JPH0759979A - 全自動洗濯機 - Google Patents
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Landscapes
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
せる洗濯液の循環水量を増大しながら水位ごとに泡の加
速を抑制して洗濯液や泡の飛び跳ねを防止し、洗浄力の
向上を図るとともに布傷みや布のからみを抑える。 【構成】 洗濯兼脱水槽4の底面に回転自在に配設し、
モータ13により駆動されるパルセーター7の下側羽根
8の外周にポンプ室9を形成し、ポンプ室9から洗濯兼
脱水槽4の上部まで独立した複数の水路6a、6bを連
通し、複数の水路6a、6bの上部を洗濯兼脱水槽4の
内部に向けて開口して散水用ノズル11とリントフィル
ター12とを設ける。モータ13の反転時限と通電を制
御する制御手段は、パルセーター7の反転時限を制御し
て水流の強さの強弱を生成可能とし、その水流の強さの
組み合わせにより複合水流を形成し、複合水流は、洗濯
兼脱水槽4の給水水位ごとに強水流と弱水流とを時間ご
とに組み合わせて形成する。
Description
の上部より下部に向けて循環させて衣類を洗うパルセー
ター方式の全自動洗濯機に関する。
なってきた。省資源もその中で重要なテーマであり、洗
濯機においては、節水、節洗剤が強く望まれている。
案されている。たとえば、特開昭62−304816号
公報に示されているように、洗濯槽の内壁の一部に水路
形成用カバーを設けて洗濯槽との間に水路を成形し、パ
ルセーターの下側羽根によるポンプ作用で、洗濯槽の下
側の洗濯液を水路を通して洗濯槽の上部に導き、洗濯物
の上に注ぐ洗濯方式がある。この方式によれば、洗濯物
に常に洗濯液が注がれているので、洗濯時の水位が少々
低くても十分洗浄でき、節水、節洗剤が可能である。
62−304816号公報に記載されたものでは、常時
大量の洗濯液を上から洗濯物に注ぐことができないとい
う問題を有していた。
脱水槽34の底面に回転自在に配設し、モータにより駆
動されるパルセーター35の下側羽根36の外周にポン
プ室37を形成し、ポンプ室37から洗濯兼脱水槽34
の上部まで水路38を連通し、水路38の上部を洗濯兼
脱水槽34の内部に向けて開口して散水用ノズル39を
設け、パルセーター35の回転によって洗濯液を洗濯兼
脱水槽34の上部に向けて循環させ、大量の洗濯液を上
から洗濯物に注ぐことによって、洗剤溶解性と循環効果
を向上させる方式の全自動洗濯機について種々検討し
た。
0との間の洗濯液をより多く循環させるため、図15に
示すように、洗濯兼脱水槽34内と水受け槽40との間
に泡41の発生が多くなってしまい、最後には水受け槽
40上面より出てしまう危険性があった。すなわち、従
来の水流であると水流が一定であるため、図16に示す
ように、負荷量の大小により流体バランサー42の上面
(機体の安全的に見た上限と仮定)に到達するまでの時
間は異なるが、洗濯中に泡41は流体バランサー42の
上面を越えてしまい、床面に滴下したり、他の電子部品
にかかり、安全上に問題があった。さらに、洗濯物の量
や水位ごとに泡の加速が異なるための問題もあった。
液の循環水量の増大を図りつつ、水位ごとに泡の加速を
抑え込み、洗濯液や泡の飛び跳ねを防止し、さらには、
強水流時に洗濯液を洗濯物に注ぎ、弱水流時に揉み洗い
をすることで洗浄力の向上を図るとともに布傷みや布の
からみを抑えることを第1の目的としている。
が低くても十分に上部から洗濯液が注がれることを可能
とし、泡の飛び跳ねを防止することを第2の目的として
いる。
に注ぐことで、使用者に不信感を抱かせないことを第3
の目的としている。
水流を選択することで、使用者には手間をかけずに、洗
濯液や泡の飛び跳ねを防止することを第4の目的として
すいる。
合でも、洗濯に不自然でない水流にて自動的に水流を選
択可能とすることを第5の目的としている。
を達成するために、洗濯兼脱水槽の底面に回転自在に配
設したパルセーターと、前記パルセーターを駆動するモ
ータと、前記パルセーターの下側羽根の外周に形成した
ポンプ室と、前記ポンプ室から前記洗濯兼脱水槽の上部
まで連通し独立した複数の水路と、前記複数の水路の上
部を前記洗濯兼脱水槽の内部に向けて開口した開口部
と、前記開口部に設けた散水用ノズルとリントフィルタ
ーと、前記モータの反転時限と通電を制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、前記パルセーターの反転時
