JPH076639Y2 - 発電機付き除電除塵装置 - Google Patents

発電機付き除電除塵装置

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JPH076639Y2
JPH076639Y2 JP8432492U JP8432492U JPH076639Y2 JP H076639 Y2 JPH076639 Y2 JP H076639Y2 JP 8432492 U JP8432492 U JP 8432492U JP 8432492 U JP8432492 U JP 8432492U JP H076639 Y2 JPH076639 Y2 JP H076639Y2
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JP
Japan
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air
generator
high voltage
air passage
static eliminator
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JP8432492U
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JPH0644098U (ja
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勝行 上橋
勝喜 福田
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Kasuga Denki Inc
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Kasuga Denki Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高電圧発生回路で発生
した高電圧を放電部の電極に印加し、該放電部にエアー
通路を通じてエアーを送って該放電部で発生したイオン
をエアーと共にノズルから噴射する除電除塵装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ガン型本体に、高電圧発生回路、
放電部(電極を含む)、ノズル、エアー通路、該エアー
通路を開閉するためのバルブ及び該バルブを操作する引
金を設けたガン型除電器は、例えば実公平4−1263
9号公報や特公平3−64997号公報等で公知であ
る。また、高圧発生回路、放電部及びノズルを有する除
電器を、エアー通路の一部を形成するフレキシブルチュ
ーブの先端に支持したものも公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のいずれ
のものも、商用電源を電源とし、商用電源のコンセント
にAC−DCアダプタ又は電源トランスを介してコード
又は高圧ケーブルで接続していた。そのため、商用電源
のコンセントがないところでは使用できなく、またコー
ド又は高圧ケーブルが操作の邪魔になる等の問題があっ
た。
【0004】本考案の目的は、エアーの供給圧を利用し
て発電する発電機を備えることにより、商用電源によら
ずに高電圧発生回路に給電でき、従って商用電源がない
場所でも使用できるとともに、操作性が良くしかも小型
化も容易な除電除塵装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、高電圧発生回
路で発生した高電圧を放電部の電極に印加し、該放電部
にエアー通路を通じてエアーを送って該放電部で発生し
たイオンをエアーと共にノズルから噴射する除電除塵装
置において、前記高電圧発生回路に給電する発電機を備
え、この発電機を駆動するエアー回転フィンを前記エア
ー通路を通るエアーによって回転させるべく該エアー通
路中に配置したものである。
【0006】
【作用】エアー通路を通じて放電部にエアーを送ってノ
ズルからエアー噴射すると、エアー通路を通るエアーに
よってエアー回転フィンが回転されて発電機が駆動し、
その発電により高電圧発生回路に給電され、放電部の電
極に高電圧が印加される。エアー噴射を停止すると、発
電機の発電も自動的に停止する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1はガン型除電器に適用した本考案の第1
実施例を示す。この除電器1のガン型本体2内には、そ
の上部のエアー供給口3から把持部4及び銃身部5を経
由して銃身部5の先端のキャップ状ノズル6に至るエア
ー通路7が設けられている。このエアー通路7中には、
引金8によって開閉操作できるバルブ9が把持部4にお
いて設けられ、またフィルタ10が銃身部5において交
換可能に挿着されている。エアー供給口3は、エアーホ
ース(図示せず)を介してコンプレッサ等のエアー供給
源に接続される。
【0008】本体2の銃身部5の上側には高電圧発生回
路11のための回路収容部12が設けられ、また銃身部
5の先端にはノズル6で包被される電極針12が突設さ
れている。この電極針12は高電圧発生回路11から高
電圧を印加されて放電し、その放電により生じたイオン
はノズル6の噴射孔13からエアーと共に噴射されるも
ので、ノズル6内は放電部となる。
【0009】また、銃身部5の上側後部には、ケース1
4に収容された小型の発電機15が取り付けられてい
る。この発電機15はその駆動軸にエアー回転フィン1
6を固着しており、該エアー回転フィン16の回転によ
り発電して高電圧発生回路11へ給電する。エアー回転
フィン16はエアー供給口3の近傍でエアー通路7中に
臨んでおり、エアー供給口3へ供給されるエアーの圧力
