JPH0759058B2 - マルチ画面表示装置 - Google Patents
マルチ画面表示装置Info
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- JPH0759058B2 JPH0759058B2 JP61012876A JP1287686A JPH0759058B2 JP H0759058 B2 JPH0759058 B2 JP H0759058B2 JP 61012876 A JP61012876 A JP 61012876A JP 1287686 A JP1287686 A JP 1287686A JP H0759058 B2 JPH0759058 B2 JP H0759058B2
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- memory
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フィールドあるいはフレームメモリを用い
たテレビ(TV)あるいはビデオテープレコーダ(VTR)
のメモリ制御方式を改善することにより、1つのフィー
ルドメモリに複数フィールドの画像を圧縮して記憶でき
るようにしたマルチ画面表示装置に関するものである。
たテレビ(TV)あるいはビデオテープレコーダ(VTR)
のメモリ制御方式を改善することにより、1つのフィー
ルドメモリに複数フィールドの画像を圧縮して記憶でき
るようにしたマルチ画面表示装置に関するものである。
第3図は、従来の画像メモリを用いた画像信号の記録・
再生システムのブロック図である。図において、1は輝
度信号Yと色信号Cとを分離する分離回路、2は2つの
色差信号(R−YとB−Y)を生成するためのクロマ復
調回路、3は上記色差信号を時分割多重するためのマル
チプレックス(MPX)回路、4はA/D変換器、5はY信号
及びC信号のメモリであり、Y信号のメモリとC信号の
メモリで画像メモリ6が構成されている。7はD/A変換
器、8は色信号変調回路、9はY信号とC信号と同期信
号の混合回路である。また、10は同期信号分離回路、11
は上記画像メモリ6の制御回路(メモリコントロール回
路)である。
再生システムのブロック図である。図において、1は輝
度信号Yと色信号Cとを分離する分離回路、2は2つの
色差信号(R−YとB−Y)を生成するためのクロマ復
調回路、3は上記色差信号を時分割多重するためのマル
チプレックス(MPX)回路、4はA/D変換器、5はY信号
及びC信号のメモリであり、Y信号のメモリとC信号の
メモリで画像メモリ6が構成されている。7はD/A変換
器、8は色信号変調回路、9はY信号とC信号と同期信
号の混合回路である。また、10は同期信号分離回路、11
は上記画像メモリ6の制御回路(メモリコントロール回
路)である。
第4図は上記メモリコントロール回路11の主要部を示し
たもので、これはメモリ5のアドレス発生回路である。
図中、12は水平カウンタ、13は垂直カウンタであり、こ
の垂直カウンタ13はメモリ5の行アドレスカウンタとし
て働くものである。14はメモリ5の列アドレスカウン
タ、15は行アドレスと列アドレスの切替スイッチであ
る。また第5図は画像信号と画像メモリとの対応を表わ
す図である。
たもので、これはメモリ5のアドレス発生回路である。
図中、12は水平カウンタ、13は垂直カウンタであり、こ
の垂直カウンタ13はメモリ5の行アドレスカウンタとし
て働くものである。14はメモリ5の列アドレスカウン
タ、15は行アドレスと列アドレスの切替スイッチであ
る。また第5図は画像信号と画像メモリとの対応を表わ
す図である。
次に動作について説明する。
第3図において、複合画像信号が入力されると、Y/C分
離回路1,クロマ復調回路2,MPX回路3等によりアナログ
のY信号と時分割多重された色差C信号とが得られ、各
々がA/D変換器4でディジタル信号に変換されてフィー
ルドメモリ6に書き込まれる。この時のメモリコントロ
ール回路11の動作について説明すると、同期分離回路10
で複合画像信号から同期分離される垂直,水平同期信号
が第4図におけるH,V各々のカウンタ12,13のリセット信
号となり、これによりVカウンタ13及びHカウンタ12が
カウントを開始する。なお、Hカウンタ12のクロックは
A/D変換器のクロックと同じ周波数となる。水平方向の
アドレスは、Hカウンタ12で規定されるアドレスの有効
期間のみ列アドレスカウンタ14を動作させ、その出力を
列アドレスとしてメモリに供給する。なお、上記アドレ
スの有効期間とは第5図に示したH期間のうちの有効画
像期間に相当する。また垂直方向のVカウンタ13出力
は、そのまま行アドレスとしてメモリに送られる。上記
列アドレスと行アドレスはアドレススイッチ15で切替え
られる。
離回路1,クロマ復調回路2,MPX回路3等によりアナログ
のY信号と時分割多重された色差C信号とが得られ、各
々がA/D変換器4でディジタル信号に変換されてフィー
ルドメモリ6に書き込まれる。この時のメモリコントロ
ール回路11の動作について説明すると、同期分離回路10
で複合画像信号から同期分離される垂直,水平同期信号
が第4図におけるH,V各々のカウンタ12,13のリセット信
号となり、これによりVカウンタ13及びHカウンタ12が
カウントを開始する。なお、Hカウンタ12のクロックは
A/D変換器のクロックと同じ周波数となる。水平方向の
アドレスは、Hカウンタ12で規定されるアドレスの有効
期間のみ列アドレスカウンタ14を動作させ、その出力を
列アドレスとしてメモリに供給する。なお、上記アドレ
スの有効期間とは第5図に示したH期間のうちの有効画
像期間に相当する。また垂直方向のVカウンタ13出力
は、そのまま行アドレスとしてメモリに送られる。上記
列アドレスと行アドレスはアドレススイッチ15で切替え
られる。
その後メモリからデータを読み出す時は、上記カウンタ
で書き込み時と同様の動作で行及び列アドレス信号が作
成され、これによりフィールドメモリ6から順次データ
が読み出される。そしてこの読み出されたデータD/A変
換器7でアナログ信号に変換され、R−Y,B−Yの色差
信号はクロマ変調回路8で変調され、Y信号及び複合同
期信号と加算されて複合画像信号が出力される。
で書き込み時と同様の動作で行及び列アドレス信号が作
成され、これによりフィールドメモリ6から順次データ
が読み出される。そしてこの読み出されたデータD/A変
換器7でアナログ信号に変換され、R−Y,B−Yの色差
信号はクロマ変調回路8で変調され、Y信号及び複合同
期信号と加算されて複合画像信号が出力される。
次に画像信号とフィールドメモリとの対応関係について
第5図で説明する。簡単のためフィールドメモリが256
行×256列の構成の場合について説明すると、この場合
第5図に示すように、H期間のうちの有効画像期間(約
51μsec)を含む範囲にて256画素に分割するようにし、
垂直方向では1ラインを1行に対応させて256ライン分
をメモリに記憶させる。例えば、第1番目のライン(L
1)の第1番目の画素(D1)がメモリの0行,0列のアド
レス(0,0)に対応し、第nライン(Ln),第m画素(D
m)はメモリのアドレス(n−1,m−1)に対応する。こ
のようにして256ライン×256画素分のデータを256行×2
56列のフィールドメモリに記憶することになる。
第5図で説明する。簡単のためフィールドメモリが256
行×256列の構成の場合について説明すると、この場合
第5図に示すように、H期間のうちの有効画像期間(約
51μsec)を含む範囲にて256画素に分割するようにし、
垂直方向では1ラインを1行に対応させて256ライン分
をメモリに記憶させる。例えば、第1番目のライン(L
1)の第1番目の画素(D1)がメモリの0行,0列のアド
レス(0,0)に対応し、第nライン(Ln),第m画素(D
m)はメモリのアドレス(n−1,m−1)に対応する。こ
のようにして256ライン×256画素分のデータを256行×2
56列のフィールドメモリに記憶することになる。
以上のように従来のメモリ制御方式では、1つのフィー
ルドメモリに1枚(1フィールド)の画像を記憶するよ
うにしている。
ルドメモリに1枚(1フィールド)の画像を記憶するよ
うにしている。
ところでVTR等を再生している場合、例えば野球のバッ
ティングフォーム等の連続した動きの変化をいわゆる分
解写真のように観たい場合がある。しかるに従来の装置
では1つのフィールドメモリに1枚の画像しか記憶でき
ないため、上記のような動きの変化を一画面毎に複数画
面にわたって観ることはできても、その全部を一画面で
観るということはできない。
ティングフォーム等の連続した動きの変化をいわゆる分
解写真のように観たい場合がある。しかるに従来の装置
では1つのフィールドメモリに1枚の画像しか記憶でき
ないため、上記のような動きの変化を一画面毎に複数画
面にわたって観ることはできても、その全部を一画面で
観るということはできない。
この発明はかかる従来の状況に鑑みてなされたもので、
