JPH0764882B2 - ヘテロ多糖s−184 - Google Patents
ヘテロ多糖s−184Info
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- JPH0764882B2 JPH0764882B2 JP61150695A JP15069586A JPH0764882B2 JP H0764882 B2 JPH0764882 B2 JP H0764882B2 JP 61150695 A JP61150695 A JP 61150695A JP 15069586 A JP15069586 A JP 15069586A JP H0764882 B2 JPH0764882 B2 JP H0764882B2
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
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- C12P21/00—Preparation of peptides or proteins
- C12P21/005—Glycopeptides, glycoproteins
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P19/00—Preparation of compounds containing saccharide radicals
- C12P19/04—Polysaccharides, i.e. compounds containing more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic bonds
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- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L29/00—Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
- A23L29/20—Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents
- A23L29/269—Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents of microbial origin, e.g. xanthan or dextran
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- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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- C12N1/20—Bacteria; Culture media therefor
- C12N1/205—Bacterial isolates
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12R—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は微生物多糖類の分野に関する。この分野では、
ある微生物に共通する特質は細胞外ヘテロ多糖類の産出
にあることが知られている。ヘテロ多糖類は高分子量
の、一般的には線状の炭水化物ポリマーであり、重合し
て繰り返し単位となつている2種または多種の単糖類を
含有する。
ある微生物に共通する特質は細胞外ヘテロ多糖類の産出
にあることが知られている。ヘテロ多糖類は高分子量
の、一般的には線状の炭水化物ポリマーであり、重合し
て繰り返し単位となつている2種または多種の単糖類を
含有する。
大抵のヘテロ多糖類の有用性は水溶液の粘度およびレオ
ロジーを変更する能力を基礎とするものである。これに
加えて、ヘテロ多糖類は、乳濁化、懸濁化、安定化、凝
集、潤滑化、造膜性などのような関連する第2の機能も
有している。
ロジーを変更する能力を基礎とするものである。これに
加えて、ヘテロ多糖類は、乳濁化、懸濁化、安定化、凝
集、潤滑化、造膜性などのような関連する第2の機能も
有している。
ヘテロ多糖類は食品、さく井、農芸および広汎なその他
の産業用用途に広く使用されている。これらの水溶性ガ
ムにたいする需要はこの10年間に大きく伸びた。さらに
また新らしい工業技術が新らしい諸物性をもつヘテロ多
糖類の需要を作り出している。こうして、産業上の要求
に見合うさまざまな機能範囲をもつヘテロ多糖類への需
要からみると、新らたな及びさまざまの物性をもつヘテ
ロ多糖類の発展の必要性が痛感される。
の産業用用途に広く使用されている。これらの水溶性ガ
ムにたいする需要はこの10年間に大きく伸びた。さらに
また新らしい工業技術が新らしい諸物性をもつヘテロ多
糖類の需要を作り出している。こうして、産業上の要求
に見合うさまざまな機能範囲をもつヘテロ多糖類への需
要からみると、新らたな及びさまざまの物性をもつヘテ
ロ多糖類の発展の必要性が痛感される。
したがつて本発明の目的は、新型のアルカリジエネス種
(Alcaligenes species)によつて製造される新型のヘ
テロ多糖の提供である。本発明の付加目的は、この新型
ヘテロ多糖の製造法の提供である。また他の目的はこの
新型化合物製造用の微生物類の提供である。なおその他
の目的はこの新型ヘテロ多糖を含有する調合物の提供で
ある。本発明のこれらのおよび他の諸目的は以後の記述
から明らかとなろう。
(Alcaligenes species)によつて製造される新型のヘ
テロ多糖の提供である。本発明の付加目的は、この新型
ヘテロ多糖の製造法の提供である。また他の目的はこの
新型化合物製造用の微生物類の提供である。なおその他
の目的はこの新型ヘテロ多糖を含有する調合物の提供で
ある。本発明のこれらのおよび他の諸目的は以後の記述
から明らかとなろう。
主要部としての炭水化物、12%乃至16%のタンパク質お
よび酢酸として計算して3.0%乃至4.5%のアシル群から
構成され、その炭水化物部分は約7%乃至16%のウロン
酸および1:3:5の概略モル比における中性糖マンノー
ス、グルコースおよびガラクトースを含有する新期の多
糖が選択された炭素源への新型アルカリジエネス種の作
用によつて製造されることがここに発見された。この新
規化合物はまだ命名されていないアルカリジエネス種を
もつ適当な水性滋養培地の好気性発酵によつて製造され
る。この生物の生物学的純粋培養のブタペスト条約に基
