JPH0760022A - フィルタカートリッジ - Google Patents

フィルタカートリッジ

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JPH0760022A
JPH0760022A JP18382194A JP18382194A JPH0760022A JP H0760022 A JPH0760022 A JP H0760022A JP 18382194 A JP18382194 A JP 18382194A JP 18382194 A JP18382194 A JP 18382194A JP H0760022 A JPH0760022 A JP H0760022A
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JP
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filter
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seal member
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JP18382194A
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Dieter Baumann
ディーター・バウマン
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Original Assignee
Ing Walter Hengst GmbH and Co KG
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用期間後に廃棄用空間を必要としたり、
環境を汚染するような残留物を生成することなく処理可
能で、しかも、その構造を変更することなく従来式のフ
ィルタ部材にも使用可能とすること。 【構成】 二つのディスク部材2,3と、これらディ
スク部材2,3の間に設けられてフィルタ処理対象媒体
が通過する実質的に中空筒状のフィルタ部材10とを備
える。二つのディスク部材2,3の少なくとも一方に、
開口部20が形成されている。少なくとも一つのシール
部材4をシール状態に介在させた状態で媒体の流入また
は流出用の管に取付けられると共に、交換の際には管か
ら取外し可能に構成されている。フィルタ部材10とデ
ィスク部材2,3が熱資源として利用可能な素材から形
成されていると共に、シール部材4が柔軟性を有し熱資
源として利用可能な素材から形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体または気体の媒体を
フィルタ処理するフィルタ用のフィルタカートリッジに
関し、詳しくは、二つのディスク部材と、これらディス
ク部材の間に設けられてフィルタ処理対象媒体が通過す
る実質的に中空筒状のフィルタ部材とを備えると共に、
前記二つのディスク部材の少なくとも一方に開口部が形
成されていて、少なくとも一つのシール部材をシール状
態に介在させた状態で前記媒体の流入または流出用の管
に取付けられると共に、交換の際には前記管から取外し
可能に構成されており、金属部材を有する一般のフィル
タカートリッジに対する交換用として構成されているフ
ィルタカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】上述のタイプのフィルタカートリッジ
は、オイルや空気や燃料等の、液体または気体媒体用の
フィルタに広く使用されている。そして、これらの公知
のフィルタカートリッジにおいては、少なくともフロン
トディスク部材が、ブリキ板やアルミニウム等の金属材
から形成されている。これらディスク部材の製造は、通
常、打ち抜き成形や、プレス成形、あるいは深絞り成形
等によって製造される。フィルタ部材の内部に配設され
る支持体も、一般的には、有孔筒体である金属材から形
成される。又、フィルタ部材を包囲する状態でフィルタ
カートリッジにしばしば設けられるジャケットも、同じ
ような材料から形成されている。このジャケットはフィ
ルタ部材を外部の物理的影響から保護すると共に、フィ
ルタ部材を外部に向けて支持するものである。
【0003】このようなフィルタカートリッジは、一定
の使用期間後に損耗する。即ち、フィルタ処理される媒
体から濾過除去された粒子がフィルタに堆積し、このフ