限を制御して水流の強さの強弱を生成可能とし、その水
流の強さの組み合わせにより複合水流を形成し、複合水
流は、前記洗濯兼脱水槽の給水水位ごとに強水流と弱水
流とを時間ごとに組み合わせて形成するようにしたこと
を第1の課題解決手段としている。
第1の課題解決手段の制御手段は、複合水流時の反転時
限のオフ時間をつぎのオン時に散水用ノズルより洗濯液
を吐出できる時間より短くしたことを第2の課題解決手
段としている。
第1の課題解決手段の制御手段は、強水流と弱水流との
左右反転をそれぞれ1単位として、各単位の整数倍を組
み合わせて複合水流を形成するようにしたことを第3の
課題解決手段としている。
第1の課題解決手段に加えて、モータに所定時間通電し
た後の休止期間でのモータの逆起電力により洗濯兼脱水
槽内の負荷量を検知する負荷量検知手段を備え、制御手
段は、前記負荷量検知手段の出力により給水前に給水水
位と水流を選択するようにしたことを第4の課題解決手
段としている。
記第1から第3のの課題解決手段に加えて、洗濯兼脱水
槽に給水後、モータに所定時間通電した後の休止期間で
のモータの逆起電力により洗濯兼脱水槽内の負荷量を検
知する負荷量検知手段を備え、制御手段は、前記負荷量
検知手段の検知水流にて水流を選択するようにしたこと
を第5の課題解決手段としている。
複合水流のうちの強水流で洗濯液の循環水量を増大し、
しかも泡の加速は弱水流で水位ごとに抑え込み、洗濯液
や泡の飛び跳ねを防止でき、さらに、洗濯板洗いの思想
を取り入れ、強水流時に洗濯液を洗濯物に十分注ぐこと
ができ、また、弱水流時に揉み洗いができて洗浄力を向
上させ、なおかつ、弱水流があるため、従来の一定の反
転時限よりも布傷みや布のからみを抑えることができ
る。
ない洗濯物を洗濯するとき、水位が低くても十分に上部
から洗濯液を注ぐことが可能となり、また、リントフィ
ルターにも十分循環水が流れるためリント捕捉効率を向
上でき、さらには泡の飛び跳ねを防止することができ
る。
上から洗濯物に略連続的に注ぐことができ、使用者に洗
濯物が常に洗濯液に浸かっていないことからの洗いむら
への不信感を抱かせないで洗濯ができるようになる。
別に自動的に水流を選択でき、泡の飛び跳ねの要因であ
るタオルシーツ類などの大物衣類であっても、負荷量を
検知することにより、使用者には手間をかけずに洗濯液
や泡の飛び跳ねを防止することができる。
に負荷量検知ができない風呂の残り湯などを使用される
際にでも、洗濯に不自然でない水流にて自動的に負荷量
探知を行い、水流選択が可能となる。
2を参照しながら説明する。
吊り棒2により水受け槽3を吊り下げている。洗濯兼脱
水槽(以下洗濯槽という)4は、水受け槽3内に取り付
け、その内面に循環水路カバー5を取り付けて、洗濯槽
4との間に循環水路6a、6bを形成している。パルセ
ーター7は、洗濯槽4の底部に回転自在に配設し、この
パルセーター7の裏面に下側羽根8を一体に設け、下側
羽根8の外周にポンプ室9を形成している。ポンプ室9
は、循環水路6a、6bと連通し、洗濯槽4の上部で洗
濯槽4の内部に向けた開口部10に散水用ノズル11と
リントフィルター12とを設けている。
構15を介してパルセーター7を駆動する。運転制御装
置16は、モータ13の反転時限と通電を制御するもの
である。17は排水弁、18は給水弁、19は蓋、20
は脱水時の振動を低減させるための流体バランサーであ
る。
しており、電圧検知手段21は、モータ13の惰性回転
時の逆起電力を検知するもので、その出力を負荷量検知
手段22に入力する。負荷量検知手段22は、電圧検知
手段21の出力から洗濯槽4内の洗濯物23の量を検知
し、その出力を制御手段24に入力する。パワースイッ
チング手段25は、制御手段24の出力によりモータ1
3、排水弁17、給水弁18などの通電を制御する。操
作表示手段26は、使用者が操作して所望の入力をする
とともに動作状態を表示する。水位検知手段27は、洗
濯槽4内の水位を検知するものである。
通電を制御するとともに操作表示手段26、水位検知手
段27などの出力により、洗濯、すすぎ、脱水の各行程
を逐次制御する。また、制御手段24は、記憶手段28
の記憶内容よりパルセーター7の反転時限を制御して水
流の強さの強弱を生成可能とし、その水流の強さの組み
合わせにより複合水流を形成し、複合水流は、洗濯槽4
の給水水位ごとに強水流と弱水流とを時間ごとに組み合
わせて形成するようにしている。
4および(表1)に示すように、洗浄効果を損なわない
