JPH0769358A - 合成樹脂製の瓶蓋 - Google Patents
合成樹脂製の瓶蓋Info
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- JPH0769358A JPH0769358A JP23666693A JP23666693A JPH0769358A JP H0769358 A JPH0769358 A JP H0769358A JP 23666693 A JP23666693 A JP 23666693A JP 23666693 A JP23666693 A JP 23666693A JP H0769358 A JPH0769358 A JP H0769358A
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Abstract
ことのできる密閉効果のすぐれた瓶蓋を提供する。 【構成】 上面部2と側面部3からなり、内部中央には
タップ4が一体的に形成され、上面部2と側面部3に切
取部と側面切取部が設けられ、側面切取部終端には引張
り把手9が一体に形成され、側面部3とタップ4との間
には挿入溝が形成されていて、密閉増加手段及び偽造防
止手段等を備えている合成樹脂製の瓶蓋。
Description
で製作されるタップ一体型の瓶蓋に関するものでオープ
ナを使用しなくても容易に瓶蓋を取り外すことができる
と共に密閉効果も優れていて炭酸飲料や非炭酸飲料に拘
わらずして使用することのできる高密閉用合成樹脂製の
瓶蓋のものである。
を収容する瓶等のタップ(栓部)は、凡てスチール、或
いは、アルミニウムで製作されている。スチールで製作
されたタップ(栓部)の場合は必ずオープナを使用の上
でタップ(栓部)を瓶から取り外すことができ、流通過
程では容易に酸化作用を起こして腐食されるので衛生的
にも望ましくないばかりでなく時間的にも顧客に不快感
を与えて商品の値打ちを減損させている。更に、アルミ
ニウムで製作されたタップ(栓部)の場合は別途のオー
プナを備えなくてもタップ(栓部)を瓶から取り外すこ
とのできる長点はあるがタップ(栓部)を瓶から取り外
した後はアルミニウム蓋の分離された部位が鋭く尖って
いるので指を傷つけるおそれもあり、アルミニウムその
ものは高価でありながら剛度において弱く密閉効果が劣
っているので炭酸飲料水瓶としては殆ど使用されなく、
主に非炭酸飲料や酒の瓶等の蓋としてのみ使用すること
ができるという使用上の制約があったのである。
ウムで製作された蓋は凡て酸化される速度が100年以
上もあり、半永久的のものであるから周辺に捨てられる
場合には周辺環境或いは土壌を汚染させる主犯となった
ことされあったものである。
スチール製瓶蓋やアルミニウム製瓶蓋においての諸問題
を総て解決させることを目的としているが、本発明では
別途のオープナを用意しなくても一度の動作でもって容
易に取り外すことのできる瓶蓋を提供することが第1の
目的であり、炭酸飲料と非炭酸飲料の何れにも共通に使
用することのできるよう密閉効果の優れた瓶蓋を提供す
ることが第2の目的である。更にワンタッチ方式よって
容易に取り外すことのできると共に取り外した後の尖っ
た部分が生じない瓶蓋を提供することを第3の目的と
し、更に内容物の偽造防止と別途に内容物を保管するこ
とのできる技能を有する瓶蓋を提供することを第4の目
的とするものである。
より詳細説明すれば次の如くである。図1に本発明の合
成樹脂製の瓶蓋の第1実施例を示す。本発明にかゝる瓶
蓋1は、全体的に合成樹脂で成形され、側面部3と上面
部2により構成されており、内部にはタップ(栓部)4
が一体に形成されている。又タップ(栓部)4の内側に
はタップ(栓部)4より強度の優れた材質による補強リ
ング5が挿入され、タップ(栓部)4の外側周辺には帯
状の突起6が突出されており、側面部3とタップ(栓
部)4との間隔には図2及び図3の図示のように瓶の入
口が嵌め込まれる円形の挿入溝7と瓶の入口の外側に掛
けられる爪段部8が形成されている。更に、上面部2に
は引っ張り把手9が一体に備えているが引っ張り把手の
3/4程度が瓶蓋上面縁部に一定間隔を維持する点接触
形態で付着しており余分の1/4程度は瓶蓋の側面部3
に沿って斜めに下がって側面部下側端に接着面9′を形
成して一体に付着されている。
付着された部分から二条の側面切取部10が形成されて
いて、この側面切取部10は、側面部3に垂直に連ね上
面部2では左右に円形を維持して左右に分岐されて未切
取部11を持つ円形の切取部12が形成されている。一
方、円形の切取部12は、図3に図示されたように円形
