JPH076518B2 - 遠心圧縮機 - Google Patents
遠心圧縮機Info
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- JPH076518B2 JPH076518B2 JP62182299A JP18229987A JPH076518B2 JP H076518 B2 JPH076518 B2 JP H076518B2 JP 62182299 A JP62182299 A JP 62182299A JP 18229987 A JP18229987 A JP 18229987A JP H076518 B2 JPH076518 B2 JP H076518B2
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- Japan
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- gas
- shaft
- casing
- compressor
- wheel
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/05—Shafts or bearings, or assemblies thereof, specially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/056—Bearings
- F04D29/058—Bearings magnetic; electromagnetic
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D17/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
- F04D17/08—Centrifugal pumps
- F04D17/10—Centrifugal pumps for compressing or evacuating
- F04D17/12—Multi-stage pumps
- F04D17/122—Multi-stage pumps the individual rotor discs being, one for each stage, on a common shaft and axially spaced, e.g. conventional centrifugal multi- stage compressors
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/05—Shafts or bearings, or assemblies thereof, specially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/051—Axial thrust balancing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F04D29/05—Shafts or bearings, or assemblies thereof, specially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/053—Shafts
- F04D29/054—Arrangements for joining or assembling shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/58—Cooling; Heating; Diminishing heat transfer
- F04D29/582—Cooling; Heating; Diminishing heat transfer specially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/5826—Cooling at least part of the working fluid in a heat exchanger
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は石油化学等に用いられるガス圧縮装置の遠心圧
縮機に関する。
縮機に関する。
一般に遠心圧縮機は、１段の羽根車による昇圧の能力に
は限界があり、高い圧力比又はヘッドを要求する場合に
は多段となる。通常１つのケーシング内に収める事が出
