JPH07651A - シートカッター - Google Patents
シートカッターInfo
- Publication number
- JPH07651A JPH07651A JP16496493A JP16496493A JPH07651A JP H07651 A JPH07651 A JP H07651A JP 16496493 A JP16496493 A JP 16496493A JP 16496493 A JP16496493 A JP 16496493A JP H07651 A JPH07651 A JP H07651A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- groove
- sheet
- cut
- sheet cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】シート状物を簡単に、かつ正確に、安全に切断
するシートカッターを得る。 【構成】貫通溝を設けた基板に、貫通溝に沿ってレール
を設け、レール状を移動入る動作部に、刃先を貫通溝に
対し出入りするようにした刃を設けたシートカッター。
するシートカッターを得る。 【構成】貫通溝を設けた基板に、貫通溝に沿ってレール
を設け、レール状を移動入る動作部に、刃先を貫通溝に
対し出入りするようにした刃を設けたシートカッター。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状物の切断に用
いるカッターに関する。詳しくは特にシート状物を直線
的に正確に切断する場合の使用に適したカッターに関す
る。
いるカッターに関する。詳しくは特にシート状物を直線
的に正確に切断する場合の使用に適したカッターに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】フィルム、紙等のシート状物をサンプリ
ング等のため、その一部を切断すること、特に正確に直
線的に切断することは困難な作業を伴っていた。すなわ
ち、シート状物を直線的に切断しようとする場合、シー
ト状物が厚い場合は切断そのものが困難であり、従って
切り口を正確な直線にすることは実質的に困難であり、
相当の熟練を必要としていた。また、シート状物が極め
て薄い場合には、シート状物が巻きついたり重なったり
して直線的に切断することは困難を伴っていた。また、
切断が困難であることから、あるいは適当な切断具がな
いことから切断に際し、注意力が散漫となり、怪我の発
生する怖れがあり、作業者の安全確保の点からも問題が
あった。
ング等のため、その一部を切断すること、特に正確に直
線的に切断することは困難な作業を伴っていた。すなわ
ち、シート状物を直線的に切断しようとする場合、シー
ト状物が厚い場合は切断そのものが困難であり、従って
切り口を正確な直線にすることは実質的に困難であり、
相当の熟練を必要としていた。また、シート状物が極め
て薄い場合には、シート状物が巻きついたり重なったり
して直線的に切断することは困難を伴っていた。また、
切断が困難であることから、あるいは適当な切断具がな
いことから切断に際し、注意力が散漫となり、怪我の発
生する怖れがあり、作業者の安全確保の点からも問題が
あった。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】上述の如き状況におい
て本発明は、シートを直線的に切断する場合、簡単にか
つ正確に切断することができ、しかも、切断作業が安全
に行えるシートカッターを提供するものである。
て本発明は、シートを直線的に切断する場合、簡単にか
つ正確に切断することができ、しかも、切断作業が安全
に行えるシートカッターを提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、 １．貫通溝を備えた基板にレールを載せ、レール上を移
動する動作部を備え、動作部に貫通溝に対し刃先を出入
りできる刃を設けたことを特徴とするシートカッター。 ２．基板上に抑え具を設けたことを特徴とする上記１記
載のシートカッター。 ３．基板に、貫通溝の延長線上に切込を設けたことを特
徴とする上記１またはおよび上記２記載のシートカッタ
ー。 ４．動作部に設けた取付板に、刃溝を設け、刃溝の中を
移動する刃を設けたことを特徴とする上記１またはおよ
び上記２またはおよび上記３記載のシートカッター。
動する動作部を備え、動作部に貫通溝に対し刃先を出入
りできる刃を設けたことを特徴とするシートカッター。 ２．基板上に抑え具を設けたことを特徴とする上記１記
載のシートカッター。 ３．基板に、貫通溝の延長線上に切込を設けたことを特
徴とする上記１またはおよび上記２記載のシートカッタ
ー。 ４．動作部に設けた取付板に、刃溝を設け、刃溝の中を
移動する刃を設けたことを特徴とする上記１またはおよ
び上記２またはおよび上記３記載のシートカッター。
【０００５】５．刃と取付板との間にバネを介在させ、
通常は刃を引き上げるべくしたことを特徴とする上記１
またはおよび上記２またはおよび上記３またはおよび上
記４記載のシートカッター。 ６．刃に指掛を設けたことを特徴とする上記１またはお
よび上記２またはおよび上記３またはおよび上記４また
はおよび上記項５記載のシートカッター。 ７．刃にストッパーを設けたことを特徴とする上記１ま
たはおよび上記２またはおよび上記３またはおよび上記
４またはおよび上記５またはおよび上記６記載のシート
カッター。 とすることによって目的を達成するものである。
通常は刃を引き上げるべくしたことを特徴とする上記１
またはおよび上記２またはおよび上記３またはおよび上
記４記載のシートカッター。 ６．刃に指掛を設けたことを特徴とする上記１またはお
よび上記２またはおよび上記３またはおよび上記４また
はおよび上記項５記載のシートカッター。 ７．刃にストッパーを設けたことを特徴とする上記１ま
たはおよび上記２またはおよび上記３またはおよび上記
４またはおよび上記５またはおよび上記６記載のシート
カッター。 とすることによって目的を達成するものである。
【０００６】以下図面を用いて詳細説明する。図１と図
２とは一つの実施態様を示している。図１は、本発明シ
ートカッターの斜視図、図２は、同じく動作部の一部切
断した側面図である。
２とは一つの実施態様を示している。図１は、本発明シ
ートカッターの斜視図、図２は、同じく動作部の一部切
断した側面図である。
【０００７】図において、１は基板である。基板１は全
体が細長く形成されており、上下に貫通する貫通溝２が
設けられている。貫通溝２はなるべく長く、直線的に設
けられている。３は切り込みで貫通溝の長手方向の延長
線上に設けられている。４は抑え具であり、基板１の上
側の一端に設けられている。５は基板１に設けた貫通溝
に沿って基板１の上に設けられたレールである。６は動
作部である。動作部６は基板１の上に設けられたレール
５の上を移動できるようにレール５に載せられている。
体が細長く形成されており、上下に貫通する貫通溝２が
設けられている。貫通溝２はなるべく長く、直線的に設
けられている。３は切り込みで貫通溝の長手方向の延長
線上に設けられている。４は抑え具であり、基板１の上
側の一端に設けられている。５は基板１に設けた貫通溝
に沿って基板１の上に設けられたレールである。６は動
作部である。動作部６は基板１の上に設けられたレール
５の上を移動できるようにレール５に載せられている。
【０００８】動作部６には支持板７が設けられており、
上側に握り部８が設けられている。支持板７には取付板
９が固着されている。取付板９には刃溝１０が穿たれ、
刃溝１０には刃１１が刃溝１０に沿って移動できるよう
に収納されている。１２は刃１１に設けられた指掛で、
刃溝の外に突出しており、ここに指を掛けて刄１１を刃
溝１０に沿って移動させることができる。１３はバネで
取付板９と刃１１との間に介在し、刃１１を図２におい
て右上側に引くように設けられている。１４は刃１１あ
るいは指掛１２に係合するストッパーで取付板９に設け
られてい。
上側に握り部８が設けられている。支持板７には取付板
９が固着されている。取付板９には刃溝１０が穿たれ、
刃溝１０には刃１１が刃溝１０に沿って移動できるよう
に収納されている。１２は刃１１に設けられた指掛で、
刃溝の外に突出しており、ここに指を掛けて刄１１を刃
溝１０に沿って移動させることができる。１３はバネで
取付板９と刃１１との間に介在し、刃１１を図２におい
て右上側に引くように設けられている。１４は刃１１あ
るいは指掛１２に係合するストッパーで取付板９に設け
られてい。
【０００９】刃１１は平常はバネ１３によって右上側に
引き上げられており、かつ、ストッパー１４によって、
左下方への移動は制限されている。指掛１２に指を沿え
て、バネ１３に抗して、かつ、ストッパー１４をはずし
て左下法へ刃を押し下げて初めて刃１１は刃溝１０の中
を左下方へ移動し、貫通溝２を貫いて下へ突出すること
ができる。
引き上げられており、かつ、ストッパー１４によって、
左下方への移動は制限されている。指掛１２に指を沿え
て、バネ１３に抗して、かつ、ストッパー１４をはずし
て左下法へ刃を押し下げて初めて刃１１は刃溝１０の中
を左下方へ移動し、貫通溝２を貫いて下へ突出すること
ができる。
【００１０】このように構成されている本発明シートカ
ッターは、平常不使用時にはバネ１３によって刃１１は
図２において右上方向に位置しており、かつ、ストッパ
ー１４によって左下方への移動は制限されている。従っ
て、刃１１の先端は取付板９および支持板９の中にあ
り、外部へ突出していない。この状態でシートカッター
全体の移動、位置調節が行われる。
ッターは、平常不使用時にはバネ１３によって刃１１は
図２において右上方向に位置しており、かつ、ストッパ
ー１４によって左下方への移動は制限されている。従っ
て、刃１１の先端は取付板９および支持板９の中にあ
り、外部へ突出していない。この状態でシートカッター
全体の移動、位置調節が行われる。
【００１１】使用にあたっては、まず、基板１を切断す
べきシートの上の所定の位置に載せる。この時、基板１
