JPH0767031A - 電子ズーム装置及び電子ズーム方法 - Google Patents

電子ズーム装置及び電子ズーム方法

Info

Publication number
JPH0767031A
JPH0767031A JP5213962A JP21396293A JPH0767031A JP H0767031 A JPH0767031 A JP H0767031A JP 5213962 A JP5213962 A JP 5213962A JP 21396293 A JP21396293 A JP 21396293A JP H0767031 A JPH0767031 A JP H0767031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coefficient
image
transform
data
class code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5213962A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3511645B2 (ja
Inventor
Masaru Horishi
賢 堀士
Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP21396293A priority Critical patent/JP3511645B2/ja
Publication of JPH0767031A publication Critical patent/JPH0767031A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3511645B2 publication Critical patent/JP3511645B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 予め、ブロック化された基準画像の画像デー
タに直交変換を施して得た変換係数とこの基準画像を拡
大した拡大画像に直交変換を施して得た変換係数とから
補充される変換係数データが学習されてROMテーブル
5に記憶されている。ブロック化部2でブロック化され
た基準画像の画像データは直交変換部3で直交変換さ
れ、この直交変換による変換係数がクラスコード発生部
4でクラス分類されてクラスコードが発生される。RO
Mテーブル5からは上記クラスコードに応じた変換係数
データが読み出されて係数合成部6に送られ、基準画像
の変換係数と合成されて逆変換部7に送られる。逆変換
部7では変換係数を逆変換し、ブロック分解部8で拡大
画像のブロック化された画像データをブロック分解す
る。 【効果】 解像度を低下させずに拡大画像を合成するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、拡大された画像を出力
する電子ズーム装置及び電子ズーム方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビカメラ等によってディジタル画像
をズームして拡大する方法には、空間内で拡大画像内に
画素を補間して画像を拡大する方法と、直交変換される
領域を拡張し、変換空間で拡大画像の画像データに直交
変換を行ったときの変換係数を上記拡張された領域内に
補充して逆変換を行うことにより、画像を拡大する方法
とが存在する。
【0003】上記空間内で拡大画像内の画素を補間する
方法においては、線形補間フィルタ等を用いて画素を補
間しているが、この方法により得られる拡大画像は、拡
大される前の画像よりも解像度が低下し、拡大画像上に
はぼけが目立つことが問題となっている。
【0004】一方、変換係数を補充して逆変換を行う方
法は、上記線形補間フィルタを用いて画素を補間する方
法よりも拡大画像の解像度を低下させることはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、画像
データに直交変換を施すことにより得られる変換係数に
は、画像の高周波成分が表れている。しかし、従来の変
換係数を補充して逆変換を行う方法においては、拡大画
像内の補充された変換係数を単にゼロとしているので、
高周波成分は含まれていない。従って、このゼロが設定
されて補充された変換係数を用いて逆変換を行い、拡大
画像を合成した場合には、解像度の不足した画像が得ら
れる。
【0006】そこで、本発明は上述の実情に鑑み、拡大
画像の高周波成分を含み、画像の特徴を反映させた変換
係数により拡大画像を得ることができる電子ズーム装置
及び電子ズーム方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子ズーム
装置は、入力される基準画像の画像データのブロック化
を行うブロック化手段と、上記ブロック化手段からのブ
ロック化された画像データに直交変換を行い変換係数を
求める直交変換手段と、上記直交変換手段からの変換係
数を複数のクラスに分類し、このクラスを示すクラスコ
ードを発生するクラス分類手段と、上記クラス分類手段
からのクラスコードに対応する変換係数データが読み出
される係数データ発生手段と、上記直交変換手段からの
変換係数と上記係数データ発生手段からの変換係数デー
タとにより拡大画像の変換係数を合成する係数合成手段
と、上記係数合成手段からの変換係数に逆変換を行い、
拡大画像のブロック毎の画像データを出力する逆変換手
段とから成ることにより上述した課題を解決する。
【0008】また、上記係数データ発生手段には、基準
画像及び拡大画像の画像データをそれぞれブロック化し
て直交変換を施すことにより変換係数を求め、上記基準
画像の変換係数と上記拡大画像の変換係数との間で学習
を行うことにより最適化された変換係数データを求め、
