JPH0758760A - ネットワークシステムの性能予測方法および装置と故障診断方法および装置 - Google Patents

ネットワークシステムの性能予測方法および装置と故障診断方法および装置

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JPH0758760A
JPH0758760A JP5199508A JP19950893A JPH0758760A JP H0758760 A JPH0758760 A JP H0758760A JP 5199508 A JP5199508 A JP 5199508A JP 19950893 A JP19950893 A JP 19950893A JP H0758760 A JPH0758760 A JP H0758760A
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frame
response
command
network system
data
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JP5199508A
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Yasuhisa Shiobara
康壽 塩原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、稼働状態にあるネットワークシステ
ムに影響を及ぼさないで新たなアプリケーションの追加
や変更を行なえ、また間欠的に発生する障害の発生原因
を容易に診断できることを最も主要な目的としている。 【構成】稼働状態における伝送路でやりとりされている
伝送フレーム列を受信時刻と共に取込み、この伝送フレ
ーム列からシステムで使用している通信手順により定ま
るコマンド・レスポンスフレームの対応関係を示す情報
を基にコマンドフレームを抜出すと共に、このコマンド
フレームに対応するレスポンスフレームを探出し、両者
の受信時刻の差を応答時間として各ノード間でのコマン
ド・レスポンス応答特性情報を更新することで、稼働状
態における各ノード間でのコマンド・レスポンス応答特
性のばらつきを含んだコマンド・レスポンス応答特性情
報を作成し、性能予測を行なう際に実稼働状態における
伝送路の負荷データとして用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば産業用制御装置
と情報処理装置が伝送装置によって相互に接続され、情
報交換することで製造システムや情報処理システムを形
成するネットワークシステムにおいて、特にネットワー
クシステムの構成変更に対する性能予測、および主に間
欠的に発生する部分障害に対する障害箇所の診断を行な
うようにしたネットワークシステムの性能予測方法およ
び装置と故障診断方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、産業用制御装置と情報処理装置
が伝送装置によって相互に接続され、情報交換すること
で製造システムや情報処理システムを形成するネットワ
ークシステムにおいては、接続された各装置の応用手段
(機能または装置)により、伝送要求特性が複雑に絡み
合い動的に変化することから、一意的にその伝送特性・
状態を決定することが難しい。このため、将来に渡って
適用可能となるように経験と勘を交え、各アプリケーシ
ョンの必要とする伝送能力を積み上げることで、比較的
に十分な余裕を持った伝送能力のある伝送装置を、ネッ
トワークシステムの設計時点において検討し、設計・導
入し、適用している。
【0003】ところで、このようなネットワークシステ
ムの中枢神経である伝送装置は、インフラとして長期に
渡って使用される方向にあり、したがって接続される装
置や、装置により実施されるアプリケーションも、多種
多様、膨大なものとなり、時間経過にしたがって変化す
ることになる。
【0004】そして、このように多種多様な、広く分散
された、数多くのアプリケーションが、伝送装置に接続
された状況では、各装置が複雑に絡み合ってシステムを
形成し、その中で中枢としての伝送装置の信頼性への要
求が一段と求められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、最近では、各
伝送装置内に、障害解析に有意となるステータス情報や
障害カウンタ等を設け、中央の監視ノードが定期的に各
伝送装置内のこれらのデータを収拾し、傾向を人手によ
り解析して、致命的な障害に陥る前に部分的な検査や交
換をすることで、システムの保全を行なうようにしてい
るが、極度に専門的であり、豊富な経験と勘と労力を必
要とする。
【0006】本発明の第1の目的は、稼働状態にあるネ
ットワークシステムに新たな応用手段を追加する際の影
響を事前に精度よく予測し、稼働状態にあるネットワー
クシステムに影響を及ぼさないで新たなアプリケーショ
ンの追加や変更を行なうことが可能な極めて信頼性の高
いネットワークシステムの性能予測方法および装置を提
供することにある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、稼働状態に
あるネットワークシステムで間欠的に発生する障害に対
する発生原因を、豊富な経験と勘と労力を必要とするこ
となく診断することが可能な極めて信頼性の高いネット
ワークシステムの故障診断方法および装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、稼働状態にあるネットワークシステムに新た
な応用手段を追加する際に、ネットワークシステムの動
作を模擬するネットワークシミュレータを用いて、当該
ネットワークシステムへの影響を事前に予測する方法に
おいて、まず、請求項1に対応する発明では、稼働状態
における伝送路でやりとりされている伝送フレーム列を
受信時刻と共に取り込み、当該取り込んだ伝送フレーム
列からネットワークシステムで使用されている通信手順
により定まるコマンド・レスポンスフレームの対応関係
を示す情報を基にコマンドフレームを抜き出すと共に、
当該コマンドフレームに対応するレスポンスフレームを
探し出し、両者の受信時刻の差を応答時間として、各ノ
ード間でのコマンド・レスポンス応答特性情報を更新す
ることにより、稼働状態における各ノード間でのコマン
ド・レスポンス応答特性のばらつきを含んだコマンド・
レスポンス応答特性情報を作成し、ネットワークシミュ
レータにより事前予測を行なう場合に、入力する実稼働
状態における伝送路の負荷データとしてコマンド・レス
ポンス応答特性情報を用いるようにしている。
【0009】また、請求項2に対応する発明では、稼働
状態における伝送路でやりとりされている伝送フレーム
列を受信時刻と共に取り込み、当該取り込んだ伝送フレ
ーム列からネットワークシステムで使用されている通信
手順により定まるコマンド・レスポンスフレームの対応
関係を示す情報を基にコマンドフレームを抜き出すと共
に、当該コマンドフレームに対応するレスポンスフレー
ムを探し出し、両者の受信時刻の差をレスポンス応答時
間として求め、コマンドフレームの受信時刻をコマンド