ようにするため、水流を強水流(NO.1水流)と弱水
流(NO.2水流)を時間ごとに組み合わせた複合水流
を形成し、各水位ごとに複数の複合水流を設けている。
なお、図3は水流の基本パターン図、図4は水流の左右
回転詳細図、(表1)は、本実施例の左右オン−オフ時
限を示している。
11から注がれるシャワーの量の確保と上部洗濯物に洗
濯液を十分浸ける効果と洗濯物23の動きをよくし、弱
水流(NO.2水流)は、泡の進展を抑制し、洗濯物2
3を揉む効果を出す水流である。ここで、(表1)にお
いて、各水位ごとに複数の複合水流を設けているが、こ
れは各水位内でも負荷量により泡の速度が異なり、負荷
量が小さくなる程速度が速くなるため、負荷量が小さく
なる程水流を徐々に弱くしている。なお、29はモータ
13の進相用コンデンサ、30は電源スイッチ、31は
商用電源である。
ず、図1のように、洗濯物23を洗濯槽4の中に投入
し、スタートスイッチ(図示せず)を押すと、負荷量検
知手段22により洗濯槽4内の洗濯物23の量を検知
し、その負荷量に合った水位と水流を決定し、給水弁1
8を制御して所定水位まで給水し、洗濯行程に入る。洗
濯行程に入ると、モータ13は洗濯水流に応じて右回転
・休止・左回転・休止と制御手段24によって制御され
る。
ト11および減速機構15を介してパルセーター7に伝
えられる。したがって、モータ13の回転に応じてパル
セーター7および下側羽根8が回転し、洗濯槽4の中の
洗濯物21と洗濯液が攪拌されて洗濯物21が洗浄され
る。一方、下側羽根8と水受け槽3との間の洗濯液は、
下側羽根8の回転により遠心力で外側に押し出され、循
環水路6a、6bを通って、リントフィルター12およ
び散水ノズル11から洗濯槽4内にモータ13のの回転
に応じて間欠的に注がれる。
押し出された洗濯液の跡には、下側羽根8の中央部下か
ら新しい洗濯液が供給される。すなわち、水受け槽3と
洗濯槽4の間の洗濯液が供給されることになり、水受け
槽3と洗濯槽4の間の液面aは、洗濯槽4内の洗濯液水
位bより低くなる。ただし、洗濯槽4の脱水用の穴(図
示せず)および洗濯槽4とパルセーター7の間の隙間か
ら洗濯液が水受け槽3に流れるので、液面の差はある値
でバランスして一定となる。また、循環水路を4本また
は6本設けることにより、下側羽根8の遠心力によって
押し出された洗濯液は効率的に循環水路に導かれ、総循
環流量を増大させることができる。
性と従来の特性を図5に比較して示している。図中曲線
Aが本実施例による洗剤溶解特性で、曲線Bが従来の特
性である。このように洗濯液の循環流量が増大すること
により、洗剤溶解特性を大幅に改善することができる。
の特性を図6に比較して示している。図中特性Aが本実
施例による洗浄率で、Bが従来の洗浄率である。このよ
うに本実施例によると、前述の洗剤(界面活性剤)溶解
特性の向上と、洗濯液のシャワー効果、循環効果とで大
幅に洗浄性能を向上させることができる。
水流(NO.1水流)と弱水流(NO.2水流)を時間ご
とに組み合わせた複合水流を形成することにより、強水
流(NO.1水流)によって、散水用ノズル11から注
がれるシャワーの量の確保と上部洗濯物に洗濯液を十分
浸ける効果と洗濯物23の動きをよくして、洗浄効果を
損なわないようにでき、弱水流(NO.2水流)によっ
て、泡の進展を抑制し、洗濯物23を揉む効果を出すこ
とができる。
泡速度に抑えることが可能となり、水受け槽3上面より
泡が出てしまうようなことはなくなり、しかも、洗浄効
果もシャワー効率も損なうことなく洗濯することができ
る。さらに、弱水流(NO.2水流)があるため、から
みの抑制、傷みの抑制にもなり、布傷みうあ布からみを
抑えることができる。
明する。図2における制御手段24は、複合水流時の反
転時限のオフ時間をつぎのオン時に散水用ノズル11よ
り洗濯液を吐出できる時間より短くしている。すなわ
ち、(表1)に示すように、低い水位では複合水流時の
反転時限のオフ時間を0.4秒から0.8秒に制御するよ
うにしている。他の構成は上記第1の実施例と同じであ
る。
に示すように、低い水位の場合は洗濯液水位bから散水
ノズル11までの高低差が多いため、下側羽根8と水受
け槽3との間の洗濯液は、水流の反転時限のオン時に下
側羽根8の回転により遠心力で外側に押し出され、循環
水路6a、6bを通りリントフィルター12、散水ノズ
ル11より洗濯槽4内にモータ13の回転に応じて注が
れるが、水流の反転時限のオフ時間が長くなると循環水
路6a、6b内の水面が下がってしまうため、低い水位
