JPH0767892A - オートカラン装置 - Google Patents

オートカラン装置

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Publication number
JPH0767892A
JPH0767892A JP6126992A JP12699294A JPH0767892A JP H0767892 A JPH0767892 A JP H0767892A JP 6126992 A JP6126992 A JP 6126992A JP 12699294 A JP12699294 A JP 12699294A JP H0767892 A JPH0767892 A JP H0767892A
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JP
Japan
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cup
water supply
water
solenoid valve
pedestal
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Application number
JP6126992A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Otsuka
正博 大塚
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Toei Electric Co Ltd
Original Assignee
Toei Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toei Electric Co Ltd filed Critical Toei Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、装置寿命が
長く且つ機械的スイッチのような欠点がなく、機構も簡
単で、デザイン的にも優れており、しかも省エネルギ効
果も有するオートカラン装置の提供にある。 【構成】 コップ受け台(2)は、うがい
用コップ(1)が載置出来るようになっており、コップ受
け台(2)の直上に超音波センサ(3)が設置されている。前
記超音波センサ(3)はコップ受け台(2)に向けて超音波を
発し且つ前記超音波の反射波を検出する事が出来るよう
になっている。超音波センサ(3)にて受信されたた超音
波反射信号によってコップ(1)の有無とコップ(1)内の水
位が検出されるようになっている。制御部(6)は前記検
出や給水制御を行うもので、超音波の反射信号を受信す
る事によって、超音波センサ(3)から対象物迄の距離を
検出して給水用電磁弁(5)のオン・オフ制御やコップ(1)
への給水管(9)に配設された給水用電磁弁(5)をオン・オ
フ制御するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコップの有無検出並びに
コップへの給水を自動的に行う新規なオートカラン装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科用ベッドに付設されているオートカ
ラン装置には色々なタイプのものが提案されているが、
それぞれ一長一短があり、改善の余地があった。例え
ば、コップ受け台を支えるバネを強弱2段のものを用
い、金属コップがコップ受け台上にセットされた時に
は、弱い方のバネが撓んで第1の機械的スイッチが投入
されるようにし、金属コップの検出と給水を行い、金属
コップへの給水が完了すると強い方のバネが撓んで第2
の機械的スイッチが投入されて金属コップへの給水が停
止されるという機械的スイッチを用いての給水制御を行
う機械式タイプのものや、機械的スイッチに代えてリー
ドスイッチを用いてコップへの給水を行うものである。
【0003】前者にあって機械的スイッチであるために
接点不良により動作が不完全になり、装置寿命も短いと
いう問題点があり、後者にあっては100V交流電源を
そのまま使用しているために制御装置の各パーツに高耐
圧部品を使用しなければならないために消費電力が大き
いという問題点や前述のように高耐圧部分を使用しなけ
ればならないために部品コストが高くなるという問題点
があった。その他、機械的なスイッチを用いる場合、給
水の重量で給水量を検出するものでり、給水量が所定の
量に達するとコップがガタンと下がり、印象が悪いと言
う欠点もあった。