づく寄託はアメリカンタイプカルチヤーコレクシヨン
(American Type Culture Collection)、ロツクビル
(Rockville)、マリーランド(Maryland)、1985年6
月19日、受入第ATCC53160号の下になされている。ここ
ではヘテロ多糖S−184として紹介するこのヘテロ多糖
は水性系において望ましい諸性質をもつており、また食
品類用にとくに有用である。
よび酢酸として計算して3.0%乃至4.5%のアシル群から
構成され、その炭水化物部分は約7%乃至16%のウロン
酸および1:3:5の概略モル比における中性糖マンノー
ス、グルコースおよびガラクトースを含有する新期の多
糖が選択された炭素源への新型アルカリジエネス種の作
用によつて製造されることがここに発見された。この新
規化合物はまだ命名されていないアルカリジエネス種を
もつ適当な水性滋養培地の好気性発酵によつて製造され
る。この生物の生物学的純粋培養のブタペスト条約に基
づく寄託はアメリカンタイプカルチヤーコレクシヨン
(American Type Culture Collection)、ロツクビル
(Rockville)、マリーランド(Maryland)、1985年6
月19日、受入第ATCC53160号の下になされている。ここ
ではヘテロ多糖S−184として紹介するこのヘテロ多糖
は水性系において望ましい諸性質をもつており、また食
品類用にとくに有用である。
本発明の新規の生物、カルフオルニア州(Californi
a)、サンデイエゴ(San Diego)のパロマー山(Paloma
r mountain)上のパウマクリーク(Pauma Creek)から
採取された水サンプルから単離した。この有機体を30℃
における4日間培養後のワイエム(YM)かんてんプレー
トからのガム状コロニーとして採集した。この単離物を
つぎに滋養かんてん上において純粋培養した。
a)、サンデイエゴ(San Diego)のパロマー山(Paloma
r mountain)上のパウマクリーク(Pauma Creek)から
採取された水サンプルから単離した。この有機体を30℃
における4日間培養後のワイエム(YM)かんてんプレー
トからのガム状コロニーとして採集した。この単離物を
つぎに滋養かんてん上において純粋培養した。
フラスコシードはこの単離物の滋養かんてん培養から開
始した。このシードはつぎに炭素源としての加水分解で
んぶんをもつ滋養培地を含有する他のフラスコへの接種
に使用した。培養後、このフラスコは粘稠なビールを含
有しており、イソプロピルアルコール添加時にはセンイ
状物質が沈殿するのが見られた。他のフラスコシードも
開始し、これはガムの製造にたいする多種の滋養培地の
効果の測定およびこの微生物にたいする最良の生育培地
および発酵条件の測定に使用した。
始した。このシードはつぎに炭素源としての加水分解で
んぶんをもつ滋養培地を含有する他のフラスコへの接種
に使用した。培養後、このフラスコは粘稠なビールを含
有しており、イソプロピルアルコール添加時にはセンイ
状物質が沈殿するのが見られた。他のフラスコシードも
開始し、これはガムの製造にたいする多種の滋養培地の
効果の測定およびこの微生物にたいする最良の生育培地
および発酵条件の測定に使用した。
発酵条件 ヘテロ多糖S−184は有機体ATCC53160の培養で接種して
制御条件下適当な水性滋養培地の通気発酵によつて製造
される。この培地は同化可能炭素、窒素および無機塩類
を含有する。
制御条件下適当な水性滋養培地の通気発酵によつて製造
される。この培地は同化可能炭素、窒素および無機塩類
を含有する。
一般に炭水化物(たとえば、グルコース、フルクトー
ス、マルトース、キシロースなど)は滋養培地中の同化
可能炭素源として単独にまたは組み合わせて使用でき
る。この培地中に利用される単数または複数の炭水化物
源の正確な量は、一部はこの培地の他の成分に依存する
が、一般に炭水化物の量は培地の約2重量%乃至5重量
%にわたる。これらの炭素源は培地中において単独にま
たは組み合わせて使用することができる。
ス、マルトース、キシロースなど)は滋養培地中の同化
可能炭素源として単独にまたは組み合わせて使用でき
る。この培地中に利用される単数または複数の炭水化物
源の正確な量は、一部はこの培地の他の成分に依存する
が、一般に炭水化物の量は培地の約2重量%乃至5重量
%にわたる。これらの炭素源は培地中において単独にま
たは組み合わせて使用することができる。
通常、多くのタンパク性物質は発酵プロセスにたいする
窒素源として使用できる。適当な窒素源には、たとえ
ば、イースト加水分解物類、プライマリーイースト、大
豆粉、綿実細粉、カゼインの加水分解物類、とうもろこ
しずけ汁、デイステイラーズ ソルブル(distiller′s
solubles)またはトマトペーストなどがある。単独ま
たは組み合わせにおける窒素源は好ましくは水性培地の
0.05重量%乃至0.2重量%にわたる量として使用され
る。
窒素源として使用できる。適当な窒素源には、たとえ
ば、イースト加水分解物類、プライマリーイースト、大
豆粉、綿実細粉、カゼインの加水分解物類、とうもろこ
しずけ汁、デイステイラーズ ソルブル(distiller′s
solubles)またはトマトペーストなどがある。単独ま
たは組み合わせにおける窒素源は好ましくは水性培地の
0.05重量%乃至0.2重量%にわたる量として使用され
る。
この培地中に組入れることのできる滋養無機塩類は、ナ
トリウムカリウム、アンモニウム、カルシウム、リン酸
塩、硫酸塩、塩素化物、炭酸塩などのイオンを生成でき
る慣用の塩類である。また痕跡量のコバルト、マンガ
ン、鉄およびマグネシウムのような金属も含まれる。
トリウムカリウム、アンモニウム、カルシウム、リン酸
塩、硫酸塩、塩素化物、炭酸塩などのイオンを生成でき
る慣用の塩類である。また痕跡量のコバルト、マンガ
ン、鉄およびマグネシウムのような金属も含まれる。
ここに挙げた滋養培地は単に使用できる培地の広汎さを
説明するためであつて制限するつもりではない点に留意
されなければならない。
説明するためであつて制限するつもりではない点に留意
されなければならない。
別の培地として、S−184を低カルシウムイオン条件
下、すなわち、脱イオン水または実質的にカルシウムイ
オンのない(すなわち、最終発酵ブロース中にCa++がガ
ム1%あたり約4ppmよりも少い)水性系で生育できる。
下、すなわち、脱イオン水または実質的にカルシウムイ
オンのない(すなわち、最終発酵ブロース中にCa++がガ
ム1%あたり約4ppmよりも少い)水性系で生育できる。
発酵は約25℃乃至35℃にわたる温度において行われる
が、最良の成果を得るためには、この発酵が約28℃乃至