ィルタはそれ以上の使用が不可能になる。大抵の場合、
このような状態のフィルタは洗浄して再使用されること
なく、廃棄処分される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような使
用済みのフィルタの廃棄処理には、比較的大きな廃棄用
空間が必要である。しかも、これらの使用済みフィルタ
カートリッジをゴミと共に焼却した場合に、この焼却処
理後に金属部分が残留物として残る。この残留物を廃棄
する為に、前述の廃棄用空間よりは小さいとはいえ、や
はりある程度の空間が必要であるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、使用期間後に廃棄用空間
を必要としたり、環境を汚染するような残留物を生成す
ることなく処理可能で、しかも、その構造を変更するこ
となく従来式のフィルタ部材にも使用可能なフィルタカ
ートリッジを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかるフィルタカートリッジの特徴構成
は、二つのディスク部材と、これらディスク部材の間に
設けられてフィルタ処理対象媒体が通過する実質的に中
空筒状のフィルタ部材とを備えると共に、前記二つのデ
ィスク部材の少なくとも一方に開口部が形成されてい
て、少なくとも一つのシール部材をシール状態に介在さ
せた状態で前記媒体の流入または流出用の管に取付けら
れると共に交換の際には前記管から取外し可能に構成さ
れていて、前記フィルタ部材および前記二つのディスク
部材が熱資源として利用可能な素材から形成されている
と共に、前記シール部材が柔軟性を有し熱資源として利
用可能な素材から形成されている点にある。
【0007】
【作用】本発明の一実施態様によれば、フィルタカート
リッジは交換用フィルタカートリッジとして構成され、
このフィルタカートリッジの様々な構成部材を形成する
材料の選択とそれらの組合せとにより、各フィルタカー
トリッジに変更を施すことなく、金属部分を含む古いフ
ィルタカートリッジを新しいフィルタカートリッジに交
換することが可能である。しかも、その新しいフィルタ
カートリッジをその使用期間後のゴミ焼却処理において
完全に灰にすることができる。更に、このフィルタカー
トリッジは、その焼却処理後において残留物が残らず、
燃料としての加熱用オイルの代わりに利用可能であるこ
とが好ましい。この場合、フィルタカートリッジとして
使用されることは、原料オイルを使用することの中間工
程に過ぎない。
【0008】フィルタ部材を媒体が通過する時に外部か
らかかる力に対してこのフィルタ部材を支持すると共
に、収納時においてフィルタ部材を保護するために、フ
ィルタ部材は、有孔状あるいは格子状の紙、ボール紙、
あるいは熱資源として利用可能なプラスチック箔など
の、熱資源として利用可能な素材からなるジャケットに
囲まれていることが好ましい。このようになっている
と、フィルタ部材を保護できるのみならず、このジャケ
ットも焼却によって完全に灰になるので、その焼却処理
中に廃棄処分の必要な残留物が生成されることがない。
【0009】フィルタ部材の内部のほぼ半径方向内側
に、熱資源として利用可能な素材(例えば、プラスチッ
ク、紙)からなる支持体が配設されていることが好まし
い。このようになっていると、処理媒体がフィルタ部材
を通過することによって生じる外方から内方へ向かう力
を受け止めることができ、結果的にフィルタ部材を保護
できる。しかも、このカートリッジの一部を構成する支
持体を備えたフィルタカートリッジは、焼却されて完全
に灰にすることができる。
【0010】更に、別構成例として、フィルタカートリ
ッジをフィルタハウジングに取付ける時に、フィルタカ
ートリッジが、直にフィルタハウジングの側部に設けら
れた支持体を受けるように構成してもよい。この場合、
フィルタハウジングの側方に設けられる前記支持体の材
質は自由に選択することができ、例えば、フィルタハウ
ジングがアルミニウム製である場合には、支持体もアル
ミニウム(薄板または箔)製とすることができる。
【0011】前記フィルタ部材の内部に配設される支持
体は、中空筒状格子体として構成されるが好ましい。こ
のような格子体の構成とすると、その支持作用と、その
構成材の使用効率および有効面積の両面において好都合
となる。
【0012】この格子体は、互いに直交して形成されて
いると共に、周方向と長手方向とに延出する格子支柱か
ら構成されていると、構成材としての強度的な面および
使用効率の両面から一層合理的であり好ましい。