1つのフィールドメモリに複数枚(フィールド)の画像
を圧縮して記憶でき、連続した動きの変化を一目瞭然に
観察することができるマルチ画面表示装置を得ることを
目的とする。
1つのフィールドメモリに複数枚(フィールド)の画像
を圧縮して記憶でき、連続した動きの変化を一目瞭然に
観察することができるマルチ画面表示装置を得ることを
目的とする。
この発明にかかるマルチ画面表示装置は、アナログビデ
オ信号の輝度信号成分と時分割多重化された色差信号と
をディジタル信号に変換するA/D変換手段と、上記A/D変
換手段から出力された画像信号を記憶する画像メモリ
と、上記画像メモリへの上記画像信号の書き込み,及び
上記画像メモリからの上記画像信号の読み出しを制御す
るメモリコントロール手段と、上記画像メモリから読み
出された上記画像信号を順次アナログ信号に変換するD/
A変換器とを備え、上記メモリコントロール手段を、マ
ルチ画面記憶指令信号を受けた時に、複数の異なる画像
データの各々に割り当てられるアドレスが、行アドレ
ス,及び列アドレスの少なくとも一方において、当該複
数の異なる画像データ間で重複したものとなるよう、上
記画像メモリへの上記画像信号の書き込みを制御し、か
つ、当該書き込みの制御により上記画像メモリに記憶さ
れた上記画像信号の複数枚分を時間軸圧縮したものが上
記画像メモリから1画面画像信号として読み出されるよ
うに、上記画像メモリからの上記画像信号の読み出しを
制御するものとし、上記マルチ画面記憶指令信号に基づ
いて複数枚の静止画像が1画面に表示されるようにした
ことを特徴とするものである。
オ信号の輝度信号成分と時分割多重化された色差信号と
をディジタル信号に変換するA/D変換手段と、上記A/D変
換手段から出力された画像信号を記憶する画像メモリ
と、上記画像メモリへの上記画像信号の書き込み,及び
上記画像メモリからの上記画像信号の読み出しを制御す
るメモリコントロール手段と、上記画像メモリから読み
出された上記画像信号を順次アナログ信号に変換するD/
A変換器とを備え、上記メモリコントロール手段を、マ
ルチ画面記憶指令信号を受けた時に、複数の異なる画像
データの各々に割り当てられるアドレスが、行アドレ
ス,及び列アドレスの少なくとも一方において、当該複
数の異なる画像データ間で重複したものとなるよう、上
記画像メモリへの上記画像信号の書き込みを制御し、か
つ、当該書き込みの制御により上記画像メモリに記憶さ
れた上記画像信号の複数枚分を時間軸圧縮したものが上
記画像メモリから1画面画像信号として読み出されるよ
うに、上記画像メモリからの上記画像信号の読み出しを
制御するものとし、上記マルチ画面記憶指令信号に基づ
いて複数枚の静止画像が1画面に表示されるようにした
ことを特徴とするものである。
〔作用〕 この発明においては、上記構成したことにより、単一の
画像メモリにおける画像信号の書き込みと読み出しの各
々の動作を、単一のメモリコントロール手段が制御する
という簡単な構成でもって、複数枚の静止画像を1画面
に表示することができる。
画像メモリにおける画像信号の書き込みと読み出しの各
々の動作を、単一のメモリコントロール手段が制御する
という簡単な構成でもって、複数枚の静止画像を1画面
に表示することができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。本実
施例の全体のシステムは従来例とほぼ同様であり、異な
るのはメモリのアドレス発生方式であるから、第3図の
メモリコントロール回路11に相当する部分についてのみ
説明する。第1図は本発明の一実施例による画像信号の
マルチ画面回路に適用されるメモリコントロール回路を
示し、図において、第4図と同一符号は同一のものを示
す。16は列アドレスのビットシフトのためのセレクタ、
17は行アドレスのセレクタである。19,20は各々列と行
の最上位アドレス(以下MSBと称す)の切替スイッチで
あり、各セレクタにおける1A〜8A,1B〜8Bは被選択入
力、1Y〜2Yは各ビット出力である。18はビットシフトと
ノンシフトを切替えるためのアドレス切替信号である。
施例の全体のシステムは従来例とほぼ同様であり、異な
るのはメモリのアドレス発生方式であるから、第3図の
メモリコントロール回路11に相当する部分についてのみ
説明する。第1図は本発明の一実施例による画像信号の
マルチ画面回路に適用されるメモリコントロール回路を
示し、図において、第4図と同一符号は同一のものを示
す。16は列アドレスのビットシフトのためのセレクタ、
