JPH07621Y2 - 蝶 番 - Google Patents
蝶 番Info
- Publication number
- JPH07621Y2 JPH07621Y2 JP13605687U JP13605687U JPH07621Y2 JP H07621 Y2 JPH07621 Y2 JP H07621Y2 JP 13605687 U JP13605687 U JP 13605687U JP 13605687 U JP13605687 U JP 13605687U JP H07621 Y2 JPH07621 Y2 JP H07621Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- short
- rod
- machine frame
- long
- short rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Hinges (AREA)
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は開き板等の板材を、機台，機枠等に回動可能
に枢支する蝶番に関する。
に枢支する蝶番に関する。
（従来の技術） 従来、開き戸、開き板等におけるその関節、つなぎ目部
分には通常、一点を中心に回動する蝶番やその他、目
的、用途に応じスライドヒンジ等を使用していた。
分には通常、一点を中心に回動する蝶番やその他、目
的、用途に応じスライドヒンジ等を使用していた。
（考案が解決しようとする問題点） しかし、機台、機枠の上部に軸架された２枚の開き板
（３）（４）が互いに突き合わさる部分が隙間なく、か
つ、蝶番の軸部が突出することなしに２枚の開き板
（３）（４）が水平状態から垂直方向に畳み込まれるよ
うに機構を構成するには、従来の一点を中心に回動する
蝶番では、蝶番の軸部が突出したり、開き板（３）
（４）を機枠（５）に軸架する機構が複雑になる。
（３）（４）が互いに突き合わさる部分が隙間なく、か
つ、蝶番の軸部が突出することなしに２枚の開き板
（３）（４）が水平状態から垂直方向に畳み込まれるよ
うに機構を構成するには、従来の一点を中心に回動する
蝶番では、蝶番の軸部が突出したり、開き板（３）
（４）を機枠（５）に軸架する機構が複雑になる。
また、スライドヒンジにおいても仮設ステージや仮設足
場等のような特殊な用途に使用する頑丈で比較的大きな
装置を構成するにはスライドヒンジ自体も複雑で大きな
構成体となるという問題がある。
場等のような特殊な用途に使用する頑丈で比較的大きな
装置を構成するにはスライドヒンジ自体も複雑で大きな
構成体となるという問題がある。
更に、従来例として特許第140220号明細書に開示された
技術が存在するが、この発明は半円弧形状の細長い板を
二枚組み合わせたものであるが、このような動作では蓋
の自由度が富みすぎて、垂直の状態ではロックできない
ものであり、上述のような大きな装置の場合には極めて
危険であり、また、二枚の細長い板は回動時に重合して
しまうため、二枚分の厚みが必要となり、その厚み分だ
け機枠側か、開き板側を切り欠いてもうけなければなら
ずその作業も煩雑であるという欠点があった。
技術が存在するが、この発明は半円弧形状の細長い板を
二枚組み合わせたものであるが、このような動作では蓋
の自由度が富みすぎて、垂直の状態ではロックできない
ものであり、上述のような大きな装置の場合には極めて
危険であり、また、二枚の細長い板は回動時に重合して
しまうため、二枚分の厚みが必要となり、その厚み分だ
け機枠側か、開き板側を切り欠いてもうけなければなら
ずその作業も煩雑であるという欠点があった。
（課題を解決するための手段） そこでこの考案は、図面に基づいて説明すると、全体の
形状が、それぞれＬ字状の二個の部材からなり、その一
は、両辺とも略同一に近い長さに形成した短杆とし、他
は、短杆よりも長く、一辺は極端に短く形成した長杆と
し、これら短杆、長杆の端部にそれぞれ枢支軸を設け、
機枠に対して、開き板が垂直に位置する際に、長杆の長
い片と短杆の一片とが平行になるよう枢支軸を軸着する
ことを特徴とする蝶番より構成さる。
形状が、それぞれＬ字状の二個の部材からなり、その一
は、両辺とも略同一に近い長さに形成した短杆とし、他
は、短杆よりも長く、一辺は極端に短く形成した長杆と
し、これら短杆、長杆の端部にそれぞれ枢支軸を設け、
機枠に対して、開き板が垂直に位置する際に、長杆の長
い片と短杆の一片とが平行になるよう枢支軸を軸着する
ことを特徴とする蝶番より構成さる。
（作用） 上述のように全体の形状が、それぞれＬ字状の二個の部
材からなる短杆（２）と長杆（１）の蝶番を使用するこ
とにより、機枠（５）に開き板（３）（４）を容易か
つ、頑強に枢支できるだけでなく、開き板（３）（４）
を垂直方向へ畳み込むことのできるものである。
材からなる短杆（２）と長杆（１）の蝶番を使用するこ
とにより、機枠（５）に開き板（３）（４）を容易か
つ、頑強に枢支できるだけでなく、開き板（３）（４）
を垂直方向へ畳み込むことのできるものである。
第１図において、機枠（５）と開き板（３）（４）の側
面とは、短杆（２）と長杆（１）によってそれぞれ４点
で枢支される。開き板（３）（４）は、その一端をそれ
ぞれ蜜に隙間なく突き合わすことにより、一体の平面を
形成保持し機枠（５）の両端柱部上面に開き板（３）
（４）の底面を寄りかけて安定している。
面とは、短杆（２）と長杆（１）によってそれぞれ４点
で枢支される。開き板（３）（４）は、その一端をそれ
ぞれ蜜に隙間なく突き合わすことにより、一体の平面を
形成保持し機枠（５）の両端柱部上面に開き板（３）
（４）の底面を寄りかけて安定している。
枢支された短杆（２）と長杆（１）の取り付け配置は、
第３図に示すように開き板（３）（４）が垂直に畳み込
まれた時、短杆（２）と長杆（１）が図示の如くなるよ
うに配置されている。
第３図に示すように開き板（３）（４）が垂直に畳み込
まれた時、短杆（２）と長杆（１）が図示の如くなるよ
うに配置されている。
第２図は、開き板（３）（４）並びに短杆（２）と長杆