上記クラスコードとこのクラスコードに対応する最適化
された変換係数データとが予めテーブルに記憶されてい
ることを特徴とする。
【0009】本発明に係る電子ズーム方法は、入力され
る基準画像の画像データのブロック化を行うブロック化
工程と、上記ブロック化工程からのブロック化された画
像データに直交変換を行い変換係数を求める直交変換工
程と、上記直交変換工程からの変換係数を複数のクラス
に分類し、このクラスを示すクラスコードを発生するク
ラス分類工程と、上記クラス分類工程からのクラスコー
ドに対応する変換係数データが読み出される係数データ
発生工程と、上記直交変換工程からの変換係数と上記係
数データ発生工程からの変換係数データとにより拡大画
像の変換係数を合成する係数合成工程と、上記係数合成
工程からの変換係数に逆変換を行い、拡大画像のブロッ
ク毎の画像データを出力する逆変換工程とから成ること
により上述した課題を解決する。
【0010】また、上記係数データ発生工程には、基準
画像及び拡大画像の画像データをそれぞれブロック化し
て直交変換を施すことにより変換係数を求め、上記基準
画像の変換係数と上記拡大画像の変換係数との間で学習
を行うことにより最適化された変換係数データを求め、
上記クラスコードとこのクラスコードに対応する最適化
された変換係数データとが予めテーブルに記憶されてい
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明においては、基準画像の画像データを直
交変換して求めた変換係数と係数データ発生手段に予め
学習されて記憶されている拡張された領域内の変換係数
データとを合成して逆変換を行うことにより、拡大画像
を合成する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1には、本発明に係る電
子ズーム装置の概略的な構成を示す。
【0013】図1の入力端子1から入力される基準画像
のディジタル画像データは、ブロック化部2に送られ
る。上記ブロック化部2には基準画像を拡大する所望の
ズーム率が外部から与えられている。よって、上記ブロ
ック化部2では、上記ズーム率により、基準画像内の拡
大される領域を特定することができ、この特定された拡
大されるべき領域の画像データのブロック化が行われ
る。上記ブロック化された画像データは、ブロック毎に
直交変換部3に出力される。この直交変換部3では、上
記ブロック毎のそれぞれの画像データに直交変換を施
し、変換係数を得る。この直交変換としては、DCT
(Discrete Cosine Transform)、アダマール変換、KL
(カルーネンレーブ)変換等を用いることが考えられ
る。
【0014】例えば、上記ブロック化部2において、4
行4列(4×4)でブロック化された各画素データに直
交変換を施した場合には、図2の(a)の○印で示すよ
うな変換係数群が得られる。
【0015】ここで、基準画像内の4行4列(4×4)
でブロック化された画像データを2倍して、8行8列
(8×8)のブロック化された画像データに拡大した拡
大画像を合成する場合には、図2の(a)の×印で示さ
れる変換係数を補充することになる。従って、図2の
(b)の●印で示される位置に変換係数が補充され、○
印及び●印で示される全ての変換係数に逆変換を施すこ
とにより、基準画像を2倍に拡大した拡大画像のブロッ
ク化された画像データを得ることができる。
【0016】上記直交変換部3において得られた変換係
数は、クラスコード発生部4に送られる。このクラスコ
ード発生部4では、送られた各ブロック毎の変換係数を
クラス分類し、このクラス分類された変換係数のクラス
コードを発生する。発生されたクラスコードはROM
(読み出し専用メモリ)テーブル5に送られる。
【0017】このROMテーブル5には、拡大画像内に
補充される最適化された変換係数データが予め学習によ
り得られ、クラスコードと共にテーブルとして記憶され
ている。よって、上記ROMテーブル5からは、上記ク
ラスコード発生部4からのクラスコードをアドレスとし
て用いることにより、このクラスコードに対応した拡大
画像中の変換係数データが読み出される。
【0018】ここで、上記ROMテーブル5に予め学習
される変換係数データについて説明する。
【0019】先ず、例えば、図3の(a)の基準画像
と、この基準画像のズーム中心sを中心として拡大され
た図3の(b)に示す拡大画像とを用意する。この拡大
画像の画像データは、特開平4−318766号の明細
書及び図面等において提案されているズーム率算出方法
により求めることができる。
【0020】図4のフローチャートには変換係数を学習
するときの手順が示されており、ステップS1で、図3
の(a)の基準画像の画像データをブロック化し、ステ
ップS2で上記ブロック化された画像データに直交変換
を施して変換係数を求める。さらに、ステップS3で、
上記変換係数をクラス分類して、このクラス分類された
変換係数に対応するクラスコードを生成する。
【0021】また、上述の動作と平行して、ステップS
4では、図3の(b)の拡大画像の画像データをブロッ
ク化し、ステップS5で上記ブロック化された画像デー
タに直交変換を施して変換係数を求める。
【0022】次に、ステップS6に進んで、ステップS
3でクラス分類された変換係数と、この変換係数に対応
する拡大画像の変換係数との間で学習を行う。この後、
ステップS7で、基準画像における全てのブロック化さ
れた画像データについて、変換係数が求められてクラス
分類され、拡大画像のブロック化された画像データの変
換係数との間で学習が行われたか否かを判別する。
【0023】上記学習が全てのブロック化された画像デ
ータに対して行われていないならば、ステップS1及び
ステップS4に戻って、さらに、まだ学習が行われてい
ない基準画像及び拡大画像の画像データをブロック化
し、このブロック化された画像データに直交変換を施し
