JPH076380B2 - 舶用ディーゼルエンジンの排ガス脱硝方法及び脱硝装置 - Google Patents

舶用ディーゼルエンジンの排ガス脱硝方法及び脱硝装置

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JPH076380B2
JPH076380B2 JP32764292A JP32764292A JPH076380B2 JP H076380 B2 JPH076380 B2 JP H076380B2 JP 32764292 A JP32764292 A JP 32764292A JP 32764292 A JP32764292 A JP 32764292A JP H076380 B2 JPH076380 B2 JP H076380B2
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桂治 辻埜
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舶用ディーゼルエンジ
ンの排ガス中における窒素酸化物を除去するための脱硝
装置に関し、特に舶用ディーゼルエンジンにおける急激
な負荷変動に対応した排ガス脱硝装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境の汚染に伴い環境対策の
一環として、船舶からの排ガスに対しても規制をする動
きがある。この規制は、2000年までに硫黄酸化物
(以下、単にSOX という)を50%、窒素酸化物(以
下、単にNOX という)を30%削減するという大気汚
染防止策である。また、一部の地域においては数年先に
上記規制よりも更に厳しい規制が施行される予定もあ
る。
【0003】このように、近年、世界中において環境保
全に対する関心が非常に高まり、船舶においても何らか
の対策を講じる必要性が生じており、本発明はこのよう
な要望に則したディーゼルエンジン用排ガス脱硝装置を
提供するものである。
【0004】従来より、ディーゼルエンジンの脱硝装置
として、陸上において使用されているエンジンでは規制
されているものもあり、その従来技術として、特開昭55
− 72623号公報記載の発明がある。この公報記載の発明
は、ダスト又はSOX により性能が低下しない脱硝装置
, 湿式電気集塵器,湿式脱硫装置を直列に設けることに
より、NOX ,SOX ,硫酸ミスト,ダスト,オイルミ
スト,アシッドスマツトなど、複数の汚染物質の防除を
図るものである。なお、この発明では、排ガスをアフタ
ーバーナにより乾式脱硝最適温度に昇温することにより
性能低下を防止している(従来例1)。
【0005】また、図2に示すような舶用ディーゼルエ
ンジンの脱硝装置もある。この脱硝装置aは、従来より
舶用として用いられているディーゼルエンジン51が、
単体としては最も熱効率のよい2サイクルディーゼルエ
ンジンを採用しているため、この2サイクルディーゼル
エンジン51からの排ガス温度が低く、エンジン51か
ら出た排ガスを過給機54を通して脱硝反応器53へ入
れた場合には脱硝反応に適した温度を下回って脱硝効率
が悪化することを考慮し、ディーゼルエンジン51から
出た排ガスを排気マニホールド52から排ガス管55を
介して脱硝反応器53に入れ、この脱硝反応器53から
出た排ガスを過給機54に入れて、その後、排気管56
から煙突57を介して大気中に排出するような構成とな
っている。従って、エンジン51と過給機54との間に
は脱硝反応器54と接続するための排ガス管55が設け
られている。なお、58はバイパス管路である(従来例
2)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、船舶の場
合、出入港時などには主機関を正転あるいは逆転させる
ことにより海水に対する推力の方向を制御してブレー
キ、あるいは前後進の制御を行っている。そのため、港
内においてはエンジン負荷を急激に変化させることが頻
繁に起こる。
【0007】従って、上記従来例1は、ある程度一定な
負荷である陸上ディーゼルエンジンを対象としているた
め、急激な負荷変動に対する対策がなされておらず、こ
の陸上用機関のやり方をそのまま採用すると脱硝反応器
54へ入る排ガス温度が高くなり過ぎたり低くなり過ぎ
たりして脱硝反応に適さない状態となってしまい、舶用
ディーゼルエンジンには採用することができない。ま
た、船舶においては構造上配置スペースが限られている
ため、このような陸上用の技術をそのまま船舶に適用す
るには、各装置の配置等の様々な問題を生じる点からも
採用することができない。
【0008】一方、上記従来例2の場合には、ディーゼ
ルエンジン51から脱硝反応器53に入った排ガスを過
給機54へ戻すような排ガス管55を必要とするが、こ
の脱硝反応器53は高さが約17m程度もある場合があ