（１）がの畳み込まれる過程に対応した配置、一を示す
ものである。
（１）がの畳み込まれる過程に対応した配置、一を示す
ものである。
（実施例） 、第１図に示すように、全体の形状が、それぞれＬ字状
の二個の部材からなり、その一は、両辺とも略同一に近
い長さに形成した短杆（２）とし、他は、短杆（２）よ
りも長く、一辺は極端に短く形成した長杆（１）とし、
これら短杆（２）、長杆（１）の端部にそれぞれ枢支軸
を設け、機枠（５）に対して、開き板（３）（４）が垂
直に位置する際に、長杆（１）の長い片と短杆（２）の
一片とが平行になるよう機枠（５）と開き板（３）
（４）とに枢支軸で軸着することを特徴とする蝶番より
構成される。
の二個の部材からなり、その一は、両辺とも略同一に近
い長さに形成した短杆（２）とし、他は、短杆（２）よ
りも長く、一辺は極端に短く形成した長杆（１）とし、
これら短杆（２）、長杆（１）の端部にそれぞれ枢支軸
を設け、機枠（５）に対して、開き板（３）（４）が垂
直に位置する際に、長杆（１）の長い片と短杆（２）の
一片とが平行になるよう機枠（５）と開き板（３）
（４）とに枢支軸で軸着することを特徴とする蝶番より
構成される。
この考案によると、機枠（５）と開き板（３）（４）と
を、短杆（２）と長杆（１）からなる蝶番で枢支するこ
とにより、開き板（３）（４）の水平方向に隙間のない
平面を、より簡単な機構で構成でき、また、開き板
（３）（４）をそれぞれ機枠（５）にたいして水平に開
いた際、そして、開き板（３）（４）をそれぞれ垂直に
畳み込んだ際にも、短杆（２）と長杆（１）とが重合す
ることなく、従って、同一平面で二枚の短杆（２）と長
杆（１）を並べて設けることが可能であり、開板側ある
いは、機枠（５）側にこれら短杆（２）と長杆（１）を
配置するための切り欠き等を形成する必要がなく、さら
に、機枠（５）に対して、開き板（３）（４）が、垂直
に位置する際に、長杆（１）の長い片と短杆（２）の一
片とが平行になるよう枢支軸を軸着するため、特殊な機
能を必要とする折り畳みのできる仮設ステージや仮設足
場等に利用できる等極めて有益なる効果を奏する。
を、短杆（２）と長杆（１）からなる蝶番で枢支するこ
とにより、開き板（３）（４）の水平方向に隙間のない
平面を、より簡単な機構で構成でき、また、開き板
（３）（４）をそれぞれ機枠（５）にたいして水平に開
いた際、そして、開き板（３）（４）をそれぞれ垂直に
畳み込んだ際にも、短杆（２）と長杆（１）とが重合す
ることなく、従って、同一平面で二枚の短杆（２）と長
杆（１）を並べて設けることが可能であり、開板側ある
いは、機枠（５）側にこれら短杆（２）と長杆（１）を
配置するための切り欠き等を形成する必要がなく、さら
に、機枠（５）に対して、開き板（３）（４）が、垂直
に位置する際に、長杆（１）の長い片と短杆（２）の一
片とが平行になるよう枢支軸を軸着するため、特殊な機
能を必要とする折り畳みのできる仮設ステージや仮設足
場等に利用できる等極めて有益なる効果を奏する。
第１図は、この考案の一実施例を示し、開き板（３）
（４）を水平に安定した状態を示す正面図、第２図、第
３図は、この考案に使用する開き板（３）（４）を折り
畳む過程を示す正面図、第４図は、この考案の挙動を段
階的に示す正面図である。 １……長杆 ２……短杆 1a,1b,2a,2b……辺 3,4……開き板 ５……機枠
（４）を水平に安定した状態を示す正面図、第２図、第
３図は、この考案に使用する開き板（３）（４）を折り
畳む過程を示す正面図、第４図は、この考案の挙動を段
階的に示す正面図である。 １……長杆 ２……短杆 1a,1b,2a,2b……辺 3,4……開き板 ５……機枠
Claims (1)
- 【請求項１】全体の形状が、それぞれＬ字状の二個の部
材からなり、その一は、両辺とも略同一に近い長さに形
成した短杆とし、他は、短杆よりも長く、一辺は極端に
短く形成した長杆とし、これら短杆、長杆の端部にそれ
ぞれ枢支軸を設け、機枠に対して、開き板が垂直に位置
する際に、長杆の長い片と短杆の一片とが平行になるよ
う枢支軸を軸着することを特徴とする蝶番。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13605687U JPH07621Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 蝶 番 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13605687U JPH07621Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 蝶 番 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6441591U JPS6441591U (ja) | 1989-03-13 |
| JPH07621Y2 true JPH07621Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31396209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13605687U Expired - Lifetime JPH07621Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 蝶 番 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07621Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-04 JP JP13605687U patent/JPH07621Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6441591U (ja) | 1989-03-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |