JPH0760725B2 - シールドコネクタ及びその製造方法 - Google Patents

シールドコネクタ及びその製造方法

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JPH0760725B2
JPH0760725B2 JP4119808A JP11980892A JPH0760725B2 JP H0760725 B2 JPH0760725 B2 JP H0760725B2 JP 4119808 A JP4119808 A JP 4119808A JP 11980892 A JP11980892 A JP 11980892A JP H0760725 B2 JPH0760725 B2 JP H0760725B2
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insulated
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6591Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
    • H01R13/6592Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/60Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
    • H01R24/62Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気的なコネクタの
技術に関するもので、特に丸型多心ケーブルを平型の端
子配列を有するコネクタ本体に接続するシールドコネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の絶縁導体をコネクタ本体に接続す
る集合端末が、非常に一般的に使用されている。こうし
た集合端末に用いられる導体は、種々の形状となってい
る。例えば、丸型導体のリボンケーブルにおいては、個
別の導線は、通常平板状に相互に離間して、各導線を包
囲、絶縁して、導体間に絶縁ウエブを形成する誘電体層
間に配設される。一方、導体は、通常円形形状の絶縁ジ
ャケットに包囲された複数の絶縁された導線の形状とす
ることも出来る。後者の形式のケーブルは、丸型導線の
リボンケーブルとともに使用することが出来ない問題を
有している。リボンケーブルを使用する場合、中間のウ
エブが隣接する導線間の相対位置及び間隔を保持する。
一方、個別の導線を取り扱う場合、絶縁された導体を導
線帯から分離し、次いで複数の端子に集合接続できるよ
うに配置する。
【0003】こうしたコネクタの一例は、遠隔通信シス
テムにおいて使用されるコネクタであり、例えば通話等
のモジュラユニットには、横方向に間隔をおいて配置さ
れた端子を有する雌型の外部コネクタが設けられる。端
子は、ユニットの内部回路に電気的に接続される。従っ
て、内部回路への電気接続は、モジュラユニットの雌型
コネクタに挿入されるモジュラ遠隔通信プラグに接続さ
れた平型ケーブルを介して行われる。プラグは、横方向
に離間し、それぞれ雌型コネクタの端子に係合するとと
もに、平型ケーブルの各導線に接続された端子を備えて
いる。平型ケーブルの導線は、横方向に離間して列状に
配置された端子にいずれのケーブル導線を接続すべきか
に混同を生じることが無く、接続作業が容易である。
【0004】しかしながら、ある種の状況においては、
モジュラユニットの内部回路をコイルコード等の丸型ケ
ーブルを介して接続することが必要となる場合がある。
丸型ケーブルは、一般に、ユニットの雌型コネクタに接
続するのに適したモジュラプラグに接続するための適正
な寸法及び形状を有していない。さらに、丸型ケーブル
中の導線は、モジュラプラグのそれぞれの端子に容易に
接続できるように所定の並列された位置関係では配置さ
れていない。この丸型ケーブルと平型ケーブルの上述し
た問題を解決するために、種々の電気的なコネクタが提
案されており、これらのコネクタには丸型ケーブルの各
個別の導線を平板状配列に配置して、これを保持して雌
型コネクタの平板状の端子列を容易に接続出来るように
したアダプタが設けられている。こうしたコネクタは、
例えば、1987年12月15日付け発行のアメリカ特
許第4,713,023号、1988年12月13日付
け発行のアメリカ特許第4,769,906号に開示さ
れている。アメリカ特許第4,713,023号は、出
願人が所有するもので、その開示の内容は、本明細書の
開示の一部として援用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、丸型ケーブ
