JPH0763201B2 - リニアモータの給電装置 - Google Patents

リニアモータの給電装置

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JPH0763201B2
JPH0763201B2 JP59173290A JP17329084A JPH0763201B2 JP H0763201 B2 JPH0763201 B2 JP H0763201B2 JP 59173290 A JP59173290 A JP 59173290A JP 17329084 A JP17329084 A JP 17329084A JP H0763201 B2 JPH0763201 B2 JP H0763201B2
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中村  清
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はリニアモータの給電装置に係り、特に磁気浮上
式鉄道の駆動系に使用するに好適なリニアモータの給電
装置に関する。
移動体である車上に超電導磁石を界磁極として搭載し、
軌道上に推進コイルを設置した、いわゆる地上一次式リ
ニアモータの駆動装置は、これまで種々の方式のものが
提案されている。第1図は一つの従来例(特許第231081
2号)である。すなわち、軌道上の推進コイルCを車両T
RAINの長さより長いリニアモータ単位LM1,LM2,……に分
割し、各リニアモータ単位をき電区分スイツチS1,S2,…
…を介してフイーダFA及びFBに交互に接続し、それぞれ
のフイーダに接続された電力変換器(例えばサイクロコ
ンバータ、インバータなど)PCA,PCBで給電するリニア
モータ給電装置の簡略化した回路構成図である。
以下、電力変換器PCAにより給電されるリニアモータ単
位LM1、LM3……をA系のリニアモータ単位群と呼び、電
力変換器PCBにより給電されるリニアモータ単位LM2,LM4
……をB系のリニアモータ単位群と呼ぶこととする。こ
の動作説明は前記特許の明細書に述べられているので省
略するが、この種のリニアモータ駆動装置のこれまでの
技術課題は、主に地上側の給電設備容量の低減、リニア
モータ単位間を車両が渡るときの推力変動及び電力変換
器の受電側の電力変動の低減、並びにリニアモータ単位
と電力変換器を接続するとき電区分スイツチの無電流状
態での切替などを解決するにあつた。実用に際しては、
これら課題の解決は勿論重要であるが、更に上記電力変
換器、き電区分スイツチ及びリニアモータ単位などから
なるリニアモータ駆動装置の一部が故障した場合でも、
引き続き車両を走行しうる駆動装置が強く要求される。
ここで、第1図の如き給電装置においては、例えば電力
変換器PCAが故障するとA系リニアモータ単位群を構成
するリニアモータ単位LM1,LM3,……への給電はできなく
なり、これらリニアモータ単位の区間では車両は惰行状
態(推力は得られない)となつてしまう。すなわち、B
系リニアモータ単位群のLM2,LM4,……のリニアモータ単
位による間欠的な推力は得られるがきわめて乗り心地が
悪くなつてしまう。
本発明の目的は、上述の如き問題点を解決し、リニアモ
ータ車両の走行の信頼性を向上するリニアモータの給電
装置を提供するにある。
本発明は、軌道に沿つて列設された多数の推進コイルを
適当にまびいて接続し、従つて車両下には複数(まびい
た数)のグループのリニアモータが存在するようにし、
互いに異なるリニアモータグループはそれぞれ別の電力
変換器から給電されるようにした点に特徴がある。
以下に本発明を具体的な実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第2A図は本発明の一実施例を示すもので、リニアモータ
グループが2つで、各リニアモータ単位(励磁区間)の
長さは車両長より大きく設定した場合における給電装置
の簡略化した結線図である。
第1グループのリニアモータ単位LMX1,LMX2,LMX3,……
及び第2グループのリニアモータ単位LMY1,LMY2,LMY3,
……における推進コイルは、夫々C1〜Cm+1から成り、