フレーム発生時刻とし、コマンドフレームの種別とデー
タ長、対応するレスポンスフレームの種別とデータ長、
レスポンス応答時間と上記請求項1に記載のコマンド・
レスポンス応答特性情報とを一つのコマンドフレームデ
ータとして時系列に配列し、ネットワークシミュレータ
に入力する実負荷データとするようにしている。
【0010】さらに、請求項3に対応する発明では、稼
働状態における伝送路でやりとりされている伝送フレー
ム列を受信時刻と共に取り込み、当該取り込んだ伝送フ
レーム列から上記請求項2に記載の方法により作成した
実負荷データと、上記追加する応用手段が各ノードへ情
報を転送要求する発生時刻と対応するコマンド種別、対
応するコマンドフレームのデータ長と期待するレスポン
ス種別、期待するレスポンスフレームのデータ長と期待
するレスポンスの応答時間からなるコマンド要求の時系
列であるテストトラフィックをネットワークシミュレー
タに入力し、各々のコマンド発生に対応して上記請求項
2に記載のコマンド・レスポンス応答特性情報に基づい
てレスポンスフレームの発生時刻を変動してシミュレー
トし、実負荷データおよびテストトラフィックの各々の
コマンドに対するレスポンスの応答時間が期待した時間
以内にあるか否かを判定するようにしている。
【0011】同様に、上記第1の目的を達成するため
に、稼働状態にあるネットワークシステムに新たな応用
手段を追加する際に、ネットワークシステムの動作を模
擬するネットワークシミュレータを用いて、当該ネット
ワークシステムへの影響を事前に予測する装置におい
て、まず、請求項4に対応する発明では、受信するフレ
ームをその受信時刻と共に記憶する手段と、あらかじめ
使用している通信手順に従って作成したコマンド・レス
ポンスフレームの対応を示す情報を基に、受信フレーム
の記憶手段からコマンドフレームを抜き出し対応するレ
スポンスフレームを探し出す手段と、探し出したレスポ
ンスフレームとコマンドフレームの受信時刻の差を求
め、当該受信時刻差に基づいて各ノードと各コマンドフ
レームに対応したコマンドレスポンス応答特性情報を作
成する手段とを備え、コマンドレスポンス応答特性情報
をネットワークシミュレータに入力して性能予測を行な
うようにしている。
【0012】また、請求項5に対応する発明では、受信
するフレームをその受信時刻と共に記憶する手段と、あ
らかじめ使用している通信手順に従って作成したコマン
ド・レスポンスフレームの対応を示す情報を基に、受信
フレームの記憶手段からコマンドフレームを抜き出し対
応するレスポンスフレームを探し出す手段と、探し出し
たレスポンスフレームとコマンドフレームの受信時刻の
差を求め、当該受信時刻差に基づいて各ノードと各コマ
ンドフレームに対応したコマンドレスポンス応答特性情
報を作成する手段と、受信したフレーム列から抜き出し
たコマンドフレームと対応するレスポンスフレームか
ら、それらの発生の対応関係を持った時系列データであ
る実負荷データを作成する手段とを備え、実負荷データ
をネットワークシミュレータに入力して性能予測を行な
うようにしている。
【0013】さらに、請求項6に対応する発明では、受
信するフレームをその受信時刻と共に記憶する手段と、
あらかじめ使用している通信手順に従って作成したコマ
ンド・レスポンスフレームの対応を示す情報を基に、受
信フレームの記憶手段からコマンドフレームを抜き出し
対応するレスポンスフレームを探し出す手段と、探し出
したレスポンスフレームとコマンドフレームの受信時刻
の差を求め、当該受信時刻差に基づいて各ノードと各コ
マンドフレームに対応したコマンドレスポンス応答特性
情報を作成する手段と、受信したフレーム列から抜き出
したコマンドフレームと対応するレスポンスフレームか
ら、それらの発生の対応関係を持った時系列データであ
る実負荷データを作成する手段と、実負荷データと与え
られたテストデータを入力し、各々のデータ内のコマン
ドに対応するレスポンスフレームの発生時刻をコマンド
レスポンス応答特性情報に基づいて変動してネットワー
ク負荷データとして作成する手段とを備え、ネットワー
ク負荷データをネットワークシミュレータに入力して性
能予測を行なうようにしている。
【0014】一方、上記第2の目的を達成するために、
稼働状態にあるネットワークシステムで間欠的に発生す
る障害に対する発生原因を、ネットワークシステムの動
作を模擬するネットワークシミュレータを用いて診断す
る方法において、まず、請求項7に対応する発明では、
稼働状態における伝送路上でやりとりされている伝送フ
レーム列と伝送路上の異常として検出できる要因の各々
を発生時刻と共に取り込み、当該異常要因の発生時刻を
中心としてあらかじめ指定された時間前後のデータを有
効として、ネットワークシステムで使用されている通信
手順により定まるコマンド・レスポンスフレームの対応
関係を示す情報を基にコマンドフレームを抜き出し、さ
らに当該コマンドフレームに対応するレスポンスフレー
ムを探し出して対応関係を付け、また対応するレスポン
スフレームが見つからない場合にはコマンドフレームの
データと空データを対応付け、また障害データの場合に
は障害データ表示と障害データを対応付けて時系列デー
タにまとめ、障害箇所を想定してネットワークシミュレ
ータの構成を変化させる情報と共にネットワークシミュ
レータに入力するようにしている。
【0015】また、請求項8に対応する発明では、稼働
状態における伝送路上でやりとりされている伝送フレー
ム列と伝送路上の異常として検出できる要因の各々を発
生時刻と共に取り込んだデータから作成する時系列デー
タに対して、対応するレスポンスフレームが見つからな
い場合には、上記請求項1に記載の稼働状態における各
ノード間でのコマンド・レスポンス応答特性情報から該
当するレスポンスフレーム応答特性データを抜き出して
コマンドフレームとの対応を付けることにより時系列デ
ータとし、障害箇所を想定してネットワークシミュレー
タの構成を変化させる情報と共にネットワークシミュレ
ータに入力するようにしている。
【0016】同様に、上記第2の目的を達成するため
に、稼働状態にあるネットワークシステムで間欠的に発
生する障害に対する発生原因を、ネットワークシステム
の動作を模擬するネットワークシミュレータを用いて診
断する装置において、まず、請求項9に対応する発明で
は、稼働状態における伝送路上の異常要因を検出する手
段と、検出した異常要因と伝送フレーム列とを発生時刻
と共に取り込む手段と、異常要因の発生時刻を中心とし
てあらかじめ指定された時間前後のデータを切り出す手
段と、ネットワークシステムで使用されている通信手順
により定まるコマンド・レスポンスフレームの対応関係
を示す情報を基にコマンドフレームを抜き出し、当該コ
マンドフレームに対応するレスポンスフレームを探し出
して対応関係を付け、また対応するレスポンスフレーム
が見つからない場合にはコマンドフレームのデータと空
データを対応付け、また障害データの場合には障害デー
タ表示と障害データを対応付けて時系列データにまとめ
る手段とを備え、時系列データを、障害箇所を想定した
ネットワークシミュレータの構成を変化させる情報と共
にネットワークシミュレータに入力して故障診断を行な
うようにしている。
