JPH0759220A - ガス絶縁開閉装置の運転状態表示装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置の運転状態表示装置Info
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- JPH0759220A JPH0759220A JP5162174A JP16217493A JPH0759220A JP H0759220 A JPH0759220 A JP H0759220A JP 5162174 A JP5162174 A JP 5162174A JP 16217493 A JP16217493 A JP 16217493A JP H0759220 A JPH0759220 A JP H0759220A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガス絶縁開閉装置における主回路を構成する
各機器ならびに各ガス区分の充電・非充電状態や、ガス
バルブの操作手順を表示する。ガス区画に対する保守点
検を安全かつ容易に行うことができる運転状態表示装置
を提供する。 【構成】 各機器の構成に関する図形データを蓄積する
主回路構成データべース11、ガス系統図における各ガ
ス区画の構成に関する図形データを蓄積するガス区画構
成データべース12を備えている。各機器の運転状態を
検出する運転情報検出手段5,6と、この運転情報検出
手段5,6によって検出された運転情報を図形データに
変換するデータ変換手段15を備えている。運転情報デ
ータ、主回路構成データおよびガス区画構成データとを
結合するデータ結合手段16と、データ結合手段によっ
て得られた主回路構成、ガス区画構成、およびこれら各
構成の運転状態を表示する表示手段2とを備えている。
各機器ならびに各ガス区分の充電・非充電状態や、ガス
バルブの操作手順を表示する。ガス区画に対する保守点
検を安全かつ容易に行うことができる運転状態表示装置
を提供する。 【構成】 各機器の構成に関する図形データを蓄積する
主回路構成データべース11、ガス系統図における各ガ
ス区画の構成に関する図形データを蓄積するガス区画構
成データべース12を備えている。各機器の運転状態を
検出する運転情報検出手段5,6と、この運転情報検出
手段5,6によって検出された運転情報を図形データに
変換するデータ変換手段15を備えている。運転情報デ
ータ、主回路構成データおよびガス区画構成データとを
結合するデータ結合手段16と、データ結合手段によっ
て得られた主回路構成、ガス区画構成、およびこれら各
構成の運転状態を表示する表示手段2とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電所、変電所あるい
は開閉所などの電気所に設備されるガス絶縁開閉装置に
関するもので、特に、ガス絶縁開閉装置を構成する各機
器の運転状態およびガス絶縁開閉装置の各ガス区画の運
転状態をディスプレイやプリンタなどの表示手段によっ
て容易に確認することができるようにしたガス絶縁開閉
装置の運転状態表示装置に係る。
は開閉所などの電気所に設備されるガス絶縁開閉装置に
関するもので、特に、ガス絶縁開閉装置を構成する各機
器の運転状態およびガス絶縁開閉装置の各ガス区画の運
転状態をディスプレイやプリンタなどの表示手段によっ
て容易に確認することができるようにしたガス絶縁開閉
装置の運転状態表示装置に係る。
【0002】
【従来の技術】変電所その他の電気所に設けられるガス
絶縁開閉装置は、遮断器、断路器、接地開閉器などの開
閉器、主母線、接続母線などの母線類、その他のガス絶
縁機器から構成されている。このガス絶縁機器は、前記
のような各構成機器が、SF6ガスなどの絶縁ガスを封
入した接地金属容器内に、絶縁スペーサなどの絶縁物に
よって支持された高電圧導体が配設されていることを特
徴とする。従って、これらのガス絶縁機器を複数台組み
合わせて構成されているガス絶縁開閉装置は、高電圧導
体が接地金属容器内に収納されているため、外部からで
は主回路の充電状態を判断することが難しい。そのた
め、従来から、ガス絶縁開閉装置の各構成機器の種類、
形状、配置、接続状態などの情報を、ディスプレイ上に
単線結線図や各機器の形状を模した図形として表示する
と共に、その機器の充電・非充電などの運転状態を、色
分けなどの手法で表示する装置が知られていた。
絶縁開閉装置は、遮断器、断路器、接地開閉器などの開
閉器、主母線、接続母線などの母線類、その他のガス絶
縁機器から構成されている。このガス絶縁機器は、前記
のような各構成機器が、SF6ガスなどの絶縁ガスを封
入した接地金属容器内に、絶縁スペーサなどの絶縁物に
よって支持された高電圧導体が配設されていることを特
徴とする。従って、これらのガス絶縁機器を複数台組み
合わせて構成されているガス絶縁開閉装置は、高電圧導
体が接地金属容器内に収納されているため、外部からで
は主回路の充電状態を判断することが難しい。そのた
め、従来から、ガス絶縁開閉装置の各構成機器の種類、
形状、配置、接続状態などの情報を、ディスプレイ上に
単線結線図や各機器の形状を模した図形として表示する
と共に、その機器の充電・非充電などの運転状態を、色
分けなどの手法で表示する装置が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガス絶縁開
閉装置の点検保守時には、接地金属容器内部から絶縁ガ
スを排出して内部の絶縁物や高電圧導体を露出させて作
業を行う必要があるが、この場合高電圧導体が充電状態
にあるガス区画に対して誤ってガス処理を行うと大事故
につながる可能性が極めて大きい。そこで、ガス絶縁開
閉装置の信頼性向上、保守の低減および事故の未然防止
などの目的から、主回路の各構成機器の状態のみなら
ず、個々のガス区画に対してもその運転状態を常時監視
するシステムに対する要求が高まっている。特に、個々
のガス区画にはその内部に絶縁ガスを充填したり排出す
るためのガスバルブが1個あるいは複数個設けられてい
るが、このガスバルブの操作を安全に行うためには、バ
ルブ操作を行うガス区画が非充電であることが容易に判
別できることが重要である。さらに、このガスバルブの
開閉状態の把握、ガスの充填・排出時における複数のガ
スバルブ間の操作手順の表示を行うことも、保守点検を
安全かつ容易に行うために有益である。
閉装置の点検保守時には、接地金属容器内部から絶縁ガ
スを排出して内部の絶縁物や高電圧導体を露出させて作
業を行う必要があるが、この場合高電圧導体が充電状態
にあるガス区画に対して誤ってガス処理を行うと大事故
につながる可能性が極めて大きい。そこで、ガス絶縁開
閉装置の信頼性向上、保守の低減および事故の未然防止
などの目的から、主回路の各構成機器の状態のみなら
ず、個々のガス区画に対してもその運転状態を常時監視
するシステムに対する要求が高まっている。特に、個々
のガス区画にはその内部に絶縁ガスを充填したり排出す
るためのガスバルブが1個あるいは複数個設けられてい
るが、このガスバルブの操作を安全に行うためには、バ
ルブ操作を行うガス区画が非充電であることが容易に判
