JPH0761619B2 - 吸塵テーブル - Google Patents

吸塵テーブル

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JPH0761619B2
JPH0761619B2 JP31129792A JP31129792A JPH0761619B2 JP H0761619 B2 JPH0761619 B2 JP H0761619B2 JP 31129792 A JP31129792 A JP 31129792A JP 31129792 A JP31129792 A JP 31129792A JP H0761619 B2 JPH0761619 B2 JP H0761619B2
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JP
Japan
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dust collection
suction
dust
damper
touch ball
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JP31129792A
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Inventor
栄光 戸次
Original Assignee
株式会社パイオニア風力機
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  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は木工製品の研磨作業等
に適用される吸塵テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】家具等の木工製品の曲面,コーナ部等を
手作業でサンディングする研磨作業ではテーブル全面に
多数の小孔が穿設されたテーブルを使用し、研磨作業に
よって発生した粉塵をテーブル全面から吸引していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記テーブルでは小物
製品の研磨作業を行う場合に製品が載置されていない部
位でも小孔を通じエアが無駄に吸引されるので、粉塵が
発生した部位での吸塵力が大幅に低下する問題点があ
る。本発明は上記問題点を解消してワークの寸法差,形
状差による吸塵力の低下を抑制することを課題とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の吸塵テーブル
は、ワークが載置されるテーブル本体内にはテーブル面
下に配列された多数個の吸引室を区画形成し、この各吸
引室にはテーブル面に整合された吸込み口が上端に開口
された吸塵流路をそれぞれ形成するとともに、前記各吸
引室内にはスプリングで押上げられて上端付近がテーブ
ル面から突出した状態でテーブル面下への退動および上
方への復帰進動可能に設置されたタッチボールと、前記
吸塵流路内に回動可能に設置されダンパをそれぞれ
装入して前記各吸引室内に装入された前記タッチボール
と前記ダンパとを、前記タッチボールが上昇端へ進動し
た状態では前記ダンパが水平姿勢となって前記吸塵流路
を閉路し、前記タッチボールがワークによって押下げら
れたときには前記ダンパが垂直姿勢に転換されて前記吸
塵流路を開路するようにそれぞれ連繋した構成を有す
る。
【0005】
【作用】それぞれ吸塵流路が形成された多数個の吸引室
が区画形成されたテーブル本体上にワークが載置される
と、前記各吸引室内にそれぞれ装入されたタッチボール
のうち、ワークによって押し下げられたタッチボールが
テーブル面下へ退動し、前記吸塵流路内に設置されて前
記タッチボールの進退動動作に連動して回動するダンパ
垂直姿勢に転換されて前記吸塵流路を開路する一方、
ワークによって押し下げられないタッチボールがスプリ
ングで押上げられてその上端付近がテーブル面から突出
した状態で保持され、ワークによって押し下げられない
タッチボールが装入された各吸引室の吸塵流路が水平姿
勢となった前記ダンパによってそれぞれ閉路された状態
で保持される。
【0006】
【発明の効果】本発明は前記したように構成してあるの
で、各吸引室内の吸塵流路のうち、ワークによって押し
下げられたタッチボールが装入された吸引室内の吸塵流
路のみを選択的に開路してその他の開路が不要な吸塵流
路を閉路状態で保持することができ、各吸塵流路をワー
クの寸法差,形状差に合わせて自動的に開閉路すること
