JPH07584Y2 - 畳 - Google Patents
畳Info
- Publication number
- JPH07584Y2 JPH07584Y2 JP111690U JP111690U JPH07584Y2 JP H07584 Y2 JPH07584 Y2 JP H07584Y2 JP 111690 U JP111690 U JP 111690U JP 111690 U JP111690 U JP 111690U JP H07584 Y2 JPH07584 Y2 JP H07584Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tatami
- tatami mat
- core material
- shape
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は合成樹脂材を畳床に用いた畳の改良に関し、具
体的には発泡せしめた合成樹脂を芯材として用いた畳の
形状改良に関する。
体的には発泡せしめた合成樹脂を芯材として用いた畳の
形状改良に関する。
[従来の技術] 近年、畳床は昔ながらの稲ワラを用いたものに代わり低
価格で造形性と重量的に優れる合成樹脂発泡体を用いた
ものが多く提案されている。
価格で造形性と重量的に優れる合成樹脂発泡体を用いた
ものが多く提案されている。
この合成樹脂発泡体製の畳床を用いた畳は稲ワラ製の畳
床に較べ保湿性が極めて少ないからダニ等の居生を許さ
ず、また温度などに対して経時変化も少ないので耐久性
に優れており広く実施されるようになっている。
床に較べ保湿性が極めて少ないからダニ等の居生を許さ
ず、また温度などに対して経時変化も少ないので耐久性
に優れており広く実施されるようになっている。
この構造を端的に表すものとしては実公昭45−20051号
公報の様なものがある。
公報の様なものがある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、実公昭45−20051号公報で示された様な
畳は、板状に成型した合成樹脂製発泡体の畳床表面に接
着テープを介して畳表を接着固定したものであるから、
該畳床と畳表間はぴったりと密着し僅かの空隙も残さな
いものとなり合成樹脂製発泡体の連通性のなさも災いし
て極めて通気性の悪いものとなっている。
畳は、板状に成型した合成樹脂製発泡体の畳床表面に接
着テープを介して畳表を接着固定したものであるから、
該畳床と畳表間はぴったりと密着し僅かの空隙も残さな
いものとなり合成樹脂製発泡体の連通性のなさも災いし
て極めて通気性の悪いものとなっている。
この欠点を解消しようとして前記畳床中にパイプ穴を埋
設して表面に削設した縦穴と連通せしめる様な複雑な構
造(実公昭47−15503号公報)も提案されたが、造形的
及びコスト的に負担が多く広く実施されるに至っていな
い。
設して表面に削設した縦穴と連通せしめる様な複雑な構
造(実公昭47−15503号公報)も提案されたが、造形的
及びコスト的に負担が多く広く実施されるに至っていな
い。
本考案はこのような欠点に鑑み、簡単な造形工程によっ
て充分な通気性を持ち過大な変形応力にも強い物性を示
す畳を提供することを目的としている。
て充分な通気性を持ち過大な変形応力にも強い物性を示
す畳を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案を図面によって説明すると、第2図に示すよう
に、硬質合成樹脂・特に合成樹脂発泡体を芯材(1)と
し、該芯材(1)に畳表(2)を張付形成した畳であっ
て、前記芯材(1)の畳表(2)を張付る側の表面に所
望凹凸形状を持つ部材を押付け圧縮せしめ第1図に示す
ようにその表面に溝あるいは凹み等の凹部(3)を形成
したことを特徴としている。
に、硬質合成樹脂・特に合成樹脂発泡体を芯材(1)と
し、該芯材(1)に畳表(2)を張付形成した畳であっ
て、前記芯材(1)の畳表(2)を張付る側の表面に所
望凹凸形状を持つ部材を押付け圧縮せしめ第1図に示す
ようにその表面に溝あるいは凹み等の凹部(3)を形成
したことを特徴としている。
[作用] 本考案は上記のような構造をもって以下に示す優れた作
用をなす。
用をなす。
すなわち、芯材(1)に用いる合成樹脂製発泡体は極め
て軽量であってある程度の造形を許す硬度を所有してお
り、この表面に所望形状の凹部(3)を圧縮形成する。
この凹部(3)が形成された表面に畳表(2)を張り合
わせれば、その双方(2)(3)の接触面がぴったり密
着しても前記凹部(3)が適当な空間を形成し良好な通
気性を示す。
て軽量であってある程度の造形を許す硬度を所有してお
り、この表面に所望形状の凹部(3)を圧縮形成する。
