JPH0762435B2 - 小径管埋設方法 - Google Patents

小径管埋設方法

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JPH0762435B2
JPH0762435B2 JP30473989A JP30473989A JPH0762435B2 JP H0762435 B2 JPH0762435 B2 JP H0762435B2 JP 30473989 A JP30473989 A JP 30473989A JP 30473989 A JP30473989 A JP 30473989A JP H0762435 B2 JPH0762435 B2 JP H0762435B2
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JP
Japan
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pipe
excavator
inner cylinder
control panel
relay box
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JP30473989A
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JPH03166493A (ja
Inventor
耕平 ▲高▼本
栄 中井
雅孝 魚住
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、管渠用の小径管を地盤中に押し込む小径管の
推進工法による埋設方法に関するものである。
〔従来の技術〕
小径管の推進工法による埋設方法は、地盤に溝を開口
し、小径管を埋設する作業である開削工法が採用できな
い通路、河川あるいは軌道の横断部分に採用されてき
た。ところが、最近の整備の中心が都市部から周辺部に
移って行くに従い、道路は狭く起伏に富み、家屋も密集
してくる上に管渠の埋設位置を普通は河川や既設用水路
等を横断するために深くなっている。
一方、土質も砂礫、転石、岩盤層へと変化しており、近
年はこのような条件の中での施工法の選定に苦慮してい
るのが現状である。
例えば管径が大径のものから2000mm程度の管を形成する
シールド工法としては機械掘削式が一部採用されてい
る。しかし、2000mm以下で、かつ岩盤、砂礫等を掘削す
るシールド工法及び掘進工法については未だ機械掘進の
例がない。
特に、管径が2000mmから人力掘削可能な最小径である80
0mmまでのヒューム管埋設方法において、砂礫、転石、
岩盤層へ遭遇した場合の掘進については、ピックによる
はつり、あるいは削岩機による人力削孔と機械式石割機
による破砕によって掘進し、その孔にヒューム管を押し
込んでいるのが現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、管径が2000〜800mmの小口径管の推進工
法による埋設方法に機械掘削を適用しようとすると、工
事延長が短かく、断面が小さ過ぎるために従来の掘削機
を使用することができず、新たな装置を特別に開発する
する必要がある。この場合、小径管であることから、各
装置のレイアウト、配置に問題がある上に動力原を大き
く取れないといった問題があり、砂礫、軽石、岩盤層に
は人力掘進以外には対応できないことが多い。
前記問題を解決するために、推進管(ヒューム管)の前
方に管体を装置し、この管体内に旋回装置を設け、この
旋回装置に掘削機(砕岩機)を仰伏可能に取付け、前記
管体内に作業者を入って操作する小口径管掘進機を開発
した。
ところで、前記した掘進機の制御装置においては、掘進
機を構成する外筒は小径であるため、内部に演算部を設
置するに充分な空間を取ることができず、しかも掘削す
る地山は種々変化するため作業員による目視により操作
パネルから演算部へ出力調整信号を入力しなければなら
ないという問題があり、実用化できる小径の装置を製造
することは困難であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記従来技術の問題点を解決するために得られ
たものであって、推進管の前方に装着される外管8内に
内筒9を回転可能に配置し、この内筒9にさし角調整可
能な掘削機13を配置するとともに、外管8内であって、
かつ内筒9の後方に操作パネル7と作業者席11と信号中
継箱4とを配置し、更に立抗1内に制御盤2を配置し、
内筒9の回転角と掘削機13のさし角を検出し、その検出
信号を中継箱4を経て制御盤2へ導き、この制御盤2で
得られた信号を中継箱4を介して内筒9及び掘削機13の
回転駆動装置及びさし角調整装置に導くとともに、操作
パネル7からの入力信号を中継箱4を経て制御盤2へ入
力するようにした小径管埋設方法である。
〔作用〕
本発明は、演算部を有する制御盤2を立抗1内に配置
し、横抗内に外筒8を挿入し、この外筒8内には中継箱
4を配置して制御盤2と中継箱4との間を光ファイバー
ケーブル5で連結して信号を伝達するようにしている。
従って、小径の外筒8内においても比較的スペースを確
保することができる。
また、作業者10が外筒8ないしは小径推進管6の中に入
って操作パネル12等を操作することができ、作業効率を
向上させることができる。
〔実施例〕
以下第1図乃至第7図に基づき本発明による小径管推進
方式の一実施例を説明する。
第1図は小径管の推進工法による埋設方法の概略図であ
って、立抗1内には親局としての制御盤2が配置され、
この制御盤2と推進機本体3の後方に配置された子局と
しての中継箱4とは光ファイバーケーブル5で連結され
るようになっている。6はヒューム管等の小径推進管で
あり、7は操作パネルである。