ルを平型の端子列を有するコネクタに接続する場合のア
ダプタを必要とする問題を解決し、非常に簡単な要領で
行い得るものとするものである。
【0006】そこで、本発明の目的は、丸型ケーブルを
平板配列の端子列を有するコネクタに接続するための新
規で、改良されたシールドコネクタを提供することにあ
る。
【0007】さらに、本発明のもう一つの目的は、丸型
ケーブルを平板配列の端子列を有するコネクタに接続す
るための新規で、改良されたシールドコネクタの製造方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明を適用するシステ
ムにおいて、丸型多心導電ケーブルは、シールド内に収
容された複数の絶縁導線と外周を包囲する絶縁ジャケッ
トとによって構成される。また、シールドコネクタは、
平板状配列の絶縁導線を収容する収容手段を有する絶縁
ハウジングと、収容された導線に接続されるとともに補
完形状のコネクタ本体の端子と接合する複数の端子と、
及び少なくとも絶縁ハウジングの一部に取り付けられる
とともに前記収容手段内に延びる部分を有する導電性接
地シールド手段とによって構成される。
【0009】上記の基本構成において、本発明によるシ
ールドコネクタの製造方法は、絶縁ジャケットをケーブ
ルより除去してケーブルシールド及び各個の絶縁導線を
露出させる工程を含んでいる。円筒形状の導電性折り曲
げフェルールは、丸型多心導電ケーブルの露出されたケ
ーブルシールドと係合し、一端より絶縁導線を突出した
状態で多心導電ケーブルに被着される。露出された絶縁
導線は、平板状配列に順に配置される。円筒形状の導電
性折り曲げフェルールをケーブルに対して折り曲げて、
露出された突出導線を平板配列状態に保持する。ケーブ
ルは、この状態で、平板配列状態の絶縁導線を前記端子
と接続するために前記収容手段中に挿入するとともに、
前記折り曲げフェルールを前記接地シールド手段の前記
収容手段内への挿入部と係合状態に保持するように絶縁
ハウジング内に配置される。
【0010】上記のように、シールドコネクタは、前述
のアメリカ特許第4,713,023号と同様の構成で
あり、コネクタ本体は、ケーブル係止部を実質的に前記
接地シールド手段の前記収容手段挿入部に対向する位置
に設けて構成することもできる。この場合アクセス手段
が、前記フェルールと前記接地シールドの前記収容手段
挿入部との係合を保持しつつ前記ケーブル係止部を多心
導電ケーブルへの接合を許容するために折り曲げフェル
ールに設けられる。前記アクセス手段は、前記ケーブル
係止部に隣接して短い壁部を形成し前記接地シールドの
前記収容手段挿入部と係合する長い壁部を形成する傾斜
端面によって構成する事が出来る。また、前記アクセス
手段は、以下に開示する他の手段によって構成すること
も可能である。
【0011】
【実施例】以下に、本発明を添付する図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は、本発明によるシールドコネ
クタを示すもので、このシールドコネクタの全体は参照
符号14で示されている。本実施例においては、シール
ドコネクタ14は、遠隔通信用のモジュラシールドプラ
グコネクタとして形成されている。プラグは、図示のよ
うに、全体を参照符号16で示す絶縁性のプラグハウジ
ングを有しており、このプラグハウジング16の一部に
は、全体を型押し成形された金属シエルによって構成さ
れた接地シールドが取り付けられている。この接地シー
ルドは、全体を参照符号18で示されており、プラグハ
ウジング16の後部に嵌合される。さらに、プラグハウ
ジング16には、絶縁部に挿通した複数の端子20が設
けられている。
【0012】以下の詳細より明らかなように、端子20
は、多心導電ケーブル24の各個の絶縁導線22が接続
されるように構成されており、図1において、多心導電
ケーブル24は、ケーブルの外表面の絶縁ジャケット2
8上に導電性金属フォイル26を折り返して絶縁導線を
露出した状態で示されている。フォイル26は、絶縁導
線22のシールドとして機能し、絶縁ジャケット28
は、このフォイル26を包囲している。勿論、周知のよ
うに、フォイルは、編組形状または他の接地構造で構成
することが出来、またドレイン導線を設けることも可能
である。最後に、図1は、金属等の導電性材料製の折り
曲げフェルール30を示しており、このフェルール30
は、フォイル26に導電係合された状態で、多心導電ケ
ーブル24に対して平板形状に折り曲げられ、端子20
に接続するために絶縁導線22を露出させる。
【0013】図2は、組立状態のシールドプラグコネク