第3図に示すようにLMXグループとLMYグループの推進コ
イルが交互に配置され、各グループ毎に直列接続されて
いる。すなわち、第3図において、軌道上には3相(U
相,V相及びW相)の推進コイルC1(CU1,CV1,CW1),C2
(CU2,CV2,CW2),C3(CU3,CV3,CW3),……Cm+1(CUm
+1,CVm+1,CWm+1)が列設され、奇数番目のコイルC
1,C3,C5,……Cmは各相毎に直列接続して所定の区間長毎
に第1のグループの1つのリニアモータ単位LMX1が構成
され、き電区分スイツチSX1を介して電力変換器PCAXに
接続される。他方、偶数番目のコイルC2,C4,……Cm+1
を同様に直列接続して第2グループの1つのリニアモー
タ単位LMY1が構成され、き電区分スイツチSY1を介して
電力変換器PCAYに接続される。すなわち、隣接する推進
コイルは互いに異なる電力変換器に接続されている。な
お、図中の符号LMNX及びLMNYはスター結線時の中性点で
ある。ここで、第3図においてはC1,C3,C5,……のごと
く1つおき(2対1インタレース)に直列接続している
のでリニアモータグループは2つできるが、これをC1,C
4,C7(図示していない),……のごとく2つおき(3対
1インタレース)に接続すれば3つのグループができ、
N−1(N:2以上の整数)ケおき(N対1インタレー
ス)ではNケのグループができる。以下の実施例では回
路図の簡単化のためリニアモータ単位は2対1インタレ
ースの場合でかつブロックで表している。
さて、第2A図で、第1グループのリニアモータ単位LMX
1,LMX2,LMX3,……は交互にA群,B群のリニアモータ単位
群に属しこれらはそれぞれき電区分スイツチSX1,SX2,SX
3,……を介してそれぞれのリニアモータ単位群に電力を
供給するフイーダFAX及びFBXに交互に、順次繰返して接
続され、これらフイーダはそれぞれ第1グループの電力
変換器PCAX及びPCBXに接続される。第2グループのリニ
アモータ単位も、第1グループと同様にして、き電区分
スイツチSY1,SY2,SY3,……を介してフイーダFAY及びFBY
に交互に接続され、これらフイーダは電力変換器PCAY及
びPCBYに夫々接続される。
上述の構成になる第2A図のリニアモータ駆動装置の基本
的な動作を第4A図の動作チヤートを用いて説明する。
車両TRAINが第2A図の位置にいる時は、き電区分スイツ
チSX1,SY1は閉じている。第4A図でき電区分スイツチSX
1,……SY4の動作波形の“高”レベルはスイツチが
“閉”状態に、また“低”レベルはスイツチが“開”状
態にあることを意味する。車両下のリニアモータ単位LM
X1及びLMY1はそれぞれのグループの電力変換器PCAX及び
PCAYでそれぞれ励磁され、車両は走行している。第4A図
で電力変換器PCAX,PCBX,PCAY,PCBYの動作波形の“高”
レベルは“起動状態”(リニアモータ単位に通電してい
る状態)を、また“低”レベルは“停止状態”を意味し
ており、起動状態のところに記入してあるリニアモータ
単位の符号は通電先のリニアモータ単位を表わしてい
る。車両が次に進入する前方のリニアモータ単位LMX2及
びLMY2のき電区分スイツチSX2及びSY2は既に閉路されて
おり、それらに接続されている電力変換器PCBX及びPCBY
は停止している。車両がリニアモータ単位LMX2及びLMY2
の直前に到ると、待機していた電力変換器PCBX及びPCBY
は、き電区分スイツチSX2及びSY2を介して、それぞれリ
ニアモータ単位LMX2及びLMY2に通電を始める(第4A図で
の時点)。しかして、車両は接続した推力で円滑に新
たなリニアモータ単位に進入を始め、進入が完了したら
励磁が不要となつたリニアモータ単位LMX1及びLMY1への
通電を停止(第4A図での時点)して、しかる後にこれ
らリニアモータ単位に接続せるき電区分スイツチを無電
流状態で開路すると共に次に進入する前方のリニアモー
タ単位LMX3及びLMY3のき電区分スイツチSX3及びSY3を閉
路して次の励磁に備える(第4A図のの時点)。以後同
様にして、車両の進行に応じてき電区分スイツチの切換