第2図は推進機本体3の概略断面図であり、この推進機
本体3は推進管6の先端に装着される外筒8内の前方に
内筒9が回動可能な如く配置されるとともに、後方には
作業者10のための座席11が配置され、この座席11の前方
に操作パネル7が設けられている。そして前記内筒9に
は掘削機13がさし角用油圧シリンダー14により内筒9の
軸線に対してさし角(俯仰角)を調整可能な如く設けら
れている。
詳述すれば、この推進機本体3を構成する外筒8の内面
には第3図乃至第5図に示されるように、案内部材16
(案内レール)が取付けられ、この案内部材16の内面に
内筒9(回転筒)が回転可能に支持されている。そし
て、内筒9には取付座17がボルト等で取付けられるとと
もに端部の円周方向にラック18が設けられ、この取付座
17に一端が取付けられたアーム19の先端にはピン20によ
り掘削機13が取付けられ、この掘削機13はさし角用油圧
シリンダー14によりピン20を中心として上方に傾動可能
なように構成されている。
掘削機13はピット21を前後方向へ移動させるための移送
用空圧シリンダーが付いており、22は内筒9を回転させ
るための油圧モーターであり、この油圧モーター22によ
り回転されるピニオン23が前記内筒9に設けたラック18
に噛合うように構成されている。
24は内筒9の回転角検出器であり、25はピン20に取付け
られたさし角検出器である。このさし角検出器25は、さ
し角用油圧シリンダー14のストローク長を検出してもよ
く、またこの回転角検出器24は必要に応じて油圧モータ
ー22の回転角を検出し、これによって外筒8に対する内
筒9の回転角を検出することができる。
第6図にブロック図で示すように、このように回転角検
出器24により検出された信号V1と、さし角検出器25によ
り検出された信号V2は中継箱4に入り、光ファイバーケ
ーブル5を介して演算部である制御盤2に導入される。
一方、制御盤2にはあらかじめ土質等により定められた
掘削パターンが記憶されており、この記憶信号V3と、実
際の掘削状況を目視して作業者10が操作パネル12からの
指示信号V4とが入力される。そしてこれらの入力信号
V1,V2,V3,V4に基づき、弁制御信号V5が作成される。
この弁制御信号V5が光ファイバーケーブル5と中継箱4
を経て油圧モーター22の油圧回路に設けられた電磁弁26
及びさし角用油圧シリンダー14の油圧回路に設けられた
電磁比例弁27の開度を調整し、内筒9の外筒8に対する
回転角及び内筒9に対する掘削機13のさし角を調整する
ことに掘削機13のビット21の位置を変化させて前記地山
の全面を掘削することができる。
また、作業者10が目視できる範囲に画面表示器28が設け
られており、掘削器13に設けたビット21による掘削状況
を制御盤2からの出力により表示できるようになってい
る。なお、29は傾斜検出器であって、外筒8の傾斜角度
を検出するようにしている。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明による小径管推
進工法による埋設方法によれば、演算部を有する制御盤
2を立抗1内に配置し、外筒8内には中継箱4を配置し
て制御盤2と中継箱4との間を光ファイバーケーブル5
で連結して信号を伝達するようにしている。
従って、小径の外筒8内においても比較的スペースを確
保することができ、作業者10が第2図のように外筒8な
いし小径推進管6の中に入って機器を操作することがで
き、作業効率を向上させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明による小径管推進工法による埋設方法の実施
例を示すものであって、第1図は推進工法による小径管
埋設方法の概略図である。 第2図は推進管の前方に取付けられた推進機本体の作業
状況を示す図、第3図は推進機本体の一部側断面図、第
4図は第3図のA−A矢視図、第5図は第3図のB−B
矢視図である。 第6図は制御ブロック図、第7図は制御油圧回路図であ
る。 1……立抗、5……光ファイバーケーブル 2……制御盤、6……小径推進管 3……推進機本体、7……操作パネル 4……中継箱、8……外筒 9……内筒、21……ビット 10……作業者、22……油圧モーター 11……座席、23……ピニオン 13……掘削機、24……回転角検出器 14……さし角用油圧シリンダー 16……案内部材(案内レール) 17……取付座、25……さし角検出器 18……ラック、26,27……電磁比例弁 19……アーム、28……傾斜検出器 20……ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】推進管の前方に装着される外管(8)内に
    内筒(9)を回転可能に配置し、この内筒(9)にさし
    角調整可能な掘削機(13)を配置するとともに、外管
    (8)内であって、かつ内筒(9)の後方に操作パネル
    (7)と作業者席(11)と信号中継箱(4)とを配置
    し、更に立杭(1)内に制御盤(2)を配置し、内筒
    (9)の回転角と掘削機(13)のさし角を検出し、その
    検出信号を中継箱(4)を経て制御盤(2)へ導き、こ
    の制御盤(2)で得られた信号を中継箱(4)を介して
    内筒(9)及び掘削機(13)の回転駆動装置及びさし角
    調整装置に導くとともに、操作パネル(7)からの入力
    信号を中継箱(4)を経て制御盤(2)へ入力するよう
    にした小径管埋設方法。
JP30473989A 1989-11-27 1989-11-27 小径管埋設方法 Expired - Lifetime JPH0762435B2 (ja)

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