タ14を、ハウジング16の後部に嵌合した接地シール
ド18及びコネクタ本体より後方に延びる多心導電ケー
ブル24とともに示している。コネクタ本体のハウジン
グ16は、一対のラッチアーム32を有しており、この
ラッチアーム32は、コネクタ本体の両側部より後方に
向かって横方向に拡開して延びており、開示の一部とし
て援用するアメリカ特許第4,713,023号に開示
されている雌型コネクタ内に接合係合されたプラグコネ
クタをラッチする。ハウジング16は、その全体を形成
プラスチック等の誘電体製材料によって形成されてい
る。
【0014】図3及び図4は、折り曲げフェルール30
を示しており、このフェルールは略円筒形状に形成さ
れ、丸型の多心導電ケーブル24が挿通する寸法の挿通
通路34を規定する。図3に示すように、折り曲げフェ
ルール30は、一端において端面36で所定の角度で切
断され、その下側壁部38が上側壁部40よりも長くな
るように構成されている。切断端面36の角度は寸法線
42で示す空隙を上下方向上向きに形成して、フェルー
ルの上側からフェルールに挿通する多心導電ケーブルを
露出出来るように構成している。
【0015】図5は、完全に組み立てられた状態のプラ
グコネクタ14を示している。図示のように、折り曲げ
フェルール30は、多心導電ケーブルの絶縁導線を露出
した端部の近傍に装着され、平板形状に折り曲げられ
て、その先端部より絶縁導線22を前方に突出させる。
端子20は、矢印Bの方向に下向きに押圧されて、絶縁
導線の被覆を刺し通して導線のコアに接触して、電気接
続を形成する。
【0016】さらに図5について説明すれば、プラグコ
ネクタ14のハウジング16は、ケーブルを収容する内
部空間52の形の収容手段を有しており、収容手段は、
前方部52aに向かって狭くなる形状とされており、絶
縁導線22は、図1に関して説明した端子列に接続され
るように、乎板状の列に配置される。また、図示のよう
に、接地シールド18は、収容空間52の内側に下側壁
部にそって折り返されたシールド部分54を有してい
る、シールド部分54は、ケーブル係止部46と一直線
状に対向して設けられる。従って、図3に示すように傾
斜端面36において切断された折り曲げフェルール30
によって、上方に向かって開放する空隙(図3に寸法線
42で示す)により、ケーブル係止部46がケーブルの
絶縁ジャケット28に係合するとともに、フェルール3
6の下側壁部38がシールド部分54との接触を保持す
る。従って、接地シールド18と、そのシールド部分5
4、折り曲げフェルール30及び多心導電ケーブルの接
地フォイル26の接地接続が形成される。
【0017】本発明のシステムは、接地用折り曲げフェ
ルール30が丸型ケーブル28の導線22を、端子20
の列に接続するために平板状に配列し配置する手段とし
て使用されている。換言すれば、図1,図3及び図4に
示すように、折り曲げフェルール30は、初期状態にお
いて、丸型ケーブル24が挿通する寸法の円形通路を規
定する円筒形状を有している。しかしながら、図5に示
すように、折り曲げフェルールは、折り曲げ後に平板状
となり、端子20の列に接続される平板列状に絶縁導線
22を保持する。
【0018】次に、本発明による上記のシールドプラグ
コネクタの製造方法を説明する。本発明による製造方法
は、多心導電ケーブル24は絶縁ジャケット28(図
1)を除去してシールドまたはフォイル26及び絶縁さ
れた導線22を露出させる工程を含んでいる。円形形状
の折り曲げフェルール30は、次いで丸型の導電ケーブ
ルに、図5に示すように垂直に切断された端面を絶縁ジ
ャケット28の切除端部に一致させて被着される。絶縁
導線22は、次いで、適正な回路順序に、他の絶縁導線
と交差しないように注意しながら平板状に並べられる。
折り曲げフェルール30は、その後にケーブルに対して
通常平板折り曲げ工具によって平板状に折り曲げられ
て、配列された平板状の絶縁導線の列を保持する。以下
の説明より明らかなように、これは、絶縁導線を所要の
配置に配置した状態のフェルールとケーブルの予備組立
体を加圧工具の金敷上に、フェルール30の下側壁部が
確実に平板状に配置された絶縁導線の下側となるように
配置することによって行われる。折り曲げられた予備組
立体は、上述したようにプラグコネクタハウジング16
の内部空間52及び前方部52aに配置される。これに
より、配列された絶縁導線22は端子20と接続可能に
配置され、折り曲げられたフェルール30は接地シール
ド18のシールド部分54に係合する。次いで、適当な
加圧工具を使用して、絶縁刺通端子20及びハウジング
のケーブル係止部44,46を押圧して端子20を絶縁
導線22のコアと係合させ、ケーブル係止部44,46