別できることが重要である。さらに、このガスバルブの
開閉状態の把握、ガスの充填・排出時における複数のガ
スバルブ間の操作手順の表示を行うことも、保守点検を
安全かつ容易に行うために有益である。
【0004】しかしながら、従来の表示装置は、単に主
回路の運転状況を表示するに過ぎず、ガス絶縁開閉装置
を構成する各機器のガス区画の運転状況までを表示する
ものではなかった。すなわち、ガス絶縁開閉装置を構成
するそれぞれの機器は、直接他の機器に接続されるばか
りでなく、接続用のガス絶縁母線を介して他の機器に接
続されることも多く、機器単位の接続状態と実際のガス
区画とは必ずしも一致しない。そのため、従来のように
単線結線図的に主回路を構成する各機器の充電状態のみ
を表示する表示装置では、個々のガス区画についてその
充電・非充電の運転状態を正確に把握することは不可能
であった。また、従来技術のように主回路の運転状態を
表示する装置では、各ガス区画に設けられているガスバ
ルブの接続状態や開閉時の操作手順などを把握すること
もできなかった。
回路の運転状況を表示するに過ぎず、ガス絶縁開閉装置
を構成する各機器のガス区画の運転状況までを表示する
ものではなかった。すなわち、ガス絶縁開閉装置を構成
するそれぞれの機器は、直接他の機器に接続されるばか
りでなく、接続用のガス絶縁母線を介して他の機器に接
続されることも多く、機器単位の接続状態と実際のガス
区画とは必ずしも一致しない。そのため、従来のように
単線結線図的に主回路を構成する各機器の充電状態のみ
を表示する表示装置では、個々のガス区画についてその
充電・非充電の運転状態を正確に把握することは不可能
であった。また、従来技術のように主回路の運転状態を
表示する装置では、各ガス区画に設けられているガスバ
ルブの接続状態や開閉時の操作手順などを把握すること
もできなかった。
【0005】本発明は、前記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、ガス
絶縁開閉装置における主回路を構成する各機器ならびに
各ガス区分の充電・非充電状態や、ガスバルブの操作手
順を表示することにより、ガス区画に対する保守点検を
安全かつ容易に行うことができるガス絶縁開閉装置の運
転状態表示装置を提供することにある。
を解決するために提案されたもので、その目的は、ガス
絶縁開閉装置における主回路を構成する各機器ならびに
各ガス区分の充電・非充電状態や、ガスバルブの操作手
順を表示することにより、ガス区画に対する保守点検を
安全かつ容易に行うことができるガス絶縁開閉装置の運
転状態表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、絶縁ガスを高電圧導体と共に接
地金属容器内に収納してなる複数のガス絶縁機器を接続
することにより主回路が構成され、かつこれら複数のガ
ス絶縁機器を単独あるいは複数個を単位としてガス区画
することにより全体が複数のガス区画に区分されている
ガス絶縁開閉装置において、ガス絶縁開閉装置の各機器
の構成に関する図形データを蓄積する主回路構成データ
べースと、ガス絶縁開閉装置の各ガス区画の構成に関す
る図形データを蓄積するガス区画構成データべースと、
ガス絶縁開閉装置の各機器および各ガス区画の運転状態
を検出する運転情報検出手段と、この運転情報検出手段
によって検出された運転情報を図形データに変換するデ
ータ変換手段と、この運転情報データと前記主回路構成
データおよびガス区画構成データとを結合するデータ結
合手段と、このデータ結合手段によって得られた主回路
構成、ガス区画構成およびこれら各構成の運転状態を表
示する表示手段とを備えていることを特徴とする。
め、請求項1の発明は、絶縁ガスを高電圧導体と共に接
地金属容器内に収納してなる複数のガス絶縁機器を接続
することにより主回路が構成され、かつこれら複数のガ
ス絶縁機器を単独あるいは複数個を単位としてガス区画
することにより全体が複数のガス区画に区分されている
ガス絶縁開閉装置において、ガス絶縁開閉装置の各機器
の構成に関する図形データを蓄積する主回路構成データ
べースと、ガス絶縁開閉装置の各ガス区画の構成に関す
る図形データを蓄積するガス区画構成データべースと、
ガス絶縁開閉装置の各機器および各ガス区画の運転状態
を検出する運転情報検出手段と、この運転情報検出手段
によって検出された運転情報を図形データに変換するデ
ータ変換手段と、この運転情報データと前記主回路構成
データおよびガス区画構成データとを結合するデータ結
合手段と、このデータ結合手段によって得られた主回路
構成、ガス区画構成およびこれら各構成の運転状態を表
示する表示手段とを備えていることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、前記請求項1の発明に
おいて、ガス区画構成データべースが、各ガス区画に設
けられて各ガス区画内の絶縁ガスの充填、排出を行うガ
スバルブの接続構成に関する図形データを蓄積したガス
バルブ構成データべースを備え、前記データ結合手段
が、このガスバルブ構成データ、前記運転情報データ、
前記主回路構成データおよびガス区画構成データを結合
するもので、前記表示手段が、このデータ結合手段によ
って得られた主回路構成、ガス区画構成およびこれら各
構成の運転状態に加えて、ガス区画に設けられたガスバ
ルブの接続構成を表示することを特徴とする。
おいて、ガス区画構成データべースが、各ガス区画に設
けられて各ガス区画内の絶縁ガスの充填、排出を行うガ
スバルブの接続構成に関する図形データを蓄積したガス
バルブ構成データべースを備え、前記データ結合手段
が、このガスバルブ構成データ、前記運転情報データ、
前記主回路構成データおよびガス区画構成データを結合
するもので、前記表示手段が、このデータ結合手段によ
って得られた主回路構成、ガス区画構成およびこれら各
構成の運転状態に加えて、ガス区画に設けられたガスバ
ルブの接続構成を表示することを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記請求項2の発明に
おいて、各ガス区画に設けられた各ガスバルブの開閉情
報を検出するバルブ開閉情報検出手段と、このバルブ開
閉情報検出手段からの各バルブの開閉情報を図形データ
に変換するデータ変換手段を備え、前記データ結合手段
が、この変換されたバルブ開閉情報の図形データを前記
ガスバルブ構成データ、前記運転情報データ、前記主回
路構成データおよびガス区画構成データと結合するもの
で、前記表示手段が、このデータ結合手段によって得ら
れた主回路構成、ガス区画構成、ガス区画に設けられた
ガスバルブの接続構成およびガスバルブの開閉状態を表
示することを特徴とする。
おいて、各ガス区画に設けられた各ガスバルブの開閉情
報を検出するバルブ開閉情報検出手段と、このバルブ開
閉情報検出手段からの各バルブの開閉情報を図形データ
に変換するデータ変換手段を備え、前記データ結合手段
が、この変換されたバルブ開閉情報の図形データを前記
ガスバルブ構成データ、前記運転情報データ、前記主回
路構成データおよびガス区画構成データと結合するもの
で、前記表示手段が、このデータ結合手段によって得ら
