JPH076584Y2 - リミットスイッチ - Google Patents

リミットスイッチ

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Publication number
JPH076584Y2
JPH076584Y2 JP203789U JP203789U JPH076584Y2 JP H076584 Y2 JPH076584 Y2 JP H076584Y2 JP 203789 U JP203789 U JP 203789U JP 203789 U JP203789 U JP 203789U JP H076584 Y2 JPH076584 Y2 JP H076584Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
limit switch
rotary shaft
switch
seal member
head
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP203789U
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English (en)
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JPH0295135U (ja
Inventor
優 岸田
宏 可世木
邦夫 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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Publication date
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Publication of JPH0295135U publication Critical patent/JPH0295135U/ja
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Publication of JPH076584Y2 publication Critical patent/JPH076584Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、例えばコンベアラインなどにおいて物体検
知スイッチとして使用されるリミットスイッチに関す
る。
《従来の技術》 第3図は、従来のリミットスイッチの一例を示したもの
である。
図において、このリミットスイッチは、ケース本体101
の中に基本スイッチ102が内蔵され、この基本スイッチ1
02の上部がカバー103によって覆われている。またケー
ス本体101の上側面には、このケース本体101から延長さ
れた状態でヘッド104が取り付けられている。さらに、
ヘッド104にはボス部104aに圧入された軸受114に回転軸
105が回転自在に配され、この回転軸105が復帰プランジ
ャ106および作動プランジャ107などを介して基本スイッ
チ102の作動子102aと作動連結されている。そして、ヘ
ッド104より突出された回転軸105の先端部分に、一端に
シャフト109を介してローラ110が取り付けられた作動レ
バー108の基部が脱着自在に装着されている。
また、このリミットスイッチでは、回転軸105とボス部1
04aとの間におけるシール性を確保するため、回転軸105
にOリング111が装着されるとともに、Oリング111を通
ってヘッド104内に侵入した使用環境下の油、水などが
ケース本体101の内側へさらに侵入しないようにゴム製
のシールキャップ112が装着されている。
このようなリミットスイッチは、例えばコンベアライン
などに配されて使用され、コンベア上のドッグがローラ
110に当り作動レバー108を回転させると、回転軸105の
平らな部分105aが回動して作動プランジャ107を押圧す
る。すると、これにより基本スイッチ102の作動子102a
も押圧されて基本スイッチ102を動作させる。また、こ
の基本スイッチ102の作動は、端子(不図示)を通じて
外部に取り出される。さらに、ドッグが通過すると、ヘ
ッド104内の圧縮ばね113と復帰プランジャ106および回
転軸105の平らな部分105aとによって回転軸105が元の中
立位置に復帰され、作動プランジャ107の作動子102aに
対する押圧が取り除かれるとともに、作動レバー108が
中立位置に復帰される。
《考案が解決しようとする課題》 このようなリミットスイッチにおいては、外部からの油
水や粉塵等は、回転軸105と軸受114との間に設けられた
Oリング111によってスイッチ内部への侵入が阻止され
る。しかしながら、このようなシール構造においては、
Oリング111の経年変化や油水の種類によってOリング1
11のゴム材質が劣化することがあり、油水の侵入や粉塵
の侵入を誘発するばかりでなく、摺動不良や腐食、絶縁
不良等を発生させる問題点があった。
そこでこの考案の目的は、シール性の向上を図ったりリ
ミットスイッチを提供することにある。
《課題を解決するための手段》 この考案によるリミットスイッチは、基本スイッチを内
蔵したケース本体部と、一端が外部に突出し他端が前記
基本スイッチに作動連結された回転軸を支持して前記ケ
ース本体に取り付けられたヘッドとを備えたリミットス
イッチであって、前記回転軸の表面にそれぞれ密接して
配設された環状の第1シール部材と第2シール部材との
間に潤滑グリスを充填したことを特徴とする。
《実施例》 第1図には、この考案の一実施例が示されている。この
リミットスイッチは、シール構造を除いては、第3図に
示すリミットスイッチと同様である。すなわち、ケース
本体1の中に基本スイッチ2が内蔵され、この基本スイ
