る。そして、この足先形状aからキックによって得られ
る得意玉は、ライナーとゴロである。図6に示す足先形
状bは、つま先の傾斜が前記足先形状aと同じく急傾斜
しているが、短い甲部が連設されている点が前記足先形
状aと異なる。そして、この足先形状bからキックによ
って得られる得意玉は、センタリング(浮き玉)とライ
ナーである。図7に示す足先形状cは、つま先の傾斜が
緩かで、甲部がない形状になっている。そして、この足
先形状cからキックによって得られる得意玉は、センタ
リングとロビング(緩い浮き玉)である。図8に示す足
先形状dは、つま先の傾斜が急角度で、長い甲部が連設
されている。そして、この足先形状dからキックによっ
て得られる得意玉は、ライナーとゴロとセンタリングと
ロビングとの多彩にわたるものである。
【0010】図9は、ゴールキーパーの正面図、図10
は同側面図であり、ゴールキーパーに扮する駒18(以
下単にゴールキーパー18という)が2チームで2個設
けられる。このゴールキーパー18は、台板18a上に
固定され、且つ背部に長めのステック18bが突設され
ており、更に両腕18cは胴部を貫通した軸18dによ
り連結されて前後方向に回動自在であると共に、胴部前
面において両腕18cを連結杆18eで連結し、更に胴
部前面にはスポンジ等より成るクッション材18fが配
設されていて、ボールBを相手方がキックしてゴールキ
ーパー18に当たっても、衝撃を吸収できるよう配慮さ
れている。そして、前記長めのステック18bの先を持
って、ゴールネット15bの下方からゴールキーパー1
8をキーパーエリア11内に差し入れ、ゴールキーパー
18の動作をゴールネット15bの背部から手動で行
い、相手のボールを妨害することができる。また、この
ステック18bを回すことによって、両腕18cを上下
に動かしたり、体を斜めや横に変化させることもでき
る。ゴールキーパー18もチーム別に色分けされる。
【0011】図11は、スローイングマンの正面図、図
12は同側面図であり、スローイングマンに扮する駒1
9(以下単にスローイングマン19という)は、2チー
ムで2個が用意される。このスローイングマン19は、
台板19a上に固定された本体19bに胴部を貫通した
軸19cに連結されて上方へ押し上げられた腕19d,
19eが、前記軸19cを中心として回動自在に軸支さ
れると共に、前記一方の腕19dは下方へ延長されて操
作腕19fが連設され、且つ前記腕19d,19eの上
方部には中央にボールBの下面を載置できる孔19g
と、下端にボールBの落下を防止する突条19hを横方
向に突設して形成されたボール載置板19iが固定さ
れ、更に本体19bの胴部の軸19cの両側背部には夫
々前記腕19d,19eに当接して、その後方移動と前
方移動を阻止するストッパー19jが突設され、且つ前
記腕19d,19eは不使用時はボール載置板19iの
重量により後方傾めに傾斜してストッパー19jに当接
保持されるよう形成されている。ボールBをフィールド
6内にスローイングするときは、ボール載置板19iの
孔19gにボールBを載置し、軸19cを介して操作腕
19fを後方へ引き弾くと、前記ボールBは前方に投げ
られる。このとき、両腕19d,19eの前方移動はス
トッパー19jによって、前記腕19d,19eをほぼ
真上にあげた位置で停止する。スローイングマン19も
チーム別に色分けされる。
【0012】次ぎに上記構成のサッカーゲーム器におけ
るゲームプレーについて説明する。本考案のサッカーゲ
ームの設定ルールはよりエキサイティングなプレーを楽
しむよう、攻撃側を優先にルール設定されている。ゲー
ムの性質は、双方が随時自分のチームの駒を戦略的に移
動しながら、駒自身でリアルタイムにボールを蹴って行
う。
【0013】《サッカーゲームの設定ルール》攻・守の
区別は、ボールを蹴る側(またはスローイングする側)
が常に攻撃となり、蹴らない側が守備となる。従ってゲ
ームを始める時にキックオフ(ボール)を取ったチーム
がスタート時の攻撃側となる。ゲームがスタート(キッ
クオフ)した時点からのフィールドプレーは、すべてボ
ール(ボールの止まった地点)を中心にゲーム展開す
る。ゲームの進行は、ボールが止まった地点からの1蹴
りが1回のプレーとなり、パスが通っている限り攻・守
の交代はない。蹴ったボールがパス不成功またはボール
が各ライン(ゴール・タッチ)を越えた時点で攻・守が
交代となる。実際のサッカーと同様に、ゴールインした
場合は再びハーフウェイから行い、敵のボール(攻・守
交代)となる。駒の移動は、1プレー(1蹴り)毎に双
