JPH0761937B2 - コンタクトレンズの装用感及び安全性を改善するための点眼液 - Google Patents

コンタクトレンズの装用感及び安全性を改善するための点眼液

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JPH0761937B2
JPH0761937B2 JP61088385A JP8838586A JPH0761937B2 JP H0761937 B2 JPH0761937 B2 JP H0761937B2 JP 61088385 A JP61088385 A JP 61088385A JP 8838586 A JP8838586 A JP 8838586A JP H0761937 B2 JPH0761937 B2 JP H0761937B2
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チバ・ガイギ−・アクチエンゲゼルシヤフト
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンタクトレンズ装用者の安全及び装用感を向
上させるための点眼液及びかかる点眼液によりコンタク
トレンズ装用者の装用感及び安全を改善する方法を目的
とするものである。
コンタクトレンズは欠陥のある視力を矯正するための眼
鏡の有用な代替物となっている。元来、コンタクトレン
ズはメタクリル酸メチル重合体のような硬質プラスチッ
クで作成されていたが、より近年になって、ハードコン
タクトレンズよりも装用感の優れたソフトコンタクトレ
ンズが使用できるようになった。ソフトコンタクトレン
ズはメタクリル酸ヒドロキシエチルの重合体から成るよ
うなヒドロゲルゲルを用いて作成することができる。
ヒドロゲルコンタクトレンズは、任意に、非連続装用に
専ら適するレンズ(ディリー・ウェア・レンズ)及び非
連続装用及び連続装用の両方に適したレンズ(エクステ
ンディド・ウェア・レンズ)とに分けることができる。
非連続装用レンズは、毎日取りはずして洗浄されるが、
連続装用レンズは、1日以上洗浄せずに装用することが
可能である。連続装用レンズは、例えば約9か月、或は
それ以上取りはずしを行わずに装用することが可能であ
る。
連続装用に適するヒドロゲルレンズは通常、非連続装用
ヒドロゲルレンズよりも水分含有率が高く、及び/又は
厚さは薄くなっている。例を挙げると、ヒドロゲル連続
装用レンズは、通常少くとも約42重量%、好ましくは少
くとも約45重量%、最も好ましくは少くとも約55重量%
の水分を含有し、及び/又は、その中心厚は約0.045mm
以下、好ましくは約0.040mm以下、最も好ましくは0.035
mm以下のものである。非連続装用ヒドロゲルコンタクト
レンズは通常、約55%以下、好ましくは45%以下の水分
を含有し、及び/又は、その中心厚は少くとも約0.05m
m、好ましくは少くとも約0.06mmのものである。
非連続装用及び連続装用に適するコンタクトレンズの間
の区別はその性能によってなされるものであり、レンズ
の組成及び構造によるものではない。米国食品・薬剤局
(United States Food and Drug Administration)か
ら、連続装用レンズとしての認可を得るためには、人間
がレンズを装用したまま眠っても安全なものでなければ
ならない。「インベスト・オフサル・ビジュアル・サイ
エンス」(“Invest.Ophthal.Visual Sci.")第18巻、1
88頁(1979)におけるポルス(Polse)及び、デッカー
(Decker)による論文によると、コンタクトレンズは、
角膜に必要な1時間当り21/cm2の酸素の補給束(flux)
を供給するために、開眼時及び閉眼時にそれぞれ5×10
-9及び15×10-9cm×mlO2/sec×ml×mmHgの酸素透過率を