の場合は、泡速度および泡の飛び跳ねを抑えるための水
流の反転時限のオン時間が短いため、つぎの水流の反転
時限のオン時に、循環水路6a、6b内水面を容易に上
昇できない。そのため、オフ時の時間を0.4秒から0.
8秒に抑えることで循環水路6a、6b内水面の下降を
抑制することができ、有効的に散水ノズルを11より洗
濯液を供給可能とし、また、リントフィルター12にも
十分循環水が流れるようになるため、低い水位でもシャ
ワー効果および循環効果を向上させ、洗浄効果およびリ
ント性能を向上させることができる。
明する。図2における制御手段24は、図8に示すよう
に、強水流(NO.1水流)と弱水流(NO.2水流)と
を左右反転ごとに1:2の割合で組み合わせた複合水流
を生成するようにしている。他の構成は上記第1の実施
例と同じである。
流(NO.1水流)と弱水流(NO.2水流)とを左右反
転ごとに1:2の割合で組み合わせた複合水流にするこ
とにより、図7の一点鎖線に示すように、泡の加速度を
抑えることが可能となるとともに、洗濯液を散水ノズル
11内より洗濯物にほぼ連続的に注ぐことができ、常に
洗濯液が洗濯物にかかる状態となるため、使用者に洗い
むらへの不信感を抱かせることなく洗濯ができる。
合を1:2にしているが、これに限定されるものでな
く、洗濯終了までに水受け槽3より洗濯液の泡が溢れ出
ないような割合でよいことはいうまでもない。
明する。図2における制御手段24は、負荷量検知手段
22の出力により給水前に給水水位と水流を選択するよ
うにしている。他の構成は上記第1の実施例と同じであ
る。
量検知手段22は、電圧検知手段21の出力を入力し、
モータ13に所要時間通電した後の休止期間でのモータ
13の逆起電力の減衰率により洗濯槽4内の負荷量を検
知する。すなわち、コンデンサ29の端子電圧はモータ
13の回転数と相関があり、モータ13をオンし、その
後回転を逆転させる前の休止期間中にコンデンサ29の
端子電圧はモータ13の回転数に応じて減衰する。この
逆起電力は回転数の減少とともに低下し、図9(a)(b)に
示すような波形となる。図9(a)は負荷量が少ない場合
で、モータ13の回転数の低下は少なく、図9(b)は負
荷量が多い場合で、モータ13の回転数は急速に低下す
る。このとき、コンデンサ29の端子電圧も低下するの
で、布量などの負荷量を検知できる。すなわち、コンデ
ンサ電圧の減衰時間(図9のT1a、T1b)、コンデンサ
電圧の変化率または電圧波形数などの減衰率を測定して
負荷量を検知する。
チ30を投入し、スタートスイッチ(図示せず)を押す
と、モータ13によりパルセーター7が左右反転を複数
回くり返す。この左右反転時の休止期間でのモータ13
の逆起電圧の減衰率により、図10に示すように、負荷
量が多いと端子電圧は低くなり、逆に、負荷量が少ない
と端子電圧は高くなる。この端子電圧により負荷量を判
定し、洗濯液水位bを設定する。
に、各水位内の負荷量ごとに泡速度が異なるため、図1
0に示すように各水位内でも負荷量に応じた複数の水流
を設けている。これにより、泡の飛び跳ねや跳びはねや
泡の加速の要因であるタオルシーツ類の大物衣類の負荷
量別に自動的に水流を選択できるようになり、使用者に
は手間をかけずに洗濯液の泡の飛び跳ねや泡の進展を抑
制した選択が実現できる。
参照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ
構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
洗濯槽4に給水後、モータ13に所定時間通電した後の
休止期間でのモータ13の逆起電力により洗濯槽4内の
負荷量を検知する。制御手段33は、負荷量検知手段3
1の検知水流にて水流を選択するようにしている。
図13および(表2)に示すように、強水流(NO.1
水流)と弱水流(NO.2水流)を時間ごとに組み合わ
せた複合水流の前に検知水流を設け、この検知水流にて
負荷量検知手段31により洗濯槽4内の洗濯物の量を検
知するようにしている。なお、図12は水流の基本パタ
ーン図、図13は水流の左右回転詳細図、(表2)は、
本実施例の左右オン−オフ時限を示している。
前に負荷量検知ができない場合、たとえば、風呂の残り
湯などを使用される際には、使用者が自分で洗濯液水位
bを設定するため、設定水位で負荷量別に水流を設定し
ないと泡の飛び跳ねや泡の進展を抑えることができなく
なる。
ンに示しているように、各水位ごとの複合水流の前に検
知水流として、たとえば1秒オン−0.6秒オフの水流