り、限られたスペースの機関室内に脱硝反応器53及び
それに接続する排ガス管55を配置するのは非常に難し
く、そのために船体構造を変更する必要を生じる場合も
ある。
【0009】また、この場合には脱硝反応器53内の触
媒等が損傷した場合、これらの異物が過給機54に飛び
込み、過給機54を損傷するという故障を生じる可能性
があり、この場合にはエンジン51が運転不能になって
しまうという危険性、あるいは、エンジンの低負荷時に
は排ガス温度が低くなり、脱硝率が低下してしまうとい
う問題も生じる。
【0010】更に、脱硝反応器53内の還元剤にアンモ
ニアを用いた場合、このアンモニアが過給機54へ入る
可能性があり、この場合には過給機54内部の腐食等の
問題を生じる場合もある。
【0011】本発明は上記課題に鑑みて、排ガス温度及
び還元剤供給量を脱硝反応に最適な温度及び過不足のな
い量に制御することにより脱硝反応率を最適にした舶用
ディーゼルエンジンの排ガス脱硝方法と脱硝装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の舶用ディーゼルエンジン用排ガス脱硝方法
は、ディーゼルエンジンの負荷変動と排ガス温度,排ガ
ス量,NOX 濃度、及び脱硝反応器中の排ガス温度と出
口NOX 濃度を検知し、これらの信号に基づいて、排ガ
スの加熱量並びに脱硝反応器への還元剤供給量を制御す
ることを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の舶用ディーゼルエンジン用
排ガス脱硝装置は、ディーゼルエンジンと、該ディーゼ
ルエンジンからの排ガスにより吸気を圧送するための過
給機とを有する船舶ディーゼルエンジンの排ガス脱硝装
置において、上記過給機の後流側に排ガスを加熱する加
熱装置を設け、該加熱装置の後流側に還元剤供給装置と
脱硝反応器とを設け、上記ディーゼルエンジンの負荷変
動を検出する検出手段を設けて上記加熱装置による排ガ
ス加熱温度を制御したことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】上記排ガス脱硝方法によれば、排ガスの加熱量
並びに脱硝反応器への還元剤供給量は、ディーゼルエン
ジンの負荷変動と排ガス温度と排ガス量とNOX 濃度、
及び脱硝反応器中の排ガス温度と出口NOX 濃度からの
信号により制御され、排ガスは脱硝反応に最適な排ガス
温度に加熱され、所定のNOX 濃度にするための過不足
ない量の還元剤が供給される。
【0015】また、上記排ガス脱硝装置によれば、ディ
ーゼルエンジンから排出された排ガスは、過給機から加
熱装置へ入り、この加熱装置により所定の温度まで加熱
された後、還元剤供給装置により還元剤を供給した後、
脱硝反応器により脱硝される。この加熱装置による加熱
と還元剤供給装置による還元剤の供給量は、ディーゼル
エンジンの負荷変動を検出する検出手段からの信号によ
り制御され、排ガスは脱硝反応に最適な排ガス温度に加
熱され、所定のNOX 濃度にするための過不足ない量の
還元剤が供給される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係るディーゼルエンジン用脱硝装
置を示す計装図であり、図示するように、ディーゼルエ
ンジン1の排気側に配設された排気マニホールド2の後
流側には過給機3が設けられており、この過給機3の後
流側には排ガス加熱装置4と脱硝反応器5が直列に設け
られ、この脱硝反応器5に排気管21が接続されてい
る。また、排ガス加熱装置4と脱硝反応器5との間には
還元剤供給装置6が設けられており、この還元剤供給装
置6から還元剤供給量制御弁7を介して加熱後の排ガス
中に還元剤が供給されるよう構成されている。更に、上
記排ガス加熱装置4には燃料油噴射ノズル8が設けられ
ており、この燃料油噴射ノズル8は、供給燃料の量を制
御するための燃料油供給量制御弁9を介して燃料油供給
装置10と接続されている。なお、11,12は排ガス
加熱装置4及び脱硝反応器5に設けられたバイパス管路
であり、13はそれぞれの管路を開閉するためのバルブ
である。
【0017】一方、ディーゼルエンジン1にはエンジン
の負荷変動を検出するための検出手段たる負荷検出器1
4が設けられ、また、排ガス加熱装置 の入口側には、
排ガス温度と排ガス量とNOX 濃度を検出するための排
ガス温度検出器15,排ガス量検出器16,NOX 濃度
検出器17が設けられ、更に、脱硝反応器5には脱硝反
応器中の排ガスの温度を検出するための排ガス温度検出
器18が設けられ、脱硝反応器5の後流側にはNOX
度検出器19がそれぞれ設けられている。
【0018】そして、負荷検出器14からのエンジン負
荷信号、排ガス温度検出器15からの排ガス温度信号、
排ガス量検出器16からの排ガス量信号、NOX 濃度検