を多心導電ケーブル24の絶縁ジャケット28に係合さ
せる。
【0019】図6は、折り曲げフェルール30を多心導
電ケーブル24に対して折り曲げるための加圧工具の一
例を示している。工具は、支持面62上にフェルールと
ケーブルの予備組立体を位置決めする載置基板60を有
している。ケーブルガイド64、折り曲げ用金敷66及
び切断金敷68が、載置基板60の上面に固定される。
ケーブルガイド64は、多心導電ケーブルを位置決めす
るための通路70を有している。折り曲げ用金敷66
は、折り曲げフェルール30の下側部に係合する略平板
状の金敷面72を有している。切断用金敷68は、絶縁
導線22の端部22aをトリミングするための切断面7
4を有している。実際の作業においては、多心導電ケー
ブル24の絶縁ジャケット28は、プラグコネクタのハ
ウジング内に配置される絶縁導線の長さよりも若干長く
露出するように絶縁ジャケット28を除去して、余分な
端部22aの長さを切断してプラグコネクタのハウジン
グ中に配置する長さに一致した長さの絶縁導線が露出さ
れるように構成する。
【0020】さらに、図6に関して説明すれば、加圧工
具は、折り曲げパンチ80及び切断刃82を取り付ける
工具ホルダ78を備えた加圧ラム76を有している。折
り曲げパンチ80は、その先端部の寸法及び形状を折り
曲げフェルール30の下側壁部を絶縁導線を平板状に所
望の順序で配置した状態で、反対側の折り曲げ用金敷6
6に向かって折り曲げるとともに、その折り曲げ幅を制
御可能な寸法及び形状とされている。切断刃82は、導
線22の端部22aを切断するための切断エッジ86を
有している。
【0021】図7〜図12は、本発明の実施に使用する
折り曲げフェルールの変形例を示している。いずれの例
においても、フェルールは、折り曲げフェルール30の
略円形の挿通通路34と同様に、略円形の挿通通路を規
定して、ケーブルの導電性金属フォイル26等の接地手
段に係合した状態で、丸型多心導電ケーブルを包囲す
る。さらに、図7及び図8に示すように、円形状の折り
曲げフェルール301は、挿通通路341を有してい
る。折り曲げフェルール301は、下側壁部381を除
いて円筒形状に形成されており、下側壁部381はフェ
ルールの主部より外側に突出して形成されている。換言
すれば、寸法線Dで示すように、フェルールの突出した
下側壁部381によってシールド部54との係合を保持
しつつ、ケーブル係止部46(図5)が、ケーブルの絶
縁ジャケットに係合するのに十分な空隙を形成する。
【0022】図9及び図10は、他の変形例による折り
曲げフェルール302を示しており、この変形例におけ
る折り曲げフェルールは、実質的に円筒形状に形成され
るがフェルールの上側壁部に切り欠き部88を形成し
て、この切り欠き部88を介してプラグコネクタのハウ
ジングのケーブル係止部46がケーブルの絶縁ジャケッ
ト28に係合できるように構成するとともに、円筒状折
り曲げフェルールの下側壁部によってシールド部分54
との係合が保持される構成となっている。
【0023】図11及び図12は、さらに他の変形例に
よる折り曲げフェルール303を示している。この折り
曲げフェルール303は、略円筒形状に形成されるとと
もに、その上側壁部に窓孔90が形成されている。この
窓孔90は、ケーブル係止部46が挿通してケーブルの
絶縁ジャケット28に係合するためのアクセス手段を構
成する。この例においても、フェルールの下側壁部はシ
ールド部分54との係合を保持する。
【0024】なお、本発明は上記した特定の構成の実施
例の外に種々の態様において、本発明の要旨及び特徴を
逸脱することなく実施可能なものであり、従って上記の
実施例は単に本発明を説明するための具体例を示すのみ
であり、本発明は、本発明の要旨を逸脱せずに実施され
るすべての態様を包含するものである。
【0025】例えば、ケーブル係止部46によるケーブ
ルの絶縁ジャケット28に対する係合が不要な場合に
は、図13,図14に示すように折り曲げフェルール3
04のように単純な円筒形状のものを使用することも可
能である。
【0026】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、折り曲
げフェルールにより接地回路の形成と導線の平板状の配
置を行うことを可能として、簡単な構成により、丸型の
多心導電ケーブルを平板型コネクタに接続することが出
来、丸型多心導電ケーブルの平板型コネクタを有する機
器への接続を可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるシールドコネクタの上要
部材を分解して示す平面図である。
