JPH0739075A - 変電所事故時対応支援システム - Google Patents
変電所事故時対応支援システムInfo
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- JPH0739075A JPH0739075A JP5177721A JP17772193A JPH0739075A JP H0739075 A JPH0739075 A JP H0739075A JP 5177721 A JP5177721 A JP 5177721A JP 17772193 A JP17772193 A JP 17772193A JP H0739075 A JPH0739075 A JP H0739075A
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- Japan
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- gas
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 SF6 ガスを封入した金属容器をガス区画に
区分し、このガス区画をガス配管で接続し、このガス配
管にガスバルブを配設したGISを備えた電力系統1に
入力装置2を接続し、入力装置2にデジタル計算機3を
接続し、デジタル計算機3に出力装置4を接続する。デ
ジタル計算機3は、電力系統1の固有のデータとガスバ
ルブについての情報を記憶したデータベース71と、電力
系統1の復旧についての知識を記憶した第1のルールベ
ース72と、ガスバルブを操作する操作する計画をたてる
ための知識を記憶した第2のルールベース73とを備えて
いる。 【効果】 ガスバルブ操作計画を含む設備改修計画を作
成できるので、系統復旧を迅速に行うことができる。
区分し、このガス区画をガス配管で接続し、このガス配
管にガスバルブを配設したGISを備えた電力系統1に
入力装置2を接続し、入力装置2にデジタル計算機3を
接続し、デジタル計算機3に出力装置4を接続する。デ
ジタル計算機3は、電力系統1の固有のデータとガスバ
ルブについての情報を記憶したデータベース71と、電力
系統1の復旧についての知識を記憶した第1のルールベ
ース72と、ガスバルブを操作する操作する計画をたてる
ための知識を記憶した第2のルールベース73とを備えて
いる。 【効果】 ガスバルブ操作計画を含む設備改修計画を作
成できるので、系統復旧を迅速に行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保護リレー、地絡検出
器と遮断器の動作情報をもとに停電負荷を普及させ、ガ
スバルブの操作支援を行う変電所事故対応支援システム
に関する。
器と遮断器の動作情報をもとに停電負荷を普及させ、ガ
スバルブの操作支援を行う変電所事故対応支援システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、用地の高騰あるいは都市部におけ
る電力供給の増大に伴う変電設備の増強化の必要から、
ガス絶縁開閉装置(以下GISという)が普及し稼動し
ている。このGISは絶縁性のガスとしてSF6 を封入
した接地金属容器内に遮断器、断路器及び接地開閉器な
どを収納配置して構成されている。このようなGISは
コンパクト化が図れ、露出充電部を削減できるなどの利
点がある反面、内部要素が接地金属容器に収納されてい
るため、保守診断が困難になり、保守修復作業時間が増
大するという問題がある。
る電力供給の増大に伴う変電設備の増強化の必要から、
ガス絶縁開閉装置(以下GISという)が普及し稼動し
ている。このGISは絶縁性のガスとしてSF6 を封入
した接地金属容器内に遮断器、断路器及び接地開閉器な
どを収納配置して構成されている。このようなGISは
コンパクト化が図れ、露出充電部を削減できるなどの利
点がある反面、内部要素が接地金属容器に収納されてい
るため、保守診断が困難になり、保守修復作業時間が増
大するという問題がある。
【0003】このため、GISを備えた変電所において
は、従来から用いられている遮断器、断路器及び接地開
閉器に投入・引外し指令などを発する変電気器制御シス
テムに加えて、この変電所が接続されている電力系統に
事故が発生した場合、迅速に電力系統を復旧させるため
の電力復旧システムが必要とされている。従来の電力系
統復旧システムは人手による巡視が中心であり、事故設
備の判定と、判定された事故設備の改修作業の2ステッ
プに大別される。
は、従来から用いられている遮断器、断路器及び接地開
閉器に投入・引外し指令などを発する変電気器制御シス
テムに加えて、この変電所が接続されている電力系統に