17は行アドレスのセレクタである。19,20は各々列と行
の最上位アドレス(以下MSBと称す)の切替スイッチで
あり、各セレクタにおける1A〜8A,1B〜8Bは被選択入
力、1Y〜2Yは各ビット出力である。18はビットシフトと
ノンシフトを切替えるためのアドレス切替信号である。
また第2図は、4フィールド分の画像を圧縮してマルチ
化した時の表示画面の様子を示した図である。
化した時の表示画面の様子を示した図である。
次に動作について説明する。
まず通常の画面表示、即ちフィールドメモリに1フィー
ルドの画像を書き込む場合は、ビットシフト切替信号18
をノンシフト(“L"レベル)とする。この場合は、列ア
ドレスカウンタ14,Vカウンタ13の出力は各アドレスセレ
クタ16,17を介してそのままアドレススイッチ15に出力
され、従来同様のアドレスが出力される。
ルドの画像を書き込む場合は、ビットシフト切替信号18
をノンシフト(“L"レベル)とする。この場合は、列ア
ドレスカウンタ14,Vカウンタ13の出力は各アドレスセレ
クタ16,17を介してそのままアドレススイッチ15に出力
され、従来同様のアドレスが出力される。
これに対し、第2図のように4枚(フィールド)分の圧
縮画像をマルチ化して画面表示する場合は、各画像に割
り当てられるアドレスは列,行でそれぞれ1/2となるの
で、以下のようにしてメモリアドレス制御を行う。
縮画像をマルチ化して画面表示する場合は、各画像に割
り当てられるアドレスは列,行でそれぞれ1/2となるの
で、以下のようにしてメモリアドレス制御を行う。
まず列アドレスについて述べる。列アドレスカウンタ14
からは従来同様に1水平走査期間の有効画像領域に0〜
255のアドレス信号が発生される。そしてこのアドレス
信号が列アドレスセレクタ16に入力される訳であるが、
このときビットシフト切替信号18は1ビットシフト
(“H"レベル)となっており、これにより該セレクタ16
の各出力ビット1Y〜8Yにはそれぞれ入力ビット1B〜8Bの
信号が出力される。即ち1ビットシフトされて出力さ
れ、入力アドレス信号0,1,2,3,…,255に対して0,0,1,1,
2,2,…,127,127という7ビットのアドレス信号が出力さ
れることになる。またこのとき最上位アドレス(列MS
B)には、スイッチ19によって第2図の画像1と3に対
しては“L"レベルの信号を、画像2と4に対しては“H"
レベルの信号を与える。この結果、列アドレスセレクタ
16の出力である8ビットのアドレス信号は、画像1と3
の書き込み時は、0,0,1,1,2,2,…,127,127となり、画像
2と4の書き込み時は、128,128,129,129,…,255,255と
なる。
からは従来同様に1水平走査期間の有効画像領域に0〜
255のアドレス信号が発生される。そしてこのアドレス
信号が列アドレスセレクタ16に入力される訳であるが、
このときビットシフト切替信号18は1ビットシフト
(“H"レベル)となっており、これにより該セレクタ16
の各出力ビット1Y〜8Yにはそれぞれ入力ビット1B〜8Bの
信号が出力される。即ち1ビットシフトされて出力さ
れ、入力アドレス信号0,1,2,3,…,255に対して0,0,1,1,
2,2,…,127,127という7ビットのアドレス信号が出力さ
れることになる。またこのとき最上位アドレス(列MS
B)には、スイッチ19によって第2図の画像1と3に対
しては“L"レベルの信号を、画像2と4に対しては“H"
レベルの信号を与える。この結果、列アドレスセレクタ
16の出力である8ビットのアドレス信号は、画像1と3
の書き込み時は、0,0,1,1,2,2,…,127,127となり、画像
2と4の書き込み時は、128,128,129,129,…,255,255と
なる。
次に行アドレスについて述べる。行アドレスは従来同様
にVカウンタ13、即ち行アドレスカウンタから発生され
る。この0〜255のアドレス信号に対して、ビットシフ
ト切替信号18を“H"レベルとし、列アドレスの場合と同
様の動作によって、行アドレスセレクタにより、0,0,1,
1,2,2,…,127,127なる7ビットのアドレス信号を出力す
る。このとき、最上位アドレス(行MSB)には、スイッ
チ20によって第2図の画像1と2に対しては“L"レベル
の信号を、画像3と4に対しては“H"レベルの信号を与
える。この結果、行アドレスセレクタ17の出力である8
ビットのアドレス信号は、画像1と2の書き込み時は、
0,0,1,1,2,2,…,127,127となり、画像3と4の書き込み