32℃の温度で行われるのが好ましい。ATCC53160培養物
を生育させ、またヘテロ多糖S−184を製造する滋養培
地のpHは約6乃至8にわたることができる。
が、最良の成果を得るためには、この発酵が約28℃乃至
32℃の温度で行われるのが好ましい。ATCC53160培養物
を生育させ、またヘテロ多糖S−184を製造する滋養培
地のpHは約6乃至8にわたることができる。
S−184は表面及び液内培養のどちらででも製造できる
が、液内状態でこの発酵を行うのが好ましい。
が、液内状態でこの発酵を行うのが好ましい。
小規模発酵は、この培養物を適当な滋養培地へ接種し、
また製造用培地へ移したのち、振とう機上において数日
間約30℃の一定温度においてこの発酵を進めることによ
つて簡便に行われる。
また製造用培地へ移したのち、振とう機上において数日
間約30℃の一定温度においてこの発酵を進めることによ
つて簡便に行われる。
この発酵は培地を入れた殺菌フラスコの中で、1段階ま
たは多段階のシード展開を経て開始される。このシード
段階用の滋養培地は炭素および窒素源のどのような適当
な組み合わせでもよい。しかしながら、好ましい炭素源
はグルコースまたは加水分解でんぷんである。シードフ
ラスコは約30℃の定温室の中で1−2日間、または生育
が果たされるまで振とうされ、得られる生育物の若干は
第2段階シードまたは製造用培地への接種は使用され
る。中間段階シードフラスコが使用される場合、これは
本質的に同じ方法によつて進められる。すなわち、最終
シード段階からのフラスコの内容物の一部が製造用培地
への接種に使用される。接種されたフラスコは一定温度
で数日間振とうされ、この培養期間の終了時にフラスコ
の内容物はイソプロパノールのような適当なアルコール
による沈殿化によつて回収される。
たは多段階のシード展開を経て開始される。このシード
段階用の滋養培地は炭素および窒素源のどのような適当
な組み合わせでもよい。しかしながら、好ましい炭素源
はグルコースまたは加水分解でんぷんである。シードフ
ラスコは約30℃の定温室の中で1−2日間、または生育
が果たされるまで振とうされ、得られる生育物の若干は
第2段階シードまたは製造用培地への接種は使用され
る。中間段階シードフラスコが使用される場合、これは
本質的に同じ方法によつて進められる。すなわち、最終
シード段階からのフラスコの内容物の一部が製造用培地
への接種に使用される。接種されたフラスコは一定温度
で数日間振とうされ、この培養期間の終了時にフラスコ
の内容物はイソプロパノールのような適当なアルコール
による沈殿化によつて回収される。
大規模操作にたいしては、かくはん機およびこの発酵培
地を通気する手段を具えた適当なタンクの中で発酵を行
うのが好ましい。この方法では、滋養培地はタンク中で
作成され、また約121℃以下の温度に加熱して殺菌され
る。冷却後、この殺菌された培地は製造する培養の事前
生育シードを接種されて、この発酵は、たとえば2乃至
4日間のような期間、この滋養培地をかきまぜながら、
および/または通気しながら、また温度を約30℃に維持
しながら進められる。S−184を製造するこの方法は大
量の製造にとくに適している。
地を通気する手段を具えた適当なタンクの中で発酵を行
うのが好ましい。この方法では、滋養培地はタンク中で
作成され、また約121℃以下の温度に加熱して殺菌され
る。冷却後、この殺菌された培地は製造する培養の事前
生育シードを接種されて、この発酵は、たとえば2乃至
4日間のような期間、この滋養培地をかきまぜながら、
および/または通気しながら、また温度を約30℃に維持
しながら進められる。S−184を製造するこの方法は大
量の製造にとくに適している。
ヘテロ多糖S−184 ATCC53160によつて製造されたヘテロ多糖は、主要部と
しての炭水化物、12%乃至16%のタンパク質、および酢
酸として計算して3.0%乃至4.5%のアシル群から構成さ
れており、その炭水化物部分は約7%乃至16%のウロン
酸および1:3:5の概略モル比における中性糖マンノー
ス、グルコースおよびガラクトースを含有する。
しての炭水化物、12%乃至16%のタンパク質、および酢
酸として計算して3.0%乃至4.5%のアシル群から構成さ
れており、その炭水化物部分は約7%乃至16%のウロン
酸および1:3:5の概略モル比における中性糖マンノー
ス、グルコースおよびガラクトースを含有する。
ヘテロ多糖S−184の組成分析のまとめを下記の第1表
に示す。
に示す。
(1) アセチル含有率は、S−184ガムの0.2%水溶液
のアルカリ性、ヒドロキシルアミン試薬による処理につ
づく酸性塩化第2鉄による処理および測色分析によつて
測定した。〔エス.ヘストリン(S.Hestrin)(1949)
ジエイ.バイオロ.ケム.(J.Biol.Chem.)、180,249
−261頁を参照されたい〕アセチルコリンクロリドを標
準品として使用した。
のアルカリ性、ヒドロキシルアミン試薬による処理につ
づく酸性塩化第2鉄による処理および測色分析によつて
測定した。〔エス.ヘストリン(S.Hestrin)(1949)
ジエイ.バイオロ.ケム.(J.Biol.Chem.)、180,249
−261頁を参照されたい〕アセチルコリンクロリドを標
準品として使用した。
(2) 3.1%乃至4.5%(酢酸として計算した)という
アシル含有率は、稀アルカリを使用するO−アセチル連
結の加水分解ののち、酵素試験によつて測定した。
アシル含有率は、稀アルカリを使用するO−アセチル連
結の加水分解ののち、酵素試験によつて測定した。
(3) S−184の中性糖類は多種の技術によつて測定
した。その第1の方法は1MH2SO41ml中の50mgのS−184
を100℃において4時間加水分解を行うものである。冷
却後、3mg/mlキシロース0.5mlを内部標準として添加し
た。飽和Ba(OH)23ml、つぎに2滴のコンゴーレツドお
よびBa(OH)2を色が赤変するまで添加してサンプルを
中性した。遠心分離(3000RPMにおいて20分間)のの
ち、全サンプル上の上澄液を蒸発させた。乾燥サンプル
を0.1mlのヒドロキシルアミン塩酸塩(乾燥ピリジン中4
0mg/ml)中へ溶解させ、90℃において45分間加熱した。
冷却後、0.1mlの無水酢酸を添加し、このサンプルをふ
たたび90℃において45分間加熱した。この糖類はそれら
のアルドノニトリルアセテート誘導体類の気相−液相ク
ロマトグラフイによつて分離し、信頼できる標準品と比
較して同定および定量を行つた。〔ジエイ.ケイ.バー
ド(J.K.Baird)、エム.ジエイ.ホルロイド(M.J.Hol
royde)、およびデイー.シー.エルウツド(D.C.Ellwo