て変換係数を求め、学習を行う。しかし、上記学習が全
てのブロック化された画像データに対して行われたなら
ば、ステップS8に進んで、上記学習されたクラス分類
に対応するクラスコードとこのクラスコードに対応する
拡大画像の最適化された変換係数とからマッピングテー
ブルを生成する。このように、上記ROMテーブル5内
には、所定のクラスコード及びこのクラスコードに対応
する変換係数データが、予め学習されて複数記憶されて
いる。
【0024】上記ROMテーブル5内に記憶されるクラ
スコードの最も簡便な分類方法は、クラス分類される、
基準画像のブロック毎の画像データに直交変換を施すこ
とにより得られる変換係数に圧縮等の処理を行わず、上
記ブロック毎の画像データの変換係数をそのままクラス
コードとする方法である。しかし、変換係数がそのまま
クラスコードである場合には、上記クラスコードと同等
な数の変換係数のパターンを記憶しておかなければなら
ず、このためには膨大な容量のROMが必要となる。従
って、実現性を考慮した場合には、学習される基準画像
の変換係数に圧縮等の処理を用いることが考えられる。
【0025】そこで、例えば、上記クラスコード数をA
DRC(適応型ダイナミックレンジ符号化)を使用して
削減する方法が考えられる。本来、ADRCはVTR
(ビデオテープレコーダ)向けの高能率符号化用に開発
された適応的再量子化法であり、信号レベルの局所的な
パターンを短い語長で効率的に表現することができる。
よって、ADRCを使用した場合には、変換係数のパタ
ーンの性質を保存した効果的なクラスコードの数の削減
を行うことができる。
【0026】ここで、上記変換係数として予測係数を用
いる場合の、クラス分割にADRCを用いた予測係数の
学習方法について具体的に説明する。
【0027】図5は、上記ROMテーブル5内に記憶さ
れる予測係数を学習する際の概略的な構成を示す。この
図5の入力端子11からはブロック化されたズーム前の
画像である基準画像の1ブロックの画像データに直交変
換を施して得られた変換係数が入力され、入力端子12
からは上記基準画像の1ブロックの画像データに対応す
るブロック化された拡大画像の1ブロックの画像データ
に直交変換を施して得られた変換係数が入力される。こ
れら2つのブロックの変換係数は、学習部13に送られ
る。この学習部13では、入力された基準画像の変換係
数と拡大画像の変換係数とを用いて学習し、クラスコー
ドとこのクラスコードに対応する予測係数を作成する。
このクラスコードと予測係数とは、予測係数メモリ14
に送られ、記憶される。
【0028】先ず、基準画像としてブロック化されたズ
ーム前の画像の1ブロック分の変換係数をx1 ,・・
・,xn とし、この変換係数x1 ,・・・,xn の各デ
ータに対してpビットADRCを行った結果の再量子化
データをq1 ,・・・,qn としたときのブロック毎の
クラスコードclassは(1)式で定義される。例え
ば、上記変換係数x1 ,・・・,xn は、図2の(a)
内の4×4画素から成る1ブロック(n=4)に相当す
る。
【0029】
【数1】
【0030】そこで、一般的に、2倍に拡大された拡大
画像内で補充されるべき変換係数をyとし、この変換係
数yが補充されるズーム前の基準画像内のブロックの変
換係数をx1 ,・・・,xn としたときに、クラス分類
毎に(2)式に示す係数w1,・・・,wn によるnタ
ップの線形推定式を設定する。 y=w1 1 +w2 2 +・・・+wn n ・・・(2) 学習前は、wi が未定係数である。
【0031】学習は、クラス分類された複数の変換係数
に対して行う。例えば、変換係数の数がmの場合には、
(2)式に従って、 yk =w1 k1+w2 k2+・・・+wn kn ・・・(3) (k=1,2,・・・,m)となる。
【0032】ここで、m>nの場合には、係数w1 ,・
・・,wn は一意には決まらないので、誤差ベクトルe
の要素を、 ek =yk −{w1 k1+w2 k2+・・・+w
n kn} ・・・(4) (k=1,2,・・・,m)と定義して、(5)式を最
小にする係数を求める。
【0033】
【数2】
【0034】これは、いわゆる最小自乗法による解法で
ある。ここで、(4)式の予測係数セットwi による偏
微分係数を求める。
【0035】
【数3】
【0036】(6)式を0にするように、各予測係数セ
ットwi を決めればよいから、
【0037】
【数4】
【0038】として行列を用いると、
【0039】
【数5】
【0040】となる。この方程式は、一般に正規方程式
と呼ばれている。この方程式を掃き出し法などの一般的
な行列解法を用いて、予測係数セットwi について解け
ば予測係数セットwi が決まる。よって、上記ROMテ
ーブル5には、クラスコードをアドレスとして、上記予
測係数セットwi を記憶しておく。
【0041】従って、上記ROMテーブル5内の予め学
習されて記憶されている補充のための変換係数が予測係
数である場合には、上記ROMテーブル5に上記クラス
コード発生部4からのクラスコードが入力されると、入
力されたクラスコードに応じた予測係数データが読み出
される。上記読み出された予測係数は、係数合成部6に
送られる。この係数合成部6では、上記予測係数を用い
て(10)式の予測式に従った演算を行うことにより、
拡大画像内の補充される変換係数y’を算出する。
【0042】 y’=w1 1 +w2 2 +・・・+wn n ・・・(10)
【0043】さらに、この係数合成部6には、上記直交
変換部3で得られた変換係数が供給されており、この基
準画像の画像データの変換係数と補充される変換係数と
が合成され、逆変換部7に供給される。この逆変換部7
では、合成された拡大画像の変換係数に逆変換を施すこ
とにより、拡大画像のブロック化された画像データを得
る。
【0044】上記逆変換部7で得られた拡大画像の画像
