JPH0768747A - 印刷機のシリンダ洗浄方法 - Google Patents

印刷機のシリンダ洗浄方法

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JPH0768747A
JPH0768747A JP21941193A JP21941193A JPH0768747A JP H0768747 A JPH0768747 A JP H0768747A JP 21941193 A JP21941193 A JP 21941193A JP 21941193 A JP21941193 A JP 21941193A JP H0768747 A JPH0768747 A JP H0768747A
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JP
Japan
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cleaning
cylinder
cloth
cleaning cloth
ink
Prior art date
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Pending
Application number
JP21941193A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Hishinuma
徹 菱沼
Hideyuki Yamamoto
秀幸 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikka KK
Original Assignee
Nikka KK
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Publication date
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Publication of JPH0768747A publication Critical patent/JPH0768747A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41PINDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
    • B41P2235/00Cleaning
    • B41P2235/10Cleaning characterised by the methods or devices
    • B41P2235/20Wiping devices
    • B41P2235/24Wiping devices using rolls of cleaning cloth
    • B41P2235/246Pressing the cleaning cloth against the cylinder

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】洗浄コストを安価にし洗浄性能を高める。 【構成】洗浄液Wを洗浄布3に噴射し、洗浄液Wを含浸
させた洗浄布3をプレッシャパッド5に連続的または間
欠的に供給し、プレッシャパッド5で洗浄布3をシリン
ダCに押圧してシリンダCに付着したインク,紙粉等を
払拭除去する第一洗浄工程と、この第一洗浄工程に続い
て、洗浄布3に対する洗浄液Wの噴射を停止して、乾燥
した洗浄布3をプレッシャパッド5に間欠的に供給し、
プレッシャパッド5で洗浄布3をシリンダCに押圧して
シリンダCを払拭乾燥する第二洗浄工程とを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機のシリンダ洗浄
方法に関する。さらに詳しくは、印刷の品質の保持のた
めに印刷機のブランケットシリンダ等のシリンダに付着
したインク,紙粉等を洗浄布により払拭除去する洗浄方
法の洗浄コスト,洗浄性能等に係る改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷機のシリンダ洗浄方法として
は、例えば、特公平4−36924号公報や特公平2−
6629号公報に記載のものが知られている。
【0003】これ等の従来の印刷機のシリンダ洗浄方法
は、洗浄液を噴射ノズルから洗浄布に噴射し、洗浄液を
含浸させた洗浄布を供給ロールからプレッシャパッドに
供給して巻取ロールで巻取り、プレッシャパッドで洗浄
布をシリンダに押圧してシリンダに付着したインク,紙
粉等を払拭除去するものである。
【0004】詳しくは、特公平4−36924号公報の
ものにおいては、洗浄時に洗浄布をプレッシャパッドで
押圧しながら、動力によって洗浄布を連続的に供給し、
インキや紙粉等の汚れの体積を少なくしている。
【0005】また、特公平2−6629号公報のものに
おいては、洗浄布をシリンダにプレッシャパッドで一定
時間圧着して洗浄し、次に、洗浄布をシリンダから離脱
させて間欠送りによって移動供給させるようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前者の場合では、シリ
ンダからのインク,紙粉等の払拭除去が有効に行われる
が、連続供給のために洗浄布の消耗が激しいものであ