【0004】また、最近では、衛生のために紙コップが
使用されるようになって来たが、紙コップの重量は非常
に軽いので、重量の有る金属コップの検出は容易で有る
が、紙コップの場合はその重量が非常に小さいので、金
属コップ用の検出装置では『紙コップあり』の機械的検
出が困難になるという問題も新たに発生してきた。その
他、従来の検出機構では、『コップ検出』と『水量検
出』の2つの機構を必要としており、機構的に複雑にな
るという問題や、複雑で大きな容積を必要とする『検出
機構』をコップ受け台の下側に設けなければならず、コ
ップ受け台回りのデザインをすっきりさせる事が出来な
いという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来例
の欠点に鑑みてなされたもので、本発明の解決しようと
する課題は、装置寿命が長く且つ機械的スイッチのよう
な欠点がなく、機構も簡単で、デザイン的にも優れてお
り、金属コップ又は紙コップの何れでも対応する事が出
来しかも省エネルギ効果も有するオートカラン装置の提
供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるオートカ
ラン装置(A)の第1実施例(A1)は、図1,2に示すよう
に、『うがい用コップ(1)を載置するコップ受け台(2)
と、コップ受け台(2)の直上に設置され、コップ受け台
(2)に向けて超音波を発し且つ前記超音波の反射波を検
出する超音波センサ(3)と、超音波センサ(3)からの受信
信号にてコップ(1)の有無とコップ(1)内の水位を検出
し、給水用電磁弁(5)のオン・オフ制御を行う制御部(6)
と、コップ(1)への給水管(9)に配設され、前記制御部
(6)によってオン・オフ制御される給水用電磁弁(5)とで
構成された』事を特徴とする。
【0007】これにより、超音波を利用して『コップ有
無検出』及び『水位検出』が電気的に可能となり、機構
が非常にシンプルになると同時に機械式のように所定水
量がコップ(1)に供給された時にコップ(1)が移動して機
械式スイッチが投入されるというような事がなく、使用
者に違和感を生じさせない。また、超音波利用により、
コップ受け台(2)の下方に検出機構を設置する必要がな
くなり、コップ受け台(2)回りのデザインをシンプルに
することが出来る。その他、超音波検出は、従来例のよ
うな重量検出ではないので、紙コップ(1)の使用も問題
にならない。従って、金属コップと紙コップとを区別す
る事なく共用する事が出来る。
【0008】請求項2は本発明にかかるオートカラン装
置(A)の第2実施例(A2)で、図3に示すようにコップ検
出に赤外線センサ(3a)を使用し、水位検出用に歪みセン
サ(3b)を使用した例で、『うがい用コップ(1)を載置す
るコップ受け台(2)と、コップ受け台(2)の側方乃至上面
に設置され、コップ受け台(2)上のコップ(1)に向けて赤
外線を発し且つ前記赤外線の直射光又は反射光を検出す
る赤外線センサ(3a)と、コップ受け台(2)に張設され、
コップ受け台(2)上のコップ(1)に給水した時に、コップ
(1)内の水量に合わせて発生する歪みによってコップ(1)
内の水量を検出する歪みセンサ(3b)と、赤外線センサ(3
a)からの受信信号にてコップ(1)の有無を検出するコッ
プ検出回路(15)と、歪みセンサ(3b)からの信号を受けて
コップ(1)内の水位を検出する水位検出回路(16)と、コ
ップ検出回路(15)からのコップ有りの信号によって給水
用電磁弁(5)をオンにしてコップ(1)への給水を開始し、
水位検出回路(16)からの給水完了信号によって給水用電
磁弁(5)をオフにする電磁弁駆動回路(14)と、コップ(1)
への給水管(9)に配設され、前記制御部(6)によってオン
・オフ制御される給水用電磁弁(5)とで構成された』事
を特徴とするもので、この場合も前述同様『コップ有無
検出』及び『水位検出』が電気的に行われる事の利点が
あり、金属コップと紙コップとを区別する事なく共用す
る事も出来る。
【0009】請求項3は本発明にかかるオートカラン装
置(A)の第3実施例(A3)で、図4に示すように、コップ
(1)の検出用に赤外線センサ(3a)を使用し、水位検出に
超音波センサ(3イ)を使用した例で、『うがい用コップ
(1)を載置するコップ受け台(2)と、コップ受け台(2)の
側方乃至上面に設置され、コップ受け台(2)上のコップ
(1)に向けて赤外線を発し且つ前記赤外線の直射光又は
反射光を検出する赤外線センサ(3a)と、コップ受け台
(2)の直上に設置され、コップ受け台(2)に載置されたコ