方が随時行い、攻撃側と守備側は夫々3駒(3人)まで
を規定ルール内でフィールドのマス上を自在に動かせ
る。ゲーム中の駒の移動に当たっては、必ず守備側から
先に移動を行い、攻撃側は守備側の移動した位置(守備
体形)を見定めてから移動を行ってボールを蹴る。攻・
守の区別はゲーム進行上による設定のため、移動に当た
っては攻守の移動は必ずしも攻撃や守備だけを目的とし
た移動または配置を行う必要はない。移動または配置を
行うときは次に行うプレーを考慮しながら行う。ゲーム
中、攻撃側はパス不成功または各ラインを越えた時点で
守備側となるので、攻撃(ボールを蹴り終わった側)を
した側はすぐに次のプレーに対しての駒の移動を行う。
【0014】《ゲームの始め方》ゲームを始める時は、
チームの選択、キックオフまたはエンドを決めてからゲ
ームをスタートする。チームを決める。コインの表裏
を選び、コインをトスして勝った人が好きなチームを選
ぶ。各チームキャプテン(CP)を一人決め、キャプテ
ンマークを付ける。キックオフ(ゲームをスタートま
たは再開時に必ずセンタースポットから行うプレー)と
エンドの選択もう一度コインをトスして、勝ったチーム
がエンドまたはキックオフのどちらかを選ぶ。フォー
メーション(攻撃・守備体系)をつくる双方のチームは
選んだエンド内に11駒(10駒+ゴールキーパー)の
プレーヤーを配置のルールに従って好きな位置に置く
(スローイングマンはフィールド外に置く)。但し、キ
ックオフするチームのプレーヤー2駒以外は、センター
サークル内には入れない。試合時間試合時間は前半4
5分、休憩5分(ハーフタイム)、後半45分の合計9
0分間で戦う。ボールをセンタースポットに置き、タイ
マーをセットしてキックオフが始まる。キックオフによ
って始まるゲーム進行の流れを、流れ図で示せば図13
の通りである。
【0015】《基本ルール》「駒の配置」は1マスに1
駒(プレーヤー)しか配置できない。自分のチームの駒
同士は、図14のように縦・横に並べて配置できず、図
15に示すように必ず1マス以上あけて配置する。斜め
はボールが通る間隔をあければ配置できる。図16はボ
ールが通らず、このような配置はできず、図17のよう
な配置にしなければならない。相手(敵)チームの駒の
縦・横・斜めには並べて配置できるが、このときボール
が通る間隔はあけなければならず、図18、図19のよ
うな配置にしなければならない。なお、図18の場合の
ような駒の配置でもボールは通過できる。ボールを蹴る
相手チームの駒の縦・横・斜めには並べて配置できな
い。この場合ボールのある駒を中心に1マス以上開け
る。但し、もともとその場所(図20の斜線内)に配置
されていた場合はそのまま配置して置けるが、動かすと
きは上記のルールに従わなければならない。
【0016】《駒の移動》1プレー(1蹴り)毎に守備
側から行い、守備側と攻撃側は夫々3駒(3人)まで
を、ルールに従い移動する。ボールを蹴る(キッカー)
駒は移動の3駒には含まれない。一度手放した駒は次に
移動を行うまで、駒に触れることはできない。攻撃側と
守備側の駒の移動範囲は異なる。ボールを蹴る(キッ
カー)駒の移動・配置[移動]ボールを蹴る(キッカ
ー)駒は、ボールの止まった地点まで移動する。1プレ
ー(1蹴り)終了後、ボールが止まった(フィールド
内)時点でパス成功または攻・守交代が決まり、その時
攻撃側に決まったチームのボールに1番近い駒が次ぎの
キッカーとなる。1プレー(1蹴り)終了後、ボールが
どちらのチームの駒にも触れずにフィールド内に止まっ
た場合は、ボールから1番近くに配置されていたチーム
の駒が次のキッカーとなる(遠近の判定はボールが止ま
った地点からマスを数える)。但し、双方の駒が同じ距
離に配置されていた場合は攻撃していた側のボールとな
る(攻撃側の優先)。[配置]ボールを蹴り終えた駒
は、ボールを蹴った地点(ボールの止まっていたマス)
に配置(マス内での位置、角度は自由)するが、次の1
プレーに対しての移動はできない。但し、その位置でパ
スを受けることはできる。
【0017】マスの移動[守備側(ボールを蹴らない
側)の時の移動]1駒につき、移動したい駒を中心に縦
・横は3マス、斜めは2マスの範囲で移動ができる(図
21の斜線内)。[攻撃側(ボールを蹴る側)の時の移
動]1駒につき、移動したい駒を中心に縦・横は5マ
ス、斜めは3マスの範囲で移動ができる(図22の斜線
内)。但し、キャプテン(CP)マークを付けた駒はど
んな状況(守・攻)でも配置していた位置を中心に、縦
・横は5マス、斜めは3マスの範囲で移動できる。