【0017】また、請求項10に対応する発明では、稼
働状態における伝送路上の異常要因を検出する手段と、
検出した異常要因と伝送フレーム列とを発生時刻と共に
取り込む手段と、異常要因の発生時刻を中心としてあら
かじめ指定された時間前後のデータを切り出す手段と、
ネットワークシステムで使用されている通信手順により
定まるコマンド・レスポンスフレームの対応関係を示す
情報を基にコマンドフレームを抜き出し、当該コマンド
フレームに対応するレスポンスフレームを探し出して対
応関係を付け、また対応するレスポンスフレームが見つ
からない場合には受信フレームを受信時刻と共に記憶
し、あらかじめ使用されている通信手順に従って作成し
たコマンド・レスポンスフレームの対応を示す情報を基
に受信フレームの記憶手段からコマンドフレームを抜き
出し対応するレスポンスフレームを探し出して、当該レ
スポンスフレームとコマンドフレームの受信時刻の差を
求め、当該受信時刻差に基づいて各ノードと各コマンド
フレームに対応したコマンドレスポンス応答特性情報を
作成する手段により作成されたコマンドレスポンス応答
特性情報から該当するレスポンスフレームの応答特性デ
ータと対応を付け、また障害データの場合には障害デー
タ表示と障害データを対応付けて時系列データにまとめ
る手段とを備え、時系列データを、障害箇所を想定した
ネットワークシミュレータの構成を変化させる情報と共
にネットワークシミュレータに入力して故障診断を行な
うようにしている。
【0018】
【作用】従って、まず、本発明のネットワークシステム
の性能予測方法および装置においては、受信するフレー
ムは受信時刻と共に、受信フレーム列ファイルとして記
憶される。
【0019】一方、あらかじめ使用している通信手順に
従って作成された通信手順上のコマンド・レスポンスフ
レームの対応を示す情報が設定されている。これを基
に、記憶した受信フレーム列から、コマンドフレームが
抜き出される。さらに、この抜き出されたコマンドフレ
ームに対応するレスポンスフレームが、同じくコマンド
・レスポンスフレームの対応を示す情報を参照して探し
出される。
【0020】次に、この探し出したレスポンスフレーム
とコマンドフレームの受信時刻の差(応答時間)が求め
られ、各ノードについて各コマンドフレームに対応した
コマンドレスポンス応答特性情報テーブルが作成され
る。このコマンドレスポンス応答特性情報テーブルは、
稼働中の長期に渡り繰り返して作成更新される。
【0021】性能予測を行なう場合には、受信したフレ
ーム列から前述の方法と同じようにして抜き出したコマ
ンドフレームに対応するレスポンスフレームとから相互
に関係付けた対応関係を持ったコマンドフレーム対応デ
ータの時系列である実負荷データが作成される。
【0022】この実負荷データと与えられたテストデー
タトラフィックが、ネットワークシミュレータに入力さ
れると共に、各々のデータ内のコマンドに対応したレス
ポンスフレームの発生時刻が、コマンドレスポンス応答
特性情報テーブルに記憶された応答時間の変動値に基づ
いてその範囲内で確率的に変動されて、シミュレーショ
ンが行なわれる。
【0023】すなわち、実負荷データおよびテストデー
タトラフィック内のコマンドフレームは、実稼働状態に
おけるフレーム発生時刻で、また対応するレスポンスフ
レームは、コマンドフレームの発生時刻からその応答時
間後にコマンドレスポンス応答特性情報テーブルからの
応答時間変動値が加美された時刻に、伝送路負荷として
発生するものとしてシミュレーションが行なわれる。そ
して、このシミュレーション結果は、別に与えられるテ
スト条件に従って、例えば伝送性能として重要である各
コマンドに対するレスポンスの応答時間が、あらかじめ
設定されている範囲内にあるかどうか等が評価される。
【0024】以上により、稼働状態にあるネットワーク
システムに新たな応用を追加する際の影響を事前に精度
よく予測し、稼働状態にあるシステムに影響を及ぼさな
いで新たなアプリケーションの追加や変更を行なうこと
ができる。
【0025】一方、本発明のネットワークシステムの故
障診断方法および装置においては、障害発生の診断で
は、伝送路上で検出できる異常要因としては、CRCチ
ェック異常やフレーム内フィールド構成の異常、伝送符
号則の異常やフレームと共に送信されてくるステータス
情報等があるが、これらが検出されて伝送フレーム列と
共に発生時刻が付加されて取り込まれる。
【0026】この場合、異常要因の発生時刻を中心とし
てあらかじめ指定された時間前後のデータが切り出され
る。このあらかじめ設定する時間はシステムの状態に依
存するが、異常要因の原因とその波及効果の続く時間範
囲となる。
【0027】このネットワークシステムで使用されてい
る通信手順により定まるコマンド・レスポンスフレーム
の対応関係が、あらかじめ作成されているコマンド・レ
スポンスフレームの対応を示す情報を参照してコマンド
フレームが抜き出され、そのコマンドフレームに対応す
るレスポンスフレームが、同じくコマンド・レスポンス
フレームの対応を示す情報を参照して探し出される。
【0028】次に、この探し出したレスポンスフレーム
とコマンドフレームの情報が関係付けられ、また対応す
るレスポンスフレームが見つからない場合は、対応する
レスポンスフレーム情報は空とするか、または前述のコ
マンドレスポンス応答特性情報テーブルから求めた応答
時間値の代表値情報と、あらかじめ決められた設定値と
が関係付けられる。
【0029】また、異常データの場合には、異常データ
表示と異常データを対応付けて時系列データにまとめら
れる。この時系列データは、障害箇所を想定しネットワ
ークシミュレータの構成を変化させるテスト障害情報と
共に、ネットワークシステムの動作を模擬するネットワ
ークシミュレータに入力されて、ネットワークシステム
のシミュレーションが行なわれる。
【0030】さらに、時系列データで、異常開始時刻前
のコマンド・レスポンスフレームが、各々の発生時刻と
フレーム長の伝送路負荷としてシミュレーションされ、
異常発生時とそれ以後とのシミュレーション結果との比
較を主体に行なうことで、異常要因の診断を行なう。そ
して、この比較の結果、シミュレーションデータとの相
関関係が乏しい場合には、テスト障害情報をテスト条件
調整により変更することで、何回かの試行を行なって特
定される。以上により、稼働状態にあるネットワークシ
ステムで間欠的に発生する障害に対する発生箇所や原因
を診断することができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。図1および図2は、請求項1ない
し請求項6に対応する発明によるネットワークシステム
の性能予測装置の全体構成例を示すブロック図である。
【0032】なお、図1と図2は、一つの性能予測装置
を分割して示している。すなわち、図1中に記されてい
るネットワークシミュレータ・システムの詳細が図2に
示されており、図2中に記されているフレームアナライ
ザ・システムの詳細が図1に示されている。また、両者
を接続する要素には、同一の名称を付している。
【0033】図1および図2において、受信信号SIG
Iは、受信回路RECVに導いて信号レベル再生が行な
われる。また、受信回路RECVの出力REC1は、受
