JPH0758982A - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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Publication number
JPH0758982A
JPH0758982A JP5204964A JP20496493A JPH0758982A JP H0758982 A JPH0758982 A JP H0758982A JP 5204964 A JP5204964 A JP 5204964A JP 20496493 A JP20496493 A JP 20496493A JP H0758982 A JPH0758982 A JP H0758982A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
clamp circuit
video signal
electric field
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5204964A
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English (en)
Inventor
Kenji Furuyama
健志 古山
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弱電界時の同期性能を保持したまま、強電界
時にはサグの低減を行うことができるシステムを提供す
る。 【構成】 入力された映像信号のシンクチップを、セル
フクランプ回路12によりクランプする。クランプされ
た映像信号の同期信号を、同期分離回路14により分離
する。この同期信号とセルフクランプ回路12に供給さ
れた映像信号とをキ−ドクランプ回路13によりクラン
プする。信号伝送での特性劣化状態に基づいて、セルフ
クランプ回路12とキ−ドクランプ回路13のいずれか
をスイッチ回路15により選択して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サグによる画質劣化
と弱電界の画質劣化のそれぞれについて最適化を行う、
信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号の所定レベルを基準化するのに
クランプ回路を用いることが知られている。クランプ回
路のなかで、最も簡単に構成できる図3のセルフクラン
プ回路について説明する。
【0003】図3において、クランプ用のコンデンサ3
2の一端である入力端子31に映像信号を供給し、コン
デンサ32の他端は、トランジスタQ1 のエミッタとト
ランジスタQ2 のベ−スにそれぞれ接続する。トランジ
スタQ1 のベ−スは、定電圧源33に接続され、前記ト
ランジスタQ2 のエミッタを出力端子34とするととも
に定電流源35に接続する。トランジスタQ1 ,Q2 の
コレクタは電圧源Vccにそれぞれ接続する。
【0004】このように構成されたセルフクランプ回路
の動作について説明する。セルフクランプ回路は、映像
信号のシンクチップ部の電位を一定電位に固定し、シン
クチップレベルを基準に映像信号が伝送できるように機
能する。
【0005】映像信号が入力されない状態では、トラン
ジスタQ1 のエミッタ電流は、トランジスタQ2 のベ−
ス電流分のみを流出する。エミッタ電流によって発生す
るベ−ス・エミッタ間電位差Vbeを定電圧源33の電位
V33から降下させた電圧V33−Vbeがクランプ電位
となる。すなわち、映像信号のシンクチップ電位であ
る。
【0006】映像信号が入力されると、シンクチップ電
位以上のレベルを持つ、ペデスタル期間を含む映像期間
は、シンクチップ電位に比べて電位が高いため、トラン
ジスタQ1 を遮断させる方向に動作する。このとき、ト
ランジスタQ2 のベ−ス電流は、コンデンサ32をディ
スチャ−ジして供給するため、映像期間で放電作用が起
こり、結果的にサグとして現れる。たとえトランジスタ
Q2 のベ−ス電流補償回路を挿入したとしても、サグ量
の低減は成されるものの、追加したベ−ス電流補償回路
の持つ素子の整合性により大幅な改善は望めない。
【0007】地上波のように、映像信号帯域に重畳され
ている本来不要な信号がない場合には、コンデンサ32
を大きくし、時定数を長くすることにより実用上問題な
いレベルに安定させることが可能である。しかし、衛星
放送の場合、映像用の周波数帯域に通信用の帯域が隣接
している状態にあり、高調波などの要因により変調され
た映像信号に悪影響を与えることから、15Hzの三角
波であるエネルギ−拡散(ディスパ−サル)信号を映像
信号に重畳している。このため、受信側では不要信号で
あるディスパ−サル信号の除去とサグの低減を両立させ
る必要がある。ディスパーサル信号の除去能力を高める
には、コンデンサ32を小さくすることが望ましいが、
前述したようにサグの低減には、逆にコンデンサ32を
大きくすることで特性を安定させている。このため現状
では、両方の特性が実用上問題ない所定レベルに整合す
るポイントで設定している。
【0008】映像信号のAPL(Avarage Picture Leve
l) 変動、例えば白から黒へ急激に輝度レベルが変化す
る場合に対しては、コンデンサ32に蓄積されている電
荷を積極的に放電する経路が存在しないため、トランジ
スタQ1 のエミッタ電位がクランプ電位に収束するまで
に時間がかかり、これがサグとなって現れる。ただし、
弱電界においては、入力信号にノイズ成分の重畳が多く
なり、シンクチップ部のノイズをクランプする可能性が
高くなるが、仮に水平同期毎にクランプする電圧が異な
ったとしても、同期性能に支障をきたすことはなく、ノ
イズは多いが同期は安定した画像を得ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の信号処
理回路では、弱電界の同期性能は安定しているものの、
サグの低減を行いにくく、衛星放送受信システムにおけ
るスクランブル方式で、ラインパ−ミュテ−タに適応し
た場合には、1水平同期期間内の映像信号をあるポイン
トで分割し、映像信号を入れ換えて伝送されるため、サ
グを生じていると輝度信号に段差が発生する。
【0010】この発明は、弱電界時の同期性能を保持し
たまま、強電界時にはサグの低減を行うことができるシ