れた主回路構成、ガス区画構成、ガス区画に設けられた
ガスバルブの接続構成およびガスバルブの開閉状態を表
示することを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、所定のガス区画に対し
てガス処理を行う場合に必要とするガスバルブの開閉順
序条件を蓄積した知識データベースを備え、前記表示手
段が前記知識データベースから得られたガスバルブの開
閉順序条件を表示することを特徴とする。
てガス処理を行う場合に必要とするガスバルブの開閉順
序条件を蓄積した知識データベースを備え、前記表示手
段が前記知識データベースから得られたガスバルブの開
閉順序条件を表示することを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、請求項2、請求項3ま
たは請求項4の発明において、所定のガス区画に対して
ガス処理を行う場合に、そのガス区画の運転状況に対応
して必要となるガスバルブの開閉順序条件を蓄積した知
識データベースと、各ガス区画の運転状態を検出する運
転情報検出手段と、各バルブの開閉状態に関するガスバ
ルブ開閉情報情報検出手段と、前記知識データベースか
らの開閉順序条件、運転情報検出手段からの各ガス区画
の運転状態、およびガスバルブ開閉情報検出手段からの
ガスバルブの開閉状態を入力し、所定のガス区画に対す
るガスバルブの操作手順を判定し、その判定結果を前記
表示手段に出力する判定部を備えている請ことを特徴と
する。
たは請求項4の発明において、所定のガス区画に対して
ガス処理を行う場合に、そのガス区画の運転状況に対応
して必要となるガスバルブの開閉順序条件を蓄積した知
識データベースと、各ガス区画の運転状態を検出する運
転情報検出手段と、各バルブの開閉状態に関するガスバ
ルブ開閉情報情報検出手段と、前記知識データベースか
らの開閉順序条件、運転情報検出手段からの各ガス区画
の運転状態、およびガスバルブ開閉情報検出手段からの
ガスバルブの開閉状態を入力し、所定のガス区画に対す
るガスバルブの操作手順を判定し、その判定結果を前記
表示手段に出力する判定部を備えている請ことを特徴と
する。
【0011】請求項6の発明は、前記請求項5の発明に
おいて、前記判定部が、その判定部で得られた操作手順
に従い各ガスバルブを開閉するバルブ開閉制御手段に接
続されていることを特徴とする。
おいて、前記判定部が、その判定部で得られた操作手順
に従い各ガスバルブを開閉するバルブ開閉制御手段に接
続されていることを特徴とする。
【0012】
【作用】前記のような構成を有する請求項1の発明で
は、表示手段にガス絶縁開閉装置の主回路および各ガス
区画の構造に加えて、主回路と各ガス区画の充電・非充
電の運転状態が同時に表示される。従って、各ガス区画
に対してガス処理が可能か否かの判定を容易に行うこと
ができ、そのガス区画の保守点検作業が安心して実施で
きる。
は、表示手段にガス絶縁開閉装置の主回路および各ガス
区画の構造に加えて、主回路と各ガス区画の充電・非充
電の運転状態が同時に表示される。従って、各ガス区画
に対してガス処理が可能か否かの判定を容易に行うこと
ができ、そのガス区画の保守点検作業が安心して実施で
きる。
【0013】請求項2の発明では、主回路構成、ガス区
画構成およびこれら各構成の運転状態に加えて、ガスバ
ルブデータベースからの図形データが表示されるので、
そのガス区画の保守点検時に操作すべきガスバルブの数
や位置の確認が容易である。
画構成およびこれら各構成の運転状態に加えて、ガスバ
ルブデータベースからの図形データが表示されるので、
そのガス区画の保守点検時に操作すべきガスバルブの数
や位置の確認が容易である。
【0014】請求項3の発明では、ガス絶縁開閉装置に
設けられている各ガスバルブの開閉状態が図形として表
示されることになるので、ガス処理に当たって操作すべ
きガスバルブの判定が容易である。
設けられている各ガスバルブの開閉状態が図形として表
示されることになるので、ガス処理に当たって操作すべ
きガスバルブの判定が容易である。
【0015】請求項4の発明では、所定のガス区画に対
してガス処理を行う場合に、知識データベースから必要
とするガスバルブの開閉順序条件が表示手段に表示され
るので、作業員が前記各ガス区分の運転状態および各ガ
スバルブの開閉状態を考慮して、ガス処理作業時に必要
とするガスバルブの適切な操作手順を容易に定めること
ができる。
してガス処理を行う場合に、知識データベースから必要
とするガスバルブの開閉順序条件が表示手段に表示され
るので、作業員が前記各ガス区分の運転状態および各ガ
スバルブの開閉状態を考慮して、ガス処理作業時に必要
とするガスバルブの適切な操作手順を容易に定めること
ができる。
【0016】請求項5の発明では、主回路および各ガス
区画の運転状態、各ガスバルブの開閉状態、および所定
のガス区画に対してガス処理を行う場合のガスバルブの
開閉条件を考慮した上で、最適なガスバルブの操作手順
が自動的に表示される。
区画の運転状態、各ガスバルブの開閉状態、および所定
のガス区画に対してガス処理を行う場合のガスバルブの
開閉条件を考慮した上で、最適なガスバルブの操作手順
が自動的に表示される。
【0017】請求項6の発明では、前記判定部で得られ
た最適なガスバルブの操作手順に従い、バルブ開閉制御
手段が各ガスバルブを開閉してそのガス区画のガス処理
を行うことができる。
た最適なガスバルブの操作手順に従い、バルブ開閉制御
手段が各ガスバルブを開閉してそのガス区画のガス処理
を行うことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1のブロック図
に従って具体的に説明する。
に従って具体的に説明する。
【0019】(1)本実施例の構成 図中1はガス絶縁開閉装置の運転、制御、監視、その他
の目的で電気所の制御センターに設けられている計算機
であって、この計算機1には、ディスプレイ、プリン
タ、ファイルなどから構成される表示手段2と、計算機
1に対して種々の情報を入力するキーボードなどの入力
手段3が設けられている。
の目的で電気所の制御センターに設けられている計算機
であって、この計算機1には、ディスプレイ、プリン
タ、ファイルなどから構成される表示手段2と、計算機
1に対して種々の情報を入力するキーボードなどの入力
手段3が設けられている。
【0020】この計算機1は、光LANなどのネットワ
ークを介してガス絶縁開閉装置を構成する各ガス絶縁機
器の監視装置4が接続されている。この監視装置4は、
主回路を構成する各ガス絶縁機器の運転状態、すなわち
充電・非充電の状態を検出する運転情報検出手段5と、
絶縁スペーサで区切られた各ガス区画ごとにその運転状
態を検出するガス区画運転状態検出手段6とを備えてい
る。この各ガス絶縁機器やガス区画の運転状況の検出手
段5,6としては、個々のガス絶縁機器30やガス区画
31ごとに、変流器その他の専用の検出手段を設けても
良い。また、主回路運転制御手段7により、ガス絶縁開
閉装置を構成するガス絶縁機器の中で、遮断器、断路
器、開閉器などのスイッチング動作を行う装置の開閉動
作を監視することで、これらの機器に接続されている他