ップ(1)に向けて超音波を発し、コップ(1)の底部乃至コ
ップ(1)内の水の表面に反射した超音波の反射波を検出
する超音波センサ(3イ)と、赤外線センサ(3a)からの受信
信号にてコップ(1)の有無を検出するコップ検出回路(1
5)と、超音波センサ(3)からの信号を受けてコップ(1)内
の水位を検出する水位検出回路(16a)と、コップ検出回
路(15)からのコップ有りの信号によって給水用電磁弁
(5)をオンにしてコップ(1)への給水を開始し、水位検出
回路(16a)からの給水完了信号によって給水用電磁弁(5)
をオフにする電磁弁駆動回路(14)と、コップ(1)への給
水管(9)に配設され、前記制御部(6)によってオン・オフ
制御される給水用電磁弁(5)とで構成された』事を特徴
とするもので、この場合も前述同様『コップ有無検出』
及び『水位検出』が電気的に行われるものであり、金属
コップと紙コップとを区別する事なく共用する事も出来
る。
【0010】請求項4は本発明にかかるオートカラン装
置(A)の第4実施例(A4)で、図5に示すように、コップ
(1)の検出と水位検出に超音波センサ(3イ)(3ロ)をそれぞ
れ使用した例で、『うがい用コップ(1)を載置するコッ
プ受け台(2)と、コップ受け台(2)の側方乃至上面に設置
され、コップ受け台(2)上のコップ(1)に向けて超音波を
発し且つ前記超音波の反射波を検出するコップ有無検出
用超音波センサ(3イ)と、コップ受け台(2)の直上に設置
され、コップ受け台(2)に載置されたコップ(1)に向けて
超音波を発し、コップ(1)の底部乃至コップ(1)内の水の
表面に反射した超音波の反射波を検出する水位検出用超
音波センサ(3ロ)と、コップ有無検出用超音波センサ(3イ)
からの受信信号にてコップ有りの信号によって給水用電
磁弁(5)をオンにしてコップ(1)への給水を開始し、水位
検出用超音波センサ(3ロ)からの給水完了信号によって給
水用電磁弁(5)をオフにする制御部(6c)と、前記制御部
(6c)によってオン・オフ制御される給水用電磁弁(5)と
で構成された』事を特徴とするもので、この場合も前述
同様『コップ有無検出』及び『水位検出』が電気的に行
われ、金属コップと紙コップとを区別する事なく共用す
る事も出来る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例(図1,2参照)
を図示実施例に従って詳述する。うがい用コップ(1)を
載置するコップ受け台(2)はベース(7)上に設けられてお
り、コップ(1)の載置位置が円で示されている。コップ
載置位置は必要に応じて周囲に水がこぼれないように浅
い皿状になっている。コップ受け台(2)の直上には蛇口
(8)が設けられており、コップ受け台(2)上に載置された
コップ(1)に水を注ぐ事が出来るようになっている。前
記蛇口(8)に合わせて超音波センサ(3)が設置されてお
り、コップ受け台(2)に向かって超音波を発する事が出
来るようになっている。
【0012】(9)は、蛇口(8)に接続されており、コップ
(1)に給水するための給水管で水道水又は滅菌水が供給
出来るようになっている。前記供給管(9)から蛇口(8)迄
の間には電磁弁(5)が設置されており、蛇口(8)からの給
水をオン・オフ出来るようになっている。
【0013】(6)は制御部で、図2に示すように、タイ
ミングコントローラ(10)、比較器(11)、発振回路(12)、
増幅器(13)、電磁弁駆動回路(14)などで構成されてい
る。発振回路(12)は、超音波信号を生成するためのもの
で、超音波センサ(3)に接続されている。タイミングコ
ントローラ(10)は、比較器(11)と発振回路(12)に接続さ
れており、超音波が超音波センサ(3)からコップ受け台
(2)に向かって発せられるタイミングをコントロールす
る機能と、超音波が超音波センサ(3)からコップ受け台
(2)に向かって発せられ、当該超音波がコップ受け台(2)
に反射されて超音波センサ(3)に入力する迄の基準タイ
ミング(T1)、前述同様に規定される超音波センサ(3)か
らコップ底部(1a)迄の基準タイミング(T2)、同じく超音
波センサ(3)からコップ(1)内に給水された水の表面迄の
基準タイミング(T3)が設定されるようになっている。前
記基準タイミング(T1)(T2)(T3)の設定は、タイミングコ
ントローラ(10)に付設されたコップ検出可変抵抗(4a)や
水位検出可変抵抗(4b)の抵抗値を適宜設定することによ
り、任意の高さに設定することが出来る。