有していなければならない。
本明細書及び特許請求の範囲において、中心厚0.045mm
未満、好ましくは約0.040mm未満、最も好ましくは約0.0
35mm未満のヒドロゲルコンタクトレンズを「超薄型」レ
ンズと称し、少くとも約42%、好ましくは少くとも約45
%、最も好ましくは約55%の水分を含有するヒドロゲル
コンタクトレンズを「高水分含有」レンズと称する。
コンタクトレンズの眼における装用感は、一つには、レ
ンズの外側部分と下側部分と(即ち、レンズと眼との
間)の流動体の相互の交換が関係している。このような
交換のことを、以下の記述においては「涙液交換」(te
ar exchange)と称する。
ハードコンタクトレンズは、上まぶたによって支点とし
て作用するレンズの頂点に加えられる圧力により、ポン
ピング運動を行う。このポンピング運動が所望の、流動
体の交換作用をもたらす。
しかし、かかるポンピング運動は、ソフトコンタクトレ
ンズに関しては起こらない〔マンデル(Mandel)著「コ
ンタクトレンズ・プラクティス」(“Contact Lens Pra
ctice")第3版、1981年、512頁参照〕。したがって、
ソフトコンタクトレンズ装用者の眼においては涙液交換
は減少する。かかる涙液交換の減少は、レンズの下側部
分の老廃物及び漂積物(debris)の除去作用が妨げられ
るため、不都合である。たん白質、細胞、代謝産物、そ
れらの破片をはじめとするかかる老廃物及び漂積物はレ
ンズの下側に封じ込められてしまう。封じ込められた老
廃物及び漂積物が蓄積されると、コンタクトレンズ装用
者に不快感をもたらし、極端な場合は、眼に害が及ぶ。
同時に、コンタクトレンズの外側部分の涙液の好ましい
成分が、レンズの下側の眼の部分と接触するのが妨げら
れる。かかる成分は、酸素のように眼に自然に生じるも
のもあれば、抗生物質又はその他の薬学的に活性な化合
物のような人為的なものもある。
ハードコンタクトレンズの効果的なポンピング運動は、
ソフトコンタクトレンズにおいては起こらないが、レン
ズの上にかかる上まぶたの圧力によって、ソフトコンタ
クトレンズは、眼の中で多少の運動を行う。この運動は
涙液交換を幾分可能にするが、レンズの下側に老廃物や
漂積物が蓄積するのを防ぐには常に十分ではない。さら
に、眼の中でのレンズによるかかる好ましい運動は、レ
ンズの乾燥、収縮に伴って経時的に減少し、眼を更に強
く把握する。
ソフトコンタクトレンズの装用感を向上させる為の等張
液が知られている。かかる溶液は通常、粘度向上剤、潤
滑剤、界面活性剤、緩衝剤、防腐剤、塩を含み、コンタ
クトレンズを装着した眼に対して直接点眼することがで
きる。かかる溶液の一例を挙げると、クーパービジョン
社(Coopervision)が製造・販売しているクラーツ(Cl
erz)がある。クラーツの処方はソルビン酸0.1重量%、
エデト酸2ナトリウム(エチレンジアミン四酢酸ナトリ
ウム)0.1重量%、硼酸ナトリウム0.22重量%、及び、
酸化エチレン及び酸化プロピレンのブロック共重合体で
あるポロキサマー(poloxamer)407 1重量%を含有す
る。
シベリー(Shively)は、涙膜の形成が変則的であるコ
ンタクトレンズ装用者が使用するための点眼液を開示し
ている。(シベリー、米国特許第4,409,205号参照。)
この点眼液は、低張性のものである。ジョセフ・アール
・ロビンソン(Joseph R.Robinson)編、アム・ファル
ム・アソシエーション(Am.Pharm.Assoc.)発行(1980
年、ミズーリ州、カンサス市)の、シンポジウム・「オ
フサルミック・ドラッグ・デリバリー・システムズ」
(“Ophthalmic Drug Delivery Systems")の中の、シ
ベリーにより「臨床的に許容できる人工涙液製剤の開