に設けた切込３を用いて貫通溝６の位置を切断すべき線
の延長線上に置く。次いで、ストッパー１４をはずし、
指を指掛１２に掛け、貫通溝２の中に刃１１を押し下げ
る。この状態で刃１１を押し下げたまま、握り部８を握
って動作部６をレール５に沿って移動させれば、刃１１
は貫通溝２に沿って貫通溝２の中を移動するので、刃１
１は直線的にシートの上を移動し、シートを切断する。
このように使用される結果、本発明シートカッターは、
使用にあたり切断すべき場所を切込３を用いて明確に把
握できるので、切断線が所定の場所を外れる心配がな
い。
べきシートの上の所定の位置に載せる。この時、基板１
に設けた切込３を用いて貫通溝６の位置を切断すべき線
の延長線上に置く。次いで、ストッパー１４をはずし、
指を指掛１２に掛け、貫通溝２の中に刃１１を押し下げ
る。この状態で刃１１を押し下げたまま、握り部８を握
って動作部６をレール５に沿って移動させれば、刃１１
は貫通溝２に沿って貫通溝２の中を移動するので、刃１
１は直線的にシートの上を移動し、シートを切断する。
このように使用される結果、本発明シートカッターは、
使用にあたり切断すべき場所を切込３を用いて明確に把
握できるので、切断線が所定の場所を外れる心配がな
い。
【００１２】単に貫通溝だけで切断位置の決定を行う
と、ときに観察者の目の位置により、あるいは、見方の
癖により、切断箇所に正確に刃が臨まず、それまでの切
断線の延長上ではない箇所を切断し、切断線がつながら
ない場合があるが、本発明シートカッターにおいては、
このような心配はなくなる。次に、切断は正確に容易に
直線状に行われる。すなわち、刃１１は貫通溝２の中を
これに沿って移動するだけであるから刃がふらついた
り。曲がったりする可能性はなく、切断は正確に、直線
的に、容易に行われる。特に、シートの薄い場合におい
ても、シートは正確に切断箇所を抑えられた状態で切断
するので、厚い場合と同様に正確に直線状切断が可能で
ある。
と、ときに観察者の目の位置により、あるいは、見方の
癖により、切断箇所に正確に刃が臨まず、それまでの切
断線の延長上ではない箇所を切断し、切断線がつながら
ない場合があるが、本発明シートカッターにおいては、
このような心配はなくなる。次に、切断は正確に容易に
直線状に行われる。すなわち、刃１１は貫通溝２の中を
これに沿って移動するだけであるから刃がふらついた
り。曲がったりする可能性はなく、切断は正確に、直線
的に、容易に行われる。特に、シートの薄い場合におい
ても、シートは正確に切断箇所を抑えられた状態で切断
するので、厚い場合と同様に正確に直線状切断が可能で
ある。
【００１３】また、切断途中において、基板１はシート
に載せられており、動作部６を移動させるにあたって
は、抑え具４を抑えることで基板１をシート上に固定
し、握り部８を握って動作部６を移動させるので作業が
容易である。動作部６の移動に伴い刃１１は貫通溝２の
中を移動するので、外部のもの例えば人の指先等に接触
する心配がなく、安全である。さらに、切断を終了した
ら指掛１２から指を離せば、刃１１はバネ１３によって
引き上げられるので刃先は具全体から突出しなくなる。
この状態で次の位置へシートカッターを移動するので移
動作業は安全に行うことができる。さらにストッパー１
４を用いて刃１１を止めればより安全性を増すことがで
きる。
に載せられており、動作部６を移動させるにあたって
は、抑え具４を抑えることで基板１をシート上に固定
し、握り部８を握って動作部６を移動させるので作業が
容易である。動作部６の移動に伴い刃１１は貫通溝２の
中を移動するので、外部のもの例えば人の指先等に接触
する心配がなく、安全である。さらに、切断を終了した
ら指掛１２から指を離せば、刃１１はバネ１３によって
引き上げられるので刃先は具全体から突出しなくなる。
この状態で次の位置へシートカッターを移動するので移
動作業は安全に行うことができる。さらにストッパー１
４を用いて刃１１を止めればより安全性を増すことがで
きる。
【００１４】
【発明の効果】上述の如く、本発明は、従来困難であ
り、危険であったシート状物を切断する作業を、安全
に、かつ、正確に、容易にするシートカッターを提供す
るものである。しかもシートカッターは、簡単な機構で
十分に所期の目的を果たすことを可能にするものであ
り、工業上大きい効果を挙げることができるものであ
る。
り、危険であったシート状物を切断する作業を、安全
に、かつ、正確に、容易にするシートカッターを提供す
るものである。しかもシートカッターは、簡単な機構で
十分に所期の目的を果たすことを可能にするものであ
り、工業上大きい効果を挙げることができるものであ
る。
【００１５】
【図１】本発明の一実施態様における本発明シートカッ
ターの斜視図である。
ターの斜視図である。
【図２】同じく動作部の一部切断した側面図である。
【００１６】
１：基板 ２：貫通溝 ３：切込 ４：抑え具 ５：レール ６：動作部 ７：支持板 ８：握り部 ９：取付板 １０：刃溝 １１：刃 １２：指掛 １３：バネ １４：ストッパー
Claims (7)
- 【請求項１】貫通溝を備えた基板にレールを載せ、レー