データは、ブロック分解部8に送られて、それぞれのブ
ロックが分解され、1つの拡大画像の画像データが生成
される。この拡大画像の画像データは、出力端子9から
出力される。
【0045】尚、クラス分割のための画像データ圧縮方
法としてADRCを用いたが、このADRCの代わり
に、VQ(ベクトル量子化)、DPCM(予測符号化)
等のデータ圧縮方法を用いてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る電子ズーム装置は、入力される基準画像の画像
データのブロック化を行うブロック化手段と、上記ブロ
ック化手段からのブロック化された画像データに直交変
換を行い変換係数を求める直交変換手段と、上記直交変
換手段からの変換係数を複数のクラスに分類し、このク
ラスを示すクラスコードを発生するクラス分類手段と、
上記クラス分類手段からのクラスコードに対応する変換
係数データが読み出される係数データ発生手段と、上記
直交変換手段からの変換係数と上記係数データ発生手段
からの変換係数データとにより拡大画像の変換係数を合
成する係数合成手段と、上記係数合成手段からの変換係
数に逆変換を行い、拡大画像のブロック毎の画像データ
を出力する逆変換手段とから成り、上記係数データ発生
手段には、基準画像及び拡大画像の画像データをそれぞ
れブロック化して直交変換を施すことにより変換係数を
求め、上記基準画像の変換係数と上記拡大画像の変換係
数との間で学習を行うことにより最適化された変換係数
データを求め、上記クラスコードとこのクラスコードに
対応する最適化された変換係数データとが予めテーブル
に記憶されていることにより、拡大画像の高周波成分が
反映した変換係数データを用いるので、解像度を低下さ
せることなく拡大画像を合成することができる。
【0047】また、本発明に係る電子ズーム方法は、入
力される基準画像の画像データのブロック化を行うブロ
ック化工程と、上記ブロック化工程からのブロック化さ
れた画像データに直交変換を行い変換係数を求める直交
変換工程と、上記直交変換工程からの変換係数を複数の
クラスに分類し、このクラスを示すクラスコードを発生
するクラス分類工程と、上記クラス分類工程からのクラ
スコードに対応する変換係数データが読み出される係数
データ発生工程と、上記直交変換工程からの変換係数と
上記係数データ発生工程からの変換係数データとにより
拡大画像の変換係数を合成する係数合成工程と、上記係
数合成工程からの変換係数に逆変換を行い、拡大画像の
ブロック毎の画像データを出力する逆変換工程とから成
り、上記係数データ発生工程には、基準画像及び拡大画
像の画像データをそれぞれブロック化して直交変換を施
すことにより変換係数を求め、上記基準画像の変換係数
と上記拡大画像の変換係数との間で学習を行うことによ
り最適化された変換係数データを求め、上記クラスコー
ドとこのクラスコードに対応する最適化された変換係数
データとが予めテーブルに記憶されていることにより、
拡大画像の高周波成分が反映した変換係数データを用い
るので、解像度を低下させることなく拡大画像を合成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子ズーム装置の概略的な構成を
示す図である。
【図2】基準画像を直交変換したときの変換係数の構成
と拡大画像を直交変換したときの変換係数の構成とを示
す図である。
【図3】基準画像と拡大画像とを概略的に示す図であ
る。
【図4】拡大画像内に補充される変換係数データの学習
手順を示すフローチャートである。
【図5】予測係数の学習のための概略的な構成を示す図
である。
【符号の説明】
2・・・・・・・ブロック化部 3・・・・・・・直交変換部 4・・・・・・・クラスコード発生部 5・・・・・・・ROMテーブル 6・・・・・・・係数合成部 7・・・・・・・逆変換部 8・・・・・・・ブロック分解部 13・・・・・・学習部 14・・・・・・予測係数メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される基準画像の画像データのブロ
    ック化を行うブロック化手段と、 上記ブロック化手段からのブロック化された画像データ
    に直交変換を行い変換係数を求める直交変換手段と、 上記直交変換手段からの変換係数を複数のクラスに分類
    し、このクラスを示すクラスコードを発生するクラス分
    類手段と、 上記クラス分類手段からのクラスコードに対応する変換
    係数データが読み出される係数データ発生手段と、 上記直交変換手段からの変換係数と上記係数データ発生
    手段からの変換係数データとにより拡大画像の変換係数
    を合成する係数合成手段と、 上記係数合成手段からの変換係数に逆変換を行い、拡大
    画像のブロック毎の画像データを出力する逆変換手段と
    から成ることを特徴とする電子ズーム装置。
  2. 【請求項2】 上記係数データ発生手段には、基準画像
    及び拡大画像の画像データをそれぞれブロック化して直
    交変換を施すことにより変換係数を求め、上記基準画像
    の変換係数と上記拡大画像の変換係数との間で学習を行
    うことにより最適化された変換係数データを求め、上記
    クラスコードとこのクラスコードに対応する最適化され
    た変換係数データとが予めテーブルに記憶されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子ズーム装置。
  3. 【請求項3】 入力される基準画像の画像データのブロ
    ック化を行うブロック化工程と、 上記ブロック化工程からのブロック化された画像データ
    に直交変換を行い変換係数を求める直交変換工程と、 上記直交変換工程からの変換係数を複数のクラスに分類
    し、このクラスを示すクラスコードを発生するクラス分