【0018】マス内の移動・角度の変化配置されてい
たマス内での、移動または角度の変化も「移動」の3駒
(3人)に含まれる。配置のルール内であれば、マス内
の移動・角度の変化は自由であり、図23の矢印方向へ
の移動および図24に示すように左側のマスの配置から
右側のマスの配置への角度の変化が自由にできる。
【0019】トラップ早いパスボールなどを受けるた
めに、図25に示すように移動して配置した駒の足を駒
の台板17cからかかとがはみ出さない範囲までは開い
ておくことができる。但し、ペナルティエリア内(ゴー
ルエリア内も含む)でのトラップポーズは攻、守のどち
らもできず、また配置されていた駒をトラップポーズに
する場合も、マス内での移動、角度の変化と同様に移動
する3駒に含まれる。更に、フォーメーションからのト
ラップポーズはできない。
【0020】《パスの成立と攻・守の交代》図26に示
すように最低2マス以上(縦・横・斜め)の間隔があい
ていなければパスはできない。〈次の場合はパスが成立
(攻撃側はプレー続行)〉蹴ったボールが目標の自軍
の駒に当たった場合。蹴ったボールが最終的に自軍の
駒に当たった場合。蹴ったボールがどの駒にも当たら
なくても、フィールド内に止まったボールの地点から一
番近くに自軍の駒があった場合。蹴ったボールが相手
の駒に当たり、タッチラインまたはゴールラインを越え
た場合。〈次の場合はパスが不成立(攻・守の交代)〉
蹴ったボールが直接相手の駒に当たった場合。蹴っ
たボールが最終的に相手の駒に当たった場合。蹴った
ボールがどの駒にも当たらず、フィールド内に止まり、
ボールが止まった地点から一番近くに相手の駒が配置し
てあった場合。蹴ったボールが自分の駒に当たるかま
たはどの駒にも当たらず、タッチラインまたはゴールラ
インを越えた場合。反則を犯した場合。
【0021】《得点(ゴールイン)》実際のサッカーと
同様に、図27に示すようにボールが両ポスト間とクロ
スバーの下にあり、ボールがゴールラインを完全に越え
た場合にゴールインとなって1得点が記録される。図2
7のポストを完全に越えていない右側の2つのボールは
ノーゴールで、またポストを完全に越えている左側の2
つのボールはゴールインとなる。尚、本考案サッカーゲ
ーム独特のルールとして、シュートを行った地点によっ
てはゴールインとは認められないことがある。すなわ
ち、図28に示すように、ハーフウェイの手前(自軍フ
ィールド)からの直接ゴール、または間接ゴールはいか
なる場合にもゴールインとは認められないが、図29に
示すセンターライン上からの直接ゴール、または間接ゴ
ールはゴールインと認められる。
【0022】《ゴールキーパー》ゴールキーパーの移動
は通常の駒の移動の数には含まれない(ゴールキーパー
は必要とする時点でいつでも使用できる)。移動範囲
は、ゴールエリア内とするが、シュートを防ぐ時にセー
ビング等の動作でゴールエリアから手・足・体が出ても
反則にはならない。ゴールエリア内に止まったボールま
たは止めたボールは、いかなる場合でもキーパーのボー
ルとなる。ゴールエリア内に配置されていた相手の駒に
ボールが触れて止まった場合でもキーパーボールとな
る。ゴールキックは通常の駒で行う。ゴールエリア内に
止まったボールまたは止めたボールは、ゴールキック
(ゴールラインを越えたときに行うキック)とする。
【0023】〈ゴールキーパーがボールを弾いた場合〉
弾いたボールがゴールエリアをでた場合ゴールキーパ
ーが弾いたボールがどの駒にも触れなかったり、または
ボールを弾いたキーパー側の駒に触れてペナルティエリ
ア内に止まったときは、ボールを弾いたキーパー側のチ
ームのボールとなる(ボールが止まった地点から一番近
い自軍の駒がキッカーとなる)。ゴールキーパーが弾い
たボールが相手の駒に触れてペナルティエリア内に止ま
ったときは、相手のチームのボールとなる(ボールが止
まった地点から一番近い相手の駒がキッカーとなる)。
弾いたボールがペナルティエリアを出た場合ゴールキ
ーパーの弾いたボールがどの駒にも触れずに、ペナルテ
ィエリアを出た場合は、ボールが止まった地点に一番近
い駒のチームのボールとなる。但し、ボールがどちらか
の駒に触れた場合は、そのまま通常プレーを続行する。
【0024】〈ゴールキーパーの反則〉相手チームのセ
ンタリングやパスしたボールが、ゴール前に配置されて
いる相手の駒に当たる前にゴールキーパーがその駒を倒
したりした場合は、ファールチャージまたはトリッピン
グの反則となり、「PK」となる。また、図30に示す
ように、ゴールエリア内に配置されている相手の駒を、
さえぎるような動作はできない。