ル上を移動する動作部を備え、動作部に貫通溝に対し刃
先を出入りできる刃を設けたことを特徴とするシートカ
ッター。 - 【請求項２】基板上に抑え具を設けたことを特徴とする
請求項１記載のシートカッター。 - 【請求項３】基板に、貫通溝の延長線上に切込を設けた
ことを特徴とする請求項１またはおよび請求項２記載の
シートカッター。 - 【請求項４】動作部に設けた取付板に刃溝を設け、刃溝
の中を移動する刃を設けたことを特徴とする請求項１ま
たはおよび請求項２またはおよび請求項３記載のシート
カッター。 - 【請求項５】刃と取付板との間にバネを介在させ、通常
は刃を引き上げるべくしたことを特徴とする請求項１ま
たはおよび請求項２またはおよび請求項３またはおよび
請求項４記載のシートカッター。 - 【請求項６】刃に指掛を設けたことを特徴とする請求項
１またはおよび請求項２またはおよび請求項３またはお
よび請求項４またはおよび請求項５記載のシートカッタ
ー。 - 【請求項７】刃にストッパーを設けたことを特徴とする
請求項１またはおよび請求項２またはおよび請求項３ま
たはおよび請求項４またはおよび請求項５またはおよび
請求項６記載のシートカッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16496493A JPH07651A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | シートカッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16496493A JPH07651A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | シートカッター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07651A true JPH07651A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15803223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16496493A Pending JPH07651A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | シートカッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07651A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61252218A (ja) * | 1985-05-01 | 1986-11-10 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | プロピレンブロツク共重合体の製造法 |
| JPS62227910A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-06 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | オレフイン重合体の製造法 |
| JP2015121072A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 株式会社ニチワ | ベースプレートの切断装置 |
| US10016906B2 (en) | 2014-12-24 | 2018-07-10 | Seiko Ltd. | Sheet cutter |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP16496493A patent/JPH07651A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61252218A (ja) * | 1985-05-01 | 1986-11-10 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | プロピレンブロツク共重合体の製造法 |
| JPS62227910A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-06 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | オレフイン重合体の製造法 |
| JP2015121072A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 株式会社ニチワ | ベースプレートの切断装置 |
| US10016906B2 (en) | 2014-12-24 | 2018-07-10 | Seiko Ltd. | Sheet cutter |
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