のガス絶縁機器の充電・非充電状態を判別することも可
能である。また、各ガス区画についても、各ガス区画と
ガス絶縁開閉装置を構成する各機器との対応関係を予め
計算機1や主回路運転制御手段7で記憶しておき、前記
遮断器などの開閉制御情報から個々のガス区画31の充
電・非充電を検出するものでも良い。
ークを介してガス絶縁開閉装置を構成する各ガス絶縁機
器の監視装置4が接続されている。この監視装置4は、
主回路を構成する各ガス絶縁機器の運転状態、すなわち
充電・非充電の状態を検出する運転情報検出手段5と、
絶縁スペーサで区切られた各ガス区画ごとにその運転状
態を検出するガス区画運転状態検出手段6とを備えてい
る。この各ガス絶縁機器やガス区画の運転状況の検出手
段5,6としては、個々のガス絶縁機器30やガス区画
31ごとに、変流器その他の専用の検出手段を設けても
良い。また、主回路運転制御手段7により、ガス絶縁開
閉装置を構成するガス絶縁機器の中で、遮断器、断路
器、開閉器などのスイッチング動作を行う装置の開閉動
作を監視することで、これらの機器に接続されている他
のガス絶縁機器の充電・非充電状態を判別することも可
能である。また、各ガス区画についても、各ガス区画と
ガス絶縁開閉装置を構成する各機器との対応関係を予め
計算機1や主回路運転制御手段7で記憶しておき、前記
遮断器などの開閉制御情報から個々のガス区画31の充
電・非充電を検出するものでも良い。
【0021】前記監視装置4には、各ガス区画に設けら
れている各ガスバルブ32の開閉状態を検出するバルブ
開閉情報検出手段8が設けられている。このバルブ開閉
情報検出手段8は、各ガスバルブバルブ32が電磁バル
ブやモータによる自動開閉バルブである場合には、その
ガスバルブの開閉制御手段9からの制御情報をもとに各
バルブの開閉状態を判定するものでも良いし、手動のガ
スバルブの場合には、作業員が所持するハンディターミ
ナルなどの可搬式計算機10からの入力に従って開閉状
態を判定するものでも良い。すなわち、可搬式計算機1
0を現場巡視時に携行し、これにガスバルブの開閉状態
を入力し、現場巡視後、計算機1に前記可搬式計算機1
0を接続し、両計算機間でデータ伝送を行うことによ
り、計算機1側にガスバルブの状態に関するデータを入
力することもできる。さらに、前記各検出手段5,6,
8としては、前記計算機1の入力手段3からキーボード
やフロッピィディスクなどの手段でデータを入力するタ
イプのものでも良い。
れている各ガスバルブ32の開閉状態を検出するバルブ
開閉情報検出手段8が設けられている。このバルブ開閉
情報検出手段8は、各ガスバルブバルブ32が電磁バル
ブやモータによる自動開閉バルブである場合には、その
ガスバルブの開閉制御手段9からの制御情報をもとに各
バルブの開閉状態を判定するものでも良いし、手動のガ
スバルブの場合には、作業員が所持するハンディターミ
ナルなどの可搬式計算機10からの入力に従って開閉状
態を判定するものでも良い。すなわち、可搬式計算機1
0を現場巡視時に携行し、これにガスバルブの開閉状態
を入力し、現場巡視後、計算機1に前記可搬式計算機1
0を接続し、両計算機間でデータ伝送を行うことによ
り、計算機1側にガスバルブの状態に関するデータを入
力することもできる。さらに、前記各検出手段5,6,
8としては、前記計算機1の入力手段3からキーボード
やフロッピィディスクなどの手段でデータを入力するタ
イプのものでも良い。
【0022】前記計算機1には、ガス絶縁開閉装置の主
回路を構成する各ガス絶縁機器の形状、配置、接続状況
その他の機器構成、ガス絶縁開閉装置のガス区画構成、
および前記監視装置4で得られた各情報を表示手段2に
表示させるための手段が設けられている。すなわち、計
算機1は、その記憶装置に、ガス絶縁開閉装置の各機器
の構成に関する図形データを蓄積する主回路構成データ
べース11、ガス絶縁開閉装置の各ガス区画の構成に関
する図形データを蓄積するガス区画構成データべース1
2、各ガス区画に設けられて各ガス区画内の絶縁ガスの
充填、排出を行うガスバルブの接続構成に関する図形デ
ータを蓄積したガスバルブ構成データべース13が設け
られている。また、所定のガス区画に対してガス処理を
行う場合に、そのガス区画の運転状況に対応して必要と
なるガスバルブの開閉順序条件を蓄積した知識データベ
ース14を備えている。
回路を構成する各ガス絶縁機器の形状、配置、接続状況
その他の機器構成、ガス絶縁開閉装置のガス区画構成、
および前記監視装置4で得られた各情報を表示手段2に
表示させるための手段が設けられている。すなわち、計
算機1は、その記憶装置に、ガス絶縁開閉装置の各機器
の構成に関する図形データを蓄積する主回路構成データ
べース11、ガス絶縁開閉装置の各ガス区画の構成に関
する図形データを蓄積するガス区画構成データべース1
2、各ガス区画に設けられて各ガス区画内の絶縁ガスの
充填、排出を行うガスバルブの接続構成に関する図形デ
ータを蓄積したガスバルブ構成データべース13が設け
られている。また、所定のガス区画に対してガス処理を
行う場合に、そのガス区画の運転状況に対応して必要と
なるガスバルブの開閉順序条件を蓄積した知識データベ
ース14を備えている。
【0023】計算機1の演算部には、前記運転情報検出
手段5,6によって検出された主回路および各ガス区画
の充電・非充電に関する運転情報と、前記バルブ開閉情
報検出手段8からの各バルブの開閉情報とを図形データ
に変換するデータ変換手段15が設けられている。この
データ変換手段は15は、前記主回路構成データベース
11、ガス区画構成データベース12およびガスバルブ
構成データベース13からの各図形データと、データ変
換手段15によって図形データに変換された主回路運転
情報、ガス区画運転情報データおよびガスバルブ開閉情
報データとを結合するデータ結合手段16に接続されて
いる。このデータ結合手段16の出力が表示手段2に出
力されるようになっている。
手段5,6によって検出された主回路および各ガス区画
の充電・非充電に関する運転情報と、前記バルブ開閉情
報検出手段8からの各バルブの開閉情報とを図形データ
に変換するデータ変換手段15が設けられている。この
データ変換手段は15は、前記主回路構成データベース
11、ガス区画構成データベース12およびガスバルブ
構成データベース13からの各図形データと、データ変
換手段15によって図形データに変換された主回路運転
情報、ガス区画運転情報データおよびガスバルブ開閉情
報データとを結合するデータ結合手段16に接続されて
いる。このデータ結合手段16の出力が表示手段2に出
力されるようになっている。
【0024】さらに、計算機1の演算部には、前記知識
データベース14からの開閉順序条件と、ガス区画運転
情報検出手段6からの各ガス区画の運転状態およびバル
ブ開閉情報検出手段8からのガスバルブの開閉状況を判
断材料として入力し、所定のガス区画に対するガス処理
時におけるガスバルブの操作手順を判定し、その判定結
果を前記表示手段2に出力する判定部17を備えてい
る。この判定部17は、そこで得られた操作手順を、表
示手段2に対して出力することができるようになってい
るが、図の実施例では、出力形式として文字データによ