によって、複数回の0.6秒オフ時の逆起電力の積算に
より、負荷量を検知することが可能となり、図14に示
すように、設定された水位内で洗濯に不自然でない水流
にて自動的に負荷量検知を行い、水流選択が可能にで
き、洗濯前に洗濯槽内に水があったり使用者が自分で水
位を設定しても泡の飛び跳ねや泡の進展を自動的に抑え
ることができる。
によれば、洗濯兼脱水槽の底面に回転自在に配設したパ
ルセーターと、前記パルセーターを駆動するモータと、
前記パルセーターの下側羽根の外周に形成したポンプ室
と、前記ポンプ室から前記洗濯兼脱水槽の上部まで連通
し独立した複数の水路と、前記複数の水路の上部を前記
洗濯兼脱水槽の内部に向けて開口した開口部と、前記開
口部に設けた散水用ノズルとリントフィルターと、前記
モータの反転時限と通電を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記パルセーターの反転時限を制御し
て水流の強さの強弱を生成可能とし、その水流の強さの
組み合わせにより複合水流を形成し、複合水流は、前記
洗濯兼脱水槽の給水水位ごとに強水流と弱水流とを時間
ごとに組み合わせて形成するようにしたから、洗剤(界
面活性剤)溶解特性の向上と、洗濯液のシャワー効果、
循環効果とで大幅に洗浄性能を向上させることができる
上、水位ごとに複数の強水流と弱水流の複合水流を設け
ることで、水位ごとに泡の加速を抑え込み、洗濯液や泡
の飛び跳ねを防止でき、さらには、強水流時に洗濯液を
洗濯物に十分注ぎ、弱水流時に揉み洗いをすることがで
きて洗浄力の向上を図ると共に布傷みや布のからみを抑
えることができる。
のオフ時間をつぎのオン時に散水用ノズルより洗濯液を
吐出できる時間より短くしたから、オフ時に循環水路内
の水位を大幅に下げることがないため、有効的に散水ノ
ズルの上部から洗濯液を注ぐことが可能となり、また、
リントフィルターにも十分循環水が流れるため、リント
補促効率を向上できる。
右反転をそれぞれ1単位として、各単位の整数倍を組み
合わせて複合水流を形成するようにしたから、洗濯液を
上から洗濯物に略連続的に注ぐことが可能となり、使用
者に洗いむらへの不信感を抱かせることなく洗濯が終了
できる。
期間でのモータの逆起電力により洗濯兼脱水槽内の負荷
量を検知する負荷量検知手段を備え、制御手段は、前記
負荷量検知手段の出力により給水前に給水水位と水流を
選択するようにしたから、泡の飛び跳ねの要因であるタ
オルシーツ類の大物衣類の負荷量別に自動的に水流を選
択でき、使用者には手間をかけずに洗濯時に洗濯液や泡
の飛び跳ねを防止することができる。
所定時間通電した後の休止期間でのモータの逆起電力に
より洗濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷量検知手段
を備え、制御手段は、前記負荷量検知手段の検知水流に
て水流を選択するようにしたから、複合水流の前に各水
位ごとに設けた検知水流のオフ時の逆起電力の積算によ
り負荷量を検知することができ、風呂の残り湯などを使
用される際(洗濯槽に水が入っている場合)でも洗濯に
不自然でない水流にて、自動的に負荷量を検知すること
ができ、使用者が設定された水位でも水流洗濯が可能と
なる。
オン−オフパターン図
の負荷量判定時にモータに印加する電圧波形図
の端子電圧と負荷量との相関を示す図
ック図
図
の端子電圧と負荷量との相関を示す図
示す図
図
Claims (5)
- 【請求項1】 洗濯兼脱水槽の底面に回転自在に配設し
たパルセーターと、前記パルセーターを駆動するモータ
と、前記パルセーターの下側羽根の外周に形成したポン
プ室と、前記ポンプ室から前記洗濯兼脱水槽の上部まで
連通し独立した複数の水路と、前記複数の水路の上部を
前記洗濯兼脱水槽の内部に向けて開口した開口部と、前
記開口部に設けた散水用ノズルとリントフィルターと、
前記モータの反転時限と通電を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、前記パルセーターの反転時限を制
御して水流の強さの強弱を生成可能とし、その水流の強
さの組み合わせにより複合水流を形成し、複合水流は、
前記洗濯兼脱水槽の給水水位ごとに強水流と弱水流とを
時間ごとに組み合わせて形成するようにした全自動洗濯
機。 - 【請求項2】 制御手段は、複合水流時の反転時限のオ
フ時間をつぎのオン時に散水用ノズルより洗濯液を吐出
できる時間より短くした請求項1記載の全自動洗濯機。 - 【請求項3】 制御手段は、強水流と弱水流との左右反