えを行いながら車両が存在するリニアモータ単位に電力
変換器で通電して車両を駆動する。
リニアモータ駆動装置が正常の場合の動作は上述の如く
であるが、電力変換器などの一部の装置が故障した場合
は次のように動作する。
まず、一方のグループの電力変換器のPCAX1台もしくはP
CAXとPCBXの2台が故障した場合を考える。この時、ス
イツチSLAX及びSLBXを図中で点線で示すように開路し、
故障した第1グループの電力変換器をフイーダから切離
す。そして、正常な第2のグループは前述の如く動作さ
せる。しかして、第2グループのリニアモータ単位LMY
1,LMY2,……は通常時と同様に励磁されるので、車両の
最大推力は半減するも、第1図の従来例の場合のように
間欠的な推力とならず、連続した推力で乗り心地を悪化
させることなく連両を走行させることができる。また、
PCAXとPCBYの故障についても残りの電力変換器PCBX,PCA
Yで同様な走行が可能である。
一方、フイーダの短絡、地絡又は断線等の事故、き電区
分スイツチの閉路不能又は開路不能等の故障、並びに推
進コイルの短絡、地絡又は断線等の故障時でも、その故
障が一方のグループであれば残りのグループで連続した
車両の走行が可能である。間欠的な推力による運転でも
やむを得ないような非常時運転迄行うとすれば、電力変
換器4台中の1系統が使えれば(3系統が故障していて
も)そのような運転が可能なことは言うまでもない。更
に、推進コイル接続時のインタレース比を大きくすれば
構成は複雑とはなるが更に、走行の信頼性が向上するの
は当然である。
以上のように本発明によれば走行の信頼性が大幅に向上
する効果がある。
更に、本実施例になる給電装置は、以下の説明のよう
に、システムのハードウエア設計の自由度が高く、磁気
浮上鉄道のような大容量のリニアモータ駆動装置には最
適な設計が行える利点がある。すなわち、第3図のリニ
アモータ単位の通電電流をI,推進コイルの誘起電圧をE,
リアクタンスをX,抵抗をRとすると、端子電圧Vは次の
如くとなる。
ところで、第1図の従来例の場合は推進コイルをまびか
ずに直列接続しているので、直列数は第3図の2倍(両
者のリニアモータ単位の長さを同じとした場合)となる
ので、E,R,Xは各々2倍となり端子電圧も2倍となる。
このことは、推進コイルの絶縁耐圧を同じとすると、同
じ端子電圧で励磁するべく第3図の推進コイルの巻回数
を増やして誘起電圧Eを増やし(リアクタンスも増え
る)、その分通電電流を小さく(モータの電気出力∝E
×Iを同等とするため)できることを意味している。推
進コイルの電流密度を同じとした検討では、第1図の端
子電圧と同じに第3図のリニアモータ単位をするには推
進コイルの巻数を2倍にすればよく、従つて通電電流は
1/2となる。このことは、推進コイルやフイーダなどの
線を細くできハードウエア製作上の利点が大きい。特に
大容量のリニアモータでは絶縁の面から端子電圧を大き
くとるには限度があり、通電電流は数千(A)のオーダ
になつてしまうので、本実施例のように通電電流を小さ
くする設計ができる利点は大きい。
第2B図は本発明の別の実施例である。第2A図と相違する
点は、第1グループのリニアモータ単位LMX1,LMX2,LMX
3,……に対して第2グループのリニアモータ単位LMY1,L
MY2,LMY3,……を図のように車両長以上(図ではリニア
モータ単位長の半分)ずらして構成した点である。リニ
アモータ単位、き電区分スイツチ,フイーダ及び電力変
換器の接続の仕方は第2A図と同様である。
第2B図のリニアモータの給電装置の動作を第4B図の動作
チヤートを用いて説明する。車両が図示の位置に存在す
るときは車両下のリニアモータ単位LMX1及びLMY1はそれ
ぞれ電力変換器PCAX及びPCAYで励磁している。車両が次
に進入するリニアモータ単位LMX2のき電区分スイツチSX
2は閉路されており電力変換器PCBXは停止状態にある。
車両が進入してリニアモータ単位LMX2に進入する直前
(第4B図での時点)に電力変換器PCBXを起動してリニ
アモータ単位LMX2の励磁を始める。車両が更に進行して
リニアモータ単位LMX1を退出すると電力変換器PCAXの通