来る羽根車の段数は軸車の剛性を確保して安全運転を実
現するために制限される。従って従来の技術では高ヘッ
ドを要求される場合には複数個のケーシングを直列又は
並列にならべてこれを実現していた。
は限界があり、高い圧力比又はヘッドを要求する場合に
は多段となる。通常１つのケーシング内に収める事が出
来る羽根車の段数は軸車の剛性を確保して安全運転を実
現するために制限される。従って従来の技術では高ヘッ
ドを要求される場合には複数個のケーシングを直列又は
並列にならべてこれを実現していた。
第３図は従来技術の１例を示したもので、高ヘッドを実
現するために吸込側から第１圧縮機49、第２圧縮機50、
及び第３圧縮機51の３個のケーシングを直列に配設して
構成した例である。個々の圧縮機ケーシング内は多段の
遠心圧縮機で構成されている。駆動機からの動力は駆動
軸57を介して伝達され第３圧縮機51から第２圧縮機50
へ、第２圧縮機50から第１圧縮機49へとそれぞれ中間カ
ップリングを介して分配される。
現するために吸込側から第１圧縮機49、第２圧縮機50、
及び第３圧縮機51の３個のケーシングを直列に配設して
構成した例である。個々の圧縮機ケーシング内は多段の
遠心圧縮機で構成されている。駆動機からの動力は駆動
軸57を介して伝達され第３圧縮機51から第２圧縮機50
へ、第２圧縮機50から第１圧縮機49へとそれぞれ中間カ
ップリングを介して分配される。
吸入ガスはガス吸込管41より吸込まれ第１圧縮機49によ
り圧縮されガス吐出管42に吐出される。吐出されたガス
はガス中間冷却器43を通り外部より冷却水供給管58より
導入される冷却水と内部に於て熱交換を行い、ガスは冷
却される。再びガスは第２圧縮機50のガス吸込管44より
吸込まれガス吐出管45より吐出される。再度、同様の方
法によりガス中間冷却器46により冷却されたガスはガス
吸込管47より吸込まれ第３圧縮機51で圧縮され、最終吐
出口48より吐出されて高圧のガスとして使用される。
り圧縮されガス吐出管42に吐出される。吐出されたガス
はガス中間冷却器43を通り外部より冷却水供給管58より
導入される冷却水と内部に於て熱交換を行い、ガスは冷
却される。再びガスは第２圧縮機50のガス吸込管44より
吸込まれガス吐出管45より吐出される。再度、同様の方
法によりガス中間冷却器46により冷却されたガスはガス
吸込管47より吸込まれ第３圧縮機51で圧縮され、最終吐
出口48より吐出されて高圧のガスとして使用される。
それぞれの圧縮機はケーシングの両軸端面附近に軸受を
配設し、ケーシング内部のガスが外部に洩出するのを防
ぐためにケーシング端板を軸が貫通する部位にガスシー
ル装置が配設される。
配設し、ケーシング内部のガスが外部に洩出するのを防
ぐためにケーシング端板を軸が貫通する部位にガスシー
ル装置が配設される。
この例の場合にはガスシール装置としてオイルフィルム
シール又はメカニカルシールが使用される場合を示し、
このシール装置にケーシング内部のガス圧力の程度に合
せて適度に調節されたシール用油がそれぞれシール油供
給管52、同53、及び同54により供給される。これらのシ
ール油供給はケーシング内圧力の変化に対して追従する
様に構成されているが、シール油供給が不調となれば、
シール機能が失われるため、シール装置そのものも、
又、供給装置もそれぞれ単独に高い信頼性が要求され製
造費用を高価なものとしている。
シール又はメカニカルシールが使用される場合を示し、
このシール装置にケーシング内部のガス圧力の程度に合
せて適度に調節されたシール用油がそれぞれシール油供
給管52、同53、及び同54により供給される。これらのシ
ール油供給はケーシング内圧力の変化に対して追従する
様に構成されているが、シール油供給が不調となれば、
シール機能が失われるため、シール装置そのものも、
又、供給装置もそれぞれ単独に高い信頼性が要求され製
造費用を高価なものとしている。
又軸受には軸受潤滑油供給管55より潤滑油が供給され、
軸受箱内の排油は潤滑油排出管56を介して排出される。
軸受箱内の排油は潤滑油排出管56を介して排出される。
上記従来の遠心圧縮機のように多数のケーシングで構成
する場合には、各ケーシングの両軸方向端面を軸車が貫
通する部位に内部のガスが大気中に洩出しないようにす
るためのシールを多数必要とする。この軸シールの方式
としてはオイルフィルムシール、メカニカルシール、ガ
スシール等各種の方法がそれぞれの用途に応じて適用さ
れる。しかし、いづれも高速で回転している軸車と静止
部に取り付けたシールリングの間は狭い間隙に保たれる
