JPH076150B2 - 紙料液噴射分離装置 - Google Patents

紙料液噴射分離装置

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JPH076150B2
JPH076150B2 JP1242325A JP24232589A JPH076150B2 JP H076150 B2 JPH076150 B2 JP H076150B2 JP 1242325 A JP1242325 A JP 1242325A JP 24232589 A JP24232589 A JP 24232589A JP H076150 B2 JPH076150 B2 JP H076150B2
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蕃 岩科
章弘 影島
義昭 田中
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株式会社岩科製作所
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抄紙原料混合液体(紙料液)において、抄紙
原料と白水とを連続的に極めて高効率的に分離すること
ができる紙料液噴射分離装置に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
従来より、故紙の再生利用において、その故紙を、抄紙
原料液状化した抄紙原料混合液体(紙料液で、約99%が
白水の状態)から抄紙原料分と白水とに分離する装置が
種々存在している。その多くは、細かい目を有するフィ
ルターに、その紙料液を通過させて、そのフィルター上
に証紙原料が残るようにして抄紙原料分のみ(実際に
は、抄紙原料分としても、約95%が白水である。)を抽
出するものであるが、実際にはその処理時間が多くな
り、また大量の紙料液の処理ができない等の不都合が存
在している。
また、抄紙原料の割合に応じて、その処理する状態を変
化させ、最適の状態の圧力で分離工程を行うことができ
ない欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで発明者は、前記課題を解決すべく、鋭意,研究を
重ねた結果、その発明を、ドラム収容器内に、スリット
状通過孔を多数有する円筒フィルター部と側円板よりな
る選別ドラムを原動機にて駆動可能に設け、前記スリッ
ト状通過孔の長手方向と選別ドラムの軸心方向とを一致
させてなり、送出管の長手方向に沿って両ノズル部を設
け、該両ノズル部からの噴出方向を前記選別ドラムのス
リット状通過孔の長手方向と略直交するようにした紙料
液送出体を、前記選別ドラムの外部上方位置で且つ前記
両ノズル部の噴出方向が前記選別ドラムの頂部箇所寄り
で略接線方向を向くように配置し、円筒フィルター部の
外側面に接触可能に設けた紙料剥取り部と、円筒フィル
ター部の外周囲に配置した紙料抽出路とからなる紙料抽
出体をドラム収容器に内装した紙料液噴射分離装置等と
したことにより、抄紙原料混合液体(紙料液)におい
て、抄紙原料と白水とを連続的に極めて高効率に分離す
ることができ、前記課題を解決したものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第16図に基づいて説
明する。
Aは選別ドラムであって、多数の細かいスリット状通過
孔1aを有する円筒状の円筒フィルター部1の長手方向の
両端口縁部には、周状ガイド部2,2が固着されている。
該周状ガイド部2は環状をなし、その内径部分は円筒フ
ィルター部1の直径に略等しい被挿入段部が形成され、
該被挿入段部に、円筒フィルター部1の端縁が挿入固着
されている(第8図,第9図参照)。その周状ガイド部
2の断面は、凹型状をなしており、ドラム収容器Eの内
部に設けられた仕切壁15のガイド半円形孔15a内を回転
する構成となっている。その円筒フィルター部1の一端
には円板状の側円板3が固着されている。具体的には、
周状ガイド部2に、ビス等の固着具にて側円板3が固着
されている(第2図乃至第4図,第9図参照)。
前記側円板3の外側センタ位置に固着した連結部3a(第
2図,第10図参照)に、モータ等の原動機Mの出力軸が
直結され、駆動可能に構成されている。
特に、第2図及び第3図に示すように、前記スリット状
通過孔1aの長手方向と、前記選別ドラムAの軸心方向と
が一致するように構成されている。
Bは紙料液送出体であって、前記選別ドラムAの外部上
方に設けられている。具体的には、選別ドラムAと軸方
向が略同一で、選別ドラムAの外部上方位置に横設され
ている。具体的には、選別ドラムAの外部の直上位置に
設けられている。
その紙料液送出体Bは、送出管4とノズル部5と調節部
6とから構成され、具体的には、送出管4の断面の両方
(第11図,第12図参照)にノズル部5,5がそれぞれ形成