電を停止する(第4B図での時点)。その後無電流状態
でき電区分スイツチSX1を開路すると共に前方側のスイ
ツチSX3を閉路して待機する(第4B図での時点)。車
両が更に進行して第2グループのリニアモータ単位LMY2
に進入する直前から電力変換器PCBYを起動してLMY2の励
磁を始める(第4B図での時点)。そして、車両がLMY1
を退出したら電力変換器PCAYを停止し(第4B図での時
点)、無電流状態でスイツチSY1を開路すると共に前方
のスイツチSY3を閉路する(第4B図での時点)。以後
同様にして、車両の進行に応じて各グループのき電区分
スイツチの切換えを行いながら車両が存在するリニアモ
ータ単位を励磁して車両を駆動する。ここで、第4B図の
電力変換器の動作波形に見られるように、第1グループ
の電力変換器PCAX及びPCBXの動作状態と第2グループの
PCAY及びPCBYの動作状態は、両グループでリニアモータ
単位をずらした分だけ動作時点がずれているため、4台
の電力変換器の電源側の皮相電力の合計PS(正しくは4
台の電力変換器の電力をベクトル合成すべきであるが、
簡略化してスカラー和で表わしている)の変動は、第2A
図の実施例の場合の変動(第4A図のPS)の約半分と小さ
くなる。このように、第2B図の実施例によれば、第2A図
の実施例の効果の他に、電力変換器の電源側の電力変動
が低減される効果がある。なお、第5図は電力変換器の
交流電源側の変圧器の接続例を示すものであり、第1グ
ループと第2グループの受電変圧器TRXとTRYをそれぞれ
分けて設けている。このようにすると受電変圧器の熱的
容量を少し低減できる利点がある。
第6図は本発明の別の実施例である。第2A図の実施例に
対して、第1のリニアモータグループが接続されるフイ
ーダFAX及びFBXと、第2のリニアモータグループが接続
されるフイーダFAY及びFBYとの間に、それぞれスイツチ
SPA及びSPBを設けている。第6図には帰路用のフイーダ
FNX及びFNY、各リニアモータグループ間の中性点の渡り
線N1,N2などを示しているが、これらは必ずしも必要で
はない。以下、第6図の動作と効果を説明する。
第6図で、平常時は前記スイツチSPA及びSPBは開路し、
電力変換器の出力側スイツチSLAX,SLBX及びSLAY,SLBYは
閉路して、第2A図の場合と同様に動作する。一方、第1
グループの電力変換器PCAX,PCBXが故障した場合は、こ
れらの出力側スイツチSLAX及びSLBXを開路し、前記スイ
ツチSPA及びSPBを閉路する(第6図の状態)。このよう
な状態で、き電区分スイツチ及び電力変換器PCAY及びPC
BYは第2A図(第4A図)と同様に動作させる。しかして、
電力変換器が故障したと仮定した第1グループのリニア
モータ単位は、第2グループのリニアモータ単位と並列
に接続されて、健全な第2グループの電力変換器により
励磁される。従つて、片側のグループだけを励磁する場
合よりも、より滑らかな推力が得られる効果がある。
第7図は本発明の別の実施例であり、第2B図及び第6図
と相違する点は、以下に述べるように、健全なグループ
の電力変換器で、各グループのリニアモータ単位を直列
に励磁するように構成した点にある。すなわち、電力変
換器PCAX,PCBX,PCAY及びPCBYのそれぞれの出力端子の帰
路側を、スイツチSNAX,SNBX,SNAY及びSNBYで帰路線に接
続すると共に、他グループの同じ属性のフイーダFLAY,F
LBY,FLAX及びFLBXとの間をそれぞれスイツチSSAY,SSBY,
SSAX及びSSBXで接続して構成する。第9図は、より判り
易くするため、第7図の1組のリニアモータ単位LMX1及
びLMY1に給電する回路のみを3相結線図で示してある
(ただし、き電区分スイツチSX1及びSY1は省略)。すな
わち、第9A図は正常時で第9B図は第1グループの電力変
換器PCAXが故障した場合の回路の構成図である。正常時
はスイツチSSAXは開路してあり、第1グループのリニア
モータ単位LMX1は電力変換器PCAXにより、また第2グル
ープのリニアモータ単位LMY1は電力変換器PCAYによりそ
れぞれ励磁されている。一方、第1グループの電力変換