【0025】《スローイング》実際のサッカーと同様
に、フィールド内のボールがタッチラインを完全に越え
た時に行い、そのボールに最後に触れた駒の相手チーム
がボールをフィールド内に投げ込んで(スローイン)プ
レーを再開する。スローイングはタッチラインをボール
が越えた地点から行う。スローイングは別駒のスローイ
ングマンを使って行う。スローイング時のプレーの進行
は通常の1プレーと同様に攻守3つ間での駒を移動させ
てからスローインする。この時は別駒のスローイングマ
ンを使うため、攻撃側は蹴る駒の移動はない。スローイ
ングからの直接のゴールは認められず、得点にはならな
い。スローイングから直接(どちらの駒にも当たらず)
相手のゴールに入ってしまった場合は、相手チームのゴ
ールキックとなる。スローイングから直接(どちらの駒
にも当たらず)自分のゴールに入ってしまった場合は、
相手チームのコーナーキックとなる。
【0026】《キックオフ》キックオフ時の駒のポジシ
ョンは実際のサッカーと同様である。キックオフは、ゲ
ームスタートまたは再開時(ゴールイン後・後半のスタ
ート)に必ずセンタースポットから下記のルールに従っ
て行わなければならない。
【0027】〈配置〉図31に示すように、キックオフ
を行う側はセンターサークル内に2つまでの駒を配置で
き、キックオフ時に限っては並列して配置できる。キッ
クオフ時に守備側はセンターサークル内に駒を配置でき
ない。キックオフ時の攻・守の移動はない(キックオフ
成立後から通常プレーが始まる。)
【0028】〈キックオフのやり方〉センターサークル
内に配置した左右の駒のどちらかで蹴る。例えば、図3
2で示すように左側の駒で蹴る場合は相手のサークルの
右斜め上の1マス目に蹴り込み、ボールがマス内に止ま
った地点から右側に配置して置いた駒で通常プレー(1
プレー)を開始する。右側で蹴る場合はその逆になる。
実際のサッカーと同様にキックオフ時の最初の1蹴りは
ボールに触れるだけでもよい。ゴールイン後のキックオ
フも同様に行う。キックオフのボールを蹴り終えた駒
は、最初に配置していたマスに置く(配置場所は自
由)。
【0029】《ゴールキック》実際のサッカーと同様に
蹴ったボールが、最後に攻撃側の駒に触れ、守備側のゴ
ールラインを越えた時(ゴールインは除く)は、守備側
のチームのゴールキックとなる(攻・守の交代)。蹴っ
たボールが、最後に守備側の駒に触れ、攻撃側のゴール
ラインを越えた時(ゴールインまたは自殺点は除く)
は、攻撃側のチームのゴールキックとなる(攻撃側の続
行)。ゴールキックは、通常の駒で行い、ボールを蹴る
駒(ゴールキックを行う駒)はペナルティエリア(ゴー
ルエリアも含む)内に配置されていた駒であれば、どの
駒で蹴っても構わない。但し、ペナルティエリア(ゴー
ルエリアも含む)内に配置されていなかった場合は、ゴ
ールキックを行う地点から一番近くに配置されていた駒
を使わなければならない。ゴールキックの時、守備側は
ペナルティエリア内に移動および配置はできない。ま
た、ペナルティエリア内に配置されていた駒は後述のル
ールに従って実際のサッカーと同様にペナルティエリア
外に移動しなくてはならない。ゴールキックからの直接
および間接ゴールは認められない。ゴールキック後に
「ノータッチボール」の反則がある。
【0030】〈ゴールキックを行う位置〉図33に示す
ように、ゴールの中心から右側のゴールラインを越えた
場合は右側のゴールエリアラインから行い、左側のゴー
ルラインを越えた場合は左側のゴールエリアラインから
行う。
【0031】〈ゴールキックを終えた駒の配置〉図34
に示すように、ゴールキックを行った駒はボールを蹴っ
た地点(ゴールキックを行った地点)の下の鍵マス(3
/4マス)に配置する。この場合においても、「ボール
を蹴った駒(キッカー)の配置」と同様に、次の1プレ
ーに対しての「移動」はできない。
【0032】〈ペナルティエリア(ゴールエリア含む)
内に配置されていた駒について〉図35の左側の配置図
に示すように、ゴールキックを行う以前にペナルティエ
リア(ゴールエリア含む)内に配置されていた駒は、図
35の右側の配置図に示すように、ペナルティエリアの
外の1マス目(図に示されている斜線内ならば何処の位
置でも可能)に「配置のルール」に従って配置しなけれ
ばならない。但し、この配置に対しての移動は次に行う
プレー(ゴールキック)に移動には含まれず、ペナルテ
ィエリア外への配置が終了した後に改めて守備側の移動
を行う。
【0033】〈ゴールキック後の「ノータッチボール」
ルールについて〉ゴールキックのボールがフィールド内