必要があり、細心の注意を払った製作、組立及び保守を
要する。それでも多数のシール装置の内１つが故障する
可能性は高く高い信頼性を確保するためにはそれぞれの
装置を高価な材料を使った高精度の加工をする必要があ
る。
する場合には、各ケーシングの両軸方向端面を軸車が貫
通する部位に内部のガスが大気中に洩出しないようにす
るためのシールを多数必要とする。この軸シールの方式
としてはオイルフィルムシール、メカニカルシール、ガ
スシール等各種の方法がそれぞれの用途に応じて適用さ
れる。しかし、いづれも高速で回転している軸車と静止
部に取り付けたシールリングの間は狭い間隙に保たれる
必要があり、細心の注意を払った製作、組立及び保守を
要する。それでも多数のシール装置の内１つが故障する
可能性は高く高い信頼性を確保するためにはそれぞれの
装置を高価な材料を使った高精度の加工をする必要があ
る。
従って、このように多数のケーシングを使用して多数の
シールにより構成される場合には長期安定運転を経済的
に確保する事が困難である。
シールにより構成される場合には長期安定運転を経済的
に確保する事が困難である。
又、多数のケーシングにより構成する場合には、それぞ
れ相互間の運転中の軸芯を不変に保つ必要があり、各ケ
ーシングの取付台の構造が複雑となり、又各ケーシング
へのガスの吸入、吐出配管の支持方法に工夫をこらして
配管の変形により生ずる力が不必要にケーシングに加わ
らぬようにするための複雑な取付け方法を用いる。又、
効率良く圧縮するためのガス冷却はケーシングからの吐
出と次のケーシングへの吸入の間に行なわれるため、外
部に別に設置したガス冷却器が用いられるので、それぞ
れの機器間の高圧ガス配管が長くなり複雑となる。
れ相互間の運転中の軸芯を不変に保つ必要があり、各ケ
ーシングの取付台の構造が複雑となり、又各ケーシング
へのガスの吸入、吐出配管の支持方法に工夫をこらして
配管の変形により生ずる力が不必要にケーシングに加わ
らぬようにするための複雑な取付け方法を用いる。又、
効率良く圧縮するためのガス冷却はケーシングからの吐
出と次のケーシングへの吸入の間に行なわれるため、外
部に別に設置したガス冷却器が用いられるので、それぞ
れの機器間の高圧ガス配管が長くなり複雑となる。
これらの従来技術の不具合が重なり、高ヘッドの圧縮を
実現するための圧縮装置は構造が複雑で信頼性が低くな
りがちなにも拘らず兼価で供給することを困難としてい
た。
実現するための圧縮装置は構造が複雑で信頼性が低くな
りがちなにも拘らず兼価で供給することを困難としてい
た。
又、第１圧縮機に於て吸入するガスの体積は大きいの
で、効率良く圧縮するには軸端面吸入が望ましいが従来
技術では油潤滑軸受が使用されるためガス中への油の混
入を防止するための複雑なシールを必要とするため軸車
の軸受の外側への延長長さが過大となり安定回転上の困
難があった。
で、効率良く圧縮するには軸端面吸入が望ましいが従来
技術では油潤滑軸受が使用されるためガス中への油の混
入を防止するための複雑なシールを必要とするため軸車
の軸受の外側への延長長さが過大となり安定回転上の困
難があった。
本発明は上記問題点の解決手段として、その遠心力によ
ってガス体の圧縮可能な多段の遠心式羽根車を有する軸
車と、同軸車の両端を軸車と非接触に支承する電磁軸受
と、上記軸車の複数を順次一方の側へガス体の圧縮可能
な順に直列にかつ相互の軸心の齟齬の許容可能に結合す
るカップリングと、上記結合された複数の軸車をその電
磁軸受と共に一体的に支持し、軸方向の一端にガス体の
吸込口を有し、他端にその吐出口を有するケース体と、
同ケース体の上記吐出口を有する側に設けられた軸まわ
りのシール手段とを具備してなることを特徴とする遠心
圧縮機を提供しようとするものである。
ってガス体の圧縮可能な多段の遠心式羽根車を有する軸
車と、同軸車の両端を軸車と非接触に支承する電磁軸受
と、上記軸車の複数を順次一方の側へガス体の圧縮可能
な順に直列にかつ相互の軸心の齟齬の許容可能に結合す
るカップリングと、上記結合された複数の軸車をその電
磁軸受と共に一体的に支持し、軸方向の一端にガス体の
吸込口を有し、他端にその吐出口を有するケース体と、
同ケース体の上記吐出口を有する側に設けられた軸まわ
りのシール手段とを具備してなることを特徴とする遠心
圧縮機を提供しようとするものである。
本発明は上記構成の通り、複数個の軸車を直列に一つの
ケーシングの中に配設し、各々の軸車はその両端部を磁
気軸受で支持することにより軸受油を必要としない。そ
して軸受をガス中に配設する事により、ケーシング端面