発」参照。本発明の点眼液は上記の液に比べて、等張で
あるため、涙膜形成が正常に行われるコンタクトレンズ
装用者に特に有益である。
これまでコンタクトレンズの装用感を改善する点眼液と
して公知のものは、涙液交換の改善においては満足でき
るものではなかった。実際に、公知の点眼液のいくつか
は、その液が存在しない時よりも強く眼球を把握するた
め、涙液交換を妨害する。このレンズによる眼の把握が
強くなると、眼の中でのレンズの動きが減少し、必要な
涙液交換が妨げられる。
したがって、眼球上でのソフトヒドロゲルコンタクトレ
ンズの把握力を弱め、及び/または、眼の中でのレンズ
の動きを増加させて涙液交換の増進をはかる点眼液が必
要である。
本発明の主要目的は、ソフトヒドロゲルコンタクトレン
ズを装着した人間の眼における涙液交換を増進せしめ、
かかるレンズの装用感及び安全性に寄与する、点眼液を
提供することである。
以下の本発明の記載及び特許請求の範囲において、特に
示さない限り、パーセントは重量パーセントである。
本発明の目的は、下記の成分を含有する、ヒドロゲルコ
ンタクトレンズの下側部分の流動体と該レンズの外側部
分の流動体の交換を改善する点眼液を提供することによ
って達成される。
本発明は、レンズフラット化剤を含むヒドロゲルコンタ
クトレンズ装用時点眼液であって、該点眼液が、レンズ
フラット化剤として、a)非連続装用のヒドロゲルコン
タクトレンズの場合は、尿素0.1〜0.5重量%、又は連続
装用のヒドロゲルコンタクトレンズの場合は、尿素0.00
05〜0.1重量%を含み、及び場合により b)該点眼液を実質的に等張するのに十分量の眼科的に
許容しうるイオン性塩を含むことを特徴とする点眼液に
関する。
本発明は、c)該装用時点眼液にブルックフィールド相
対粘度3〜50cpsを与えるのに十分量で、かつ眼科的に
許容しうる該レンズを被覆しない粘度向上剤をさらに含
む点眼液にも関する。
本発明の要旨は、ある種の化合物はソフトヒドロゲルコ
ンタクトレンズのベース・カーブを顕著にフラット化す
ることを発見したことにある。ヒドロゲルコンタクトレ
ンズのフラット化を起こさせる化合物は、ヒドロゲルを
膨潤させることは公知である。
かかる膨潤は、通常、コンタクトレンズのベースカーブ
直径及び弧の高さ(sagital height)に沿って均一であ
ると思われる。このような均一な膨潤によってはレンズ
のベースカーブはフラット化されず、眼の角膜上でレン
ズがより自由に動くようになるということはさほど期待
できないであろう。
しかし、ある種の化合物は、意外にも弧の高さよりも、
レンズのベースカーブ直径に沿って優先的に膨潤させる
ことが今や発見された。このような優先的膨潤はベース
カーブを一時的にフラット化して、レンズの眼に対する
把握力が緩和され、眼の中のレンズの動きがより活発に
なる。かかる把握力の緩和及び活発な動きにより今度
は、涙液交換が増進される。本発明の点眼液によって、
目の中でのレンズの動きが通常の動きに比べて、2倍あ
るいはそれ以上になる。
コンタクトレンズフラット化剤は、最終的には眼から自
然に分泌される流動体によって洗い流され、コンタクト
レンズは原形に戻る。ベースカーブが歪められている
間、通常、視力が大きく妨げられることはない。レンズ
の下側部分から老廃物及び漂積物を洗い流すことによっ
て装用感及び安全性は改良される。同時に、酸素及び薬
学的に活性な化合物類のような、レンズの下側部分以外
に存在する眼の分泌液からの好ましい成分がレンズの下
側部分まで行き渡るようになる。
連続装用レンズは非連続装用レンズよりも長時間にわた
り目の中に保持することが可能である。したがって、本
発明の点眼液は特に連続装用コンタクトレンズの装用者
にとって有益である。
弧の高さよりもベースカーブに沿って優先的にヒドロゲ