信フレーム検出回路FRDETCにより受信フレームが
検出されると、その検出出力S3によりフレームアナラ
イザ中央演算装置FRANLZが動作して、受診フレー
ムを時計回路TIMEからの時刻データTsと共にデー
タストレージSTRG1に格納する。さらに、本ネット
ワークシステムで使用している通信手順により規定され
るコマンド・レスポンスフレームの対応関係を示す情報
CRTBLは、メモリMEM1に記憶されている。
【0034】一方、コマンドレスポンス応答特性情報C
RTMTBLや実負荷データRTDATのファイルを格
納するデータストレージSTRG2や、図2に示すテス
トデータトラフィックTTFDTのファイルを格納する
データストレージSTRG3、ネットワークシミュレー
ションを実行するネットワークシミュータ中央演算装置
NETSIMや本システムの操作者とのインターフェイ
スとなる入力インターフェイスINPUTや出力インタ
ーフェイスOUTPUT、ネットワークシミュータ中央
演算装置NETSIMとは、バスインターフェイスTR
VRにより接続される。
【0035】さらに、フレームアナライザ中央演算装置
FRANLZとネットワークシミュータ中央演算装置N
ETSIMとは、メモリMEM1やデータストレージS
TRG2と共に、中央演算装置間接続装置COMにより
相互に接続される。
【0036】次に、以上のように構成した本実施例のネ
ットワークシステムの性能予測装置における性能予測方
法について、図3を用いて説明する。なお、図3は性能
予測装置のデータ相互関係の一例を示す図である。
【0037】図1および図2において、受信するフレー
ムは受信時刻と共に、データストレージSTRG1に受
信フレーム列ファイルFRSFLとして記憶される。一
方、あらかじめ使用している通信手順に従って作成され
た通信手順上のコマンド・レスポンスフレームの対応を
示す情報CRTBLが、メモリMEM1に設定されてい
る。そして、これを基に、データストレージSTRG1
に記憶した受信フレーム列から、コマンドフレームが抜
き出される。さらに、この抜き出されたコマンドフレー
ムに対応するレスポンスフレームが、同じくコマンド・
レスポンスフレームの対応を示す情報CRTBLを参照
して探し出される。
【0038】次に、この探し出したレスポンスフレーム
とコマンドフレームの受信時刻の差(応答時間)が求め
られ、各ノードについて各コマンドフレームに対応した
コマンドレスポンス応答特性情報テーブルCRTMTB
Lが作成される。このコマンドレスポンス応答特性情報
テーブルCRTMTBLは、稼働中の長期に渡り繰り返
して作成更新される。
【0039】性能予測を行なう場合には、受信したフレ
ーム列から前述の方法と同様にして抜き出したコマンド
フレームに対応するレスポンスフレームとから、相互に
関係付けた対応関係を持ったコマンドフレーム対応デー
タの時系列である実負荷データRTDATが作成され
る。
【0040】この実負荷データRTDATと与えられた
テストデータトラフィックTTFDTが、ネットワーク
シミュレータに入力されると共に、各々のデータ内のコ
マンドに対応したレスポンスフレームの発生時刻が、コ
マンドレスポンス応答特性情報テーブルCRTMTBL
に記憶された応答時間の変動値に基づいて、その範囲内
で確率的に変動されて、シミュレーションが行なわれ
る。
【0041】すなわち、実負荷データRTDATおよび
テストデータトラフィックTTFDT内のコマンドフレ
ームは、実稼働状態におけるフレーム発生時刻で、また
対応するレスポンスフレームは、コマンドフレームの発
生時刻からその応答時間後に、コマンドレスポンス応答
特性情報テーブルCRTMTBLからの応答時間変動値
が加美された時刻に、伝送路負荷として発生するものと
してシミュレーションが行なわれる。このシミュレーシ
ョン結果は、別に与えられるテスト条件に従って、例え
ば伝送性能として重要である各コマンドに対するレスポ
ンスの応答時間があらかじめ設定されている範囲内にあ
るかどうか等が評価される。
【0042】そして、シミュレートデータファイルRS
LTDTには、シミュレーション結果が格納される。ま
た、シミュレーションデータ出力処理部により、表示用
出力ファイルOTDTが作成される。
【0043】次に、上述したネットワークシステムの性
能予測方法について、図4ないし図12を用いて、より
具体的に説明する。なお、図4は受信フレーム取り込み
プロセスの一例を示すフロー図、図5は受信フレーム解
析プロセスの一例を示すフロー図、図6は受信フレーム
追加解析プロセスの一例を示すフロー図である。
【0044】図4ないし図6により、受診したフレーム
をデータストレージSTRG1内に取り込み、内容を解
析してコマンド・レスポンス応答情報を作成する。すな
わち、図4のSTEP11では、図1の受信フレーム検
出回路FRDETCにより検出されたフレームを、同じ
く時計回路TIMEからの時刻データと共にデータスト
レージSTRG1内に格納する。このデータストレージ
STRG1内に格納される受診フレームの格納形式の一
例を図7に示す。
【0045】一方、STEP12、STEP13によ
り、格納フレーム数の制限をしている。また、STEP
20により、図5で示される受診フレーム解析プロセス
が起動される。ここでは、データストレージSTRG1
に格納されている受診フレーム毎にコマンドフレームか
どうかを検出し、このコマンドフレームに対応するレス
ポンスフレームを探し出す。図8および図9に、コマン
ドレスポンス対一対応テーブルとコマンドレスポンス応
答テーブルの一例を示す。
【0046】ネットワークシステムでは、通信する相手
との間で通信の手順が一意に規定されている。すなわ
ち、送信側の送信するコマンドに対応して、受信側が返
答すべきレスポンスが規定されている。フレームに含ま
れるユーザデータを除いた他のフィールドのフォーマッ
ト形式とその符号化の規則が決められており、あらかじ
めこれらの対応表を作成することが可能である。
【0047】図8の例では、コマンド・レスポンス条件
項目番号1として、リクエスト側(コマンドを発行す
る)ノード番号、およびこれを受けるレスポンス側ノー
ド番号によらず、コマンドフレームの内容条件として、
MAC層(OSIでいう第2層メディアアクセス層)コ
マンドがTK(トークンフレーム)のコマンドフレーム
を受信した時には、対応するレスポンスフレームとして
MACコマンドがLLC(情報フレーム)で、かつLL
CコマンドがUI(非番号情報)で、フレーム中なお発
信ノード番号が、コマンドフレーム中に設定された相手
ノード番号(この場合は、このレスポンスフレームを送
信するノード番号に相当する)で、かつ一つ前のフレー
ムは、コマンドフレーム、すなわちコマンドフレームに
引き続いてレスポンスフレームが伝送路上に出力される
という条件が成立する(これは、例えばISO8802
4トークンバスネットワークシステムに対応する)。
【0048】同様に、C/R条件番号(C/R#=)2
の場合には、コマンドフレームがC=LLCでかつLC
=UIで、SSAP(サービスアクセスポインタ)とX
´FE´論理積値が0でAPID(応用層コマンド識別
子がREAD−Req;読み込み要求)でAPID識別
子に対するシーケンス番号は、任意のコマンドフレーム