【0014】増幅器(13)は超音波センサ(3)の出力側に
分岐接続されており、且つ、比較器(11)に接続されてお
り、超音波センサ(3)によって受信された超音波反射信
号を増幅するようになっている。比較器(11)は、増幅器
(13)から入力した超音波反射信号の実測タイミング
(t)とタイミングコントローラ(10)の設定基準タイミ
ング(T1)(T2)(T3)とを比較するものである。本実施例で
は、『コップ無し』『コップ有り』『水位検出』の3つ
の検出が行われるだけであるが、勿論これに限られず、
必要に合わせて適宜検出位置を増やす事が出来る。電磁
弁駆動回路(14)は、比較器(11)からの信号により、電磁
弁(5)のオン・オフを行うものである。
【0015】発振回路(12)は、常時、タイミングコント
ローラ(10)の制御の下に発振しており、超音波センサ
(3)からコップ受け台(2)に向かって超音波が常時発せら
れている。コップ受け台(2)上にコップ(1)がない場合、
超音波センサ(3)から発された超音波はコップ受け台(2)
に当たって反射し、当該反射波は超音波センサ(3)によ
って検出され、増幅器(13)によって所定のレベル迄増幅
された後、比較器(11)に入力される。
【0016】比較器(11)では、超音波センサ(3)から発
射された超音波がコップ受け台(2)に当たり、反射して
超音波センサ(3)に再び入力するまでの実測時間(t)と、
タイミングコントローラ(10)に入力されている各種基準
タイミング(T1)(T2)(T3)とを比較し、前記基準タイミン
グ(T1)と実際に超音波センサにて検出した実測タイミン
グ(t)が一致する場合には、『コップなし』と判定す
る。
【0017】空のコップ(1)をコップ受け台(2)上に載置
すると、コップ(1)の底部(1a)はコップ受け台(2)より上
部に位置するため超音波センサ(3)から発射された超音
波はコップ(1)の底部(1a)に当たって反射し、超音波セ
ンサ(3)に入力する。この場合、超音波の往復工程は、
『コップなし』の場合より短くなるので、反射超音波の
実測タイミング(t)は『コップなし』の場合に比べて早
くなる。比較器(11)では前述同様、実測タイミング(t)
と基準タイミング(T1)(T2)(T3)とを比較し、実測タイミ
ング(t)が基準タイミング(T2)と等しい場合には『コッ
プあり』と判断して電磁弁駆動回路(14)を作動させ、電
磁弁(5)をオンにする。これにより蛇口(8)からコップ
(1)に給水がなされる。
【0018】給水が開始されると、コップ(1)の中に水
が溜まり、次第に水位が上昇する。超音波はコップ(1)
内の水の表面(1b)に反射されるので、水位の上昇と共に
反射超音波の実測タイミング(t)は次第に短くなる。こ
の間、比較器(11)において実測タイミング(t)は基準タ
イミング(T1)(T2)(T3)と比較されており、基準タイミン
グ(T3)と実測タイミング(t)とが一致する迄、電磁弁(5)
はオン状態に保たれており、蛇口(8)からの給水が続く
事になる。
【0019】基準タイミング(T3)と実測タイミング(t)
とが一致すると、コップ(1)内の所定の水位迄水が溜ま
ったと判定し、電磁弁駆動回路(14)を作動させて電磁弁
(5)をオフに切り替える。これにより給水は停止する。
うがいのためにコップ(1)をコップ受け台(2)から取り去
ると、超音波センサ(3)から発射された超音波は再度コ
ップ受け台(2)に当たって反射する事になり、基準タイ
ミング(T1)と実測タイミング(t)とが一致『コップな
し』の判定が出される事になる。
【0020】本発明の第2実施例は、図3に示すよう
に、コップ検出に赤外線センサ(3a)を使用し、水位検出
用に歪みセンサ(3b)を使用した例である。赤外線センサ
(3a)は赤外線発光ダイオード(3a1)と受光素子(3a2)とで
構成されており、本実施例ではうがい用コップ(1)を載
置するコップ受け台(2)の側方に赤外線センサ(3a)が設
置され、コップ受け台(2)上のコップ(1)の側面に向けて
赤外線発光ダイオード(3a1)から赤外線を発し、受光素
子(3a2)にて前記赤外線の反射光を検出するようになっ
ている。コップ(1)がコップ受け台(2)上に載置されてい
る場合には、赤外線がコップ(1)に当たって反射し、受
光素子(3a2)にて検出されるようになっている。逆に、
コップ(1)がなければ反射光は存在しないのであるか
ら、『コップなし』が認識出来る。この赤外線センサ(3
a)は、コップ検出回路(15)に接続されている。なお、コ
ップ検出回路(15)は既知の回路であるからここでは詳細