ッチ2の上部がカバー3によって覆われている。またケ
ース本体1の上側面には、このケース本体1から延長さ
れた状態でヘッド4が取り付けられている。さらに、ヘ
ッド4にはボス部4aに圧入された軸受11に回転軸5が回
転自在に配され、この回転軸5が復帰プランジャ6およ
び作動プランジャ7などを介して基本スイッチ2の作動
子2aと作動連結されている。そして、ヘッド4より突出
された回転軸5の先端部分に、一端にシャフト9を介し
てローラ10が取り付けられた作動レバー8の基部が脱着
自在に装着されている。
このようなリミットスイッチは、例えばコンベアライン
などに配されて使用され、コンベア上のドッグがローラ
10に当り作動レバー8を回転させると、回転軸5の平ら
な部分5aが回動して作動プランジャ7をシールキャップ
12と共に押圧する。すると、これにより基本スイッチ2
の作動子2aも押圧されて基本スイッチ2は作動させる。
また、この基本スイッチ2の作動は、端子(不図示)を
通じて外部に取り出される。さらに、ドッグが通過する
と、ヘッド4内の圧縮ばね13と復帰プランジャ6および
回転軸5の平らな部分5aとによって回転軸5が元の中立
位置に復帰され、作動プランジャ7の作動子2aに対する
押圧が取り除かれるとともに、作動レバー8が中立位置
に復帰される。
回転軸5におけるシール構造は、第2図に示すように、
ヘッド4のボス部4aの端部に形成された大径凹段部14に
止めリング15により固定されてリップ部16aが回転軸5
に密接する環状の第1シール部材16と、回転軸5の環状
溝部17に装着されて軸受11に密接する環状の第2シール
部材(Oリング)18と、ボス部4aの大径凹段部14に連続
する小径凹段部19内に充填された潤滑グリス20とからな
る。第1および第2シール部材16,18ともゴム製で、小
径凹段部19内に充填された潤滑グリス20は、第1シール
部材と第2シール部材18との間でこれらにより封止され
た状態になっている。
このようなシール構造においては、外部からの油水や粉
塵等は、まず第1シール部材16によって内部への侵入が
阻止される。粉塵は第1シール部材16によって確実に阻
止されるものの、油水は第1シール部材16を通過するこ
とがあるが、たとえ第1シール部材16を通過した場合で
も、潤滑グリス20によってそれ以上の侵入が阻止され
る。そして万一、油水が潤滑グリス20と回転軸5の表面
との間の隙間を侵入しても、第2シール部材18によって
阻止され、それ以上の侵入が阻止される。そして、回転
軸5の表面が潤滑グリス20によって潤滑されているた
め、回転軸5の摺動性能が良くなり、復帰不良がなくな
るとともに、腐食や絶縁不良の発生も防止される。
《考案の効果》 以上のように、この考案によるリミットスイッチは、ヘ
ッド内の回転軸の表面に密接して配設された環状の第1
シール部材と第2シール部材との間に潤滑グリスを充填
したので、外部からの油水や粉塵の侵入を確実に防止で
きるとともに、潤滑性が良く成り、作動不良な絶縁不良
を未然に防止して、製品の長寿命化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示すリミットスイッチ
の断面図、第2図は、同リミットスイッチの部分拡大断
面図、第3図は、従来のリミットスイッチの一例を示す
断面図である。 1……ケース本体、2……基本スッチ、4……ヘッド、
5……回転軸、8……作動レバー、11……軸受、16……
第1シール部材、18……第2シール部材、20……潤滑グ
リス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本スイッチを内蔵したケース本体部と、
    一端が外部に突出し他端が前記基本スイッチに作動連結
    された回転軸を支持して前記ケース本体に取り付けられ
    たヘッドとを備えたリミットスイッチであって、前記回
    転軸の表面にそれぞれ密接して配設された環状の第1シ
    ール部材と第2シール部材との間に潤滑グリスを充填し
    たことを特徴とするリミットスイッチ。
JP203789U 1989-01-13 1989-01-13 リミットスイッチ Expired - Lifetime JPH076584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP203789U JPH076584Y2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 リミットスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP203789U JPH076584Y2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 リミットスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0295135U JPH0295135U (ja) 1990-07-30
JPH076584Y2 true JPH076584Y2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=31202459

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JP203789U Expired - Lifetime JPH076584Y2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 リミットスイッチ

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JPH0295135U (ja) 1990-07-30

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