od)(1973)カルボヒドロ.レス(Carbohydr.Res.)27
464−467頁〕 (4) サンプルを72%H2SO4中に溶解させて前処理を
行い、前記の中性糖分析の第1の方法による稀釈および
加水分解のまえに0℃において1時間保持した。BD−70
7,BD−2117およびBD−2118として得られた結果は平均値
および範囲である。
した。その第1の方法は1MH2SO41ml中の50mgのS−184
を100℃において4時間加水分解を行うものである。冷
却後、3mg/mlキシロース0.5mlを内部標準として添加し
た。飽和Ba(OH)23ml、つぎに2滴のコンゴーレツドお
よびBa(OH)2を色が赤変するまで添加してサンプルを
中性した。遠心分離(3000RPMにおいて20分間)のの
ち、全サンプル上の上澄液を蒸発させた。乾燥サンプル
を0.1mlのヒドロキシルアミン塩酸塩(乾燥ピリジン中4
0mg/ml)中へ溶解させ、90℃において45分間加熱した。
冷却後、0.1mlの無水酢酸を添加し、このサンプルをふ
たたび90℃において45分間加熱した。この糖類はそれら
のアルドノニトリルアセテート誘導体類の気相−液相ク
ロマトグラフイによつて分離し、信頼できる標準品と比
較して同定および定量を行つた。〔ジエイ.ケイ.バー
ド(J.K.Baird)、エム.ジエイ.ホルロイド(M.J.Hol
royde)、およびデイー.シー.エルウツド(D.C.Ellwo
od)(1973)カルボヒドロ.レス(Carbohydr.Res.)27
464−467頁〕 (4) サンプルを72%H2SO4中に溶解させて前処理を
行い、前記の中性糖分析の第1の方法による稀釈および
加水分解のまえに0℃において1時間保持した。BD−70
7,BD−2117およびBD−2118として得られた結果は平均値
および範囲である。
(5) これらのサンプルの中性糖類もまた、およそ2m
gのS−184を0.5Mのトリフルオロ酢酸(2ml)の中へ溶
解させる第2の方法に特徴がある。このサンプルを一晩
中100℃に保持し、蒸発乾固させ、水(2ml)へ溶解させ
た。ナトリウム水素化ホウ素(25mg)を添加し、2時間
後にこの溶液をドウエツクス50(H+)〔Dowex50
(H+)〕によつて処理したのちpHを3.5へ落とした。
過後、この溶液を濃縮し、メタノールとともに共蒸留
(5mlにて3回)した、残渣を無水酢酸(1ml)とピリジ
ン(1ml)との混合物の中へ溶解させ、100℃において1
時間保持し、濃縮した。トルエンとの共蒸留(5mlにて
3回)ののち、この残渣を塩化メチレンへ溶解させ、気
相−液相クロマトグラフイによつて分析した。BD−707,
BD−2117およびBD−2118にたいする結果は平均値および
範囲である。
gのS−184を0.5Mのトリフルオロ酢酸(2ml)の中へ溶
解させる第2の方法に特徴がある。このサンプルを一晩
中100℃に保持し、蒸発乾固させ、水(2ml)へ溶解させ
た。ナトリウム水素化ホウ素(25mg)を添加し、2時間
後にこの溶液をドウエツクス50(H+)〔Dowex50
(H+)〕によつて処理したのちpHを3.5へ落とした。
過後、この溶液を濃縮し、メタノールとともに共蒸留
(5mlにて3回)した、残渣を無水酢酸(1ml)とピリジ
ン(1ml)との混合物の中へ溶解させ、100℃において1
時間保持し、濃縮した。トルエンとの共蒸留(5mlにて
3回)ののち、この残渣を塩化メチレンへ溶解させ、気
相−液相クロマトグラフイによつて分析した。BD−707,
BD−2117およびBD−2118にたいする結果は平均値および
範囲である。
この多糖の%ウロン酸は、17%塩酸による脱カルボキシ
ル化につづく標準水酸化ナトリウム中への放出二酸化炭
素の捕獲および逆滴定によつて測定した。〔ビー.エ
ル.ブローニング(B.L.Browning)、(1967)木材化学
の方法(Methods of Wood Chemistry)2 632−633
頁〕。
ル化につづく標準水酸化ナトリウム中への放出二酸化炭
素の捕獲および逆滴定によつて測定した。〔ビー.エ
ル.ブローニング(B.L.Browning)、(1967)木材化学
の方法(Methods of Wood Chemistry)2 632−633
頁〕。
ピルビン酸塩の不在は、S−184の2mg/ml溶液の1mlを培
養チユーブへ添加し、また0.2N HClの1mlを添加し、100
℃において4時間加熱することによつて測定した。加水
分解物のサンプル0.5mlを0.1mlの還元ニコチンアミドア
デニンズヌクレオチド(NADH)および2.4mlのトリエタ
ノールアミンの溶液へ添加した。吸光度変化を分光光度
計によつて測定し、ピルビン酸塩を測定した。〔ダツク
ワート(Duckworth)およびヤフエ(Yaphe)、化学と工
業(Chem.& Ind.)(1970)747頁〕有意量のピルビン
酸塩は探知されなかつた。
養チユーブへ添加し、また0.2N HClの1mlを添加し、100
℃において4時間加熱することによつて測定した。加水
分解物のサンプル0.5mlを0.1mlの還元ニコチンアミドア
デニンズヌクレオチド(NADH)および2.4mlのトリエタ
ノールアミンの溶液へ添加した。吸光度変化を分光光度
計によつて測定し、ピルビン酸塩を測定した。〔ダツク
ワート(Duckworth)およびヤフエ(Yaphe)、化学と工
業(Chem.& Ind.)(1970)747頁〕有意量のピルビン
酸塩は探知されなかつた。
窒素分析はケルダール分解(Kjeldahl digestion)によ
つて行い、11.8%−15.8%タンパク当量に相当するおよ
そ1.9重量%と2.5重量%との間として測定された。
つて行い、11.8%−15.8%タンパク当量に相当するおよ
そ1.9重量%と2.5重量%との間として測定された。
透析および凍結乾燥後のS−184の部分的に精製したサ
ンプルについてメチル化分析を行つた。このサンプルは
スタンフオードアンドコンラツド(Stanford & Conra
d)(1966年)バイオケム(Biochem.)5 1508−1507頁
に概説された方法にしたがつてメチル化を行つた。アジ
トールアセテート類としてのこの糖のO−メチルエーテ
ル誘導体類を気相クロマトグラフイによつて分離し、信
頼できる標準品とのコンピユータ照合によつて同定し
た。同定された主要なメチル化糖類を下記の第2表に示
す。 第 2 表 S−184のメチル化糖残渣 固定された糖残渣 結合 2,3,6Me3 ヘキシトール(ガルクタース) 1−4 2,3,6Me3 ヘキシトール(マンノース) 1−4 2,3,6Me3 ヘキシトール(グルコース) 1−4 ここに述べたヘテロ多糖の分析法は上記組成物の探知に