ルを膨潤させ、かつ人間の眼の中で用いるに適したヒド
ロゲル膨潤剤ならば、本発明の点眼液及び方法におい
て、コンタクトレンズフラット化剤として用いることが
できる。好適なコンタクトレンズフラット化剤として
は、例えば尿素、グリセリン、プロピレングリコール、
ソルビトール、1−及び2−アミノエタノール、及びこ
れらの試薬の混合物がある。好ましいフラット化剤は尿
素である。
コンタクトレンズフラット化剤の濃度は、所望の効果を
産み、さらに等張或は実質的に等張な溶液が得られる濃
度であればよい。最適濃度は、コンタクトレンズの材
質、使用される個々のフラット化剤のように種々の要素
によって決まる。濃度は通常少くとも0.0005重量パーセ
ント、好ましくは少くとも0.005重量パーセント、最も
好ましくは0.01重量パーセントである。フラット化剤が
実質的等張量よりも少い溶液の場合には、以下に述べる
ように他の成分を用いて、最終生成物を実質的に等張に
する。
コンタクトレンズフラット化剤の最高濃度は330ミリオ
スモル(milliosmoles)/kg、好ましくは、320milliosm
oles/kg、最も好ましくは310milliosmoles/kg相当であ
る。
コンタクトレンズフラット化剤の濃度が約1重量パーセ
ントを越える場合、眼の正常な機能によってフラット化
剤が薄められるまで、所望の効果の発現は遅くなること
が判明した。したがって、その最高濃度は好ましくは1
重量%未満、より好ましくは約0.5重量%未満、最も好
ましくは約0.3重量%未満である。
上記の超薄型及び/又は高水分含有レンズに用いて有用
であり、通常、連続装用に適したフラット化剤の最適濃
度は、より厚く、水分含有量の少ない非連続装用レンズ
にとって有用な最適濃度とは異なる。超薄型及び/又は
高水分含有レンズに用いて有用なフラット化剤の最適濃
度は、0.0005〜0.1重量%、好ましくは0.001〜0.08重量
%、より好ましくは0.01〜0.05重量%である。
非連続装用コンタクトレンズに用いて有用なフラット化
剤の最適濃度は0.1〜0.3重量パーセントである。
本発明において有用な点眼液は実質的に等張である。実
質的に等張な溶液は本発明の目的に対しては、270〜330
milliosmoles/kg、好ましくは280〜320milliosmoles/k
g、より好ましくは290〜310milliosmoles/kgの溶質を含
むものに限定される。最終溶液の張性が上記範囲内にな
い場合は、張性調節剤を用いて溶液の張性を上記範囲内
とする。
好ましい等張性(浸透圧)調整剤はイオン性塩、即ち、
アルカリ金属ハライド、特に塩化ナトリウムである。本
発明の点眼液は少くとも0.3%、好ましくは少くとも0.5
%、最も好ましくは少くとも0.75%相当のイオン性塩を
含有するのが好ましい。等張性調整剤の濃度を決定する
際、その中に存在するコンタクトレンズフラット化剤及
び他の成分の影響を考慮に入れねばならない。
本発明のブルックフィールド相対粘度は粘度向上剤を用
いて、3〜5cps、好ましくは5〜20cps、より好ましく
は6〜11cpsに設定されるのが好ましい。好適な粘度向
上剤には、例えば、ヒドロキシエチルセルロース、メチ
ルセルロース及びカルボキシメチルセルロースのような
セルロース系重合体;ポリプロピレンオキシド及びポリ
エチレンオキシドのような重合体のポリアルキレンオキ
シド;ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンブロ
ック共重合体;及びポリビニルアルコールがある。3cps
未満の粘度も許容できるが、点眼液を点眼した後のフラ
ット化効果の発現が遅くなることがある。
粘度向上剤はレンズを被覆するものであってはならな
い。これは特に高分子量の粘度向上剤において問題であ
る。特に好適な粘度向上剤には、ユニオンカーバイド社