【0013】支持体に対して周方向に延出する格子支柱
は、支持体に対して長手方向に延出する格子支柱を越え
て半径方向外方に突出していると都合がよい。このよう
になっていると、支持体とフィルタ部材とが点接触とな
って、フィルタからの被処理媒体の通過表面積を大きく
確保できる。
【0014】格子支柱の厚みと、支持体の長手方向視に
おける二つの格子支柱間の距離との関係が、1:4〜
1:8であることが好ましい。更に、支持体の長手方向
視における二つの格子支柱間の距離と支持体の長さとの
関係が、1:6〜1:12であってもよい。支持体の周
方向視において、この支持体の長手方向に延出する二つ
の格子支柱のなす角度が45゜〜180゜であることが
好ましい。このような構成によれば、開放側の流通可能
断面積が大きくなり、必要な構成素材の量を少なくする
ことができると共に、支持体を十分な強度で構成するこ
とができて、実用的にも経済的にも有利である。
【0015】フィルタカートリッジの製造における取付
け作業を簡便にするために、前記支持体は、フィルタ部
材内部で二つのディスク部材の間に隙間を有した状態で
配設されることが好ましい。これによって、特別な手段
を設けることなく、支持体をフィルタ部材の内部に確実
に位置決めすることができる。
【0016】二つのディスク部材とフィルタ部材とを接
続するのに接着剤やシーリング剤を使用することを避け
るためには、これら二つのディスク部材とフィルタ部材
とを、密封状態に熱溶接すると都合がよい。接着剤やシ
ーリング剤からの汚染のおそれなどを回避できると共
に、強固かつ確実にディスク部材とフィルタ部材との密
封状態を維持できる。
【0017】フィルタカートリッジの、特に、その両デ
ィスク部材とフィルタ部材との間の溶接、あるいは、両
ディスク部材同士の溶接と、これらのシーリング構成と
しては、光線溶接、ミラー溶接、超音波溶接、あるいは
マイクロ波溶接を使用することが好ましい。これらの溶
接処理は、例えば、プラスチック製窓フレームの製造等
の実際の作業において有効であることが既に証明されて
おり、従って、本発明のフィルタカートリッジの製造に
おいても有用である。
【0018】更に本発明のフィルタカートリッジを、シ
ール部材が環状ディスクとして構成されていると共に、
この環状ディスクの内径が、前記ディスク部材の前記開
口部よりも小さく、前記フィルタカートリッジを媒体の
流入または流出用の前記管に取付けた時に、前記環状デ
ィスクがその内領域内で回転して、前記両ディスク部材
と流入または流出用の前記管との間で密封状態に固定さ
れるようにしてもよい。このようになっていると、ディ
スク部材と流入または流出用の管との間の密封状態が確
実に確保されて固定される。
【0019】シール部材が、四辺形状の断面を有するほ
ぼ円形、長円形または方形状であると、媒体の流入また
は流出用の管の形状に併せて確実にシール効果を発揮し
得る。もっとも、シール部材の断面形状、外形はシール
効果を発揮すべく種々の形状が考えられる。断面が四角
形状で4つの角を備えた環状シール部材であっても同様
の効果が得られる。
【0020】シール部材がエラストマから形成されてい
ると都合がよい。エラストマは柔軟性を有し弾性変形が
容易でシール効果が高く、かつ熱資源として利用可能だ
からである。
【0021】シール部材がフェルトから形成されていて
もよい。エラストマ同様、弾性変形が容易でシール効果
が高く、熱資源として利用可能だからからである。この
フェルトがプラスチック製針状フェルトであると更に好
ましい。弾性変形が容易でシール効果が一層高く、焼却
によって完全に灰になるからである。
【0022】シール部材が、前記ディスク部材に形成さ
れた溝部に配設されていると、シール部材が外れたりし
ないので、シール効果が高く維持できて都合がよい。更
にシール部材が、前記溝部内において軸芯方向および/
又は半径方向のクリアランスを有すると、シール部材を
配置し易く一層好ましい。
【0023】シール部材が前記ディスク部材に固定され
ていると都合がよい。シール部材と前記ディスク部材と
が互いに熱溶接、接着あるいは固着されていると、両者
の固定が一層強固となり好ましい。
【0024】本発明のフィルタカートリッジによれば、
これを形成する熱資源として利用可能な素材、例えばプ
ラスチック材、の少なくとも一部分が再生材から構成さ
れていると、廃棄物の量を減らす効果も奏して都合がよ
い。
【0025】フィルタカートリッジの構成部材に必要な
強度、特に、高い物理的および/又は熱負荷に対する強