使用される実用法であるが、当業者にとつては他の分析
法も当然利用できることが理解される。他の分析法を利
用してもこのヘテロ多糖の同じ特性値を引き出せる筈で
はあるが、わずかに異る数値が報告されることはありう
る。
ンプルについてメチル化分析を行つた。このサンプルは
スタンフオードアンドコンラツド(Stanford & Conra
d)(1966年)バイオケム(Biochem.)5 1508−1507頁
に概説された方法にしたがつてメチル化を行つた。アジ
トールアセテート類としてのこの糖のO−メチルエーテ
ル誘導体類を気相クロマトグラフイによつて分離し、信
頼できる標準品とのコンピユータ照合によつて同定し
た。同定された主要なメチル化糖類を下記の第2表に示
す。 第 2 表 S−184のメチル化糖残渣 固定された糖残渣 結合 2,3,6Me3 ヘキシトール(ガルクタース) 1−4 2,3,6Me3 ヘキシトール(マンノース) 1−4 2,3,6Me3 ヘキシトール(グルコース) 1−4 ここに述べたヘテロ多糖の分析法は上記組成物の探知に
使用される実用法であるが、当業者にとつては他の分析
法も当然利用できることが理解される。他の分析法を利
用してもこのヘテロ多糖の同じ特性値を引き出せる筈で
はあるが、わずかに異る数値が報告されることはありう
る。
ヘテロ多糖S−184は水溶液において顕著な性質、とく
にきわて低濃度におけるきわめて高い粘度、良好な表面
活性、良好なタンパク質相溶性および優良な安定性乳濁
性、をもつことが分つた。このため、増粘、懸濁、乳
濁、安定、潤滑、造膜または結合剤としてまた多くの用
途におけるアラビアゴムの代用品として有用である。S
−184は表面活性およびタンパク質相溶性が望まれる多
種の工業および食品用途に利用される。とくにこれは次
の用途および製品として使用される:接着剤類、壁補修
セメント類、水保持グラウトおよびモルタル類、スパツ
クリング(Spackling)化合物類、かん封止剤類、ボイ
ラー化合物類、ラテツクスクリーミング、溶接棒フラツ
クス類、ブレイジングペースト類、セラミツクうわ薬類
および押し出し剤類、清浄剤類および研磨剤類、おもち
や類、乳濁液類(ラテツクス、アスフアルト、シリコー
ン)、銀回収、シードコーテイング、殺虫剤類または除
草剤類、乳濁化可能濃縮物類および流動可能殺虫剤や除
草剤類の噴霧制御、タバコバインダ類、水ベースのイン
ク類、リングラフインクつぼ溶液、皮革仕上げ剤類、ハ
イドロマルチング(hydromulching)およびハイドロシ
ーデイング(hydro−seeding)、織布捺染および仕上
げ、ウエツトエンドペーパー(wet−end paper)添加剤
類、ウエツトエンドペーパー保持および成形助剤類、す
べり止めコンパウンド類、離型剤類、液状樹脂類、スラ
リーおよびパツケージ化爆薬類、石油および水井戸堀さ
くでいすい類、石油採収井の改修および完全流体類、石
油刺激用流体類、化粧品類、調薬上の懸濁液類および乳
濁液類。
にきわて低濃度におけるきわめて高い粘度、良好な表面
活性、良好なタンパク質相溶性および優良な安定性乳濁
性、をもつことが分つた。このため、増粘、懸濁、乳
濁、安定、潤滑、造膜または結合剤としてまた多くの用
途におけるアラビアゴムの代用品として有用である。S
−184は表面活性およびタンパク質相溶性が望まれる多
種の工業および食品用途に利用される。とくにこれは次
の用途および製品として使用される:接着剤類、壁補修
セメント類、水保持グラウトおよびモルタル類、スパツ
クリング(Spackling)化合物類、かん封止剤類、ボイ
ラー化合物類、ラテツクスクリーミング、溶接棒フラツ
クス類、ブレイジングペースト類、セラミツクうわ薬類
および押し出し剤類、清浄剤類および研磨剤類、おもち
や類、乳濁液類(ラテツクス、アスフアルト、シリコー
ン)、銀回収、シードコーテイング、殺虫剤類または除
草剤類、乳濁化可能濃縮物類および流動可能殺虫剤や除
草剤類の噴霧制御、タバコバインダ類、水ベースのイン
ク類、リングラフインクつぼ溶液、皮革仕上げ剤類、ハ
イドロマルチング(hydromulching)およびハイドロシ
ーデイング(hydro−seeding)、織布捺染および仕上
げ、ウエツトエンドペーパー(wet−end paper)添加剤
類、ウエツトエンドペーパー保持および成形助剤類、す
べり止めコンパウンド類、離型剤類、液状樹脂類、スラ
リーおよびパツケージ化爆薬類、石油および水井戸堀さ
くでいすい類、石油採収井の改修および完全流体類、石
油刺激用流体類、化粧品類、調薬上の懸濁液類および乳
濁液類。
このガムはまた、ゼリー類およびその他の多糖食品類、
クエン酸ベースのドリンク類を含む飲料類、アイスクリ
ームやヨーグルトを抱含する日用品類、サラダドレツシ
ング類、ドライミツクス類(dry mixes)、砂糖ごろも
類、およびころも材類、シロツプ類、プデイン類、粉製
食品類、かんづめおよびレトルト食品類およびパン菓子
充填物のような食品系に利用される。
クエン酸ベースのドリンク類を含む飲料類、アイスクリ
ームやヨーグルトを抱含する日用品類、サラダドレツシ
ング類、ドライミツクス類(dry mixes)、砂糖ごろも
類、およびころも材類、シロツプ類、プデイン類、粉製
食品類、かんづめおよびレトルト食品類およびパン菓子
充填物のような食品系に利用される。
とくに価値のある利用は食品用途、とくにサラダドレツ
シング、飲料および日用品類の分野である、ヘテロ多糖
S−184は、その表面活性、タンパク質相溶性および安
定性/乳濁化性のゆえにとくに食品類として有用である
ことが分かつた。
シング、飲料および日用品類の分野である、ヘテロ多糖
S−184は、その表面活性、タンパク質相溶性および安
定性/乳濁化性のゆえにとくに食品類として有用である
ことが分かつた。
サラダドレツシングは、ヘテロ多糖類の重量の2乃至5
倍のオイルでヘテロ多糖S−184をスラリー化し、この
S−184/オイルスラリーを水へ添加して強力なかくはん
下で水和し、他の全乾燥成分を配合して水/スラリー配
合物へそれらを添加し、トマトペーストを添加して3分
間混合し、オレオレジンパプリカ(oleoresin paprik
a)を添加して3分間混合し、オイルをゆつくりと添加
しそして3分間混合し、酢を添加して3分間混合し、コ
ロイドミルを使用して均質化してそしてびん詰めするこ
とによつて調製した。
倍のオイルでヘテロ多糖S−184をスラリー化し、この
S−184/オイルスラリーを水へ添加して強力なかくはん
下で水和し、他の全乾燥成分を配合して水/スラリー配
合物へそれらを添加し、トマトペーストを添加して3分