この凹部(3)が形成された表面に畳表(2)を張り合
わせれば、その双方(2)(3)の接触面がぴったり密
着しても前記凹部(3)が適当な空間を形成し良好な通
気性を示す。
この凹部(3)は凹凸形状を持つ部材をその表面に圧接
し一定の締付力によって部分的に凹ませるものであり、
表面密度の偏位によって形成される。また、該凹部
(3)を持つ表面は前記のように圧縮形成されているか
らその面全体が強剛性を持ち、二次的圧縮に対して強い
形状維持性を発揮する。
し一定の締付力によって部分的に凹ませるものであり、
表面密度の偏位によって形成される。また、該凹部
(3)を持つ表面は前記のように圧縮形成されているか
らその面全体が強剛性を持ち、二次的圧縮に対して強い
形状維持性を発揮する。
[実施例] 本考案を実施するに、押し付け形成する凹部(3)の形
状は、第1図で示したような網目形状に限らず、例えば
水玉状凹み形状とか針穴形状などのそれぞれが独立した
穴形状も実施可能であり、また小さい凹凸を持つ梨地状
あるいは小メッシュの金網形状など様々なものを造形す
ることが出来る。
状は、第1図で示したような網目形状に限らず、例えば
水玉状凹み形状とか針穴形状などのそれぞれが独立した
穴形状も実施可能であり、また小さい凹凸を持つ梨地状
あるいは小メッシュの金網形状など様々なものを造形す
ることが出来る。
[考案の効果] 本考案の構造によると、極めて簡単に部分的空間部を形
成し高い通気性をもたらすことに成功した。また、畳面
は二次的圧縮に強く、前記凹部(3)の表面肩縁に負荷
が加わってっも従来のように簡単に変形を受け入れるも
のでない。
成し高い通気性をもたらすことに成功した。また、畳面
は二次的圧縮に強く、前記凹部(3)の表面肩縁に負荷
が加わってっも従来のように簡単に変形を受け入れるも
のでない。
このような作用効果は従来から持っている良好な断熱
性、軽量性、衛生性などの特性を少しも犠牲にするもの
でない。
性、軽量性、衛生性などの特性を少しも犠牲にするもの
でない。
第1図は本考案の畳に用いる芯材の一実施例を示す部分
斜視図である。第2図は本考案の畳の断面図である。 1…芯材、2…畳表、3…凹部
斜視図である。第2図は本考案の畳の断面図である。 1…芯材、2…畳表、3…凹部
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂発泡体を芯材(1)とし、該芯材
(1)に畳表(2)を張付形成した畳において;前記芯
材(1)の畳表(2)を張付る側の表面に所望形状の部
材を押し付け圧縮せしめ溝あるいは凹み等の凹部(3)
を形成したことを特徴とする畳。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP111690U JPH07584Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 畳 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP111690U JPH07584Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 畳 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392246U JPH0392246U (ja) | 1991-09-19 |
JPH07584Y2 true JPH07584Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31505040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP111690U Expired - Lifetime JPH07584Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 畳 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07584Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4997657B2 (ja) * | 2006-08-24 | 2012-08-08 | 株式会社小田畳商会 | 水洗い可能な畳 |
-
1990
- 1990-01-09 JP JP111690U patent/JPH07584Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0392246U (ja) | 1991-09-19 |
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