ステムを提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の信号処理回路
は、同期性能が安定しているセルフクランプ回路と、サ
グの低減を施すことができるキ−ドクランプ回路をそれ
ぞれ用意し、電界強度により信号の伝送経路を切り換え
ることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記した構成をとることにより、強電界時には
キ−ドクランプ回路を使用するため、サグに対する安定
度を高くすることができ、弱電界時には同期性能が安定
したセルフクランプ回路を使用するため、サグによる特
性劣化と弱電界時の同期性能をどちらも補償できる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例を
示す回路構成図である。入力端子11に映像信号を供給
し、この映像信号をセルフクランプ回路12およびキー
ドクランプ回路13に供給する。セルフクランプ回路1
2の出力は、同期分離回路14およびスイッチ回路15
に供給する。同期分離回路14の出力は、キードクラン
プ回路13に供給する。キードクランプ回路13の出力
は、スイッチ回路15に供給する。スイッチ回路15
は、制御端子16に供給される制御信号により駆動し、
セルフクランプ回路12の出力信号あるいはキードクラ
ンプ回路13の出力信号を選択し、出力端子17から取
り出す。
【0014】このように構成された信号処理回路の動作
について、図2の信号波形とともに説明する。15Hz
の三角波であるディスパ−サル信号が重畳された映像信
号aを入力端子11に供給する。この映像信号aが供給
されたセルフクランプ回路12は、シンクチップクラン
プを行いサグのある信号bを出力し、同期分離回路14
とスイッチ回路15に供給する。同期分離回路14は、
信号bの同期信号cのみを抽出し、キードクランプ回路
13に供給する。キードクランプ回路13では、入力さ
れる映像信号aを同期分離回路14の出力信号cにより
クランプされたクランプ信号d出力し、スイッチ回路1
5に供給する。
【0015】スイッチ回路15はセルフクランプ回路1
2の出力信号bとキードクランプ回路13の出力信号d
を、制御端子16に供給した電界強度の強弱状態に基づ
いて生成された制御信号により、出力信号b,dのいず
れかを選択して出力端子17に導出する。一般にキード
クランプ回路13の場合、水平同期期間ごとに制御パル
スによってクランプ動作をさせるため、APL変動に対
しても安定に動作させることができる。
【0016】弱電界においては、映像信号に重畳するノ
イズ成分により、同期分離回路14が誤動作する場合が
あり、結果的に画像が乱れる可能性がある。このため、
強電界時にはAPL変動に対してもサグを低減すること
ができる、キ−ドクランプ回路13により生成された信
号cを出力信号とし、弱電界時には、もともと画像がノ
イズ成分で劣化しており、サグを生じたとしても同期性
能が安定していれば視覚上問題ないため、同期分離回路
14を必要としないセルフクランプ回路12により生成
された信号bを出力信号とすることで、電界強度に依存
しない安定した画像を得ることができる。
【0017】この実施例では、弱電界にはキ−ドクラン
プ回路13により生成された信号cを、強電界時にはキ
−ドクランプ回路13により生成された信号cを、選択
的に出力するようにしたため、電界強度に依存しない安
定した画像を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上記載したようにこの発明のクランプ
回路は、セルフクランプとキ−ドクランプの長所のみを
使用することにより、電界強度に依存しない安定した画
像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するための回路構成
図である。
【図2】図1の動作説明をするための波形図である。
【図3】従来の信号処理回路を説明するための回路構成
図である。
【符号の説明】
11…入力端子、12…セルフクランプ回路、13…キ
−ドクランプ回路、14…同期分離回路、15…スイッ
チ回路、16…制御端子、17…出力端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号のシンクチップクラ
    ンプを行うセルフクランプ回路と、 前記映像信号の同期信号を分離した信号によりクランプ
    するキ−ドクランプ回路と、 信号伝送での特性劣化状態に基づいて、前記セルフクラ
    ンプ回路と前記キ−ドクランプ回路のいずれかを選択す
    る手段とからなることを特徴とする信号処理回路。
  2. 【請求項2】 信号伝送での特性劣化状態は、電界強度
    の強・弱の検出により判断してなることを特徴とする請
    求項1記載の信号処理回路。
JP5204964A 1993-08-19 1993-08-19 信号処理回路 Withdrawn JPH0758982A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5204964A JPH0758982A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 信号処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5204964A JPH0758982A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 信号処理回路

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Publication Number Publication Date
JPH0758982A true JPH0758982A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16499220

Family Applications (1)

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JP5204964A Withdrawn JPH0758982A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 信号処理回路

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