    類工程と、 上記クラス分類工程からのクラスコードに対応する変換
    係数データが読み出される係数データ発生工程と、 上記直交変換工程からの変換係数と上記係数データ発生
    工程からの変換係数データとにより拡大画像の変換係数
    を合成する係数合成工程と、 上記係数合成工程からの変換係数に逆変換を行い、拡大
    画像のブロック毎の画像データを出力する逆変換工程と
    から成ることを特徴とする電子ズーム方法。
  4. 【請求項4】 上記係数データ発生工程には、基準画像
    及び拡大画像の画像データをそれぞれブロック化して直
    交変換を施すことにより変換係数を求め、上記基準画像
    の変換係数と上記拡大画像の変換係数との間で学習を行
    うことにより最適化された変換係数データを求め、上記
    クラスコードとこのクラスコードに対応する最適化され
    た変換係数データとが予めテーブルに記憶されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の電子ズーム方法。
JP21396293A 1993-08-30 1993-08-30 画像処理装置及び画像処理方法 Expired - Lifetime JP3511645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21396293A JP3511645B2 (ja) 1993-08-30 1993-08-30 画像処理装置及び画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21396293A JP3511645B2 (ja) 1993-08-30 1993-08-30 画像処理装置及び画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0767031A true JPH0767031A (ja) 1995-03-10
JP3511645B2 JP3511645B2 (ja) 2004-03-29

Family

ID=16647952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21396293A Expired - Lifetime JP3511645B2 (ja) 1993-08-30 1993-08-30 画像処理装置及び画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3511645B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004055775A1 (ja) * 2002-12-13 2004-07-01 Sony Corporation 画像信号処理装置、画像信号処理方法、その方法を実行するためのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体
US6907413B2 (en) 2000-08-02 2005-06-14 Sony Corporation Digital signal processing method, learning method, apparatuses for them, and program storage medium
KR100476486B1 (ko) * 1996-01-29 2005-07-07 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 해상도변환방법및장치,및해상도변환을위한디코더
US7203381B2 (en) 2004-01-09 2007-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image processing method, image processing apparatus, and image processing program
US7412384B2 (en) 2000-08-02 2008-08-12 Sony Corporation Digital signal processing method, learning method, apparatuses for them, and program storage medium
US7584008B2 (en) 2000-08-02 2009-09-01 Sony Corporation Digital signal processing method, learning method, apparatuses for them, and program storage medium
KR100953790B1 (ko) * 2001-12-28 2010-04-21 소니 주식회사 표시 장치 및 제어 방법, 프로그램 및 기록 매체, 및 표시시스템
JP2013098730A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Toshiba Corp 解像度変換装置、解像度変換方法及び動画像復号化装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476486B1 (ko) * 1996-01-29 2005-07-07 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 해상도변환방법및장치,및해상도변환을위한디코더
US6907413B2 (en) 2000-08-02 2005-06-14 Sony Corporation Digital signal processing method, learning method, apparatuses for them, and program storage medium