の高圧側を軸車が貫通する部位は駆動動力を伝達する側
に１ケ所のみとなるので、ガス漏れ対策個所の数が格段
に減り、高信頼性が実現出来る。
ケーシングの中に配設し、各々の軸車はその両端部を磁
気軸受で支持することにより軸受油を必要としない。そ
して軸受をガス中に配設する事により、ケーシング端面
の高圧側を軸車が貫通する部位は駆動動力を伝達する側
に１ケ所のみとなるので、ガス漏れ対策個所の数が格段
に減り、高信頼性が実現出来る。
本発明の一実施例を第１図及び第２図により説明する。
第１図において、ケーシング１の一端に軸方向よりガス
を吸込むガス吸込口２より吸込まれたガスは第１の軸車
３の先端に取り付けられた羽根車26により圧縮される。
このガスは軸車３を支える軸受体の外周を通り再び多段
の遠心羽根車により圧縮されながら軸車３に取り付けら
れた最終の段落から吐出され第１の吐出口38に出る。そ
の後ガスはケーシング１の外周に取り付けられたガス冷
却体４の中に流入し外部より供給される冷却水５により
冷却されている冷却管群６の間を通過し所定の温度に冷
却された後、第２の軸車７に取り付けられた多段圧縮機
体のガス吸込口８に導かれる。再び圧縮されて吐出口９
より吐出されたガスは再びケーシング外周のガス冷却体
４に導入され冷却される。ガス冷却体４のガス側室は軸
車３用と軸車７用の２室に区切られている。冷却された
ガスは再び第３の軸車12により構成される多段圧縮機体
のガス吸込口10に導入されて再び羽根車の作用とすでに
知られたティフューザー効果を組み合わせた圧縮作用に
より圧縮される。最終段まで圧縮されたガスは最終吐出
口11より所定の圧力で吐出される。
を吸込むガス吸込口２より吸込まれたガスは第１の軸車
３の先端に取り付けられた羽根車26により圧縮される。
このガスは軸車３を支える軸受体の外周を通り再び多段
の遠心羽根車により圧縮されながら軸車３に取り付けら
れた最終の段落から吐出され第１の吐出口38に出る。そ
の後ガスはケーシング１の外周に取り付けられたガス冷
却体４の中に流入し外部より供給される冷却水５により
冷却されている冷却管群６の間を通過し所定の温度に冷
却された後、第２の軸車７に取り付けられた多段圧縮機
体のガス吸込口８に導かれる。再び圧縮されて吐出口９
より吐出されたガスは再びケーシング外周のガス冷却体
４に導入され冷却される。ガス冷却体４のガス側室は軸
車３用と軸車７用の２室に区切られている。冷却された
ガスは再び第３の軸車12により構成される多段圧縮機体
のガス吸込口10に導入されて再び羽根車の作用とすでに
知られたティフューザー効果を組み合わせた圧縮作用に
より圧縮される。最終段まで圧縮されたガスは最終吐出
口11より所定の圧力で吐出される。
このように１個のケーシング１の中に複数の、羽根車を
取り付けた軸車３、同７、同12と適正に圧縮するために
ガスの通路を形成するための静止部材から構成される、
圧縮機体が配設されている。
取り付けた軸車３、同７、同12と適正に圧縮するために
ガスの通路を形成するための静止部材から構成される、
圧縮機体が配設されている。
軸車３はそれぞれラジアル軸受13同14にて、軸車７はそ
れぞれラジアル軸受15同16にて、又軸車12はラジアル軸
受17同18にて支承されており、これらはいづれも磁石体
を用いて電磁気作用によって非接触にて独立に支承され
ている。これらは従来のように潤滑油を必要としないの
でガス中に配設されていても問題はない。各軸車３、同
７、同12は後述する中間カップリング19によって相互に
連結されており、必要なトルクが伝達される。この中間
カップリング19は軸車３、同７、同12相互間のラジアル
方向変位を自由に許すが軸方向の相互変位の内、両軸車
が接近する方向には変位を拘束する作用を持っている。
れぞれラジアル軸受15同16にて、又軸車12はラジアル軸
受17同18にて支承されており、これらはいづれも磁石体
を用いて電磁気作用によって非接触にて独立に支承され
ている。これらは従来のように潤滑油を必要としないの
でガス中に配設されていても問題はない。各軸車３、同
７、同12は後述する中間カップリング19によって相互に
連結されており、必要なトルクが伝達される。この中間
カップリング19は軸車３、同７、同12相互間のラジアル
方向変位を自由に許すが軸方向の相互変位の内、両軸車
が接近する方向には変位を拘束する作用を持っている。
この圧縮機への必要入力トルクは駆動カップリング20を
介して外部より電動機又はタービン等の駆動機により与
えられる。このようにして上記の各軸車３、同７、同12
は等速で回転する。