る。例えば、シリンダ径が348cmの場合には、洗浄
布を約40cm長も消費するので、洗浄コストが嵩むと
いう問題点を有している。
【0007】また、後者の場合、洗浄布の消耗はそれほ
ど激しくないが、一般にシリンダのシリンダ溝(くわ
え)がプレッシャパッドに位置している際に洗浄布の供
給を停止させることから、インク,紙粉等をシリンダの
シリンダ溝に押し込むこととなる。その結果、印刷中に
インキや紙粉等が飛び出してしまい、印刷物の汚れの原
因となるものであって、洗浄性能が低く印刷品質が低下
するという問題点を有している。
【0008】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、洗浄コストが安価で洗浄性能の高い印刷
機のシリンダ洗浄方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る印刷機のシリンダ洗浄方法は、次のよ
うな手段を採用する。
【0010】即ち、請求項1では、洗浄を第一洗浄工程
と第二洗浄工程とに分け、第一洗浄工程では洗浄布に洗
浄液を噴射してシリンダに付着したインキ,紙粉などを
除去するために洗浄布をシリンダに押圧させて連続移動
または間欠連続供給させ、第二洗浄工程ではシリンダを
拭き取り乾燥するために乾燥した洗浄布をシリンダに一
定時間押圧するごとに間欠供給させることを特徴とす
る。
【0011】また、請求項2では、請求項1の印刷機の
シリンダ洗浄方法において、第一洗浄工程の洗浄時間と
第二洗浄工程の洗浄時間との比を略2対1としたことを
特徴とする。
【0012】
【作用】前述の手段によると、まず、第一洗浄工程を行
って、洗浄液を噴射した洗浄布をプレッシャパッド等に
よってシリンダに押圧しつつ、連続的に供給させて大部
分のインキや紙粉等を払拭除去する。
【0013】次に、洗浄液を噴射しない洗浄布を一定時
間シリンダに押圧して払拭乾燥を行い、洗浄布をシリン
ダから離脱させて間欠送り機構等によって洗浄布を一定
量間欠供給させる。この場合に必要に応じて乾燥空気の
吹き付けを併用することができる。間欠送りに際して
は、洗浄布にインキや紙粉等が付着していない状態で行
われる。必要に応じて、間欠供給が繰り返される。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る印刷機のシリンダ洗浄方
法の一実施例を図1〜3に基いて説明する。
【0015】この一実施例は、洗浄を第一洗浄工程1と
第二洗浄工程2とに分け、まず第一洗浄工程1を行う。
【0016】即ち、洗浄布3はシリンダCの長さ方向に
わたる幅で近接して配置され、この洗浄布3の略全幅に
洗浄液Wが噴射ノズル4から噴射され、洗浄液Wを含浸
させた状態で洗浄布3が供給ロール6から連続的に供給
される。上記洗浄布3はプレッシャパッド5によってシ
リンダCに押圧されている状態となり、これが巻取ロー
ル7で巻取りされる。上記プレッシャパッド5による押
圧と噴射ノズル4による噴射は順序を前後することを妨
げない。上記洗浄布3の連続的供給によって、プレッシ
ャパッド5で洗浄布3をシリンダCに押圧してシリンダ
Cに付着したインク,紙粉等を払拭除去する。なお、洗
浄液Wは、インクを溶解する溶剤や水等からなる。ま
た、洗浄布3は、不織布等からなるもので、プレッシャ
バッド5に押圧され供給ロール6,巻取ロール7に張設
されても破断しないような充分な強度と、シリンダCに
摺擦して損傷しないような耐摩耗性と、洗浄液Wをムラ
なく吸収することのできる均等な吸収性とを備えてい
る。また、洗浄布3の供給は、巻取ロール7に連結され
たモータ8やエアシリンダ等の動力によって駆動される
ようになっている。
【0017】次に、第二洗浄工程2を行う。即ち、洗浄
液Wを噴射ノズル4から洗浄布3に噴射するのを停止
し、必要に応じてシリンダC(洗浄布3を含めることが
できる。)に乾燥空気を吹き付けして、洗浄液Wが含浸
されていない乾燥した洗浄布3を供給ロール6からプレ
ッシャパッド5に間欠的に供給して巻取ロール7で巻取
り、プレッシャパッド5で洗浄布3をシリンダCに押圧
してシリンダCに付着したインク,紙粉等を払拭除去す
る。なお、洗浄布3を間欠的にプレッシャパッド5に供
給する装置例としては、図3に示すように、巻取ロール
7にワンウエイクラッチ9を介してアーム7の一端を接
続し、アーム10の他端にエアシリンダ11のロッド1
2(復帰用バネ13を有している。)を接続して、エア
シリンダ11の駆動により巻取ロール7を一定の方向へ
一定角度づつ回転可能にすることが考えられる。また、
駆動源がモータの場合には、電源をON,OFF切換え
制御するようにすることもできる。
【0018】この実施例によると、第一洗浄工程1で
は、シリンダCからのインク,紙粉等の払拭除去が有効
に行われる。然しながら、この第一洗浄工程1は、後続
する第二洗浄工程2が行われることにより、従来例より
も短時間で充分である。即ち、インク,紙粉等の払拭除
去が完全に行われることを要しないのであり、その分だ
け洗浄布3の消耗が少なくなる。前述のシリンダ径34
8cmに適用した場合には、約16〜17cmの長さの
洗浄布を消費する。
【0019】また、第二洗浄工程2では、シリンダCか
らのインク,紙粉等の払拭除去が継続される共に、シリ
ンダCが乾燥される。この第二洗浄工程2では、洗浄布
3のプレッシャパッド5への供給が間欠的であるが、シ