間混合し、オレオレジンパプリカ(oleoresin paprik
a)を添加して3分間混合し、オイルをゆつくりと添加
しそして3分間混合し、酢を添加して3分間混合し、コ
ロイドミルを使用して均質化してそしてびん詰めするこ
とによつて調製した。
S−184を乳濁液安定剤として約0.10重量%と0.40重量
%との間の量においてこのドレツシングへ添加した。こ
のドレツシングの粘度、pH、貯蔵安定性および手ざわり
を測定した。下記の第3表に示す。
%との間の量においてこのドレツシングへ添加した。こ
のドレツシングの粘度、pH、貯蔵安定性および手ざわり
を測定した。下記の第3表に示す。
ヘテロ多糖S−184は、この多糖の顕著な特性である種
々な溶液特性の特別なプロフイールをもつており、この
ことが他のヘテロ多糖類との区別を可能にさせている。
S−184は下記の諸性質をもつ。
々な溶液特性の特別なプロフイールをもつており、この
ことが他のヘテロ多糖類との区別を可能にさせている。
S−184は下記の諸性質をもつ。
1. 粘度と剪断応力 C. 4.4℃(40゜F)貯蔵(ブルツクフイールド) スピンドル 3番による60rpmにおいて1320cp; ゲル化は起こらない。
*1000ppmのNaClおよび147ppmのCaCl2・2H2Oを含有する
脱イオン水。
脱イオン水。
2. 塩および染料との相溶性 A. 塩 1. CaCl2(飽和) 相溶 2. Amm.多リン酸塩 沈殿 3. 60%NH4NO3 相溶 4. 1%Al2(SO4)3・18H2O 相溶 5. 1%CaCl2・2H2O 相溶 6. 1%KCl 相溶 B. 染料 1. ミリンググリーン 相溶 2. メチレンブルー 相溶 菌株の説明 ヘテロ多糖S−184は未だ命名されていないアルカリジ
エネス種での適当な滋養培地の発酵によつて製造でき
る。本ヘテロ多糖の作成に使用された微生物の生物学的
純粋培養のブタペスト条件下の寄託はアメリカンタイプ
カルチヤーコレクシヨン、ロツクビル、マリーランド、
1985年6月19日、受入第ATCC53160号によつてなされて
いる。
エネス種での適当な滋養培地の発酵によつて製造でき
る。本ヘテロ多糖の作成に使用された微生物の生物学的
純粋培養のブタペスト条件下の寄託はアメリカンタイプ
カルチヤーコレクシヨン、ロツクビル、マリーランド、
1985年6月19日、受入第ATCC53160号によつてなされて
いる。
A. コロニー形態の諸特性 滋養かんてん上に単離S−184は不透明な中心と半透明
の周縁をもつ円いコロニーを形成する。染色したものは
白色乃至灰色である。コロニーは30℃における72時間後
には1−3mmとなる。
の周縁をもつ円いコロニーを形成する。染色したものは
白色乃至灰色である。コロニーは30℃における72時間後
には1−3mmとなる。
B. 細胞形態の諸特性 この細胞はグラム陰性であり、空胞のある長い棒状(0.
8−2.3μm)のものである。べん毛の配列は極生と側生
との混合形であり、縁毛形体(povitrichus forms)が
観察された。この有機体は或る生育条件下では淡紅色の
染色物を生成することが観察された。
8−2.3μm)のものである。べん毛の配列は極生と側生
との混合形であり、縁毛形体(povitrichus forms)が
観察された。この有機体は或る生育条件下では淡紅色の
染色物を生成することが観察された。
C. 生理学上および生化学上の諸特性 生理学上および生化学上の試験結果を下記の第4表に示
す。この微生物はシトクロームオキシダーゼ陽性、カタ
ラーゼ陽性であり、また新陳代謝では酸化性である。ク
エン酸塩利用およびH2S生成についての結果は陽性であ
つた。これはでんぷん、ゼラチン、カゼインおよびポリ
ソルベイト80、ユーエスピー(Polysorbate 80,USP)
〔デイフコ(Difco)から入手できる界面活性剤〕を加
水分解する能力をもつ。これは30℃および37℃において
良好に生育するがより高い温度では試験を行わなかつ
た。これは1.5%NaClは許容できるが、3%は不可であ
り、また6−10のpH範囲内で生育する。
す。この微生物はシトクロームオキシダーゼ陽性、カタ
ラーゼ陽性であり、また新陳代謝では酸化性である。ク
エン酸塩利用およびH2S生成についての結果は陽性であ
つた。これはでんぷん、ゼラチン、カゼインおよびポリ
ソルベイト80、ユーエスピー(Polysorbate 80,USP)
〔デイフコ(Difco)から入手できる界面活性剤〕を加
水分解する能力をもつ。これは30℃および37℃において
良好に生育するがより高い温度では試験を行わなかつ
た。これは1.5%NaClは許容できるが、3%は不可であ
り、また6−10のpH範囲内で生育する。
炭水化物からの酸生成パターンを下記に示す。 酸を生成する 酸を生成しない L−アラビノース アドニトール フルクトース ダルシトール ガラクトース エタノール マルトース(弱い) D−グルコース マンニトール(弱い) D−キシロース マンノース イノシトール イヌリン ラクトース メリビオース α−メチルグルコシド ラフイノース ラムノース サリシン ソルビトール スクロース トレハロース D−キシロース S−184は単独炭素源およびエネルギー源として下記の4
6基質を利用できる。
6基質を利用できる。
D−キシロース L−マレート L−アラビノース DL−β−ヒドロキシブチレート D−グルコース DL−ラクテート D−マンノース DL−グリセレート D−ガラクトース シトレート D−フルクトース α−ケトグルタレート マルトース ピルベート セロビオース レブリネート イヌリン マンニトール グルコネート グリセロール サツカレート D−α−アラニン ムケート(Mucate) β−アラニン アセテート L−トレオニン プロピオネート L−ロイシン ブチレート DL−イソロイシン カプロエート L−アスパルテート ヘプタノエート L−グルタメート カプリレート L−リジン ペラルゴネート DL−オルニチン カプレート L−ヒスチン マロネート L−プロリン サクシネート L−チロシン フマレート L−フエニルアラニン この微生物は厳密には好気性、グラム陰性であり、また
混合されたべん毛発生を示すので、決定細菌学のベルゲ
イ(Bergey′s)のマニユアル(Manual of Determinat
ive Bacteriology)(1974年)の第8版にしたがつてア
ルカリジエネス種に属するものとして分類した。
混合されたべん毛発生を示すので、決定細菌学のベルゲ
イ(Bergey′s)のマニユアル(Manual of Determinat
ive Bacteriology)(1974年)の第8版にしたがつてア