に対しては、MAC=LLC、LLC=UI、DSSA
Px´FE´=0、APID=READ−応答で、AP
ID#はコマンドフレーム中のADID#と同一のフレ
ームがレスポンスフレームであることを示している。
【0049】従って、コマンド・レスポンスフレームの
対応を示す情報CRTBLにより、図5のSTEP2
1、STEP22が実行でき、さらに探し出したレスポ
ンスフレームのデータから応答時間Trを計算すること
ができる。
【0050】この場合、補助コマンドフレームファイル
(AUXFL)と追加解析プロセスSTEP30を設け
ることにより、受信フレームの取り込みと解析のプロセ
スとを並行して実施することが可能となる。
【0051】図9に、コマンドレスポンス応答特性情報
CRTMTBLの構成例を示す。前述のSTEP23に
より、C/R応答特性が更新される。このコマンドレス
ポンス応答特性情報CRTMTBLにより、コマンドと
レスポンスフレームの対応と共に、その応答特性が検索
できる。
【0052】すなわち、ネットワークシステム上の伝送
要求の動的なシーケンスにより、コマンド・レスポンス
間の応答特性は一意には定まらず、例えば図9に示すよ
うに、ばらつきをもった最小値、平均値、最大値をとる
ことになり、稼働中にコマンドレスポンス応答特性情報
CRTMTBLを更新し続けることにより、実際に近い
特性を得ることができる。
【0053】次に、図10に示すようなSTEP40の
実負荷状況解析プロセスにより、ネットワークシミュレ
ータに入力する伝送路負荷データを作成する。図11
は、実負荷データRTDATのファイルの構成の一例を
示す図である。
【0054】実際の稼働状況から取り込んだコマンドフ
レームの発生タイミングTsj、そのデータ長LDN
j、コマンドフレームに対応するレスポンスフレームの
発生タイミングTrjとその変動値(C・R#をインデ
ックスとして、コマンドレスポンス応答特性情報CRT
MTBLより読み出せる)で、ネットワークシミュレー
タには、このタイミングと負荷データ条件を入力するこ
とが可能となる。
【0055】事前に評価するテストトラフィックの一例
を図12に示す。図12に示すように、テストコマンド
フレームの発生タイミング、データ長、期待するレスポ
ンスデータ長、期待するレスポンスフレームの応答時間
を与えている。
【0056】上述したように、本実施例においては、実
稼働状態において採取した実際のデータを用いてネット
ワークシミュレータへの入力データとすることができる
ことから、より精度の高い性能予測を実施することが可
能となる。
【0057】また、実稼働データとの対応は、コマンド
・レスポンスフレームの対応を示す情報CRTBLとコ
マンドレスポンス応答特性情報CRTMTBLの更新お
よび条件の追加によって、より一層向上することがで
き、稼働状態が長く続くにしたがってより精度の良いシ
ミュレーションを行なうことが可能となる。
【0058】さらに、本実施例では、ネットワークの動
作を忠実に再現できるネットワークシミュレータであれ
ば、特に特別なシミュレータを必要としないが、高速化
することによって、オンライン状態で予測、解析を行な
うことも可能となる。
【0059】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図13および図14は、請求項7ないし請求項10
に対応する発明によるネットワークシステムの故障診断
装置の全体構成例を示すブロック図である。
【0060】なお、図13と図14は、一つの故障診断
装置を分割して示している。すなわち、図13中に記さ
れているネットワークシミュレータ・システムの詳細が
図14に示されており、図14中に記されているレシー
ブアナライザ・システムの詳細が図13に示されてい
る。また、両者を接続する要素には、同一の名称を付し
ている。さらに、図13および図14において、図1お
よび図2と同一の符号を付して示した要素については、
同一の機能を有している。
【0061】図13および図14において、CRCER
RはCRC異常を検出する回路、ALGNERRはフレ
ーム内フィールドシーケンスの異常を検出する回路、C
ODEVLは伝送符号異常を検出する回路、STSER
Rは伝送情報のステータス異常を検出する回路であり、
これらの回路からの出力信号ER1D、ER2D、ER
3D、ER4Dが、受信フレーム検出回路FRDETC
からのフレームデータと共に、OR回路OR2によりO
R演算(論理和演算)され、データ信号RDとしてデー
タストレージSTRG2に導かれて格納される。
【0062】この場合、それぞれの異常発生表示出力信
号ER1、ER2、ER3、ER4がOR回路OR1に
導かれ、その出力信号S4が、障害状況解析中央演算装
置RCVANLZおよびデータ格納制御回路CNTに導
かれる。データ格納制御回路CNTでは、異常発生表示
信号S4を受けると、あらかじめ決められた時間経過後
に、データ信号RDの取り込みを停止する。また、障害
状況解析中央演算装置RCVANLZでは、異常発生表
示信号S4により障害状況解析プロセスを開始して、前
述の障害状況シーケンスファイルERSQDTの作成を
開始する。
【0063】さらに、障害状況解析中央演算装置RCV
ANLZおよびフレームアナライザ中央演算装置FRA
NLZから出力される信号S2により、受信フレーム検
出回路FRDETC、CRC異常検出回路CRCER
R、フィールドシーケンス異常検出回路ALGNER
R、伝送符号異常検出回路CODEVL、ステータス異
常検出回路STSERRの動作制御を行なう。
【0064】なお、A−Bus、B−Busは、それぞ
れフレームアナライザ中央演算装置FRANLZ、障害
状況解析中央演算装置RCVANLZとネットワークシ
ミュレータ中央演算装置NETSIMに接続するシステ
ムバスである。
【0065】次に、以上のように構成した本実施例のネ
ットワークシステムの故障診断装置における障害発生原
因の診断方法について、図15を用いて説明する。な
お、図15は、故障診断装置の構成データ相互関係の一
例を示す図である。
【0066】障害発生の診断では、伝送路上で検出でき
る異常要因としては、CRCチェック異常やフレーム内
フィールド構成の異常、伝送符号則の異常やフレームと
共に送信されてくるステータス情報等があるが、これら
が検出されて伝送フレーム列と共に、発生時刻が付加さ
れてデータストレージに取り込まれる。
【0067】この場合、異常要因の発生時刻を中心とし
て、あらかじめ指定された時間前後のデータERRDT
が切り出される。ここで、あらかじめ設定する時間はシ
ステムの状態に依存するが、異常要因の原因とその波及
効果の続く時間範囲となる。
【0068】次に、本ネットワークシステムで使用され
ている通信手順により定まるコマンド・レスポンスフレ
ームの対応関係があらかじめ作成されている情報CRT
BLを参照して、コマンドフレームが抜き出され、その
コマンドフレームに対応するレスポンスフレームが、同
じくコマンド・レスポンスフレームの対応を示す情報C
RTBLを参照して探し出される。
【0069】次に、この探し出したレスポンスフレーム
とコマンドフレームの情報が関係付けられ、また対応す
るレスポンスフレームが見つからない場合には、対応す