器PCAXが故障した場合は、各電力変換器の帰路側スイツ
チSNAX,SNAYを開路、故障したグループの電力変換器PSA
Xの出力側スイツチSLAXを開路とし、スイツチSSAXを閉
路する。しかして、正常な電力変換器PCAY,スイツチSLA
Y,フイーダFAY,き電区分スイツチSY1(図中省略)、リ
ニアモータ単位LMY1,LMX1、き電区分スイツチSX1(図中
省略)、フイーダFAX、スツチSSAX、電力変換器PCAYの
給電回路が形成され、リニアモータ単位LMY1とLMX1は電
力変換器PCAYで直列に励磁される。ここで、故障時に第
9B図のように直列に励磁して、正常時の第9A図と同極性
の進力を得るためには、一方のグループのリニアモータ
単位に対して、他方のグループのリニアモータ単位の推
進コイルの巻極性は逆にし、かつそのグループの電力変
換器の通電極性も逆にして運転すること(正常時も異常
時と同様である)に注意が必要である。すなわち、第9B
図の如くの直列励磁を行うことを前提としたため、シス
テム設計時に上述の配慮が必要となる。
次に、車両走行時の第7図の動作を第8図の動作チヤー
トを用いて説明する。いま車両がリニアモータ単位LMX1
及びLMY1に同時に存在する時は、き電区分スイツチSX1
とSY1は閉路していて各リニアモータ単位は電力変換器P
CAYで直列に励磁されている。車両が進行して前方側の
リニアモータ単位LMX2の直前に到ると電力変換器PCBYを
起動し(第8図での時点)、既に閉路してあるき電区
分スイツチSX2とSY2を会して、リニアモータ単位LMX2及
びLMY2を直列に励磁する。車両が更に進行してリニアモ
ータ単位LMY1を退出するとそれまで給電していた電力変
換器PCAYを停止する(第8図での時点)。その後電流
零の状態でき電区分スイツチSX1とSY1を開路とすると共
に次に進入する前方側のリニアモータ単位LMX3とLMY3の
き電区分スイツチSX3とSY3を閉路する(第8図での時
点)会そして、車両がリニアモータ単位LMX3の直前に到
つたら電力変換器PCAYを起動してLMX3とLMY3の励磁を始
める(第8図での時点)。以後同様にして、車両の進
行に応じてき電区分スイツチの切換えを行いながら車両
が存在するリニアモータ単位の直列励磁を行い車両を駆
動する。なお、第8図の動作チヤートから次の一般的事
実が知られる。複数のリニアモータ単位グループの直列
に接続されるリニアモータ単位のき電区分スイツチの開
閉は進行方向の前方側のリニアモータ単位のき電区分ス
イツチ(第7図の例ではSY1,SY2,……)に同期して行え
ばよい。また、健全な電力変換器の起動は直列に接続さ
れるリニアモータ単位の進行方向の後方側のリニアモー
タ単位に進入する直前で行い、停止は前方側のリニアモ
ータ単位を退出した時点で行い、その間直列に接続され
たリニアモータ単位を励磁することになる。
さて、第7図のごとき構成で上述の如く動作を行うリニ
アモータの給電装置では第6図の実施例の効果に加え次
のような利点がある。まず、第6図の場合と異なり、電
力変換器故障時における各グループのリニアモータ単位
の励磁は直列に行うので、各リニアモータ単位の誘起電
圧等のアンバランスの影響を受けずに同一の通電が可能
であり、従つて推力変動が第6図の場合(並列励磁)よ
りも少なくなる。特に第7図に示すように各グループの
リニアモータ単位の位置をずらして構成する場合は第6
図の並列励磁では問題があり、直列励磁が好適である。
次に、このリニアモータ駆動装置を浮上式鉄道に利用し
た場合の運用面における利点を述べる。鉄道における旅
客需要は一定でなくかなりの変動を伴う。これに対処す
る方法としては、列車の運転間隔又は1列車の編成両数
を調整するのが一般的である。しかし、軌道側に推進コ
イルを設置したいわゆる地上一次式リニアモータ駆動の
鉄道では1つの列車に1つの電力変換装置が対応する必
要がある(1つの電力変換装置に2つ以上の列車が対応
すると適格な制御が困難となる)ため、列車の運転間隔
はこの原則を満足する範囲でしか短縮できない。従つ
て、小幅な旅客需要の増加には列車の運転間隔調整で対
処するも、大幅な旅客需要の増加には列車の編成両数を