の挿入溝7の内側から上面部2側へ臨み切削溝を形成す
るにより行なわれ側面切取部10は逆に側面部外側から
内側へ臨んで切削溝を形成するにより行なわれる。
る補強リング5は上下に貫通された形態であり一方には
段部5′が形成されていて補強リング5とタップ(栓
部)4との間隔には空間部14が形成される。上記のよ
うに構成された本発明の合成樹脂製の瓶蓋1は図1のよ
うに製作された状態で瓶Aに被せられるが、被せる際は
瓶Aの口部に瓶蓋1を位置させた状態で口部に瞬間的に
押圧して被せるわけで、この時、合成樹脂製の瓶蓋1は
伸縮性があって瞬間的に拡張され瓶に被せられた切取部
12や側面切取部10等の損傷もなく被せられるという
ことでこれらの工程は凡そ近来使用されている自動機械
装置によって行なわれている。
側に挿入され口部に密着して補強リング5で一層堅固に
密着されて側面部内側の爪段部8は瓶Aの外側爪溝に掛
けられて固定される。更にタップ(栓部)4の外側には
突起6が形成されておりこの突起6は図4に示すように
押圧されて口部の内側に密着されて後面に設けてある補
強リング5との間に形成された空間部14側へ押圧され
ながら加圧力を持つようになって一層瓶の口部に堅固に
密着される。
瓶蓋1は炭酸飲料瓶に使用しても既存の金属製の瓶蓋に
使用されるのと同じく完璧な密閉が行なわれる。図5及
び図6は本発明合成樹脂製の瓶蓋1を瓶Aより取り外す
動作を示す。言いかえれば、内容物の利用のため瓶蓋1
を取り外したいとき、先ず引張り突起9を上方へ引張る
と、側面部3との接着面9′以外の部分が瓶蓋1の側面
部3より分離する。このとき引張り把手9が側面部3と
数箇の地点でのみ点接触形式で接着されるのだから多少
の引張り力で容易に分離される。
引張ると図5に図示のように側面切取部10が切り取ら
れ、上記切取部分3′は上方へ引き揚げられ、引き続い
て引張ることになると側面部3は瓶Aの口部周辺に被せ
ている状態で瓶蓋1の上面部2に形成されている切取部
12が切り取られながらタップ(栓部)4は瓶より取り
外せられるが、この際切取部12が未切取部11まで完
全に切り取られればタップ(栓部)4部分が口部より抜
け取られるようになり、こういう仕方で連続的に引張る
と側面部3は左右に開かれるようになって瓶蓋1は瓶A
から完全に抜取ることができる。このように瓶Aより外
した瓶蓋1の形状 (図示されていない) は切取部12と
側面切取部10が完全に切り取られて未切取部11のみ
連結されているだけで側面部3は一方が完全に切断され
た形態になる。
び付着位置を変更して利用することも可能であって、図
7 (A), (B) は側面部3が長尺に形成された瓶蓋1で
引張り把手9を側面に一体として形成すると共に切取部
10から切取部9′まで延長して形成されている。従っ
て、使用に際して引張り把手9を引張ると切取部9′が
先ず切り取られ、次いで側面切取部10と円弧状の切取
部12が順に切り取られてタップ(栓部)4が瓶より抜
けながら瓶蓋全体が取り外されるのである。
形成したもので、引張り把手9には指先を差し込むこと
のできる孔15が開口されていて、側面部3と当接する
接着面9′は屈曲が自在になっており、この接着面9′
の中央部分には突起作動孔16が形成され、この突起作
動孔16と対面する側面部3には突起17が形成してい
るばかりでなくこの突起17は側面部下方に突出してい
る。
た瓶蓋を瓶に被せた状態の断面図であって引っ張り把手
9の状態を説明するための断面図である。即ち、一次的
に自動機械装置により図9 (A) のように瓶Aに被せら
れた瓶蓋1は連続的な機械装置の動作によって引っ張り
把手9が下方に押圧されて引っ張り把手9は瓶蓋1の側
面部3と一直線状態に置かれるが、この際引っ張り把手
9に形成された突起作動孔16は側面部3に形成された
突起17を図9 (B) のように強制により押し退けてお
り、この突起17の長さが突起作動孔16の長さより若
干長いため図9 (C) のように引張り把手9が突起17
に引っかけられて元の位置に返られなくなり瓶蓋1の側
面部3と上下に一直線状態で維持されるようになる。
被せることのできるよう構成されたものである。即ち、
側面切取部10が切れる地点で連結部分18によって引
っ張り把手9が一体に形成されたもので引っ張り把手9
部分を瓶蓋1上面に被せるようになっており、この瓶蓋
1を取り外す時は引っ張り把手9を上方に引っ張るだけ
で前述の方法と同一に取り外せられる。
大させるがための構造である。即ち、図11及び図12
は補強リング5を瓶蓋上面部に嵌合した構造であって瓶
蓋1のタップ(栓部)4の厚さをやや厚肉にさせると共