事故が発生した場合、迅速に電力系統を復旧させるため
の電力復旧システムが必要とされている。従来の電力系
統復旧システムは人手による巡視が中心であり、事故設
備の判定と、判定された事故設備の改修作業の2ステッ
プに大別される。
【0004】事故設備の判定は、電力系統に配設されて
いる保護リレーと遮断器の応動情報にもとづいて行われ
る。すなわち、電力系統に事故が発生すると保護リレー
及び遮断器が動作するので、運転員が巡視を行い、この
応動情報をもとに電力系統の事故設備を判定する。末端
の下位系統については電圧階級が低いので事故の可能性
のある設備(以下事故設備候補という)に対して加電
し、その設備に配設された保護リレーが動作すれば、事
故設備の判定が行われる。また保護リレーが動作しなけ
れば、その設備までの復旧が行われたことになる。一
方、基幹系をはじめとする電圧階級の高い系統では、事
故設備に加電した場合の影響を考えて送電線を除き、事
故設備候補には事故設備でないことが確認されるまで加
電しない。この確認は運転員の巡視が基本となってい
る。このような系統の事故復旧は、事故の可動性のある
設備に事故設備でないことが確認された設備を順次追加
していくことによって行われる。
いる保護リレーと遮断器の応動情報にもとづいて行われ
る。すなわち、電力系統に事故が発生すると保護リレー
及び遮断器が動作するので、運転員が巡視を行い、この
応動情報をもとに電力系統の事故設備を判定する。末端
の下位系統については電圧階級が低いので事故の可能性
のある設備(以下事故設備候補という)に対して加電
し、その設備に配設された保護リレーが動作すれば、事
故設備の判定が行われる。また保護リレーが動作しなけ
れば、その設備までの復旧が行われたことになる。一
方、基幹系をはじめとする電圧階級の高い系統では、事
故設備に加電した場合の影響を考えて送電線を除き、事
故設備候補には事故設備でないことが確認されるまで加
電しない。この確認は運転員の巡視が基本となってい
る。このような系統の事故復旧は、事故の可動性のある
設備に事故設備でないことが確認された設備を順次追加
していくことによって行われる。
【0005】事故設備の改修作業を行うためには事故設
備と判定されたガス区画のSF6 ガスを放出し、このガ
ス区画をGISから取り外さなけばならない。GISは
ガス区画で区分された複数の設備から構成されており、
これらの設備はガス配管で他のガス区画と接続され、ガ
ス配管にはガスバルブが配設されている。このガスバル
ブの開閉によりガス系統の統合・切り放しあるいはSF
6 ガスの放出を行う。
備と判定されたガス区画のSF6 ガスを放出し、このガ
ス区画をGISから取り外さなけばならない。GISは
ガス区画で区分された複数の設備から構成されており、
これらの設備はガス配管で他のガス区画と接続され、ガ
ス配管にはガスバルブが配設されている。このガスバル
ブの開閉によりガス系統の統合・切り放しあるいはSF
6 ガスの放出を行う。
【0006】従って、改修作業を迅速に行うには、ガス
バルブの的確な操作が不可欠である。しかしながら、従
来の復旧システムはガスバルブの操作についての明確な
指針がなかった。さらに、運転員の巡視が基本であり、
GISの内部で地絡事故が発生した場合には接地金属容
器内のどの位置で地絡が発生したかを外観から特定する
ことは困難である。誤ったガスバルブの操作によって、
地絡電流のために発生した分解生成物を含むSF6 ガス
を健全な設備に導入してしまったり、健全な設備のSF
6 ガスを放出したりすると、改修作業を遅らせることに
なりかねない。
バルブの的確な操作が不可欠である。しかしながら、従
来の復旧システムはガスバルブの操作についての明確な
指針がなかった。さらに、運転員の巡視が基本であり、
GISの内部で地絡事故が発生した場合には接地金属容
器内のどの位置で地絡が発生したかを外観から特定する
ことは困難である。誤ったガスバルブの操作によって、
地絡電流のために発生した分解生成物を含むSF6 ガス
を健全な設備に導入してしまったり、健全な設備のSF
6 ガスを放出したりすると、改修作業を遅らせることに
なりかねない。
【0007】早急な改修作業によって設備復旧を行わな
いと電力供給量の低下につながり、社会的に与える影響
が大きくなる。このため、事故設備の判定に関しては保
護リレー、遮断器の動作情報から事故設備を判定する。
知識工学を応用した装置、あるいは事故統計をもとに事
故設備である確率を表示する装置も提案されている。
いと電力供給量の低下につながり、社会的に与える影響
が大きくなる。このため、事故設備の判定に関しては保
護リレー、遮断器の動作情報から事故設備を判定する。