増やすのが良い。そこで、低需要時は小編成列車とし
て、第7図のごとき回路構成として各グループのリニア
モータ単位は一方のグループの電力変換器で直列励磁
し、他方のグループの電力変換器は予備系として故障時
やメンテナンス時に備えるものとする。一方、高需要時
は大編成列車として、従つてリニアモータ単位の誘起電
圧は増大するため、各グループのリニアモータ単位はそ
れぞれのグループの電力変換器で励磁するようにする。
すなわち、第7図でスイツチSSAX,SSBX,SSAY,SSBYは開
路、スイツチSNAY,SNBY,SNAY,SNBYは開路、スイツチSLA
X,SLBX,SLAY,SLBYは閉路する。そして、き電区分スイツ
チ及び電面変換器の動作は第4B図と同様に行う。しかし
て、旅客需要の大幅な変動に対処して効率的な給電が行
えるという効果が発揮される。このような状態で、電力
変換器の故障が発生した場合は、第2図の実施例で説明
したように、推力は低減するも、残りの健全なグループ
での運転が行える。また、列車の走行速度を下げれば、
第7図の如き各スイツチの状態でリニアモータ単位の直
列励磁が可能となる。
以上、本発明によれば、一部の電力変換器などが故障し
ても連続した推力で乗り心地を損うことなく車両を走行
できるという、車両走行の信頼性を飛躍的に向上する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のリニアモータの給電装置の構成図、第
2A図及び第2B図は本発明の一実施例構成を示す結線図、
第3図はリニアモータ単位の推進コイルの配置と結線を
示す図、第4A図及び第4B図はそれぞれ第2A図及び第2B図
の動作チヤート、第5図は第2図における電力変換器の
交流電源側を示す結線図、第6図及び第7図は本発明の
別の実施例構成を示す結線図、第8図は第7図の動作チ
ヤート、第9A図及び第9B図はそれぞれ第7図の実施例で
電力変換器正常時及び故障時のより詳細な回路構成を示
す図である。 C1,C2,C3,……,…推進コイル、LMX1,LMX2,……,…第
1グループのリニアモータ単位、LMY1,LMY2,……,…第
2グループのリニアモータ単位、SX1,SX2,……,…第1
グループのき電区分スイツチ(開閉手段)、SY1,SY2,…
…,…第2グループのき電区分スイツチ(開閉手段)、
PCAX,PCBX…第1グループの電力変換器、PCAY,PCBY…第
2グループの電力変換器、SLAX,SLBX,SLAY,SLBY…スイ
ツチ(第3の開閉手段)、SPA,SPB…スイツチ(第2の
開閉手段)、SSAX,SSBX,SSAY,SSBY…スイツチ(第4の
開閉手段)、SNAX,SNBX,SNAY,SSBY…スイツチ(第3の
開閉手段)、TRAIN…車両(移動体)、SCM…車上界磁
極。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の推進コイルを直列接続して軌道に列
    設した第1のリニアモータ単位を備え移動体を走行させ
    るリニアモータの給電装置において、前記第1のリニア
    モータ単位を構成する推進コイルを間隔を開けて配置
    し、その間に、複数の直列接続された推進コイルから構
    成される第2のリニアモータ単位の推進コイルをそれぞ
    れ配置し、これらリニアモータ単位をそれぞれ励磁する
    電力変換器を備えたリニアモータの給電装置。
  2. 【請求項2】軌道に沿って列設された多数の推進コイル
    を電力変換器により励磁することにより移動体を走行さ
    せるリニアモータの給電装置において、前記列設された
    推進コイルのうち基準となる推進コイルの1〜N個目よ
    り起算して(N−1)個飛びの推進コイルの複数個を直
    列接続した第1〜第Nのリニアモータ単位と、これらN
    個のリニアモータ単位のそれぞれに対応して設けられた
    電力変換器とを備えたリニアモータの給電装置。
  3. 【請求項3】複数の推進コイルを直列接続した複数のリ
    ニアモータ単位から構成され、共通の電力変換器により
    給電される複数のリニアモータ単位群を有し、軌道方向