転をそれぞれ1単位として、各単位の整数倍を組み合わ
せて複合水流を形成するようにした請求項1記載の全自
動洗濯機。 - 【請求項4】 モータに所定時間通電した後の休止期間
でのモータの逆起電力により洗濯兼脱水槽内の負荷量を
検知する負荷量検知手段を備え、制御手段は、前記負荷
量検知手段の出力により給水前に給水水位と水流を選択
するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の全
自動洗濯機。 - 【請求項5】 洗濯兼脱水槽に給水後、モータに所定時
間通電した後の休止期間でのモータの逆起電力により洗
濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷量検知手段を備
え、制御手段は、前記負荷量検知手段の検知水流にて水
流を選択するようにした請求項1〜3のいずれか1項に
記載の全自動洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21368493A JP3186364B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21368493A JP3186364B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 全自動洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0759979A true JPH0759979A (ja) | 1995-03-07 |
JP3186364B2 JP3186364B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=16643275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21368493A Expired - Lifetime JP3186364B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 全自動洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3186364B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007236983A (ja) * | 2007-06-26 | 2007-09-20 | Hitachi Appliances Inc | 電気洗濯機 |
KR100762290B1 (ko) * | 1997-12-22 | 2008-11-14 | 김석태 | 원심력물살 세탁기 |
CN114197152A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-03-18 | 长虹美菱股份有限公司 | 一种波轮洗衣机变速洗涤水流的洗涤控制方法 |
JP2022152293A (ja) * | 2021-03-29 | 2022-10-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP21368493A patent/JP3186364B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100762290B1 (ko) * | 1997-12-22 | 2008-11-14 | 김석태 | 원심력물살 세탁기 |
JP2007236983A (ja) * | 2007-06-26 | 2007-09-20 | Hitachi Appliances Inc | 電気洗濯機 |
JP2022152293A (ja) * | 2021-03-29 | 2022-10-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
CN114197152A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-03-18 | 长虹美菱股份有限公司 | 一种波轮洗衣机变速洗涤水流的洗涤控制方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3186364B2 (ja) | 2001-07-11 |
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