されている。該ノズル部5の形成箇所において、その横
設した送出管4の下部には長手方向に沿って長孔4aが形
成されている。その送出管4のノズル部5は、選別ドラ
ムAの円筒フィルター部1の外部上方位置に位置し、そ
の送出管4は他端はドラム収容器Eの外方に位置し、該
ドラム収容器Eの外部より、その送出管4の入口部分に
紙料液を送り込む構成になっている。また、送出管4の
一端(第3図において右側)は、盲板部にて閉塞されて
いる。ノズル部5は送出管4の長手方向に沿って形成さ
れ、可動板5aと固定板5bとから構成されている。その可
動板5aは帯板状に形成され、送出管4の外側面にゴム板
等の防水材5cを介してヒンジ5dにて設けられ、該ヒンジ
5dを中心にして回動可能な構成となっている。そして、
ノズル部5は送出管4の下方側面に設けられて、前記選
別ドラムAの円筒フィルター部1の外面上方箇所を目指
して紙料液を噴射することができるようになっている
(第12図参照)。
特に、両ノズル部5,5からの噴出方向を前記選別ドラム
Aのスリット状通過孔1aの長手方向と略直交するように
した紙料液送出体Bが、前記選別ドラムAの外部上方位
置で且つ前記両ノズル部5の噴出方向が前記選別ドラム
Aの頂部箇所寄りで略接線方向を向くように配置されて
いる。
仕切端板5e,5eは、第11図に示すように、前記固定板5b
の両端側に、該固定板5b端と送出管4との間に水密的に
固着され、その可動板5a端を包むようにして、該可動板
5aが可動しても略水密的となるように構成されている。
調節部6は、第13図に示すように、前記可動板5aの角度
を調節する部材であり、可動片6aと固定片6bとで構成さ
れている。該固定片6bが送出管4に、可動片6aが可動板
5aにそれぞれ固着されている。具体的には、その固定片
6bは、断面L形状の帯板よりなり、送出管4の長手方向
に沿って略平行を保ちつつ固着されている。その固定片
6bの中央位置に螺子孔が形成され、該螺子孔に調節用螺
子6cが螺合されている。可動片6aも、断面L形状の帯板
よりなり、該可動片6aは、前記可動板5aの先端位置に溶
接等で固着されている。そして、前記調節用螺子6cの先
端が、可動片6aの穿設された孔部に遊挿され、その面の
垂直方向に移動不能で回転自在に設けられている。これ
によって、その調節用螺子6cを回転させることで、可動
片6aとともに可動板5aを上下移動させる構成となってい
る。
ノズル部5の噴射箇所は、送出管4の断面(送出管4の
長手方向に直交する断面)より見て、左右両側に設けら
れている。また、第12図に示すように、固定板5bは一枚
にて形成され、該固定板5bの幅方向両側が二つの可動板
5aに対応する。
図中7は散水管であって、ドラム収容器E内で、且つ選
別ドラムAの上方に送出管4と略平行状に配置されてい
る。その散水管7の長手方向には所定間隔に散水用ノズ
ル7a,7a,…が設けられ、散水用ノズル7aより円筒フィル
ター部1に目掛けて水が噴出する構成となっている。
第1図,第2図,第4図乃至第6図に示すように、紙料
抽出体Cは、紙料抽出路8及び紙料剥取り部9とよりな
る。その紙料抽出路8は、選別ドラムAの高さ方向の略
中心の周辺を囲むように配置され(第1図,第4図,第
6図参照)、円筒フィルター部1の外側面に当接(近接
状態も含む)するように紙料剥取り部9が固着されてい
る(第5図参照)。紙料抽出路8は、具体的には平面的
に見てコ字状に形成されており、コ字状の開放側より内
方に選別ドラムAが位置している。その紙料抽出路8の
底面8aの周囲には側壁8bが形成されている。紙料剥取り
部9は、ゴム又はゴム状の合成樹脂より形成されボルト
・ナット等の固着具にて紙料抽出路8に固着されてい
る。そして、紙料抽出路8の適宜の箇所は、ドラム収容
器Eの排出口14に向かって設けられており、円筒フィル
ター部1より抽出した紙料が排出口14より排出されるよ
うになっている。
第15図に示したものは、紙料抽出体Cの実施例に替わる
紙料液排出体Dであり、該紙料液排出体Dは、選別ドラ
ムAの円筒フィルター部1に内装されている。その紙料
液排出体Dは紙料液受部10及び排出管11よりなり、その
紙料液受部10は円筒フィルター部1の直径より僅かに小
さい直径の半円筒状に形成され、円筒フィルター部1の
略下半分の位置に内装されている。そして、紙料液受部
10は、選別ドラムAの開口側より少し突出し、該突出し
た箇所より排出孔10aが形成され、該排出孔10a箇所に排
出管11が設けられている。該排出管11はドラム収容器E
の排出口14に続いている。以上のように、前記紙料抽出
体Cがドラム収容器Eに設けられているときには紙料液
排出体Dは設けられず、紙料液排出体Dが設けられてい
る場合には紙料抽出体Cは設けられない。
前記ドラム収容器Eの構造については、第1図,第2図
に示すように、ドラム室12の下方に、溜室13が設けら