にこれにリング状の挿入溝19を形成しこれに上側が密
閉された形態の補強リング5を挿入してタップ(栓部)
4の外側壁と補強リング5との間に空間部14が形成さ
れたものである。挿入溝19と補強リング5には係合溝
20と係合段部21を形成して一旦結合された状態では
抜けられないようになっていて瓶Aに被せたままでは突
起6部分が空間部14側に押し寄せられながら押圧力が
生じ瓶の口部により密着して密閉効果を増すことのでき
るようにされる。
瓶蓋1の上面部において結合される補強リング5を筒状
に形成したものでありタップ(栓部)4の内側面に補強
リブ22が形成されている差異があって密閉効果と美的
感覚が多少改善されたものである。図15は螺旋方式で
瓶に被せる瓶蓋の実施例である。
(B), (C)に図示されているように側面部3と上面部
2によって構成され、側面部3には引張り把手9と下側
内部にはタップ(栓部)4が夫々一体として形成されて
いる。更に、側面部3とタップ(栓部)4との間隔には
挿入溝7が形成され、タップ(栓部)4の内部には補強
片5′が形成され、側面部3の内面には螺旋溝3aが形
成されており、側面部3の底面周縁には固定溝3bが形
成されている。そして側面切取部10のみが側面部3の
周縁に形成されている。
の瓶Aの口部の上端に瓶蓋1を当て、回転させることに
よって側面部の内側の螺旋溝3aが瓶Aの口部外周に形
成されたねじ山9aにより螺合し、タップ(栓部)4部
分は瓶Aの口部に密着状態で挿入され補強片5′により
一層堅固に密着され、一旦、完全に被せられた瓶蓋1は
側面部下側に形成された固定溝3bがびんの首の環状縁
に形成された固定突起9b(図15G)にひっ掛けられ
て瓶蓋1を破壊しなくては抜けないため偽造防止の効果
があり、瓶蓋1を取り外す際には引張り把手9を上方に
引っ張ると図5(D) に示されるように側面切取部10
が切り取られタップ(栓部)4が抜ける。
れたタップ(栓部)4の外側に別のキャップ23を密着
嵌合させた構造のものである。即ち、タップ(栓部)4
の外周にはリング状に係合段部28が形成され、密閉用
キャップ23には羽部分24があり、側面29にはこの
環縁25が形成され、この環縁25の反対側に空間部2
6とその上方には係合溝27が形成されている。従って
この密閉用キャップ23をタップ(栓部)4部分に嵌合
させた状態で瓶1に被せると図17に図示されたように
密閉用キャップ23の羽部分24は瓶の口部を包囲して
密閉させ、環縁25部分は空間部26側に押圧されて押
圧力が生じ一層瓶Aの口部の内面に密着されるため全体
的の密閉効果が一層増大される。
実施例である。図17及び図19は内容物を偽造できな
いように瓶蓋1の側面部3の下端に偽造防止縁19を一
体に形成されたものである。この瓶蓋1においては図1
9の如くドライバー21でむりやり取り外すと偽造防止
縁19の切り取り線20が図19のように切断されるの
で偽造されたことが容易に確認できる。
図示されている。本実施例においては瓶蓋の側面部3が
長く形成され側面部3の内面に螺旋溝43が形成され回
転させて開閉する小型の薬瓶として適合されたものであ
る。更に詳説すると、側面部3は長く形成され内壁には
螺旋溝48が形成され、上面部の裏側に補強片49を一
体的に設けたタップ(栓部)4が形成されていると共に
引張り把手9は上側周縁に一体として形成されている。
隔には切り取り溝43と切開部44が設けてあり、接触
部両側の切り取り溝43は下方に延長されて左右に巻き
付いた状態で側面切り取り溝45が形成され、更に下方
へ延長され垂直切り取り溝47を、又、左右に巻き付い
た状態で反対側で突き当たる他の側面切り取り溝が形成
されている。
に使用されているが瓶蓋1を取り外す際は瓶蓋を回転さ
せることなく引張り把手9を引っ張るだけで終了する。
換言すれば瓶蓋1を取り外したい時には引張り把手9の
切開部42を把持して上方に引っ張ると切り取り溝43
部分が切り取られながら図21のような状態となる。こ
の状態において更に引張り把手9を力強く上方に引っ張
ると側面切り取り溝45、垂直切り取り溝47、また側
面切り取り溝46が順に切り取られながら図22に点線
で示すようにタップ(栓部)4部分が瓶Aから抜けると
共に瓶蓋1が瓶Aから取り外せる。
おいては引張り把手の位置とか形態を変更可能であり、
図23 (A), (B) において引張り把手9を側面部3の
一部を形成するようにしてもよい。即ち、側面部3に引
っ張り把手形状の切り取り溝50を一体に形成し、この
切り取り溝50を上面部の切り取り溝51と連結させ、
更に反対側の垂直切り取り溝52を経て側面部下端周縁
に側面切り取り溝53が形成されたものである。