リンダCに付着しているインク,紙粉等の大部分が第一
洗浄工程1で既に払拭除去され、僅かに残存しているイ
ンク,紙粉等があっても乾燥空気の噴射によって乾燥さ
れて除去されやすい状態となっているため、従来例のよ
うにインク,紙粉等がシリンダCのシリンダ溝に押し込
められてしまうようなことはない。また、洗浄布3のプ
レッシャパッド5への供給が間欠的であるということ
は、洗浄布3の消耗が少ないということでもある。前述
のシリンダ径に適用した場合には、約7〜8cmの長さ
の洗浄布を消費する。
【0020】従って、第一洗浄工程1,第二洗浄工程2
を行うことにより、洗浄布3の消耗を少なくして洗浄コ
ストを低減させ、シリンダCに付着しているインク,紙
粉等を有効に払拭除去して洗浄性能を高めることができ
る。また、この第一洗浄工程1,第二洗浄工程2は、従
来の既存の装置を応用して行うことができる。
【0021】なお、本出願人の実験によると、図2に示
すように、第一洗浄工程1の洗浄時間と第二洗浄工程2
の洗浄時間との比を略2対1にすると、前述の洗浄コス
ト,洗浄性能について良好な結果を得ることができた。
因に、洗浄布3のプレッシャパッド5への供給が連続的
である第一洗浄工程1のみからなる従来例では洗浄布3
の消耗が前述のように約40cmであったが、この実施例
では洗浄布3の消耗を約23〜25cmに押さえることが
できた。
【0022】以上、図示した実施例の外に、第一洗浄工
程1における洗浄布3のプレッシャパッド5への供給を
間欠連続的とした実施例とすることもできる。この実施
例でも、第一洗浄工程1,第二洗浄工程2の組合せによ
り、前述の洗浄コスト,洗浄性能についての良好な効果
を得ることができる。
【0023】さらに、第二洗浄工程2において、乾燥空
気の噴射を行わない実施例とすることもできる。この実
施例でも、シリンダCの材質によって前述の洗浄コス
ト,洗浄性能についての効果を得ることができる。
【0024】さらにまた、第一洗浄工程1と第二洗浄工
程2との時間比を約2対1としたものを前提として説明
したが、最大限第二洗浄工程2が第一洗浄工程1を越え
ない範囲でシリンダの種類や印刷条件などの相違によっ
て時間比を変更することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明に係る印刷機のシリ
ンダ洗浄方法は、請求項1,2共通として、第一洗浄工
程と第二洗浄工程とが組合されることにより、洗浄布の
消耗を少なくして洗浄コストを低減させ、シリンダに付
着しているインク,紙粉等を有効に払拭除去して洗浄性
能を高めることができる効果がある。
【0026】さらに、請求項1,2共通として、既存の
洗浄装置を使用して簡単に実施することができる効果が
ある。
【0027】さらに、請求項2のみとして、前記洗浄コ
スト,洗浄性能の効果がより向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷機のシリンダ洗浄方法の実施
例を示す洗浄工程図である。
【図2】図1の第一洗浄工程,第二洗浄工程の洗浄時間
の比を示す図である。
【図3】洗浄布の間欠的供給の装置例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 第一洗浄工程 2 第二洗浄工程 3 洗浄布 4 噴射ノズル 5 プレッシャパッド 6 供給ロール 7 巻取ロール 8 モータ 9 ワンウエイクラッチ 10 アーム 11 エアシリンダ 12 ロッド W 洗浄液 C シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機のシリンダに洗浄布を接触させて
    シリンダを洗浄する方法において、 洗浄を第一洗浄工程と第二洗浄工程とに分け、 第一洗浄工程では洗浄布に洗浄液を噴射してシリンダに
    付着したインキ,紙粉などを除去するために洗浄布をシ
    リンダに押圧させて連続供給または間欠連続供給させ、 第二洗浄工程ではシリンダを拭き取り乾燥するために乾
    燥した洗浄布をシリンダに一定時間押圧するごとに間欠
    供給させることを特徴とする印刷機のシリンダの洗浄方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1の印刷機のシリンダ洗浄方法に
    おいて、第一洗浄工程の洗浄時間と第二洗浄工程の洗浄
    時間との比を略2対1としたことを特徴とする印刷機の
    シリンダ洗浄方法
JP21941193A 1993-09-03 1993-09-03 印刷機のシリンダ洗浄方法 Pending JPH0768747A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015517939A (ja) * 2012-04-24 2015-06-25 トレス アクティーゼルスカブ フレキソ・コーティング装置のオンデマンド動作

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015517939A (ja) * 2012-04-24 2015-06-25 トレス アクティーゼルスカブ フレキソ・コーティング装置のオンデマンド動作

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