【図2】組立状態で示す図1の実施例によるシールドコ
ネクタの平面図である。
【図3】図1の折り曲げフェルールのほぼ3−3線に沿
った断面図である。
【図4】図3の折り曲げフェルールを左側端面図であ
る。
【図5】図2のほぼ5−5線に沿った断面図である。
【図6】本発明の折り曲げフェルールを円形形状から平
板形状に折り曲げるためのプレス工具の概略図である。
【図7】本発明に使用する折り曲げフェルールの変形例
を示す側面図である。
【図8】図7の折り曲げフェルールの左側端面図であ
る。
【図9】本発明に使用する折り曲げフェルールの他の変
形例を示す側面図である。
【図10】図9の折り曲げフェルールの左側端面図であ
る。
【図11】本発明に使用する折り曲げフェルールのさら
に他の変形例を示す側面図である。
【図12】図11の折り曲げフェルールの12−12線
方向からみた側面図である。
【図13】本発明に使用する折り曲げフェルールの他の
変形例を示す側面図である。
【図14】図13の折り曲げフェルールの端面図であ
る。
【符号の説明】
14 シールドコネクタ 16 プラグハウジング 18 接地シールド 20 端子 22 絶縁導線 24 多心ケーブル 26 フォイル 28 絶縁ジャケット 30 折り曲げフェルール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール マーフイ アメリカ合衆国 イリノイ州 デス プレ インズ ハイランド デイーアール アパ ートメント エフ 1327 (72)発明者 エリック ステンストローム アメリカ合衆国 イリノイ州 ワーレンビ ル ローレイン 3 サウス 530

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド内に収容された複数の絶縁導線
    と、シールドの外周を包囲する絶縁ジャケットとによっ
    て構成された丸型多心導電ケーブルを、平板状に配列さ
    れた端子を有するコネクタ本体に接続する方法であっ
    て、コネクタ本体は、平板状配列の絶縁導線を収容する
    収容手段を有する絶縁ハウジングと、収容された導線に
    接続されるとともに補完形状のコネクタ本体の端子と接
    合する複数の端子と、及び少なくとも前記絶縁ハウジン
    グの一部に取り付けられるとともに前記収容手段内に延
    びる部分を有する導電性接地シールド手段とによって構
    成されており、 絶縁ジャケットをケーブルより除去してケーブルのシー
    ルド及び絶縁導線を露出させ、 円筒形状の導電性折り曲げフェルールを、丸型多心ケー
    ブルの露出させたシールドと係合し、かつ一端より絶縁
    導線を突出させた状態で、多心導電ケーブルに被着し、 絶縁導線を平板状配列に配置し、 円筒形状の導電性折り曲げフェルールをケーブルに対し
    て折り曲げて、一端より突出させた絶縁導線を平板配列
    状態に保持し、 前記フェルールを、フェルールから突出して延びる平板
    配列状態の絶縁導線を前記端子と接続するために前記収
    容手段中に挿入するとともに、前記折り曲げフェルール
    を前記接地シールド手段の前記収容手段内に延びる部分
    と係合状態に保持するように絶縁ハウジング内に配置す
    るようにしたことを特徴とするシールドコネクタの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記シールドコネクタが、ケーブルを保
    持するためのケーブル係止部を実質的に前記接地シール
    ド手段の、絶縁導線収容手段に挿入した部分に対向する
    位置に設けて構成され、前記の方法が、前記フェルール
    と前記接地シールドの前記収容手段挿入部との係合を保
    持しつつ、前記ケーブル係止部を多心導電ケーブルの絶
    縁ジャケットに係合させる為にアクセスする工程を有し
    ている請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 丸型多心導電ケーブルを平板配列の端子
    を有するコネクタ本体に接続するシールドコネクタの製
    造方法であって、 シールド内に収容された複数の絶縁導線と外周を包囲す
    る絶縁ジャケットとによって構成された丸型多心導電ケ
    ーブルを準備し、 平板状配設の絶縁導線を収容する収容手段を有する絶縁
    ハウジングと、収容された導線に接続されるとともに補
    完形状のコネクタ本体の端子と接合する複数の端子と、
    及び少なくとも絶縁ハウジングの一部に取り付けられる
    とともに前記収容手段内に延びる部分を有する導電性接