るレスポンスフレーム情報は空とするか、または前述の
コマンドレスポンス応答特性情報テーブルCRTMTB
Lから求めた応答時間値の代表値情報とあらかじめ決め
られた設定値とが関係付けられる。
【0070】また、異常データの場合には、異常データ
表示と異常データを対応付けて、時系列データERSQ
DTにまとめられる。この時系列データERSQDT
は、障害箇所を想定しネットワークシミュレータの構成
を変化させるテスト障害情報TERDTと共に、ネット
ワークシステムの動作を模擬するネットワークシミュレ
ータに入力されて、ネットワークシステムのシミュレー
ションが行なわれる。
【0071】さらに、時系列データERSQDTで異常
開始時刻前のコマンド・レスポンスフレームが、各々の
発生時刻とフレーム長の伝送路負荷としてシミュレーシ
ョンされ、異常発生時とそれ以後とのシミュレーション
結果ERSLTDTとの比較を主体に結果解析処理部に
て行なうことで、異常要因の診断を行なう。そして、こ
の比較の結果、シミュレーションデータとの相関関係が
乏しい場合には、テスト障害情報TERDTをテスト条
件調整部により変更することで、何回かの試行を行なっ
て特定する。さらに、出力処理部により、表示出力ファ
イルOTDTが作成されて表示出力される。
【0072】次に、上述したネットワークシステムの故
障診断方法について、図16ないし図19を用いて、よ
り具体的に説明する。なお、図16は障害発生データ取
り込みプロセスの一例を示すフロー図、図17は障害発
生データファイルの一例を示す概念図、図18は障害状
況解析プロセスの一例を示すフロー図、図19は障害状
況シーケンスファイルの一例を示す概念図である。
【0073】STEP60により、異常検出時の前後の
伝送路上のデータが取り込まれ、データストレージST
RG2中に、図17で示される障害データファイルER
RDTが作成される。
【0074】この作成された障害データファイルERR
DTは、図18に示すような障害状況解析プロセスST
EP70により、コマンド・レスポンスフレームの対応
を示す情報CRTBLとコマンドレスポンス応答特性情
報テーブルCRTMTBLを参照して、コマンドフレー
ムと障害データの時系列データファイルERSQDTが
作成される。
【0075】この時系列データファイルERSQDTの
中のコマンドフレームに対応するレスポンスフレームの
タイミング条件、フレーム長が対応付けられる。このコ
マンドフレームに対応付けられるレスポンスフレームが
無い場合には、コマンドレスポンス応答特性情報テーブ
ルCRTMTBLを用いてタイミング条件を与えること
も可能である。
【0076】この場合、ネットワークシミュレータに対
しては、該当するフレーム発生条件が無い状態でのシミ
ュレーションと、タイミングを指定してシミュレータに
よりフレームを発生させるテストを行なうことが可能と
なり、両者の結果を比べることによって、相関関係の試
行による類似性による障害の特定を深く行なうことが可
能となる。
【0077】上述したように、時系列データERSQD
Tで異常開始時刻前のコマンド・レスポンスフレーム
が、各々の発生時刻とフレーム長の伝送路負荷としてシ
ミュレーションされ、異常発生時とそれ以後とのシミュ
レーション結果(ERSLTDT)との比較を主体に結
果解析処理部にて行なうことで、異常要因の診断を行な
うことが可能となる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のネットワ
ークシステムの性能予測方法および装置によれば、稼働
状態にあるネットワークシステムに新たな応用手段を追
加する際の影響を事前に精度よく予測し、稼働状態にあ
るネットワークシステムに影響を及ぼさないで新たなア
プリケーションの追加や変更を行なうことが可能とな
る。
【0079】また、本発明のネットワークシステムの故
障診断方法および装置によれば、稼働状態にあるネット
ワークシステムで間欠的に発生する障害に対する発生原
因を、豊富な経験と勘と労力を必要とすることなく診断
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1ないし請求項6に対応する発明による
ネットワークシステムの性能予測装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図2】請求項1ないし請求項6に対応する発明による
ネットワークシステムの性能予測装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図3】同実施例における性能予測装置のデータ相互関
係の一例を示す図。
【図4】同実施例における受信フレーム取り込みプロセ
スの一例を示すフロー図。
【図5】同実施例における受信フレーム解析プロセスの
一例を示すフロー図。
【図6】同実施例における受信フレーム追加解析プロセ
スの一例を示すフロー図。
【図7】同実施例におけるデータストレージSTRG1
の受信フレーム格納状態の一例を示す概念図。
【図8】同実施例におけるコマンドレスポンス対対応テ
ーブルの一例を示す図。
【図9】同実施例におけるコマンドレスポンス応答テー
ブルの一例を示す図。
【図10】同実施例における伝送路実負荷状況解析プロ
セスの一例を示すフロー図。
【図11】同実施例における実負荷データファイルの構
成例を示す概念図。
【図12】同実施例におけるテストトラフィックファイ
ルの一例を示す概念図。
【図13】請求項7ないし請求項10に対応する発明に
よるネットワークシステムの故障診断装置の一実施例を
示すブロック図。
【図14】請求項7ないし請求項10に対応する発明に
よるネットワークシステムの故障診断装置の一実施例を
示すブロック図。
【図15】同実施例における故障診断装置の構成データ
相互関係の一例を示す図。
【図16】同実施例における障害発生データ取り込みプ
ロセスの一例を示すフロー図。
【図17】同実施例における障害データファイルの一例
を示す概念図。
【図18】同実施例における障害状況解析プロセスの一
例を示すフロー図。
【図19】同実施例における障害状況シーケンスファイ
ルの一例を示す概念図。
【符号の説明】
SIGI…受信信号、RECV…受信回路、FRDET
…受信フレーム検出回路、FRANLZ…フレームアナ
ライザ中央演算装置、TIME…時計回路、STRG1
…データストレージ、CRTBL…コマンド・レスポン
スフレームの対応関係を示す情報、MEM1…メモリ、
CRTMTBL…コマンドレスポンス応答特性情報、R
TDAT…実負荷データ、STRG2…データストレー
ジ、TTFDT…テストデータトラフィック、STRG
3…データストレージ、NETSIM…ネットワークシ
ミュータ中央演算装置、INPUT…入力インターフェ
イス、OUTPUT…出力インターフェイス、TRVR
…バスインターフェイス、FRANLZ…フレームアナ
ライザ中央演算装置、COM…中央演算装置間接続装
置、CRCERR…CRC異常検出回路、ALGNER
R…フィールドシーケンス異常検出回路、CODEVL
…伝送符号異常検出回路、STSERR…伝送情報ステ
ータス異常検出回路、OR1…OR回路、OR2…OR
回路、RCVANLZ障害状況解析中央演算装置、CN