がQP40として販売しているヒドロキシエチルセルロース
があり、この2%溶液はNo.1のスピンドルで毎分30回転
で計った場合、80〜125cpsのブルックフィールド相対粘
度を有する。
本点眼液及び方法に用いて好適なヒドロゲルコンタクト
レンズは、既に周知であり、消費者に広く受け入れられ
ている通常の「ソフト」コンタクトレンズである。これ
らのレンズは、一般的には、重合体のメタクリル酸ヒド
ロキシエチル、ジメタクリル酸エチレングリコール、ビ
ニルピロリドン、及びこれらの混合物から作成される。
これら以外のヒドロゲル物質も公知である。
本発明の点眼液には、防腐剤、緩衝剤、界面活性剤、潤
滑剤、薬学的に活性な化合物、血管収縮剤(即ち、充血
防止剤)のような成分も場合により含まれる。
本発明に有用な防腐剤は目を刺激するものであってはな
らない。防腐剤のレンズに対する強力な付着も、眼の中
に防腐剤を蓄積させるため、好ましくない。したがっ
て、クロロヘキシジン;塩化ベンズアルコニウムのよう
な第4アンモニウム化合物;及びチメロサールナトリウ
ム及び酢酸フェニル水銀のような水銀含有有機化合物の
ような防腐剤は不都合であり、むしろ溶液から除外した
方がよい。
本発明の点眼液に用いて好ましい防腐剤は、ヒドロゲル
と相溶性があり、効果的且つ刺激のないものであればど
のような防腐剤でもよい。好適な防腐剤としては、ソル
ビン酸及びEDTAがその一例としてあげられる。好ましい
防腐剤はソルビン酸である。
点眼液の汚染を防ぐ生物静力学量の防腐剤も使用でき
る。適当な防腐剤の濃度としては0.001〜0.5%、好まし
くは0.1〜0.25%である。
本発明の点眼液はpH6.5〜8、好ましくはpH7〜7.6に緩
衝されたものが好ましく、より好ましくはpH7.3〜7.4、
最も好ましくは、pH7.3である。適当な緩衝剤には硼酸
塩、酢酸塩、クエン酸塩、リン酸塩の緩衝剤系がある。
硼酸塩緩衝剤の存在下においては、コンタクトレンズの
運動促進剤、特に尿素の効果が高まることが意外にも発
見されたため、硼酸塩緩衝剤が好ましい。緩衝剤系は、
所望のpHを作る濃度で用いられる。好ましい硼酸塩緩衝
剤成分である硼酸及び四ホウ酸ナトリウム十水和物の総
合濃度は、本発明の完成品としての点眼液においては通
常0.2〜0.6%である。
本発明において有用な表面活性剤は眼を刺激せず、好ま
しくは、非イオン性のものである。表面活性剤に好適な
ものとしては、ポロキサマー(Poloxamer)407、ポロキ
サマー338、ポロキサマー228をはじめとするポロキサマ
ー系に属する酸化エチレン−酸化プロピレンブロック共
重合体がある。好ましいものは、プルロニック(Pluron
ic)127の名称でBASFウインドット(BASF Windotte)
より発売されているポロキサマー407である。
その他の適当な表面活性剤はユニオンカーバイド社販売
のWSRN 10、WSRN 12、WSRN 60Kのような酸化ポリエ
チレンである。
第3次的に適当な表面活性剤はチロクサポール(Tyloxa
pol)であり、これはオキシエチル化第三オクチルフェ
ノールホルムアルデヒド重合体である。
表面活性剤の量は、例えば、約0.01〜1%、好ましくは
0.1〜0.5%である。
適当な潤滑剤には、例えば、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンがあ
る。
潤滑剤の存在量は0.01〜2%、好ましくは0.1〜1%程
度である。
本発明の点眼液に有用な薬学的に活性な化合物は眼の障
害に対する予防或は治療効果を持つものである。薬学的
に活性な化合物を例に挙げると、例えば、緑内障治療用
の化合物〔例えば、ピロカルピンヒドロクロリド(pilo
carpine hydrochloride)〕、赤目治療用の化合物〔例