る表示を行うため判定部17が直接表示装置に接続され
ている。なお、操作手順を表示装置2に図形データとし
て表示する場合には、判定部17の出力をデータ変換手
段15によって図形データに変換し、さらに図形データ
結合手段16によって他の図形データと結合して、表示
手段2に表示させるように構成することも可能である。
また、この判定部17は、判定された操作手順に従い各
ガスバルブ32を順次開閉するガスバルブ開閉制御手段
9に接続されている (2)本実施例の作用 図2は、本実施例の表示手段2によって表示されるガス
絶縁開閉装置の一部分を示したものである。この表示
は、ガス絶縁開閉装置の主回路構成を示す単線結線図と
ガス区画図を重ね合わせて構成され、ガス区画図には各
ガス区画に設けられているガスバルブの接続状態も表示
されている。また、太線はガス区画用の絶縁スペーサ、
○印は開状態のガスバルブ、●印は閉状態のガスバルブ
を示している。
データベース14からの開閉順序条件と、ガス区画運転
情報検出手段6からの各ガス区画の運転状態およびバル
ブ開閉情報検出手段8からのガスバルブの開閉状況を判
断材料として入力し、所定のガス区画に対するガス処理
時におけるガスバルブの操作手順を判定し、その判定結
果を前記表示手段2に出力する判定部17を備えてい
る。この判定部17は、そこで得られた操作手順を、表
示手段2に対して出力することができるようになってい
るが、図の実施例では、出力形式として文字データによ
る表示を行うため判定部17が直接表示装置に接続され
ている。なお、操作手順を表示装置2に図形データとし
て表示する場合には、判定部17の出力をデータ変換手
段15によって図形データに変換し、さらに図形データ
結合手段16によって他の図形データと結合して、表示
手段2に表示させるように構成することも可能である。
また、この判定部17は、判定された操作手順に従い各
ガスバルブ32を順次開閉するガスバルブ開閉制御手段
9に接続されている (2)本実施例の作用 図2は、本実施例の表示手段2によって表示されるガス
絶縁開閉装置の一部分を示したものである。この表示
は、ガス絶縁開閉装置の主回路構成を示す単線結線図と
ガス区画図を重ね合わせて構成され、ガス区画図には各
ガス区画に設けられているガスバルブの接続状態も表示
されている。また、太線はガス区画用の絶縁スペーサ、
○印は開状態のガスバルブ、●印は閉状態のガスバルブ
を示している。
【0025】主回路構成および主回路運転状態の表示 表示手段2に表示される図2のような表示中、主回路構
成およびその運転状態(充電・非充電)の表示は次のよ
うになされる。まず、主回路構成は、その単線結線図
が、主回路を構成する各ガス絶縁機器ごとあるいはその
各部分ごとに対応する表示用関数もしくはファイル要素
からなる図形要素に分解され、主回路構成表示べクトル
A=(A1 …An )として主回路構成データべース11
に蓄積されている。ここで、各要素Ai は、各要素に対
応したガス絶縁機器の図形を表示するための関数もしく
はファイル要素から構成されている。
成およびその運転状態(充電・非充電)の表示は次のよ
うになされる。まず、主回路構成は、その単線結線図
が、主回路を構成する各ガス絶縁機器ごとあるいはその
各部分ごとに対応する表示用関数もしくはファイル要素
からなる図形要素に分解され、主回路構成表示べクトル
A=(A1 …An )として主回路構成データべース11
に蓄積されている。ここで、各要素Ai は、各要素に対
応したガス絶縁機器の図形を表示するための関数もしく
はファイル要素から構成されている。
【0026】一方、主回路の運転状態、すなわち、その
充電・非充電状態は、遮断器、断路器、接地装置などの
いわゆるスイッチを基準にして表示できる。各スイッチ
の入切情報は、主回路運転情報検出手段5からの各機器
の制御情報により一意的に決定されるもので、これら制
御情報は運転情報べクトルf=(f1 …fn )として図
形データへの変換手段15に出力される。ここで、各要
素fi は、各スイッチの入切情報に対応して0または1
からなる数値を取り、また、この要素の内には計器用変
成器からの主回路電圧情報も含めることもできる。
充電・非充電状態は、遮断器、断路器、接地装置などの
いわゆるスイッチを基準にして表示できる。各スイッチ
の入切情報は、主回路運転情報検出手段5からの各機器
の制御情報により一意的に決定されるもので、これら制
御情報は運転情報べクトルf=(f1 …fn )として図
形データへの変換手段15に出力される。ここで、各要
素fi は、各スイッチの入切情報に対応して0または1
からなる数値を取り、また、この要素の内には計器用変
成器からの主回路電圧情報も含めることもできる。
【0027】図形データへの変換手段15においては、
前記運転情報ベクトルfを前記主回路構成表示べクトル
Aに対応した主回路運転状態表示べクトルaに変換す
る。すなわち、主回路構成表示ベクトルAに対応して、
各要素が0または1からなる主回路運転状態表示べクト
ルa=(a1 …an )を定義すると、べクトルaとfの
間には次式の関係が成り立つ。
前記運転情報ベクトルfを前記主回路構成表示べクトル
Aに対応した主回路運転状態表示べクトルaに変換す
る。すなわち、主回路構成表示ベクトルAに対応して、
各要素が0または1からなる主回路運転状態表示べクト
ルa=(a1 …an )を定義すると、べクトルaとfの
間には次式の関係が成り立つ。
【数1】a=[T1 ]・f……(1)式 ここで、[T1 ]は運転情報マトリックスと呼ぶことに
する。このマトリックス[T1 ]はガス絶縁開閉装置の
主回路構成により一意的に決まるものである。
する。このマトリックス[T1 ]はガス絶縁開閉装置の
主回路構成により一意的に決まるものである。
【0028】したがって、ガス絶縁開閉装置の主回路運
転状態表示ベクトルaは、前記(1)式をデータ変換手
段15にて演算すれば、自動的に演算できることにな
る。この場合、データ変換手段15によって図形データ
に変換された主回路運転状態表示ベクトルaは、一例と
して、主回路構成表示ベクトルAを基に表示手段2上に
表示された主回路の単線結線図中に、運転状態にある各
ガス絶縁機器に対応する要素のみを色分け表示するもの
が考えられる。これは、図形表示べクトルの各要素をた
とえばC言語によりそれぞれ関数として定義し、その関
数のうち主回路部の充電・非充電を表示する部分の色分
けするように関数を定義することにより容易に達成でき
る。
転状態表示ベクトルaは、前記(1)式をデータ変換手
段15にて演算すれば、自動的に演算できることにな
る。この場合、データ変換手段15によって図形データ
に変換された主回路運転状態表示ベクトルaは、一例と
して、主回路構成表示ベクトルAを基に表示手段2上に
表示された主回路の単線結線図中に、運転状態にある各
ガス絶縁機器に対応する要素のみを色分け表示するもの
が考えられる。これは、図形表示べクトルの各要素をた
とえばC言語によりそれぞれ関数として定義し、その関
数のうち主回路部の充電・非充電を表示する部分の色分
けするように関数を定義することにより容易に達成でき
る。
【0029】ガス区画構成およびガス区画運転状態の
表示 ガス区画構成データべース12においては、各ガス区画