度を得るために、熱資源として利用可能な素材にはガラ
ス繊維が含有されていることが好ましい。
【0026】更に、両ディスク部材、支持体、プラスチ
ック不織布から形成されるフィルタ部材、ジャケットお
よびシール部材は、すべて同じプラスチック素材から形
成されると都合がよい。これによって、フィルタカート
リッジの使用後の再生が容易になる。又、同じ種類のプ
ラスチック材から形成することにより、材料の指定や様
々なフィルタカートリッジからの選別等のコストが不要
になる。
【0027】このフィルタカートリッジの構成部材を形
成するのに適したプラスチック材はポリアミドである。
というのは、このポリアミドは、必要な程度にまで物理
的特性が安定しており、しかも、フィルタ処理されるべ
きほとんどの媒体に対する耐性を有しており、環境に悪
影響を与えることなく焼却可能であるからである。
【0028】前記フィルタ部材は、ジクザグ状に折り畳
まれたフィルタ布から形成されることが好ましい。この
構成は、安定したフィルタ性能と、フィルタ作用面積が
大きいという利点がある。
【0029】尚、本発明のフィルタカートリッジの具体
的形状および寸法は特に限定されていない。従って、こ
のフィルタカートリッジは、フィルタカートリッジと協
動する部材、例えば、フィルタハウジング等をなんら改
造せずに、金属部材を有する実質的にすべての一般的に
使用されているフィルタカートリッジに換えて使用する
ことが可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、使用期間後に廃棄用空
間を必要としたり、環境を汚染するような残留物を生成
することなく処理可能であり、しかも、その構造を変更
することなく従来式のフィルタ部材にも使用可能なフィ
ルタカートリッジを提供することができた。
【0031】
【実施例】図1示すように、この実施例においてフィル
タカートリッジ1は、ジグザク状に折り畳まれたフィル
タ布のベローズ体からなるフィルタ部材10と、このフ
ィルタ部材10を上下方向からカバーする二つのディス
ク部材2,3と、フィルタ部材10の内部に配設された
格子状支持体11と、フィルタ部材10を外方から包囲
する有孔ジャケット12とを有する。前記フィルタ部材
10は中空筒形ベース形状をなし、その折り畳み部の縁
部は軸芯方向、即ち、フィルタカートリッジ1の長手方
向中心軸芯13に平行な方向に延出している。そして、
このフィルタ部材10の両端部は、前記二つのディスク
部材2,3に、例えば、接着剤によって密封状態に接続
されていている。
【0032】下側のディスク部材2は中央に開口部20
を有している。これによってフィルタカートリッジ1
を、フィルタ装置の一部を構成する、媒体流入または流
出用の管に取付けることができる。この脱着可能な接続
部分を密封するため、この実施例ではエラストマ製のO
リングからなるリング状のシール部材4が設けられてい
る。このシール部材4は、前記下側ディスク部材2に形
成された溝部24内に、軸芯方向および/又は半径方向
の適度なクリアランスを有して配設されている。そして
ディスク部材2は、その上部側、即ち、フィルタ部材1
0に面する側に、平坦な環状部21を有していて、この
環状部21の下側からはウェッブ22が下方に延出して
いる。そこから更に、このウエッブ22は先ず軸芯方向
に、そして次に半径方向内方へと延出し、このウエッブ
22が前記開口部20に面する半径方向内方において前
記溝部24を形成している。
【0033】この実施例のフィルタカートリッジ1にお
いて、上側のディスク部材3は閉鎖式に構成されてい
る。その中心部には、共用されるフィルタハウジングま
たは器具のネジ止め式蓋体の、対応するはめ込み部材を
受けるためのはめ込み用凹部30が形成されている。
【0034】図示したこの実施例のフィルタ部材10の
内部に配設された支持体11は、複数の格子支柱11’
および11”を有する中空筒状格子体として構成されて
いる。この格子支柱11’は周方向に延出しており、格
子支柱11”は支持体11の長手方向に延出すると共
に、前記支柱11’は一定の範囲内で支柱11”を越え
て半径方向に延出している。そして、支持体11は、フ
ィルタ部材10の内部で前記両ディスク部材2,3の間
において、隙間を有する状態で配設されている。フィル
タ部材10の半径方向外方から内方に向けて処理媒体が
通過する時、前記支持体11がその周方向に延出する支
柱11’によってフィルタ部材10を支持する。これに
よりフィルタ部材10は、フィルタ処理される媒体がフ