US6990475B2 (en) 2000-08-02 2006-01-24 Sony Corporation Digital signal processing method, learning method, apparatus thereof and program storage medium
US7412384B2 (en) 2000-08-02 2008-08-12 Sony Corporation Digital signal processing method, learning method, apparatuses for them, and program storage medium
US7584008B2 (en) 2000-08-02 2009-09-01 Sony Corporation Digital signal processing method, learning method, apparatuses for them, and program storage medium
KR100953790B1 (ko) * 2001-12-28 2010-04-21 소니 주식회사 표시 장치 및 제어 방법, 프로그램 및 기록 매체, 및 표시시스템
WO2004055775A1 (ja) * 2002-12-13 2004-07-01 Sony Corporation 画像信号処理装置、画像信号処理方法、その方法を実行するためのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体
US7385650B2 (en) 2002-12-13 2008-06-10 Sony Corporation Device and method for processing image signal, program for performing the method, and computer-readable medium for recording the program
CN100407755C (zh) * 2002-12-13 2008-07-30 索尼株式会社 用于处理图像信号的设备和方法
US7203381B2 (en) 2004-01-09 2007-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image processing method, image processing apparatus, and image processing program
JP2013098730A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Toshiba Corp 解像度変換装置、解像度変換方法及び動画像復号化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3511645B2 (ja) 2004-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3438233B2 (ja) 画像変換装置および方法
US5406334A (en) Apparatus and method for producing a zoomed image signal
US5739873A (en) Method and apparatus for processing components of a digital signal in the temporal and frequency regions
JP3794505B2 (ja) 信号変換装置及び信号変換方法
JPH08154251A (ja) 画像信号補間装置
JP3511645B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3321915B2 (ja) 画像信号変換装置
JP3400055B2 (ja) 画像情報変換装置及び画像情報変換方法並びに画像処理装置及び画像処理方法
JP3867346B2 (ja) 画像信号処理装置及び方法並びに予測パラメータの学習装置及び方法
US6473207B1 (en) Image size transformation method for orthogonal transformation coded image
JP3632993B2 (ja) 電子ズーム装置及び電子ズーム方法
JP3326879B2 (ja) 画像信号変換装置
JP3277696B2 (ja) ディジタル信号処理装置および方法
JP3709106B2 (ja) 画像圧縮および伸張装置
JP3882828B2 (ja) 電子ズーム装置及び電子ズーム方法
JPH08275119A (ja) 信号変換装置及び信号変換方法
JP3775180B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JP3235266B2 (ja) 画像拡大装置及び画像符号化復号化装置
JP3871350B2 (ja) 解像度補償可能な画像変換装置および方法
JP2002237942A (ja) ディジタル画像信号処理装置および処理方法
US20050190982A1 (en) Image reducing device and image reducing method
JP2000115721A (ja) 信号処理装置及び信号処理方法
JP2002199352A (ja) パラメータ生成装置および方法
JPH02222389A (ja) 動画像符号化装置
JP2000324497A (ja) 画像情報変換装置および変換方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031229

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 9