知識工学を応用した装置、あるいは事故統計をもとに事
故設備である確率を表示する装置も提案されている。
【0008】しかしながら、このような確率とガスバル
ブの操作の間には直接の関係がないため、改修作業をよ
り迅速に行うためのガスバルブ操作計画を含む変電所事
故時対応支援システムが要望されていた。
ブの操作の間には直接の関係がないため、改修作業をよ
り迅速に行うためのガスバルブ操作計画を含む変電所事
故時対応支援システムが要望されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の電
力復旧システムは、ガスバルブの操作についてはなんら
指示を与えるものではなかったため、改修作業時間の短
縮化が困難であるという問題があった。そこで本発明の
目的は、ガスバルブの操作計画を含む系統復旧計画を作
成する変電所事故時対応支援システムを提供することを
目的とする。
力復旧システムは、ガスバルブの操作についてはなんら
指示を与えるものではなかったため、改修作業時間の短
縮化が困難であるという問題があった。そこで本発明の
目的は、ガスバルブの操作計画を含む系統復旧計画を作
成する変電所事故時対応支援システムを提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に変発明においては、接地金属容器に高電圧部を収納す
るとともに絶縁性ガスを封入し、前記接地金属容器を所
定のガス区画に区分し、このガス区画をガス配管によっ
て接続し、このガス配管にガスバルブを配設したガス絶
縁開閉装置を備えた変電所に送電線を接続して電力系統
を構成し、この電力系統に入力装置を接続し、この入力
装置に計算機を接続し、この計算機に出力装置を接続し
た変電所事故時対応支援システムにおいて、前記入力装
置が、前記電力系統に配設された保護リレーの応動情報
と、前記ガス区画に配設された地絡検出器の応動情報
と、前記ガス絶縁開閉装置の遮断器の情報を取り込み、
前記計算機が、前記入力装置に接続され、事故前後の前
記電力系統の状況を記憶する第1の記憶装置と、前記入
力装置に接続され、前記保護リレーの応動情報と、前記
地絡検出器の応動情報と、前記遮断器の情報をもとに前
記電力系統の事故設備を判定する第1の演算装置と、こ
の第1の演算装置の出力を記憶する第2の記憶装置と、
前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置に接続された
第3の記憶装置と、この第3の記憶装置と情報の交換を
行う第2の演算装置とを備え、前記第3の記憶装置が、
前記電力系統の固有のデータと前記ガスバルブについて
の情報を記憶したデータベースと、前記電力系統の復旧
についての知識を記憶した第1のルールベースと、前記
ガスバルブを操作する計画をたてるための知識を記憶し
た第2のルールベースとを備えることを特徴とする変電
所事故時対応支援システムを提供する。
に変発明においては、接地金属容器に高電圧部を収納す
るとともに絶縁性ガスを封入し、前記接地金属容器を所
定のガス区画に区分し、このガス区画をガス配管によっ
て接続し、このガス配管にガスバルブを配設したガス絶
縁開閉装置を備えた変電所に送電線を接続して電力系統
を構成し、この電力系統に入力装置を接続し、この入力
装置に計算機を接続し、この計算機に出力装置を接続し
た変電所事故時対応支援システムにおいて、前記入力装
置が、前記電力系統に配設された保護リレーの応動情報
と、前記ガス区画に配設された地絡検出器の応動情報
と、前記ガス絶縁開閉装置の遮断器の情報を取り込み、
前記計算機が、前記入力装置に接続され、事故前後の前
記電力系統の状況を記憶する第1の記憶装置と、前記入
力装置に接続され、前記保護リレーの応動情報と、前記
地絡検出器の応動情報と、前記遮断器の情報をもとに前
記電力系統の事故設備を判定する第1の演算装置と、こ
の第1の演算装置の出力を記憶する第2の記憶装置と、
前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置に接続された
第3の記憶装置と、この第3の記憶装置と情報の交換を
行う第2の演算装置とを備え、前記第3の記憶装置が、
前記電力系統の固有のデータと前記ガスバルブについて
の情報を記憶したデータベースと、前記電力系統の復旧
についての知識を記憶した第1のルールベースと、前記
ガスバルブを操作する計画をたてるための知識を記憶し
た第2のルールベースとを備えることを特徴とする変電
所事故時対応支援システムを提供する。
【0011】
【作用】電力系統で事故が発生すると、入力装置を介し
て事故前後の電力系統の情報が第1の記憶装置に蓄えら
れる。一方、入力装置に取り込まれた保護リレーの応動