ができる。従って、ワークの寸法差や形状差による吸塵
力の低下を無くして粉塵を吸込む吸塵力をテーブル面の
各部にわたって確保することができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の1実施例を図面にしたがって
説明する。木工製品等のワークを研磨作業するときなど
に使用される吸塵テーブルTはその下部に設置されてワ
ークが載置されるテーブル本体1と、テーブル本体1の
後方に立設された集塵ダクト2と、この集塵ダクト2の
上端に連接されて前方へ延出された送風ダクト3とによ
って側面形状がほぼコ形状に形成されている。
【0008】集塵ダクト2内にはその上端に配設された
モータ付きファン4およびこのモータ付きファン4の側
方に隣設された濾過器5と、濾過器5の下方に配設され
たバッグフィルタ6とが装入され、集塵ダクト2の前壁
板の下端には下縁がテーブル本体1のテーブル面8に整
合された吸込み口7が開口されている。
【0009】送風ダクト3の前端には吸込み口7を通じ
て集塵ダクト2内へ流入し、濾過器5によって濾過され
て送風ダクト3内へ流入したクリーンエアをテーブル面
8に向って吹き付けてエアカーテン10を形成する吹出
し口9がスリット状に開設されている。吸塵テーブルT
にはエア流がエアカーテン10→テーブル本体1内→集
塵ダクト2内→送風ダクト3内とにわたって循環する循
環流路が形成されている。
【0010】テーブル本体1の前端にはテーブル面8の
下方に配設されてテーブル面8の前端縁から落下した粉
塵を受入れる吸込み面11が形成されるとともに、テー
ブル本体1内の底部には横方向へ配列された複数個のダ
ストボックス30が設置されている。
【0011】テーブル本体1内にはそれぞれ隔壁13に
よって仕切られてテーブル面8下に縦横に配列された多
数個の吸引室12がテーブル本体1全体にわたって区画
形成され、各吸引室にはそれぞれ吸引制御ユニットUが
設置されている。
【0012】各吸引室12内にはそれぞれ左右1対の仕
切り板14が並行状に立設され、各吸引室12内の中央
部には両仕切り板14とその前後の隔壁13とによって
囲まれた吸塵流路15がそれぞれ形成され、各吸塵流路
15の上端にはテーブル面8に整合された吸込み口16
がそれぞれ開口されている。
【0013】各吸引制御ユニットUにおいて、吸引室1
2内で吸塵流路15の両側にそれぞれ形成された感知部
12a内には中央部に通し孔が貫設された支持部材18
がそれぞれ設置され、この支持部材18上には円筒状の
胴部19aと、この胴部19aの下端縁に連接された有
孔円板状の底板19bと、この底板19bの中心部付近
に連接されて下方へ突出されたボス部19cとを有する
ボールホルダ19がそれぞれ昇降動可能に設置されてい
る。
【0014】各ボールホルダ19は支持部材18と底板
19bとの間に挟み込まれて、ボス部19cに外嵌され
たスプリング20によって常には上方へ付勢されてい
る。
【0015】各ボールホルダ19の底板19b上にはリ
ング状のボール受け21がそれぞれ設置されるととも
に、各ボールホルダ19内にはボール受け21上に載置
されてワークWの有無を感知する球状のタッチボール2
2がそれぞれ嵌め込まれている。
【0016】各タッチボール22はそれぞれスプリング
20によって押上げられて上端付近がテーブル面8から
若干突出した状態でテーブル面8下への退動および上方
への復帰進動可能に設置されている。
【0017】タッチボール22がワークWによって押し
下げられたときにはタッチボール22はその上端がテー
ブル面8に整合される位置まで退動し、タッチボール2
2上からワークWが除去されたときにはタッチボール2
2はスプリング20の弾発力によって上昇端へ進動して
上端付近がテーブル面8上へ突出する。
【0018】各吸引室12内には両仕切り板14と左右
の隔壁13とに貫挿されて支持された支軸24がそれぞ
れ回転可能に横架されている。
【0019】各支軸24の左右部には両感知部12a内
にそれぞれ設置されたクランク円板25がそれぞれ固定
され、各クランク円板25の周縁部には上端がボールホ
ルダ19のボス部19cにピン26を介して連結された
クランク27の下端がそれぞれ連結されている。
【0020】タッチボール22がワークWの重量によっ
てスプリング20に抗して押下げられると、ボールホル
ダ19がタッチボール22とともに下降端へ退動してク
ランク27が傾動しながら下降し、クランク円板25お
よび支軸24が90°回動してダンパ28が水平姿勢か
ら垂直姿勢に転換され、ダンパ28が吸塵流路15を開
