JPH076660B2 - 運転制御装置 - Google Patents

運転制御装置

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JPH076660B2
JPH076660B2 JP62246800A JP24680087A JPH076660B2 JP H076660 B2 JPH076660 B2 JP H076660B2 JP 62246800 A JP62246800 A JP 62246800A JP 24680087 A JP24680087 A JP 24680087A JP H076660 B2 JPH076660 B2 JP H076660B2
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修 覚野
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ビルディングや工場施設等の設備を管理する
システムにおける設備機器の運転制御装置に関する。
[従来の技術] ビルディング等に設置される空調機等の設備機器は、劣
化すると効率が落ち、同一の運転条件下で稼動する場合
でも、電力等を余分に消費するようになる。従来、この
ような設備機器の劣化は、機器の効率や振動等の解析に
より検出していた。
例えば、空調機器の劣化が進むと効率が低下するので、
室温を制御する場合、同じ設定温度にもかかわらず電力
量は余計にかかってしまう。またファンの場合は、劣化
してくると振動が大きくなる。このような室温と電力量
との関係で示される効率や振動の大きさ等から機器の劣
化を検出し、それがあるレベルに達すると、その機器の
保守等を行っていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来は、上記のように設備機器の効率や
振動があるレベル以下又はあるレベル以上になってから
保守を行なっていたので、劣化が生じているにもかかわ
らず、あるレベルになるまで、すなわち保守が必要にな
るまで、機器を劣化前と同じ条件で稼動させることにな
り、その間に劣化を更に進行させ、或は電力を余計に消
費してしまうという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、設備
機器の劣化の程度を検出し、それに応じて保守が必要に
なる以前に、同種の設備機器の運転条件を設定又は変更
することにより、劣化した機器を更に劣化させたり電力
を余分に消費させたりするのを防止する運転制御装置を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、同種の設備について複数の設備機器を有する
ビルディング等の設備を管理するシステムにおける運転
制御装置であって、前記設備機器の劣化を検出する検出
手段と、該検出手段で検出された劣化の度合に応じて、
劣化の度合の大きい設備機器の負荷を軽減し、劣化の度
合の小さい設備機器の負荷を増大させる運転条件設定手
段とを備えたものである。
[作用] 上記構成の運転制御装置によれば、同種の設備について
複数設けられている設備機器の劣化を検出手段で検出
し、データとして運転条件設定手段に入力する。運転条
件設定手段では、検出された劣化の度合に応じて、劣化
の度合の大きい設備機器に対しては負荷を軽減し、劣化
の度合の小さい設備機器に対しては負荷を増大させる運
転条件を設定することで、負荷の再配分を行う。
これにより、同種の設備において機能を低下させること
なく、設備機器の運転を適切に制御することができる。
[実施例] 第1図は、本発明の運転制御装置を含むビルディング設
備管理システムの一例を示す。
このシステムは、ビルの環境、衛生、防災等の諸設備を
監視したり制御したりするものであり、それらの設備機
器(RU)10を総合的に管理する中央制御装置(MCU)1
と、ビル内に配置された複数のRU10を例えば各段毎の群
として、各々の群毎に制御するように接続した複数の分
散制御装置(DCU)2とを備えている。このシステムで
は、MCU1とDCU2を伝送路3で接続し、管理機能の分散化
を図ることにより、システムの信頼性及び処理能力を向
上させると共に効率的なビル管理を実現するようにして
いる。
MCU1は、操作用のキーボード4、画面表示用のCRT5及び
表示内容等をプリント出力するためのプリンタ6を備え
て所定の場所に設置される。このMCU1は、管理データの
加工、蓄積及びシステム共用データの管理、分配を行う
と共に、グローバルな(複数のDCU2にまたがる)制御や
系統処理を司る。また、本発明の運転条件設定手段とし
ての機能をも有する。
一方、DCU2は、管理点数や配置場所等の観点から分散し
て配置されるものであり、熱源、空調、電力その他のRU
10と接続し、警報検出、停復電制御、各種の省エネルギ
ー制御等を行う。
各RU10には、機器の劣化を検出する検出器11が設けられ
ている。劣化を表わすものとしては、上述の効率や振動
の大きさ等のほか、MTBF(Mean Time Between Failure
平均故障間隔)や故障率、及びMTTR(Mean Time To Rep
air平均修復時間)を含めたそれらの演算値等がある。
以下の例では機器の効率を採用しており、この場合、効
率が低下すればする程、劣化が進んだと判断される。
第2図は、複数の設備機器RUの例として3台の冷凍機を
備えた冷凍設備を示す。これは、冷凍機コントロール21
でA,B,C3台の冷凍機22の作動を制御するものであり、各
冷凍機22の効率から劣化を検出することができる。
第3図は、運転期間に対する3台の冷凍機の効率変化の
例を示す。ここで、各冷凍機A,B,Cの効率の推移は、各
効率の値に沿った直線の傾きα1,α2,α3によって表