のどの駒にも触れずに、相手側のゴールラインを越えた
場合は「ノータッチボール」となり、次のプレーは相手
側のゴールキックではなく、ノータッチボールの罰則と
して相手側は無条件でセンタースポットから次のプレー
を行える。その時、このプレーに対してのキッカーはセ
ンタースポットに一番近い駒が行う。ボールを蹴り終え
た駒はセンタースポットを中心とした4つのマス(セン
ターサークル内)の何処にでも配置できる。
【0034】《コーナーキック》実際のサッカーと同様
に守備側の駒がボールに最後に触れて、ボールが守備側
のゴールラインを越えた場合に行う。コーナーキックは
どの駒で蹴っても構わない。コーナーキック時に限って
通常とは違う配置と移動のルールがある。コーナーキッ
ク時には通常の駒の移動はない。コーナーキック後に5
バックルール(エキストラルール)が適用されることが
ある。蹴る場所ゴールラインをボールが越えた地点か
ら近い方の左右のコーナーエリアから行う。コーナー
キックを蹴る駒コーナーキックを蹴る駒についてはフィ
ールド内に配置されている駒であればどこの場所(配置
場所)からでも無条件でコーナーサークルに移動ができ
る。コーナーキック時の配置攻撃側、守備側の双方は
何処の位置からでも無条件で4つまでの駒をペナルティ
エリア内に配置できる。但し、配置順は通常通り守備側
から行い、「配置のルール」に従う(攻撃側のキッカー
は4つまで配置できる数には入らない)。守備側はボー
ルのコースをさえぎる位置に配置をし、攻撃側はボール
を合わせる位置に配置する(図36参照)コーナーキ
ックを蹴り終えた駒の配置コーナーキックを蹴り終えた
駒は、コーナーサークルのあるマスに配置する(図37
参照)コーナーキックのボールがフィールド内に残っ
た場合蹴ったボールがゴールエリア内に配置されていた
駒に触れてゴールエリア内に止まったときはすべてキー
パーボール(ゴールキック)となる。蹴ったボールがペ
ナルティエリア内の自軍の駒に触れた場合はそのまま通
常プレーを続行する。蹴ったボールがどの駒にも触れ
ず、フィールド内(ペナルティエリア内を含む)にボー
ルが止まった場合は、ボールが止まった地点から一番近
くに配置されていた駒のチームが次のプレー(通常プレ
ー)を続行する。
【0035】《5バックルール》5バックルールは、コ
ーナーキックを失敗した時点(攻・守の交代)でいち早
く守備位置に戻ることができるよう、コーナーキックを
行った側にだけ適用される。5バックルールは、コーナ
ーキックを蹴った駒とコーナーキック時にペナルティエ
リア内へ配置した攻撃側の4つの駒に対して適用され
る。5バックルールでは、図38の左側移動方向図で示
すように、コーナーキックを行った駒を必ず含む4つま
での駒を、縦、横5マス、斜め3マスまで(攻撃側と同
じマス)の移動ができ、図38の右側の配置図で示すよ
うに、配置することができる。
【0036】〈5バックルールが適用される場合〉蹴っ
たボールがタッチラインを越えて相手ボール(敵のスロ
ーイン)になった時。蹴ったボールがインプレー内で相
手ボール(敵ボール)になり、通常のプレーを続行する
時。コーナーキック後、以上のような攻守の交代が起き
て守備側となったとき、通常時の守備側の移動数ではな
く、このルールに該当する駒に限っては攻撃時と同じ数
の移動ができる。しかし、ゴールキックの場合には5バ
ックルールの適用はない。
【0037】《オフサイド》実際のサッカーでは、プレ
ーに干渉しない限りオフサイドポジションに選手がいて
も反則にはならないが、本考案サッカーゲームのルール
ではオフサイドポジションへの駒の移動、配置がオフサ
イドとなり、相手側の最後方の駒より後方には移動でき
ない。相手側のエンド内では、相手の最後方の駒の後方
に自軍の駒を移動・配置できない。コーナーキックを行
うときには、オフサイドはない。但し、コーナーキック
終了後の次のプレーの進行によってはオフサイドとなる
ことがある。瞬間的に駒を移動させて、相手チームにオ
フサイドを誘発することもできる。
【0038】〈オフサイドトラップ〉図39に示すよう
に、最後方の駒の並列マス(斜線で示す横のマスライ
ン)内であればマスのどの位置に配置してもオフサイド
にならない。
【0039】〈オフサイドの誘発〉オフサイドの誘発
(オフサイドトラップ)とは、攻守に係わらず、最前線
に配置されている相手の駒を自軍の駒の移動によって戦
略的に妨害をする行為をいう。ゲーム中、例えば図40
の上段の移動方向図に示すように、守備側の駒が移動し
て、戦術的にオフサイドを誘発した場合は、オフサイド