な説明を行わない。
【0021】又、赤外線センサ(3a)はコップ受け台(2)
の側方のみならず、コップ受け台(2)の上面に設置する
ことも可能であり、この場合はコップ受け台(2)上に載
置されたコップ(1)の底面を検出する事になる。
【0022】歪みセンサ(3b)は、コップ受け台(2)に
(好ましくは裏面に)張設され、コップ受け台(2)上の
コップ(1)に給水した時に、コップ(1)内の水量に合わせ
てコップ受け台(2)と共に歪みセンサ(3b)が撓み、この
時に歪みセンサ(3b)に発生する歪みによってコップ(1)
内の水量を検出するようになっている。歪みセンサ(3b)
は水位検出回路(16)に接続されている。なお、水位検出
回路(16)も既知の回路であるからここでは詳細な説明を
行わない。又、歪みセンサ(3b)は、極めて薄いものであ
るから、コップ受け台(2)に貼着してもかさ張る事がな
い。
【0023】前記コップ検出回路(15)と水位検出回路(1
6)並びに電磁弁駆動回路(14)とは制御部(6a)内に組み込
まれており、制御部(6a)のコップ検出回路(15)からのコ
ップ有りの信号によって給水用電磁弁(5)をオンにして
コップ(1)への給水を開始し、コップ(1)内の水量が所定
の水量に達したところで水位検出回路(16)からの給水完
了信号によって給水用電磁弁(5)をオフにする。
【0024】本発明の第3実施例は、図4に示すように
コップ(1)の検出用に赤外線センサ(3a)を使用し、水位
検出に超音波センサ(3イ)を使用した例である。この場
合、赤外線センサ(3a)がコップ受け台(2)の側方乃至上
面に設置され、前述同様コップ受け台(2)上のコップ(1)
の有無を検出するようになっている。また、前述同様超
音波センサ(3イ)がコップ受け台(2)の直上に設置され、
コップ内の水位を検出するようになっている。コップ検
出回路(16a)は水位検出可変抵抗(4b)がない点以外は図
2の回路とほぼ同じである。これにより前述同様『コッ
プ有無検出』及び『水位検出』が電気的に行われ、金属
コップと紙コップとを区別する事なく共用する事も出来
る。
【0025】本発明の第4実施例は、図5に示すよう
に、コップ(1)の検出と水位検出に超音波センサ(3イ)(3
ロ)をそれぞれ別々に使用した例で、コップ有無検出用超
音波センサ(3イ)がうがい用コップ(1)を載置するコップ
受け台(2)の側方に設置され、コップ受け台(2)上のコッ
プ(1)に向けて超音波を発し且つ前記超音波の反射波を
検出するようになっている。制御部(6c)は図2とほぼ同
じ構成になる。
【0026】水位検出用超音波センサ(3ロ)は記述の場合
と同様コップ受け台(2)の直上に設置され、コップ受け
台(2)に載置されたコップ(1)内の水位を検出するように
なっており、この場合も前述同様『コップ有無検出』及
び『水位検出』が電気的に行われ、金属コップと紙コッ
プとを区別する事なく共用する事も出来る。
【0027】
【発明の効果】本発明のオートカラン装置の第1実施例
は、うがい用コップを載置するコップ受け台と、コップ
受け台の直上に設置され、コップ受け台に向けて超音波
を発し且つ前記超音波の反射波を検出する超音波センサ
と、超音波センサからの受信信号にてコップの有無とコ
ップ内の水位を検出し、給水用電磁弁のオン・オフ制御
を行う制御部と、コップへの給水管に配設され、前記制
御部によってオン・オフ制御される給水用電磁弁とで構
成されているので、超音波をコップ受け台方向に発射
し、その反射波を検出し、超音波の往復時間を測定し、
基準時間と比較することにより、『コップなし』『コッ
プあり』『給水完了』などの検出を行う事が出来るもの
であり、超音波という1つの検出手段で各種検出が可能
となり、検出機構を非常にシンプルに構成する事が出来
るという利点がある。また、超音波利用により、コップ
受け台の下方に検出機構を設置する必要がなくなり、コ
ップ受け台回りのデザインをシンプルにすることが出来
るという利点も生じる。その他、超音波検出は、従来例
のような重量検出ではないので、紙コップの使用も問題
にならないという利点もある。その他、超音波利用の装
置であるので、消費電力も極くわずかであるという利点
もある。
【0028】又、請求項2〜4の各実施例(A2)〜(A4)の
場合でも、コップ有無検出や水位又は水量検出に、赤外
線センサ、歪みセンサ又は超音波センサなど電気的手段
を使用するものであり、前述同様、コップ受け台の下方
に機械式で大きくかさ張る検出機構を設置する必要がな
くなり、コップ受け台回りのデザインをシンプルにする
ことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオートカラン装置の第1実施例の概略
【図2】本発明のオートカラン装置のブロック図
【図3】本発明のオートカラン装置の第2実施例の概略
【図4】本発明のオートカラン装置の第3実施例の概略
【図5】本発明のオートカラン装置の第4実施例の概略
【符号の説明】
(A)…オートカラン装置 (1)…コップ (1a)…コップの底部 (1b)…コップ内の水の表面 (2)…コップ受け台 (3)(3イ)(3ロ)…超音波センサ (3a)…赤外線センサ (5)…電磁弁 (6)(6a)…制御部 (7)…ベース (8)…蛇口 (9)…給水管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 うがい用コップを載置するコップ
    受け台と、コップ受け台の直上に設置され、コップ受け
    台に向けて超音波を発し且つ前記超音波の反射波を検出
    する超音波センサと、超音波センサからの受信信号にて
    コップの有無とコップ内の水位を検出し、給水用電磁弁
    のオン・オフ制御を行う制御部と、コップへの給水管に
    配設され、前記制御部によってオン・オフ制御される給
    水用電磁弁とで構成された事を特徴とするオートカラン
    装置。
  2. 【請求項2】 うがい用コップを載置するコップ
    受け台と、コップ受け台の側方乃至上面に設置され、コ
    ップ受け台上のコップに向けて赤外線を発し且つ前記赤
    外線の直射光又は反射光を検出する赤外線センサと、コ
    ップ受け台に張設され、コップ受け台上のコップに給水
    した時に、コップ内の水量に合わせて発生する歪みによ
    ってコップ内の水量を検出する歪みセンサと、赤外線セ
    ンサからの受信信号にてコップの有無を検出するコップ
    検出回路と、歪みセンサからの信号を受けてコップ内の
    水位を検出する水位検出回路と、コップ検出回路からの
    コップ有りの信号によって給水用電磁弁をオンにしてコ
    ップへの給水を開始し、水位検出回路からの給水完了信
    号によって給水用電磁弁をオフにする電磁弁駆動回路
    と、コップへの給水管に配設され、前記制御部によって
    オン・オフ制御される給水用電磁弁とで構成された事を
    特徴とするオートカラン装置。
  3. 【請求項3】 うがい用コップを載置するコップ
    受け台と、コップ受け台の側方乃至上面に設置され、コ
    ップ受け台上のコップに向けて赤外線を発し且つ前記赤
    外線の直射光又は反射光を検出する赤外線センサと、コ
    ップ受け台の直上に設置され、コップ受け台に載置され
    たコップに向けて超音波を発し、コップの底部乃至コッ
    プ内の水の表面に反射した超音波の反射波を検出する超
    音波センサと、赤外線センサからの受信信号にてコップ
    の有無を検出するコップ検出回路と、超音波センサから
    の信号を受けてコップ内の水位を検出する水位検出回路
    と、コップ検出回路からのコップ有りの信号によって給
    水用電磁弁をオンにしてコップへの給水を開始し、水位
    検出回路からの給水完了信号によって給水用電磁弁をオ
    フにする電磁弁駆動回路と、コップへの給水管に配設さ
    れ、前記制御部によってオン・オフ制御される給水用電
    磁弁とで構成された事を特徴とするオートカラン装置。
  4. 【請求項4】 うがい用コップを載置するコップ
    受け台と、コップ受け台の側方乃至上面に設置され、コ
    ップ受け台上のコップに向けて超音波を発し且つ前記超
    音波の反射波を検出するコップ有無検出用超音波センサ
    と、コップ受け台の直上に設置され、コップ受け台に載
    置されたコップに向けて超音波を発し、コップの底部乃
    至コップ内の水の表面に反射した超音波の反射波を検出
    する水位検出用超音波センサと、コップ有無検出用超音
    波センサからのコップ有りの信号によって給水用電磁弁
    をオンにしてコップへの給水を開始し、水位検出用超音
    波センサからの給水完了信号によって給水用電磁弁をオ
    フにする制御部と、コップへの給水管に配設され、前記
    制御部によってオン・オフ制御される給水用電磁弁とで
    構成された事を特徴とするオートカラン装置。
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