情報、地絡検出器の応動情報及び遮断器の情報は第1の
演算装置に伝達され、第1の演算装置は事故設備候補を
選定し、選定されたすべての事故設備候補は第2の記憶
装置に記憶される。第1の記憶装置と第2の記憶装置の
情報は、推論エンジンである第2の演算装置と情報の交
換を行う第3の記憶装置に伝達される。第2、第3の記
憶装置に記憶された情報と、第3の記憶装置に備えられ
たデータベース及び電力系統の復旧についての知識を記
憶した第1のルールベース、さらに第2の演算装置によ
って、事故設備候補を除いた設備で系統復旧計画が作成
される。一方、第2、第3の記憶装置に記憶された情
報、データベース、ガスバルブ操作についての知識を記
憶した第2のルールベース及び第2の演算装置によって
ガスバルブ操作計画が作成される。作成された系統復旧
計画及びガスバルブ操作計画は、出力装置によって表示
出力される。
て事故前後の電力系統の情報が第1の記憶装置に蓄えら
れる。一方、入力装置に取り込まれた保護リレーの応動
情報、地絡検出器の応動情報及び遮断器の情報は第1の
演算装置に伝達され、第1の演算装置は事故設備候補を
選定し、選定されたすべての事故設備候補は第2の記憶
装置に記憶される。第1の記憶装置と第2の記憶装置の
情報は、推論エンジンである第2の演算装置と情報の交
換を行う第3の記憶装置に伝達される。第2、第3の記
憶装置に記憶された情報と、第3の記憶装置に備えられ
たデータベース及び電力系統の復旧についての知識を記
憶した第1のルールベース、さらに第2の演算装置によ
って、事故設備候補を除いた設備で系統復旧計画が作成
される。一方、第2、第3の記憶装置に記憶された情
報、データベース、ガスバルブ操作についての知識を記
憶した第2のルールベース及び第2の演算装置によって
ガスバルブ操作計画が作成される。作成された系統復旧
計画及びガスバルブ操作計画は、出力装置によって表示
出力される。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図4を参照し
て説明する。図1に示すように、GISを備えた電力系
統1に入力装置2が接続され、入力装置2にはデジタル
計算機3が接続され、デジタル計算機3には、系統復旧
計画及び設備改修計画を出力するための、CRTあるい
はタイプライターなどの出力装置4が接続されている。
電力系統1には図示していない保護リレーが配設され、
GISは絶縁スペーサによって所定のガス区画に区分さ
れ、一部のガス区画はガス配管によって互いに接続され
ている。ガス配管にはGISの接地金属容器内にSF6
ガスを封入・放出するガスバルブがそれぞれ配設され、
それぞれのガス区画には地絡検出器が配設されている。
入力装置2は、電力系統1に配設された保護リレーの応
動情報、ガス区画に配設された地絡検出器の応動情報、
GISの遮断器の情報、さらに電力系統1の電圧、潮流
など電力系統1の状況に関する情報を取り込む。
て説明する。図1に示すように、GISを備えた電力系
統1に入力装置2が接続され、入力装置2にはデジタル
計算機3が接続され、デジタル計算機3には、系統復旧
計画及び設備改修計画を出力するための、CRTあるい
はタイプライターなどの出力装置4が接続されている。
電力系統1には図示していない保護リレーが配設され、
GISは絶縁スペーサによって所定のガス区画に区分さ
れ、一部のガス区画はガス配管によって互いに接続され
ている。ガス配管にはGISの接地金属容器内にSF6
ガスを封入・放出するガスバルブがそれぞれ配設され、
それぞれのガス区画には地絡検出器が配設されている。
入力装置2は、電力系統1に配設された保護リレーの応
動情報、ガス区画に配設された地絡検出器の応動情報、
GISの遮断器の情報、さらに電力系統1の電圧、潮流
など電力系統1の状況に関する情報を取り込む。
【0013】デジタル計算器3は、第1の記憶装置5
と、第2の記憶装置6と、第3の記憶装置7と、第1の
演算装置8と、第2の演算装置9によって構成されてい
る。すなわち、入力装置2は、事故前後の電力系統1の
状況を記憶する第1の記憶装置5と、電力系統1の事故
設備を判定する第1の演算装置8に接続されている。第
1の演算装置8は、保護リレーの応動情報、地絡検出器
の応動情報及び遮断器の情報をもとに事故設備候補を選
定する。選定された事故設備候補は第2の記憶装置6に
記憶される。第1の記憶装置5と第2の記憶装置6は、
系統復旧計画と設備改修計画を作成するための知識ベー
スが蓄えられている第3の記憶装置7に接続されてお
り、第3の記憶装置7は推論エンジンとなる第2の演算
装置9と情報の交換を行う。
と、第2の記憶装置6と、第3の記憶装置7と、第1の
演算装置8と、第2の演算装置9によって構成されてい