を誘発したチームは必ず相手チームに「オフサイド」と
コールしてオフサイドに位置する駒を相手に指示する。
その時、相手チームがオフサイドとなる駒を確認したな
らば、オフサイドを誘発したチームが、図40の下段左
側の移動方向図に示すように、その駒の縦マスの延長上
にある、最後方の自軍の駒(最終バックライン)の並列
マス(横のマスライン)まで戻し、図40の下段右側の
配置図に示すように、駒は戻したマスの中央に配置す
る。但し、図41の上段の移動方向図に示すように、守
備側の駒が移動して、複数の駒がオフサイドの反則にな
ったとき、戻された横マス上で駒同士が並列してしまう
場合がある。この時は相手チーム(オフサイドを誘発し
た側)に確認を取った上で、図41の下段左側の移動方
向図に示すように、攻撃側の駒を1マスあけた左右のマ
スに移動し、図41の下段右側の配置図に示すように、
駒を配置する。
【0040】《ペナルティキック》自軍の陣地のペナル
ティエリア内での反則はすべて「PK」となる。PKは
ペナルティマークにボールを制止させて行う。PK時に
は、ペナルティエリア内に配置されていた駒をすべてペ
ナルティエリア外に配置する(ゴールキック同様)。
【0041】〈PKからのインプレー〉ボールをゴール
キーパーまたはゴールポストが弾いた場合キーパーまた
はゴールポストが弾いたボールがペナルティエリアをで
た場合については、ボールが止まった地点に1番近い駒
のチームのボールとなってプレー続行となるが、どの駒
にも触れず、ペナルティエリア内に止まった時はボール
が止まった地点に1番近い守備側(ゴールキーパー側)
の駒のボールとなる。
【0042】〈PK合戦〉同点でゲームを終了して、勝
敗をつける時に行う。PK合戦はどちらかのエンドを決
め、双方好きな駒を5つ選び出し、「ペナルティマー
ク」から交互に蹴って行う。但し、5つの駒で勝敗が決
まらない場合は、引き続き1人(1駒)ずつを交互に蹴
って(サドンデス)勝敗を決める。
【0043】《ゲーム中での反則》ボールを蹴る時また
は蹴った時に、相手の駒を倒した場合は「キッキング・
ファールチャージ・トリッピング」の反則となるが、自
軍の駒を倒しても反則にはならない。蹴ったボールが自
軍の駒または相手の駒に当たって跳ね返り、再びボール
が手に持っていた駒または自分の手に当たった場合は
「ハンドリング」の反則となる。フィールド内(ペナル
ティエリア内を除く)での反則は、ボールを蹴った地点
からすべて「フリーキック」となり、相手のフィールド
内での相手の反則に限っては直接ゴールを狙える。ハー
フウェイラインより手前(自軍フィールド内)での相手
の反則については、ゲームルールに従って直接ゴールま
たは間接ゴールは認められない。ペナルティエリア内の
守備側の反則は、すべて「PK」となる。ゲーム内での
反則は、2回までを「イエローカード」とし、3回目は
「レッドカード」として駒を1つ退場させなければなら
ない。退場させる駒は自由に選べる。
【0044】〈反則に対してのフリーキック・罰則〉反
則を犯した場合、反則が発生した時点でその1プレー
(1蹴り)は無効となり、無効となった1プレーの地点
から反則を受けたチーム(その場で攻守の交代となっ
て)はその場からフリーキックを行う。この時、反則を
犯したチームへの罰則として、フリーキックに対しての
駒の移動はできない。また、図42の左側の移動方向図
に示すように、ボールの地点(フリーキックの地点)の
周囲2マス以内にいる駒をすべて(反則を犯した駒を含
む)図42の右側の配置図に示すように、2マス以上あ
けた地点に移動しなければならない。
【0045】《本考案サッカーゲーム独特の反則事項》
ハーフウェイラインの手前(自軍フィールド内)からの
直接ゴールまたは間接ゴールはいかなる場合にも認めら
れない。スローイングの直接ゴールは認められない。ゴ
ールキックからの直接ゴールまたは間接ゴールはいかな
る場合にも認められない。ゴールキックのボールがフィ
ールド内のどの駒にも触れずに、相手側のゴールライン
を越えた場合は「ノータッチボール」となり、次のプレ
ーは相手側のゴールキックではなく、ノータッチボール
の罰則として相手側は無条件でセンタースポットから次
のプレーを行える。その時のプレーのキッカーはセンタ
ースポットに一番近い駒が行う。
【0046】以上、実施例について説明したように、本
考案は盤上のフィールドでプレーするサッカーゲーム器
であって、駒よりなるフィールドプレーヤーとゴールキ
ーパーとスローイングマンが、ルールに従ってボールを
追って得点を競うことができるものであり、前記駒によ