ルカリジエネス種に属するものとして分類した。
このアルカルジエネス種は最新のベルゲイのマニユアル
〔系統的細菌学のベルゲイのマニユアル(Bergey′s Ma
nual of Systematic Microbiology)、第1巻、第1
版、1984年〕において再規定されており、染色された生
物はすべて締め出されている。単離S−184は新らたに
規定されたこの種の符合するが、アルカリジエネスフエ
カリス(Alcaligenes faecalis)、アルカリジエネスデ
ニトリフイカンス(Alcaligenes denitrificans)亜種
デニトリフイカンスおよびアルカリジエネスデニトリフ
イカンス亜種キシロソキシダンス(xylosoxydans)とし
て表示された二種のどちらにも属さない。そこでS−18
4はアルカリジエネスの新種とした。
〔系統的細菌学のベルゲイのマニユアル(Bergey′s Ma
nual of Systematic Microbiology)、第1巻、第1
版、1984年〕において再規定されており、染色された生
物はすべて締め出されている。単離S−184は新らたに
規定されたこの種の符合するが、アルカリジエネスフエ
カリス(Alcaligenes faecalis)、アルカリジエネスデ
ニトリフイカンス(Alcaligenes denitrificans)亜種
デニトリフイカンスおよびアルカリジエネスデニトリフ
イカンス亜種キシロソキシダンス(xylosoxydans)とし
て表示された二種のどちらにも属さない。そこでS−18
4はアルカリジエネスの新種とした。
本発明の他の実施態様は本明細書から考えれば当業者に
は明らかであろう。したがつて本明細書および諸実施例
は例示だけであり、本発明の真の範囲および精神は特許
請求の範囲によつて示されると了解されたい。
は明らかであろう。したがつて本明細書および諸実施例
は例示だけであり、本発明の真の範囲および精神は特許
請求の範囲によつて示されると了解されたい。
実施例1 ジヤイロータリイ振とう機にかけた30℃における48時間
滋養かんてん培養からYMフラスコシードを開始した。お
よそ24時間後、このシードをカーボン源として3%の加
水分解でんぷんをもつE1培地を含有するフラスコへの接
種に使用した。この培地も30℃においてジヤイロータリ
イ振とう機にかけた。およそ72時間後、このフラスコは
粘稠なビールをもつているのが見られ、2倍容量の99%
イソプロピルアルコールを添加するとセンイ状の沈殿が
見られた。
滋養かんてん培養からYMフラスコシードを開始した。お
よそ24時間後、このシードをカーボン源として3%の加
水分解でんぷんをもつE1培地を含有するフラスコへの接
種に使用した。この培地も30℃においてジヤイロータリ
イ振とう機にかけた。およそ72時間後、このフラスコは
粘稠なビールをもつているのが見られ、2倍容量の99%
イソプロピルアルコールを添加するとセンイ状の沈殿が
見られた。
E1培地は5gのリン酸二カリウム、0.1gの硫酸マグネシウ
ム、0.9gの硝酸アンモニウム、0.5gのプロモソイ100(P
romosoy100)〔セントラルソヤ農産化学部(Central So
ya Chemurgy Division)から販売されている大豆粉の酵
素消化物〕、30gのデキストロースおよび1のタツプ
水を含有する。E1培地のpHは約7.6−7.8である。
ム、0.9gの硝酸アンモニウム、0.5gのプロモソイ100(P
romosoy100)〔セントラルソヤ農産化学部(Central So
ya Chemurgy Division)から販売されている大豆粉の酵
素消化物〕、30gのデキストロースおよび1のタツプ
水を含有する。E1培地のpHは約7.6−7.8である。
上記の方式によつて他のYMシードフラスコを調製し、24
時間後に種々の培地を含有する4個のフラスコへ接種
し、これらのフラスコをジヤイロータリイ振とう機上30
℃において72時間培養し、この72時間目におけるpH、粘
度、ガム収率および生成物粘度を測定した。結果を下記
の第5表に示す。
時間後に種々の培地を含有する4個のフラスコへ接種
し、これらのフラスコをジヤイロータリイ振とう機上30
℃において72時間培養し、この72時間目におけるpH、粘
度、ガム収率および生成物粘度を測定した。結果を下記
の第5表に示す。
この原料溶液は1ml/にて培地へ添加される。
上記の結果から分かるように、最良の生育培地は3%の
グルコールをもつE1である。
グルコールをもつE1である。
実施例2 大量のヘテロ多糖S−184を製造する発酵法を使用す
る。
る。
100mlのYMスープ〔ジフコ(Difco)〕100mlを含有する5
00mlの三角フラスコへ48時間滋養かんてんプレートから
の一輪のS−184の細胞を接種した。このフラスコを400
rpmに設定したジヤイロータリイ振とう機の上で30℃に
おいて24時間培養した。つぎに1%の接種材料を作成
し、各100mlのシード培地を含有する2個の500ml三角フ
ラスコへ分けた。このシード培地は、 グルコース 3 % K2HPO4 0.5 % NH4NO3 0.09% MgSO4・7H2O 0.01% プロモソイ100 0.05% を含有していた。
00mlの三角フラスコへ48時間滋養かんてんプレートから
の一輪のS−184の細胞を接種した。このフラスコを400
rpmに設定したジヤイロータリイ振とう機の上で30℃に
おいて24時間培養した。つぎに1%の接種材料を作成
し、各100mlのシード培地を含有する2個の500ml三角フ
ラスコへ分けた。このシード培地は、 グルコース 3 % K2HPO4 0.5 % NH4NO3 0.09% MgSO4・7H2O 0.01% プロモソイ100 0.05% を含有していた。
この培地はタツプ水によつて調製した。400rpmにおける
ジヤイロータリイ振とう機上30℃において24時間これら
のフラスコを培養し、この時点でそれらを3000ml(最終
容量)の同じ培地を含有する5の発酵容器への接種に
使用した。この発酵は30℃および1/分の通気速度に
おいて制御した。かくはんは400rpmから開始し、その後
良好な混合を確保するため増大させた。24時間後、およ
び2.5のこのシードを20(最終容量)の下記の培地
を含有する30発酵容器への接種に使用した。
ジヤイロータリイ振とう機上30℃において24時間これら
のフラスコを培養し、この時点でそれらを3000ml(最終
容量)の同じ培地を含有する5の発酵容器への接種に
使用した。この発酵は30℃および1/分の通気速度に
おいて制御した。かくはんは400rpmから開始し、その後
良好な混合を確保するため増大させた。24時間後、およ