る。すなわち、入力装置2は、事故前後の電力系統1の
状況を記憶する第1の記憶装置5と、電力系統1の事故
設備を判定する第1の演算装置8に接続されている。第
1の演算装置8は、保護リレーの応動情報、地絡検出器
の応動情報及び遮断器の情報をもとに事故設備候補を選
定する。選定された事故設備候補は第2の記憶装置6に
記憶される。第1の記憶装置5と第2の記憶装置6は、
系統復旧計画と設備改修計画を作成するための知識ベー
スが蓄えられている第3の記憶装置7に接続されてお
り、第3の記憶装置7は推論エンジンとなる第2の演算
装置9と情報の交換を行う。
【0014】第3の記憶装置7は、データベース71と、
第1のルールベース72及び第2のルールベース73で構成
されている。データベース71には、電力系統1の各部の
電圧や潮流などの系統に固有のデータ及び、ガスバルブ
の位置と番号などのガスバルブについての情報が記憶さ
れている。また、第1のルールベース72には、電力系統
1の復旧についての知識が記憶されており、第2のルー
ルベース73には、ガスバルブを操作する計画をたてるた
めの知識が記憶されている。
第1のルールベース72及び第2のルールベース73で構成
されている。データベース71には、電力系統1の各部の
電圧や潮流などの系統に固有のデータ及び、ガスバルブ
の位置と番号などのガスバルブについての情報が記憶さ
れている。また、第1のルールベース72には、電力系統
1の復旧についての知識が記憶されており、第2のルー
ルベース73には、ガスバルブを操作する計画をたてるた
めの知識が記憶されている。
【0015】次に本実施例の作用について説明する。
今、電力系統1で停電事故が発生すると、この事故に応
動した保護リレーや地絡検出器の情報、遮断器情報、さ
らには系統内各部の電圧、潮流などの復旧計画作成のた
めに必要な情報は第1の記憶装置5に蓄えられる。
今、電力系統1で停電事故が発生すると、この事故に応
動した保護リレーや地絡検出器の情報、遮断器情報、さ
らには系統内各部の電圧、潮流などの復旧計画作成のた
めに必要な情報は第1の記憶装置5に蓄えられる。
【0016】第1の演算装置8は動作した保護リレーや
地絡検出器の情報や遮断器情報で事故設備を判定する訳
であるが、すべての系統設備、例えば送電線、変圧器、
母線に保護リレーが配設され、GISのすべてのガス区
画に地絡検出器(衝撃ガス圧力センサ)が配設される。
しかもすべての地絡検出器が正常に動作しているならば
事故設備の確定は容易にできる。
地絡検出器の情報や遮断器情報で事故設備を判定する訳
であるが、すべての系統設備、例えば送電線、変圧器、
母線に保護リレーが配設され、GISのすべてのガス区
画に地絡検出器(衝撃ガス圧力センサ)が配設される。
しかもすべての地絡検出器が正常に動作しているならば
事故設備の確定は容易にできる。
【0017】しかしながら、保護リレーの一部欠如や保
護リレー、地絡検出器、遮断器の誤動作、誤不動作、さ
らには多重事故などが発生すると、保護リレー、地絡検
出器、遮断器の動作範囲は広くなり事故設備を確定する
ことが困難となる。このため第1の演算装置8によって
事故設備候補を選定し、すべて事故設備候補を列挙す
る。
護リレー、地絡検出器、遮断器の誤動作、誤不動作、さ
らには多重事故などが発生すると、保護リレー、地絡検
出器、遮断器の動作範囲は広くなり事故設備を確定する
ことが困難となる。このため第1の演算装置8によって
事故設備候補を選定し、すべて事故設備候補を列挙す
る。
【0018】本実施例の事故設備候補の選定について
は、知識工学手法を応用し事故設備である確率を付与す
る方式(昭和60年電気学会 電力技術研究会“電力系統
制御への知識工学応用”PE−85−98)を用いている。
すなわち図2に処理の概略を示すように、第1の演算装
置8においては入力装置2に取り込まれた、保護リレー
の応動情報及び遮断器の動作情報をもとに知識ベースを
用いて事故区間、事故様相、機器の不正応動を判定す
る。複数のケースが得られた場合には、それぞれに対し
経験に基づく事故発生確度を各ケースに付加している。
は、知識工学手法を応用し事故設備である確率を付与す
る方式(昭和60年電気学会 電力技術研究会“電力系統
制御への知識工学応用”PE−85−98)を用いている。
すなわち図2に処理の概略を示すように、第1の演算装
置8においては入力装置2に取り込まれた、保護リレー
の応動情報及び遮断器の動作情報をもとに知識ベースを
用いて事故区間、事故様相、機器の不正応動を判定す
る。複数のケースが得られた場合には、それぞれに対し
経験に基づく事故発生確度を各ケースに付加している。
【0019】知識ベースは次の4つのクラスに分けられ
ている。 (1)保護リレーの動作原理(B1 ) (2)誤不動作
判定(B2 ) (3)多重事故判定(B3 ) (4)誤動作判
定(B4 ) 第1の演算装置8から出力されたこの判定結果は第2の
記憶装置6に蓄えられる。
ている。 (1)保護リレーの動作原理(B1 ) (2)誤不動作
判定(B2 ) (3)多重事故判定(B3 ) (4)誤動作判
定(B4 ) 第1の演算装置8から出力されたこの判定結果は第2の
記憶装置6に蓄えられる。
【0020】後述するように第2の記憶装置6に蓄えら
れた事故設備候補に関する情報及び第1の記憶装置5に
蓄えられた系統状況についての情報を用いて第3の記憶
装置7及び第2の演算装置9によって系統復旧計画が作
成される訳であるが、復旧計画は事故設備候補を除いて
作成される。
れた事故設備候補に関する情報及び第1の記憶装置5に
蓄えられた系統状況についての情報を用いて第3の記憶
装置7及び第2の演算装置9によって系統復旧計画が作
成される訳であるが、復旧計画は事故設備候補を除いて
作成される。
【0021】すなわち系統復旧計画は第3の記憶装置7
のうち、データベース71、系統復旧についての知識を蓄
えた第1のルールベース72および推論エンジンとなる第
2の演算装置9を用い、第2の記憶装置6に蓄えられた
すべての事故設備候補を除外して復旧計画を作成する。
のうち、データベース71、系統復旧についての知識を蓄
えた第1のルールベース72および推論エンジンとなる第
2の演算装置9を用い、第2の記憶装置6に蓄えられた
すべての事故設備候補を除外して復旧計画を作成する。
【0022】一方、同様に第3の記憶装置7のうちデー
タベース71、GISのガスバルブの操作計画作成につい
ての知識を蓄えた第2のルールベース73および推論エン
ジンとなる第2の演算装置9を用いてすべての事故設備
候補に対するガスバルブの操作計画を作成する。
タベース71、GISのガスバルブの操作計画作成につい
ての知識を蓄えた第2のルールベース73および推論エン
ジンとなる第2の演算装置9を用いてすべての事故設備
候補に対するガスバルブの操作計画を作成する。
【0023】第1のルールベース72に蓄えられた復旧計
画を作成するための知識は、電力系統1に固有である
が、本実施例においては電力分野におけるエキスパート
システム“電気学会論文誌 107巻、2号、昭和62年2月
を参照し、知識ベースを図3に示すように構成する。す
なわち、推論の効率性を考慮して復旧に関する個々の知
識を母線、送電線、変圧器などにグループ化し、さらに
グループ化した復旧知識を制御するメタ知識で知識ベー
スを構成する。
画を作成するための知識は、電力系統1に固有である
が、本実施例においては電力分野におけるエキスパート
システム“電気学会論文誌 107巻、2号、昭和62年2月
を参照し、知識ベースを図3に示すように構成する。す
なわち、推論の効率性を考慮して復旧に関する個々の知
識を母線、送電線、変圧器などにグループ化し、さらに
グループ化した復旧知識を制御するメタ知識で知識ベー
スを構成する。
【0024】一方、GISのガスバルブの操作計画作成
のために、第2のルールベース73には次のようなルール
が蓄えられている。 (1)事故設備候補のガス区画部が非充電である時に
(2)のルールを適用する。
のために、第2のルールベース73には次のようなルール
が蓄えられている。 (1)事故設備候補のガス区画部が非充電である時に
(2)のルールを適用する。
【0025】(2)事故設備候補のガス区画部と健全設
備のガス区画部が2個以上のガスバルブが付けられてい
るガス配管で接続されている場合、健全設備側のガスバ
ルブを閉じる。
備のガス区画部が2個以上のガスバルブが付けられてい
るガス配管で接続されている場合、健全設備側のガスバ
ルブを閉じる。
【0026】(3)事故設備候補のガス区画とガス配管
で接続されている全ての健全設備のガス区画とが閉バル
ブで接続されている場合は、事故設備候補のガス区画の
ガス放出用ガスバルブを開ける。
で接続されている全ての健全設備のガス区画とが閉バル
ブで接続されている場合は、事故設備候補のガス区画の
ガス放出用ガスバルブを開ける。
【0027】各ガス区画に接続されるガス配管のガスバ
ルブについての位置及び番号等のデータはデータベース
71に蓄えられており、電圧情報は第1の記憶装置5に蓄
えられている。
ルブについての位置及び番号等のデータはデータベース
71に蓄えられており、電圧情報は第1の記憶装置5に蓄
えられている。
【0028】このようにデータベース71及び第1の記憶
装置5に蓄えられた知識を用いることにより、事故がG
IS内部で発生していた場合には、先に立てた系統復旧
計画によって故障の波及を防ぎ、事故設備の改修作業に