(A)の側面部3の切開部分54を上方に引きあげると
図23 (B) の如く引張り把手9の形態となって切り取
り溝51に沿って切り取られながらタップ(栓部)が瓶
Aより抜かれる。図24 (A), (B) は図23とほゞ類
似した構造を有するもので引張り把手9を側面切り取り
溝55の下端に連結状態で形成し、この引張り把手9と
瓶蓋1の上面縁には夫々結合溝57と結合突起56を一
対として形成し、図24 (B) のように引張り把手9を
側面部3に密着固定するように構成したものである。
をもって引っ張り把手9を側面切り取り溝55の下端に
連結形成され連結部9′中央には突起作動孔16を形成
しこれに対応する位置の側面部3には突起17を形成し
ている。この実施例においては引張り把手を図25
(B) のように上方へ折り重ねて突起17を突起作動孔
16に嵌合させることによってこの引張り把手9を瓶蓋
1の側面部3に密着している。
態において引っ張り把手9の位置だけを上方に移動した
もので作用効果は同一である。図27 (A), (B) は引
っ張り把手9を連結部58で瓶蓋1の側面部上端縁59
で一体に形成し、この瓶蓋1の上面部には突出部60を
形成して引張り把手9をこれに嵌合するように構成され
たもので、その作用は前述の内容と同一で、図27
(B) のように引っ張り把手9が突出部60に結合され
た状態では連結部58は折り重ねられて多少突き出てい
る。
を示すもので、醗酵食品を収容できるようにガス排出溝
61を形成している。即ち、下側が密閉されたタップ
(栓部)4と挿入溝7及び係合段部8が形成され、側面
部3に引張り把手9を一体に形成した瓶蓋1において、
タップ(栓部)4の外側面の一部と挿入溝7の一部にか
けてガス排出溝61が形成されたものである。
瓶Aに被せた状態ではタップ(栓部)4の下端周縁の密
着部62と挿入溝中央上端の密着部63とが瓶の口部の
内面と上面に密着して気密が保持できようになってい
る。この状態で瓶Aの中の内容物が醗酵して発生したガ
スが瓶Aの内部を加圧すると図28 (B) のようにタッ
プ(栓部)4の底面33が上方に凹状に変形する。する
と下端周縁の密着部62は瓶の口部の内面から離れて微
細な隙間が形成される。このような作用によりガスはそ
の内圧により密着部62,63を押しのけてガス排出溝
61に排出される。従って、本実施例の瓶蓋は醗酵され
る内容物を有効に収容できる。
で、瓶蓋を被せることによって補強リング機能と引っ張
り把手を瓶に垂直に密着させることのできる技能を同時
に行なうようにしたものである。詳述するとこの瓶蓋6
7の挿入溝7、係合段部66とタップ(栓部)4、更に
引張り把手9などで構成され、このタップ(栓部)4の
内部に上方から補強リング64を嵌合するように構成さ
れており、この合成樹脂製の瓶蓋1の上面の一部と側面
にかけて切り取り線65とリング状の係合段部66が形
成されている。
瓶蓋1の上面に嵌合すると共に筒状の補強材64をタッ
プ(栓部)4の凹部内に挿入して密閉効果を増大させ、
又キャップ67の側面部68は図29 (B) のように引
っ張り把手9を包みかくして下方に固定するので、引張
り把手9を固定されるための別途の構造は必要でないと
いうメリットがある。そして瓶蓋1を取り外す際には引
っ張り把手9を上方に引っ張りさえすればキャップ67
の切り取り線65が切り取られながら前述の方法と同じ
仕方で抜かれる。
図示されたものである。瓶蓋1は通常は側面部3と上面
部2により構成され、側面部3には引張り把手9が設け
られているがこの引張り把手には弾力部70のある支持
部71と突起72が形成されていて側面部3と当接部7
3は屈曲が自在である。更に、支持部71の前方には突
起作動孔16がありこれと対面する側面部3には突起1
7が下方に長めに突出されている。
れており、側面部内側とタップ(栓部)との間隔には挿
入溝7と係合段部8があり、側面部下方には固定片75
が形成されていてタップ(栓部)4の外側周縁には2つ
の丸突起76,77がまた瓶蓋上面には補強リング挿入
溝が形成されている。このような補強リング挿入溝には
補強リング78を挿入して補強リング78と丸突起76
との間隔にはテンション空間部79が形成され、補強リ
ング78には係合丸突起80と弾性片81が一体に形成
されている。
12が形成され、上記切り取り部12は引張り把手9の
反対側に未切取部11が形成されていて、未切取部位の
反対側には引張り把手9の両側面と上下に一致される地
点で側面部3の下側に追って側面切り取り部10が形成
されている。この側面切り取り部10は引っ張り把手9
の両側面と接している。