ィルタカートリッジ1を通過する際に生じる圧力差によ
って破損することから防止される。
【0035】更に、同図に示すように、前記両ディスク
部材2,3と、フィルタカートリッジ1の内部に配設さ
れた支持体11とは、いずれも熱資源として利用可能な
プラスチック材から形成されている。特に、この実施例
においてこれら三つの部材は、再生材および/又はガラ
ス繊維と混合可能な、例えばポリアミドのプラスチック
射出成形によって形成されている。従って、このフィル
タカートリッジ1も使用済みプラスチック材の再生(リ
サイクル)用として使用することができる。前記フィル
タ部材10は、紙および/又は綿および/又は残留物を
生成することなく熱資源として利用可能なプラスチック
材からなるプラスチック不織布などによって形成されて
いることが好ましい。
【0036】フィルタ部材10をその外側から、軸芯方
向の全幅に渡って包囲する前記ジャケット12は、多数
の孔12’が密に形成されていて、かつ、断面における
流通性(通水、通風性)が良好な紙あるいはボール紙か
ら形成されていることが好ましい。尚、図面には、理解
し易くするためにフィルタカートリッジ1の左側部分の
僅かな数の孔12’のみを示す。
【0037】図2は、図1のフィルタカートリッジ1の
支持体11のみを示す側面図である。この図より前記格
子体の構造が詳細に示されている。図示した実施例にお
いて、支持体11は、全部で、周方向に延出する8本の
格子支柱11’と、支持体11の長手方向に延出する4
本の格子支柱11”とを有する。尚、この図において
も、格子支柱11’が格子支柱11”を越えて半径方向
外方に突出していることが明白に示されている。この構
成において、支持体10は先ず格子支柱11’によって
支持されていて、他方の格子支柱11”は主として格子
支柱11’同士を接続するものである。格子支柱11’
の厚みbと、支持体11の長手方向における二つの格子
支柱11’間の距離Dとの関係は、1:4〜1:8であ
ることが好ましい。支持体11の長手方向視における二
つの格子支柱11’間の距離Dと支持体11の全長Lと
の関係は、1:6〜1:12であることが好ましい。こ
の構成によれば、開放側の流通断面積が大きくなる共
に、必要なプラスチック素材の量を少なくすることがで
き、更に、支持体11を十分な強度で支持することが可
能である。
【0038】図3は図2のIII−III線に沿った断
面を示す。この図3に示すように、支持体11の長手方
向に延出する格子支柱11”は、互いに90゜の角度α
を形成する。従って、支持体11の長手方向に延出する
これら支柱11”は4本存在する。支柱11”の数は特
に限定されないが、より小型の支持体の場合には、支柱
11”の数は2または3本で十分である。大型の支持体
の場合には、その支持体の長手方向に延出する支柱1
1”の数は最大8本であることが望ましい。
【0039】〔別実施例〕図4は、第2実施例に係るフ
ィルタカートリッジを示す。このフィルタカートリッジ
は、図1に示したフィルタカートリッジと異なり、好ま
しくはポリアミド製の針状フェルト(polyamid
o needled felt)であるフェルト製の環
状ディスク部材を有する。このフィルタカートリッジの
下方ディスク部材2の下側に、シール部材4が取付けら
れている。その取付方法としては種々の方法が考えられ
るが、この実施例では溶接によって取付けられている。
具体的には、ディスク部材2の下側部の半径方向内方部
を、マイクロ波、超音波あるいは溶接用ミラーによって
柔らかくなるまで熱し、この柔らかくなった部分にシー
ル4を押し付けるのである。これにより、ディスク材2
を形成するプラスチック材が冷却して再硬化した時、シ
ール部材4はこのディスク部材2に強固に接続される。
【0040】図1にも示されているように、前記シール
部材4の内径は、ディスク部材2の中央開口部20の内
径よりも小さい。従って、その半径方向内側においてシ
ール部材4は、ディスク部材2の内縁を越えて延出して
おり、この延出部が図5に示されている。図5は、フィ
ルタカートリッジ1のディスク部材2に、媒体流出用の
管5を取付けた状態におけるフィルタカートリッジ1の
中心線13に対する右半分を拡大して示す。媒体流出用
の管5は、フィルタカートリッジ1を受ける図示されて
いないフィルタハウジングの一部を構成する。この媒体
流出用の管5の外径は、ディスク部材2の中央開口部2
0の内径よりは小さいが、シール部材4の内径よりは大
きいように構成されている。更に、この管5の外径と、