る立体的な動きによって臨場感が得られるものである。
【0047】
【考案の効果】以上、本考案によれば、フィールドプレ
ーヤー、ゴールキーパー、スローイングマンを駒で製作
し、フィールド上で夫々独特の動作をするようにしたの
で、立体的に、且つ臨場感を持ってサッカースポーツと
同じようにサッカーゲームを楽しむことができる。ま
た、フィールド上にマス目を設けたので、駒の位置を明
確に特定でき、ルールに従ってプレーしやすい等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案サッカーゲーム器を構成するゲーム盤の
平面図である。
【図2】本考案サッカーゲーム器を構成するゲーム盤の
縦断面図である。
【図3】本考案サッカーゲーム器を構成するフィールド
プレーヤーの正面図である。
【図4】本考案サッカーゲーム器を構成するフィールド
プレーヤーの側面図である。
【図5】本考案サッカーゲーム器を構成するフィールド
プレーヤーの足先の形状を示す側面図である。
【図6】本考案サッカーゲーム器を構成するフィールド
プレーヤーの足先の形状を示す側面図である。
【図7】本考案サッカーゲーム器を構成するフィールド
プレーヤーの足先の形状を示す側面図である。
【図8】本考案サッカーゲーム器を構成するフィールド
プレーヤーの足先の形状を示す側面図である。
【図9】本考案サッカーゲーム器を構成するゴールキー
パーの正面図である。
【図10】本考案サッカーゲーム器を構成するゴールキ
ーパーの側面図である。
【図11】本考案サッカーゲーム器を構成するスローイ
ングマンの正面図である。
【図12】本考案サッカーゲーム器を構成するスローイ
ングマンの側面図である。
【図13】本考案サッカーゲーム器におけるゲーム進行
の流れ図である。
【図14】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図15】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図16】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図17】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図18】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図19】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図20】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図21】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図22】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図23】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図24】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図25】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図26】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図27】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図28】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図29】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図30】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図31】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図32】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図33】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図34】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図35】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