    地シールド手段とによって構成される平板状に配列され
    た端子を有するシールドコネクタを準備し、 絶縁ジャケットをケーブルより除去してケーブルのシー
    ルド及び絶縁導線を露出させるとともに、ケーブルのシ
    ールドを絶縁ジャケット上に折り返し、 円筒形状の導電性折り曲げフェルールを丸型多心導電ケ
    ーブルに露出されたケーブルのシールドと係合し、一端
    より絶縁導線を突出した状態で多心導電ケーブルに被着
    し、 絶縁導線を平板状配列に配置し、 円筒形状の導電性折り曲げフェルールをケーブルに対し
    て折り曲げて、導線を平板配列状態に保持し、 前記フェルールを、フェルールから延びる平板配列状態
    の導線を前記端子と接続するために前記収容手段中に挿
    入するとともに、前記折り曲げフェルールを前記接地シ
    ールド手段の前記収容手段内に延びる部分と係合状態に
    保持するように絶縁ハウジング内に配置するようにした
    ことを特徴とするシールドコネクタの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記シールドコネクタ本体が、ケーブル
    を保持するためのケーブル係止部を実質的に前記接地シ
    ールド手段の、絶縁導線収容手段に挿入した部分に対向
    する位置に設けて構成され、前記の方法が、前記フェル
    ールと前記接地シールドの前記収容手段挿入部との係合
    を保持しつつ、前記ケーブル係上部を多心導電ケーブル
    の絶縁ジャケットに係合させる為にアクセスする工程を
    有している請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 シールド内に収容された複数の絶縁導線
    と、シールドの外周を包囲する絶縁ジャケットとによっ
    て構成された丸型多心導電ケーブルを有し、前記絶縁ジ
    ャケットがケーブルシールド及び絶縁導線を露出させる
    ために除去され、ケーブルシールドが絶縁ジャケットの
    外側に折り返されて、絶縁導線を露出させて、平板状配
    列の端子に接続して丸型ケーブルをコネクタ本体に接続
    して構成するシールドコネクタであって、 平板配列の絶縁導線を収容する収容手段と、収容された
    導線に接続されるとともに補完形状のコネクタ本体の端
    子と接合する複数の端子と、及び少なくとも絶縁ハウジ
    ングの一部に取り付けられるとともに前記収容手段内に
    延びる部分を有する導電性接地シールド手段とによって
    構成される絶縁ハウジングと、 露出されたケーブルシールドと係合し、一端より露出さ
    れた絶縁導線を突出した状態で多心導電ケーブルに被着
    され、ケーブルに対して平板状に折り曲げられて絶縁導
    線を前記収容手段内において平板配列状態に保持し、平
    板配列状態の導線を前記端子と接続する円形状の導電性
    折り曲げフェルールとによって構成したことを特徴とす
    るシールドコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングが、実質的に前記収容手
    段に挿入された前記接地シールド手段の前記収容手段挿
    入部に対向する位置にケーブルを保持するためのケーブ
    ル係止部を設けて構成され、前記導電性折り曲げフェル
    ールが前記接地シールドの前記収容手段挿入部との係合
    を保持しつつ、前記ケーブル係止部が多心ケーブルの絶
    縁ジャケットに対する係合を許容するアクセス手段を有
    している請求項5に記載のシールドコネクタ。
  7. 【請求項7】 前記アクセス手段は、前記ケーブル係止
    部に隣接して短い壁部を形成し前記接地シールドの前記
    収容手段挿入部と係合する長い壁部を形成する傾斜端面
    によって構成される請求項6項に記載のシールドコネク
    タ。
  8. 【請求項8】 前記アクセス手段は、折り曲げフェルー
    ルの一端に形成した切り欠きによって構成される請求項
    6に記載のシールドコネクタ。
  9. 【請求項9】 前記アクセス手段は折り曲げフェルール
    に形成した窓孔によって構成される請求項6に記載のシ
    ールドコネクタ。
  10. 【請求項10】 前記コネクタ本体が、絶縁ハウジング
    の周囲に取り付けられるとともに前記収容手段内に延び
    て前記折り曲げフェルールに係合する接地シールド手段
    を有する請求項5に記載のシールドコネクタ。
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