ディスク部材2の内径とは、これらの管と部材との間の
径方向の隙間が、環状シール部材4の厚みよりも小さい
ように関連付けられている。この構成により、フィルタ
カートリッジ1を管5の上方から取付ける際、シール部
材4の半径方向内方部分が、上方に折れ込まれるように
して回転し管5の外周部と中央開口部20の内周部との
間に狭持され、フィルタカートリッジ1が管5にしっか
りと取付けられると同時に、前述したシール部材4の構
成素材の圧縮状態が達成される。その結果、管5とディ
スク部材2との間の環状隙間が、フィルタ処理される媒
体の侵入に対して確実にシールされるのである。
【0041】図5に示したシール部材4の別実施例が、
図6に示されている。図4および図5に示したフィルタ
カートリッジ1において、シール部材4は比較的小さな
軸芯方向の厚みを有していたが、図6の実施例において
は、その厚みがかなり大きなものとなっている。この実
施例のシール部材4は四角形状の断面を有すると共に、
取付け前の状態においては環状ディスク形状を有する。
図6においても、フィルタカートリッジ1は、管5に上
方から取付けた状態で示されている。このシール部材4
は、その比較的大きな厚みのために、管5とディスク部
材2との間の隙間に回転して嵌入するのではなく、その
半径方向内方部分が圧縮されるだけである。しかし、こ
のシール部材4を形成する素材の伸縮性により、フィル
タカートリッジ1は管5に十分確実に取付けられ、又、
管5とディスク部材2との間の環状隙間もシールされ
る。図6の実施例において、シール部材4は下方ディス
ク部材2の下側に、熱溶接によって接続されている。こ
れは、図4および図5において破線で示されたものと同
じである。そして、フィルタ部材10とディスク部材2
との間の接続も溶接によって行われており、これも図4
〜図6では破線で示されている。
【0042】図7は、更に別実施例のフィルタカートリ
ッジ1を示し、このフィルタカートリッジ1をカップ状
のフィルタハウジング15に取付けた完全なフィルタ装
置を示す。カップ状フィルタハウジング15はネジ式蓋
状に形成されていて、その下端部はフィルタベース50
とネジにより結合している。フィルタ処理される媒体の
流入および流出用の通路は特に限定されるものではな
く、公知の方法で前記フィルタベースを貫通して延出し
ている。
【0043】この実施例においても、フィルタカートリ
ッジ1は、ジクザク状に折り畳まれたフィルタ布状に形
成されたフィルタ部材10と、このフィルタ部材10を
上方と下方からカバーする二つのディスク部材2,3と
を有する。前述の実施例のフィルタカートリッジとの違
いは、この実施例のフィルタカートリッジ1において
は、二つのディスク部材2,3の夫々が中央開口部と、
それに対応するシール部材4,4’とを備えていること
である。図7に示す下方ディスク部材2は、シール部材
4を介在させた状態で媒体流出用の管5にシール状態で
取付けられている。フィルタ部材10の内部には、格子
状の支持体11が配設されていて、この支持体11は、
その上部に、バイパス弁16を一体的に内装している。
この構成により、例えばその使用期間を過ぎてフィルタ
部材10の透過性が不十分になった場合、フィルタ処理
対象媒体は、フィルタ部材10と接触せずに直接にバイ
パス弁16を通って、フィルタ部材10の外周部から支
持体11の内部を通過して、ここから媒体流出用の管5
へ流入することができる。フィルタカートリッジ1の上
端部の上方ディスク部材3と中央支持体11の上端部と
の間に必要なシール構成は、シール部材4’によって提
供される。従って、この実施例のシール部材4’の作用
は、図5の実施例のシール部材4の作用に対応するもの
である。
【0044】尚、本発明のフィルタカートリッジに設け
られるシール部材の材質、形状、あるいは、一方または
両方のディスク部材との接続方法は特に限定されない。
本発明において、フィルタ部材及びフィルタカートリッ
ジの作用は、その取付け方向とは無関係であり、自由に
選択できる。
【0045】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルタカートリッジの右半分のみを示す長手
方向断面図
【図2】図1のフィルタカートリッジの支持体の側面図
【図3】図2の支持体のIII−III線に沿った断面
【図4】第2実施例に係るフィルタカートリッジの下部
分を示す図1に対応する図
【図5】図4のフィルタカートリッジの取付け状態にお
ける右半分の拡大図