すなわちガス区分用絶縁スペーサで仕切られた各区画の
図形要素からなるガス区画構成表示べクトルG=(G1
…Gn2)が、ガス区画構成データとして蓄積されてい
る。ここで、Giは各ガス区画の図形要素に対応する関
数もしくはファイル要素である。なお、単線結線図に表
示される各ガス絶縁機器と各ガス区画とが一対一で対応
している場合などは、主回路構成表示べクトルAとガス
区画構成表示べクトルGを共用化することも可能であ
る。
表示 ガス区画構成データべース12においては、各ガス区画
すなわちガス区分用絶縁スペーサで仕切られた各区画の
図形要素からなるガス区画構成表示べクトルG=(G1
…Gn2)が、ガス区画構成データとして蓄積されてい
る。ここで、Giは各ガス区画の図形要素に対応する関
数もしくはファイル要素である。なお、単線結線図に表
示される各ガス絶縁機器と各ガス区画とが一対一で対応
している場合などは、主回路構成表示べクトルAとガス
区画構成表示べクトルGを共用化することも可能であ
る。
【0030】一方、ガス区画運転情報検出手段6から
は、各ガス区画の運転状態が運転情報べクトルh=(h
1 …hn )として図形データへの変換手段15に出力さ
れる。図形データへの変換手段15においては、前記運
転情報ベクトルhを前記ガス区画構成表示べクトルGに
対応したガス区画運転状態表示べクトルg=(g1 …g
n2)に変換する。ここで、各要素hi およびgi は、各
ガス区画の充電・非充電に対応して0または1からなる
数値を取るもので、またべクトルgとhの間には次式の
関係が成り立つ。
は、各ガス区画の運転状態が運転情報べクトルh=(h
1 …hn )として図形データへの変換手段15に出力さ
れる。図形データへの変換手段15においては、前記運
転情報ベクトルhを前記ガス区画構成表示べクトルGに
対応したガス区画運転状態表示べクトルg=(g1 …g
n2)に変換する。ここで、各要素hi およびgi は、各
ガス区画の充電・非充電に対応して0または1からなる
数値を取るもので、またべクトルgとhの間には次式の
関係が成り立つ。
【数2】g=[T2 ]・h……(2)式 この(2)式に示されたガス区画運転情報マトリックス
[T2 ]も、前記主回路運転情報マトリックス[T1 ]
と同様にガス絶縁開閉装置のガス区画構成により一意的
に決まるものである。したがって、ガス区画運転状態表
示ベクトルgは、前記(2)式をデータ変換手段15に
て演算することにより、前記ガス区画運転情報から得る
ことができる。
[T2 ]も、前記主回路運転情報マトリックス[T1 ]
と同様にガス絶縁開閉装置のガス区画構成により一意的
に決まるものである。したがって、ガス区画運転状態表
示ベクトルgは、前記(2)式をデータ変換手段15に
て演算することにより、前記ガス区画運転情報から得る
ことができる。
【0031】このようにして得られたガス区画運転状態
を示す図形データは、図形データ結合手段16におい
て、ガス区画構成の図形データと合成され、表示手段2
上に表示される。この場合、前記主回路構成とその運転
状態と同様に、運転中のガス区画のみを色分け表示する
などの手法で、運転状態にないガス区画と区別する。ま
た、図形データ結合手段16において、主回路構成とガ
ス区画構成およびこれらの運転状態を結合して、一画面
上に同時に表示しても良いし、主回路あるいはガス区画
のいずれか一方のみを切り換え表示することもできる。
また、一画面に両者を同時表示する場合にも、画面の同
じ位置に重ね合わせて表示しても良いし、別の位置に表
示することもできる。
を示す図形データは、図形データ結合手段16におい
て、ガス区画構成の図形データと合成され、表示手段2
上に表示される。この場合、前記主回路構成とその運転
状態と同様に、運転中のガス区画のみを色分け表示する
などの手法で、運転状態にないガス区画と区別する。ま
た、図形データ結合手段16において、主回路構成とガ
ス区画構成およびこれらの運転状態を結合して、一画面
上に同時に表示しても良いし、主回路あるいはガス区画
のいずれか一方のみを切り換え表示することもできる。
また、一画面に両者を同時表示する場合にも、画面の同
じ位置に重ね合わせて表示しても良いし、別の位置に表
示することもできる。
【0032】ガスバルブ構成および開閉状態の表示 ガスバルブ構成データべース13には、前記主回路構成
およびガス区画構成と同様に、各ガス区画に設けられて
いるガスバルブの位置、接続状態などが図形データとし
て蓄積されている。また、バルブ開閉情報検出手段8で
検出された各ガスバルブの開閉状態のデータが、前記主
回路構成およびガス区画構成と同様にして図形データへ
の変換手段15によって図形データに変換され、前記ガ
スバルブ構成データと合成されて、表示手段2上に表示
される。具体的には、図2に示すように、表示装置2に
示された各ガス区画には、それに付属する各ガスバルブ
とその配管が表示されると共に、各ガスバルブについて
その開閉状態が、○印は開状態、●印は閉状態として表
示される。
およびガス区画構成と同様に、各ガス区画に設けられて
いるガスバルブの位置、接続状態などが図形データとし
て蓄積されている。また、バルブ開閉情報検出手段8で
検出された各ガスバルブの開閉状態のデータが、前記主
回路構成およびガス区画構成と同様にして図形データへ
の変換手段15によって図形データに変換され、前記ガ
スバルブ構成データと合成されて、表示手段2上に表示
される。具体的には、図2に示すように、表示装置2に
示された各ガス区画には、それに付属する各ガスバルブ
とその配管が表示されると共に、各ガスバルブについて
その開閉状態が、○印は開状態、●印は閉状態として表
示される。
【0033】ガスバルブ操作手順の表示 前記ないしの表示がなされると、表示手段2を監視
している操作者には、主回路および各ガス区画の充電・
非充電状態と、各ガスバルブの開閉状態が一目瞭然とし
て判別できることになる。その結果、充電状態のガス区
画についてはガス処理ができないこと、ガス処理が可能
なガス区画に対して、どのガスバルブをどのような操作
手順で開閉すれば良いを簡単に判別することが可能にな
る。
している操作者には、主回路および各ガス区画の充電・
非充電状態と、各ガスバルブの開閉状態が一目瞭然とし
て判別できることになる。その結果、充電状態のガス区
画についてはガス処理ができないこと、ガス処理が可能
なガス区画に対して、どのガスバルブをどのような操作
手順で開閉すれば良いを簡単に判別することが可能にな
る。
【0034】特に、本実施例では、知識データべース1
4に蓄積されているガスバルブ開閉順序条件と、主回路
運転情報検出手段5、ガス区画運転情報検出手段6およ
びバルブ開閉情報検出手段8で得られた各データとを判
定部17で比較演算することにより、所定のガス区画に
対してガス処理が可能か否か、ガス処理が可能であれば
どのような操作手順でガスバルブを開閉するかが判定さ
れる。この判定結果は、表示手段2上に文字あるいは図
形データとして表示されるので、ガスバルブの操作者
は、表示された手順にしたがって各ガスバルブを開閉し
て、そのガス区画に対するガス処理を行うことができ
る。