は図31のような状態でびんの首の上部に被せるもの
で、瓶蓋の上部で一定の圧力で押圧するとタップ(栓
部)4はびんの首の内部に挿入され係合段部8と固定片
75はびんの首の外側に係止されることになる。この際
タップ(栓部)4は固い材質の補強リング78が挿入さ
せられるので形成されたテンション空間部79によって
丸突起76は瓶Aの内径に従って弾力的に収縮され密着
力が維持されるものである。
差は丸突起76により密着力が維持されるので真空方式
或いは炭酸方式の何れもかかわらず密閉力は維持される
のである。更に固定片75は図31のような状態で被せ
られ、図33のように組み立てられると、この固定片7
5はびんの首の外側係り段部に固定され、固定片75が
半円形の形状になっているのでびんの首に掛けられた状
態においては強い密着力が持続的に維持されるのであ
る。
蓋1を取り外す際引っ張り把手9を上方に引っ張ると、
瓶蓋1の側面部3に形成された側面切り取り部10が切
り取られ、次いで連続的に引っ張ると、上面部の切り取
り部12が切り取られながらタップ(栓部)4部分がび
んより抜け取られる。更に、本実施例では固定片75に
よって偽造防止の効果もある。即ち、内容物を偽造する
ため瓶蓋1を取り外すとき、固定片75が強固にびんの
首の外側係り段部に係止されているので、切り取り部1
2と側面切り取り部10を切り取らなくては瓶蓋を取り
外すことができない。
にはタップ(栓部)4の下部面において引っ張り爪84
を有する切取膜85が一体的に形成され、この切取膜8
5の周辺には切取部83が形成し、タップ(栓部)4の
上部溝には周辺に弾性片81と係合丸突起80のある形
状部補強リング86を結合させたものである。上記の実
施例では形状部補強リング86内部の空間部87に所要
の内容物を入れたり取り出す時は引っ張り爪84を引っ
張って切取膜85を切り取って内容物を取り出すように
されている。
されていない) では、タップ(栓部)の下側面を引っ張
り把手側が反対側より低く形成されればタップ部分がも
っと容易に瓶から抜き取られる。
明の瓶蓋は全体を合成樹脂で製作して切取部と引っ張り
把手を形成されるをもって別途にオープナがなくてもワ
ンタッチ方式により容易に瓶蓋を取り外すことができる
ばかりでなく瓶蓋の内側にはタップを一体に設けている
ので密閉効果が優れており、炭酸飲料水びんや非炭酸飲
料水びん等に使用することのできる特徴がある。
成樹脂で製作されているから製作コストが従来の金属製
品に比べて低廉であり、蓋を取り外した後でも尖った部
分が発生しないので負傷の危険も全くなくびんの入口に
被せる作業も従来の金属製品より著しく簡便であるとい
う特徴がある。
る。
ある。
である。
である。
成された瓶蓋の斜視図及び断面図である。
瓶蓋の斜視図である。
使用状態を示す断面図である。
された瓶蓋の斜視図である。
れる瓶蓋の断面図である。
られるタイプの瓶蓋の断面図である。
式瓶蓋の実施例で、(A) は瓶蓋の上面の斜視図であ
る。(B) は瓶蓋の下面の斜視図である。(C) はA−A
線断面図である。(D) はB−B線断面図である。(E)
は本瓶蓋が使用されるびんの部分拡大断面図である。
(F)は瓶蓋を取外す状態の説明図である。(G)は瓶
の口部の拡大斜視図である。
イプの瓶蓋の断面図である。
である。
視図である。
ら反らした状態の斜視図である。
る。
り把手が側壁に一体として構成された瓶蓋の斜視図と使
用状態の斜視図である。
り把手の下側に形成された瓶蓋の2つの状態を示す斜視
図である。
張り把手を側壁の下側に一体形成した瓶蓋の2つの状態
を示す斜視図である。
張り把手を側壁の上側に一体形成した瓶蓋の2つの状態
を示す斜視図である。
形成し結合させた瓶蓋の2つの状態を示す斜視図であ
る。
面で空気排出通路が形成されている瓶蓋の使用状態を示
す断面図である。
面で、瓶蓋とこれに係合されるキャップの分解断面図と
使用状態を示す斜視図である。
る。
る。
斜視図である。
ある。
部) 5 補強リング 7 挿入溝 8 係合段部 9 引っ張り把
手 10 側面切取部 12 円形切取
部
Claims (23)
- 【請求項1】 上面部と側面部により構成され合成樹脂
製の瓶蓋であって、 A) 内部中央には蓋が一体に形成され、 B) 上面部と側面部には切取り部と側面切取部があり、 C) 側面切取部の終端には引っ張り把手が一体に形成さ
れ、 D) 側面部とタップとの隙間には挿入溝が形成されてい
て密閉増加手段、偽造防止手段等を備える構造を有する
合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項2】 内部中央に形成されているタップの外側