えば、フェニレフリン(phenylephrin)〕、眼の炎症用
の化合物〔例えば、デクサメタゾン(dexamethasone)
又はフルオロメトロン(fluorometholone)〕がある。
クロフアジミン(clofazimine),ピマリシン(pimaric
in),硫酸ネオマイシン(neomycin sulfate),クロラ
ムフェニコール(chloramphenicol),バシトラシン(b
acitracin),アセトスルファミン,ゲンタマイシン(g
entamycin),硫酸ポリミキシンB、その他の、いろい
ろな粘膜疾患治療用の抗生物質製剤を用いてもよい。か
かる化合物は、患者の目に対してその薬理学的に有効量
を放出するに十分な量を投与する。
適当な血管収縮(即ち、充血防止)剤には、例えば、テ
トラヒドロゾリンとしても知られている4、5−ジヒド
ロ−2−(1、2、3、4−テトラヒドロ−1−ナフチ
レニル)−1H−イミダゾールがある。
本発明は上記記載の画期的点眼剤を用いて眼を処理する
ことから成る、ヒドロゲルコンタクトレンズ装用者の装
用感を改善する方法をも含む。点眼液の眼に対する投与
法は、通常の点眼具から滴下する形のような、適当な方
法を用いればよい。処置は1日に数回(2〜5回)繰り
返すのが好ましい。滴下数は点眼液の濃度による。標準
的には、1〜5滴が適当である。
以上発明を概略的に説明したが、具体例をいくつかあげ
ることにより理解をより完全なものとすることができる
であろう。しかしこれらの具体例は本発明を例示するた
めのものにすぎず、特に明示しないかぎり、これを制限
するものではない。
実施例 1 下記の点眼液が本発明における使用に適する。
実施例 2 レンズのフラット化は、ニコン側面投影機V−12型を用
いてベースカーブ直径(D)を測定しジョーンズ・アン
ド・ラムソン(Jones and Lamson)側面投影機を用いて
弧の高さ(S)を測定することにより試験管内で例証し
た。Dに対するSの比率が低い場合はよりフラットなレ
ンズであることを示している。
(1)レンズはアメリカンオプティカル社製AO−SOソフ
トコンタクトレンズであり、メタクリル酸ヒドロキシエ
チルとポリビニルピロリドンとの共重合体及び水55%を
含有する。
(2)レンズはバーンズ−ハインド社製ハイドロカーブ
IIソフトコンタクトレンズであり、メタクリル酸ヒドロ
キシエチルとポリビニルピロリドンとの共重合体及び水
45%を含有する。
(3)レンズはチバ・ビジョン・ケア社製チバソフトコ
ンタクトレンズであり、メタクリル酸ヒドロキシエチル
及び水38%を含有する。
実施例3 種々のレンズに適した点眼液 点眼液Dは、当該レンズをフラット化するのに適切に用
いられる点眼液は、実施例1b)記載の点眼液であること
を示す。
点眼液Eは、当該レンズをフラット化するのに適切に用
いられる点眼液は、実施例1d)記載の点眼液であること
を示す。
点眼液E2は、当該レンズをフラット化するのにより適切
に用いられる点眼液は、実施例1d)記載の点眼液である
ことを示す。
上記の表において、材料は下記のように省略して示し
た。
BMA=メタクリル酸ブチル GMA=メタクリル酸グリセリン HEMA=メタクリル酸ヒドロキシエチル MMA=メタクリル酸メチル NVP=N−ビニルピロリドン PVP=ポリビニルピロリドン

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目に適合しうる流体をレンズがトラップし
    ないために用いられ、レンズと目の間にトラップされた
    流体の流体交換を改善するために、レンズフラット化剤
    を含むヒドロゲルコンタクトレンズ装用時点眼液であっ
    て、該点眼液が、レンズフラット化剤として、a)非連
    続装用のヒドロゲルコンタクトレンズの場合は、尿素0.