介して外部より電動機又はタービン等の駆動機により与
えられる。このようにして上記の各軸車３、同７、同12
は等速で回転する。
以上の構成であるから圧縮機は駆動カップリング20から
伝達されるトルクをケーシング１内の各軸車３、同７、
同12に伝達するための第３の軸車12がケーシング１を構
成するケーシング端板22を貫通する部位にのみ内部のガ
スが外部に洩出する事を防止するためのガスシール装置
23を配設することによりガスを密封する事が出来る。即
ち、従来例に比し、ガスシールの個所が著しく減ること
になる。
伝達されるトルクをケーシング１内の各軸車３、同７、
同12に伝達するための第３の軸車12がケーシング１を構
成するケーシング端板22を貫通する部位にのみ内部のガ
スが外部に洩出する事を防止するためのガスシール装置
23を配設することによりガスを密封する事が出来る。即
ち、従来例に比し、ガスシールの個所が著しく減ること
になる。
軸車12の最終段羽根車の後には軸車12に取り付けられた
圧力釣合わせ円盤25を付設し、高圧のガスを圧力釣合わ
せ室24にラビリンスフィンを介して減圧して軸車12に加
わる軸方向のガス力を適度に釣合わせている。圧力釣合
わせ室24はケーシング端板22に付設した圧力釣合わせ管
21によりガス吸込口２の低圧環境に連結されている。
圧力釣合わせ円盤25を付設し、高圧のガスを圧力釣合わ
せ室24にラビリンスフィンを介して減圧して軸車12に加
わる軸方向のガス力を適度に釣合わせている。圧力釣合
わせ室24はケーシング端板22に付設した圧力釣合わせ管
21によりガス吸込口２の低圧環境に連結されている。
軸車12の一端にはスラストカラー28を付設しこのスラス
トカラー28を軸方向の両側からはさんだ電磁推力軸受29
が静止側に固定されており外部に設置された制御装置を
介して軸車12の軸方向位置を検出して、所定の位置にも
どすように作用する。第１の軸車３の一端には最初のガ
ス吸込みの作用をする羽根車26の背面に吸引磁気軸受27
が設けられている。この吸引磁気軸受27の吸引力は、第
１、第２の軸車３及び同７に作用する。ガス吸込口方向
へのガス圧による不釣合力の合計以上の能力を有するよ
うにする事で、第１の軸車３、第２の軸車７は常にガス
吐出側へ移動しようとする力が与えられている。中間カ
ップリング19は前述の如く軸が相互に接近する事を防ぐ
構造となっているためこの力は第３の軸車12に伝達され
るが軸車12は電磁推力軸受29の作用により軸方向位置が
制御されているため各軸車３、同７、同12とも軸方向位
置が固定され、静止部構造物との相対位置が所定の位置
に保たれる。この場合軸車３の羽根車26を吸引するよう
にしたが吸引の対象は羽根車26でなくても軸車と一体に
回転する円盤状のものであれば何でも良く、要するに第
１の軸車３を吐出口側へ吸引する磁気作用による力を発
生するものであれば、この目的は達成される。
トカラー28を軸方向の両側からはさんだ電磁推力軸受29
が静止側に固定されており外部に設置された制御装置を
介して軸車12の軸方向位置を検出して、所定の位置にも
どすように作用する。第１の軸車３の一端には最初のガ
ス吸込みの作用をする羽根車26の背面に吸引磁気軸受27
が設けられている。この吸引磁気軸受27の吸引力は、第
１、第２の軸車３及び同７に作用する。ガス吸込口方向
へのガス圧による不釣合力の合計以上の能力を有するよ
うにする事で、第１の軸車３、第２の軸車７は常にガス
吐出側へ移動しようとする力が与えられている。中間カ
ップリング19は前述の如く軸が相互に接近する事を防ぐ
構造となっているためこの力は第３の軸車12に伝達され
るが軸車12は電磁推力軸受29の作用により軸方向位置が
制御されているため各軸車３、同７、同12とも軸方向位
置が固定され、静止部構造物との相対位置が所定の位置
に保たれる。この場合軸車３の羽根車26を吸引するよう
にしたが吸引の対象は羽根車26でなくても軸車と一体に
回転する円盤状のものであれば何でも良く、要するに第
１の軸車３を吐出口側へ吸引する磁気作用による力を発
生するものであれば、この目的は達成される。
次に上記中間カップリング19の詳細を第２図により説明
する。たとえば第１の軸車３及び第２の軸車７の軸端に
は軸車に通常用いられる方法でカップリングハブ31が取
り付けられ、これに形成されたフランジに薄い可撓円盤
32を介してトルク伝達管33がボルト・ナット35により結
合される。34は可撓性円盤32の保護板である。
する。たとえば第１の軸車３及び第２の軸車７の軸端に
は軸車に通常用いられる方法でカップリングハブ31が取