【図6】第3実施例に係る取付け状態のフィルタカート
リッジを図5と同じ状態で示す図
【図7】第4実施例に係るフィルタカートリッジを備え
た完全なフィルタ装置の長手方向断面図
【符号の説明】
2,3 ディスク部材 4,4’ シール部材 5 管 10 フィルタ部材 11 支持体 11’,11” 格子支柱 12 ジャケット 20 開口部 24 溝部 b 支柱の厚み D 二つの格子支柱間距離 L 支持体の長さ
フロントページの続き (72)発明者 ディーター・バウマン ドイツ連邦共和国 デー‐48268 グレー フェン イーバーヴァッサーシュトラーセ 1

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つのディスク部材(2,3)と、これ
    らディスク部材(2,3)の間に設けられてフィルタ処
    理対象媒体が通過する実質的に中空筒状のフィルタ部材
    (10)とを備えると共に、前記二つのディスク部材
    (2,3)の少なくとも一方に開口部(20)が形成さ
    れていて、少なくとも一つのシール部材(4,4’)を
    シール状態に介在させた状態で前記媒体の流入または流
    出用の管(5)に取付けられると共に交換の際には前記
    管(5)から取外し可能に構成されているフィルタカー
    トリッジであって、 前記フィルタ部材(10)および前記ディスク部材
    (2,3)が熱資源として利用可能な素材から形成され
    ていると共に、前記シール部材(4,4’)が柔軟性を
    有し熱資源として利用可能な素材から形成されているフ
    ィルタカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記フィルタ部材(10)は、その外側
    から、熱資源として利用可能な素材からなる有孔または
    格子状のジャケット(12)によって囲まれている請求
    項1に記載のフィルタカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記フィルタ部材(10)の内部に、熱
    資源として利用可能な素材からなる支持体(11)が配
    設されている請求項1又は2に記載のフィルタカートリ
    ッジ。
  4. 【請求項4】 前記支持体(11)は中空筒状の格子体
    に形成されている請求項3に記載のフィルタカートリッ
    ジ。
  5. 【請求項5】 前記格子体は互いに直交して形成されて
    いると共に、前記支持体(11)に対して周方向と長手
    方向とに延出する格子支柱(11’,11”)から構成
    されている請求項4に記載のフィルタカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記支持体(11)に対して周方向に延
    出する前記格子支柱(11’)は、前記支持体(11)
    に対して長手方向に延出する前記格子支柱(11”)を
    越えて半径方向外方に突出している請求項5に記載のフ
    ィルタカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記格子支柱(11’,11”)の厚み
    (b)と、前記支持体(11)の長手方向視における二
    つの格子支柱間の距離(D)との関係が、1:4〜1:
    8である請求項5又は6に記載のフィルタカートリッ
    ジ。
  8. 【請求項8】 前記支持体(11)の長手方向視におけ
    る二つの格子支柱(11’)間の距離(D)と前記支持
    体(11)の長さ(L)との関係が、1:6〜1:12
    である請求項5〜7のいずれか1項に記載のフィルタカ
    ートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記支持体(11)の周方向視におい
    て、この支持体(11)の長手方向に延出する二つの格
    子支柱(11”)のなす角度が45゜〜180゜である
    請求項5〜8のいずれか1項に記載のフィルタカートリ
    ッジ。
  10. 【請求項10】前記フィルタ部材(10)の内部に、前
    記両ディスク部材(2,3)の間において隙間を有した
    状態で支持体(11)が配設されている請求項1〜9の
    いずれか1項に記載のフィルタカートリッジ。
  11. 【請求項11】前記両ディスク部材(2,3)が、熱溶
    接によって前記フィルタ部材(10)とシール状態に接