T…データ格納制御回路、ERSQDT…障害状況シー
ケンスファイル、A−Bus、B−Bus…システムバ
ス。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 稼働状態にあるネットワークシステムに
    新たな応用手段を追加する際に、前記ネットワークシス
    テムの動作を模擬するネットワークシミュレータを用い
    て、当該ネットワークシステムへの影響を事前に予測す
    る方法において、 前記稼働状態における伝送路でやりとりされている伝送
    フレーム列を受信時刻と共に取り込み、当該取り込んだ
    伝送フレーム列から前記ネットワークシステムで使用さ
    れている通信手順により定まるコマンド・レスポンスフ
    レームの対応関係を示す情報を基にコマンドフレームを
    抜き出すと共に、当該コマンドフレームに対応するレス
    ポンスフレームを探し出し、両者の受信時刻の差を応答
    時間として、各ノード間でのコマンド・レスポンス応答
    特性情報を更新することにより、前記稼働状態における
    各ノード間でのコマンド・レスポンス応答特性のばらつ
    きを含んだコマンド・レスポンス応答特性情報を作成
    し、前記ネットワークシミュレータにより事前予測を行
    なう場合に、入力する実稼働状態における伝送路の負荷
    データとして前記コマンド・レスポンス応答特性情報を
    用いることを特徴とするネットワークシステムの性能予
    測方法。
  2. 【請求項2】 稼働状態にあるネットワークシステムに
    新たな応用手段を追加する際に、前記ネットワークシス
    テムの動作を模擬するネットワークシミュレータを用い
    て、当該ネットワークシステムへの影響を事前に予測す
    る方法において、 前記稼働状態における伝送路でやりとりされている伝送
    フレーム列を受信時刻と共に取り込み、当該取り込んだ
    伝送フレーム列から前記ネットワークシステムで使用さ
    れている通信手順により定まるコマンド・レスポンスフ
    レームの対応関係を示す情報を基にコマンドフレームを
    抜き出すと共に、当該コマンドフレームに対応するレス
    ポンスフレームを探し出し、両者の受信時刻の差をレス
    ポンス応答時間として求め、前記コマンドフレームの受
    信時刻をコマンドフレーム発生時刻とし、前記コマンド
    フレームの種別とデータ長、対応するレスポンスフレー
    ムの種別とデータ長、前記レスポンス応答時間と前記請
    求項1に記載のコマンド・レスポンス応答特性情報とを
    一つのコマンドフレームデータとして時系列に配列し、
    前記ネットワークシミュレータに入力する実負荷データ
    とすることを特徴とするネットワークシステムの性能予
    測方法。
  3. 【請求項3】 稼働状態にあるネットワークシステムに
    新たな応用手段を追加する際に、前記ネットワークシス
    テムの動作を模擬するネットワークシミュレータを用い
    て、当該ネットワークシステムへの影響を事前に予測す
    る方法において、 前記稼働状態における伝送路でやりとりされている伝送
    フレーム列を受信時刻と共に取り込み、当該取り込んだ
    伝送フレーム列から前記請求項2に記載の方法により作
    成した実負荷データと、前記追加する応用手段が各ノー
    ドへ情報を転送要求する発生時刻と対応するコマンド種
    別、対応するコマンドフレームのデータ長と期待するレ
    スポンス種別、期待するレスポンスフレームのデータ長
    と期待するレスポンスの応答時間からなるコマンド要求
    の時系列であるテストトラフィックを前記ネットワーク
    シミュレータに入力し、各々のコマンド発生に対応して
    前記請求項2に記載のコマンド・レスポンス応答特性情
    報に基づいてレスポンスフレームの発生時刻を変動して
    シミュレートし、実負荷データおよびテストトラフィッ
    クの各々のコマンドに対するレスポンスの応答時間が期
    待した時間以内にあるか否かを判定することを特徴とす
    るネットワークシステムの性能予測方法。
  4. 【請求項4】 稼働状態にあるネットワークシステムに
    新たな応用手段を追加する際に、前記ネットワークシス
    テムの動作を模擬するネットワークシミュレータを用い
    て、当該ネットワークシステムへの影響を事前に予測す
    る装置において、 受信するフレームをその受信時刻と共に記憶する手段
    と、 あらかじめ使用している通信手順に従って作成したコマ
    ンド・レスポンスフレームの対応を示す情報を基に、前
    記受信フレームの記憶手段からコマンドフレームを抜き
    出し対応するレスポンスフレームを探し出す手段と、 前記探し出したレスポンスフレームとコマンドフレーム
    の受信時刻の差を求め、当該受信時刻差に基づいて各ノ
    ードと各コマンドフレームに対応したコマンドレスポン
    ス応答特性情報を作成する手段とを備え、 前記コマンドレスポンス応答特性情報を前記ネットワー
    クシミュレータに入力して性能予測を行なうことを特徴
    とするネットワークシステムの性能予測装置。
  5. 【請求項5】 稼働状態にあるネットワークシステムに
    新たな応用手段を追加する際に、前記ネットワークシス
    テムの動作を模擬するネットワークシミュレータを用い
    て、当該ネットワークシステムへの影響を事前に予測す
    る装置において、 受信するフレームをその受信時刻と共に記憶する手段
    と、 あらかじめ使用している通信手順に従って作成したコマ
    ンド・レスポンスフレームの対応を示す情報を基に、前
    記受信フレームの記憶手段からコマンドフレームを抜き
    出し対応するレスポンスフレームを探し出す手段と、 前記探し出したレスポンスフレームとコマンドフレーム
    の受信時刻の差を求め、当該受信時刻差に基づいて各ノ
    ードと各コマンドフレームに対応したコマンドレスポン
    ス応答特性情報を作成する手段と、 前記受信したフレーム列から前記抜き出したコマンドフ
    レームと対応するレスポンスフレームから、それらの発
    生の対応関係を持った時系列データである実負荷データ
    を作成する手段とを備え、 前記実負荷データを前記ネットワークシミュレータに入
    力して性能予測を行なうことを特徴とするネットワーク
    システムの性能予測装置。
  6. 【請求項6】 稼働状態にあるネットワークシステムに
    新たな応用手段を追加する際に、前記ネットワークシス
    テムの動作を模擬するネットワークシミュレータを用い
    て、当該ネットワークシステムへの影響を事前に予測す
    る装置において、 受信するフレームをその受信時刻と共に記憶する手段
    と、 あらかじめ使用している通信手順に従って作成したコマ
    ンド・レスポンスフレームの対応を示す情報を基に、前
    記受信フレームの記憶手段からコマンドフレームを抜き