によって回転する。エアー供給口3の内部には、エアー
回転フィン16に向けてエアー噴射する噴射通路17が
形成されている。
【0010】このような構成において、引金8を引いて
バルブ9を開くと、エアー供給口3からのエアーがエア
ー通路7を通ってノズル6から噴射されると同時に、エ
アー回転フィン16が流れるエアーの圧力により回転し
て発電機15が発電し、高電圧発生回路11へ給電され
て電極針12に高電圧が印加され、エアーと共にイオン
が噴射される。
【0011】次に、図2は本考案の第2実施例を示す。
この除電除塵装置は、エアー回転フィン(図示せず)を
内蔵した発電機18を六面体ブロックであるスタンド1
9上に取り付け、該発電機18のケース上に金属製のフ
レキシブルチューブ20の下端を固着して立て、該フレ
キシブルチューブ20の先端(上端)に、前面にノズル
21を突設した除電器22を固着しており、該除電器2
2をスタンド19で立てた状態にして使用する。除電器
22内には電極針及び高電圧発生回路が設けられてい
る。
【0012】スタンド19内には、図示していないが、
永久磁石がスタンド19の外面に設けられた回転摘み2
3によって回転できるように設けられており、設置面2
4が磁性体である場合、回転摘み23を回転させること
によりスタンド19を設置面24に吸着させて固定し、
またその吸着を解除できるようになっている。
【0013】フレキシブルチューブ20は、自在に曲げ
ることができるとともに、その曲げた状態を自ら保持で
きる公知の構造になっている。このフレキシブルチュー
ブ20中はエアー通路となって下端が発電機18内のエ
アー通路と連通しているとともに、上端が除電器22内
でノズル21と連通している。発電機18内のエアー通
路は発電機18の外側のバルブ25と接続されている。
このバルブ25を開くと、エアーがフレキシブルチュー
ブ20中を通じて除電器22へ送られ、ノズル21から
エアーが噴射されるとともに、発電機18内のエアー回
転フィンが回転して発電機18が発電し、除電器22内
の高電圧発生回路にコード26を通じて給電され、電極
針からの放電によるイオンがノズル21からエアーと共
に噴射される。
【0014】
【考案の効果】以上述べたとおり本考案によれば、イオ
ンを噴射させるためのエアーの供給圧を利用してエアー
回転フィンを回転させ、該エアー回転フィンの回転で発
電機を駆動して発電し、高電圧発生回路に給電するた
め、次のような効果がある。
【0015】 商用電源のない場所でも使用できる。
コード又は高圧ケーブルが不要になり、しかもエア
ー噴射を停止すると放電も自動的に停止するため、操作
性が向上する。 AC−DCアダプタや電源トランス
等が不要になるため、小型化できるとともに、コストダ
ウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の断面図である。
【図2】第2実施例の側面図である。
【符号の説明】
1 除電器 2 ガン型本体 3 エアー供給口 6 ノズル 7 エアー通路 12 電極針 15 発電機 16 エアー回転フィン 18 発電機 21 ノズル 22 除電器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高電圧発生回路で発生した高電圧を放電部
    の電極に印加し、該放電部にエアー通路を通じてエアー
    を送って該放電部で発生したイオンをエアーと共にノズ
    ルから噴射する除電除塵装置において、前記高電圧発生
    回路に給電する発電機を備え、この発電機を駆動するエ
    アー回転フィンを前記エアー通路を通るエアーによって
    回転させるべく該エアー通路中に配置したことを特徴と
    する発電機付き除電除塵装置。
  2. 【請求項2】前記高電圧発生回路、放電部、ノズル、エ
    アー通路、該エアー通路を開閉するためのバルブ及び該
    バルブを操作する引金を有するガン型除電器に、前記発
    電機及びエアー回転フィンを組み込んだことを特徴とす
    る請求項1に記載の発電機付き除電除塵装置。
  3. 【請求項3】前記高圧発生回路、放電部及びノズルを有
    する除電器を、前記エアー通路の一部を形成するフレキ
    シブルチューブの先端に支持し、該フレキシブルチュー
    ブに、前記エアー回転フィンを有する発電機を接続した
    ことを特徴とする請求項1に記載の発電機付き除電除塵
    装置。
JP8432492U 1992-11-13 1992-11-13 発電機付き除電除塵装置 Expired - Lifetime JPH076639Y2 (ja)

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JP8432492U JPH076639Y2 (ja) 1992-11-13 1992-11-13 発電機付き除電除塵装置

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JPH0644098U JPH0644098U (ja) 1994-06-10
JPH076639Y2 true JPH076639Y2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=13827338

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JP4008522B2 (ja) * 1997-01-24 2007-11-14 高砂熱学工業株式会社 帯電物中和用空気の吹き出し口
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