時は128,128,129,129,…,255,255となり、これらのアド
レス信号が順次出力される。
にVカウンタ13、即ち行アドレスカウンタから発生され
る。この0〜255のアドレス信号に対して、ビットシフ
ト切替信号18を“H"レベルとし、列アドレスの場合と同
様の動作によって、行アドレスセレクタにより、0,0,1,
1,2,2,…,127,127なる7ビットのアドレス信号を出力す
る。このとき、最上位アドレス(行MSB)には、スイッ
チ20によって第2図の画像1と2に対しては“L"レベル
の信号を、画像3と4に対しては“H"レベルの信号を与
える。この結果、行アドレスセレクタ17の出力である8
ビットのアドレス信号は、画像1と2の書き込み時は、
0,0,1,1,2,2,…,127,127となり、画像3と4の書き込み
時は128,128,129,129,…,255,255となり、これらのアド
レス信号が順次出力される。
このように各アドレスを発生することにより、2つの画
素データが1つのメモリアドレスに重複して書き込まれ
ることとなり、第2図での画像1が面積で1/4に圧縮さ
れて同図の1′の領域に書き込まれ、同様に2が2′、
3が3′、4が4′というようにそれぞれ圧縮して書き
込まれる。
素データが1つのメモリアドレスに重複して書き込まれ
ることとなり、第2図での画像1が面積で1/4に圧縮さ
れて同図の1′の領域に書き込まれ、同様に2が2′、
3が3′、4が4′というようにそれぞれ圧縮して書き
込まれる。
その後、通常の列アドレス、行アドレスカウンタの出力
でメモリのアドレスを指定して順次データを読み出し、
D/A変換し、Y信号,C信号,同期信号を加算し複合同期
信号としてモニタに表示すれば、マルチ画像として表示
することができる。
でメモリのアドレスを指定して順次データを読み出し、
D/A変換し、Y信号,C信号,同期信号を加算し複合同期
信号としてモニタに表示すれば、マルチ画像として表示
することができる。
このような本実施例では、メモリへの書き込みアドレス
をビットシフトさせて上位ビットに適当な“H"又は“L"
の論理レベルを与えるようにしたので、簡単な回路で1
つのフィールドメモリに複数フィールドの画像を圧縮し
て記憶することができ、例えばVTRの再生において、連
続した動きの変化の状態を一画面上に表示して観察する
ことが可能となる。
をビットシフトさせて上位ビットに適当な“H"又は“L"
の論理レベルを与えるようにしたので、簡単な回路で1
つのフィールドメモリに複数フィールドの画像を圧縮し
て記憶することができ、例えばVTRの再生において、連
続した動きの変化の状態を一画面上に表示して観察する
ことが可能となる。
なお、上記実施例では行及び列アドレスの1ビットシフ
トによって4フィールド分の画像をフィールドメモリに
書き込む場合について説明したが、行あるいは列どちら
か一方のアドレスの1ビットシフトによって、上下2画
面あるいは左右2画面とすることも可能である。またビ
ットシフトは、1ビット以外に2,3,4…ビットとシフト
することによって様々なマルチ画面を構成することがで
きる。
トによって4フィールド分の画像をフィールドメモリに
書き込む場合について説明したが、行あるいは列どちら
か一方のアドレスの1ビットシフトによって、上下2画
面あるいは左右2画面とすることも可能である。またビ
ットシフトは、1ビット以外に2,3,4…ビットとシフト
することによって様々なマルチ画面を構成することがで
きる。
また圧縮画面の書き込み順序は、第2図において1→
1′、2→2′、3→3′、4→4′としたが、時系列
に発生する画像の書き込み順序は、列MSBと行MSBの制御
によって自在に変えることができる。
1′、2→2′、3→3′、4→4′としたが、時系列
に発生する画像の書き込み順序は、列MSBと行MSBの制御
によって自在に変えることができる。
さらに上記実施例では、画像1と2,2と3,3,4の時間間隔
は1フィールドとしたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、適当なインターバルを設定することが可能
である。
は1フィールドとしたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、適当なインターバルを設定することが可能
である。
以上のように、この発明にかかるマルチ画面表示によれ
ば、アナログビデオ信号の輝度信号成分と時分割多重化
された色差信号とをディジタル信号に変換するA/D変換