    続されている請求項1〜10のいずれか1項に記載のフ
    ィルタカートリッジ。
  12. 【請求項12】前記シール部材(4,4’)が環状ディ
    スクとして構成されていると共に、この環状ディスクの
    内径が、前記ディスク部材(2,3)の前記開口部(2
    0)よりも小さく、前記フィルタカートリッジを媒体の
    流入または流出用の前記管(5)に取付けた時に、前記
    環状ディスクがその内領域内で回転して、前記両ディス
    ク部材(2,3)と流入または流出用の前記管(5)と
    の間で密封状態に固定される請求項1〜11のいずれか
    1項に記載のフィルタカートリッジ。
  13. 【請求項13】前記シール部材(4,4’)が、四辺形
    状の断面を有するほぼ円形、長円形または方形状である
    請求項1〜12のいずれか1項に記載のフィルタカート
    リッジ。
  14. 【請求項14】前記シール部材(4,4’)が、四角形
    状の断面を有していて4つの角を備えた環状シール部材
    である請求項1〜12のいずれか1項に記載のフィルタ
    カートリッジ。
  15. 【請求項15】前記シール部材(4,4’)がエラスト
    マから形成されている請求項1〜14のいずれか1項に
    記載のフィルタカートリッジ。
  16. 【請求項16】前記シール部材(4,4’)がフェルト
    から形成されている請求項1〜15のいずれか1項に記
    載のフィルタカートリッジ。
  17. 【請求項17】前記フェルトがプラスチック製針状フェ
    ルトである請求項16に記載のフィルタカートリッジ。
  18. 【請求項18】前記シール部材(4,4’)が、前記デ
    ィスク部材(2,3)に形成された溝部(24)に配設
    されている請求項1〜17のいずれか1項に記載のフィ
    ルタカートリッジ。
  19. 【請求項19】前記シール部材(4,4’)が、前記溝
    部(24)内において軸芯方向および/又は半径方向の
    クリアランスを有する請求項18に記載のフィルタカー
    トリッジ。
  20. 【請求項20】前記シール部材(4,4’)が前記ディ
    スク部材(2,3)に固定されている請求項1〜17の
    いずれか1項に記載のフィルタカートリッジ。
  21. 【請求項21】前記シール部材(4,4’)と前記ディ
    スク部材(2,3)とが互いに熱溶接、接着あるいは固
    着されている請求項20に記載のフィルタカートリッ
    ジ。
  22. 【請求項22】前記溶接が、光線溶接、ミラー溶接、超
    音波溶接、マイクロ波溶接のいずれかによって行われる
    請求項11〜21のいずれか1項に記載のフィルタカー
    トリッジ。
  23. 【請求項23】前記熱資源として利用可能な素材の少な
    くも一部が、リサイクル材である請求項1〜22のいず
    れか1項に記載のフィルタカートリッジ。
  24. 【請求項24】前記熱資源として利用可能な素材がガラ
    ス繊維を有する請求項1〜23のいずれか1項に記載の
    フィルタカートリッジ。
  25. 【請求項25】前記ディスク部材(2,3)と、支持体
    (11)と、前記フィルタ部材(10)と、ジャケット
    (12)と、前記シール部材(4,4’)とが、同じプ
    ラスチック素材から形成されている請求項1〜24のい
    ずれか1項に記載のフィルタカートリッジ。
  26. 【請求項26】前記熱資源として利用可能な素材がポリ
    アミドである請求項1〜25のいずれか1項に記載のフ
    ィルタカートリッジ。
  27. 【請求項27】前記フィルタ部材(10)が、ジクザク
    状に折り畳まれたフィルタ布から形成されている請求項
    1〜26のいずれか1項に記載のフィルタカートリッ
    ジ。
JP18382194A 1993-08-12 1994-08-05 フィルタカートリッジ Pending JPH0760022A (ja)

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DE4416577:3 1994-05-11
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DE9312051:6 1994-05-11

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