JPH0763005A - アキシャルタービンの流出ハウジング - Google Patents

アキシャルタービンの流出ハウジング

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Publication number
JPH0763005A
JPH0763005A JP18410494A JP18410494A JPH0763005A JP H0763005 A JPH0763005 A JP H0763005A JP 18410494 A JP18410494 A JP 18410494A JP 18410494 A JP18410494 A JP 18410494A JP H0763005 A JPH0763005 A JP H0763005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffuser
outflow
outlet
partition wall
outflow housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18410494A
Other languages
English (en)
Inventor
Guenter Schwab
シユワープ ギユンター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAN B&W Diesel GmbH
Original Assignee
MAN B&W Diesel GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by MAN B&W Diesel GmbH filed Critical MAN B&W Diesel GmbH
Publication of JPH0763005A publication Critical patent/JPH0763005A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/30Exhaust heads, chambers, or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 環状通路を備えたアキシャルディフューザか
ら来る排出流の主流れ方向が機械軸線に対してほぼ直角
に転向される出口通路(4)を備えたアキシャルタービ
ン1の流出ハウジング5を、流出する媒体から完全なエ
ネルギーの回収が達成されるように改良し、これにより
アキシャルタービン1の効率を向上する。 【構成】 半径方向に向けられた出口通路4の中に隔壁
7が組み込まれ、この隔壁7が出口通路4をディフュー
ザ部分8とノズル部分9とに分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環状通路付きアキシャ
ルディフューザから来る排出流の主流れ方向が機械軸線
に対してほぼ直角に転向される出口通路を備えたアキシ
ャルタービンの流出ハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の流出ハウジングは既にドイツ連
邦共和国特許出願公告第1904438号公報に詳細に
示されている。これによって、流体機械即ちタービンか
ら流出する流れの運動エネルギーを、それが半径方向の
排出においてエネルギーの回収にとって無駄とされる前
に、十分な圧力エネルギーに変換しようとしている。
【0003】しかし実際にはこのような軸方向に延びる
環状ディフューザに対する空間が非常に限定され、わけ
ても重大なことは、軸方向の機械の長さは主要な経費的
要因として小さくしなければならないことである。しか
し実際の利用にあたっては冒頭に述べた形式の流出ハウ
ジングの妥協策が生じ、環状のアキシャルディフューザ
は機械軸線に対して垂直な互いに平行に延びる壁を備え
た半径方向に延びる出口通路に直接開口している。
【0004】その場合、排出流が主に環状のアキシャル
ディフューザの流出開口に続いている出口通路の壁範囲
に接し、流れのいわゆる「健全」部分を形成するという
問題がある。出口通路における反対側に位置する壁範囲
に沿っては、出口通路のこの壁範囲がタービン内部ハウ
ジングのいわゆる「風下」に位置しているので、極めて
僅かな質量流量しか流れない。この範囲において流れの
剥離が観察され、従って逆流即ちいわゆる「不健全」な
流れの発生が予期される。従って出口通路に不均一な流
れ分布ないしは流れの歪みが生じ、これは流出する媒体
からのエネルギー回収における損失を増大し、流体機械
の効率を悪くしてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた形式の流出ハウジングを備えた流体機械の効率
を、流出する媒体から完全なエネルギーの回収が達成さ
れるように流出ハウジングを改良することにより向上し
ようとすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、冒頭に述べた形式の出口通路を備えたアキシャルタ
ービンの流出ハウジングにおいて、半径方向に向けられ
た出口通路の中に隔壁が組み込まれ、隔壁の傾斜角を形
成するために主流れ方向と隔壁とが角度を成すように
し、隔壁が出口通路をディフューザ部分とノズル部分と
に分割し、そのノズル部分がアキシャルディフューザの
流出開口と反対側に位置する出口通路の壁に寄せられて
いることによって解決される。本発明の有利な実施態様
は各請求項に記載されている。
【0007】
【発明の効果】アキシャルタービンに対する流出ハウジ
ングを上記のように形成することによって、即ち流出ハ
ウジングの出口通路を流れを遅らせる目的のディフュー
ザ部分と流れを加速する目的のノズル部分とに分割する
ことによって、タービンに関して半径方向に貫流する出
口通路においてタービン側の貫流開口と反タービン側の
貫流開口との間でもう一度運動エネルギーから圧力エネ
ルギーへの変換が行われる。その場合、少量の流れ成分
即ちノズル部分内における流れ成分が渦流の形成を阻止
するように加速される。更にノズル部分の流れ方向に位
置する先端にディフューザ部分に対して負圧が生じ、こ
の負圧はディフューザ部分における多量の流れ成分が流
出ハウジングの出口通路における隔壁に良好に接触する
ことを保証する。
【0008】上述のようにして流出ハウジング内におけ
る損失を減少することによって、流体機械の出力即ちタ
ービン効率が著しく改善される。
【0009】
【実施例】以下図面に示した実施例を参照して本発明を
詳細に説明する。
【0010】動翼2を備えたターボ過給機のアキシャル
タービン1の最終段において流出側に環状のアキシャル
ディフューザ3が設けられている。このディフューザ3
は流出ハウジング5の半径方向に向けられた出口通路4
に開口している。流出ハウジング5は機械軸線に対して
垂直で互いに平行に延びる壁6を有している。ディフュ
ーザ3の流出断面積は出口通路4のそれよりも小さい。
流出ハウジング5の端部には公知の集合室(図示せず)
が接続されており、この中では流れは特別なガイドを必
要としない。
【0011】この実施例において出口通路4は断面矩形
をしているが、これは勿論断面円形にもでき、あるいは
移行部材によって断面矩形から断面円形に移行させるこ
ともできる。
【0012】半径方向に向けられた出口通路4の中に、
紙面に対して平行に位置する側壁に固定された隔壁7が
組み込まれている。この隔壁7は出口通路4をノズル部
分8とディフューザ部分9とに分割している。その場合
隔壁7の傾斜角を形成するために主流れ方向Aと隔壁7
は角度γを成しており、この角度γは、ディフューザ部
分9内における流れが壁6a、7から剥離しないように
決められている。実験の結果この角度γの特に優れた値
は約10°である。ノズル部分8はアキシャルディフュ
ーザ3の出口開口と反対側に位置する出口通路4の壁範
囲6bの範囲に存在している。
【0013】このようにして排気ガス流はディフューザ
部分9内において遅延され、ノズル部分8において加速
される。即ち傾斜して配置された隔壁7によって、流出
ハウジング5の出口通路4内に部分ディフューザが形成
されるので、更に運動エネルギーが圧力エネルギーに変
換され、隣接するノズル部分8は全過程を安定化する。
【0014】この実施例において隔壁7は平らに作られ
ているが、湾曲させることも即ち凸面状あるいは凹面状
の輪郭で形成することもできる。
【0015】なお出口通路4内における隔壁7の位置
を、総流量の20%以下の流量がノズル部分8を通って
流れるように決めると特に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく流出ハウジングを備えたタービ
ン最終段の軸断面図。
【符号の説明】
1 アキシャルタービン 2 動翼 3 アキシャルディフューザ 4 出口通路 5 流出ハウジング 6 側壁 7 隔壁 8 ノズル部分 9 ディフューザ部分

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状通路付きアキシャルディフューザか
    ら来る排出流の主流れ方向が機械軸線に対してほぼ直角
    に転向される出口通路を備えたアキシャルタービンの流
    出ハウジングにおいて、半径方向に向けられた出口通路
    (4)の中に隔壁(7)が組み込まれ、隔壁(7)の傾
    斜角を形成するために主流れ方向(A)と隔壁(7)と
    が角度(γ)を成すようにし、隔壁(7)が出口通路
    (4)をディフューザ部分(9)とノズル部分(8)と
    に分割し、ノズル部分(8)がアキシャルディフューザ
    (3)の流出開口と反対側に位置する出口通路(4)の
    壁(6b)に寄せられていることを特徴とするアキシャ
    ルタービンの流出ハウジング。
  2. 【請求項2】 隔壁(7)が平らに形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の流出ハウジング。
  3. 【請求項3】 隔壁(7)が凸面状に湾曲させられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の流出ハウジング。
  4. 【請求項4】 隔壁(7)が凸面状に湾曲させられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の流出ハウジング。
  5. 【請求項5】 隔壁(7)と主流れ方向(A)との成す
    角度(γ)が、ディフューザ部分(9)内における流れ
    が壁(6a、7)から剥離しないように決められている
    ことを特徴とする請求項1記載の流出ハウジング。
  6. 【請求項6】 角度(γ)が約10°であることを特徴
    とする請求項5記載の流出ハウジング。
  7. 【請求項7】 出口通路(4)内における隔壁(7)の
    位置が、総流量の20%以下の流量がノズル部分(8)
    を通って流れるように決められていることを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれか1つに記載の流出ハウジン
    グ。
JP18410494A 1993-07-29 1994-07-13 アキシャルタービンの流出ハウジング Pending JPH0763005A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19934325457 DE4325457C1 (de) 1993-07-29 1993-07-29 Abströmgehäuse einer Axialturbine
DE4325457.8 1993-07-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0763005A true JPH0763005A (ja) 1995-03-07

Family

ID=6493992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18410494A Pending JPH0763005A (ja) 1993-07-29 1994-07-13 アキシャルタービンの流出ハウジング

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JP (1) JPH0763005A (ja)
DE (1) DE4325457C1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1165670C (zh) * 1998-04-06 2004-09-08 西门子公司 汽轮机
EP1992789A1 (de) * 2007-05-18 2008-11-19 ABB Turbo Systems AG Gasaustrittsgehäuse einer Abgasturbine mit einem Stützelement

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE469934C (de) * 1929-01-03 Escher Wyss Maschf Ag Mittelwand fuer Saugrohre von Wasserturbinen
CH484358A (de) * 1968-02-15 1970-01-15 Escher Wyss Ag Abströmgehäuse einer axialen Turbomaschine

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Publication number Publication date
DE4325457C1 (de) 1994-07-28

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031113