出器17からのNOX 濃度信号、脱硝反応器中の排ガス
温度検出器18からの排ガス温度信号、出口NOX 濃度
検出器19からのNOX 濃度信号がそれぞれ制御装置2
0に送られるよう構成されている。この制御装置20か
らは、これらの信号に基づいて排ガスを所望のNOX
度にするための脱硝反応に最適な排ガス温度等の条件と
なるよう燃料油供給量制御弁9と還元剤投入量制御弁7
を制御する信号がそれぞれ送られる。
【0019】なお、この実施例では脱硝反応器5に排ガ
ス温度検出器18を、また、脱硝反応器5の後流側にN
X 濃度検出器19を設けることにより、排ガス温度検
出器18で検出した脱硝反応器中の排ガス温度が所望の
温度になっているか、また、このNOX 濃度検出器19
で検出したNOX 濃度が所望のNOX 濃度以下になって
いるかどうかをフィードバックさせるように構成してい
る。
【0020】以上のように構成された舶用ディーゼルエ
ンジンの排ガス脱硝装置Aにおける排ガスの流れを説明
すると、ディーゼルエンジン1から排出された排ガス
は、排気マニホールド2を介して過給機3に入り、この
過給機3から排ガス加熱装置4へ入って加熱され、加熱
装置4を通過した排ガスは、還元剤供給装置6から還元
剤、例えばアンモニアが供給された後、脱硝反応器5に
入る。この脱硝反応器5は、例えば、セラミックを用い
た触媒が用いられ、この触媒内で化学変化を行わせるこ
とによりNOX が除去された後、所定NOX 濃度以下と
なった排ガスが排気管18から煙突を介して大気中へ排
出される。
【0021】ところで、最も効率の良い脱硝反応を行わ
すための、脱硝反応器5内における排ガス温度は290
°C〜360°C位である。しかし、急激なディーゼル
エンジン1の負荷変動によって、排ガス温度,排ガス
量,NOX 濃度は大幅に変動するので、この排ガス温度
に応じた加熱装置4による加熱温度の制御及び脱硝反応
に最適な還元剤供給量の制御も必要となる。
【0022】この温度及び還元剤供給量の制御は制御装
置20により行われており、先ず、ディーゼルエンジン
1のエンジン負荷が負荷検出器14により検出され、こ
の負荷により、予め解析しておいたディーゼルエンジン
1の負荷と排ガス温度,排ガス量,NOX 濃度の関係か
ら検出負荷に対応した排ガス温度,排ガス量,NOX
度を察知し、過給機3の後流側に設けた排ガス温度検出
器15,排ガス量検出器16,NOX 濃度検出器17か
らの信号により、過給機3の後流側における排ガス温
度,排ガス量,NOX 濃度を検出する。また、脱硝反応
器5に設けた排ガス温度検出器18,脱硝反応器5後流
に設けたNOX 濃度検出器19からの信号により脱硝反
応器中の排ガス温度及び出口NOX 濃度を検出する。そ
して、これらの信号に基づいて、脱硝反応に最適な排ガ
ス加熱温度に合致した燃料供給量信号を燃料油供給量制
御弁9へ送ることにより排ガス温度を制御すると共に、
最適な還元剤供給量の信号を還元剤供給量制御弁7へ送
って還元剤供給量を制御する。
【0023】そして、この燃料供給量制御弁9により調
整された量の燃料が燃料油噴射ノズル8へと供給されて
加熱装置4により所定の排ガス温度に加熱された排ガス
に、還元剤供給量制御弁7により調整された量の還元剤
が供給される。これにより排ガス温度の低い舶用ディー
ゼルエンジン1であっても、通常航海中における排ガス
温度と還元剤供給量を最適とすることができるので脱硝
反応を最適効率にすることができ、しかも、低負荷時、
あるいは急激な負荷変更時にも脱硝反応に適した排ガス
温度と還元剤量となるので、低負荷時等であっても効率
の良い脱硝反応が可能になる。
【0024】また、上記以外の周囲条件、例えば、エン
ジンの吸入空気温度や使用燃料油の性状等が変化するこ
とによる、排ガス温度,排ガス量,NOX 濃度が変化し
ても、脱硝反応器中排ガス温度検出器18により検出し
た排ガス温度、NOX 濃度検出器19により検出したN
X 濃度をフィードバックさせているので燃料供給量と
エンジン負荷の関係、及び還元剤供給量は補正すること
ができる。
【0025】更に、排ガス温度により脱硝効率が変わる
ことを考慮し、設定したNOX 濃度を達成するために、
最も低コストとなるような燃料供給量及び還元剤供給量
を制御することも可能である。
【0026】なお、脱硝反応器5の脱硝効率は排ガス温
度によって変化するので、脱硝反応器5へ入る排ガス温
度を制御することにより、この性能特性を有効に利用で
きる。すなわち、高い脱硝率を必要とするときは、排ガ
ス温度を高くし、低い脱硝率でよい時は排ガス温度を余
り高くしないように制御すればよい。
【0027】以上のように、本発明によれば、ディーゼ
ルエンジン1の急激な負荷変動を負荷検出器14により
検出し、その負荷に応じた排ガス温度,排ガス量,NO
X 濃度と、排ガス温度検出器15,排ガス量検出器1
6,NOX 濃度検出器17から得られた排ガス温度,排