手段と、上記A/D変換手段から出力された画像信号を記
憶する画像メモリと、上記画像メモリへの上記画像信号
の書き込み,及び上記画像メモリからの上記画像信号の
読み出しを制御するメモリコントロール手段と、上記画
像メモリから読み出された上記画像信号を順次アナログ
信号に変換するD/A変換器とを備え、上記メモリコント
ロール手段を、マルチ画面記憶指令信号を受けた時に、
複数の異なる画像データの各々に割り当てられるアドレ
スが、行アドレス,及び列アドレスの少なくとも一方に
おいて、当該複数の異なる画像データ間で重複したもの
となるよう、上記画像メモリへの上記画像信号の書き込
みを制御し、かつ、当該書き込みの制御により上記画像
メモリに記憶された上記画像信号の複数枚分を時間軸圧
縮したものが上記画像メモリから1画面画像信号として
読み出されるよう、上記画像メモリからの上記画像信号
の読み出しを制御するものとし、上記マルチ画面記憶指
令信号に基づいて複数枚の静止画像が1画面に表示され
るようにしたので、単一の画像メモリにおける画像信号
の書き込みと読み出しの各々の動作を、単一のメモリコ
ントロール手段が制御するという簡単な構成でもって、
複数枚の静止画像を1画面に表示することができるマル
チ画面表示装置が得られる効果がある。
ば、アナログビデオ信号の輝度信号成分と時分割多重化
された色差信号とをディジタル信号に変換するA/D変換
手段と、上記A/D変換手段から出力された画像信号を記
憶する画像メモリと、上記画像メモリへの上記画像信号
の書き込み,及び上記画像メモリからの上記画像信号の
読み出しを制御するメモリコントロール手段と、上記画
像メモリから読み出された上記画像信号を順次アナログ
信号に変換するD/A変換器とを備え、上記メモリコント
ロール手段を、マルチ画面記憶指令信号を受けた時に、
複数の異なる画像データの各々に割り当てられるアドレ
スが、行アドレス,及び列アドレスの少なくとも一方に
おいて、当該複数の異なる画像データ間で重複したもの
となるよう、上記画像メモリへの上記画像信号の書き込
みを制御し、かつ、当該書き込みの制御により上記画像
メモリに記憶された上記画像信号の複数枚分を時間軸圧
縮したものが上記画像メモリから1画面画像信号として
読み出されるよう、上記画像メモリからの上記画像信号
の読み出しを制御するものとし、上記マルチ画面記憶指
令信号に基づいて複数枚の静止画像が1画面に表示され
るようにしたので、単一の画像メモリにおける画像信号
の書き込みと読み出しの各々の動作を、単一のメモリコ
ントロール手段が制御するという簡単な構成でもって、
複数枚の静止画像を1画面に表示することができるマル
チ画面表示装置が得られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例によるマルチ画面表示装置
に適用されるメモリコントロール回路の回路図、第2図
はNTSC方式のテレビジョン信号と各画像のフィールドメ
モリ上でのマッピングの模式図、第3図は本発明及び従
来例の画像メモリを用いた静止画記録再生システム回路
構成のブロック図、第4図は従来のメモリコントロール
回路の回路図、第5図は画像の水平,垂直信号とメモリ
との対応図である。 1……Y/C分離回路、4……A/Dコンバータ、5……メモ
リ、6……フィールドメモリ、7……D/Aコンバータ、1
1……メモリコントロール回路、12……Hカウンタ、13
……Vカウンタ、14……列アドレスカウンタ、15……行
アドレスと列アドレスとの切替スイッチ、16……例アド
レスセレクタ、17……行アドレスセレクタ、18……ビッ
トシフト切替信号、19……列アドレス最上位ビットスイ
ッチ、20……行アドレス最上位ビットスイッチ。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
に適用されるメモリコントロール回路の回路図、第2図
はNTSC方式のテレビジョン信号と各画像のフィールドメ
モリ上でのマッピングの模式図、第3図は本発明及び従
来例の画像メモリを用いた静止画記録再生システム回路
構成のブロック図、第4図は従来のメモリコントロール
回路の回路図、第5図は画像の水平,垂直信号とメモリ
との対応図である。 1……Y/C分離回路、4……A/Dコンバータ、5……メモ
リ、6……フィールドメモリ、7……D/Aコンバータ、1
1……メモリコントロール回路、12……Hカウンタ、13
……Vカウンタ、14……列アドレスカウンタ、15……行
アドレスと列アドレスとの切替スイッチ、16……例アド