れ、該溜室13の底部に排出口13aが設けられている。そ
の選別ドラムAの開放側には、排出口14が設けられてい
る。仕切壁15には、ガイド半円形孔15aが形成され、前
述したように選別ドラムAの周状ガイド部2のガイド溝
に、遊挿状態に設けられている(第8図参照)。また、
前記ドラム収容器Eは、本体E1と蓋体E2とからなり、上
記仕切壁15もそれぞれ分割されている。
〔発明の効果〕
まず、請求項1の発明においては、ドラム収容器E内
に、スリット状通過孔1aを多数有する円筒フィルター部
1と側円板3よりなる選別ドラムAを原動機Mにて駆動
可能に設け、前記スリット状通過孔1aの長手方向と選別
ドラムAの軸心方向とを一致させてなり、送出管4の長
手方向に沿って両側に両ノズル部5,5を設け、該両ノズ
ル部5からの噴出方向を前記選別ドラムAのスリット状
通過孔1aの長手方向と略直交するようにした紙料液送出
体Bを、前記選別ドラムAの外部上方位置で且つ前記両
ノズル部5,5の噴出方向が前記選別ドラムAの頂部箇所
寄りで略接線方向を向くように配置し、円筒フィルター
部1の外側面に接触可能に設けた紙料剥取り部9と円筒
フィルター部1の外周囲に配置した紙料抽出路8とから
なる紙料抽出体Cをドラム収容器E内に内装した紙料液
噴射分離装置としたことにより、第1に抄紙原料混合液
体(紙料液)において抄紙原料と白水とを連続的に極め
て高効率に分離することができ、第2に目詰まりが殆ど
ない状態で分離運転ができ、第3に構成が簡単で安価に
提供できる等の効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、まず、両ノズル部5
からの噴出方向を前記選別ドラムAのスリット状通過孔
1aの長手方向と略直交するようにした紙料液送出体B
を、前記選別ドラムAの外部上方位置で且つ前記両ノズ
ル部5,5の噴出方向が前記選別ドラムAの頂部箇所寄り
で略接線方向を向くように配置したので、紙料液送出体
B内からの紙料液を選別ドラムAの円筒フィルター部1
の外側からスリット状通過孔1a,1a,…に対して噴射させ
ると、第12図に示すように、そのスリット状通過孔1aに
衝突したときに、細い孔のため、抄紙原料(約95%は白
水を含んでいる)は通過せず、円筒フィルター部1の外
側に付いてそのまま選別ドラムAの回転とともに移動
し、且つそのスリット状通過孔1aからは、白水のみが霧
状となって選別ドラムAの内方よりドラム収容器Eの下
方に放出する。これが連続状態となって、極めて高効率
に抄紙原料と白水とを分離することができる。さらに紙
料剥取り部9が円筒フィルター部1の外側面に接触して
いるので、円筒フィルター部1に付着している紙料を確
実にはぎとることができる。
また、特に、スリット状通過孔1aの長手方向と選別ドラ
ムAの軸心方向とを一致させ、両ノズル部5,5からの噴
出方向を前記選別ドラムAのスリット状通過孔1aの長手
方向と略直交するようにしたことで、その選別ドラムA
が回転すると、そのスリット状通過孔1aのスリット面積
において、単位時間の回転方向のスリット面積はより微
小になり、白水のみが霧状となって通過する状態とな
り、これによって、抄紙原料(約95%は白水を含んでい
る)は、殆ど通過しないようにでき、良好なる分離がで
きる。
さらに前述したように、両ノズル部5,5の噴出方向が前
記選別ドラムAの頂部箇所寄りで略接線方向を向くよう
に配置したことで、単位時間の回転方向のスリット面積
をより極小にでき、前述のスリット方向との協動作用に
より、一層良好なる分離ができる。
このように構成したことで、選別ドラムAの外周に霧状
となって排出されたものは白水として、内側のものは抄
紙原料として分離させ、回収が簡単にできる構成の紙料
液噴射分離装置を提供できる。
さらに、本発明では、特に、そのスリット状通過孔1aは
選別ドラムAの回転で常に回転しており、常に新規なる
スリット状通過孔1aに対して常時紙料液が噴射されるこ
ととなり、常に一箇所のスリットに対してではないた
め、極めて目詰まりしにくいし、且つスリット状通過孔
1aは、金網とは異なり、細長ではあるが、単位面積が大
きく、さらに目詰まりしにくい利点がある。
また、円筒フィルター部1の外側面に接触可能に設けた
紙料剥取り部9と円筒フィルター部1の周囲に配置した
紙料抽出路8とからなる紙料抽出体Cをドラム収容器E
内に内装したことで、紙料を良好に取りつつ、目詰まり
しにくくできる。
これらによって、従来の金網構成では、1日連続運転を
するような故紙処理工場では数回目詰まり処理をする必
要があったが、本発明では、多くても1日1回程度にで
き、特に目詰まりは回避でき、これによって維持管理が
容易にできる効果がある。
また、そのノズル部5を送出管4の断面の両側に設けて
いるので、単位時間に対しての分離稼働能力をより向上
させることができる。
次に、請求項2の発明においては、請求項1における紙