まず必要なガスバルブの操作計画を作成することができ
る。作成された系統復旧計画、ガスバルブ操作計画は出
力装置4を介してオペレータに呈示される。
装置5に蓄えられた知識を用いることにより、事故がG
IS内部で発生していた場合には、先に立てた系統復旧
計画によって故障の波及を防ぎ、事故設備の改修作業に
まず必要なガスバルブの操作計画を作成することができ
る。作成された系統復旧計画、ガスバルブ操作計画は出
力装置4を介してオペレータに呈示される。
【0029】以上説明した本実施例による復旧フローを
図4に示す。図1及び図4に示すように事故発生後、給
電指令所では保護リレーの応動情報及び遮断器の動作情
報といった系統情報をもとにして第1の演算装置8で事
故設備候補を判定する(21,22)。この結果をもとに給
電指令所では事故設備候補を用いない系統復旧計画(2
3)を第2の演算装置及び第3の記憶装置によって作成
し、系統復旧計画を出力装置4によって表示する。この
表示に従って系統復旧操作(24)を行う。一方、第2の
記憶装置6に蓄えられた事故設備候補に関する情報およ
び系統情報復旧計画をもとにして、給電指令所では第2
の演算装置及び第3の記憶装置によってガスバルブ操作
計画を含む設備改修計画を作成する(25)。
図4に示す。図1及び図4に示すように事故発生後、給
電指令所では保護リレーの応動情報及び遮断器の動作情
報といった系統情報をもとにして第1の演算装置8で事
故設備候補を判定する(21,22)。この結果をもとに給
電指令所では事故設備候補を用いない系統復旧計画(2
3)を第2の演算装置及び第3の記憶装置によって作成
し、系統復旧計画を出力装置4によって表示する。この
表示に従って系統復旧操作(24)を行う。一方、第2の
記憶装置6に蓄えられた事故設備候補に関する情報およ
び系統情報復旧計画をもとにして、給電指令所では第2
の演算装置及び第3の記憶装置によってガスバルブ操作
計画を含む設備改修計画を作成する(25)。
【0030】系統復旧が終了(26)すると、設備改修計
画のガスバルブ操作計画に従ってガスバルブ操作(27)
を行い一次復旧終了となる。その後はGISのメーカの
改修作業を実施し、本復旧となる。
画のガスバルブ操作計画に従ってガスバルブ操作(27)
を行い一次復旧終了となる。その後はGISのメーカの
改修作業を実施し、本復旧となる。
【0031】以上のように本実施例によれば、知識工学
を利用してガスバルブ操作計画を含む設備改修計画を作
成することができる。このため、GISの内部で事故が
発生した場合、作成されたガスバルブ操作計画に従って
適切なガスバルブ操作を行うことができ、系統の復旧に
要する時間を短縮化することが可能になり、安定な電力
供給を行うことができる。
を利用してガスバルブ操作計画を含む設備改修計画を作
成することができる。このため、GISの内部で事故が
発生した場合、作成されたガスバルブ操作計画に従って
適切なガスバルブ操作を行うことができ、系統の復旧に
要する時間を短縮化することが可能になり、安定な電力
供給を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の変電所事故時対応
支援システムは、電力系統の固有のデータとガスバルブ
についての情報を記憶したデータベースと、電力系統の
復旧についての知識を記憶した第1のルールベースと、
ガスバルブを操作する計画をたてるための知識を記憶し
た第2のルールベースとを備えた記憶装置を有するた
め、ガスバルブ操作計画を作成することができ、系統の
復旧に要する時間を短縮化できるという効果を奏する。
支援システムは、電力系統の固有のデータとガスバルブ
についての情報を記憶したデータベースと、電力系統の
復旧についての知識を記憶した第1のルールベースと、
ガスバルブを操作する計画をたてるための知識を記憶し
た第2のルールベースとを備えた記憶装置を有するた
め、ガスバルブ操作計画を作成することができ、系統の
復旧に要する時間を短縮化できるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す変電所事故時対応支援
システムの構成図
システムの構成図
【図2】事故設備候補を選定するためのフローチャート
【図3】系統復旧計画作成のための処理フローチャート
【図4】本発明の一実施例を示す系統復旧のフローチャ
ート
ート
1…電力系統、2…入力装置、3…デジタル計算機、4
…出力装置、5…第1の記憶装置、6…第2の記憶装
置、7…第3の記憶装置、8…第1の演算装置、9…第
2の演算装置。
…出力装置、5…第1の記憶装置、6…第2の記憶装
置、7…第3の記憶装置、8…第1の演算装置、9…第