周縁には突起が突出されており、内側には補強リングが
挿入され、突起の内側と補強リングの隙間には空間部の
形成される請求項1記載の合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項3】 引っ張り把手は一方が側面切取部の終端
と一体に構成され、他方は側面部上端の周縁に点接触固
定した請求項1記載の合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項4】 引っ張り把手が瓶蓋の側面部で切取部に
より一体として形成されている合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項5】 引っ張り把手が側面切取部の終端で一体
に構成され、固定手段を有する合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項6】 固定手段は側面部の下方に突出された突
起と引っ張り把手に形成された突起作動孔である請求項
5記載の合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項7】 引っ張り把手を瓶蓋上面に嵌着できるキ
ャップ形状の連結部で側面切取部に連結している請求項
1記載の合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項8】 補強リングを上部閉塞状態で形成し、瓶
蓋上部の挿入溝内部に嵌入しタップの外側と補強リング
の隙間に空間部が形成されるようにした請求項2記載の
合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項9】 補強リングの上側を開口した請求項8記
載の合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項10】 密閉手段はタップの外部に羽根部と環
縁、そして空間部等を有する密閉用キャップを嵌着した
請求項1記載の合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項11】 偽造防止手段は瓶蓋側面部の下部周縁
に偽造防止縁を一体に形成した請求項1記載の合成樹脂
製の瓶蓋。 - 【請求項12】 上部と相当長尺の形状の側面部で構成
されると共に合成樹脂材質で構成された瓶蓋として、 A) 中央内部には、タップが一体に構成されており、 B) 側面部上下周縁には側面切取溝と、それらの上下を
連結する側面切取溝が形成され、 C) 側面部の上下周縁には引っ張り把手が一体に形成さ
れており、 D) 側面部内側面に螺旋溝を有する合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項13】 引っ張り把手が切取溝によって瓶蓋側
面部に形成されており、上記切取溝は上面切取溝と側面
切取溝に連結される請求項12記載の合成樹脂製の瓶
蓋。 - 【請求項14】 引っ張り把手は側面切取溝の下側終端
と接合して形成されており、引っ張り把手には結合突起
が、更に側面部上側には結合溝が形成されている請求項
12記載の合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項15】 引っ張り把手が上面の切取溝と連結さ
れている側面切取溝の下側終端に接して形成され、又固
定手段を有している請求項12記載の合成樹脂製の瓶
蓋。 - 【請求項16】 引っ張り把手が上面の切取溝と対向し
て形成され固定手段を備えている請求項12記載の合成
樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項17】 固定手段は側面部下側に突出された突
起と引っ張り把手に形成された突起作動孔である請求項
12記載の合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項18】 引っ張り把手が瓶蓋の直径と同一の大
きさにし瓶蓋と連結部により連結して瓶蓋の突出部に挿
入可能に形成されている請求項12記載の合成樹脂製の
瓶蓋。 - 【請求項19】 上面部と引っ張り把手が一体に形成さ
れている長尺形状の側面部によって構成され、内部には
タップと挿入溝等をもつ合成樹脂製の瓶蓋において、タ
ップの外側面と挿入溝の周縁にはガス排出溝が形成さ
れ、タップ部分の下側終端と挿入溝の中央部分には密着
部を有する合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項20】 上面部と側面部により構成され、下側