料抽出体Cに替え、円筒フィルター部1の内面側には、
紙料液受部10及び排出管11よりなる紙料液排出体Dを設
けた紙料液噴射分離装置としたことにより、紙料は円筒
フィルター部1の外周に残り、これが落下して外部に流
出するが、円筒フィルター部1内に入った白水は、紙料
液排出体Dの紙料液受部10に落下し、ここから排出管11
を介して外部に流出し、これが連続状態となって、極め
て高効率に抄紙原料と白水とを分離することができ、こ
の点は請求項1と同等の効果を奏するが、特に、その分
離のために、円筒フィルター部1内に、紙料液排出体D
を設けたのみであり、構造が簡単で安価に提供できる利
点がある。
次に、請求項3の発明においては、請求項1又は請求項
2の発明に対して、その紙料液送出体Bのノズル部5の
ノズル間隔を調節部6にて調節可能としたことにより、
まず、調節部6にてノズルの口幅を適宜に変更できるの
で紙料液内の抄紙原料の繊維の大きさ、或いは紙料液の
粘性等に応じた最適状態のノズル径に容易にできる利点
がある。
また、紙料液を送っている送出圧力が大きい場合には、
噴出量が多くなるため、特に、そのノズル径を絞る必要
があるが、このような場合にも、その調節部6の調節に
て簡単に対応できる。
他の構成は、請求項1又は請求項2の発明と同様であ
り、これと同等の効果を発揮しうる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、その第1図
は本発明の要部断面とした正面図、第2図は第1図の縦
断側面図、第3図は本発明の要部拡大断面図、第4図は
本発明の要部の一部切除した斜視図、第5図は紙料剥取
り部と円筒フィルター部との接触状態を示す断面図、第
6図は選別ドラムの周囲を囲む紙料抽出路の状態を示す
略示平面図、第7図はスリット状通過孔の拡大図、第8
図乃至第10図は選別ドラムの取合部の拡大断面図、第11
図は紙料液送出体の要部斜視図、第12図は紙料液送出体
の要部断面図、第13図はノズル部の拡大断面図、第14図
は第1図とは別の実施例の要部断面とした正面図、第15
図は第14図の要部斜視図、第16図は第14図の縦断側面図
である。 A……選別ドラム、B……紙料液送出体、 1……円筒フィルター部、M……原動機、 1a……スリット状通過孔、3……側円板、 4……送出管、5……ノズル部、 6……調節部、C……紙料抽出体、 8……紙料抽出路、9……紙料剥取り部、 D……紙料液排出体、10……紙料液受部、 11……排出管、E……ドラム収容器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラム収容器内に、スリット状通過孔を多
    数有する円筒フィルター部と側円板よりなる選別ドラム
    を原動機にて駆動可能に設け、前記スリット状通過孔の
    長手方向と選別ドラムの軸心方向とを一致させてなり、
    送出管の長手方向に沿って両ノズル部を設け、該両ノズ
    ル部からの噴出方向を前記選別ドラムのスリット状通過
    孔の長手方向と略直交するようにした紙料液送出体を、
    前記選別ドラムの外部上方位置で且つ前記両ノズル部の
    噴出方向が前記選別ドラムの頂部箇所寄りで略接線方向
    を向くように配置し、円筒フィルター部の外側面に接触
    可能に設けた紙料剥取り部と、円筒フィルター部の外周
    囲に配置した紙料抽出路とからなる紙料抽出体をドラム
    収容器に内装したことを特徴とした紙料液噴射分離装
    置。
  2. 【請求項2】ドラム収容器内に、スリット状通過孔を多
    数有する円筒フィルター部と側円板よりなる選別ドラム
    を原動機にて駆動可能に設け、前記スリット状通過孔の
    長手方向と選別ドラムの軸心方向とを一致させてなり、
    送出管の長手方向に沿って両ノズル部を設け、該両ノズ
    ル部からの噴出方向を前記選別ドラムのスリット状通過
    孔の長手方向と略直交するようにした紙料液送出体を、
    前記選別ドラムの外部上方位置で且つ前記両ノズル部の
    噴出方向が前記選別ドラムの頂部箇所寄りで略接線方向
    を向くように配置し、円筒フィルター部の内面側には、
    紙料液受部及び排出管よりなる紙料液排出体を設けたこ
    たことを特徴とした紙料液噴射分離装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、前記紙料
    液送出体のノズル部のノズル間隔を調節部にて調節可能
    としたことを特徴とした紙料液噴射分離装置。
JP1242325A 1989-09-20 1989-09-20 紙料液噴射分離装置 Expired - Lifetime JPH076150B2 (ja)

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