り付けられ、これに形成されたフランジに薄い可撓円盤
32を介してトルク伝達管33がボルト・ナット35により結
合される。34は可撓性円盤32の保護板である。
軸車３及び同７の軸端に、軸方向の拘束軸36及び同37を
取り付ける。この拘束軸36は図に示すように軸中心に突
起39を有しており両拘束軸36及び同37が接触する場合は
回転軸の中心で行なわれ、かつ、それ以上は接近できな
い。
取り付ける。この拘束軸36は図に示すように軸中心に突
起39を有しており両拘束軸36及び同37が接触する場合は
回転軸の中心で行なわれ、かつ、それ以上は接近できな
い。
以上の構造により軸車３及び同７は運転中に互に接近す
る事はなく、又、互に回転軸中心がずれても可撓性円盤
32及びトルク伝達管33の可撓性により何ら半径方向に反
力を生じず、円滑なトルク伝達が果たせる。
る事はなく、又、互に回転軸中心がずれても可撓性円盤
32及びトルク伝達管33の可撓性により何ら半径方向に反
力を生じず、円滑なトルク伝達が果たせる。
以上、実施例は第１図に示すようにケーシング１を、ガ
ス通路を構成する部分と、それらを一体的に保持する外
側の箱状部分とに分けて図示（異別の方向にハッチン
グ）したが、勿論、これらは分ける必要はなく、加工技
術の許す限り、たとえば鋳物等で一体に成形されてもよ
い。又、中間カップリング19もこの構造に限定される必
要はなく、相互の軸車の芯のズレを許容可能であれば他
のどのような構造が採用されてもよい。
ス通路を構成する部分と、それらを一体的に保持する外
側の箱状部分とに分けて図示（異別の方向にハッチン
グ）したが、勿論、これらは分ける必要はなく、加工技
術の許す限り、たとえば鋳物等で一体に成形されてもよ
い。又、中間カップリング19もこの構造に限定される必
要はなく、相互の軸車の芯のズレを許容可能であれば他
のどのような構造が採用されてもよい。
本発明は上記のように構成するので次の効果を有する。
（１） 高ヘッドを実現する圧縮装置が１つのケーシン
グで可能となるため、従来のように多数のシール装置を
不要とし、１個所のみで良くなり、ガス漏れの危険個所
がそれだけ減って信頼性が大巾に向上する。
グで可能となるため、従来のように多数のシール装置を
不要とし、１個所のみで良くなり、ガス漏れの危険個所
がそれだけ減って信頼性が大巾に向上する。
（２） １つのケーシングであるため各圧縮機体間の芯
が狂う心配もない。仮りに狂ってもカップリングがその
不具合を是正する。
が狂う心配もない。仮りに狂ってもカップリングがその
不具合を是正する。
（３） 軸車と非接触の電磁軸受を用いるので、潤滑油
装置を必要とせず、かつ、ガス中に潤滑油の混じる不具
合もなくなる。
装置を必要とせず、かつ、ガス中に潤滑油の混じる不具
合もなくなる。
第１図は本発明の一実施例の遠心圧縮機の縦断面図、第
２図は同実施例に用いる中間カップリングの詳細縦断面
図、第３図は従来例の平面図である。 １……ケーシング、２……ガス吸込口 ３……軸車、４……ガス冷却体 ５……冷却水、６……冷却管群 ７……軸車、８……ガス吸込口 ９……吐出口、10……ガス吸込口 11……最終吐出口、12……軸車 13,14,15,16,17,18……ラジアル軸受（電磁軸受） 19……中間カップリング、20……駆動カップリング 21……圧力釣合わせ管、22……ケーシング端板 23……ガスシール装置、24……圧力釣合わせ室 25……圧力釣合わせ円盤、26……羽根車 27……吸引磁気軸受、28……スラストカラー 29……電磁推力軸受、32……可撓円盤 33……トルク伝達管、34……保護板 35……ボルト・ナット、36,37……拘束軸 38……吐出口
２図は同実施例に用いる中間カップリングの詳細縦断面
図、第３図は従来例の平面図である。 １……ケーシング、２……ガス吸込口 ３……軸車、４……ガス冷却体 ５……冷却水、６……冷却管群 ７……軸車、８……ガス吸込口 ９……吐出口、10……ガス吸込口 11……最終吐出口、12……軸車 13,14,15,16,17,18……ラジアル軸受（電磁軸受） 19……中間カップリング、20……駆動カップリング 21……圧力釣合わせ管、22……ケーシング端板 23……ガスシール装置、24……圧力釣合わせ室 25……圧力釣合わせ円盤、26……羽根車 27……吸引磁気軸受、28……スラストカラー 29……電磁推力軸受、32……可撓円盤 33……トルク伝達管、34……保護板 35……ボルト・ナット、36,37……拘束軸 38……吐出口
Claims (1)
- 【請求項１】その遠心力によってガス体を圧縮可能な多