び2.5のこのシードを20(最終容量)の下記の培地
を含有する30発酵容器への接種に使用した。
グルコース 3.0 % K2HPO4 0.05 % NH4NO3 0.09 % MgSO4・7H2O 0.01 % プロモソイ100 0.05 % Fe++ 1 ppm サグ5691(Sag5691) 0.005% 〔ユニオンカーバイド(Union Carbideから供給された
あわ消し剤〕 温度は30℃に維持し、また通気速度はこの発酵の22時間
目までは5/分とし、この時点で10/分に調整し
た。この速度は発酵の残余期間中そのままとした。pHは
40%KOHの添加により、必要に応じて自動pH制御系を使
用して6.3よりも上に調整した。かくはんは初期には300
rpmに設定し、22時間目には400rpmへ、45時間目には700
rpmへ上げた。残余の発酵期間は700rpmのままとした。
この発酵の結果を下記の第6表に示す。
あわ消し剤〕 温度は30℃に維持し、また通気速度はこの発酵の22時間
目までは5/分とし、この時点で10/分に調整し
た。この速度は発酵の残余期間中そのままとした。pHは
40%KOHの添加により、必要に応じて自動pH制御系を使
用して6.3よりも上に調整した。かくはんは初期には300
rpmに設定し、22時間目には400rpmへ、45時間目には700
rpmへ上げた。残余の発酵期間は700rpmのままとした。
この発酵の結果を下記の第6表に示す。
この発酵母液をおよそ75℃に15分間加熱してから、およ
そ30℃にまで冷却した。この発酵母液へ3体積の99%イ
ソプロパノールを添加した。多糖はセンイ状物質として
沈殿し、これはふるいを使用して容易に回収できた。こ
のセンイ状物は粉末にするまえに強制空気トレイ乾燥機
中で60℃(140゜F)において2.5時乾燥された。
そ30℃にまで冷却した。この発酵母液へ3体積の99%イ
ソプロパノールを添加した。多糖はセンイ状物質として
沈殿し、これはふるいを使用して容易に回収できた。こ
のセンイ状物は粉末にするまえに強制空気トレイ乾燥機
中で60℃(140゜F)において2.5時乾燥された。
実施例3 100mlのYMスープ(ジフコ)を含有する500mlの三角フラ
スコへ48時間滋養かんてんプレートからの一輪のS−18
4の細胞を接種した。このフラスコを400rpmに設定した
ジヤイロータリイ振とう機の上で30℃において24時間培
養した。つぎに1%の接種材料を作成し、各100mlのシ
ード培地を含有する5個の500ml三角フラスコへ分け
た。このシード培地は、 グルコース 3 % K2HPO4 0.5 % NH4NO3 0.09% MgSO4・7H2O 0.01% プロモソイ100 0.05% Fe++ 1 ppm タツプ水 を含有していた。
スコへ48時間滋養かんてんプレートからの一輪のS−18
4の細胞を接種した。このフラスコを400rpmに設定した
ジヤイロータリイ振とう機の上で30℃において24時間培
養した。つぎに1%の接種材料を作成し、各100mlのシ
ード培地を含有する5個の500ml三角フラスコへ分け
た。このシード培地は、 グルコース 3 % K2HPO4 0.5 % NH4NO3 0.09% MgSO4・7H2O 0.01% プロモソイ100 0.05% Fe++ 1 ppm タツプ水 を含有していた。
400rpmにおけるジヤイロータリイ振とう機上、30℃にお
いて24時間これらのフラスコを培養し、この時点でそれ
らを10(最終容量)の最終培地を含有する14の発酵
容器への接種に使用した。この発酵は30℃および3/
分の通気速度において制御した。かくはんは400rpmから
開始し、その後良好な混合を確保するため増大させた。
最終培地は、 グルコース 3.0 % K2HPO4 0.05% NH4NO3 0.09% MgSO4・7H2O 0.01% プロモソイ100 0.05% Fe++ 1 ppm からなつていた。
いて24時間これらのフラスコを培養し、この時点でそれ
らを10(最終容量)の最終培地を含有する14の発酵
容器への接種に使用した。この発酵は30℃および3/
分の通気速度において制御した。かくはんは400rpmから
開始し、その後良好な混合を確保するため増大させた。
最終培地は、 グルコース 3.0 % K2HPO4 0.05% NH4NO3 0.09% MgSO4・7H2O 0.01% プロモソイ100 0.05% Fe++ 1 ppm からなつていた。
pHは25%KOHの添加により、必要に応じて自動pH制御系
を使用して6.5よりも上に調整した。この発酵の結果を
下記の第7表に示す。
を使用して6.5よりも上に調整した。この発酵の結果を
下記の第7表に示す。
この発酵母液をおよび75℃に15分間加熱してから、およ
び30℃にまで冷却した。この発酵母液へ3体積の99%イ
ソプロパノールを添加した。多糖はセンイ状物質として
沈殿し、これはふるいを使用して容易に回収できた。こ
のセンイ状物は粉末にするまえに強制空気トレイ乾燥機
中で60℃(140゜F)において2.5時間乾燥させた。
び30℃にまで冷却した。この発酵母液へ3体積の99%イ
ソプロパノールを添加した。多糖はセンイ状物質として
沈殿し、これはふるいを使用して容易に回収できた。こ
のセンイ状物は粉末にするまえに強制空気トレイ乾燥機
中で60℃(140゜F)において2.5時間乾燥させた。
フロントページの続き (72)発明者 ジヨージ テー.ヴエーダー アメリカ合衆国,92117 カリフオルニア, サンデイエゴ,ポカホンタス アヴエニユ ー 4494
Claims (5)
- 【請求項1】主として、炭水化物、12%乃至16%のタン
パク質、及び酢酸として計算して3.0%乃至4.5%のアシ
ル基からなり、その炭水化物部分は約7%乃至16%のウ
ロン酸及び1:3:5の概略モル比で中性糖マンノース、グ
ルコースおよびガラクトースを含有することを特徴とす
るヘテロ多糖S−184。 - 【請求項2】同化可能炭素源の好気性発酵で水性栄養倍
地中にアルカリジェネス微生物であるATCC53160を生育
させること、及びヘテロ多糖S−184を回収することか
らなるヘテロ多糖S−184の製造方法。 - 【請求項3】同化可能炭素源が炭水化物である特許請求
の範囲第2項に記載の方法。 - 【請求項4】炭水化物がグルコースである特許請求の範
囲第3項に記載の方法。 - 【請求項5】栄養培地が実質的にカルシウムイオンを含
まない特許請求の範囲第2項に記載の方法。
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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