ガス量,NOX 濃度及び脱硝反応器中の排ガス温度検出
器18,出口NOX 濃度検出器19から得られた脱硝反
応器中の排ガス温度,出口NOX 濃度に対応して排ガス
加熱装置により脱硝最適温度に排ガスを加熱し、還元剤
供給量を制御するので、脱硝反応器における脱硝率は常
に最適となる。
【0028】更に、本発明によれば脱硝反応器5を煙突
内に設けることも可能であり、従来のような配置上の問
題を生じることもない。
【0029】また、本発明によれば、脱硝反応器5の表
面がマスキングした場合、排ガス温度をマスキング除去
温度以上に高くすることにより脱硝反応器5の表面を完
全に戻すこともできる。
【0030】なお、上記実施例では、加熱装置4による
排ガス温度の調整を、燃料油噴射ノズル8に供給する燃
料油供給量を調整することにより間接的に行っている
が、燃料油噴射ノズル8で直接調整するようにしてもよ
い。また、上記実施例では還元剤にアンモニアを使用し
ているが、特に限定されるものではない。
【0031】更に、排ガス加熱装置4及び脱硝反応器5
に設けられたバイパス管路11,12は、加熱装置4あ
るいは脱硝反応器5の点検・整備時等に切り換えて用い
ることができ、また、加熱装置4のバイパス管路11
は、加熱装置4により加熱した排ガスの温度を調整する
ために、排ガスの一部をバイパス管路11を通過させて
加熱した排ガスに混合することにより、加熱装置4の後
流側で排ガス温度を調整することもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、船舶の主機関特有の急
激な負荷変動による排ガス温度、排ガス量、NOX 濃度
の急激な変化に対応して、排ガス加熱装置による排ガス
加熱温度を制御し、排ガス温度を脱硝反応に適した温度
にすることができるので、常に効率のよい脱硝が可能と
なる。
【0033】また、排ガス加熱装置により排ガス温度を
制御すれば、脱硝反応器の脱硝率を調整することも可能
となる。
【0034】更に、同じ脱硝率を得る場合でも、最適な
排ガス温度と最も効率がよい還元剤供給量をあわせて制
御すれば、ランニングコストを低くできるという効果も
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディーゼルエンジン用脱硝装置を
示す計装図である。
【図2】従来のディーゼルエンジン用脱硝装置を示す計
装図である。
【符号の説明】
1…ディーゼルエンジン 2…排気マニホールド 3…過給機 4…排ガス加熱装置 5…脱硝反応器 6…還元剤供給装置 7…還元剤供給量制御弁 8…燃料油噴射ノズル 9…燃料油供給量制御弁 10…燃料油供給装置 14…エンジン負荷検出器(検出手段) 15…排ガス温度検出器 16…排ガス量検出器 17…NOX 濃度検出器 18…排ガス温度検出器 19…NOX 濃度検出器 20…制御装置 A…排ガス脱硝装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−4424(JP,A) 実開 平4−54926(JP,U) 実開 平4−87333(JP,U) 特公 昭58−6045(JP,B2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンの負荷変動と排ガス
    温度,排ガス量,NOX 濃度、及び脱硝反応器中の排ガ
    ス温度と出口NOX 濃度を検知し、これらの信号に基づ
    いて、排ガスの加熱量並びに脱硝反応器への還元剤供給
    量を制御することを特徴とする舶用ディーゼルエンジン
    の排ガス脱硝方法。
  2. 【請求項2】 ディーゼルエンジンと、該ディーゼルエ
    ンジンからの排ガスにより吸気を圧送するための過給機
    とを有する船舶ディーゼルエンジンの排ガス脱硝装置に
    おいて、 上記過給機の後流側に排ガスを加熱する加熱装置を設
    け、該加熱装置の後流側に還元剤供給装置と脱硝反応器
    とを設け、上記ディーゼルエンジンの負荷変動を検出す
    る検出手段を設けて上記加熱装置による排ガス加熱温度
    を制御したことを特徴とする舶用ディーゼルエンジン用
    排ガス脱硝装置。
JP32764292A 1992-12-08 1992-12-08 舶用ディーゼルエンジンの排ガス脱硝方法及び脱硝装置 Expired - Lifetime JPH076380B2 (ja)

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WO2011152473A1 (ja) 2010-06-02 2011-12-08 三菱重工業株式会社 脱硝部付き内燃機関およびこれを備える船舶

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