4に蓄積されているガスバルブ開閉順序条件と、主回路
運転情報検出手段5、ガス区画運転情報検出手段6およ
びバルブ開閉情報検出手段8で得られた各データとを判
定部17で比較演算することにより、所定のガス区画に
対してガス処理が可能か否か、ガス処理が可能であれば
どのような操作手順でガスバルブを開閉するかが判定さ
れる。この判定結果は、表示手段2上に文字あるいは図
形データとして表示されるので、ガスバルブの操作者
は、表示された手順にしたがって各ガスバルブを開閉し
て、そのガス区画に対するガス処理を行うことができ
る。
【0035】また、各ガスバルブが遠隔操作などにより
自動開閉制御可能な場合には、判定部17で得られた操
作手順をガスバルブ制御情報としてガスバルブ開閉制御
手段9に出力することにより、各ガスバルブを順次開閉
して対象となるガス区画についてガス処理を行う。例え
ば、図2において、斜線で示したA部のガス区画に対し
て排気あるいは交換などのガス処理を行う場合、まず、
このガス区画Aが充電状態であるか否かをガス区画運転
情報検出手段6によって検出し、非充電状態であるとき
に限り各バルブ操作の処理を行う。このガスバルブ操作
の手順は、ガス絶縁開閉装置の構成およびガス処理を行
おうとするガス区画によりほぼ一意的に決まり、たとえ
ばA部のガス区画については、以下の表に示すような操
作手順で表されれる。
自動開閉制御可能な場合には、判定部17で得られた操
作手順をガスバルブ制御情報としてガスバルブ開閉制御
手段9に出力することにより、各ガスバルブを順次開閉
して対象となるガス区画についてガス処理を行う。例え
ば、図2において、斜線で示したA部のガス区画に対し
て排気あるいは交換などのガス処理を行う場合、まず、
このガス区画Aが充電状態であるか否かをガス区画運転
情報検出手段6によって検出し、非充電状態であるとき
に限り各バルブ操作の処理を行う。このガスバルブ操作
の手順は、ガス絶縁開閉装置の構成およびガス処理を行
おうとするガス区画によりほぼ一意的に決まり、たとえ
ばA部のガス区画については、以下の表に示すような操
作手順で表されれる。
【0036】
【表1】
【0037】ガス処理のもう一つの例として、B部のガ
ス区画に対してガス処理を行う場合の手順を表2に示
す。この場合、まず、ガス区画運転情報検出手段6によ
ってこのガス区画と、このガス区画に連結される他のガ
ス区画が充電状態であるか否かが検出され、判定部17
によりガス処理可能か否かが判定される。ガス区画Bに
ついては、操作できるガスバルブが2系統あるため、計
算機1の入力手段3から操作するガスバルブの系統を入
力する必要がある。操作するバルブとして、たとえば2
−5−3を選択すると、以下のようなバルブ操作手順が
一意的に決まる。
ス区画に対してガス処理を行う場合の手順を表2に示
す。この場合、まず、ガス区画運転情報検出手段6によ
ってこのガス区画と、このガス区画に連結される他のガ
ス区画が充電状態であるか否かが検出され、判定部17
によりガス処理可能か否かが判定される。ガス区画Bに
ついては、操作できるガスバルブが2系統あるため、計
算機1の入力手段3から操作するガスバルブの系統を入
力する必要がある。操作するバルブとして、たとえば2
−5−3を選択すると、以下のようなバルブ操作手順が
一意的に決まる。
【0038】
【表2】
【0039】(3)実施例の効果 前記したように、本実施例によれば、主回路の構成およ
び運転状態に加えて、ガス区画の構成および運転状態が
表示装置2に表示されるので、運転中のガス区画に対し
てガス処理を行うような誤操作が解消される。また、ガ
スバルブの構成ならびに開閉状態も表示されるため、ガ
ス処理を行うために必要とするガスバルブの開閉操作手
順も容易に判別できる。特に、本実施例では、知識デー
タべースと各検出手段からの情報を比較することによ
り、ガス処理に必要とするガスバルブの操作手順を表示
したり、各バルブを自動制御してガス処理を行うことも
可能になるので、バルブの誤操作も解消される。さら
に、表示装置2における表示手法を適宜選択することに
より、バルブの操作手順表の作成や主回路充電確認図の
作成といった図面・帳票類の作成も自動的に行えるの
で、業務の効率化にもなる。
び運転状態に加えて、ガス区画の構成および運転状態が
表示装置2に表示されるので、運転中のガス区画に対し
てガス処理を行うような誤操作が解消される。また、ガ
スバルブの構成ならびに開閉状態も表示されるため、ガ
ス処理を行うために必要とするガスバルブの開閉操作手
順も容易に判別できる。特に、本実施例では、知識デー
タべースと各検出手段からの情報を比較することによ
り、ガス処理に必要とするガスバルブの操作手順を表示
したり、各バルブを自動制御してガス処理を行うことも
可能になるので、バルブの誤操作も解消される。さら
に、表示装置2における表示手法を適宜選択することに
より、バルブの操作手順表の作成や主回路充電確認図の
作成といった図面・帳票類の作成も自動的に行えるの
で、業務の効率化にもなる。
【0040】特に、本実施例においては、主回路、ガス
区画、ガスバルブなどの各構成のデータべースとこれら
の運転状態を表示する図形データとを別途処理するよう
に構成したので、各データの表示、変更、加工が容易で
ある。例えば、主回路構成データべースやガス区画構成
データべースについては、ガス絶縁開閉装置の建設時や
増設時にそのデータを一度データべースに蓄積してしま
えば、表示の際には特にデータべースに加工を施す必要
がなく、データの処理が容易である。一方、運転状態の
情報は、これを図形データに変換して処理するので、既
に蓄積されている前記主回路構成やガス区画構成に関す
る図形データと容易に結合して、表示データを得ること
ができる。
区画、ガスバルブなどの各構成のデータべースとこれら
の運転状態を表示する図形データとを別途処理するよう
に構成したので、各データの表示、変更、加工が容易で
ある。例えば、主回路構成データべースやガス区画構成
データべースについては、ガス絶縁開閉装置の建設時や
増設時にそのデータを一度データべースに蓄積してしま
えば、表示の際には特にデータべースに加工を施す必要
がなく、データの処理が容易である。一方、運転状態の
情報は、これを図形データに変換して処理するので、既
に蓄積されている前記主回路構成やガス区画構成に関す
る図形データと容易に結合して、表示データを得ること
ができる。
【0041】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明の表示装置によ
れば、ガス絶縁開閉装置の主回路構成およびその運転状
態と共に、各ガス区分に構成およびその運転状態も表示
することができるので、各ガス区画ごとにその運転状況
を確認してガス処理を行うことが可能となり、ガス絶縁
開閉装置のガス処理の安全性、信頼性を向上することが
できる。
れば、ガス絶縁開閉装置の主回路構成およびその運転状
態と共に、各ガス区分に構成およびその運転状態も表示
することができるので、各ガス区画ごとにその運転状況
を確認してガス処理を行うことが可能となり、ガス絶縁
開閉装置のガス処理の安全性、信頼性を向上することが
できる。
【図1】本発明のガス絶縁開閉装置の運転状態表示装置