    出し対応するレスポンスフレームを探し出す手段と、 前記探し出したレスポンスフレームとコマンドフレーム
    の受信時刻の差を求め、当該受信時刻差に基づいて各ノ
    ードと各コマンドフレームに対応したコマンドレスポン
    ス応答特性情報を作成する手段と、 前記受信したフレーム列から前記抜き出したコマンドフ
    レームと対応するレスポンスフレームから、それらの発
    生の対応関係を持った時系列データである実負荷データ
    を作成する手段と、 前記実負荷データと与えられたテストデータを入力し、
    各々のデータ内のコマンドに対応するレスポンスフレー
    ムの発生時刻を前記コマンドレスポンス応答特性情報に
    基づいて変動してネットワーク負荷データとして作成す
    る手段とを備え、 前記ネットワーク負荷データを前記ネットワークシミュ
    レータに入力して性能予測を行なうことを特徴とするネ
    ットワークシステムの性能予測装置。
  7. 【請求項7】 稼働状態にあるネットワークシステムで
    間欠的に発生する障害に対する発生原因を、前記ネット
    ワークシステムの動作を模擬するネットワークシミュレ
    ータを用いて診断する方法において、 前記稼働状態における伝送路上でやりとりされている伝
    送フレーム列と前記伝送路上の異常として検出できる要
    因の各々を発生時刻と共に取り込み、当該異常要因の発
    生時刻を中心としてあらかじめ指定された時間前後のデ
    ータを有効として、前記ネットワークシステムで使用さ
    れている通信手順により定まるコマンド・レスポンスフ
    レームの対応関係を示す情報を基にコマンドフレームを
    抜き出し、さらに当該コマンドフレームに対応するレス
    ポンスフレームを探し出して対応関係を付け、また対応
    するレスポンスフレームが見つからない場合にはコマン
    ドフレームのデータと空データを対応付け、また障害デ
    ータの場合には障害データ表示と障害データを対応付け
    て時系列データにまとめ、障害箇所を想定して前記ネッ
    トワークシミュレータの構成を変化させる情報と共に前
    記ネットワークシミュレータに入力することを特徴とす
    るネットワークシステムの故障診断方法。
  8. 【請求項8】 稼働状態にあるネットワークシステムで
    間欠的に発生する障害に対する発生原因を、前記ネット
    ワークシステムの動作を模擬するネットワークシミュレ
    ータを用いて診断する方法において、 前記稼働状態における伝送路上でやりとりされている伝
    送フレーム列と前記伝送路上の異常として検出できる要
    因の各々を発生時刻と共に取り込んだデータから作成す
    る時系列データに対して、対応するレスポンスフレーム
    が見つからない場合には、前記請求項1に記載の稼働状
    態における各ノード間でのコマンド・レスポンス応答特
    性情報から該当するレスポンスフレーム応答特性データ
    を抜き出してコマンドフレームとの対応を付けることに
    より時系列データとし、障害箇所を想定して前記ネット
    ワークシミュレータの構成を変化させる情報と共に前記
    ネットワークシミュレータに入力することを特徴とする
    ネットワークシステムの故障診断方法。
  9. 【請求項9】 稼働状態にあるネットワークシステムで
    間欠的に発生する障害に対する発生原因を、前記ネット
    ワークシステムの動作を模擬するネットワークシミュレ
    ータを用いて診断する装置において、 前記稼働状態における伝送路上の異常要因を検出する手
    段と、 前記検出した異常要因と伝送フレーム列とを発生時刻と
    共に取り込む手段と、 前記異常要因の発生時刻を中心としてあらかじめ指定さ
    れた時間前後のデータを切り出す手段と、 前記ネットワークシステムで使用されている通信手順に
    より定まるコマンド・レスポンスフレームの対応関係を
    示す情報を基にコマンドフレームを抜き出し、当該コマ
    ンドフレームに対応するレスポンスフレームを探し出し
    て対応関係を付け、また対応するレスポンスフレームが
    見つからない場合にはコマンドフレームのデータと空デ
    ータを対応付け、また障害データの場合には障害データ
    表示と障害データを対応付けて時系列データにまとめる
    手段とを備え、 前記時系列データを、障害箇所を想定した前記ネットワ
    ークシミュレータの構成を変化させる情報と共に前記ネ
    ットワークシミュレータに入力して故障診断を行なうこ
    とを特徴とするネットワークシステムの故障診断装置。
  10. 【請求項10】 稼働状態にあるネットワークシステム
    で間欠的に発生する障害に対する発生原因を、前記ネッ
    トワークシステムの動作を模擬するネットワークシミュ
    レータを用いて診断する装置において、 前記稼働状態における伝送路上の異常要因を検出する手
    段と、 前記検出した異常要因と伝送フレーム列とを発生時刻と
    共に取り込む手段と、 前記異常要因の発生時刻を中心としてあらかじめ指定さ
    れた時間前後のデータを切り出す手段と、 前記ネットワークシステムで使用されている通信手順に
    より定まるコマンド・レスポンスフレームの対応関係を
    示す情報を基にコマンドフレームを抜き出し、当該コマ
    ンドフレームに対応するレスポンスフレームを探し出し
    て対応関係を付け、また対応するレスポンスフレームが
    見つからない場合には受信フレームを受信時刻と共に記
    憶し、あらかじめ使用されている通信手順に従って作成
    したコマンド・レスポンスフレームの対応を示す情報を
    基に受信フレームの記憶手段からコマンドフレームを抜
    き出し対応するレスポンスフレームを探し出して、当該
    レスポンスフレームとコマンドフレームの受信時刻の差
    を求め、当該受信時刻差に基づいて各ノードと各コマン
    ドフレームに対応したコマンドレスポンス応答特性情報
    を作成する手段により作成されたコマンドレスポンス応
    答特性情報から該当するレスポンスフレームの応答特性
    データと対応を付け、また障害データの場合には障害デ
    ータ表示と障害データを対応付けて時系列データにまと
    める手段とを備え、 前記時系列データを、障害箇所を想定した前記ネットワ
    ークシミュレータの構成を変化させる情報と共に前記ネ
    ットワークシミュレータに入力して故障診断を行なうこ
    とを特徴とするネットワークシステムの故障診断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112272063A (zh) * 2020-10-26 2021-01-26 哈尔滨诺信工大测控技术有限公司 适用于卫星设备测试用的模拟器
CN112559039A (zh) * 2020-12-03 2021-03-26 类人思维(山东)智慧科技有限公司 一种计算机编程用指令集生成方法及系统

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