2の演算装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 接地金属容器に高電圧部を収納するとと
もに絶縁性ガスを封入し、前記接地金属容器を所定のガ
ス区画に区分し、このガス区画をガス配管によって接続
し、このガス配管にガスバルブを配設したガス絶縁開閉
装置を備えた変電所に送電線を接続して電力系統を構成
し、この電力系統に入力装置を接続し、この入力装置に
計算機を接続し、この計算機に出力装置を接続した変電
所事故時対応支援システムにおいて、 前記入力装置が、前記電力系統に配設された保護リレー
の応動情報と、前記ガス区画に配設された地絡検出器の
応動情報と、前記ガス絶縁開閉装置の遮断器の情報を取
り込み、 前記計算機が、 前記入力装置に接続され、事故前後の前記電力系統の状
況を記憶する第1の記憶装置と、 前記入力装置に接続され、前記保護リレーの応動情報
と、前記地絡検出器の応動情報と、前記遮断器の情報を
もとに前記電力系統の事故設備を判定する第1の演算装
置と、 この第1の演算装置の出力を記憶する第2の記憶装置
と、 前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置に接続された
第3の記憶装置と、 この第3の記憶装置と情報の交換を行う第2の演算装置
とを備え、 前記第3の記憶装置が、前記電力系統の固有のデータと
前記ガスバルブについての情報を記憶したデータベース
と、前記電力系統の復旧についての知識を記憶した第1
のルールベースと、前記ガスバルブを操作する計画をた
てるための知識を記憶した第2のルールベースとを備え
ることを特徴とする変電所事故時対応支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5177721A JPH0739075A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 変電所事故時対応支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5177721A JPH0739075A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 変電所事故時対応支援システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0739075A true JPH0739075A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16035955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5177721A Pending JPH0739075A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 変電所事故時対応支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739075A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7880686B2 (en) | 2004-06-08 | 2011-02-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Mobile device |
CN103605044A (zh) * | 2013-11-01 | 2014-02-26 | 航天科工深圳(集团)有限公司 | 一种基于gis电力故障定位的编码引擎的实现方法 |
CN109510196A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-03-22 | 燕山大学 | 一种基于电-气耦合系统的故障恢复博弈模型 |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP5177721A patent/JPH0739075A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7880686B2 (en) | 2004-06-08 | 2011-02-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Mobile device |
CN103605044A (zh) * | 2013-11-01 | 2014-02-26 | 航天科工深圳(集团)有限公司 | 一种基于gis电力故障定位的编码引擎的实现方法 |
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