の一実施例を示すブロック図。
の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の表示装置によるガス絶縁開閉装置の表
示の一例を示す図。
示の一例を示す図。
1…計算機 2…表示手段 3…入力手段 4…監視装置 5…主回路運転情報検出手段 6…ガス区画各運転情報検出手段 7…主回路運転制御手段 8…バルブ開閉情報検出手段 9…ガスバルブ開閉制御手段 10…可搬式計算機 11…主回路構成データべース 12…ガス区画構成データべース 13…ガスバルブ構成データべース 14…知識データべース 15…図形データへの変換手段 16…図形データ結合手段 17…判定部
Claims (6)
- 【請求項1】絶縁ガスを高電圧導体と共に接地金属容器
内に収納してなる複数のガス絶縁機器を接続することに
より主回路が構成され、かつこれら複数のガス絶縁機器
を単独あるいは複数個を単位としてガス区画することに
より全体が複数のガス区画に区分されているガス絶縁開
閉装置において、 ガス絶縁開閉装置の各機器の構成に関する図形データを
蓄積する主回路構成データべースと、ガス絶縁開閉装置
の各ガス区画の構成に関する図形データを蓄積するガス
区画構成データべースと、ガス絶縁開閉装置の各機器お
よび各ガス区画の運転状態を検出する運転情報検出手段
と、この運転情報検出手段によって検出された各機器お
よび各ガス区画の運転情報を図形データに変換するデー
タ変換手段と、 この運転情報データと前記主回路構成データおよびガス
区画構成データとを結合するデータ結合手段と、このデ
ータ結合手段によって得られた主回路構成、ガス区画構
成およびこれら各構成の運転状態を表示する表示手段と
を備えていることを特徴とするガス絶縁開閉装置の運転
状態表示装置。 - 【請求項2】ガス区画構成データべースが、各ガス区画
に設けられて各ガス区画内の絶縁ガスの充填、排出を行
うガスバルブの接続構成に関する図形データを蓄積した
ガスバルブ構成データべースを備え、 前記データ結合手段が、このガスバルブ構成データ、前
記運転情報データ、前記主回路構成データおよびガス区
画構成データを結合するもので、 前記表示手段が、このデータ結合手段によって得られた
主回路構成、ガス区画構成およびこれら各構成の運転状
態に加えて、ガス区画に設けられたガスバルブの接続構
成を表示するものであることを特徴とする請求項1のガ
ス絶縁開閉装置の運転状態表示装置。 - 【請求項3】各ガス区画に設けられた各ガスバルブの開
閉情報を検出するバルブ開閉情報検出手段と、このバル
ブ開閉情報検出手段からの各バルブの開閉情報を図形デ
ータに変換するデータ変換手段を備え、 前記データ結合手段が、この変換されたバルブ開閉情報
の図形データを前記ガスバルブ構成データ、前記運転情
報データ、前記主回路構成データおよびガス区画構成デ
ータと結合するもので、 前記表示手段が、このデータ結合手段によって得られた
主回路構成、ガス区画構成、ガス区画に設けられたガス
バルブの接続構成およびガスバルブの開閉状態を表示す
ることを特徴とする請求項2のガス絶縁開閉装置の運転
状態表示装置。 - 【請求項4】所定のガス区画に対してガス処理を行う場
合に必要とするガスバルブの開閉順序条件を蓄積した知
識データベースを備え、前記表示手段が前記知識データ
ベースから得られたガスバルブの開閉順序条件を表示す
ることを特徴とする請求項2または請求項3のガス絶縁
開閉装置の運転状態表示装置。 - 【請求項5】所定のガス区画に対してガス処理を行う場
合に、そのガス区画の運転状況に対応して必要となるガ
スバルブの開閉順序条件を蓄積した知識データベース
と、各ガス区画の運転状態を検出する運転情報検出手段
と、各バルブの開閉状態を検出するガスバルブ開閉情報
検出手段と、 前記知識データベースからの開閉順序条件、運転情報検
出手段からの各ガス区画の運転状態、およびガスバルブ
開閉情報検出手段からのガスバルブの開閉状態を入力
し、所定のガス区画に対するガスバルブの操作手順を判
定し、その判定結果を前記表示手段に出力する判定部を
備えていることを特徴とする請求項4のガス絶縁開閉装
置の運転状態表示装置。 - 【請求項6】前記判定部が、その判定部で得られた操作
手順に従い各ガスバルブを開閉するガスバルブ開閉制御
手段に接続されている請求項5のガス絶縁開閉装置の運
転状態表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16217493A JP3422818B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ガス絶縁開閉装置の運転状態表示装置 |
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JP16217493A JP3422818B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ガス絶縁開閉装置の運転状態表示装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0759220A true JPH0759220A (ja) | 1995-03-03 |
JP3422818B2 JP3422818B2 (ja) | 2003-06-30 |
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ID=15749426
Family Applications (1)
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JP16217493A Expired - Fee Related JP3422818B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ガス絶縁開閉装置の運転状態表示装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100390779C (zh) * | 2004-03-05 | 2008-05-28 | 株式会社Kd动力 | 数字图示开关设备系统 |
CN102361228A (zh) * | 2011-06-01 | 2012-02-22 | 淮南万泰电子股份有限公司 | 矿用隔爆型永磁机构高压真空配电装置 |
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1993
- 1993-06-30 JP JP16217493A patent/JP3422818B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN100390779C (zh) * | 2004-03-05 | 2008-05-28 | 株式会社Kd动力 | 数字图示开关设备系统 |
CN102361228A (zh) * | 2011-06-01 | 2012-02-22 | 淮南万泰电子股份有限公司 | 矿用隔爆型永磁机构高压真空配电装置 |
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