レスセレクタ、17……行アドレスセレクタ、18……ビッ
トシフト切替信号、19……列アドレス最上位ビットスイ
ッチ、20……行アドレス最上位ビットスイッチ。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】アナログビデオ信号の輝度信号成分と時分
割多重化された色差信号とをディジタル信号に変換する
A/D変換手段と、 上記A/D変換手段から出力された画像信号を記憶する画
像メモリと、 上記画像メモリへの上記画像信号の書き込み,及び上記
画像メモリからの上記画像信号の読み出しを制御するメ
モリコントロール手段と、 上記画像メモリから読み出された上記画像信号を順次ア
ナログ信号に変換するD/A変換器とを備え、 上記メモリコントロール手段を、マルチ画面記憶指令信
号を受けた時に、複数の異なる画像データの各々に割り
当てられるアドレスが、行アドレス,及び列アドレスの
少なくとも一方において、当該複数の異なる画像データ
間で重複したものとなるように、上記画像メモリへの上
記画像信号の書き込みを制御し、かつ、当該書き込みの
制御により上記画像メモリに記憶された上記画像信号の
複数枚分を時間軸圧縮したものが上記画像メモリから1
画面画像信号として読み出されるよう、上記画像メモリ
からの上記画像信号の読み出しを制御するものとし、 上記マルチ画面記憶指令信号に基づいて複数枚の静止画
像が1画面に表示されるようにしたことを特徴とするマ
ルチ画面表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61012876A JPH0759058B2 (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | マルチ画面表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61012876A JPH0759058B2 (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | マルチ画面表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62171283A JPS62171283A (ja) | 1987-07-28 |
JPH0759058B2 true JPH0759058B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=11817623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61012876A Expired - Fee Related JPH0759058B2 (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | マルチ画面表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0759058B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2506415B2 (ja) * | 1988-07-29 | 1996-06-12 | 富士写真フイルム株式会社 | カメラ一体型vtrおよびビデオカメラ |
KR20020040303A (ko) * | 2000-11-24 | 2002-05-30 | 구자홍 | 티브이의 부화면 처리장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61205080A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-11 | Sharp Corp | 静止画装置 |
-
1986
- 1986-01-23 JP JP61012876A patent/JPH0759058B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61205080A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-11 | Sharp Corp | 静止画装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62171283A (ja) | 1987-07-28 |
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