段の遠心式羽根車を有する軸車と、同軸車の両端を軸車
と非接触に支承する電磁軸受と、上記軸車の複数を順次
一方の側へガス体の圧縮可能な順に直列にかつ相互の軸
心の齟齬を許容可能に結合するカップリングと、上記結
合された複数の軸車をその電磁軸受と共に一体的に支持
し軸方向の一端にガス体の吸込口を有し他端にその吐出
口を有するケース体と、同ケース体の上記吐出口を有す
る側に設けられた軸まわりのシール手段とを具備してな
ることを特徴とする遠心圧縮機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62182299A JPH076518B2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 | 遠心圧縮機 |
| EP88110809A EP0301285B1 (en) | 1987-07-23 | 1988-07-06 | Centrifugal compressor |
| DE8888110809T DE3865264D1 (de) | 1987-07-23 | 1988-07-06 | Zentrifugalkompressor. |
| CN88104553A CN1013795B (zh) | 1987-07-23 | 1988-07-23 | 离心式压缩机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62182299A JPH076518B2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 | 遠心圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6429693A JPS6429693A (en) | 1989-01-31 |
| JPH076518B2 true JPH076518B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=16115859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62182299A Expired - Lifetime JPH076518B2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 | 遠心圧縮機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0301285B1 (ja) |
| JP (1) | JPH076518B2 (ja) |
| CN (1) | CN1013795B (ja) |
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| FR2528127A1 (fr) * | 1982-06-04 | 1983-12-09 | Creusot Loire | Moto-compresseur centrifuge electrique integre a grande vitesse |
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-
1987
- 1987-07-23 JP JP62182299A patent/JPH076518B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-07-06 DE DE8888110809T patent/DE3865264D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-07-06 EP EP88110809A patent/EP0301285B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-07-23 CN CN88104553A patent/CN1013795B/zh not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0301285A1 (en) | 1989-02-01 |
| CN1013795B (zh) | 1991-09-04 |
| JPS6429693A (en) | 1989-01-31 |
| EP0301285B1 (en) | 1991-10-02 |
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