    に隣接するリニアモータ単位が異なる前記リニアモータ
    単位群に属するようにこれらリニアモータ単位を軌道に
    列設し、移動体を走行させるリニアモータの給電装置に
    おいて、 前記複数のリニアモータ単位のそれぞれは、リニアモー
    タ単位中の推進コイルのうち基準となる推進コイルの1
    〜N個目より起算して(N−1)個飛びの推進コイルの
    複数個を直列接続した第1〜第Nのリニアモータ単位か
    ら構成されるものであり、 これらリニアモータ単位群毎のそれぞれについて、この
    リニアモータ単位群内の第1〜第Nのリニアモータ単位
    毎に、それぞれ共通の電力変換器とを備えたリニアモー
    タの給電装置。
  4. 【請求項4】前記第1〜第Nのリニアモータ単位は、前
    記軌道方向に、この軌道を走行する前記移動体の長さ以
    上ずらして構成した特許請求の範囲第3項記載のリニア
    モータの給電装置。
  5. 【請求項5】軌道に沿って列設され多数の多相推進コイ
    ルを電力変換器により励磁することにより、移動体を走
    行させるリニアモータの給電装置において、 前記列設された多相推進コイルのうち奇数番目の多相推
    進コイルの複数個を直列接続した第1のリニアモータ単
    位と、偶数番目の多相推進コイルの複数個を直列接続し
    た第2のリニアモータ単位とから構成され、これら第
    1、第2のリニアモータ単位は互いに中性点同士が接続
    され、それぞれ同方向に電流を流したとき逆極性に励磁
    されるように配設され、 前記各リニアモータ単位をそれぞれ励磁する電力変換器
    と、 前記各リニアモータ単位において、前記電力変換器の出
    力側と前記リニアモータ単位とを接続する出力側接続路
    と、前記中性点と前記電力変換器の帰路側とを接続する
    帰路側接続路と、 これらリニアモータ単位のうち、一方のリニアモータ単
    位の前記帰路側接続路を切り離す手段と、他方のリニア
    モータ単位の前記出力側接続路を切り離す手段と、この
    一方のリニアモータ単位の帰路側接続路の切り離し点よ
    り電力変換器側とこの他方のリニアモータ単位の出力側
    接続路の切り離し点よりリニアモータ単位側とを接続す
    る直列接続手段とを備えたリニアモータの給電装置。
  6. 【請求項6】複数の推進コイルを直列接続した複数のリ
    ニアモータ単位から構成され、共通の電力変換器により
    給電される複数のリニアモータ単位群を有し、軌道方向
    に隣接するリニアモータ単位が異なる前記リニアモータ
    単位群に属するようにこれらリニアモータ単位を軌道に
    列設し、移動体を走行させるリニアモータの給電装置に
    おいて、 前記複数のリニアモータ単位のそれぞれは、前記列設さ
    れた多相推進コイルのうち奇数番目の多相推進コイルの
    複数個を直列接続した第1のリニアモータ単位と、偶数
    番目の多相推進コイルの複数個を直列接続した第2のリ
    ニアモータ単位とから構成されるものであり、これらリ
    ニアモータ単位の中性点同士を互いに接続し、それぞれ
    同方向に電流を流したとき逆極性に励磁されるように配
    設し、 前記リニアモータ単位群毎に、各リニアモータ単位をそ
    れぞれ励磁する電力変換器と、 前記各リニアモータ単位において、前記電力変換器の出
    力側と前記リニアモータ単位とを接続する出力側接続路
    と、前記中性点と前記電力変換器の帰路側とを接続する
    帰路側接続路と、 これらリニアモータ単位のうち、一方のリニアモータ単
    位の前記帰路側接続路を切り離す手段と、他方のリニア
    モータ単位の前記出力側接続路を切り離す手段と、この
    一方のリニアモータ単位の帰路側接続路の切り離し点よ
    り電力変換器側とこの他方のリニアモータ単位の出力側
    接続路の切り離し点よりリニアモータ単位側とを接続す
    る直列接続手段とを備えたリニアモータの給電装置。
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