路し、ワークWの下面に付着した粉塵が吸込み口16を
通じて吸塵流路15内へ吸込まれてダストボックス30
内若しくは集塵ダクト2内へ導入される。
【0021】タッチボール22からワークWの重量が除
去されてタッチボール22が解放されると、ボールホル
ダ19がスプリング20の弾発力によってタッチボール
22とともに上昇端へ進動して、クランク25が傾動し
ながら上昇し、クランク円板27および支軸24が90
°復帰回動してダンパ28が垂直姿勢から水平姿勢に転
換され、吸塵流路15がダンパ28によって閉路され
る。
【0022】続いて、上記した構成をもつ実施例の作用
と効果を説明する。本例ではワークWが載置されるテー
ブル本体1内にはテーブル面8下に配列された多数個の
吸引室12を区画形成し、この各吸引室12にはテーブル面
8に整合された吸込み口16が上端に開口された吸塵流路
15をそれぞれ形成するとともに、前記各吸引室12内には
スプリング20で押上げられて上端付近がテーブル面8か
ら突出した状態でテーブル面8下への退動および上方へ
の復帰進動可能に設置されたタッチボール22と、前記吸
塵流路内に回動可能に設置されダンパ28をそれぞれ
装入して各吸引室12内に装入されたタッチボール22とダ
ンパ28とを、タッチボール22が上昇端へ進動した状態で
はダンパ28が水平姿勢となって吸塵流路15を閉路し、タ
ッチボール22がワークWによって押下げられたときには
ダンパ28が垂直姿勢に転換されて吸塵流路15を開路する
ようにそれぞれ連繋してある。
【0023】このため、各吸引室12内の吸塵流路15
のうち、ワークWによって押し下げられたタッチボール
22が装入された吸引室12内の吸塵流路15のみを選
択的に開路してその他の開路が不要な吸塵流路15を閉
路状態で保持することができ、各吸塵流路15をワーク
の寸法差,形状差に合わせて自動的に開閉路することが
できる。
【0024】従って、ワークWの寸法差,形状差による
吸塵力の低下を無くして粉塵を吸込む吸塵力をテーブル
面8の各部にわたって確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す吸塵テーブルの側面図
である。
【図2】テーブル本体の平面図である。
【図3】吸引室の平面図である。
【図4】図3のX1−X1線断面図である。
【図5】図3のX2−X2線断面図である。
【図6】タッチボールが押し下げられた状態を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 テーブル本体 8 テーブル面 12 吸引室 15 吸塵流路 16 吹込み口 20 スプリング 22 タッチボール 28 ダンパ T 吸塵テーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークが載置されるテーブル本体内には
    テーブル面下に配列された多数個の吸引室を区画形成
    し、この各吸引室にはテーブル面に整合された吸込み口
    が上端に開口された吸塵流路をそれぞれ形成するととも
    に、前記各吸引室内にはスプリングで押上げられて上端
    付近がテーブル面から突出した状態でテーブル面下への
    退動および上方への復帰進動可能に設置されたタッチボ
    ールと、前記吸塵流路内に回動可能に設置されダンパ
    をそれぞれ装入して前記各吸引室内に装入された前記
    タッチボールと前記ダンパとを、前記タッチボールが上
    昇端へ進動した状態では前記ダンパが水平姿勢となって
    前記吸塵流路を閉路し、前記タッチボールがワークによ
    って押下げられたときには前記ダンパが垂直姿勢に転換
    されて前記吸塵流路を開路するようにそれぞれ連繋した
    ことを特徴とする吸塵テーブル。
JP31129792A 1992-10-26 1992-10-26 吸塵テーブル Expired - Fee Related JPH0761619B2 (ja)

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JPH06134680A JPH06134680A (ja) 1994-05-17
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CN110877262A (zh) * 2019-12-13 2020-03-13 湖州林立木业有限公司 一种利用负压原理具备抑尘除尘功能的木材磨削装置

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