    1〜0.5重量%、又は連続装用のヒドロゲルコンタクトレ
    ンズの場合は、尿素0.0005〜0.1重量%を含み、及び場
    合により b)該点眼液を実質的に等張にするのに十分量の眼科的
    に許容しうるイオン性塩を含むことを特徴とする点眼
    液。
  2. 【請求項2】(c)該装用時点眼液にブルックフィール
    ド相対粘度3〜50cpsを与えるのに十分量で、かつ眼科
    的に許容しうる該レンズを被覆しない粘度向上剤をさら
    に含む特許請求の範囲1記載の点眼液。
  3. 【請求項3】ブルックフィールド相対粘度が、5〜20cp
    sである特許請求の範囲2記載の点眼液。
  4. 【請求項4】ブルックフィールド相対粘度が、6〜11cp
    sである特許請求の範囲2記載の点眼液。
  5. 【請求項5】粘度向上剤が、ヒドロキシエチルセルロー
    スである特許請求の範囲2記載の点眼液。
  6. 【請求項6】イオン性塩が、塩化ナトリウムである特許
    請求の範囲1記載の点眼液。
  7. 【請求項7】イオン性塩が、塩化ナトリウムを少なくと
    も0.3重量%の量で含む特許請求の範囲1記載の点眼
    液。
  8. 【請求項8】イオン性塩が、塩化ナトリウムを少なくと
    も0.5重量%の量で含む特許請求の範囲1記載の点眼
    液。
  9. 【請求項9】イオン性塩が、塩化ナトリウムを少なくと
    も0.75重量%の量で含む特許請求の範囲1記載の点眼
    液。
  10. 【請求項10】尿素0.001〜0.05重量%を含む連続装用
    ヒドロゲルコンタクトレンズのための特許請求の範囲1
    記載の点眼液。
  11. 【請求項11】尿素0.01〜0.05重量%を含む連続装用ヒ
    ドロゲルコンタクトレンズのための特許請求の範囲1記
    載の点眼液。
  12. 【請求項12】目を刺激しない防腐剤の保存効果量をさ
    らに含む特許請求の範囲1記載の点眼液。
  13. 【請求項13】防腐剤が、ソルビン酸である特許請求の
    範囲12記載の点眼液。
  14. 【請求項14】防腐剤0.001〜0.5重量%を含む特許請求
    の範囲12記載の点眼液。
  15. 【請求項15】防腐剤0.1〜0.25重量%を含む特許請求
    の範囲12記載の点眼液。
  16. 【請求項16】pHを6.5〜8とする眼科的に許容しうる
    緩衝剤をさらに含む特許請求の範囲1記載の点眼液。
  17. 【請求項17】pHを7〜7.6とする特許請求の範囲16記
    載の点眼液。
  18. 【請求項18】pHを7.3とする特許請求の範囲16記載の
    点眼液。
  19. 【請求項19】緩衝剤が、ホウ酸塩である特許請求の範
    囲16記載の点眼液。
  20. 【請求項20】表面活性効果を得る量の眼科的に許容し
    うる表面活性剤又は潤滑効果を得る量の眼科的に許容し
    うるヒドロゲルコンタクトレンズ潤滑剤をさらに含む特
    許請求の範囲1記載の点眼液。
  21. 【請求項21】(a)尿素0.03重量%及び塩化ナトリウ
    ム0.52重量%、又は(b)尿素0.2重量%及び塩化ナト
    リウム0.44重量%を含有し、さらに加えてホウ酸0.16重
    量%、4ホウ酸ナトリウム10水和物0.38重量%、EDTA2
    ナトリウム0.15重量%、ソルビン酸0.15重量%、ヒドロ
    キシメチルセルロース0.7重量%及び非イオン性表面活
    性剤0.2重量%を含む特許請求の範囲1記載の点眼液。
  22. 【請求項22】有効量の眼科的に許容しうる目の充血防
    止剤をさらに含む特許請求の範囲1記載の点眼液。
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