図36】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図37】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図38】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図39】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図40】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図41】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【図42】本考案サッカーゲーム器におけるルール説明
図である。
【符号の説明】
1 ゲーム盤、 5 ゴールライン、 6 フィール
ド、 7 マス目、 8センタースポット、 9 セン
ターサークル、 10 ハーフウェイライン、11 キ
ーパーエリア、 12 ゴールエリア、 13 ペナル
ティエリア、13a ペナルティマーク、 14 コー
ナーエリア、 15 ゴール、 17 フィールドプレ
ーヤー、 17a 胴部、 17b 蹴り足、 17d
固定足、 18 ゴールキーパー、 18b スティ
ック、 19 スローイングマン、 19d,19e
腕、 19f 操作腕、 19i 載置板、 B ボー
ル。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形のゲーム盤と、このゲーム盤上の
    フィールドでプレーする複数の駒と、ゴール、ボールと
    からなるサッカーゲーム器であって、 前記フィールドは、前記ゲーム盤上に線引きされた長辺
    のタッチラインと短辺のゴールラインに囲まれ、且つ前
    記駒の位置を示す多数のマス目とを有すると共に、前記
    フィールド中央には、センタースポットと、このセンタ
    ースポットを中心とするセンターサークルと、前記セン
    タースポットを通り前記タッチラインおよびフィールド
    を2分するハーフウェイラインとを有し、前記フィール
    ドの両ゴールライン側には、夫々キーパーエリアとその
    キーパーエリアを囲むゴールエリアと、更にそのゴール
    エリアを囲むペナルティエリアとを有すると共に、前記
    フィールドの4隅にはコーナーエリアを、また前記ペナ
    ルティエリア内にはペナルティマークを夫々設けて形成
    され、 前記プレーする駒は、複数のフィールドプレーヤーとゴ
    ールキーパーとスローイングマンとから成り、 前記フィールドプレーヤーは、蹴り足が固定足に対し、
    前後方向に回動自在に取付けられると共に、夫々蹴り足
    はつま先付近の形状が異なる複数種の足のいずれかを有
    して形成され、 前記ゴールキーパーは、両腕が回動自在であると共に、
    背後に操作用のスティックが固着されて形成され、 前記スローイングマンは、回動自在な両腕の上方部にボ
    ールを載置する載置板を固定して形成されたことを特徴
    とするサッカーゲーム器。
  2. 【請求項2】 フィールドプレーヤーの蹴り足が、つま
    先が急傾斜して甲部のないもの、急傾斜しているつま先
    に短い甲部が連設されているもの、つま先の傾斜が緩か
    で甲部のないもの、つま先の傾斜が急角度で、長い甲部
    が連設されているもの、の4種類より成る請求項1記載
    のサッカーゲーム器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のフィールドプレーヤーの
    蹴り足が、胴部と一体に形成され、且つ前記胴部が胴部
    を支える固定足に対し前後方向に回動自在に取付けられ
    たことを特徴とするサッカーゲーム器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のゴールキーパーの両腕
    が、胴部前面において連結杆で連結されたことを特徴と
    するサッカーゲーム器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のスローイングマンの一方
    の腕が、下方へ延長されて操作腕を連設したことを特徴
    とするサッカーゲーム器。
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