が密閉されたタップと引っ張り把手等が一体に形成され
ており、上面部と側面部には切取溝が備えている合成樹
脂製の瓶蓋において、タップ上面の空間部に内側にはタ
ップが形成されており側面部周縁には切取線の設けてあ
るキャップを嵌着した合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項21】 側面部と上面部によって構成され切取
部と側面切取部が形成されて側面切取部に連結されるよ
う引っ張り把手が形成されると共に、タップの上側で補
強リングを結合する合成樹脂瓶蓋において、側面部下側
周縁に半月形の固定片を一体に形成し、引っ張り把手の
突起作動孔には弾力部を有する支持部が一体に形成され
ている合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項22】 タップの下部面には引張爪を有する切
取膜が一体に形成され、切取膜の周辺には切取部があ
り、タップの上部溝には空間部をもつ形成部補強リング
が結合される請求項12記載の合成樹脂製の瓶蓋。 - 【請求項23】 上面部と側面部によって構成され合成
樹脂材質で形成された瓶蓋であって、 A) 内部中央にはタップが一体に形成され、 B) 切取部が側面部にのみ形成されており、 C) 側面の切取部終端には引っ張り把手が一体に形成さ
れ、 D) 側面部の内側面と下側面には螺旋溝と固定溝が形成
される合成樹脂製の瓶蓋。
Applications Claiming Priority (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR920017927 | 1992-09-22 | ||
KR920018339 | 1992-09-26 | ||
KR920019612 | 1992-10-13 | ||
KR2019920021050U KR0136561Y1 (ko) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 합성수지 병뚜껑 |
KR2019920025206U KR0136562Y1 (ko) | 1992-12-12 | 1992-12-12 | 밀폐용 패킹을 포함한 특징의 당김손잡이가 있는 합성수지 병뚜껑 |
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KR780 | 1993-01-21 | ||
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KR2019930000780U KR0136560Y1 (ko) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 합성수지 병뚜껑 |
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KR17927 | 1993-01-21 |
Publications (1)
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---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|
JP (1) | JPH0769358A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020158637A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-06 | 株式会社細川洋行 | スパウトキャップ、スパウト、及び、スパウト付き容器 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP23666693A patent/JPH0769358A/ja active Pending
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CN112996730B (zh) * | 2019-01-31 | 2023-09-29 | 株式会社细川洋行 | 容器嘴盖、容器嘴和带容器嘴的容器 |
US11897669B2 (en) | 2019-01-31 | 2024-02-13 | Hosokawa Yoko Co., Ltd. | Spout cap, spout, and container with spout |
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