わされ、それらの傾きから各冷凍機の劣化の状態を判断
することができる。以下、直線の傾きα(各冷凍機に対
してはα1,α2,α3)を劣化度という。
この例では、運転期間中のある時点T1,T2,T3,T4にお
ける各冷凍機A,B,Cの効率を見ると(T3では各々の効率
がβ1,β2,β3となっている)、各冷凍機との効率が
低下しており、特に冷凍機Aの効率低下が著しい。従来
は、効率が所定の値β以下になったとき劣化したものと
判断していた。
第4図は、第1図のMCUIによる運転条件設定動作を示す
フローチャートである。
まず、冷凍機等の効果によって劣化を判断するため、MC
UIは、初めに各機器の運転時間(実際には日数単位の期
間)とその間の使用電力量を読み込む(ステップST
1)。運転時間は、当該設備機器に応じて予め定められ
るものであり、電力量は、例えば検出器11として用いた
電力量測定器から得られる。また、操作員がMCUIの入力
操作部(キーボード4)からマニュアルで使用電力量を
入力するようにしてもよい。従って、本発明における劣
化の検出は、検出器によるものに限らず、各設備機器の
管理者ないし操作者が故障等から劣化を検知する場合も
含む。
次に、MCUIでは、これら運転時間と電力量のデータから
効率を計算し(ST2)、その効率の傾き(劣化度α)を
比較することで、劣化の状態を判断する(ST3)。そし
て、その劣化状態に応じた運転条件を次のように設定す
る(ST4)。
例えば第2図の冷凍設備のように、同種の設備において
3台の機器を使用する(通常は1台の機器を主力のベー
ス機として運転する)場合、 1台の機器の劣化が特に大きい状態であれば、その
機器の負荷が軽減されるように負荷の再配分を行う。負
荷の再配分は、次のように行われる。
第3図に示すように、T3の時点(この時、各冷凍機A,B,
Cの効率はβ1,β2,β3)で負荷の再配分を行う場合、
初めに、冷凍機の劣化度αと効率との相関関係から、各
冷凍機の設定温度γ1,γ2,γ3の変更値NA,NB,NC
決定する。各設定温度の変更値は、劣化度αの値(範
囲)に応じて、次のように定められる。劣化度αの範囲 変更値 a1〜a2 N1 a2〜a3 N2 a3〜a4 N3 a4〜 N4 : : そして、新たな設定温度を次式に従って決定する。
Aの設定温度=γ1+NA Bの設定温度=γ2+NB Cの設定温度=γ3+NC 次に、変更値の総和(NA+NB+NC)を現在の効率におい
て再配分し、最終設定値を決定する。すなわち、 なお、この例では、3台の冷凍機が同じ仕様を有するも
のとして説明したが、冷凍機ごとに冷凍能力が異なる場
合には、配分式も上記と異なってくる。
2台の機器の劣化が特に大きい状態であれば、残り
の1台をベース機とする。
3台とも同じ状態であれば、運転条件は変更しな
い。
かくして、第1図のMCUIは、劣化の状態に応じた運転条
件を設定し、これに基づいて各々の設備機器が運転され
るように、各機器のコントローラに設定した運転条件を
示す信号を出力することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこ
れに限られない。例えば、上記の運転条件設定動作を実
行する手段としては、MCUだけでなく、DCUその他の制御
装置を使用することも可能である。
[発明の効果] 以上のように、本発明の運転制御装置は、同種の設備に
ついて複数設けられている設備機器の劣化を検出する検
出手段と、該検出手段で検出された劣化の度合に応じ
て、劣化の度合の大きい設備機器に対しては負荷を軽減
し、劣化の度合の小さい設備機器に対しては負荷を増大
させるように運転条件を設定する手段とを備えて構成さ
れるから、設備機器が劣化して保守が必要になる以前
に、劣化した機器の運転条件を設定又は変更することが
できる。つまり、設備が正常に動作しているときに設備
の劣化をより少なくして寿命を延ばすことができる。
そして、同種の設備において機能を低下させることな
く、劣化した機器を更に劣化させたり電力を余分に消費
させたりするのを防止し、設備機器を適切且つ経済的に
運転制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の運転制御装置を含むビルディング設
備管理システムの一例を示す図、 第2図は、設備機器の例として1台のコントローラで制
御される3台の冷凍機を含む冷凍設備の説明図、 第3図は、運転期間に対する3台の冷凍機の効率変化の
例を示すグラフ、 第4図は、本発明の実施例の動作を示すフローチャート
である。 1…中央制御装置、2…分散制御装置、3…伝送路、4
…キーボード、5…CRT表示装置、6…プリンタ、10…
設備機器、11…検出器、21…冷凍機コントローラ、22…
冷凍機。
フロントページの続き (72)発明者 覚野 修 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 伊世井 恒男 神奈川県伊勢原市鈴川54番地 山武ハネウ エル株式会社伊勢原工場内 (56)参考文献 特開 昭49−120247(JP,A) 実開 昭50−101345(JP,U) 実公 昭45−15330(JP,Y1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同種の設備について複数の設備機器を有す
    るビルディング等の設備を管理するシステムにおいて、
    前記設備機器の劣化を検出する検出手段と、該検出手段
    で検出された劣化の度合に応じて、劣化の度合の大きい
    設備機器の負荷を軽減し、劣化の度合の小さい設備機器
    の負荷を増大させる運転条件設定手段とを備えた運転制
    御装置。
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